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烏龍茶の飲み過ぎで下痢・頭痛・気持ち悪い・太るなどの症状について徹底解説!

烏龍茶   5,565 Views

烏龍茶は日本で日常的に飲まれているポピュラーなお茶の一種で、烏龍茶には「健康・ダイエット・美容」に効く効果があります。

烏龍茶に含まれるウーロン茶重合ポリフェノールは、腸管(小腸)における脂肪吸収を抑制して、便と一緒に大量の脂肪を排出してくれます。

烏龍茶は脂質を分解する酵素リパーゼを阻害することで、脂肪の分解吸収を抑制し「ダイエット効果・肥満予防(メタボ予防)効果」を発揮してくれます。

烏龍茶にはダイエット効果だけでなく、カテキンの「抗酸化作用・殺菌作用・抗ウイルス作用・動脈硬化予防・抗がん作用・コレステロール値低下」があります。

カフェインの「覚醒作用・利尿作用・脂肪燃焼・集中力アップ」の効果も期待でき、タンニンには「抗酸化作用(アンチエイジング)・美肌(肌の収斂作用)」があります。

このように健康や美容、ダイエットに素晴らしい効果効能を持つ烏龍茶ですが、量を飲めば飲むほど心身の健康に良いというわけではありません。

烏龍茶の飲み過ぎには、以下のような副作用としての症状がでるリスクがあるからです。

・胃痛(腹痛)

・下痢・便秘

・口渇・喉のイガイガや乾燥感

・頭痛・吐き気(気持ち悪さ)

・利尿作用による頻尿多尿・脱水症状

・睡眠障害(不眠)

・肥満リスク・太るリスク・基礎代謝低下

・手足や顔のむくみ

この記事では、烏龍茶の飲み過ぎによって起こる恐れがある副作用の症状・問題について徹底的に解説しています。

烏龍茶の飲み過ぎで副作用の健康被害がでないようにするため、「烏龍茶の正しい飲み方・一日に飲む適量」についても分かりやすく説明します。

烏龍茶の飲み過ぎによる症状・問題のリスクを正しく理解するために、ぜひ最後までお読みください。

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Contents

烏龍茶の飲み過ぎによる副作用や症状について

烏龍茶がいくら「健康・美容・ダイエット(メタボリックシンドロームの肥満予防)」に良いといっても、大量に飲み過ぎれば害がでます。

烏龍茶に限らず、飲食物は何でも「適正な摂取量(健康を崩さない適量)」があり、暴飲暴食(食べ過ぎ・飲み過ぎ)をすると副作用がでます。

烏龍茶も食べ物と同じように「過ぎたるは及ばざるが如し(過剰は不足と同じ)」で、烏龍茶を飲み過ぎると「副作用の症状・問題」が出やすくなるのです。

なお、烏龍茶の効果効能については、本サイトの「烏龍茶の効果効能が凄い!便秘解消・美肌・ダイエットなどすべての効果を徹底解説!」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

 

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烏龍茶を含め「水分の過剰摂取」は身体に悪い:成人の身体の約60~65%が水分

烏龍茶を構成する成分のうち約99.8%は「水(H2O)」で、その水分の中に微量の栄養成分が溶け込んでいます。

人間をはじめとする動物は、水分を摂らなければ生存・生命を維持できず、成人の身体の約60~65%は「水」で構成されています。

新陳代謝が活発な新生児の赤ちゃんの身体は「約80%」が水分で構成され、幼児・児童の身体も「約70%」が水分で構成されています。

大人になると「約60~65%」、高齢者になると「約50~55%」と身体組成に占める割合は低下しますが、ヒト・動物が生きていくために「水分」は絶対に必要なものです。

 「水分不足の脱水症」も「水分過剰摂取」も健康リスクがある

人間の体内では常に水分(血液・リンパ液)の代謝が行われていて、水分が不足すれば脳幹・視床下部の「飲水中枢」が反応して水を飲みたくなります。

暑熱環境や大量発汗で体内の水分が過度に不足すると「脱水症・熱中症」を発症するリスクがあります。

逆に水分を過剰摂取しても、電解質バランスが崩れるなどして、心身に危険な症状が出ることがあり、水分を摂れば摂るほど良いわけではありません。

体内からの水分排出量(1日約2.5L)を大幅に超えて、「烏龍茶・緑茶・水」など水分を過剰摂取すると、血液が薄められすぎて身体・精神に悪影響があるのです。

ヒトの1日の水分排出量は「約2.0~2.5L」:便・尿・不感蒸泄による水分排出

ヒトは脱水を防いで自分の健康状態を維持するために、1日にどれくらいの量の水分を補給すればいいのでしょうか。

1日の適正な水分摂取量は、1日の身体からの水分排出量から求めることができます。

ヒトの身体からは1日「約2.02.5Lの水分が排出されますが、その内訳は以下になります。

・排泄物・尿と便……約1500ml(尿から約1400ml・便から約100ml

・発汗・皮膚からの蒸発……約600ml

・呼吸の呼気からの排出……約400ml

1日の水分排出量の合計……約2500ml・約2.5L

排泄物(尿・便)以外からの自覚の乏しい水分排出(発汗・呼吸・皮膚呼吸)を「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」といいます。

