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牛乳は血圧を下げる効果あり!毎日の牛乳習慣で高血圧が改善できる!

牛乳   217 Views

牛乳は栄養素がバランスよく含まれ、カルシウムによる骨の健康を始め、多くの健康効果が実証されています。

その中の1つに「血圧を下げる」効果があります。

高血圧は、高齢化社会になった日本において、非常に有病率が高い疾患で、4000万人以上の高血圧患者がいると推定されています。

高血圧は、自覚症状に乏しいため放置している人も多く、知らないうちに動脈硬化が進行し、脳出血・脳梗塞、狭心症・心筋梗塞など、生命を脅かす疾患につながる可能性の高い病気です。

高血圧は、食事や生活習慣が要因になることが多く、日ごろから食生活には注意が必要です。

牛乳には、血圧を下げる作用があるため、毎日の食生活に取入れていくと、高血圧予防にとても効果的です。

血圧を下げる働きをする牛乳の成分には、次のような栄養素がありますす。

・カルシウム

・乳タンパク由来ペプチド

・カリウム

他にも次のような牛乳の健康効果は、血圧を下げる働きにつながります。

・牛乳の肥満予防・改善効果

・牛乳の動脈硬化予防・改善効果

・牛乳の血糖値上昇抑制効果

・牛乳のリラックス効果

・牛乳の入眠を促す効果

・牛乳の血管老化予防・抑制効果

牛乳には多くの栄養素が含まれているため、体内で多方面から働きかけ、血圧を下げる効果を発揮するのです。

ここでは、牛乳の成分による血圧が下がるメカニズム、牛乳の健康効果による血圧への作用、血圧を下げる効果的な牛乳の飲み方などについて詳しく解説していきます。

 

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Contents

牛乳の成分による血圧を下げる効果

牛乳には血圧を下げるよう働く有効成分が含まれ、それぞれが相互作用しながら血圧を下げる効果を発揮します。

牛乳のカルシウムによる血圧を下げる効果

カルシウムは、骨や歯に「貯蔵カルシウム」として99%、血液中や細胞内に「機能カルシウム」として1%存在しています。

この1%の機能カルシウムは、神経伝達、筋肉収縮、体液のイオンバランス調整、血管の収縮など、生体機能に対し重要な役割を担っています。

カルシウムと血圧の関係

まず、カルシウムと血圧の関係を見てみましょう。

動脈の血管壁は、平滑筋という筋肉で構成されています。

平滑筋が収縮すると、血管が細くなり血圧は上がり、平滑筋が緩むと血管が広がり血圧が下がります。

カルシウムは、筋肉を収縮させる働きがあります。

血管壁の平滑筋細胞にカルシウムが多く入り込むと、血管壁を収縮させ、血圧を上昇させます。

 

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カルシウム不足が血圧を上昇させる

カルシウムは、血管を収縮させるため、多く摂ってはいけないのでは?と疑問が生じます。

しかしこれは、カルシウム不足が逆に血液中のカルシウム濃度を上げ、平滑筋細胞内のカルシウムを増やしてしまうという「カルシウムパラドックス(逆説)」という現象なのです。

カルシウムは、生体機能を調整する重要な成分のため、血液中の機能カルシウムが不足すると、骨の貯蔵カルシウムを放出させ、血液中のカルシウム濃度を維持させようとします。

その際、骨に働きかけるのが、副甲状腺ホルモン(PTH)です。

PTHは、血液中に増え過ぎたカルシウムを、細胞内に取り込む働きもするため、細胞内のカルシウムが増加していくのです。

カルシウム不足による血圧上昇のメカニズムは、次の通りです。

血液中のカルシウムが不足する

↓ ←PTHの働き

骨のカルシウムを放出

血液中のカルシウム濃度が上昇

↓ ←カルシウム調節ホルモン/PTHの働き

平滑筋細胞内にカルシウムを取り込む作用が増進

血管の平滑筋細胞内にカルシウムが増加

血管を収縮させる

血圧上昇

このように、カルシウムと血圧は、密接に関与しています。

また、カルシウム不足で骨粗しょう症になるのも、食事からのカルシウム摂取不足だけでなく、生体活動維持のため、骨のカルシウムも使われているためなのです。

カルシウムは、骨の健康にも生体活動維持にも、非常に重要な成分であることが分かります。

カルシウム不足が動脈硬化を進行させ血圧を上げる

さらに、カルシウムパラドックスにより、血液中にカルシウムが過剰になると、血管壁にも沈着し、動脈を石灰化させ、動脈硬化を引き起こします。

硬くなった血管は、血圧を上昇させる要因になります。

 

