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酵素の働きなしで生物は生きられない!ダイエットから化学反応まで徹底解説!

酵素   580 Views

酵素は生き物全てに存在するもので、この酵素の働きによって生体活動が左右されます。

酵素の働きを知ることは、身体の機能を知り健康維持・増進に役立てることに繋がります。

酵素は、体内で起こる全ての化学反応を加速させる「触媒」として働いています。

<酵素の主な働き>

  • 酵素は食物を消化吸収し老廃物を排泄する働きがある
  • 酵素は血液を作り出す働きがある
  • 酵素は新しい細胞を作り出す働きがある
  • 酵素はホルモンを合成する働きがある

このほかにも酵素は細胞の新陳代謝を促し、再生や修復などにも関わっているため、あらゆる健康効果があります。

 

ただし、酵素が働くにはいくつかの条件があります。

❶最適温度・・・多くの酵素は体温付近の37℃前後で最も活性する

❷酵素の種類によって違う最適pH・・・多くの酵素は pH 7 前後で最も活性する

❸タンパク質を変性させる重金属イオンや添加物などの有害物質を溜めない

補酵素のビタミン・ミネラルが必要不可欠

これらの条件の整い方次第で、働き方が大きく変わってくるのです。

 

また、酵素の働きを高めるには、

  • 酵素の種類や働き方
  • 酵素の消化・代謝機能との関わり方
  • 酵素の働きとダイエット効果との関係
  • 体内酵素の働きをサポートする食物酵素や栄養素
  • 近年注目される酵素の働き

などの正しい知識を深めることも重要です。

ここでは酵素の働きを高める方法も含めて、酵素の働きに関わる全てを徹底的に解説していきます。

 

Contents

酵素の働きは生物にとって必要不可欠なもの!

酵素とは、動物・植物・微生物など全ての生命体に存在する物質です。

人間は60兆もの細胞から形成され、誕生・分裂の活動を休みなく繰り返しています。

これらの細胞の一つ一つに「酵素」が存在しています。

ありとあらゆる生体活動は、体内の酵素活動によって左右されます。

つまり私達の身体は、体内の酵素の働きによって生命が維持されているのです。

 

酵素の働きは触媒として化学反応を起こすこと

 

私たちの体内では、化学変化が常に起きています。

私たちが食べた物の消化や必要な物質を合成するなど、生体内で起こる化学反応のことを私たちは“代謝”と呼んでいます。

体内の酵素は、自分自身は変化しないまま適合する物質をとらえて、化学反応を素早く起こさせる「触媒」として働いています。

触媒である酵素は、少量のエネルギーで化学変化を加速する力をもっています。

 

酵素の働きは様々な健康効果に繋がる

 

私たちの身体は、約60兆個といわれる細胞で構成され、常に新しく入れ替わっています。

これらの細胞の生まれ変わりは、生命や健康の維持に大きく関わってきます。

酵素には、新陳代謝を高める働きがあります。

新陳代謝とは、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わることです。

 

新陳代謝が良い=細胞と血液がキレイな状態

新陳代謝が良いということは、細胞や血液に余分な老廃物や有害物質が溜まらず、スムーズに細胞の入れ替わりが行われていることを意味します。

血液は体内の不要な老廃物を、体外に排出する「解毒」という大切な働きをしています。

血液がキレイで血流が良ければ、栄養素・酸素・ホルモンなどを全ての細胞に送りやすくなるため細胞が新生されやすくなります。

酵素は、細胞レベルで身体の機能や器官など全ての代謝に関わっているだけに、体質が改善される結果として様々な健康・美容効果があるのです。

 

酵素の様々な効果については「酵素の効果を徹底解説!酵素栄養学の医学的根拠と酵素を摂る本当の意味」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、酵素の様々な効果のほかに酵素栄養学や酵素を摂る意味・酵素の安全性や副作用など酵素の基礎知識を、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

ただし酵素が働くためには、いくつかの条件があります。

酵素の働きを最大限に引き出すためにも、これらの条件を正しく理解しておきましょう。

 

酵素の特質と酵素が働ける環境条件

 

体内酵素の役割は、生命活動をするために必要な化学反応を効率よく引き起こすことにあります。

酵素は特異な性質をもち、温度・pH・タンパク質を変性させる物質などによって働き方が大きく変わってきます。

また、高温や高 pH によって失活した酵素は、温度や pH を最適な環境に戻しても働くことはありません。。

安定した酵素の働きを維持するには、酵素の特質や活性条件を知ったうえで、ベストな体内環境を作る必要があります。

 

一つの酵素が働きかける物質は一つだけ

 

酵素の一番の特徴は、酵素独自の構造にあります。

酵素は全て形が異なり、ひとつひとつの形に合う物質(基質)としか化学反応は起こらないという特徴があります。

これを「基質特異性」といいます。

それぞれの酵素は、自分の形に合った特定の物質(基質)を選び出して取り込み、化学反応を触媒して生成物を作り出します。

目的の生成物を作るためには、様々な酵素によって多くの化学反応が繰り返されていきます。

また、酵素は化学反応を触媒するだけでなく、化学反応の進行を制御する機能もあります。

つまり体内では、必要に応じて必要な量の酵素が生成されているのです。

そのためには、いつでも酵素を生成できる材料の確保が必要になります。

 

