1. TOP
  2. 牛乳
  3. 牛乳は筋肉づくりに効果抜群!筋トレ後の牛乳で効率よく筋肉をつけよう!
Sponsored Link

牛乳は筋肉づくりに効果抜群!筋トレ後の牛乳で効率よく筋肉をつけよう!

牛乳   207 Views

牛乳には、豊富なカルシウムで骨を丈夫にするほかに、「筋肉づくり」にも効果があるのをご存知でしょうか。

筋肉づくりには、栄養素をまんべんなく摂ることが大切ですが、特に次の栄養素は重要です。

・タンパク質:筋肉を構成する

・炭水化物:筋肉を動かすエネルギー源となる

・ビタミンB群:炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を促す

・ビタミンD:筋肉の合成を促す

・亜鉛:筋肉を合成する酵素の成分

・カルシウム:筋肉運動をスムーズにし筋トレ効果を向上させる

牛乳には、豊富なカルシウムはもちろん、これらの栄養素がすべて含まれています。

特に牛乳に含まれるタンパク質には、筋肉に含まれる必須アミノ酸の40%を占める「分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン・ロイシン・イソロイシン)」が豊富に含まれています。

そのため、牛乳を運動の前後など、タイミングを合わせて飲むと、筋肉づくりにとても有効なのです。

ここでは、牛乳が筋肉づくりにどのような効果があるのか、効果的な牛乳の取り入れ方や、飲むタイミングなどを解説していきます。

Contents

牛乳は筋肉づくりに効果がある

牛乳は、タンパク質、炭水化物、乳脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がとてもバランスよく含まれている、栄養価の高い飲み物です。

牛乳の豊富な栄養素は、筋肉づくりにも効果を発揮します。

牛乳は筋肉づくりに必要なタンパク質が豊富

筋肉はタンパク質で構成されているため、タンパク質を意識して摂取することは筋肉づくりの基本です。

牛乳に含まれるタンパク質は、必須アミノ酸9種を始め、19種のアミノ酸がバランスよく含まれる、とても良質なタンパク質です。

筋肉の合成には、必須アミノ酸の中でも「分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン・ロイシン・イソロイシン)」が、とても重要な働きをします。