烏龍茶などの飲み物だけでなく食べ物からも水分を摂取している:ヒトの1日の適正な水分摂取量は「約1.5~2.0L」

ヒトは飲み物だけではなく、米飯・野菜・味噌汁・スープ・肉魚などからも水分を摂取していて、食べ物からの1日の水分摂取量は「約1.0L」になります。

食べ物からの水分摂取量を差し引いた、ヒトの飲み物からの1日の適正な水分摂取量は「約1.52.0Lとされています。

ヒトの1日の適正な水分摂取量の内訳は以下のようになります。

・食べ物からの水分摂取量……約1.0L

・飲み物からの水分摂取量……約1.2L

・体内で作られる代謝水……約0.3L

1日の水分摂取量の合計……約2500ml・約2.5L

なお、効果的な水分補給方法については、本サイトの「夏バテ防止(熱中症・脱水症)には「水」より「甘酒・スポーツドリンク」が良い」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

 

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水分の過剰摂取は電解質バランスを崩す:低ナトリウム血症・水中毒

水分を過剰摂取すると体液(血液)が過度に希釈されて薄くなり、ナトリウムやカリウムといった電解質のバランスが崩れます。

烏龍茶を含む水分の過剰摂取を続けると、血液中の塩化ナトリウム濃度が低下し「水中毒(water intoxication)」を発症する恐れがあります。

水中毒の具体的な症状として「低ナトリウム血症」がありますが、一般的な食生活・水分補給では発症することはまずありません。

水中毒の原因は、抗精神病薬など薬剤の副作用による「口渇・飲水中枢の麻痺」が多いのです。

ただし、間違った知識に基づく水分補給を減らす無理なダイエット、水分だけ摂取して食べ物を食べない「大量の水分補給の繰り返し」はしないようにしましょう。

低ナトリウム血症の「ナトリウムイオン濃度」による症状の重症度

低ナトリウム血症では、水分の過剰摂取で血液が希釈され、以下のように血液中のナトリウムイオン濃度が低下するほど重症になります。

130mEq/L……軽度の疲労感・気分の悪さ

120mEq/L……頭痛・吐き気・嘔吐・焦燥感や不安感などの精神症状

110mEq/L……性格特徴の変化(いつものその人ではないようなボーッとした感じ)・痙攣(けいれん)・昏睡

100mEq/L……脳内の神経伝達活動が阻害されて「脳幹機能(生命活動中枢)」が麻痺するので、最悪は「呼吸困難・心停止」を起こすリスクがある。

ナトリウムイオンの濃度が限界(100mEq/L以下)まで下がると、「意識障害・呼吸障害」を起こして死亡リスクもあります。

 

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烏龍茶に含まれる「カフェイン」の過剰摂取は副作用がある

烏龍茶には中枢神経系の自律神経を刺激して興奮・覚醒させる「カフェイン」が含まれます。

カフェインには、「覚醒作用(眠気覚まし)・集中力アップ・利尿作用・解熱鎮痛・脂肪燃焼促進」などの好ましい効果もあります。

しかし1日400mg以上になるカフェインの過剰摂取をすると、以下の自律神経系の興奮と関係する副作用がでることがあるのです。

・睡眠障害(自律神経系の興奮による不眠)

・頻尿・多尿(利尿作用の効きすぎ)

・ビタミン・ミネラル・鉄分が尿中に排泄されすぎる(鉄欠乏性貧血・骨粗鬆症のリスク)

・手の振るえ(末梢神経の興奮)

・胃液分泌増加で胃が荒れる・胃痛(腹痛)・吐き気(気分の悪さ)

・頭痛(血管収縮作用の反動としての末梢血管拡張による頭痛・カフェイン中毒の頭痛)

・心拍数増加・血圧上昇・動悸(自律神経系の興奮)

・集中力・思考力の低下(カフェイン切れで効果低減・脳の興奮作用の限界)

・軽度の抑うつ感(カフェイン切れでセロトニンやドーパミン分泌が減少)

カフェインの1回あたりの適正摂取量について

カフェインの副作用の症状がでないようにするためには、「カフェインの適正摂取量」を守る必要があります。

烏龍茶は、緑茶とほぼ同じ「20mg/100ml」のカフェインを含み、コーヒーは「60mg/100ml」、紅茶は「30mg/100ml」のカフェインを含みます。

カフェインの1回あたりの適正摂取量(成人)は、「3mg/体重1kg」とされています。

体重50kgの人なら1回のカフェインの適正摂取量は「150mg」となります。

烏龍茶コップ1杯(200ml)のカフェイン含有量は「約40mg」です。

成人男女の平均体重であれば、1回の食事中に烏龍茶を3杯程度(カフェイン約120mg)まで飲んでも、1回あたりのカフェインの過剰摂取にはなりません。

カフェインの1日あたりの適正摂取量について

副作用が出ないようにするカフェインの1日の摂取量上限(成人)は、一般に「約400mg」とされます。

カフェインの1日あたりの適正摂取量は、「5.7mg/体重1kg」で計算できます。

体重60kgの人であれば、カフェインの1日の適正摂取量は「約342mg」となります。

 

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烏龍茶に含まれる「ウーロン茶重合ポリフェノール、サポニン」の過剰摂取は副作用がある