酵素には働きやすい温度がある

 

酵素は、温度によっても活性が変わってきます。

酵素の反応速度は、1度変化すると約10%変化するといわれています。

酵素が最もよく働く温度を「最適温度」といいます。

酵素の種類によって最適温度は異なるのですが、酵素が最もよく働ける環境は37℃前後といわれています。

そのためにも体温は、多くの酵素が最も活性化する温度に設定されているといえます。

特に温度が高くなると、酵素はタンパク質が主成分で構成されているため、ほかのタンパク質と同じように構造が変化してしまいます。

 

酵素活性化には血行促進で代謝を高める

体温が1℃下がると、基礎代謝は12%低下するといわれています。

低体温の原因のひとつが、代謝酵素の働きの低下です。

酵素は36℃未満では働きが鈍くなるので、35℃台の低体温下では基礎代謝が落ちてしまいます。

身体の冷えは血行不良をもたらし、必要な栄養素や酸素の運搬が滞るため代謝が低下するのです。

血行促進には、食生活の改善と適度な運動が必要です。

 

酵素は酸で働きが低下する

 

pHも酵素にとっては、大きな影響を与える重要な要素です。

pH(ペーハー)とは、水素イオン濃度のことで、酸性やアルカリ性の傾向きを表すものです。

私たちの正常血液(体液)のpHは、7.35~7.45の弱アルカリ性です。

pH7.35を下回ると酸性になり、pH7.45を越えるとアルカリ性になります。

 

一般的に酵素は、酸性(pH 4以下),アルカリ性(pH9以上)で失活するといわれています。

なぜなら、酵素のタンパク質を主成分とする構造に変性が起こり、酵素が不活性化して機能しなくなってしまうからです。

多くの酵素は中性のpH=7で最も働くといわれますが、酵素のなかには性質や機能によって中性で働くものもあれば、酸性でないと働かないものもあります。

 

<酵素の種類によって違う最適pH> 

アミラーゼ(唾液:デンプン消化酵素)⇨ ほぼ中性のpH=7で最も働く

ペプシン(胃液:タンパク質消化酵素)⇨ 強酸性pH=2で最も働く

トリプシン(すい液中:タンパク質消化酵素)⇨ 弱アルカリ性pH=8で最も働く

 

酵素活性化には酸性とアルカリ性の食品をバランスよく摂り入れる

身体が酸性に傾く最も大きな原因は、食生活の偏りです。

体内環境を弱アルカリ性に維持するには、酸性食品とアルカリ性食品をバランスのよく食べることです。

 

▷▷参考pH = 酸性 < 中性 < アルカリ性 (中性=pH7)

人間の口の中は、ほぼ中性ですが胃の中は胃液によって酸性になっています。

胃内のpHは、空腹時でpH1~1.5、食後でpH4~5になります。

食後2~3時間で徐々にpHは低くなり、空腹時のpH1~1.5に戻ります。

 

ビタミン・ミネラルの働きが必要不可欠

 

ビタミンやミネラルは、『酵素を補助する』役割をもつ重要な成分です。

酵素は単体で化学反応を起こすことができないため、酵素をサポートする『補酵素』が必要になります。

また補酵素単体でも化学反応を起こすことはできないのですが、それ以前に栄養素は酵素がないと分解・吸収されて体内で利用できる状態にならないのです。

 

体内に有害物質が溜まれば酵素の働きは阻害される

 

酵素はタンパク質が主成分のため、タンパク質を変性させる物質があると機能しなくなってしまいます。

それが、重金属イオンや添加物などの有害物質です。

どんなに身体にいい食材を摂取していても、身体に有害物質が溜まったままでは何の意味もないばかりか、むしろ身体に悪影響を及ぼしてしまいます。

本来、人間の身体には、体内の有害物質や毒素を排出する器官が備わっています。

それでも処理能力を上回る量であれば、器官自体が働かなくなってしまいます。

 

今の日本は食物に使える農薬と添加物の種類が、世界でもトップクラスだけに、高い浄化力が重要になってきます。

なぜなら体内の有害物質を排出することによって、はじめて有益な物質が十分に吸収され酵素の効果を発揮することができるからです。

 

有害物質の排出ならデトックスが最も効果的

デトックスで最も効果的な方法が、ファスティング(断食)です。

ファスティングは、美容や健康維持・推進効果が高いことで注目されている健康法のひとつです。

ファスティングは、一定期間固形物を取らずに消化器を休ませて代謝力を高めることで、普段排泄しきれなかった有毒物質のデトックスを行い「身体のリセット」をするというものです。

身体がリセットされると、腸内環境が整い便秘も改善されていきます。

毒素は便から最も多く排出されるといわれ、全体量の75%を占めているのです。

 

定期的なファスティングをすることで、内臓機能を効率的に動かし毒素を排出しやすい身体づくりができます。

 

酵素のファスティングについては「酵素ファスティングの効果はダイエットだけじゃない!やり方・タイミング・おすすめの置き換え選び方などを徹底解説!」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、酵素ファスティングの効果やファスティングの仕組み・失敗しない酵素ファスティングの正しい知識を、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