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牛乳はカルシウム補給に最適

カルシウム不足は、血圧を上昇させ、動脈硬化も進行させる大きなリスクファクターです。

日本人は、カルシウムが不足しがちなため、より積極的に摂取していく必要があります。

牛乳に含まれるカルシウムは、乳タンパク質や乳糖の作用により吸収率が44%と、とても高いのが特徴です。

毎日の牛乳習慣は、骨の健康だけでなく、血圧のコントロール、血管ケアにもつながるのです。

牛乳の乳タンパク由来ペプチドによる血圧を下げる効果

最近の研究で、乳タンパク質から生成されるペプチドに、さまざまな機能性があることが分かり、注目されています。

血圧を下げる作用のあるペプチドも生成されます。

乳タンパク由来ペプチドとは

牛乳の乳タンパク質の1つ、カゼインが消化される過程で生成される、2つ以上のアミノ酸が結合した化合物がペプチドです。

乳タンパク由来ペプチドは、アミノ酸が2~10個程度が結合しています。

カゼイン由来のペプチドには、免疫調節、抗酸化、抗血栓、抗菌、ミネラル吸収促進、コレステロール低下、オピオイド(中枢神経鎮痛作用)など、多くの機能性ペプチドが生成されます。

 

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カゼイン由来の血圧降下ペプチド(ACE阻害ペプチド)

カゼイン由来の機能性ペプチドの1つに、血圧降下ペプチド(ACE阻害ペプチド)があります。

血圧の調整には、腎臓から分泌されるタンパク質アンジオテンシンが関与しています。

アンジオテンシンは、アンジオテンシンⅠとなり、アンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)の働きで、アンジオテンシンⅡに変換されます。

このアンジオテンシンⅡに血管収縮作用があり、血圧を上昇させます。

カゼイン由来の血圧降下ペプチドは、ACEの働きをブロックし、アンジオテンシンⅡに変換させないことで、血圧の上昇を抑えます。

その結果、血圧を下げることにもつながるのです。

牛乳のカリウムによる血圧を下げる効果

カリウムは、ナトリウムと拮抗し、バランスをとりながら存在するミネラルです。

カリウムは細胞内に、ナトリウムは細胞外(血液中)に、主に存在しています。

血圧が上がる原因として、食塩の成分ナトリウムの摂り過ぎがあります。

まず、ナトリウム過剰による血圧上昇のメカニズムから見てみましょう。

 

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ナトリウム過剰で血圧が上がるメカニズム

<①ナトリウム過剰→循環量増加による血圧上昇>

塩分の多いものを食べると、のどが渇き水が飲みたくなります。

これは、血液中のナトリウムが急増し、それを薄めようとするためです。

それと合わせ体内では、細胞内の水が血管に流れ込み、血液量が増えていきます。

このように、ナトリウムが血液中に多いと、血液量=循環量が増え、それを循環させるのに圧力がかかり、血圧の上昇につながります。

<②ナトリウム過剰→カルシウム蓄積による血圧上昇>

ナトリウムが血液中に過剰になると、細胞内にも入り込んでいきます。

細胞では、余分なナトリウムを排出する「ナトリウムポンプ」が働きますが、あまりに多くなるとポンプが機能しなくなります。

しかし、増え過ぎた細胞内ナトリウムは排出しなければなりません。

そこで、細胞内ナトリウムと血液中のカルシウムを交換するシステムが作動します。

結果的に細胞内のカルシウムが増加、血管壁の平滑筋細胞でもカルシウムが増え、血管の収縮→血圧の上昇につながるのです。

 

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牛乳のカリウムはナトリウムを排出し血圧を下げる

体内でナトリウムが増加すると、血圧が上昇します。

このナトリウムを排出してくれるのが、カリウムです。

カリウムは、腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、排出する働きがあります。

そのため、体内のナトリウムが低下し、血圧を下げる働きにつながるのです。

牛乳の栄養素についての詳しい内容は「牛乳の栄養価は抜群!成分表示・吸収率・子ども・大人への影響など徹底解説!」をぜひご覧ください。

 