烏龍茶の「ウーロン茶重合ポリフェノール」を過剰摂取すると、脂肪吸収を抑制したり脂肪排出を促進したりする作用が効きすぎる恐れがあります。

ウーロン茶重合ポリフェノールだけでなく、植物の苦味成分「サポニン」も泡立って脂肪を溶かし洗い流す効果を持っています。

ウーロン茶重合ポリフェノールとサポニンの相乗作用によって、胃粘膜を保護している脂質まで一緒に洗い流して、「胃痛・腹痛」の副作用が起こることがあります。

カフェインの持つ交感神経を刺激する作用によって、胃液分泌量が多くなるので、胃粘膜の細胞脂質がはがれていると胃痛・腹痛が起こりやすいのです。

口腔内の細胞の油分を過剰に洗い流してしまうと、「口渇・喉のイガイガ」の症状も出やすくなります。

食べ物の栄養を吸収して排泄物にする過程で、ウーロン茶重合ポリフェノールが脂肪・油分を洗い流し過ぎると、「便秘」になることもあります。

烏龍茶に含まれる「カテキン」の過剰摂取は副作用がある

烏龍茶に含まれる「カテキン」に対する「上限量・推奨摂取量」は日本では定められていません。

カテキンには「抗酸化作用・殺菌・抗ウイルス作用・美肌・脂肪燃焼促進・抗がん」など優れた作用があります。

カナダ・フランス・スペインでは、「高濃度茶カテキンによる肝機能障害(肝臓毒性)」が報告されているので、高濃度茶カテキンの大量摂取には一定の注意が必要です。

カナダでは、高濃度茶カテキンのサプリメントの販売が禁止されています。

烏龍茶のカテキンの「ダイエット効果」は限定的:緑茶なら1日1~1.5Lが目安

日本では深刻なカテキンの副作用は報告されていませんが、烏龍茶のカテキンを過剰摂取すると「カフェイン・タンニンの過剰摂取と副作用」につながる問題もあります。

カテキンの脂肪燃焼によるダイエット効果を得るには、「1日500mg」の摂取が望ましいとされています。

一般的な緑茶のペットボトル500mlには、「約150~200mg」のカテキンが含まれます。

しかし、烏龍茶(500ml)には「約50~100mg」のカテキンしか含まれていません。

「カテキンのダイエット効果」に直接期待するには、烏龍茶のカテキン含有量は緑茶の2分の1~3分の1で少ないといえます。

緑茶でカテキンダイエットをするならば、1日に飲む量は「約1.0~1.5L」を目安にするといいでしょう。

 

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烏龍茶に含まれる「タンニン」の過剰摂取は副作用がある

烏龍茶に含まれる「タンニン」の過剰摂取は、「鉄欠乏性貧血」の副作用を起こすリスクがあります。

タンニンはカテキンが酸化したポリフェノールの成分で、「抗酸化作用・抗菌・脂肪吸収抑制・消臭」の効果を持っています。

烏龍茶の渋味であるタンニンには、「肌の収斂作用(しゅうれんさよう)・肌の引き締め作用」による美肌効果もあります。

烏龍茶のタンニンを過剰摂取すると、大腸の腸粘膜が食べ物のタンパク質と結合して水分を奪い取ってしまいます。

その結果、大腸内にある食べかす(大便になる食物残渣)の水分が減り、「便秘」の副作用が起こりやすいのです。

タンニンは鉄分(非ヘム鉄)と結合しやすく貧血の原因となる

タンニンは「鉄分(植物由来の非ヘム鉄)」と結合しやすい性質を持ちます。

タンニンと鉄が化合すると胃腸で消化吸収されない難消化性の「タンニン鉄」になります。

タンニン鉄は胃腸で消化吸収されず、そのまま体外に排出されます。

タンニン鉄が大量に作られると、血液中に鉄分が留まらず排出されるので、「鉄欠乏性貧血」のリスクが高くなります。

 

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烏龍茶に含まれる「ナトリウム、マンガン」のミネラルの過剰摂取は副作用がある

烏龍茶に含まれる塩化ナトリウム(塩分)を一時的に過剰摂取しても体外に排出されます。

烏龍茶に含まれる微量のナトリウムは、よほど大量に飲まない限りは副作用の心配はありません。

ただし、塩辛い濃い味の食事・菓子などに含まれる塩分と一緒に烏龍茶のナトリウムを過剰摂取すると、「1日の塩分摂取量上限」をオーバーするリスクもあります。

ナトリウムを慢性的に過剰摂取した場合に想定される副作用やリスクには、「高血圧・心疾患・腎不全・胃がん」があります。

ナトリウムを過剰摂取すると血液の塩分濃度が高くなり、それを薄めようとして水分を大量に摂り、「高血圧」になりやすくなります。

日本人の平均的な塩分摂取量は多い:減塩を意識することが大切

塩化ナトリウムの過剰摂取は、高血圧・血管障害など生活習慣病や発がん(特に胃がん)のリスクを高めます。

日本人は「醤油・味噌・塩辛・梅干」など、伝統的に塩分の濃い食品を好んで食べる「食(味付け)の嗜好」があります。

加工食品・菓子でも、塩分摂取量は増えます。

生活習慣病・高血圧(動脈硬化)の健康リスクを抑制するために、1日の塩分摂取量は「男性=8.0g未満・女性=7.0g未満」が望ましいとされます。

日本高血圧学会は、高血圧予防のためには、男女共に塩分摂取量の1日平均の目標を「6.0g未満」にすべきであると提唱しています。

しかし日本人の成人の塩分摂取量は1日平均が10.2gです。

平均は「男性=11.1g、女性=9.4g」で、塩分を健康基準よりも摂りすぎているのです。

烏龍茶の微量のナトリウムは危険なものではないですが、普段から「減塩を意識した食生活」を心がけることが大切です。

 