酵素の生体内での働き

 

体内酵素は細胞内と血液中に存在し、DNAの指令で細胞内で作られ必要なときに活性化されて使われます。

体内の酵素は、化学反応を起こさせる触媒として様々な働きをしています。

 

<酵素の主な働き>

  • 食物を消化吸収し老廃物を排泄する働き
  • 血液を作り出す働き
  • 新しい細胞を作り出す働き
  • ホルモンを合成する働き

 

このほかにも酵素は細胞の新陳代謝を促し、再生や修復などにも関わっているため、人間の生命活動において重要な役割を担っているのです。

また、脳や肝臓でも重要な働きをしています。

 

酵素は脳の働きを支え心と身体のバランスを保っている

 

私たちの心と身体は、自律神経系・内分泌系・免疫系のバランスによって調節されています。

酵素は脳内で神経物質が正常に働くのをサポートして、心と身体のバランスを保つ働きをしています。

実は、神経系が乱れると、消化系にも影響を与えてしまうのです。

健全な内分泌系や神経系働は、必要な栄養を安定供給することによって維持されているため、消化酵素が正常な働きをすることが重要になります。

 

肝臓は400~500種類の酵素が働いている化学工場

 

肝臓内では、400~500種類の酵素が発見されています。

それだけに、多種多様の化学反応が行われる重要な臓器でもあるのです。

肝臓には「生成」「貯蔵」「分解」の3つの大事な働きがあります。

 

❶肝臓の生成の働き・・・吸収された栄養素を身体に適した生成物に作り替える

血液中のブドウ糖やタンパク質は肝臓の中でつくられます。

 

肝臓の貯蔵の働き・・・タンパク質・脂肪・糖質・ビタミン類・ミネラル類などの栄養素を貯蔵する

脂肪を消化するのに必要な胆汁は、コレステロールを材料にして肝臓で作られ、胆のうに蓄えられています。

 

❺肝臓の分解の働き・・・毒物や老廃物を分解して排泄しやすい形に変える

体外から入ってきた毒物や、腸内細菌によって生産される毒物を解毒します。

お酒を飲んだときのアルコール分は、肝臓で分解・処理されます。

 

これらの肝臓の働きには、全て酵素が関与しています。

 

酵素の種類とそれぞれの働き

 

体内には多くの酵素が存在していますが、種類によって身体への働きかけ方が全く違います。

生物学的に酵素は働き方によって6種類に分類されますが、酵素栄養学では2つに分類されます。

それが、人体が体内で作り出す「体内酵素」と、食物に含まれる「体外酵素」です。

さらに体内酵素は、「代謝酵素」と「消化酵素」の2つに分けられます。

消化酵素も代謝酵素のひとつなのですが、栄養素が体内に摂り込まれる前の消化器官内なので、代謝酵素と分けて扱われています。

そして、体内酵素と一緒に取り上げられるのが「食物酵素」です。

健康や美容面においては、この「消化酵素」「代謝酵素」「食物酵素」が大きく関係しています。

酵素の働きを正しく理解するには、まずこれらの酵素の働きを知る必要があります。

 

ここからは、「代謝酵素」「消化酵素」と合わせて「食物酵素」の正しい基礎知識を解説していきます。

 

酵素の重要な働きの「代謝」と「消化」の役割

 

体内酵素には、「代謝」と「消化」という2つの重要な役割があることが分かっています。

「消化」とは、消化酵素によって食べ物を分子レベルにまで分解することをいいます。

この消化に使われるエネルギーは、体内で作られるエネルギーの8割が使われ、フルマラソンに匹敵するほどのエネルギーが必要だといわれています。

それだけに過剰な食物の消化は、胃や腸などの消化器官に負担をかけることになるのです。

食べ物は胃の中で約5時間、小腸の中で約8時間かけて分解・消化されます。

この消化が十分にされなければ、摂取した栄養素は吸収されないのです。

逆に食べ過ぎると、分子レベルにまで分解されないまま、小腸から体内に入り込み血液を汚す原因になります。

 

一方の「代謝」とは、栄養を吸収してエネルギーを取り出し、そのエネルギーを使って身体の組織や器官を再生・修復して健全に機能させることをいいます。

そのため、酵素が「代謝」の働きを十分に行えるように、食物酵素を体外から摂取して消化に負担がかからないようにすることが重要になります。

代謝が良くなれば、体調が改善され免疫力も向上していきます。

 

代謝酵素の働きと代謝機能との関係

 

「代謝酵素」は、吸収された栄養素からエネルギーを作り出すほかにも、有害物質の処理・排泄・免疫機能・自然治癒力の維持・細胞の修復・神経やホルモンのバランス調整・代謝促進・身体の調節機能など、生命活動に関わる全ての代謝に酵素が関与しています。

代謝酵素は重要な働きのなかでも、ミトコンドリアの働きと深い関係があります。

 

代謝酵素の働きはミトコンドリアに必要不可欠なもの

 

ミトコンドリアは細胞の全てに存在していて、各細胞が活動するために必要なエネルギーを生産する働きをしています。

それ以外にも、多様な代謝や細胞機能の調節などにも大きく関わっています。

身体の衰えがエネルギーをつくる能力の低下であることからも、ミトコンドリアが健康や若返りに密接に関わりを持っていることが最新の研究で明らかになっています。

 