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血圧を上昇させる要因と牛乳の関係

日本において血圧を上げる要因は、塩分の摂り過ぎが最も多いとされていますが、肥満、ストレスなども高血圧の要因になります。

牛乳の健康効果は、これらの要因を改善することができ、血圧を下げる効果を発揮します。

塩分の摂り過ぎ→牛乳はナトリウムを減らし血圧を下げる

血圧の上昇に、最も影響を与えるのが塩分の摂り過ぎです。

日本人は塩分摂取量が多い

日本の伝統食である和食は、脂肪分が少なくヘルシーな食事とされていますが、調味料に味噌、醤油などを多く使うことから、塩分量が多くなってしまいます。

そのため、日本人は他国に比べ、塩分摂取量が多くなっています。

世界保健機関(WHO)の塩分摂取目標は、1日5gです。

日本人の1日当たりの平均塩分摂取量は、成人男性11.3g、成人女性9.6gと、かなり多いのが分かります。

厚生労働省の定める1日塩分摂取量は、成人男性8g、成人女性7gです。

私たち日本人は、知らず知らず塩分を摂り過ぎているため、意識して減塩していく必要があります。

 

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牛乳のカリウムがナトリウムを排出する

先述の通り、カリウムはナトリウムを排出し、血圧を下げる働きがあります。

ナトリウムは過剰摂取しやすいミネラルですが、カリウムは、野菜や果物に含まれていますが、不足しがちなミネラルの1つです。

カリウムの1日推奨量は約3gですが、日本人の1日平均摂取量は約2g、常に約1g不足しています。

カリウムは、野菜や果物に含まれていますが、忙しく外食の多い食生活をしていると、食事内容がおろそかになりがちです。

また、1gのカリウムを野菜で補うためには、野菜500g、キャベツなら1/2玉を食べなければなりません。

牛乳には、コップ1杯(200ml)に、カリウム300mgが含まれ、不足分の30%を手軽に補給することができます。

牛乳を料理に使うと減塩効果がある

新しい牛乳の活用法として、和食に牛乳や乳製品を使う「乳和食」という料理メニューが、活発に展開されています。

和食に牛乳というのは、あまりピンときませんが、牛乳には、うま味を出すグルタミン酸などが含まれているため、牛乳を使用することで、料理にうま味やコクが出てきます。

そのため、調味料の醤油、味噌を減らしても、美味しく食べられ減塩効果につながるのです。

その上、不足しがちなカルシウムや乳タンパク質、乳脂肪も摂取でき、栄養が不足しがちな高齢者には、特におすすめの調理法です。

牛乳を使った乳和食を毎日の食卓に取入れ、血圧コントロール、血管ケア、骨の健康に役立てましょう。

 

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肥満→牛乳は体脂肪を減らし血圧を下げる

日本では、塩分の摂り過ぎで肥満を伴わない高血圧が半数以上を占めていますが、中年以降の男性を中心に、肥満による高血圧が増加してきています。

肥満で血圧が上昇するメカニズム

中年男性では、特に内蔵脂肪型肥満による高血圧が多くみられます。

脂肪細胞からは、アディポサイトカインという生理活性物質が分泌され、脂肪や糖質の代謝をコントロールし、動脈硬化を防いだり、インスリンの効きを改善する働きなどをしています。

しかし、肥満で脂肪細胞が肥大すると、アディポサイトカインの分泌に異常が起こります。

アディポサイトカインの中でも悪玉物質と言われる、インスリン抵抗性(インスリンの働きが悪くなる)を引き起こすTNF‐α、血管を収縮させるアンジオテンシノーゲン、血栓を作るPAI‐1などが増加します。

そのため、血糖の上昇、血栓により血管腔が細くなり動脈硬化が進行、血管の収縮も加わり、高血圧へとつながっていくのです。

牛乳のカルシウムは体脂肪の蓄積を抑制する

カルシウムは、脂肪細胞内の脂質代謝においても重要な役割をしています。

脂肪細胞内でカルシウムの量が適切な場合、脂肪酸合成酵素の生成が抑えられ、脂肪代謝が円滑になり、脂肪の分解が促進されます。

さらに、カルシウムは脂肪細胞の肥大化や分化を防ぎ、脂肪組織の増大を抑える働きもあります。

カルシウムは、このような働きで、体脂肪の蓄積を抑え、肥満を予防・改善を促します。

 