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烏龍茶に含まれるマンガンの役割と過剰摂取による副作用

烏龍茶が含むマンガンは、「健康な皮膚・骨の形成」に欠かせない必須ミネラルで、皮膚や骨の成分である「リン酸カルシウム」の生成を促進します。

マンガンはDNA損傷・老化・生活習慣病などの原因になる「活性酸素」を抑制し、血糖値を下げるインスリン合成にも関与しています。

マンガンは各種の酵素を活性化させたり、酵素の構成成分になったりすることで、体内で必要な化学反応をスムーズに進めます。

生命活動維持の酵素と関わりの深いマンガンは、成長ホルモンを分泌したり、脂質代謝を促進したりもします。

血液凝固因子の生成にもマンガンは必要で、生殖能力を維持する働きも持っています。

しかし、マンガンを過剰摂取すると精神機能に問題が起こりやすくなります。

マンガンの過剰摂取は精神機能を低下させる

烏龍茶が含む微量マンガンは、脳内の神経細胞間のスムーズな情報伝達活動をサポートすることで、「正常な意識レベル・精神機能」を維持しています。

烏龍茶が含む少量のマンガン(100mlあたり0.24mgのマンガン)では、特別な副作用・精神症状の発生を心配する必要はまずありません。

マンガンを過剰摂取すると、中枢神経系の機能が異常を起こしやすくなり、「錯乱・興奮・幻覚妄想」などの精神症状を発症するリスクがあります。

意識レベルが低下し解離性障害のようなぼんやりした精神状態になったり、思考力・集中力が低下したりする恐れがあります。

マンガンの過剰摂取で、ドーパミン系神経の情報伝達過程が障害されると、パーキンソン病様の中枢神経系障害(手足の振るえ・振戦)が起こることもあります。

 

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烏龍茶の栄養成分の一覧と烏龍茶の飲み過ぎによる副作用リスク

烏龍茶に含まれている栄養成分の一覧を示すと、以下のようになります。

烏龍茶(100 gあたり)の栄養成分と栄養価

・水分……99.8g(烏龍茶の約99.8%は水分です)

・炭水化物……0.1g

・タンパク質……微量

・ビタミンB2(リボフラビン)……0.03mg        

・ナイアシン (ビタミンB3)……0.1mg

・ビタミンB6……微量

・葉酸 (ビタミンB9)……2 μg

・ビオチン(ビタミンB7)……0.2 µg

・ナトリウム……1 mg

・カリウム……13 mg

・マンガン……0.24mg

・カルシウム……2 mg

・マグネシウム……1 mg

・リン……1 mg

・鉄・亜鉛・銅……微量

・カフェイン……0.02 g20mg

・カテキンあるいはタンニン……0.03 g30mg

烏龍茶の飲み過ぎによる副作用を心配すべき栄養成分は限られる

烏龍茶は全体の約99.8%が水分で、烏龍茶に含まれている各種栄養成分の量は極めて少なくなっています。

そのため、烏龍茶の飲み過ぎによる「過剰摂取」を本気で心配すべき栄養成分は「水・カフェイン・ウーロン茶重合ポリフェノール・カテキンやタンニン」などに限られるのです。

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烏龍茶の飲み過ぎで起こる可能性がある症状・副作用

烏龍茶の飲み過ぎによって、実際にどのような「症状・副作用」が起こる可能性があるのでしょうか。

この項目では、烏龍茶に含まれている各種の栄養成分から考えて、過剰摂取した場合に起こる可能性がある副作用・症状を上げていきます。

さらに実際に大量の烏龍茶を飲んだ人が経験したことのあるつらい副作用の症状について、分かりやすく説明していきます。

なお、紅茶の飲み過ぎの影響については、本サイトの「紅茶の飲み過ぎに注意!健康に影響のない1日の摂取量とは」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる「胃痛(腹痛)」の症状

烏龍茶の飲み過ぎで起こる代表的な症状として「胃痛(腹痛)」があります。

烏龍茶の「水分」だけでも1日に2~3L以上など、極端に多い分量を飲むと、漢方医学(東洋医学)でいう「水毒」の状態になって健康に害があります。

「水毒」とは水分が循環・代謝されずに、体内・臓器に停滞している状態のことです。

水毒になると、お腹が痛くなったり胃腸の調子を壊して下痢をしたりするリスクがあります。

烏龍茶の飲み過ぎは「カフェインの過剰摂取・胃液分泌促進」で胃が荒れやすい

烏龍茶の飲み過ぎは、「カフェインの過剰摂取」にもつながります。

カフェインは自律神経系(交感神経)を刺激して胃液分泌を促進しますから、胃が荒れて胃痛が起こりやすくなります。

カフェインを摂り過ぎると、胃液分泌が過剰になって胃痛が起こったり、大腸の蠕動運動が抑制され腹痛が起こったりしやすいのです。

烏龍茶には「ウーロン茶重合ポリフェノール」が含まれ、胃・小腸・大腸の内部にある脂肪の排出を促進します。

ウーロン茶を飲み過ぎると、胃粘膜・腸粘膜保護に必要な最低限の脂肪・脂質までも洗い流してしまって、胃液や酸性の老廃物で「胃粘膜・腸粘膜」が傷つきやすくなります。

「ウーロン茶重合ポリフェノールの脂肪排出促進」は、ダイエット効果や肥満予防につながる烏龍茶の好ましい効果とされています。

しかし脂肪排出効果が過剰になると、「胃痛・腹痛の一因」になることもあります。

 

