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乳酸菌は熱に弱い?上手に利用する方法や耐熱温度、繁殖について徹底解説!

乳酸菌   1,680 Views

「乳酸菌に熱を加えると効果は全くなくなるの?」

「乳酸菌は何度の熱で死滅するの?」

「乳酸菌を増やすために熱を効果的に使いたい」

乳酸菌が体にいいというのは有名な話ですが、目に見えない微生物ですので、乳酸菌の耐熱温度がどれくらいあるかを頭で理解しておかないと、せっかくの乳酸菌食品も台無しになってしまうと感じられるかもしれません。

実際に乳酸菌は熱に弱く、高温で長い間生き続けることはできません。

一方ある程度の熱は、乳酸菌が繁殖するために必要です。

この記事では、次の点についてわかりやすく解説します。

・各温度で乳酸菌がどのような影響があるか

・乳酸菌の種類ごとの耐熱温度

・熱によって死んだ乳酸菌は効果がなくなるのか

・乳酸菌を熱から守る方法と熱の活用方法

・熱に関係した乳酸菌の意外な効果

この記事を読めば、目に見えない乳酸菌がどのように繁殖し、どのように死滅していくかがわかるようになりますので、乳酸菌を生きたまま腸に届けることができるようになります。

ぜひ、最後までお読みください。

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Contents

乳酸菌の菌は寒さに強く熱に弱い

乳酸菌は生きた菌ですので、他の菌、あるいは動物や虫と同じように最適な温度があります。

乳酸菌はタンパク質でできているため、加熱するとたんぱく質の立体構造が壊れて働きを失ってしまいます。

一定の温度を超すと死滅してしまいますので、乳酸菌を生かすためには熱処理には十分に気を付けなければなりません。

一方乳酸菌は寒さには強く、温度が低くて死ぬという事はないという特徴があります。

ここでは、このような乳酸菌と熱の関係をそれぞれの温度から解説します。

乳酸菌の耐熱温度は60℃まで

乳酸菌の耐熱温度は冷蔵庫の温度~60℃までで、それ以上の温度になると乳酸菌の種類にもよりますが徐々に死滅していきます。

この60℃を目安に、それぞれの温度と乳酸菌の生死について説明します。

冷凍庫の温度で乳酸菌は活動を停止する(0℃以下)

0℃以下の温度で、乳酸菌は死ぬことはありませんが、活動は完全に停止します。

この状態では、乳酸菌も腐敗の基となるばい菌も繁殖することはできませんので、乳酸菌食品は冷凍庫に入れる前の状態と変わらない状況となっています。

冷凍庫で活動を停止した乳酸菌は、常温に戻ると再び活動を開始し、動き始めます。

それで、乳酸菌食品を長期保存したいときは迷わず冷凍庫で保存してください。

夏場ではヨーグルトを凍らせて食べるフローズンヨーグルトがおいしいですが、食べた時に体内の温度で乳酸菌は目覚め活動してくれるようになりますので安心してください。

 

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冷蔵庫の温度(O~10℃)

冷蔵庫の温度はでは、乳酸菌は死ぬことも活動を停止することもありません。

ただし、乳酸菌にとってはあまり好ましい温度ではなく、活動が鈍くなりますので繁殖することはあまりできません。

腐敗の基となるばい菌も活動が鈍くなるため、腐敗速度も乳酸菌の繁殖速度と比例して鈍くなります。

常温(15℃~25℃)

常温は、腐敗速度が比較的ゆっくりで、乳酸菌が活動しやすい温度なので、乳酸菌の繁殖としてもとても良い環境です。

厚生労働省によりますと、「常温とは、外気温を超えない温度」とされています。

この場合の外気温とは1℃~30℃と設定されていますので、常温とは15℃~25℃の間の気温という事になります。

キムチや漬物など乳酸菌食品を作りたいときは、冷蔵庫に入れる前に常温で乳酸菌食品を十分に繁殖させるのが基本です。

夏場の温度(25℃~35℃)