BCAAは筋肉中の必須アミノ酸の40%を占める

BCAAは、筋肉中の必須アミノ酸の40%を占めるため、筋肉づくりに果たす役割はとても大きいですが、その反面、運動により分解され、喪失する量も多くなります。

そのため、筋肉づくりためには、BCAAを上手に摂ることが大切になります。

牛乳には、このBCAAが豊富に含まれているのです。

BCAAの働き

・筋肉の合成促進

BACCの1つロイシンは、すい臓からのインスリン分泌を促す作用があります。

インスリンは、筋タンパク質の合成を促進する作用があり、筋肉づくりに寄与しています。

・運動中の筋肉の分解抑制

運動中は、筋タンパク質をアミノ酸に分解し、エネルギー源とする働きが亢進します。

筋肉の40%を占めるBCAAは、分解される量も多く、エネルギー源として使われ喪失していきます。

運動前にBCAAを摂取すると、血液中のBCAA濃度が上がり、それをエネルギー源にするため、筋タンパク質の分解を抑えることができます。

・疲労の軽減

運動による中枢性の疲労は、セロトニンが脳に取り込まれることで起こります。

運動中の筋タンパク質の分解により、血液中のBCAA濃度が下がると、脳内へのセロトニン取り込みが増加することが分かっています。

運動前にBCAAを摂取すると、BCAA濃度を維持でき、中枢性の疲労を予防することができます。

・筋肉ダメージの早期修復

運動で筋肉がダメージを受けると、それを修復しようと筋肉の合成が促進されます。

その際、BCAAを摂取すると、ダメージ部位の修復が早く、筋肉の早期の回復につながります。

・BCAA摂取で筋肉量が増える

BCAAは、筋タンパク質の合成を促すとともに、分解を抑制するため、筋タンパク質の合成の方が優位になります。

さらに、筋肉のダメージも早期修復できるため、筋タンパク質の修復より、合成にBCAAを使うことができます。

その結果、筋肉づくりを効率よく進めることができるのです。

BCAAは2,000mg以上摂取すると効果が出現する

BCAAを始めとする必須アミノ酸は、体内では合成できないため、食品を通して摂取しなければなりません。

前述の通り、運動時にBCAA濃度を上げておくと、効果的に筋肉づくりができます。

運動時にBCAA濃度を確実に上げ、維持するためには、運動30分前から運動中にBCAA2,000mg以上の摂取が必要です。

BCAAは、動物性タンパク質に豊富に含まれ、BCAA2,000mg相当量は、次が目安になります。

・卵2個

・牛肉70g

・まぐろの赤身40g

・牛乳コップ2杯

固形物は、運動前や運動中には、消化に時間がかかるため摂取しづらいですが、牛乳ならば運動前でも運動中でも水分補給として摂取することができます。

カゼインは長時間アミノ酸を供給できる

牛乳に含まれるタンパク質のうち、カゼインは80%を占めます。

カゼインは摂取後、胃の中でヨーグルトのように固まり、時間をかけて(5~7時間)ゆっくり消化されていきます。

そのため、筋肉に必要なアミノ酸を長時間にわたり供給することができるため、筋肉づくりにとても効果的です。

牛乳を寝る前に摂取すると、睡眠中もアミノ酸を供給できるため、睡眠中の筋肉の分解を予防でき、効果的な筋肉づくりが期待できます。

ホエイプロテインは吸収が早い

牛乳のタンパク質の20%は、ホエイ(乳清)です。

ホエイは、ヨーグルトやチーズを作る際に出てくる液体部分です。

ホエイは、吸収が早く(1~2時間)、BCAAが豊富に含まれています。

そのため、運動前や運動中のBCAA補給、運動直後の筋肉修復にとても効果的で、今注目のプロテインです。

牛乳は、ホエイも効果的に摂ることができます。

ホエイは他にも、β‐ラクトグロブリン、α‐ラクトアルブミン、ラクトフェリン、免疫グロブリンなどの機能性成分が豊富に含まれ、感染予防、免疫機能向上、腸内環境改善、貧血予防・改善などにも効果を発揮します。

牛乳のタンパク質は吸収率が良い

筋肉づくりを効果的に行うためには、タンパク質を効率良く体内に取り込む必要があります。

「アミノ酸スコア」は、9種の必須アミノ酸のバランスを表す指標で、100に近いほど、体内での利用率の高い良質なタンパク質になります。

牛乳のタンパク質は、アミノ酸スコア100です。

また、タンパク質には、動物性タンパク質(肉・魚・卵・乳製品など)と、植物性タンパク質(米・大豆・小麦など)があります。

体内への吸収率は、動物性タンパク質97%、植物性タンパク質84%と、動物性タンパク質の方が優れています。

牛乳は、アミノ酸スコア100、体内吸収率も良く、効率的にタンパク質を摂取できる優れた飲み物なのです。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、タンパク質:6.6g

1日必要量の約11%摂取することができます。

(タンパク質量1.2g/kg・体重50kgの場合)