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烏龍茶の飲み過ぎで起こる「下痢」の症状

ウーロン茶重合ポリフェノールには、「脂肪吸収抑制+脂肪排出促進(脂肪燃焼促進)」の効果が期待できます。

一方で烏龍茶を飲み過ぎると、胃腸の粘膜保護に必要な最低限の「脂肪・油分」まで洗い流してしまう恐れがあります。

脂肪・油分が極端になくなり胃腸の粘膜が荒れると、胃・小腸に食物を留めて消化吸収する力が低下します。

食べた物が十分に消化されないまま大腸に送られると、烏龍茶の水分の過剰摂取も影響して「下痢」になりやすいのです。

烏龍茶に含まれるタンニン(カテキンの酸化物)も、下痢の副作用の一因になります。

タンニンには、細胞・組織(器官)をギュッと引き締める「収斂作用」があり、表皮の毛穴を目立たなくする美肌効果と皮脂の分泌(肌のてかり)を抑える効果があります。

タンニンは皮膚細胞を引き締め、皮脂分泌も抑制してくれる美容に良い渋味成分ですが、過剰摂取すると「胃腸の粘膜細胞」に強い刺激を与えて収斂させる副作用が出てきます。

胃や小腸・大腸の粘膜細胞が収斂して縮まってしまうと、食べ物に対する正常な消化吸収・排泄の機能を果たせなくなり、「下痢」を起こしやすいのです。

烏龍茶が含む「カフェイン」も自律神経系を興奮させるので、胃酸過多になり胃腸が過剰に動くことで「下痢」の副作用が出るとされます。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる「便秘」の症状

烏龍茶の飲み過ぎは、カフェインの利尿作用の効きすぎの影響で「便秘」を起こすこともあります。

烏龍茶のカフェインには「むくみ(浮腫)」を軽減し、「老廃物(肌荒れ・ニキビの原因となる不純物)」を排出する利尿作用があります。

しかしカフェインを過剰摂取すると、身体の健康を維持するために必要な「水分・栄養成分」まで大量に尿と一緒に排出するリスクがあります。

大腸内にある老廃物(便になる食物の残渣物)をスムーズに排泄する「快便」には、老廃物(排泄物)に「適度な水分・油分(脂肪)」が含まれていなければなりません。

烏龍茶の飲み過ぎはウーロン茶重合ポリフェノールとカフェインの働きによって、「排泄物中の水分・油分(脂肪)」が過剰に奪われるため、便秘になりやすくなります。

烏龍茶の飲み過ぎは「水分・ポリフェノール・タンニン・カフェインの過剰摂取」で胃腸の働きを悪化させやすく、「下痢」だけでなく「便秘」になることもあるのです。

 

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烏龍茶の飲み過ぎで起こる「口渇・喉のイガイガ」の症状

烏龍茶の飲み過ぎは、ウーロン茶重合ポリフェノールの働きで「口腔内・咽喉咽頭にある脂質や油分」を過剰に洗い流す恐れがあります。

烏龍茶を大量に飲むと水分を十分に補給しているはずなのに、逆に口の中がパサパサと乾いた感じになり、喉がイガイガする違和感を感じることがあります。

烏龍茶のポリフェノールが口腔・のどにある油分を過剰に取り除いてしまうと、「口渇・喉のイガイガ」の副作用が出ることがあるのです。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる「頭痛・吐き気(気持ち悪い)」の症状

カフェインには血管を収縮させる作用があり、血管の拡張が原因で起こる女性に多い「偏頭痛」に一定の効果があります。

しかしカフェインを過剰摂取・連用すると、血管収縮の反動で血管が拡張したりカフェイン摂取をやめた時に「離脱症状・カフェイン中毒」で頭痛が強まったりして、逆効果になります。

頭部から背中にかけての筋肉が緊張して血流が悪くなって起こる「緊張型頭痛」には、カフェインの鎮痛効果はほとんど効きません。

烏龍茶の飲み過ぎは「血管収縮・自律神経興奮の作用」を持つカフェインの過剰摂取につながり、「頭痛・吐き気・気持ちの悪さ」の症状が出ることがあります。

 

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烏龍茶の飲み過ぎで起こる「利尿作用の効きすぎ」の症状

烏龍茶の飲み過ぎによって、カフェインの持つ「利尿作用」が効き過ぎる恐れがあります。

カフェインの利尿作用が強くなると「頻尿多尿・途中覚醒(夜間にトイレで目覚めやすい)・栄養成分の流出(ビタミン・ミネラルの不足)」などの問題が起こりやすくなります。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる「睡眠障害(不眠)」の症状

カフェインを含む烏龍茶の飲み過ぎは、コーヒー・紅茶などのカフェイン飲料と同じく、「睡眠障害(就眠困難・途中覚醒・早朝覚醒)」の原因になってしまいます。

カフェインは自律神経系の交感神経を強く刺激するので、眠気を覚ましてくれる「覚醒効果」を期待できますが、中枢神経が興奮しすぎると眠れなくなります。

烏龍茶を飲むのであれば、就寝の2~3時間以上前には飲み終えるようにしておきましょう。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる「むくみ(浮腫)」の症状

烏龍茶にはカフェインの利尿作用があり、「むくみ(浮腫)」を軽減します。

しかし烏龍茶をあまりに飲み過ぎると、他の飲み物と同じく水分の体内貯留が過剰になる「水毒」によって、顔・手足がむくみやすくなります。

人間が1日に飲み物から摂取する必要がある水分量は、「約1.5~2.0L」とされます。

その量を超えて「烏龍茶+他の飲料」を飲み過ぎると、むくみの症状が出やすくなります。

血液が大量の水分を含むと、毛細血管から水分が染み出し、皮下の細胞間に入り込むことで「細胞周辺の容積」が膨らみます。

これが顔や手足をパンパンに膨らませる「むくみ」の一因になるのです。

 

