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烏龍茶の妊婦への影響は大丈夫?飲み過ぎ・量・カフェインについて徹底解説!

烏龍茶   725 Views

烏龍茶は日本で緑茶・紅茶に次いでもっとも頻繁に多く飲まれている美味しいお茶です。

烏龍茶はヘルシーな「マイナスカロリー飲料」として、ダイエットにも健康・美容にも良い効果効能があるということで注目されています。

烏龍茶は「ウーロン茶重合ポリフェノール」の効果効能によって、脂肪の体への吸収を抑制して「肥満予防効果・ダイエット効果」を得ることができるのです。

しかし、烏龍茶にはカフェインとタンニンという成分が含まれているため、「妊婦・授乳中の母親」が飲む場合は、「飲む分量(何杯まで飲んでも良いか)」について注意が必要になります。

烏龍茶の飲み過ぎは健康な成人でも、「睡眠障害・下痢・便秘・胃痛・頭痛・頻尿・太りやすくなる」などの副作用の症状があることが知られています。

妊娠中の妊婦の場合は「カフェイン」を大量に摂取してしまうと、「早産・流産・低体重児のリスク」が高くなる可能性が統計で示唆されています。

カフェインは胎盤への血流量を減らすので、妊婦のお腹の中の胎児・胎芽(たいが)の健康な発育に悪影響が及ぶ可能性があるのです。

妊婦はお腹の胎児に、臍帯血を通して「栄養+酸素」をたっぷり供給して上げるために大量の血液を必要とします。

そのため、元々貧血になりやすいのですが「タンニン」を大量摂取すると鉄欠乏性貧血のリスクが上がるのです。

授乳中の女性も、赤ちゃんに「母乳経由のカフェイン」を摂取させてしまうと、お子さんに「情緒不安定(イライラ・不安)・寝付かない不眠」の副作用が出やすくなります。

この記事では、烏龍茶を妊婦が飲んでも大丈夫なのか、何杯まで飲んでも大丈夫かについて、「母体・胎児への影響」を中心に徹底的に解説していきます。

カフェインの効果効能と副作用についても分かりやすく説明していますので、ぜひ最後まで読んでください。

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Contents

烏龍茶が妊婦・授乳中の女性に与える影響について

烏龍茶は健康にも美容・ダイエットにも良い美味しいお茶です。

しかし「妊婦・胎児」と「授乳中の女性・乳幼児」が飲む場合は、烏龍茶が含むカフェインの影響に注意が必要になります。

烏龍茶が「妊婦(胎児)・授乳中の女性(乳幼児)」にどのような悪影響を与える可能性があるのかについて、「カフェイン・タンニン」の烏龍茶の成分を中心に解説します。

烏龍茶に含まれるカフェインの妊婦・胎児に対する影響

烏龍茶はカフェイン成分を100mlあたり約20mg含んでいて、そのカフェイン含有量は緑茶とほぼ同じです。

カフェインは「中枢神経系(脳)・自律神経(交感神経)」を興奮させる薬理作用を持っています。

その興奮作用で、成人であれば「眠気覚まし・疲労回復・気分高揚・集中力アップ」などの効果を実感できます。

しかし、成人でもカフェインの過剰摂取には、多くの副作用・依存性(中毒性)があることが知られています。

カフェインの解毒分解を司る肝臓機能が未熟な胎児・赤ちゃんにとって、カフェインは刺激が強すぎる劇物に近い化学物質です。

胎児・赤ちゃんは、カフェインの大量摂取で一定の健康リスクが生じるのです。

もちろん、妊娠中・授乳中だからといって烏龍茶やコーヒーを一切飲んではいけないわけではありません。

また烏龍茶を少しでも飲んだら、胎児・赤ちゃんの健康に害があるというわけでもありません。

カフェイン飲料の「飲み過ぎ・大量摂取」に注意すれば良いという話なのです。

「1日2~4杯の烏龍茶・コーヒー(1杯100~200ml程度)」を飲むくらいであれば、母体にも胎児・乳児にも健康への悪影響はまずないと考えられています。

烏龍茶によるカフェインの過剰摂取は「早産・流産・奇形・骨粗鬆症のリスク」を高める

妊婦が烏龍茶やコーヒーを飲み過ぎてはいけないとされる問題の中心にあるのは、「カフェインの過剰摂取」です。

妊娠中の妊婦がカフェインを過剰摂取すると、「早産流産(死産)・低体重児(旧未熟児)の出産・催奇形性(胎児発育異常)」が起こるリスクが上がるという世界各国・大学の統計調査があるからです。

カフェインは自律神経を興奮させて、「血管や子宮の収縮(胎盤への血流量の減少)・血圧上昇・心拍数増加」を引き起こします。

カフェインで血管・子宮が収縮したり血圧が上昇したりすると、妊娠初期の胎芽・胎児を体外に排出してしまう流産リスクが上がってしまうのです。

カフェインは血管拡張作用で腎臓の血流量を増やし、尿を多く頻繁に排出させる利尿作用を持っています。

カフェインの強い利尿作用は、「体内のカルシウム・ビタミン・鉄分・亜鉛」も尿と一緒に排出してしまいます。

その結果、カルシウム不足による「妊婦の骨粗鬆症」のリスクが上がるとも言われます。

妊婦のカルシウムの1日の推奨摂取量は「約650mg」と多めです。

できるだけカルシウムを体内・骨に吸収させるためにも、烏龍茶のカフェイン摂取は控えるべきなのです。

 

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アメリカの保険会社の調査では、カフェインの過剰摂取が「早産・流産」のリスクを上昇させるという統計結果がある

アメリカの保険会社カイザー・パーマネンテ(Kaiser Permanente)が1996年10月~1998年10月に、妊婦1063人を対象にした調査を行っています。