牛乳は筋肉づくりに必要な炭水化物も摂れる

筋肉づくりは、タンパク質だけでは効率よく行えません。

筋肉の元になるタンパク質と同時に、筋肉を動かすエネルギー源の炭水化物も重要です。

炭水化物は筋肉を動かすエネルギー源

タンパク質だけを集中して摂取すると、筋肉を動かすエネルギー源が枯渇してしまうため、筋タンパク質を分解し、エネルギー源にするようになります。

筋タンパク質の分解量が多いと、タンパク質をいくら摂っても、効率よく筋肉づくりができません。

そのため、筋肉を動かすエネルギー源も、タンパク質と同時に摂る必要があります。

そのエネルギー源となるのが、炭水化物です。

近年は「糖質カット」が叫ばれだし、炭水化物を避ける傾向があります。

しかし、筋タンパク質の分解を抑え、筋肉づくりを効率よく行うには、炭水化物も十分摂り、筋肉のエネルギー源を確保しておく必要があります。

インスリンの作用で筋肉にグリコーゲンが貯蔵される

炭水化物は、小腸で糖に分解・吸収された後、肝臓に運ばれグリコーゲンとして貯蔵されます。

また、糖の一部は血液中に放出され、血糖値を上昇させますが、その刺激で、すい臓からインスリンが分泌されます。

インスリンは、筋肉への糖の取り込みを促し、グリコーゲンとして貯蔵します。

筋肉は、この貯蔵されたグリコーゲンを筋肉を動かすエネルギー源として利用していきます。

筋肉づくりには炭水化物3:タンパク質1の比率が最適

筋肉のエネルギー源として、運動前・運動後に炭水化物を摂取することは、とても大切です。

炭水化物が不足すると、エネルギー不足で運動パフォーマンスが低下、筋肉づくりにも影響を及ぼします。

筋肉の動きを最良にし、筋肉づくりを効果的に行うには、「炭水化物3:タンパク質1」の比率で栄養補給するとベストです。

牛乳には炭水化物は多くないため、食事時にご飯などの炭水化物をしっかり摂る、運動直前ならバナナなど果物を摂るなどして、炭水化物を十分補給しましょう。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、炭水化物:10g

1日必要量の3~4%摂取することができます。

牛乳は筋肉づくりに必要なビタミンB群が豊富

筋肉づくりには、筋肉の元となるタンパク質、エネルギー源となる炭水化物、脂肪などを効率よく分解・吸収・代謝する必要があります。

ビタミンB群は、これら三大栄養素のエネルギー代謝をサポートする役割があります。

ビタミンB1は炭水化物の代謝をサポート

ビタミンB1は、炭水化物の代謝をサポートし、エネルギーとして利用できるようにします。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、ビタミンB1:0.08mg

1日必要量の約9%を摂取することができます。

ビタミンB2は脂肪の代謝をサポート

ビタミンB2は、脂質の代謝をサポートします。

体脂肪を効率よく代謝させたい時は、ビタミンB2が有効です。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、ビタミンB2:0.3mg

1日必要量の約31.0%を摂取することができます。

ビタミンB6はアミノ酸・タンパク質の再合成をサポート

ビタミンB6は、タンパク質の代謝、そして体内でタンパク質やアミノ酸の再合成をサポートする働きがあります。

筋肉づくりには、欠かせないビタミンです。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、ビタミンB6:0.06mg

1日必要量の約5.0%摂取することができます。

ビタミンB12は貧血を予防

ビタミンB12は、赤血球の形成をサポートし、貧血を予防します。

運動をしている人は、貧血に陥りやすくなります。

特に筋トレをする時は、筋肉を動かすエネルギー源として炭水化物とともに、酸素も多く必要になります。

その酸素を運搬するのが、赤血球内のヘモグロビン(鉄)です。

筋肉づくりを効率良く行うには、酸素を十分供給できるよう、赤血球の生成を促すため、鉄分および、ビタミンB12の摂取が必須になります。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、ビタミンB12:0.62㎍

1日必要量の約25.0%摂取することができます。

牛乳は筋肉づくりに必要なビタミンDが豊富

筋肉づくりには、ビタミンDも重要です。

ビタミンDと言うと、カルシウムの吸収を助け、骨を強くする働きが有名ですが、筋肉づくりにも重要なことが明らかになり、注目されています。

筋芽細胞にビタミンDの受容体があり、筋タンパク質の合成を促進し、分解を抑制することで、筋肉の増強を促す働きが示唆されているのです。

また、ビタミンDは、筋肉の収縮・弛緩の調節にも関与していると言われています。

骨の増強だけでなく、筋肉づくりにも役立つビタミンDは、脂溶性ビタミンのため、脂質とともに摂ると効率よく吸収されます。

牛乳は、乳脂肪が含まれているため、ビタミンDの吸収率も優れています。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、ビタミンD:0.62㎍