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烏龍茶の飲み過ぎは逆に「肥満リスク・太るリスク(基礎代謝低下)」を上げる

烏龍茶は脂肪の吸収を穏やかにして脂肪排出を多くする「ダイエット効果」で知られていますが、飲み過ぎると逆に「肥満リスク・太るリスク」が上がります。

冷たい烏龍茶は特に、身体を冷やす性質を持つ「陰性」の飲み物なので、飲み過ぎると「冷え性(体温低下の状態)」になって基礎代謝が低下します。

人間のカロリー消費の大部分は、運動よりも何もしていない状態での「基礎代謝(新陳代謝=1日約1200~1500kcal)」によって消費されます。

1日のカロリー消費は、「基礎代謝が約60%・生活活動代謝が約30%・食事誘発性熱産生(DIT)が約10%」の内訳になっています。

カロリーの熱エネルギーを消費する基礎代謝は、体温低下(冷え性)によって効率が落ちますから、冷たい烏龍茶の飲み過ぎは太りやすくなるのです。

烏龍茶の飲み過ぎで起こる下痢も「肥満リスク(太るリスク)」になる

烏龍茶の飲み過ぎで逆に太りやすくなってしまう理由として、ウーロン茶ポリフェノール(カテキン)やタンニン、カフェインの副作用で起こる「下痢」もあります。

下痢をすると健康維持に必要な「栄養成分(糖質・脂質・タンパク質)・水分」も大量に排出されてしまいます。

「副作用の下痢」があまりに続くと、脳が現在の健康状態を「擬似的な飢餓状態」にあると間違って判断してしまいます。

擬似的な飢餓状態を改善しようとして、糖質・脂質をはじめとする栄養の吸収効率(脂肪蓄積率)を上げてしまうのです。

その結果、いつもと同じ分量・内容の食事を摂っても、「糖質・脂質の吸収効率」が良くなっているため、中性脂肪が蓄積しやすい(=太りやすい体質になる)のです。

烏龍茶の「マイナスカロリー飲料・肝臓での脂肪吸収抑制」の効果

烏龍茶はウーロン茶重合ポリフェノールが食べ物の脂肪燃焼を促進してくれるので、飲むとカロリーが消費される「マイナスカロリー飲料」と呼ばれています。

烏龍茶1杯(200ml)は0kcalですが、ウーロン茶重合ポリフェノールやカフェイン、タンニンの作用で、「約40kcal=体脂肪約6g」の脂肪燃焼効果があるとされます。

烏龍茶に含まれるポリフェノールなどの肥満(メタボリックシンドローム)に対する有効成分は、特に「食事誘発性熱産生(DIT)のカロリー消費」を高めます。

「飲み過ぎ・食べ過ぎ・運動不足」は烏龍茶のダイエット効果を台無しにする

烏龍茶のウーロン茶ポリフェノールは、膵臓から分泌される脂質分解酵素(脂質を分解して吸収する酵素)であるリパーゼの働きを阻害します。

リパーゼの働きが阻害されると、小腸からの糖質・脂質の吸収(=中性脂肪化)を防ぐことができ、肝臓における脂肪蓄積である「脂肪肝」のリスクも下げることができます。

しかし、烏龍茶のポリフェノールやカフェイン、タンニン、テアニンによる「ダイエット効果・肥満予防効果」は万能ではありません。

烏龍茶の飲み過ぎは「下痢・冷え性(体温低下)・便秘」によって、基礎代謝の効率を落として太りやすい体質を作ってしまいます。

いくらマイナスカロリー飲料の烏龍茶を飲んでも、「食べ過ぎ・糖質や脂質の過剰摂取・運動不足」があればカロリーオーバーで太ってしまうからです。

なお、飲み物の効果とダイエットの仕組みについては、本サイトの「甘酒のカロリーとダイエットについて」で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

 

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烏龍茶の飲み過ぎは「鉄欠乏性貧血のリスク(鉄分吸収の阻害リスク)」を上げる

烏龍茶に含まれるタンニンは、「鉄分(特に植物性の非ヘム鉄)」と結合しやすい性質を持っています。

タンニンと鉄が結合すると、水に溶けにくい難消化性の「タンニン鉄」になるため、小腸からの鉄分吸収が阻害されやすくなります。

「赤血球数・ヘモグロビン量」が少ない人が烏龍茶を飲み過ぎると、タンニンの鉄分吸収阻害の作用で、「鉄欠乏性貧血のリスク」が上がるのです。

特に、女性や妊婦は男性よりも鉄欠乏性貧血になりやすいので、「お茶・コーヒー・赤ワイン」などによるタンニンの過剰摂取には気をつけてください。

烏龍茶の飲み過ぎは「糖尿病リスク(空腹時血糖値)」を上げるとの研究報告もある

烏龍茶はウーロン茶重合ポリフェノールやカテキンによって、「糖質・脂質の吸収を穏やかにする作用」があるので、常識的に考えれば「2型糖尿病」のリスクを下げてくれます。

実際、JACCスタディーの大規模な比較臨床試験(緑茶・紅茶・烏龍茶の飲用実験)では、緑茶のカテキンに「血糖値上昇を緩やかにする効果・2型糖尿病の発症リスクを下げる効果」が確認されています。