その大規模調査で、カフェインと流産の相関関係が示唆されています。

この調査で、1日200mg以上のカフェインを摂取した妊婦は、カフェインを摂取しなかった妊婦と比べ、流産の確率が「約2倍」になっていたのです。

イギリスの大学の研究では、カフェインの過剰摂取が「胎児の発育遅滞・低体重児出産」のリスクを高めるという研究結果がある

大量のカフェイン摂取は、血管収縮作用で胎盤・胎児に流れていく血流量を減らしてしまいます。

臍帯血の胎盤への血流量が減少すると、胎児に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなります。

血流量減少が「胎児の低体重児化・発育不全」の原因になりやすいのです。

イギリスのレスター大学とリーズ大学の研究調査では、1日約200mgのカフェインを連続摂取すると、胎盤の血流量が約25%減少することが確認されたとしています。

血液中のカフェインは胎盤で除去されることはなく、そのまま胎児にも流れていってしまいます。

「肝臓の代謝・解毒の機能」が未熟な胎児にとっては、カフェインの刺激で中枢神経系が興奮しすぎる問題もあります。

イギリスの大学の研究では、「1日約100mg以上」のカフェイン摂取から胎盤の血流量減少が起こって、胎児の発育遅滞・低体重児出産のリスクが上がると結論づけられています。

1日約300mg以上のカフェインを摂取した場合、約100mg摂取している妊婦と比べ、胎児の発育遅滞による低体重児出産のリスクが約1.5倍になります。

カフェインの過剰摂取が「早産(死産)・流産・低体重出生児」のリスクを上げることが、統計的な相関関係として示されているのです。

烏龍茶のカフェインには授乳中の女性も注意が必要:カフェインの母乳移行率は約0.5~1.0%

烏龍茶に含まれているカフェインは、小腸から吸収されて血液に溶け込み血液脳関門を越えて脳へと流れていきます。

脳の中枢神経系を興奮させることで覚醒作用を発揮します。

肝臓で代謝されることでカフェインは無毒化されます。

しかし、完全にカフェインが無くなるわけではなく、カフェインの一部は血液を介して母乳に移行します。

カフェイン成分の母乳移行率は、平均して「約0.5~1.0%」とされています。

母乳移行するカフェイン量は少ないので、「1日200~300mg」の妊婦のカフェイン摂取量の上限とされる分量を守っていれば、赤ちゃんに対する深刻な健康被害の心配はまずありません。

とはいえ、烏龍茶やコーヒーなどカフェイン飲料を飲みたいだけ大量に飲むことは控えるべきです。

母乳(カフェイン入り)を飲んだ赤ちゃんの自律神経が興奮し過ぎるというリスクがあるからです。

カフェインの利尿作用が、母体の栄養不良を引き起こす可能性もあります。

利尿作用が効き過ぎると、「鉄分・カルシウム・ビタミン」などの必須の栄養成分まで一緒に母体外に流してしまうからです。

 

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母乳に移行したカフェインが赤ちゃんの中枢神経(脳)を興奮させるリスク

授乳中の母親が烏龍茶を飲み過ぎると、カフェイン(経口摂取量の約0.5~1.0%)が母乳に移行し、その母乳を赤ちゃんが飲むことになります。

赤ちゃんがカフェインを摂取すると、中枢神経系(脳)と自律神経が興奮する覚醒作用によって寝つきにくくなる「睡眠障害・不眠」が起こりやすくなります。

赤ちゃんはすやすや眠っている時に「成長ホルモン」が大量に分泌されて、加速度的に脳・身体が成長していきます。

赤ちゃんの睡眠障害は、大人以上に悪影響が大きいと考えられています。

交感神経の興奮と睡眠不足で、「泣き続ける・イライラ(怒りやすさ)・不機嫌」などの情緒不安定の症状も出やすくなります。

自律神経の興奮によって胃液が分泌されにくくなり、胃腸で消化不良が起こることもあります。

カフェインが長時間肝臓に滞留してなかなか代謝・解毒されないことで、赤ちゃんの未熟な肝臓への負担も大きくなるのです。

カフェインの胎児の発育への悪影響は科学的に確定しているわけではない

妊婦・授乳中の女性は一般的に、カフェインをできるだけ摂取しない方が「母体・胎児・赤ちゃん」にとって安全であるとは言われています。

しかし、カフェインが具体的に母体や胎児、赤ちゃんにどのような影響を与えているのかの生理学的メカニズムは、科学的に分かっていない部分が多いのです。

カフェインを何回か大量に摂取したから、ただちに母体・胎児・赤ちゃんに深刻な悪影響が出るというほどの毒性がないことは確かです。

そのため、「大量かつ継続的なカフェイン摂取」にさえ注意すれば、妊婦・授乳中の女性でも常識の範囲内(概ね1日100~200mg以下)でのカフェイン飲料の摂取は大丈夫だと言えるでしょう。

7ヶ月未満の新生児の未熟な肝臓のカフェイン代謝能力は低く、血中半減期は「約4日間(成人は個人差があるが約2 ~8時間)」とされています。

お腹に胎児のいる妊婦、授乳中のお母さんは、1日300mg以上のカフェインの大量摂取は控えて下さい。

 

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よほど大量に烏龍茶を飲み過ぎなければ神経質にならなくても大丈夫

烏龍茶に含まれるカフェインの分量は「約20mg/100mlで、カフェイン飲料の中ではそれほどカフェイン含有量が多いわけではありません。

妊婦の精神的ストレスによる抑うつ・不安・イライラは、胎児・子宮環境に非常に大きな悪影響を及ぼすことが分かっています。

精神的ストレスとのバランスを考えると、無理して飲みたい烏龍茶(カフェイン飲料)を一切飲まないよりも、適量の烏龍茶を飲んだ方が母体にも胎児にも良いと言えるかもしれません。

妊婦でも烏龍茶を「1日1.5~2リットル以上」など極端に大量に飲みすぎなければ、それほど神経質にならなくても大丈夫なのです。

なお、烏龍茶の効能については、本サイトの「烏龍茶の効果が凄い!健康・ダイエット・美肌などの効能を徹底解説!」で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

 

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烏龍茶に含まれるタンニンの妊婦・胎児に対する影響

烏龍茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンが酸化発酵して生成された「タンニン(烏龍茶の渋味成分)」が含まれています。