夏場の温度は、乳酸菌にとってとても繁殖しやすい条件ですが、同時に腐敗のスピードも速くなっていますので気を付けなければなりません。

特に湿気の高い梅雨時期は、腐敗に加えてカビ菌も増えるため、乳酸菌食品がカビたり腐りやすくなったりしますので、時間に十分注意を払う必要があります。

腐敗よりも発酵の方が早くおこりますので、こまめに臭いや味で確認し、発酵が始まったらすぐに冷蔵庫に入れるようにしてください。

 

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40℃前後

40℃は、乳酸菌の繁殖にとって最も良い温度で、乳酸菌が急速に繁殖を始めます。

ヨーグルトメーカーなどは40度前後の温度を設定することができる機械で、オールシーズンヨーグルトや他の乳酸菌食品を作ることができます。

ただし、カスピ海ヨーグルトなど種類によっては40℃で死滅する菌もありますので、注意が必要です。

60℃前後

動物性乳酸菌は48℃を超す温度が長時間続くと徐々に死滅してしまいます。

そして、60℃の熱を30分以上加えると、ほとんどの乳酸菌が死滅しています。

他の種類の乳酸菌も、60℃を超えると死滅することがありますので、乳酸菌はできるだけ60℃以下を保っていきたいところです。

80~90℃

80℃を超すと、動物性乳酸菌はすぐに、植物性乳酸菌も徐々に死滅していきます。

玄米の乳酸菌は、90℃でも死滅しないで生き残ることができます。

乳酸菌は熱湯で死滅する(100℃~)

熱を加え続けて沸点に達すると、どの種類の乳酸菌もすぐに死滅します。

つまり通常の熱による殺菌処理をすると、ばい菌だけではなく乳酸菌も死んでしまいます。

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乳酸菌の種類と耐熱温度

乳酸菌とは、糖類を分解して乳酸を作る細菌の総称で、腸内では善玉菌として働きます。

それで一言に乳酸菌といっても、400種類以上あり種類によって耐熱力も様々です。

ここでは、乳酸菌を大きく、「動物性乳酸菌」「植物性乳酸菌」にわけ、さらに乳酸菌と似た働きをする「ビフィズス菌」や乳酸菌と相性がいい「納豆菌」の耐熱温度について解説します。

熱に弱いのは動物性乳酸菌

動物性乳酸菌は、乳酸菌の中でもとりわけひ弱な部類で、60℃を超すと徐々に死滅していきます。

「ヨーグルト」や「チーズ」に代表される動物性乳酸菌とは、動物の乳に含まれる乳糖をエサにして育つ菌ですが、生まれた時から栄養豊かで安全な環境で過ごしてきた菌です。

それで、外部の変化に弱くちょっとした熱が加わるとすぐに耐えられなくなって死んでしまいます。

動物性乳酸菌は胃酸にも弱く、通常の温度だったとしても胃酸でほとんどの菌が死んでしまいます。

 

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特に熱に弱いカスピ海ヨーグルト

動物性乳酸菌のなかでも、カスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌は特に熱に弱い乳酸菌です。

通常のヨーグルトに含まれている乳酸菌は40℃が最も繁殖しますが、カスピ海ヨーグルトの乳酸菌は40℃で死滅してしまう大変ひ弱な菌です。

カスピ海ヨーグルトにとって最も良い環境は、27℃でこの付近の温度を保っていると、乳酸菌が大繁殖します。

ただ、27℃という常温で繁殖できるカスピ海ヨーグルトの乳酸菌は、40℃に設定するヨーグルトメーカーがなくても作ることができますので、手軽にできる自作ヨーグルトとして人気を集めています。