しかし烏龍茶は、京都大学医学研究科の林野泰明准教授らのグループによる生活習慣病予防の職域コホート研究で、「空腹時血糖値を上げる副作用」があることが指摘されています。

この京大医学部の職域コホート研究は、健康な労働者4975人を対象にして3~4年の追跡調査を行った大規模なものです。

烏龍茶の飲み過ぎによる「糖尿病リスク」をどう解釈するか?:今後の烏龍茶研究にも注目

京大の研究では、以下の3群の人たちの早朝の空腹時血糖値を継続的に測定して比較しました。

それぞれの「2型糖尿病発症リスク」は、烏龍茶を全く飲まない群を“1”とした時、以下の結果になりました。

・烏龍茶を全く飲まない群……糖尿病発症リスク1

・烏龍茶を11杯飲む群……糖尿病発症リスク1

・烏龍茶を12杯以上飲む群……糖尿病発症リスク1.64

この研究結果は、烏龍茶の飲用習慣以外の「他の生活習慣・食事内容・運動習慣」には言及していません。

そのため、烏龍茶を1日2杯以上飲めば、高い確率で2型糖尿病になってしまうということを単純に意味しているわけではありません。

しかし、烏龍茶を飲み過ぎると2型糖尿病の発症リスクが統計的には有意に上昇したという結果ですから、万が一のことも考えて飲み過ぎには注意すべきです。

京大医学研究科以外の研究では、烏龍茶が「血糖値を下げる・糖尿病リスクを下げる・糖代謝にはほとんど影響しない」という研究結果もあります。

現時点では、烏龍茶が糖尿病に良いのか悪いのかは科学的には確定しておらず、今後の研究の進展が待たれます。

烏龍茶が仮に糖尿病リスクを上げるとしても、その生理学的機序(空腹時血糖値が上がる理由・血糖値を上げる栄養成分)は不明なのです。

 

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烏龍茶の飲み過ぎによる「アクリルアミド」の影響について

烏龍茶に含まれる微量成分で、健康被害・発がん性が疑われるものとして「アクリルアミド(acrylamide)があります。

アクリルアミドは「紙力増強剤・合成繊維・接着剤・塗料」などの原料となる化合物で、「神経毒性・肝毒性・発がん性」を有する劇物に指定されています。

しかし微量のアクリルアミドは、他の広範な食品(今まで長く食べられてきた食品)にも含まれていて、日常的に摂取されています。

現在まで、食品・飲料のアクリルアミドが直接の原因となった病気・死亡の前例はありません。

アクリルアミドは烏龍茶(お茶)・コーヒー以外にも、高温で焼いたり揚げたりした食品に含まれますが、人体にどれくらいの副作用・悪影響があるかはよく分かっていません。

炭水化物を多く含む食品を、「高温( 120 ℃以上)」で加熱調理することによってアクリルアミドが生成します。

烏龍茶(お茶)や食べ物のアクリルアミドは過度に心配しなくてもよい

日本人が食品から摂取しているアクリルアミドでもっとも多いのは、「高温調理した野菜(キャベツ・人参・もやし・玉ねぎ等)・フライドポテト」で56%を占めています。

それに続いて、「飲料(コーヒー・緑茶・ウーロン茶等)」が17%、「菓子類・糖類(ポテトチップス・米や麦が材料の菓子等)」が16%、「穀類(パン等)」が5.3%になっています。

化学的には食品が含むアミノ酸の「アスパラギン」が、「ブドウ糖・果糖(還元糖)」と化学反応することで、アクリルアミドに変化しています。

2002年4月にスウェーデン政府が、イモ類を高温で焼いたり揚げたりした食品にアクリルアミドが含まれることを指摘したことで、世界に広く知られる問題になりました。

2014年10月に、日本の内閣府食品安全委員会化学物質・汚染物質専門調査会はアクリルアミドのリスク評価を行い、「遺伝毒性をもつ発がん物質」としました。

しかし微量のアクリルアミドは非常に広範な食品・飲み物(烏龍茶含む)に含まれますから、よほど飲み過ぎ(食べ過ぎ)なければ過度に心配しなくても大丈夫でしょう。

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烏龍茶の一日の適量と正しい飲み方:烏龍茶の飲み過ぎによる悪影響を防ぐ飲み方

烏龍茶の「健康・美容・ダイエット」の効果効能を最大限に引き出すためには、効果的な飲み方に注意する必要があります。

それと同様に、烏龍茶の飲み過ぎによる悪影響・副作用を防ぐためには、「1日の適量」を知って「烏龍茶の正しい飲み方」をしなければなりません。

烏龍茶の一日の適量の目安は「約600~800ml(コップ3~4杯)」:サントリーの黒烏龍茶は「約350~700ml」の摂取量を推奨

烏龍茶には素晴らしい効果効能があるということから、飲めば飲むほど健康や美容に良くてダイエットに効くと間違った理解をしている人もいます。

しかし、ここまで副作用・症状について説明してきたように、「烏龍茶の飲み過ぎ」は好ましい効果よりも、副作用の弊害を増やしてしまうのです。

烏龍茶の「胃痛・下痢・便秘・不眠・肥満リスク」などの副作用・症状を防いで予防するために、「1日の適量」を守るようにしてください。

烏龍茶を飲む1日の適量について、絶対的で客観的な定義はないのですが、栄養成分の作用(カフェイン含有量)や経験則から考えて「約600~800ml(コップ3~4杯)」が目安になります。