タンニンには、カテキンと同様の「抗酸化作用(アンチエイジング効果)・抗菌作用・殺菌消臭効果・脂肪吸収抑制の効果・脂肪燃焼促進の効果」があります。

タンニン独自の効果として、「皮膚・内臓粘膜の収斂作用(しゅうれんさよう)」もあります。

タンニンの収斂作用は肌(皮膚)に作用すれば、毛穴・皮脂腺を引き締める「美肌効果」を実感できます。

しかし、タンニンの収斂作用が胃・大腸の内臓粘膜に作用してしまうと、胃が引きつる「胃痛」が起こることもあります。

タンニンは、大腸内の排泄物から水分を奪う「便秘」の副作用の原因になることもあります。

タンニンの過剰摂取は、胃腸機能が低下しやすい妊婦に「内臓粘膜の収斂作用による胃痛・便秘」の副作用を引き起こす恐れがあるのです。

タンニンの妊婦・胎児に対する悪影響として注意すべきものに「鉄欠乏性貧血」と「葉酸の吸収阻害」があります。

タンニンの過剰摂取は「鉄欠乏性貧血」のリスクを高める

タンニンは「鉄分」と結合しやすい性質を持っていて、タンニンと鉄が結合すると難消化性の「タンニン鉄」になって、小腸から血液に鉄分が吸収されにくくなります。

タンニン鉄が大量に生成されると、ただでさえ胎児に血液を大量に送り届けるために貧血になりやすい妊婦は、「鉄欠乏性貧血」を発症するリスクが高まるのです。

妊婦が鉄欠乏性貧血を発症すると「めまい・息切れ・動悸・気分の悪さ・顔面蒼白・運動ができない」などの自覚症状が出ます。

妊婦の場合は「胎児の栄養失調」も懸念されます。

タンニンは、ほうれん草・ケールなど植物由来の「非ヘム鉄」と結合しやすい性質を持っています。

そのため、烏龍茶を飲んでいる妊婦が鉄欠乏性貧血を予防するのであれば、牛肉・豚肉・鶏レバーなど動物由来の「ヘム鉄」を積極的に摂取することがおすすめです。

 

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タンニンやカテキンの過剰摂取は「葉酸」の働き(胎児の健康な成長促進)を阻害する

妊婦のお腹にいる胎児の健康な発育促進(正常な核酸合成=DNAの複製エラーの防止)といった大切な働きを持つのが「葉酸」です。

葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、「ビタミンM・ビタミンB9・プテロイルグルタミン酸」とも呼ばれます。

葉酸は胎児の健全な発育(正常な細胞分裂)にとって、必須ビタミンの中でも特に重要性の高いビタミンとされています。

葉酸は生命の設計図であるDNA(デオキシリボ核酸)の生合成を支えており、胎芽・胎児の正常な細胞分裂を維持しているからです。

葉酸は、妊娠初期の胎児の先天性疾患である「神経管閉鎖障害(無脳症・二分脊椎)」の発症リスクを低下させます。

しかし、烏龍茶が含むタンニン(カテキン)やカフェインは、葉酸と結合して吸収を阻害する副作用があるため、妊婦・胎児にはタンニンとカフェインの過剰摂取は有害なのです。

厚生労働省は「妊娠する1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までは葉酸を積極的に摂取すること(1日あたり0.4mg=400μg以上)が望ましい」と提言しています。

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烏龍茶にも含まれるカフェインとは何か?

烏龍茶だけではなくコーヒーや緑茶、紅茶、コーラ、ココア、チョコレート(カカオ)など様々な飲料・食品に含まれているカフェインとはどのような物質なのでしょうか。

この項目では、妊婦・胎児に悪影響を及ぼしてしまうこともあるカフェインの特徴と効果・副作用について詳しく解説していきます。

カフェインは中枢神経系・脳を覚醒(興奮)させるアルカロイドである

カフェインとは植物に含まれる塩基性化合物の「アルカロイド」の一種です。

カフェインには「中枢神経系(脳)・自律神経系(交感神経)」を興奮させる強い薬理活性があります。

カフェインは覚醒作用のある精神刺激薬として解熱鎮痛剤などの有効成分にもなっています。

カフェイン自体は広範な飲食物に含まれる成分で、医薬品ではありません。

しかし、カフェインには医薬品(向精神薬)に近い「精神刺激(興奮・高揚・覚醒・元気にさせる)の効果」があるのです。

 

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カフェインの効果効能について

カフェインの効果と言われてすぐに思い浮かぶのは、コーヒーのカフェインの持つ「眠気覚まし(覚醒・眠れなくなる)の効果」です。

カフェインにはそれ以外にも様々な効果があります。

カフェインの持っている各種の効果効能について、分かりやすく説明していきます。

カフェインには覚醒作用(眠気覚ましの効果)がある

カフェインは中枢神経系を興奮させて脳の覚醒水準を高めるので、眠気を覚ます効果があります。

さらに、アデノシン受容体と(アデノシンと化学構造が似ている)カフェインが結合することで、「眠気・疲労感」を感じづらくなるのです。

アデノシンとは、DNAやRNAの核酸を構成しているヌクレオシドの一種で、アデニンとリボース(糖)が結合したものです。

アデノシンがアデノシン受容体と結合すると、眠たくなってきて疲労感も感じるようになります。

カフェインがアデノシン受容体と結びつくことで「眠気・疲労感」を感じにくい覚醒効果が生じます。

コーヒーナップの仮眠でカフェインの眠気覚まし効果がアップ

カフェインの眠気覚ましの効果を強めたい時には「コーヒーナップ」という仮眠を取るようにしましょう。

カフェインは摂取してから「約30分後」に脳に到達して、眠気覚ましの覚醒効果を発揮します。

烏龍茶やコーヒーなどでカフェインを摂取してから「約15分間の仮眠(コーヒーナップ)」を取ると、脳内のアデノシンが減少します。

その結果、より強い眠気覚ましの効果を得やすくなります。

カフェインには思考力・集中力アップと疲労回復の効果がある

カフェインを摂取すると、上記したようにアデノシン受容体と結合することで「疲労感(眠気)」を感じにくくなります。

さらに、筋肉疲労の結果である乳酸の蓄積を防いでくれます。

アデノシンの疲労効果を阻害して乳酸蓄積を防ぐことで、「疲労回復の効果」を期待することができます。

適量のカフェインの覚醒作用と烏龍茶の華やかな香りは、疲労回復だけではなくて「リラックス効果」ももたらすと言われています。

カフェインは中枢神経系(脳)を刺激することで精神の活力・やる気を高めるので、「思考力・集中力のアップ」という嬉しい効果もあります。

カフェインは脳内で長期記憶・学習を司っているとされる「海馬」も刺激するので、記憶作業を伴う勉強の思考力アップにも効果があるのです。

カフェインは、勉強をする約30分前に摂取するようにするのがおすすめです。

カフェインで思考力・集中力(記憶力)がアップするタイミングが、勉強の時間と合ってちょうど良くなるでしょう。

 