熱に比較的強いのは植物性乳酸菌

熱に弱いといわれる乳酸菌でも、植物性乳酸菌は熱に比較的強く、種類によっては90℃まで耐えられることができます。

野菜のブドウ糖をエサに育つ植物性乳酸菌は、生まれた時から大地の過酷な環境で育ってきましたので、環境の変化に強くある程度の熱にも耐えることができます。

植物性乳酸菌はまた、胃酸にも強く生きて腸までたどり着くことができます。

乳酸菌の仲間!ビフィズス菌の耐熱温度

ビフィズス菌は、厳密にいいますと乳酸菌ではありませんが働きが非常によく似ている善玉菌のひとつですので、乳酸菌とひとくくりにされることが多い菌です。

日本ビフィズス菌センターはビフィズス菌の耐熱温度について次のように説明しています。

ビフィズス菌は特に耐熱性ではありませんから、液体(牛乳など)の中で50℃より高くなると徐々に死滅します。70℃くらいでは1分もたたないうちに殆どが死滅します。ビフィズス菌の入ったミルクを温める場合は50℃を超えないことが必要です。

引用元:公益財団法人日本ビフィズス菌センター/腸内細菌学会「よくある質問」より
http://bifidus-fund.jp/FAQ/FAQ_06.shtml

このようにビフィズス菌の耐熱温度も、動物性乳酸菌とほぼ同じと考えて差し支えないでしょう。

 

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乳酸菌を増やす!納豆菌の耐熱温度

納豆菌は乳酸菌ではありませんが、乳酸菌と非常に相性がよく一緒に食べると乳酸菌の数が劇的に増えることがわかっています。

そんな納豆菌が最も繁殖するのは40℃~45℃と乳酸菌と同じです。

しかし、納豆菌は熱に非常に強いという特性を持っていて60℃を超えても、活動が全く衰えません。

温度をさらに上げて80℃にしてもほとんど死ぬことがなく、100℃の熱を加えても生き残ります。

納豆菌が完全に死滅するためには、120℃必要ですのでそこらのばい菌やウィルスよりも強い生命力を持っています。

納豆菌はまた、胃酸にもほとんどやられることなく、最終的に便となって外に出ても数日は生き残ることができるほど、強い菌です。

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乳酸菌は死んでいても効果がある

乳酸菌が生き残ることができる耐熱温度について考えてきましたが、実は乳酸菌は死ぬことによって効果がなくなるわけではありません。

しかしやはり乳酸菌は死んで生き返ることはありませんので、できるだけ生きたまま体内に届けていきたいところです。

ここでは乳酸菌の、生菌と死菌の効果と、それぞれに対するバランスのとれた考え方について解説します。

そもそも胃酸で死ぬ乳酸菌

乳酸菌の多く、とくに動物性乳酸菌のほとんどは胃酸に弱く、腸に届く前に死滅してしまいます。

つまり、ヨーグルトの温度をどんなに気を付けても、多くは胃酸で死んでしまうということになります。

乳酸菌が熱に弱いかどうかは重要ではない?死菌でも効果がある乳酸菌

一部の人が誤解していますが、乳酸菌は死菌でも効果はあります。

しかも、「生菌と全く同じ効果がある」と述べている専門家も多くいます。

なぜなら、乳酸菌の死菌が腸に届くと腸にすでにいる乳酸菌のエサとなって、増殖を始めるからです。

また死菌自体が腸内環境をよくすることに貢献することもわかっています。

それで実際胃酸でほとんど死ぬヨーグルトの乳酸菌を食べて、乳酸菌の効果である免疫力の向上、アレルギーの改善、整腸効果などが確認されています。

また、市販の乳酸菌サプリメントのほとんどは死菌ですが、やはり一定の乳酸菌効果が確認されています。

この考え方でいきますと、乳酸菌が熱に弱いかどうかはそれほど重要ではなく、生菌であれ死菌であれとにかくたくさんの乳酸菌を毎日食べることが重要であるといえます。

 

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それでも生菌にこだわる理由

このように、死菌と生菌の効果がほとんど変わらないのであるなら、耐熱温度についても全く気にする必要はないのでしょうか?