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カルシウム不足は脂肪蓄積を促進するため注意が必要

カルシウムの働きが円滑に行われる条件としては、血液中のカルシウム濃度が安定していることが挙げられます。

カルシウム不足では、カルシウムパラドックスが起き、脂肪細胞にカルシウムが過剰に入り込み、脂肪酸の合成が進んでしまいます。

肥満の予防・改善のためにも、毎日の牛乳習慣で、カルシウムをしっかり補給していく必要があるのです。

牛乳の中鎖脂肪酸は脂肪代謝を促進する

牛乳の乳脂肪は、飽和脂肪酸65~70%、不飽和脂肪酸30~35%で構成されています。

飽和脂肪酸は、体脂肪になると避けられがちですが、飽和脂肪酸の中でも、中鎖脂肪酸・短鎖脂肪酸は、体脂肪になりにくい脂肪酸として注目されています。

<中鎖脂肪酸は体脂肪になりにくい>

牛乳には、特に中鎖脂肪酸が多く含まれています。

中鎖脂肪酸は、小腸から肝臓に直接運ばれ、すぐに分解されエネルギーとして消費されるため、体脂肪になりにくい特徴があります。

<中鎖脂肪酸はケトン体回路を活性化し脂肪代謝を促す>

また、中鎖脂肪酸は、肝臓で分解される際、ケトン体を生成します。

ケトン体が多く生成されると、エネルギー産生回路として、ケトン体回路が活性化します。

ケトン体回路を回すため、脂肪細胞では、脂肪を分解しケトン体をどんどん生成していきます。

体内では脂肪代謝が促進し、体脂肪が減少していくのです。

 

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牛乳は血糖値の上昇を抑え脂肪合成を抑制する

牛乳には、血糖値の上昇を抑える作用があります。

これは牛乳に含まれる乳糖が、分解・吸収に時間がかかるため、血糖値が上がりにくくなるためです。

さらに、乳タンパク質、乳脂肪も、胃に停滞する時間が長いため、糖の吸収を遅らせる役割をします。

血糖値が低く抑えられると、血糖を下げるインスリンの分泌も少なくなります。

インスリンは、余分な糖を脂肪に合成することで、血糖値を下げようとするため、血糖値を低く抑えれば、脂肪の合成、体脂肪の蓄積も防ぐことができます。

牛乳を飲むことで、さまざまな栄養素が肥満を予防・改善に導き、血圧を下げる働きをしてくれます。

牛乳の肥満予防・ダイエット効果に関する詳しい内容は「牛乳ダイエットの効果は抜群!寝る前・食前・朝・夜・置き換えや方法など徹底解説!」「牛乳は太る心配無用!飲んだ用がスリムになる牛乳の魅力とは?」をぜひご覧ください。

動脈硬化→牛乳は動脈硬化を改善し血圧を下げる

動脈硬化は、血管に血栓や酸化脂質などが沈着し、血管内腔が狭く、硬くなり、血流が悪くなっている状態です。

血管が狭くなると、血液を流すために強い圧が必要となり、血管が硬くなると、血液の流れが滞るため、血圧の上昇につながります。

 

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牛乳はカルシウム不足による動脈硬化を改善する

先述の通り、カルシウム不足の状態では、カルシウムパラドックスが起こり、血液中のカルシウムが過剰になります。

過剰なカルシウムが血管壁に沈着し、動脈が石灰化、動脈硬化を引き起こします。

牛乳の豊富なカルシウムは、カルシウム不足を解決し、動脈硬化を予防・改善に導き、血圧を下げる働きにつながります。

牛乳は血清脂質増加による動脈硬化を改善する

動脈硬化は、悪玉コレステロールなど血清脂質の増加も原因の1つです。

悪玉コレステロールは、血液中に余っていると、活性酸素により酸化され血管に沈着し、動脈硬化を進行させます。

また、中性脂肪が多いと、脂質分解後のレムナント(残りかす)が増え、血管内皮に入り込み、動脈硬化を進行させます。

牛乳は、血清脂質を低下させたり、活性酸素による酸化を防ぐ成分が含まれ、動脈硬化を予防・改善する働きがあります。

牛乳には、次のような有効成分による作用があります。

<共役リノール酸(CLA)による抗酸化作用>

乳脂肪には、共役リノール酸が含まれています。

共役リノール酸は、体内で合成できない必須脂肪酸の1つ、リノール酸の異性体です。

食品の中では、牛乳や乳製品、牛肉などに含まれています。

共役リノール酸は、脂肪燃焼作用、アレルギー抑制作用、がん抑制作用のほか、活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。