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カフェインには利尿作用(頻尿の副作用)がある

カフェインは自律神経系の交感神経を興奮させて腎血管を拡張します。

腎血管拡張で、不純物・老廃物を濾過して尿にする「糸球体濾過量 (GFR)」を増やす利尿作用があります。

カフェインは尿細管における水分の再吸収を阻害するので、尿の回数が増えることにもなります。

カフェインの利尿作用には、「頻尿・多尿・栄養成分流出(ビタミンやミネラルの流出)の副作用」の問題もあります。

一方、カフェインの利尿作用で、体内の不要な水分・老廃物を排出しやすくなるので、「むくみ(浮腫)」が軽減しやすい効果もあります。

カフェインには鎮痛解熱の効果がある

カフェインは自律神経系の交感神経を興奮させて血管を収縮させます。

カフェインはこの血管収縮作用によって血流を改善するので、鎮痛解熱効果に期待できるのです。

カフェインは血管収縮作用による血流改善によって、血管が拡張して頭痛が起こる「緊張型頭痛・偏頭痛(片頭痛)」に対して鎮痛効果を発揮します。

風邪薬(鎮痛解熱剤)の主成分はイブプロフェンです。

イブプロフェンは痛み・熱の原因となる化学物質プロスタグランジンの生成を抑制します。

鎮痛解熱剤に配合される「無水カフェイン(医薬用の粉末状カフェイン)」は、このイブプロフェンの効果を強めて解熱してくれるのです。

 

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カフェインには持久力アップ・脂肪燃焼促進の効果がある

カフェインの血管収縮効果が心臓に作用すると、心臓から出た太い二本の冠状動脈を拡張させて「強心作用(心筋収縮力の強化)」を発揮します。

カフェインの強心作用は心肺機能を高めることにつながるので、運動・スポーツにおいて多少の「持久力アップの効果」に期待できます。

カフェインは自律神経系を興奮させることで基礎代謝(新陳代謝)を促進します。

そして、褐色脂肪細胞(熱産生で体温維持する細胞)の脂肪燃焼機能を活発化します。

カフェインは脂肪分解酵素リパーゼを活性化することで、脂質を中性脂肪(トリグリセリド)と脂肪酸に分解し、脂肪を燃焼しやすい状態にします。

カフェインの脂肪燃焼促進効果は、「有酸素運動の約15~30分前」に摂取することでもっとも効率的に働くことになります。

カフェインには肝機能強化・二日酔い改善の効果がある

カフェインは肝臓を刺激して肝機能(アルコール代謝機能)を強化するので、「二日酔いの予防・改善」に一定の効果があります。

カフェインは肝臓のアルコール代謝・解毒の機能を高めることで、二日酔い・悪酔いの原因物質となる「アセトアルデヒド」の解毒・分解を促進してくれるのです。

なお、アルコール(エタノール)の肝臓・健康への影響については、本サイトの「甘酒にアルコールは入っているのか?」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

 

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カフェインの副作用・悪影響について

カフェインは健康・ダイエットに良い効果ばかりではなく、以下のような副作用・悪影響も多くあります。

カフェインの持つ副作用・悪影響を予防するためには、カフェインの過剰摂取をしないようにしないといけません。

カフェインの過剰摂取の基準は、妊婦であれば「1日約200~300mg以上」です。

一般の人であれば「1日約400mg以上」となりますが、妊婦は少なければ少ないほど母体と胎児の安全性が高まります。

カフェインには睡眠障害の副作用がある

カフェインはアデノシン受容体と結合して中枢神経系(脳)を興奮させることで、眠気を覚ます覚醒効果を発揮します。

しかし、眠気覚ましの反動として、反対に眠れなくなる「睡眠障害・不眠」の副作用が出ることがあります。

睡眠は「疲労回復・脳機能の回復・ホルモン分泌・免疫力向上・健康維持」にとって非常に大切な生理現象です。

カフェイン過剰摂取による睡眠障害は悪影響が大きいのです。

カフェインの不眠の副作用は、1日約250mg以上」の摂取によって発生しやすくなることが睡眠の統計調査から分かっています。

 

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カフェインには胃痛・吐き気(気分の悪さ)の副作用がある

カフェインが自律神経系の交感神経を刺激することで「胃酸の分泌量」が増えます。

そのため、胃の中に食べ物が入っていない状態だと「胃痛・吐き気(気分の悪さ)」の副作用が起こりやすくなります。

カフェインは胃腸に対する刺激が強い物質なのです。

カフェインを過剰摂取すると、胃液の大量分泌によって自分の胃粘膜が溶かされやすくなります。

その結果、「胃痛・消化器潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)」のリスクが上がります。

潰瘍にならない段階でも、吐き気がしたり胃部不快感で気分が悪くなったりしやすいのです。

カフェインには頭痛・めまいの副作用がある

カフェインは中枢神経系(脳)を興奮させるので、大量に摂取すると「頭痛・めまい」などの副作用の症状が出やすくなります。

カフェインはさらに自律神経系も興奮させます。

血管収縮による血圧上昇、心拍数・呼吸数の増加の副次的影響として「頭痛・めまい」が悪化してしまう恐れがあります。

カフェインには動悸・息苦しさの副作用がある

カフェインは自律神経系の交感神経を興奮させることで、心臓の血管収縮力を強める「強心作用」を発揮します。

カフェインの持つ強心作用(血圧上昇・心拍数と呼吸数の増加)が強くなりすぎると、「動悸・息苦しさ」の副作用が出やすくなってしまうのです。

交感神経の興奮作用が効き過ぎると、心臓がドキドキする動悸、呼吸がハアハアとなる息苦しさ(呼吸困難感)の副作用が出ることがあります。

 