「生菌であることにデメリットはない」とまでしか言えませんが、それが乳酸菌の耐熱温度を気にする唯一のメリットとなります。

乳酸菌の死菌は体内にいる乳酸菌を元気にして増やす効果がありますが、外から入った生菌は腸の中で増殖することなく1日か2日したら死んでしまいます。

腸の中で死んだ乳酸菌は、体内にすでにいる乳酸菌のエサとなりますので結局のところ乳酸菌の数を増やすことに貢献しますが、これでは資金の状態で腸に届けていることとあまり変わりはありません。

それでも生菌であることにこだわるわけは、「乳酸菌が生きている」という事実と「生きていることにデメリットはない」からです。

実際、新宿大腸クリニック院長後藤利夫氏のように、「菌にも効果があると認めながらもできるなら生菌を食べたほうがよい」ということをすすめている専門家もたくさんいます。

さらに今後体外から取り入れた生菌が、実は腸の中で大きな働きをしていることがわかるかもしれません。

すでに熱で死んだ状態の乳酸菌よりも、胃酸で死滅する乳酸菌の方が大きな効果があることを研究者たちが発見することも考えられます。

熱に関して少し意識するだけで、乳酸菌を長く生かすことができます。せっかくなのでできれば生菌の状態で体内に取り入れていくことをおすすめします。

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ちょっとした気遣いが乳酸菌を熱から守る

熱に弱い乳酸菌ですが、ちょっとした気遣いがあれば、乳酸菌を熱から守ることができます。

乳酸菌食品の温度に気を付ける

熱に弱い乳酸菌は、温度に気を付けることによって、乳酸菌が不必要に死滅してしまう事を避けることができます。

最も良い方法は、できるだけ乳酸菌食品が60℃を超さないように意識することです。

例えば、フローズンヨーグルトは全く問題はありませんが、ホットヨーグルトは乳酸菌が全滅してしまいます。

味噌やキムチといった食材も、炒めたりスープに入れたりしたら、多くの乳酸菌は熱によって死んでしまいます。

多くの生菌を食べたいなら、加熱することなくそのままの状態で食べておきたいものです。

乳酸菌ができるだけ死なない味噌汁の作り方

このように考えますと、沸騰させる味噌汁は、乳酸菌が完全に死滅してしまいますが、やはりこれもちょっとした気遣いで生き残らせることができます。

味噌の乳酸菌は大豆についている乳酸菌なので、熱には比較的強く沸点に達していなければ完全に死滅することはありません。

それで、味噌汁を作る時はまず具材を入れて沸騰させ、火を止めてから味噌やだしをいれておきましょう。

そして味噌汁は作ったらすぐに食べるようにしてください。

このようにすれば、味噌の乳酸菌は完全に死滅することなく、そのまま胃酸を通過して腸までたどり着くことができます。

しかし、市販の味噌の多くは乳酸菌がほとんど入っていないものもあります。

質の高い味噌や味噌の効果、またそのレシピなどについては「味噌と乳酸菌は最高のパートナー!効果やレシピなどすべてお伝えします!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

 

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乳酸菌食品やサプリを食べるとき熱いお茶を飲まない

乳酸菌食品そのものに熱を加えないことも大切ですが、熱を加えてないとしても一緒に飲んでいるお茶が熱ければせっかくの乳酸菌が死んでしまいます。

特に乳酸菌サプリの中には、乳酸菌が生きているタイプの物も少数ながらありますのでその時に、熱いお茶と一緒に飲んでしまいますとせっかくの企業努力が台無しです。

冷たい飲み物を飲むか、熱い飲み物であれば、少し時間を空けて乳酸菌食品などを食べてください。

チョコレートと乳酸菌

乳酸菌はチョコレートに包むことにより、乳酸菌を生きたまま腸に届かせる確率が高くなることがわかっています。

それで、乳酸菌食品を食べる時にチョコレートを食べる、あるいは市販の乳酸菌入りチョコレートを食べれば、乳酸菌を死滅から守ることができます。

チョコレートには、乳酸菌が喜ぶ食物繊維もたくさん含まれていますので、乳酸菌ととても相性のいい食品といえます。

なお、チョコレートと乳酸菌の効果については「チョコレートは乳酸菌と一緒に食べると健康的になる!良質のチョコレートの選び方も解説!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