共役リノール酸は、血清脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化を予防・改善する働きをします。

 

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<乳タンパク質由来ペプチドによる抗酸化作用>

乳タンパク質のカゼイン由来のペプチドに、抗酸化作用のあるペプチドも発見されています。

<ホエイタンパク質由来成分が血清コレステロール合成を抑制する>

乳タンパク質は、カゼインとホエイ(乳清)で構成されています。

ホエイが分解され生成される「ラクトスタチン」には、コレステロールの吸収抑制と、排出促進作用があり、血液中のコレステロール量を調整する働きがあります。

血液中のコレステロールを適量に維持することは、活性酸素によるコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防、そして血圧を下げる働きにつながります。

ストレス・過労→牛乳はストレスを緩和し血圧を下げる

血圧調節、消化吸収、呼吸などの生命活動は、自律神経で調整されています。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、日中の活動時には交感神経、夜や安静時には副交感神経が活発に働きます。

ストレスと血圧

私たちの体はストレスを受けると、ストレスから体を守るために、さまざまな防御反応を起こします。

まず、交感神経の働きが高まり、血管収縮を収縮させ、脈拍増加、血圧上昇、呼吸促拍などが起きます。

さらに、ストレスは副腎皮質ホルモンの分泌も促進し、コレステロールや血糖値を上昇させます。

ストレスを受けている状態が続くと、血圧の上昇はもちろん、動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞など、冠動脈疾患を引き起こすことにつながります。

 

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牛乳はストレスを緩和しリラックス効果で血圧を下げる

牛乳には、次のようなストレスを緩和する栄養素が含まれています。

・カルシウム

・乳タンパク質由来のオピオイドペプチド

これらの栄養素は、たかぶった神経を鎮静させ、リラックスさせる効果があります。

体がリラックスすると、副交感神経の働きが高まり、血管を広げ血圧を下げる作用につながります。

牛乳は安眠効果で疲労を改善し血圧を下げる

牛乳には、必須アミノ酸の1種トリプトファンが含まれています。

トリプトファンは、精神の安定を図る神経伝達物質、セロトニンの構成成分です。

セロトニンは、夜になると睡眠ホルモンのメラトニンに変化し、心地よい睡眠を促します。

メラトニンが十分分泌されると、深く質の良い睡眠をとることができ、日中の疲労も改善されやすくなります。

日ごろから牛乳を飲んでいると、トリプトファンが常時補給され、セロトニン・メラトニンも十分生成され、質の良い睡眠が得られ、疲労回復、ストレス緩和効果につながります。

牛乳は、ストレスや疲労による血圧の上昇を、防ぐことにも役立っているのです。

 

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加齢→牛乳は血管の老化を予防する

血圧の上昇は、加齢によっても引き起こされます。

加齢により、血管壁は厚く硬くなり、動脈硬化が徐々に進行し、血圧の上昇につながるのです。

加齢という老化現象は、誰でも避けられないものですが、動脈硬化をなるべく起こさないよう、予防することは可能です。

老化の原因「糖化」とは

血管の老化を最小限にするためには「糖化」を抑制することが大切です。

活性酸素による「酸化」と同様、「糖化」も血管を硬くするリスクファクターです。

糖化とは、体内で余った糖質が、コラーゲンなどのタンパク質と結合し、終末糖化産物(AGE)を生成し、各細胞に沈着、細胞を劣化させる現象です。

肌の細胞に糖化が起こると、シワ、たるみ、シミ、黄ぐすみとなり、血管の細胞で起こると、動脈硬化を進行させ、血圧の上昇、さらに心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことになります。

牛乳は糖化を抑制し血管の健康を守る

糖化は、余分な糖により引き起こされるため、糖化の予防には、食後血糖値を低くコントロールすることが大切です。

牛乳は、摂取後の血糖値が上がりにくい低GI食品です。

また、牛乳は、食事の時に一緒に飲むと、他の食品の血糖値の上昇も、低く抑える作用があります。

食後血糖値を低く抑える牛乳は、糖化を抑え、血管の老化を予防し、動脈硬化進行による血圧の上昇を防ぐ、頼もしい食品なのです。

牛乳の効果効能に関する詳しい内容は「牛乳の効果効能が凄い!飲み方・美肌・筋肉強化・認知症予防など徹底解説!」をぜひご覧ください。

 