1日必要量の約11%摂取することができます。

牛乳は筋肉づくりに必要な亜鉛が豊富

筋肉づくりには、微量元素の亜鉛も重要な役割をします。

亜鉛は、体内で働く多くの酵素の構成成分で、成長ホルモンなどタンパク質の代謝・合成酵素にも含まれています。

亜鉛は、タンパク質の代謝やアミノ酸からの再合成を促すため、筋肉づくりには不可欠なミネラルです。

また、亜鉛が十分に補給されていると、運動によりダメージを受けた筋肉も早期に修復でき、筋肉疲労も最小に抑えられ、効率よく筋肉を作ることができます。

逆に亜鉛が不足すると、筋肉の修復の遅れ、疲労蓄積、筋肉の炎症などが起き、運動をしても効果が現れにくくなります。

他にも、免疫力の低下、味覚障害、貧血などさまざまな症状が現れてきます。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、亜鉛:0.82mg

1日必要量の約10%摂取することができます。

牛乳は筋肉づくりに必要なカルシウムが豊富

カルシウムは、骨の形成だけでなく、体内で神経伝達、ホルモン分泌などさまざまな生体機能を調整する重要なミネラルです。

そして、カルシウムは、筋肉の収縮にも深く関与しています。

カルシウムは筋肉収縮・弛緩を調節する

筋肉の収縮・弛緩は、筋芽細胞内のカルシウム濃度の変化で調節されています。

筋芽細胞には、カルシウムを貯蔵する「筋小胞体」があります。

そのため、平常時は細胞質内のカルシウム濃度は低くなっています。

脳から筋肉を収縮させるよう指令がくると、筋小胞体からカルシウムを放出し、筋芽細胞質内のカルシウム濃度を上昇させます。

そうすると筋肉は収縮し、カルシウムが再度筋小胞体に取り込まれると、筋肉は弛緩します。

この筋肉の収縮・弛緩がスムーズにいくと、運動パフォーマンスの向上につながります。

そのため、カルシウムは常に必要十分量が、体内に補給されていなければなりません。

牛乳コップ1杯(200ml)当たり、カルシウム:227mg

1日必要量の約35%摂取することができます。

カルシウムは筋タンパク質合成の指令をする

筋芽細胞の筋小胞体には、カルシウムが貯蔵されていますが、この中のカルシウム濃度が低下すると、筋タンパク質の合成が始まること明らかになっています。

筋小胞体のカルシウム濃度は、筋肉収縮時にカルシウムが放出されると低下します。

この低下した状態が、筋肉を作る刺激として細胞に伝わり、筋芽細胞が融合し、筋タンパク質が作られていくことが分かりました。

このことは、筋肉づくりには、筋小胞体のカルシウム濃度の低下が必要で、運動による筋肉の収縮は、筋小胞体のカルシウム濃度を下げ、筋肉を作る刺激にもなっていると考えられます。

牛乳の栄養素に関する詳しい内容は「牛乳の栄養価は抜群!成分表叔父・吸収率・子ども・大人への影響など徹底解説!」をぜひご覧ください。

牛乳はストレス軽減効果で筋トレのパフォーマンスを向上させる

筋トレをする際、運動パフォーマンスが良いと効果的に筋肉づくりができます。

運動パフォーマンスを高めるには、栄養成分の摂取とともに、ストレスを低い状態に保つことが大切です。

ストレスは筋トレ効果を低下させる

精神的なストレスは、筋トレのパフォーマンスを下げてしまうことが分かっています。

ストレス値の低いグループと、ストレス値の高いグループで、同じトレーニングを12週間行ったところ、ストレス値の低いグループの方が、筋肉の増加量が多い、という結果が出ました。