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熱は使い方次第?乳酸菌にとって嬉しい環境と育て方

乳酸菌は熱に弱いので、熱がまるで敵のように思えるかもしれませんが、実は熱は乳酸菌を繁殖させるために大切な役割を持っています。

ここでは、乳酸菌を育てるための熱の役割について解説します。

身近な材料に熱で乳酸菌は簡単に育てられる

「納豆菌」や「酵母菌」などは、市販のものを買う必要がありますが、「乳酸菌」は野菜やお米についていますので、簡単に育てることができます。

ただし、ただ放置しておけば勝手に増えて乳酸菌食品になるわけではなく、注意しないと悪玉菌も育ってしまいます。

それで乳酸菌を育てるうえで重要なのは、乳酸菌以外の悪玉菌ができるだけ少ない環境で育てることです。

そして、その環境を整えるために必要なのが「熱」です。

乳酸菌を入れる調理器具には必ず熱処理を!発酵と腐敗の意味

乳酸菌を育てる時には、発酵と腐敗の意味について知っておく必要があります。

発酵も腐敗もともに微生物による働きですが、発酵が糖類を分解して乳酸を生成し乳酸菌のような善玉菌を作り出すのに対し、腐敗はアミノ酸を分解してアンモニアなどの悪玉菌を生成します。

乳酸菌は、腐敗菌を抑えることによって保存性が向上しますが、殺菌することはできないため腐敗菌の数が多いと、腐敗を抑えることができなくなります。

乳酸菌食品が失敗する理由は、乳酸菌の繁殖が失敗することを除けば、腐敗菌の増殖に主な原因があります。

それで、乳酸菌食品を作る包丁、まな板、瓶などの材料はできるだけ熱処理をして腐敗菌を少なくするようにしてください。

100℃以上の熱に通せば、腐敗菌のほとんどは死滅します。

なお、失敗しない乳酸菌キャベツ(ザワークラウト)の作り方や効果については「乳酸菌キャベツの効果がすごい!しかも安くて作り方も簡単!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

また「乳酸菌は食品で摂ろう!おすすめの種類や効果をすべてお伝えします!」では、そのほかの乳酸菌食品のレシピや効果について解説しています。

 

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乳酸菌の育てる最適な温度は40℃

乳酸菌を育てるという意味でも、ある程度の熱が必要です。

カスピ海ヨーグルトを除いて、多くの乳酸菌が最も繁殖する温度は常温より少し高い40℃です。

熱を一定に保って乳酸菌を繁殖!ヨーグルトメーカーのすすめ

この乳酸菌が喜ぶ温度を一定に保つのが、ヨーグルトメーカーです。

牛乳に好きなヨーグルトを入れて、セットすれば牛乳が発酵して、乳酸菌がたくさん入った飲み物、すなわちヨーグルトになります。

乳酸菌の原理は同じですので、ヨーグルトの他に、チーズ、乳酸菌キャベツ(ザワークラウト)、水キムチなど発酵食品は何でも、ヨーグルトメーカーで作れば、失敗する確率はかなり減ります。

ただし、40℃というのは雑菌も繁殖しやすい理想的な環境。

繰り返しになりますが、使用する器具は全て熱処理をして、乳酸菌以外の菌ができるだけいない状態にするよう心掛けてください。

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乳酸菌食品を熱から守る方法

できるだけ生きたまま乳酸菌を食べたい、という方に向けて乳酸菌食品を熱から守る方法を解説します。

日ごろ食べている料理にもし乳酸菌に熱を加えたものがほとんどだとしたら、ここで紹介されているような食べ方も献立に含めてみてください。

ただしすでに解説したとおり、乳酸菌は死菌でも十分に大きな働きをしますので、熱を加えたからといってもう効果がないと思う必要はまったくありませんので、あくまで参考にしてください。