細胞内のミトコンドリアで作られるエネルギーを「ATP」と呼びます。

このATPは、体内の様々な生命活動のために必要不可欠なもので、このATPを作り出す全ての反応に酵素が必要とされます。

これに深く関わっている酵素が、「ATPアーゼ」です。

またミトコンドリアの栄養は腸の腸内フローラから送られてくるため、酵素の腸内細菌を正常化する働きも重要となります。

さらに酵素は細胞内の「解毒」をする働きで、細胞新生やミトコンドリアによるエネルギー変換を促進します。

つまり酵素は、私たちの生命力の源であるミトコンドリアの働きを支える重要な役目を果たしてくれているのです。

 

そのほかにも、近年注目されている酵素の働きがあります。

それが、「カタラーゼ」と「テロメラーゼ」です。

 

近年注目されている代謝酵素の働き

 

近年注目されている酵素に、「カタラーゼ」と「テロメラーゼ」があります。

「カタラーゼ」は、ミトコンドリアで発生する活性酸素を無害化する酵素です。

「テロメラーゼ」は、若返りや老化に関与している酵素です。

 

酵素のカタラーゼが過酸化水素を分解する働き

ミトコンドリアでのエネルギー代謝には、副産物として細胞内に過酸化水素を発生します。

過酸化水素は活性酸素の一種で、脂肪酸・生体膜・DNAなどを酸化させて傷つけてしまいます。

また近年になり過酸化水素の蓄積は、白髪の原因の一つであることも明らかになりました。

カタラーゼは、代謝の過程で発生する過酸化水素を水と酸素に分解し、発生量を抑える働きをします。

また、カタラーゼは抗酸化作用だけではなく、食べ物を分解して吸収しやすくする重要な役割も担っています。

 

カタラーゼは「解毒酵素」でもあるため肝臓に多く含まれていますが、唾液にもアミラーゼのほかにカタラーゼが含まれています。

今注目されている梅干しは、カタラーゼの分泌を促進させる抗酸化食品ともいわれています。

 

酵素のテロメラーゼが若返りや老化に関係する働き

細胞の染色体の端には「テロメア」という部分があります。

テロメアは、大切な遺伝情報を保護する役目を担っています。

このテロメアが短くなることが、老化の本質だということが分かっています。

テロメラーゼ酵素の活性が低い細胞は、細胞分裂を繰り返すたびにテロメアが短くなり、最終的に細胞分裂が停止していきます。

これが「老化」という現象です。

テロメラーゼ酵素は、細胞分裂に伴うテロメアの短縮を防ぐだけでなく、覆すこともできるため老化をストップさせて若返る効果があるというのです。

さらに最近の研究では、テロメラーゼ酵素によって、人の寿命が長くなることまでわかってきています。

 

消化酵素の働きと消化機能との関係

 

消化器官は栄養分となる食物を消化・吸収する働きをしているため、生命を維持する重要な役割を担っている器官です。

正確には、消化は胃や腸の消化器官が行うのでなく、そこから分泌される「消化酵素」が行っています。

実は、胃は強い消化能力をもっているにも関わらず、最大の栄養源である糖類を分解する能力をもっていないのです。

 

一般的に消化器系は、胃や腸の消化器官と消化に関係している唾液腺、肝臓・胆嚢・膵臓などの器官を指します。

胆汁と膵液は、小腸での栄養素の吸収を助ける働きをしています。

胆汁は肝臓で作られ、胆嚢(胆のう)で胆汁を濃縮して放出します。

膵臓で作られる膵液は何でも分解できる消化液でもあり、酸性の胃液を中和する働きをもっています。

 

消化酵素は消化液に含まれていて、食物の中の栄養分を吸収しやすい形にまで分解する働きをします。

そのため消化酵素が不足すると消化や分解が不十分となり、未消化物質が腸内に溜まることで悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが崩れて身体に害を及ぼすことになります。

 

消化酵素の働きは消化に必要不可欠なもの

 

消化酵素は、食べた物を消化する際に必要な酵素です。

たとえ良い食物を食べても、栄養を身体に吸収するには、消化酵素によって分解・消化されなければ身体に栄養を吸収できないのです。

消化酵素には8つの主要消化酵素があり、それぞれ異なる種類の食べ物を分解します。

  • プロテアーゼ・・・タンパク質を分解する酵素
  • アミラーゼ・・・・・炭水化物を分解する酵素
  • リパーゼ・・・・・・・脂質を分解する酵素
  • セルラーゼ・・・・・食物繊維を分解する酵素
  • マルターゼ・・・・・穀物由来の複合糖分をグルコースに変化させる酵素
  • ラクターゼ・・・・・乳製品に含まれる乳糖でラクトースを分解する酵素
  • フィターゼ・・・・・消化全体を助け、ビタミンBを生成する酵素
  • スクラーゼ・・・・・全ての糖分を分解する酵素

 

なかでも、三大栄養素を分解する重要な3つの酵素の働きを見てみましょう!