ストレスを受けると、体を守るためにさまざまな生体反応が起こります。

その中に、副腎皮質ホルモン「コルチゾール」の増加があります。

コルチゾールは、交感神経を優位にし、血圧や血糖値を上げ、体を戦闘態勢にします。

さらに戦闘に備え、エネルギーを確保しようと、タンパク質をアミノ酸に分解し、肝臓で糖新生を行い、エネルギー源となる糖を作り出します。

そのため、ストレス値の高い状態で筋トレを行うと、筋タンパク質の分解が優位になっているため、思うように筋肉が作られないのです。

さらに、コルチゾールは脂肪を蓄えようとする働きもあるため、体脂肪がつきやすくなり、思うような筋トレ効果が現れにくくなります。

また、ストレス値が高いと、筋トレ後の筋肉の回復が遅れることが分かっています。

・低ストレス状態→ 筋肉回復まで24時間

・高ストレス状態→ 筋肉回復まで96時間

さらに、高ストレス状態では筋肉痛、疲労感も長期間残るという結果が出ました。

筋肉づくりを効果的に行うには、低ストレスの状態で行うことが重要になります。

牛乳はストレス軽減効果がある

牛乳の健康効果の1つに、ストレス軽減効果があります。

牛乳のタンパク質の1つ、カゼインが分解される際に生成される「オピオイドペプチド」と「カルシウム」は、交感神経を鎮静し、副交感神経を優位にする働きがあります。

牛乳を飲むと、たかぶった神経が静まり、ホッと落ち着いた気分になるのは、これらの成分によるものです。

副交感神経が優位になると、血管が広がり血液循環が改善し、心も体もリラックスでき、ストレスの軽減につながります。

牛乳は安眠効果で成長ホルモン分泌を促す

筋肉の元になるタンパク質の合成には、成長ホルモンも欠かせません。

成長ホルモンは、運動後にも分泌されますが、質の良い睡眠中に分泌が促進されます。

牛乳には、睡眠ホルモンであるメラトニンの原料、トリプトファンが含まれています。

トリプトファンがすぐにメラトニンになるのではなく、日光を浴びることで、セロトニンが生成され、そのセロトニンが日没後は、メラトニンになります。

トリプトファン→セロトニン(日中)→メラトニン(夜)

日ごろから牛乳を摂取していると、トリプトファンを十分補給でき、入眠時にメラトニンの分泌が促され、質の良い睡眠をとることができます。

その結果、睡眠中の成長ホルモンの分泌促進が期待できるのです。

筋トレの効果を上げるためにも、牛乳を上手に取り入れ、ストレスの軽減、そして質の良い睡眠を心掛けていきましょう。

牛乳の健康効果についての詳しい内容は「牛乳の効果効能が凄い!飲み方・美肌・筋肉強化・認知症予防など徹底解説!」をぜひご覧ください。

筋肉づくりに効果的な牛乳を飲む適量

筋肉づくりに必要なタンパク質、炭水化物の量は、運動の強度によって変わってきます。

それを踏まえた、牛乳の1日の適量を見ていきましょう。

筋肉づくりに必要なタンパク質の1日量

運動の強度の違いによるタンパク質量の目安は、次の通りです。

・軽度な筋トレ/有酸素運動→ タンパク質量:1.2~1.4g/kg

(体重50kgの場合、60~70g/日)

・強度な筋トレ→ タンパク質量:1.6~1.7g/kg

(体重50kgの場合、80~85g/日)

筋肉づくりに必要な糖質の1日量

運動量の違いによる炭水化物量の目安は、次の通りです。

・軽度な筋トレ/有酸素運動→ 炭水化物量:5~7g/kg

(体重50kgの場合、250~350g/日)

・強度な筋トレ→ 炭水化物量:7~12g/kg

(体重50kgの場合、350~600g/日)

牛乳の1日の適量

一般的な生活での牛乳の1日量は、コップ1~2杯(200~400ml)です。

筋肉づくりに牛乳を取入れる場合は、もう少し多くしてみましょう。

・体重50kgの女性で筋トレをする場合:コップ2~3杯(400~600ml)