乳酸菌がたくさん入っている食品の中から代表した6つから、「熱を加えないでおいしく食べる方法」を紹介します。

乳酸菌食品を熱から守る方法①味噌

味噌は過熱した料理がほとんどですが、生のまま野菜につけて食べるというドレッシングのように用いることもできます。

シンプルにきゅうりに味噌をつけて食べるというのもおいしいですが、味噌に別の食材を加えて色々な味を楽しんでみることもできます。

その中でもオススメなのが「トマト味噌」です。作り方は非常に簡単です。

【トマト味噌の作り方】
トマトと味噌を1:1の割合で混ぜる

このトマト味噌は、本当に色々な食材に合いますので以下の例を参考にして、皆さん独自のレシピにも挑戦してみてください。

【トマト味噌使用例】
・パスタのソース
・野菜のドレッシング
・パンの上に載せて食べる(焼いてもおいしいです)
・味噌汁として使う

味噌に含まれている「タンパク質、イソフラボン、サポニン、ビタミン」、トマトに含まれている「ビタミン、リコピン」に乳酸菌がたくさんいますので、美味しいだけでなく栄養価が非常に高いレシピになります。

乳酸菌食品を熱から守る方法②ぬか漬け

ぬか漬けは、ただの漬物よりも10倍~20倍の乳酸菌がいる、私たち日本人が誇る乳酸菌食品です。

食べ方としても、熱を加えないで生のまま食べることがほとんどですし、胃酸に強い植物性乳酸菌なので腸にとっても嬉しい食材です。

乳酸菌食品を熱から守る方法③キムチ

キムチは、「豚キムチ」や「キムチ鍋」など、美味しい調理方法もいろいろありますが、乳酸菌を生きたまま腸に届けたいなら調理をしないキムチも食べるようにしてください。

キムチは、一食当たり数十億という単位の乳酸菌が生息していて、しかも胃酸に強い植物性乳酸菌ですので、生きた乳酸菌を大量に体内に送り届けることができます。

一方加熱が進み過ぎて酸っぱ過ぎて食べにくくなったのなら、あえて加熱して調理するのもおすすめです。

発酵がすすんだキムチは、酸味とうまみが凝縮していますので熱を酸味で飛ばすとうまみたっぷりの美味しいキムチ料理になります。

 

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乳酸菌食品を熱から守る方法④ヨーグルト

ヨーグルトは、胃酸にやられやすい動物性乳酸菌ですので、基本的に生きたまま腸に届けるのは難しいと考えておいてください。

できるだけ生きたまま腸に届けたいなら、次の点を意識しておきましょう。

・熱を加えるホットヨーグルトは避ける。
・食事の後、特にコーヒーを飲んだ後1時間~2時間は胃酸がたくさん分泌されるので避ける。
・ヨーグルトをチョコレートと一緒に食べる