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カフェインには依存性・中毒性がある

カフェインは中枢神経系を興奮させたりアデノシン受容体と結合したりします。

そのことで、「眠気覚まし・疲労回復・リラックス・集中力アップ」などの好ましい効果を発揮します。

これらのカフェインの好ましい効果は、脳の報酬系に快感刺激として働きかけることになります。

報酬系の刺激によって、カフェインは「依存性・耐性」を形成しやすいのです。

カフェインを頻繁・大量に摂取していると、繰り返し覚醒効果の快感を味わいたいという「精神依存」を形成しやすくなります。

あるいは、カフェインを習慣的に摂取しないと手の振るえ・頭痛・気持ち悪さなどの離脱症状(禁断症状)が出る「身体依存」を形成することもあります。

カフェインは長期にわたって摂取していると、段々と覚醒効果を感じにくくなってくる「耐性」も形成されます。

耐性で一回の摂取量が多くなりやすい問題もあります。

カフェインの悪影響が強くなるカフェイン中毒になると、「動悸・めまい・吐き気・息苦しさ(呼吸困難感)」などの症状が出てきます。

カフェイン中毒症にも「急性中毒」と「慢性中毒」があります。

カフェインの半数致死量 (LD50) は約200 mg/kgとされています。

体重50~70kgの一般的な成人では、「カフェイン10g~14g」以上の大量摂取をすると死亡リスクが出てきます。

カフェインには離脱症状(抑うつ感・集中力低下)がある

カフェインの依存性は「酒(アルコール)・タバコの依存性」と比較するとかなり弱いものです。

違法薬物のような危険な依存性・副作用があるとまでは言えません。

しかし、カフェインを日常的に多く摂取していた人が、急にやめると、以下の「離脱症状(禁断症状)」が出てくる恐れがあるので注意しましょう。

・手の振るえ・振戦

・覚醒水準の低下・眠気やだるさ、無気力

・集中力・思考力の低下

・抑うつ感・物事に対する意欲減退

・頭痛・めまい・胃痛・嘔吐などの苦痛な不快症状

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妊婦は烏龍茶を何杯まで飲んでも大丈夫なのか?

妊婦・胎児・新生児(赤ちゃん)に対する烏龍茶の悪影響について考える場合には、「烏龍茶を飲む分量」が問題になってきます。

烏龍茶は大量に飲み過ぎさえしなければ、妊婦や胎児、新生児(赤ちゃん)に対してそれほど深刻な健康被害があるわけではないのです。

この項目では、妊婦は烏龍茶を何杯まで飲んでも大丈夫なのか、妊婦は烏龍茶をどのくらいの量までなら飲んでも安全なのかという上限量について説明していきます。

烏龍茶のカフェイン量

烏龍茶は、摘んだ茶葉を「萎凋(いちょう)・揺青(やおちん)・揉稔(じゅうねん)」の方法で酸化発酵させた半発酵茶です。

烏龍茶は酸化発酵の途中で火入れして発酵を止めた「半発酵茶(約30~70%の発酵)」です。

独特の華やかな香りがあり、適度な苦さと甘さが混じった味をしています。

茶葉には栄養を分解する「酵素」が含まれているので、摘んだ茶葉を火入れせず放置しておけば「酸化発酵」が段階的に進んでいきます。

烏龍茶のカフェイン含有量は、100mlあたり約20mgとなっています。

 

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緑茶・紅茶・玉露のカフェイン量

烏龍茶のカフェイン含有量は上記したように「20mg/100ml」です。

同じツバキ科の常緑樹「チャノキ(茶の木, Camellia sinensis)」の茶葉から作られる緑茶・紅茶・玉露のカフェイン量はどれくらいあるのでしょうか。

茶葉にすぐ火入れをして発酵させていない「不発酵茶」である緑茶のカフェイン量は以下になります。

・緑茶のカフェイン量……20mg/100ml

茶葉に火入れをせず赤色になるまで完全に発酵させた「完全発酵茶」である紅茶のカフェイン量は以下になります。

・紅茶のカフェイン量……2030mg/100ml

玉露は茶葉の「柔らかい若芽」を使った緑茶の最高級品です。

玉露には収穫前(最低2週間)に日光を遮る被覆をするという栽培方法の特徴があります。

茶葉の若芽に大量のカフェインが含まれていて、日光に当てないことで苦味成分のカテキン(タンニン)が減少します。

さらに、甘味成分となるアミノ酸のテアニンが増加しやすくなります。

玉露の甘味を最大限に抽出して美味しく飲むためには、「約40~60度」のぬるめのお湯でゆっくりと抽出します。

・玉露のカフェイン量……160mg/100ml

 玉露のカフェイン量は数字だけを見ると極端に多いのですが、玉露のカフェインはタンニンと結合して排出されやすい特徴があります。

そのため、実際に体内に吸収されて効果を発揮するカフェイン量は、玉露よりもコーヒーの方が多いとも考えられています。

実質的なカフェイン吸収量を考えると、玉露がカフェインの過剰摂取を引き起こす体に悪くて危険な飲み物だとは一概に言えません。

また玉露は大量に飲むお茶でもないので、健康上の問題はほとんどないでしょう。

烏龍茶と色々な飲み物のカフェイン量の比較

烏龍茶のカフェイン含有量は20mg/100mlですが、カフェインを含む他の飲み物と比較してみましょう。

烏龍茶・緑茶・紅茶以外の色々な飲み物のカフェイン含有量は、以下のようになっています。

・ドリップコーヒー……約6090mg/100ml

・インスタントコーヒー……約4555mg/100ml

コーラ……約10mg/100mg

抹茶……約30mg/100mg

ほうじ茶……約20mg/100ml

玄米茶……約10mg/100ml

ココア……約30mg/100ml

レッドブル(エナジードリンク)……約80mg/250ml

 

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妊婦のカフェイン摂取量上限は「1日約200~300mg以下」

妊婦は1日にカフェインをどのくらいの量まで摂取しても良いのかについて、日本の厚生労働省は明確な摂取量上限の基準値を出していません。

WHO(世界保健機関)は妊婦のカフェイン摂取量の上限を「約300mgと定義しています。

1日のカフェイン摂取量を300mg未満とすることで、「母体・胎児への悪影響(早産・流産・低体重児出産のリスク)」をほぼ無くせるとしています。

WHOの基準は、各国のカフェイン摂取量上限と比べるとやや甘めの基準です。

カナダ保健省とオーストリア保健・食品安全局(AGES)は、WHO(世界保健機関)と同じく、母体・胎児の発育に悪影響がでない妊婦の1日のカフェイン摂取量上限を「約300mgとしています。

欧州食品安全機関(EFSA)は妊婦のカフェイン摂取量上限について、妊婦の母体と胎児の発育に対する悪影響をほぼ無くすのであれば、1日約200mg以下」が望ましいとしています。