 

タンパク質分解酵素の働き

プロテアーゼは,タンパク質をアミノ酸に分解する酵素です。

プロテアーゼは胃液などに含まれていて、種類によって最適 pHが大きく異なり、加熱すると壊れてしまうのが特徴です。

プロテアーゼは、消化されにくいタンパク質の分解を促して、腸の負担を軽減してくれます。

プロテアーゼを多く含んだ食品を摂取すれば、暴飲暴食などによる消化不良での胃もたれや胸やけなどを解消してくれます。

 

プロテアーゼを多く含む食品の種類は意外と多く、固有の名称をもつプロテアーゼもあります。

 

  • パパイヤに含まれるプロテアーゼ   ⇨ パパイン
  • パイナップルに含まれるプロテアーゼ ⇨ ブロメライン
  • キウイに含まれるプロテアーゼ    ⇨ アクチニジン
  • イチジクに含まれるプロテアーゼ   ⇨ フィシン

 

デンプン分解酵素の働き

アミラーゼはデンプンをブドウ糖に分解する酵素で,別名ジアスターゼとも呼ばれています。

唾液とすい臓から分泌される消化酵素で,比較的熱に強い種類が多く存在するのが特徴です。

太る原因として、最大の天敵といわれているのが炭水化物です。

アミラーゼを多く含んだ食品を摂取すれば、消化が進みエネルギーを体内に取り入れやすくなるので、脂肪がつきにくくなります。

野菜の甘味成分は、アミラーゼの働きによるものです。

 

脂肪分解酵素の働き

リパーゼは、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する酵素です。

リパーゼは膵臓から分泌される消化酵素で、消化の際に膵臓から分泌されますが、「空腹時」「運動時」にホルモンからの働きかけによっても分泌されます。

リパーゼは膵臓から分泌される消化酵素で,熱に弱いものが多いのが特徴です。

リパーゼを多く含んだ食品を摂取すれば、代謝がUPして蓄積されている脂肪細胞を分解してくれるのでダイエットに活用できます。

 

食物酵素の種類と働き

 

体外から摂り入れる食物酵素は、動物酵素、発酵酵素、植物酵素に分類ができます。

 

●動物酵素  刺身など生の魚介類や生の肉

●発酵酵素  納豆やキムチ・漬物・ヨーグルトなどの発酵食品

●植物酵素  野菜・果物・海藻などに含まれる酵素

 

動物性酵素は、植物性酵素によってのみ活性化されます。

人間の身体は、動物性酵素単独だけの働きでは、ある一定の制限を越えると適正な働きをしなくなるので病気にかかりやすくなります。

肉食だけの食生活を続けていると健康な身体を維持できないため、野菜を多く食べることが大切なことなのです。

 

「植物酵素」と「食物酵素」は名前がよく似ているため、違いを解説しておきましょう!

 

食物酵素と植物酵素の働きの違い

 

食物酵素・・・生の食物から加工品全ての食べ物に含まれる酵素

食物酵素は野菜や果物以外にも、酵母菌などを入れた加工品(発酵食品など)も含む食べ物に含まれる酵素全般を指します。

食物酵素は、消化酵素のサポートする働きをします。

食物酵素が含まれた食材は、胃で消化される事前に消化されやすいように「自己消化」をしてくれます。

消化の負担が軽減されれば消化にかかるエネルギーが軽減され、代謝力を高めることができます。

 

植物酵素・・・100%自然の野菜・果物などの素材に含まれる植物由来の酵素

植物酵素は、人の手が加えられることのない100%の野菜・果物などの自然素材に含まれる酵素を指します。

植物性酵素は、自然の素材から採られた植物由来なので、体に負担をかけることなく摂り入れることができます。

 

植物性酵素の働きは

  • 代謝がUPして脂肪燃焼しやすくなる
  • 老廃物を促し肌のキメが整う
  • 血行が良くなり冷え性が改善される
  • 身体が疲れにくくなる

また植物酵素は、癌のリスクを低下させメタボリック解消にも期待されています。

 

ただし、植物酵素を体に入れるには1日約800gの生の野菜・果物を食べないと効果を発揮しないといわれています。

 

体内酵素の働きをサポートする栄養素

 

ビタミン・ミネラルは体内で補酵素の役割や、酵素の材料(基質)として体内酵素の働きに深く関わっている重要な栄養素です。

体内酵素の働きとどのように関わっているかを、もう少し詳しく見てみることにしましょう。

 

ビタミンは一つ足りないだけで酵素の働きが妨げられる

 

ビタミンは、補酵素として働かなくても酵素の材料にもなる栄養素です。

酵素の反応を促進したりするビタミンも含めれば、全てのビタミンが酵素と関わりのある栄養素といえます。

 

ビタミンは複数の酵素に補酵素として働く場合も多いため、一つのビタミンが不足することで複数の酵素の働きが妨げられることがあります。

そのためビタミンが一つ足りないだけで、様々な体調不良が同時に発生してしまいます。

また、ビタミンは補酵素の働きだけでなく、様々な形で身体の働きに作用します。

特にビタミンB2は、脂肪をエネルギーに変える酵素を助けるため、ダイエットに必要なビタミンです。

 

ミネラルは体内にある酵素の量に対してしか働かない

 