乳酸菌食品を熱から守る方法⑤カルピス

残念ながら、カルピスは熱から守る方法はありません。

なぜなら、カルピスは生産過程上で熱を加えて殺菌をしていますので、市場に出回っている時点ですでに死菌だらけです。

しかし、繰り返しになりますが死菌にも乳酸菌効果はあり、カルピスが発表している乳酸菌効果は全て死菌での効果です。

ホットカルピスにしても乳酸菌効果は全く変わりませんので、お好きな方法でカルピスを飲んでください。

乳酸菌食品を熱から守る方法⑥ヤクルト

ヤクルトは、冷蔵庫に入った冷たいままのヤクルトを飲むようにしてください。

ヤクルトを温めて飲むホットヤクルトなども、一部の人に人気がありますが中に入っている乳酸菌シロタ株400億個は全滅してしまいます。

ヤクルトはもともと、乳酸菌が胃酸で死滅しないように開発されたものですので、温めても乳酸菌効果はあるとはいえ、せっかくの企業努力を無駄にしてしまいます。

加えて、ヤクルトの底に乳酸菌が固まっていますので、できるだけ乳酸菌を体内に取り入れるために、飲む前に良くふるようにしてください。

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熱に関係した乳酸菌の意外な効果

熱に弱い乳酸菌ですが、実は人間の熱に対してはある程度の効力を持っています。

最後に「熱中症予防」「風の熱予防」に関係する、乳酸菌の効果について解説します。

乳酸菌で熱中症対策ができる

乳酸菌を毎日摂っていると、熱中症にかかりにくくなります。

熱中症の原因といわれているのは、気温、水分不足、また睡眠不足などですが、実は腸内環境が悪くなると体温調節がうまくコントロールできなくなることがわかっています。

熱くなると毎年犠牲者の出る熱中症ですが、小さな子供やお年寄りだけではなく、体力のある若者でさえ倒れてしまうことがあるのは、近年の「温暖化」だけではなく、「乳酸菌不足」も関係しています。

暑い夏は、こまめの水分補給や睡眠時間の確保に加えて乳酸菌も定期的にとるようにしてください。

乳酸菌で風邪の熱予防ができる

乳酸菌の摂取は、風邪の症状である熱の予防にもなります。

なぜなら、乳酸菌を摂取すると免疫力を高め、体内に入った菌やウィルスをすぐに駆除してくれるからです。

熱が出る理由は、免疫力と関係しています。

体内に菌やウィルスが入り込むと、通常免疫システムがすぐに駆除してくれますが、金やウィルスの量が多かったり、免疫力が弱ったりしていたらそのまま侵入を許してしまいます。

すると、身体は高温環境でよく働くようになる免疫力をあげるために、体温をあげて発熱します。

このように考えますと、最初から乳酸菌を摂取して免疫力が上がっていれば、身体は発熱する理由がなくなります。

 

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乳酸菌のその他の効果

乳酸菌は、その他にもさまざまな働きがあり、私たちの体を強めてくれます。

以下の記事はそれぞれ、乳酸菌がもたらす効果について具体的に解説していますので、あわせてお読みください。

・アレルギー改善効果
乳酸菌のアレルギー改善効果が凄い!

・免疫力の改善
乳酸菌をとれば免疫力が劇的に向上する

・口臭の改善
乳酸菌の口臭効果を徹底解説!

・ダイエット効果
乳酸菌ダイエットの効果が凄い!おすすめのやり方・方法も徹底解説!

・鬱病、美容、その他
乳酸菌の効果が凄い!便秘・ダイエット・アトピー・アンチエンジング・アレルギーなど抜群に効く!

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乳酸菌と熱まとめ

乳酸菌と熱の関係について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

・乳酸菌が繁殖する温度は40℃で、60℃は30分で死滅し始め、100℃を超すと一瞬で死滅する。

・動物性乳酸菌、ビフィズス菌は熱に弱いが、植物性乳酸菌は熱に比較的強く、90℃を超しても死滅しない種類もある。

・熱によって死んだ乳酸菌も、生菌と同じ効果があるという専門家がいるが、生きたまま腸に届けられるならそれに越したことはない。

・乳酸菌を熱から守るために、乳酸菌はできるだけ生で食べ、調理する際も沸騰しないように気を付ける。

・乳酸菌を繁殖させるためには、使用する器具を熱殺菌しなければならない。

・乳酸菌は、免疫力を強めて熱中症や、発熱の対策になる。

私たちの超には、すでに数兆規模の乳酸菌がいて、私たちが健康に暮らすことができるように様々な役割を担っています。

そんな乳酸菌に最大のご褒美は、「オリゴ糖」「食物繊維」「乳酸菌の死菌」のようなエサ、そして「生きた乳酸菌」という仲間です。

これらを与えてあげれば、体内の乳酸菌はさらに増殖し私たちの体をさらに健康的にしてくれます。

生きて腸までとどいた乳酸菌は、数日しか生き残ることはできませんが、その役割は非常に大きいといえます。

生菌にこだわりすぎる必要はありません。しかし、今食べようとしている乳酸菌、これ生きたまま腸に届けられるようにしてみませんか?

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