欧州食品安全機関(EFSA)は、子供の安全なカフェイン摂取量上限を「体重1kg当たり3mg」までとしています。

子供はカフェインを「1.4mg/kg」以上摂取してしまうと、「睡眠障害(不眠)・神経の興奮(イライラ・不機嫌)」などの副作用が出やすいとされています。

アメリカでも妊婦のカフェイン摂取量は1日約200mg以下」が望ましいとされ、英国食品基準庁(FSA)も同じく妊婦・胎児の健康維持のために1日約200mg以下」に摂取量を抑えるべきとしています。

世界各国の妊婦のカフェイン摂取量上限(1日)をまとめると、「約200300mgまでは摂取しても大丈夫であると言えるでしょう。

ただ妊婦がカフェイン摂取量上限を守る時には、烏龍茶以外にもコーヒーや緑茶、紅茶、チョコレート(カカオ)などにカフェインが含まれていることも合わせて考える必要があります。

烏龍茶を含めた飲食物のカフェイン量の合計が、1日200~300mgを超えないように気をつけるようにしましょう。

一般の人のカフェイン摂取量上限は「1日約400mg以下」

妊婦ではない一般の人でも、カフェインを大量に摂取すると「睡眠障害・頭痛・胃痛・めまい・吐き気(気分の悪さ)・不安性障害・動悸・抑うつ・冷え性」等の副作用が出ることがあります。

そのため、妊婦でなくても1日のカフェイン摂取量上限がWHO(世界保健機関)などによって定められています。

WHOと欧州食品安全機関(EFSA)は、一般的な成人のカフェイン摂取量上限は1400mgまでとしています。

コーヒー100mlはカフェイン60mgを含んでいるので、コーヒーだと1600ml程度(カップ34杯)までは飲んでも健康被害はまずないということになります。

カフェインの1回当たりの適正摂取量は「3mg/体重1kg」

カフェインの1日当たりの適正摂取量は5.7mg/体重1kgとされています。

体重50kgの女性なら「約285mg(上限は400mgとしても)」くらいが1日の適正量になります。

その意味では、体重50kg前後の女性なら妊娠していてもしていなくても、カフェインの1日の適正摂取量は「約200300mgの範囲内」にあるのです。

カフェインの1回当たりの適正摂取量は3mg/体重1kgになっています。

体重50kgの女性なら「約150mg(烏龍茶なら約750mlに相当)」くらいが1回の適正量になります。

 

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妊婦・授乳中の女性も「1日500~1000ml(コップ3~5杯)」程度なら烏龍茶を飲んでも大丈夫

妊婦・授乳中の女性のカフェイン摂取量上限を「約200~300mg」とすると、烏龍茶を1日に何杯まで飲んでも大丈夫なのでしょうか。

コップ1杯(約200ml)の烏龍茶には、「約40mg」のカフェインが含まれています。

烏龍茶のみの単純計算なら、1日6~7杯程度まで飲んでも大丈夫ということになります。

しかし、烏龍茶以外のコーヒーや緑茶、チョコレートなどにもカフェインは含まれるので、1日6杯以上も烏龍茶を飲むことはおすすめできません。

他のカフェイン飲料をほとんど飲まない前提であれば、妊婦・授乳中の女性は15001000ml(コップ35杯=カフェイン最大約200mg)」程度なら烏龍茶を飲んでも大丈夫でしょう。

胎児・乳児に対するカフェインの悪影響は絶対に避けたい妊婦・授乳中の女性であれば、烏龍茶のペットボトル1本分に当たる「約500ml(カフェイン約100mg)」に抑えればより安全でしょう。

サントリーの黒烏龍茶が推奨する「1日2本約700ml」なら妊婦が飲んでも大丈夫

サントリーが販売しているトクホの「黒烏龍茶」は、ダイエット目的で飲む際の1回の量の目安を「約350ml(小さいペットボトル1本分)」にしています。

黒烏龍茶には中性脂肪やコレステロールを減らして高血圧など生活習慣病を予防する効果があります。

黒烏龍茶の適量は12回(食事中か食後に350ml2回飲む=合計700ml)」とされています。

ペットボトル入りの黒烏龍茶のカフェイン量も、普通の烏龍茶と同じ「約20mg/100ml」です。

そのため、黒烏龍茶の1日の適量「約350700ml(カフェイン量は最大140mg)」を妊婦が飲んでも胎児に悪影響はまずないでしょう。

妊婦・授乳中の女性はコーヒーも「1日2~3杯」までなら飲んでも大丈夫

妊婦・授乳中の女性はカフェイン摂取をできるだけ控えるべきです。

しかし、「約200~300mg」の上限までならカフェインをある程度は摂取しても大丈夫です。

コーヒーのカフェイン量は「約60mg/100mlと多くなります。

コーヒーもコーヒーカップ(1杯140ml)「約2~3杯」くらいであれば、妊婦であっても飲んでも大丈夫でしょう。

なお、コーヒーカフェインの健康効果については、本サイトの「コーヒーカフェインの効果が健康にもの凄く良い!」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

 

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カフェイン摂取の悪影響を過度に気にする「精神的ストレス」も母体・胎児に悪影響が多い

妊婦・授乳中の女性は、どうしても自分の子供(胎児・乳児)の健康や発育のことが気になってしまいます。

しかし、「カフェイン摂取の悪影響」をあまりに心配しすぎるのも母体と胎児・乳児に良くありません。

烏龍茶やコーヒーをどうしても飲みたいのに、我慢に我慢をして1杯も飲まないというのも、逆に「精神的ストレス」の悪影響があるからです。

妊婦の健康状態の悪化や早産・流産の原因として、自律神経系のバランスを崩す「精神的ストレス」は無視できないほどに大きなものです。

妊婦は、精神的ストレスを溜め込まないことを第一に気をつけましょう。

カフェインを過剰に気にして、1杯の烏龍茶(コーヒー)を飲まずにイライラしたり情緒不安定になってしまえば、余計に胎児にも悪影響です。

烏龍茶は1日2杯までなど基準を決めて飲むようにした方が、母体・胎児の健康にも良いでしょう。

 

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「カフェインレス」と「ノンカフェイン・カフェインフリー」は厳密には意味が違う

妊婦の人はカフェイン摂取量を減らすために、「カフェインレス・ノンカフェイン・カフェインフリー」と表記された飲料・商品を購入することが多いと思います。

しかし、「カフェインレス・ノンカフェイン・カフェインフリー」は、それぞれ以下のように意味合いが違うので注意しましょう。

・カフェインレス……カフェインが一切含まれていないこともありますが、「カフェインレスのコーヒー(二酸化炭素で95%以上カフェイン除去したデカフェ)」などは微量のカフェインを含んでいることが多いです。