ミネラルは、酵素の働きを補助する働きがあります。

  • カルシウム・・・酵素の働きを促進する働きがある
  • 亜鉛・・・・・・・・・アルコール分解酵素を補助する働きがある
  • 鉄・・・・・・・・・・・活性酸素を除去する酵素の補助をする働きがある

 

このほかにも、エネルギーを作る酵素や、情報伝達を司る酵素の補所をするミネラルもあります。

ミネラルは酵素が働くために必要なものですが、いくら多く摂取しても体内にある酵素の量に対してしか働かないものです。

 

必須ミネラルは有害ミネラルを排出する働きもある

 

実は、ミネラルには良いミネラルと悪いミネラルがあります。

悪いミネラルとは『重金属』と呼ばれるミネラルで、水銀・ストロンチウム・カドミウム・ヒ素・鉛などは、人間の身体に有害な作用を引き起こします。

悪いミネラルは通常の状態では排出されにくいため、身体の中に蓄積されていきます。

これらの重金属は、神経障害・貧血・アレルギー症状・動脈硬化・アルツハイマー病・パーキンソン病などの病気と関係があるといわれています。

悪いミネラルを排出するのに最も有効なのが酵素デトックスですが、必須ミネラルにも悪いミネラルを排出する働きがあります。

 

必須ミネラルは人体に含まれる量によって、主要ミネラル7種類と微量ミネラル9種類の2つに分けられます。

  • 『主要ミネラル』・・・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・リン・塩素・硫黄
  • 『微量ミネラル』・・・鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレニウム・モリブデン・クロム・フッ素

 

この必須ミネラルのなかに、有害ミネラルの排出を促進するミネラルがあります。

 

<有害ミネラルを排出する必須ミネラル>

「有害ミネラル」   「対抗ミネラル」

鉛       ⇔  カルシウム・亜鉛・鉄

水銀      ⇔  セレニウム・亜鉛

カドミウム   ⇔  亜鉛

ヒ素      ⇔  セレニウム

アルミニウム  ⇔  マグネシウム・鉄

ベリリウム   ⇔  セレニウム

 

ミネラルは人間の体内では作ることができないため、食べ物から摂る必要があります。

 

マグネシウムには代謝を良くする働きがある

 

マグネシウムは、代謝を活発にする働きがあります。

マグネシウムは、筋肉のエネルギー消費を促す酵素を活性化させて基礎代謝をUPさせます。

マグネシウムが不足するとエネルギー消費をはじめ、便通や血の流れなど様々な代謝機能が落ちて痩せにくい身体になってしまうのです。

 

酵素の消化と代謝の働きがダイエットに大きく関わっている

 

私たちが食べたものは消化・分解され、腸などの細胞から血液中に吸収されて、各細胞に運搬されていきます。

消化・分解されなかったものが腸内に溜まると、脂肪として蓄積されやすくなるのです。

この「消化・吸収・運搬・排出」という一連の作業には、体内で作られるエネルギーの8割が使われているといわれています。

それだけに食物の過剰な摂取は、消化に負担がかかり代謝が低下する原因になるのです。

 

代謝の働きは、大きく2つに分けられます。

❶新陳代謝・・・古くなった細胞を新しくつくり替える

❷栄養素をエネルギーに変換する代謝・・・身体を動かしたり内臓を機能させるエネルギーを作る

これら2つの化学反応が行われる過程で、不要な老廃物が体外へ排出されます。

ところが、エネルギーに変換する代謝能力が低いと、食べたものが燃焼されず余ったものが脂肪になってしまいます。

つまり代謝が下がれば、エネルギーが余り太りやすくなるのです。

 

素のダイエット効果については「酵素ダイエットの効果が本当に凄い!リバウンドなし!その理由と方法、サプリの役割を徹底解説!」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、酵素ダイエットを成功させるための「心がけるべきルール」や、確実な酵素ダイエットの効果を得るための実践方法や正しい知識などを、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

食物酵素と同様の働きをする酵素サプリと酵素ドリンク

 

酵素サプリや酵素ドリンクは、栄養素が分解された状態になっているため、身体に摂り込みやすくなっています。

酵素サプリや酵素ドリンクを、バランスのとれた食事に取り入れることで、不足した栄養素を補い代謝や消化をスムーズにしてくれます。

つまり食事をとる前に摂取することによって、食物酵素を含む食物自身が自己消化(事前消化)をするのと同様の働きをすることで、食べ物の消化や吸収をスムーズにしてくれるのです。

また、酵素によって生み出された成分が、豊富に含まれていることで酵素の生成や働きも促してくれます。

 

酵素サプリの情報は「酵素サプリのおすすめは無添加の生酵素!ダイエット効果を酵素ドリンクと徹底比較」詳しく解説しています! 