・体重70kgの男性が筋トレをする場合:コップ3~4杯(600~800ml)

この量で、おおよそ次のように栄養素を摂取できます。

・タンパク質→ 1日の20~30%

・炭水化物→ 1日の6~12%

・カルシウム→ 1日の68~100%

筋肉の元になるタンパク質も約1/4を補給でき、カルシウムは牛乳だけでもかなりの量を補給できます。

筋肉づくりに効果的な牛乳を飲むタイミング

効率よく筋肉を作るためには、タンパク質を1日数回(3~4時間ごと)に分けて摂取した方が効果的です。

牛乳も1日量を分割し、効率よく取入れていきましょう。

運動する30分前に牛乳を飲む(150~200ml)

運動をすると、筋タンパク質も分解されエネルギー源として使われます。

そのため、運動前に牛乳を摂取しておくと、筋肉の主構成成分のBCAAを補給でき、筋タンパク質の分解を最小限に抑えることができます。

BCAAは、摂取後30分で血液中の濃度が最高値になるため、運動する30分前に牛乳を摂取すると、効果が期待できます。

運動前は、炭水化物も合わせて摂る必要があります。

牛乳の炭水化物も含まれており、タンパク質と同時に摂取することができます。

運動中に牛乳を飲む(150~200ml)

運動中の水分補給に、牛乳を取入れるのも効果的です。

BCAAは運動中、常時使われ喪失していきます。

血液中のBCAA濃度を維持し、筋タンパク質の分解を抑えるために、運動中も少量ずつ牛乳を取入れましょう。

運動直後~30分以内に牛乳を飲む(150~200ml)

筋肉づくりに最も効果があるのは、運動直後~30分以内に飲む牛乳です。

運動後30分は筋タンパク質合成作用が高い

筋肉を作るには、筋肉にある程度のダメージを与えることが必要と言われます。

それは、ダメージを受けた筋肉を修復しようと、筋タンパク質の合成作用が非常に高くなるためです。

この時間は、筋肉の修復をしながら、筋タンパク質がさらに補強するように合成されていくため、筋肉づくりにとても効果的なのです。

筋肉を作るBCAAが豊富な牛乳は、運動後の栄養補給にぴったりです。

運動後は炭水化物も必須

また、タンパク質と同時に炭水化物を摂ると、筋タンパク質合成量がアップすることが分かっています。

運動直後の炭水化物は、0.7g/kg(体重50kgの場合:35g)が理想的です。

牛乳コップ1杯(200ml)には、炭水化物が約10g含まれているため、必要量の約1/3を摂取できます。

寝る前に牛乳を飲む(150~200ml)