・ノンカフェイン……薬品・紅茶などに多い表記であり、カフェイン含有量はゼロになっています。

・カフェインフリー……ノンカフェインと同じく、カフェイン含有量はゼロです。

サントリーの「やさしい烏龍茶」は低カフェイン(3.0~6.7mg/100ml)

できるだけカフェイン含有量の少ない烏龍茶を選びたいという妊婦・授乳中の女性も多いと思います。

そんな低カフェインのニーズに応える烏龍茶が、サントリーが開発・販売している「やさしい烏龍茶」です。

「やさしい烏龍茶」のカフェイン含有量は「約3.0~6.7mg/100ml」と非常に少なくなっています。

やさしい烏龍茶のカフェイン含有量であれば、1日に2リットルの烏龍茶を飲んだとしても、カフェイン摂取量は「約60~134mg」に過ぎません。

やさしい烏龍茶であれば1日2リットル以上の量を飲んだとしても、お腹の胎芽・胎児に対するカフェインの悪影響はまず心配しなくても大丈夫なのです。

 

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「カフェイン含有量」を減らす烏龍茶の淹れ方は水出し

烏龍茶の淹れ方を工夫することで、カフェイン含有量を減らすこともできます。

カフェインは熱湯で茶葉を抽出する時にもっとも多く抽出されますが、特に「最初の30秒」で大量のカフェインが抽出されています。

カフェイン摂取量を減らしたいのであれば、烏龍茶の茶葉に少量の熱湯を注いでから「30秒間」待ち、最初のお茶は捨てるようにしましょう。

少量のお湯を注いで30秒待てば、茶葉が開いてお茶が抽出しやすくなっています。

後は「水出し烏龍茶」を作ることで、さらにカフェイン抽出量を減らすことができます。

熱湯を注いで捨てた後の烏龍茶の茶葉(約5~10g)に、「冷たい水+氷(合計1リットル)」を注ぎましょう。

そして、約1~3時間抽出すれば簡単に「水出し烏龍茶」ができあがります。

水出し烏龍茶の抽出時間は「お好み」で良いのです。

「8~12時間以上」長く抽出しても、「水出しのお茶」は苦味はほとんどでないので安心して下さい。

水出し烏龍茶は「味・香り」は煮出し烏龍茶よりも劣りますが、「甘味・さっぱりした味わい」が出てきます。

水出し烏龍茶は低カフェインになるだけではなく、飲みやすいというメリットもあるのです。

なお、水出し紅茶については、本サイトの「水出し紅茶のおいしい作り方・安全な飲み方とおすすめの茶葉」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

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妊娠周期と好ましくない化学物質(烏龍茶のカフェイン・アルコールなど)の影響

赤ちゃんを出産するまでの妊娠周期は、大きく「妊娠初期(015週目)・妊娠中期(1627週目)・妊娠後期(2840週目)」に分けられます。

各妊娠周期を経て胎児の脳・器官の成長は進んでいき母体の状態も変わります。

原則として、どの妊娠周期でも基本的に烏龍茶のカフェインをはじめとする化学物質の悪影響を避ける必要があります。

それぞれの妊娠周期における胎児の成長レベルと化学物質(有害物質)の影響について、説明していきます。

「妊娠初期(0~15週目)」の器官形成が不安定な胎芽・胎児は有害物質の影響に敏感

妊娠初期は胎芽・胎児に血液供給する「胎盤」を作る時期です。

烏龍茶などに含まれるカフェインは胎盤形成のための血液量を減少させる作用があります。

血流量不足で胎盤形成が不完全になると、胎芽・胎児の発育の阻害や遅滞のリスクが出てしまうのです。

妊娠初期は胎芽・胎児の細胞分裂が安定しておらず、器官形成にも奇形・不全などの問題が起こりやすいのです。

そのため、妊娠初期はできるだけ有害な化学物質(カフェイン・アルコール)は摂取しない方が安全です。

妊娠5週目から「つわり(悪阻)」が起こりやすくなり、妊娠8週目から子供の呼び名が「胎芽」から「胎児」へと変わります。

しかし、妊娠8~9週目あたりは流産リスクが高まる時期なので、特にカフェイン含む有害な化学物質の摂取に気をつけましょう。

母体も胎盤形成で血流量が急激に増加するので、貧血になりやすい時期です。

烏龍茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害して「鉄欠乏性貧血」のリスクを高めるので、適量を飲むようにしましょう。

 

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安定期といわれる「妊娠中期(16~27週目)」は有害物質の影響はやや弱まる

妊娠16週目以降の妊娠中期(安定期)に入ると、胎児の状態が安定して「人間らしい姿」を形成してきます。

妊娠中期に入ると、流産(死産)のリスクもかなり低くなり、つわりも治まって母体の調子も良くなりやすいのです。

26~27週目になると、胎児の目・鼻・口などの感覚器官が完成してきて脳との情報伝達も始まります。

この段階で、ある程度「感覚機能」が発達してきます。

妊娠中期でも、カフェインを過剰摂取すると「血管収縮・血圧上昇・中枢神経の興奮(胎児の神経興奮)」が起こるので注意しましょう。

妊娠中期のカフェイン過剰摂取は、「小児白血病」の一因になるとする注意喚起の仮説もあります。

妊娠中期も大量カフェイン摂取は控えるようにしましょう。

「妊娠後期(28~40週目)」は成長した胎児による妊婦の負担が大きくてデリケートな時期

妊娠28~29週目には、出産時の態勢を整えるかのように、胎児が下向きの体勢で定着してきます。

この段階で感覚機能に加えて「感情機能」も発達してくると考えられています。

妊娠32~35週目には大きくなったお腹の子宮が拡張して膀胱を圧迫したり、背中・腰・脚への負担が大きくなったりします。

妊婦は身体的につらい時期になってきます。

妊娠36~39週目は「臨月」に当たり、いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない時期です。

赤ちゃんは骨盤に頭部を固定していつ産まれてもいい体勢になっています。

妊娠後期もカフェインやアルコールの過剰摂取は、「切迫早産・母胎の体調悪化・胎児の発育不良・低体重児出産」などにつながる恐れはあります。

妊娠後期は母体の基礎代謝(新陳代謝)も低下して、肝臓でカフェインを代謝・解毒する能力もかなり落ちています。

そのため、妊娠後期は母体でカフェインを代謝しきれずに胎盤を通過して、お腹の赤ちゃんにカフェインが多く流れやすい時期でもあります。

母体・胎児共にデリケートな妊娠後期も、妊娠初期と同じくカフェインの過剰摂取には一定以上の注意が必要なのです。

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烏龍茶の飲み過ぎによる副作用と烏龍茶の効果効能について

烏龍茶を飲み過ぎると「カフェイン・ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)・タンニン(カテキン)・サポニン」などの影響で副作用の症状が出ることがあります。