こちらの記事では、酵素サプリの正しい飲み方や選び方・酵素サプリと酵素ドリンクの使い分けなどを、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

酵素ドリンクの情報は「酵素ドリンクのダイエット効果効能が凄い!断食・ファスティング・割り方など徹底解説!」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、酵素ドリンクの効果と正しい飲み方や選び方、より効率的なダイエット効果を確実に得る方法などを、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

高温でも働く酵素を含む発酵食品の働き

 

発酵食品の摂取は、消化から排泄に関わる一連の働きを、軽減してくれるという利点があります。

なぜなら発酵食品は、酵素や酵母などの微生物の働きによって、胃で消化される前にある程度消化されているからです。

これを「事前消化」といいます。

また、発酵食品は「善玉菌」を多く含んでいるため、腸内環境を整えて消化から排泄までの働きがスムーズに流れていきます。

それだけでなく発酵することで、多種多様の酵素や栄養素が生み出されるのです。

 

このような発酵食品を作り出す酵母や酵素の働きを知ったうえで、上手に食生活に摂り入れていくことは大切なことです。

そのためにも、酵母の働きについての正しい知識をもっておきましょう。

 

酵素と酵母の働きの違い

 

酵素は、栄養の消化や吸収といった生命活動の全ての代謝に関わる働きをします。

酵母とは酵素を生み出す微生物のことです。

酵母は熱や胃酸に強く、腸まで届いて腸内細菌のバランスを整えたり、善玉菌のエサになることで腸内細菌を改善する働きをします。

腸内環境が整うことで、免疫力を高め生活習慣病を予防してくれます。

また、腸内で消化酵素を生み出すため、消化を助けて栄養素を吸収しやすくします。

 

酵母が糖を分解して「発酵」を起こす働き

微生物である酵母は、人間と同じようにミトコンドリアで酸素を使ってエネルギーを生み出して生命を維持しています。

酵母の凄さは、酸素がなくなると「発酵」という方法で、糖分をアルコールと炭酸ガスに分解してエネルギーを自ら生み出すことをすることです。

私たちは、酵母の「発酵」の仕組みを利用して、食品の製造に広く活用しています。

そして私たちの身体への健康効果として、「発酵」によって糖分が分解されることが血糖値とインスリンの上昇を抑え、発生した炭酸ガスには腸を刺激して便通を良くする働きがあります。

さらに酵母には「栄養の宝庫」と呼べるほどの様々な栄養素が含まれています。

 

<酵母に含まれている豊富な栄養素>

・必須アミノ酸・・・・・肉や骨などからだを構成しエネルギー代謝にも関わる

・ビタミンB群・・・・・エネルギー代謝や疲労回復、免疫力の向上に関わる

・核酸・・・・・・・・・・・・・細胞の新陳代謝に深く関わる

・ベータグルカン・・・食物繊維の一種で免疫力を高める働きがある

・グルタチオン・・・・・毒素を外に出す解毒作用と強い抗酸化作用がある

 

なかでも必須アミノ酸やビタミンB群・核酸といった栄養素は、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝に深く関わっているため非常に大切な栄養素です。

 

酵素と酵母を一緒に摂ると痩せやすい体質になる働き 

酵母には、酵素が働くために必要な補酵素のビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

酵母は生きている間は、腸内で糖の分解を行いながら酵素を生み出す働きをします。

死んでからは善玉菌のエサになり、胃腸内細菌を整える働きをします。

善玉菌が活性化すれば、酵素も同時に活性化されます。

つまり酵素と酵母を一緒に摂取すると、腸内環境が整い酵素の生成や働きを、より活性化させることができるのです。

ただし酵素と酵母を同時に摂るダイエットは、痩せやすい体質づくりが目的の場合に限ります。

短期間でのダイエットが目的の場合は、酵素ドリンクでのファスティングが有効です。

 

麹菌は酵素の種類や量を生み出す働きが強い

 

麹菌は他の微生物と共生する微生物で、大量の酵素を生産します。

発酵食品が健康や美容に良いといわれるのは、麹菌の“酵素”生産力が強いからです。

微生物のなかでも麹菌が作る酵素は、種類や量が最も多いといわれ様々な発酵食品に使われています。

 

米麹には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ナイアシンなど、特にビタミンB群が豊富に含まれています。

ビタミンB群は肌・爪・髪を健康に保ち、疲労回復や多くの代謝機能にも関わっています。

 

納豆が生み出す酵素の血栓を溶かす強力な働き

納豆は、煮豆に納豆菌を加え、発酵させてできるものです。

ナットウキナーゼは、納豆菌が大豆を餌にして作りだす酵素です。

ナットウキナーゼのほとんどは、納豆のネバリ物質の中に含まれています。

この酵素は、臨床で使われる血栓用の薬よりも強力な血栓溶解作用があるといいます。

 

体内には血栓を作り出す酵素が数種類かありますが、血栓を分解・溶解する酵素は「プラスミン」という一種類の酵素だけで、ナットウキナーゼは「プラスミン」と同様の働きをします。

食品のなかでも、ナットウキナーゼのような血の凝固を防ぎ、血栓を溶かす酵素を含んでいるのは納豆だけといわれています。

 

納豆のナットウキナーゼ酵素については「ナットウキナーゼに効果がないのは本当・嘘?時間・血圧・血栓等への効果と働きを徹底解説!」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、ナットウキナーゼの効果効能や効果的な摂取のタイミングや摂取量・副作用などを、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

酵素が豊富な食品は酵素の働きを活性化させる

 

酵素は、新鮮な生の食べ物に含まれています。

ただし生のまま食べても、酵素は胃液などで分解されてしまい、酵素そのものが吸収されることはないのです。

では、酵素が豊富な食品を食べる意味は、どこにあるのでしょうか?