牛乳を寝る前に飲むのも、筋肉づくりには有効です。

牛乳は睡眠中の筋タンパク質分解を抑える

筋タンパク質の合成を促す成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。

寝る前に牛乳を飲むと、筋肉の元になるタンパク質を補給でき、睡眠中の筋タンパク質の分解を抑え、合成を優位に促すことができます。

牛乳に含まれるタンパク質は、カゼインが多く含まれています。

カゼインは、消化が穏やかなため、長時間にわたりアミノ酸を補給でき、効果的に筋肉づくりができるのです。

牛乳の安眠効果は成長ホルモンの分泌を促進する

筋肉を作る成長ホルモンは、深い眠りの時に分泌が促進されます。

牛乳にはストレス軽減や安眠効果もあり、質の良い睡眠を促してくれます。

牛乳を夜に飲む効果についての詳しい内容は「夜牛乳を飲む効果は抜群!快眠・便秘・美肌・ダイエットにも効く!」をぜひご覧ください。

全乳と無脂肪乳どちらが効果的か

牛乳は乳脂肪が含まれるため脂肪がつきやすい、と言われ、低脂肪や無脂肪乳を好む人が多く見られます。

しかし、低脂肪や無脂肪乳より全乳を飲んだ方が、筋肉量の増加がみられた、という研究結果があります。

乳脂肪に筋肉量を増やす成分が含まれる

筋肉量の増加は、乳脂肪球の被膜に含まれる「スフィンゴミエリン」の働きによるものと考えられています。

筋肉を動かす脳からの指令は、運動神経を通り筋肉へと伝わります。

運動神経と筋肉のつなぎ目である「神経筋接合部」が十分機能していると、運動神経から筋肉へ指令がスムーズに行き、運動パフォーマンスが向上、その刺激で筋肉量、敏捷性なども向上します。

スフィンゴミエリンは、神経筋接合部の機能を向上させる働きがあると考えられているのです。

低脂肪・無脂肪乳より全乳が効果的

筋肉づくりには、スフィンゴミエリンのように、乳脂肪に含まれる成分も重要な働きをしています。

スフィンゴミエリンは、肌の保湿成分セラミドの原料にもなっています。

また、乳脂肪には、エネルギー消費を高める中鎖脂肪酸(MCT)が多く含まれ、脂肪の分解を促すことも分かっています。

乳脂肪は、筋肉づくり、ダイエット、そして美容にも効果を発揮する成分なのです。

健康と美容のためには、低脂肪や無脂肪乳より、全乳をぜひ取入れてみてください。

牛乳のダイエット効果についての詳しい内容は「牛乳ダイエットの効果は抜群!寝る前・食前・朝・夜・置き換えや方法など徹底解説!牛乳は太る心配無用!飲んだ方がスリムになる牛乳の魅力とは?」をぜひご覧ください。

牛乳の美容効果についての詳しい内容は「牛乳の美容効果は凄い!飲んでも美容パックでも美肌・美髪・美白効果が抜群!」をぜひご覧ください。

まとめ

筋肉づくりには、筋肉の元になるタンパク質だけでなく、炭水化物、ミネラル、ビタミン類などの栄養素もとても重要です。

牛乳には、筋肉の主構成成分となるBCAAを豊富に含む、良質なタンパク質を始め、炭水化物、カルシウム、亜鉛などミネラル、ビタミン類まで、バランスよく含まれ、筋肉づくりには、ぴったりの飲み物です。

また、飲み物のため、運動前や運動後に取り入れやすいのも、利点の1つです。

筋肉づくりを効果的に進めるには、運動の種類や強さから、自分に必要なタンパク質量や炭水化物量を算出し、毎日続けていくことが大切です。

牛乳を毎日の栄養補給に上手に取り入れながら、効率よく筋肉づくりをしていきましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

Feliful (フェリフル)の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Feliful (フェリフル)の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

Media Editor

Media Editor

その他の記事  記事一覧

  • 牛乳は温めても栄養価はそのまま!レンジや鍋で上手に温めて飲もう!

  • 胃痛は牛乳を飲むと治まるのはなぜ?胃を守る牛乳の効果について

  • 牛乳で糖尿病を改善するために毎日飲む!血糖値を抑える牛乳の働きとは

  • 牛乳は筋肉づくりに効果抜群!筋トレ後の牛乳で効率よく筋肉をつけよう!

関連記事

  • 牛乳は温めても栄養価はそのまま!レンジや鍋で上手に温めて飲もう!

  • 牛乳で下痢をする原因は?大人に多い?治す方法・対策・アレルギーとの違いなどを詳しく解説します!

  • 子供は牛乳をいつから飲める?赤ちゃんは1歳から?離乳食に上手に牛乳を取入れる方法!

  • 牛乳の効果効能が凄い!飲み方・美肌・筋肉強化・認知症予防など徹底解説!

  • 牛乳の便秘解消効果が凄い!飲むタイミング・朝・夜での効果の違い・飲み方など徹底解説!

  • 朝牛乳を飲む効果が凄い!ダイエット・便秘解消にも!バナナ・ヨーグルトとも相性抜群!