もちろん、烏龍茶には副作用だけではなく身体の健康や美容に良い効果効能もたくさんあります。

烏龍茶の飲み過ぎはカフェイン以外の副作用・症状が出ることもある

烏龍茶の飲み過ぎはカフェインの過剰摂取につながります。

「睡眠障害(不眠)・胃痛・頭痛・下痢・めまい・吐き気(気分の悪さ)・動悸・呼吸困難感」のような副作用・症状が出やすくなります。

烏龍茶の飲み過ぎはカフェインの悪影響以外にも、以下のような副作用・症状が出ることもあります。

・水分の過剰摂取による「下痢」の症状

・水分の過剰摂取による「手足のむくみ(浮腫)」の症状

・ウーロン茶重合ポリフェノールが胃・小腸の油分を過度に洗い流すことによる「胃痛・腹痛・下痢や便秘」の症状

・ウーロン茶重合ポリフェノールの「脂肪吸収抑制・脂肪排出促進」が効き過ぎることによる「肌・粘膜・髪の毛の乾燥」の副作用

・烏龍茶の過剰摂取による「空腹時の血糖値上昇・糖尿病に対する悪影響の恐れ」という副作用

・タンニンが鉄分と結合することによる「鉄欠乏性貧血のリスク上昇」の副作用

・烏龍茶の飲み過ぎによる下痢(栄養流出)・冷え性(基礎代謝低下)によって「太りやすい体質になる」という副作用

なお、烏龍茶の飲み過ぎによる副作用については、本サイトの「烏龍茶の飲み過ぎで下痢・頭痛・気持ち悪い・太るなどの症状について徹底解説」で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

 

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烏龍茶は悪影響だけでなく「健康・美容・ダイエット」に良い効果効能もある

烏龍茶には「副作用・症状による悪影響」だけではなくて、以下のような「健康・美容・ダイエットの効果効能」もあります。

烏龍茶は、ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)の持つ「中性脂肪(皮下脂肪・内臓脂肪)を減らす効果」に特に注目されているお茶でもあります。

・ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)・サポニンの脂肪吸収抑制、脂肪排出促進の効果

・ウーロン茶重合ポリフェノール・カフェイン・カテキンの脂肪燃焼促進のダイエット効果

・ウーロン茶重合ポリフェノール・カテキン・タンニンの美肌美白の効果

・ウーロン茶重合ポリフェノール・カテキンの抗菌作用、抗ウイルス作用

・カフェインの利尿作用

・カフェインの覚醒効果・眠気覚まし・集中力アップ

・カフェイン・テアニンの疲労回復、リラックスの効果

・ウーロン茶重合ポリフェノールの高血圧・脂質異常症の予防、抗がん作用

・ウーロン茶重合ポリフェノール・カテキン・サポニンの抗酸化作用(アンチエイジング効果)

・カテキン・カフェインの虫歯・歯周病・口臭の予防効果

 なお、烏龍茶の効果効能については、本サイトの「烏龍茶の効果効能が凄い!便秘解消・美肌・ダイエットなどすべての効果を徹底解説!」で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

 

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烏龍茶の効果的な副作用の少ない飲み方は「食事中・食後」にホットで飲む

烏龍茶の副作用の症状を減らして、「脂肪吸収抑制・脂肪排出促進のダイエット効果」を強める飲み方は「食事中・食後に飲む」になります。

ウーロン茶重合ポリフェノールやサポニンの持つ脂肪吸収抑制の効果を強めるためには、「胃・小腸に食物が入った状態」で烏龍茶を飲むことがおすすめです。

烏龍茶は、すでに体に付いてしまった「皮下脂肪・内臓脂肪」を燃やして減らす効果はありません。

食べた物の脂肪吸収を抑えて排出してくれる効果なので、「食事中・食後」に飲む方がよく効くのです。

空腹状態で烏龍茶を飲んでしまうと、カフェインが胃腸を刺激して胃液分泌を促進します。

胃液の過剰分泌で、「胃痛・腹痛の副作用」が起こりやすいというデメリットもあります。

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烏龍茶の妊婦・授乳中の女性に対する影響のまとめ

妊婦・授乳中の女性が烏龍茶を飲みたいという時に、注意すべき烏龍茶の成分は「カフェイン・タンニン」になります。

妊婦が烏龍茶に含まれるカフェインを過剰摂取すると、「早産・流産・低体重児出産・奇形・骨粗鬆症・鉄欠乏性貧血」などのリスクが高まるというアメリカやイギリスの研究調査・統計情報があるのです。

授乳中の女性が烏龍茶のカフェインを過剰摂取した場合にも、カフェインの約0.5~1.0%が母乳に移行します。

カフェイン入りの母乳を飲んだ赤ちゃんに「不眠・イライラ・落ち着きの無さ」の副作用が出ることがあります。

しかし、妊娠中・授乳中だからといって烏龍茶を一切飲んではいけないというわけではありません。

また、少しでも烏龍茶やコーヒーを飲んだら、胎児・赤ちゃんの健康に害がある(流産・早産をしやすい)というわけでもないのです。

烏龍茶には有害な副作用だけではなくて、「健康・美容・ダイエット」に嬉しい素晴らしい効果も多くあります。

妊婦のカフェイン摂取量上限である「約200300mgを守って、適量の烏龍茶を飲むのであれば特別な問題や被害はまず起こらないのです。

妊婦は確かに烏龍茶の飲み過ぎとカフェインの大量摂取には注意しなければなりません。

しかし15001000ml(コップ35杯=カフェイン最大約200mg)」を飲む程度なら、母体・胎児・乳児への悪影響はまずないでしょう。

妊婦・授乳中の女性も「烏龍茶の適量(約500~1000mlまで)・カフェイン摂取量上限(約200~300mgまで)」を守れば、美味しい烏龍茶を飲んでも大丈夫なのです。

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