 

酵素が豊富に含まれた食品は、食べた食物自体を自己分解「事前消化」して不完全な未消化物を作らせず、消化吸収機能を活性化する働きをしてくれるのです。

また、消化酵素の働きをサポートするだけではなく、良質の体内酵素を合成するための栄養素を豊富に含んでいます。

 

食物酵素を活性化させる働きがある酢の働き

調味料のなかでも「酢」は、様々な作用をもつ健康食品です。

  • 疲労を回復させる
  • カルシウムの吸収を高める
  • 血糖値をコントロールする
  • 血圧を抑制する

実はこのほかに、食物酵素を活性化させる働きもあるのです。

バルサミコ酢・穀物酢・果物酢など、酢にはさまざまな種類がありますが、特におすすめなのが「黒酢」です。

黒酢には、良質のアミノ酸やクエン酸が豊富に含まれています。

 

酵素が豊富に含まれる食品については「酵素を食品から効果的に摂取する方法や作り方などを徹底解説!」で詳しく解説しています。

こちらの記事では、酵素が豊富に含まれている食品の種類や、正しい酵素の知識や酵素を効果的に摂取する方法などを、分かりやすく解説していますので是非こちらも参考にしてください!

 

食品以外の身近な酵素の働き

 

昔から酵素は、食品の製造に様々な形で利用されています。

日本酒の製造には、米のデンプンを分解して糖にするために、麹菌がつくり出す酵素を利用します。

ヨーグルトの製造には、牛乳の中の乳糖を乳酸に変えるために、乳酸菌の中の酵素を利用します。

そのほかにも酵素は様々な食品に利用されていますが、食品以外にも生活面でも酵素は多く利用されています。

一般的によく知られているのが、洗剤に酵素が配合されていることでしょう。

 

洗剤に使われる酵素の働き

 

洗剤によく配合される酵素は、加水分解反応を触媒する酵素です。

加水分解反応とは、化合物が水と反応することによって起こる分解反応のことをいいます。

 

<洗剤に使用される酵素>

  • プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)・・・衣類汚れのタンパク質を分解する働き
  • リパーゼ(脂肪分解酵素)・・・皮脂汚れや、動植物油脂を分解する働き
  • アミラーゼ(デンプン分解酵素)・・・食品由来の汚れを分解する働き
  • セルラーゼ(繊維分解酵素)・・・繊維に閉じ込められた汚れを解き放つ働き

 

洗剤には、酵素がもつ汚れの分解を速めるパワーが利用されています。

 

化粧品に使われる酵素の働き

 

化粧品によく配合される酵素は、タンパク質を分解する働きがある酵素です。

つまりピーリングと同じ効果があり、使い続ければ毛穴の黒ずみを除去して徐々に肌質が変わっていきます。

そのほかにも、美肌効果に繋がる様々な働きがあります。

 

<酵素の美肌に繋がる働き>

  • 抗酸化作用でシミやソバカスを美白する働き
  • 肌を紫外線からバリアする働き
  • 保湿効果に優れ肌に潤いを与えて閉じ込める働き
  • 殺菌作用で肌のニキビ菌を殺菌する働き
  • 消炎作用でニキビや炎症した肌荒れを沈静化する働き

化粧品には、肌の古い角質を取り除くパワーが利用されています。

 

まとめ:酵素の働きで健康レベルが左右される

 

健康な状態は、体内で起こる何千もの代謝の全てがスムーズに行われていることです。

全ての代謝は酵素がなくては行えないため、何よりもまず酵素の生成が確実に行われる必要があります。

体内酵素が確実に生成され、スムーズな働きを実現するには多くの栄養素が必要です。

そのため酵素の最も重要な働きは、食物を消化吸収し老廃物を排泄する働きです。

そのほかにも、

  • 酵素は血液を作り出す働きがある
  • 酵素は新しい細胞を作り出し修復する働きがある
  • 酵素はホルモンを合成する働きがある
  • 酵素は細胞の新陳代謝を促す働きがある

など、多くの体内代謝に関わっています。

 

ただし、補酵素の確保や体内環境条件が揃わないと、酵素は働くことができないため

❶体温付近の37℃前後の温度をキープする

❷ pH = 7 前後をキープする(酵素の種類によって違う)

❸重金属イオンや添加物などの有害物質を体内から排除する

❹補酵素のビタミン・ミネラルを必ず確保する

これらの条件を整えることで、はじめて酵素の働きが活性化するのです。

 

酵素力を最大限に引き出すには、重要な酵素の種類の働きや消化・代謝機能などの体内代謝の関わりなどの知識をもつことです。

酵素の働きの正しい知識は、本来身体がもつ代謝の機能で健康や美容・ダイエット効果を確実に引き出すことに繋がります。

最高の健康とは、細胞や血液に余分な老廃物や有害物質が溜まらず、スムーズに代謝が行われ細胞の入れ替わりが活発であるということです。

そのためにも正しい知識を得て、酵素が豊富な食品や生ジュース・酵素サプリ・酵素ドリンクなどを上手に利用して、スムーズな「消化」「吸収」「排泄」ができる身体作りを目指しましょう!

 

 

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