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血圧を下げる効果のある牛乳の飲むタイミング

牛乳には、血圧を下げる作用のある有効成分や、健康効果がありますが、より効果を発揮する飲むタイミングについて見てみましょう。

牛乳を食前に飲んだ場合の血圧への効果

牛乳を食前に飲むと、適度な満腹感を得られ、食べ過ぎを防止できます。

また、カルシウムと脂肪酸が腸内で結合し、脂肪の吸収を抑制する作用もあります。

食前の牛乳は、食べ過ぎや脂肪吸収による肥満を予防し、血圧を正常値に維持する働きが期待できます。

牛乳を食事と一緒に飲んだ場合の血圧への効果

牛乳を食事と一緒に飲むメリットは、食後血糖値の上昇を抑えられることです。

食後血糖値が急上昇すると、インスリンが多量に分泌されます。

インスリンは、交感神経を緊張させ、腎臓でのナトリウムの再吸収を増やす、血管を収縮させるなどの作用があるため、インスリンが多く分泌されると血圧上昇につながります。

牛乳を食事と一緒に飲めば、血糖値を低く抑えられるため、インスリンの過剰分泌を防ぎ、血圧の上昇を予防できます。

 

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牛乳を寝る前に飲んだ場合の血圧への効果

牛乳を寝る前に飲むと、カルシウムやオピオイドペプチドなどの有効成分の鎮静作用で、気持ちが落ち着き、リラックス効果が発揮されます。

リラックスした状態は、副交感神経が優位に働くため、血圧も下がり始めます。

副交感神経が働くと、入眠も促され、深い睡眠につながり、ストレス緩和や疲労回復効果も得られます。

毎日のストレスや疲労蓄積による、高血圧リスクを断ち切ることができます。

血圧を下げる効果を高める牛乳の飲み方

牛乳単品でも、血圧を下げる効果が十分発揮されますが、血圧に効果のある食材をプラスすると、より健康的に血圧コントロールができます。

血圧を下げる効果アップ・牛乳+酢

食酢に含まれる酢酸は、血圧を下げる効果があります。

酢酸が体内で代謝されるときに、血管拡張作用のある成分が生成され、血圧を下げる効果につながります。

酢酸は、脂肪合成の抑制、脂肪代謝の促進、血糖値の上昇を抑える作用もあり、肥満予防や動脈硬化予防にも効果があります。

【材料】

・牛乳 150ml

・食酢 大さじ1杯(15ml)

・はちみつ お好みで

食酢の酸で、乳タンパク質が変性し、トロっとした爽やかなヨーグルトドリンクのようになります。

アミノ酸の豊富な黒酢、フルーティなリンゴ酢などを使うのも良いでしょう。

 

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血圧を下げる効果アップ・牛乳+ココア

ココアに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用が強く、血清脂質の酸化を抑え、動脈硬化の進行を防ぎます。

他にも、カリウム、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれ、牛乳との相性も抜群です。

【材料】

・牛乳 150ml

・ココア 小さじ1杯(6g)

・はちみつや砂糖 お好みで

ココアは、健康効果の高い純ココアを使いましょう。

ココアの高血圧予防効果についての詳しい内容は「ココアの高血圧予防改善効果がすごい!」をぜひご覧ください。

血圧を下げる効果アップ・牛乳+バナナ

バナナは、ナトリウムを排出するカリウムが含まれています。

また、バナナに含まれるポリフェノールは、強い抗酸化作用があります。

牛乳に不足な食物繊維も、一緒に摂ることができる牛乳バナナは、ダイエットにも効果的です。

【材料】

・牛乳 150ml

・バナナ 1本

・シナモン お好みで

ホットでもアイスでも、美味しくできます。

シナモンを一振りすると、甘みと香りが加わり、おしゃれな飲み物になります。

 

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まとめ

高血圧は「サイレントキラー」と言われるように、自覚症状があまりなく、知らないうちに動脈硬化を進行させ、体のあらゆる臓器に影響を及ぼすリスクの高い病気です。

牛乳には、カルシウムを始め、血圧を下げる作用のある有効成分が含まれ、また、牛乳の数々の健康効果は、間接的に血圧を下げる働きにつながっています。

毎日の牛乳習慣は、血圧が上がりにくい体づくりにつながります。

肥満、動脈硬化、骨粗しょう症の予防にも効果のある牛乳を、毎日の健康管理に役立てていきましょう。

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