一般的な飲む量としては、烏龍茶を「1日1L以上」飲んだ場合はやや飲み過ぎになります。

1日1L以上の飲み過ぎの量を飲み続けると、各種の副作用・症状の悪影響が出てくる恐れがあります。

「脂肪が気になる方へ・血糖値が気になる方へ」の特定保健用食品(トクホ)に指定されている「サントリーの黒烏龍茶」は、1日に飲む適量の目安がメーカーから示されています。

サントリーの黒烏龍茶(1本350ml)は、「約350~700ml」の摂取量が推奨されているので、その摂取量を守って飲むことで副作用の症状発生を抑えられます。

「1日2回・食後に1本の黒烏龍茶(1本350ml)」を飲めば、健康やダイエット(肥満予防)に効果があるという分かりやすい1日の適量の目安があるのです。

 

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烏龍茶の副作用を防ぐために「空腹時・寝る前」には飲んではいけない

烏龍茶の飲み過ぎを原因とする副作用・症状の多くは、ウーロン茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)かカフェインによってもたらされています。

カフェインの過剰摂取が引き起こす恐れのある「胃痛腹痛・吐き気・睡眠障害(不眠)」の副作用を防ぐためには、どのような正しい飲み方をすればいいのでしょうか。

烏龍茶が含んでいるカフェインの副作用を防ぐためには、「飲むタイミング」を考えるようにしてください。

烏龍茶には副作用予防のために、「飲んではいけないタイミング」があります。

特にカフェインの副作用を避けるのであれば、「空腹時・寝る前(就寝前2~3時間以内)」に飲まないようにすればいいのです。

カフェインの副作用を予防する正しい飲み方:胃痛(腹痛)・吐き気・不眠のリスクを下げる

空腹時に烏龍茶を飲むと、カフェインの胃酸分泌の促進作用によって胃壁(胃粘膜)が傷つきやすくなるので、「胃痛腹痛・吐き気(気持ちの悪さ)」の症状が出やすくなります。

ウーロン茶重合ポリフェノールも、胃の内部にある脂肪・脂質(油分)の排出を促進するので、空腹時に飲むと胃痛・下痢が起こるリスクが高まります。

カフェインには交感神経を興奮させて眠気を覚ます強い「覚醒効果」があるので、寝る前に飲むと交感神経が高ぶって就眠困難(不眠)になり寝つきにくくなります。

ウーロン茶はできるだけ「寝る前」には飲まないようにしましょう。

カフェインは摂取して「約30~45分」で血中濃度が最大になり、血中半減期は「約5時間」です。

特に寝つきが悪い人は、最低でも「就寝前の2~3時間以内」は、烏龍茶を飲まないようにした方がいいでしょう。

カフェインの副作用を完全に避けるには、血中半減期である「就寝の5時間前」には飲み終えておくことが望ましいです。

ただ1日の活動時間は16時間程度しかないので、寝る5時間前までに飲むのは現実的に難しいでしょう。

 

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烏龍茶は「食事中・食後」に飲むと良い:脂肪吸収抑制・胃腸粘膜保護の効果

烏龍茶の「ダイエット効果(肥満予防効果)」を最大限に引き出して、「副作用の症状」を予防したいのであれば、「食事中・食後」に飲むようにして下さい。

烏龍茶を空腹時(胃が空っぽの時)に飲むと、胃・小腸大腸の粘膜が荒れて負担がかかり、「胃痛・腹痛・下痢」の副作用が起こりやすくなります。

カフェインの胃酸分泌促進による胃腸への負担を和らげ、胃腸の粘膜を保護するためにも、烏龍茶は「食事中・食後」に飲みましょう。

烏龍茶は消化酵素リパーゼの脂肪分解の働きを阻害することで、食事に含まれる脂肪・脂質(油分)の吸収を抑えて排出を促進してくれます。

しかし、烏龍茶にはすでに皮下脂肪・内臓脂肪となって蓄積している脂肪を取り除く作用まではありません。

中華料理や焼肉など「脂っこい食事・コッテリした食事」と一緒に烏龍茶を飲むのが、脂肪を溜め込まないようにするダイエットには効果的なのです。

烏龍茶は「冷たい烏龍茶」より「常温・ホットの烏龍茶」のほうが身体・健康に良い

烏龍茶は漢方医学では、身体を冷やして免疫力を低下させる陰性の飲み物とされます。

烏龍茶を飲むことで「健康・美容・ダイエットの効果」を得るためには、「冷たい烏龍茶」よりも「常温・ホットの熱い烏龍茶」のほうがおすすめです。

ホット烏龍茶のメリットは非常に多く、「免疫力アップ・基礎代謝上昇(脂肪燃焼促進)・血流改善・胃腸機能の正常化・下痢や胃痛の副作用防止・殺菌作用」などの効果を期待できます。

ホット烏龍茶は冷たい烏龍茶と比べて「華やかで豊かな香り」を楽しむことができます。

ホット烏龍茶であれば、「アロマ(香り)によるリラックス・ストレス軽減の効果」も得ることができるでしょう。

烏龍茶の淹れ方:ホットの烏龍茶は「茶葉」から簡単に淹れられる

ホット烏龍茶は、「茶葉」からでも以下の手順・方法で簡単に淹れることができます。

・急須と湯呑み(湯呑み茶碗)に熱湯を入れて温めておきます。

・急須・湯呑みを約1分、温めたら熱湯を捨てて、急須に烏龍茶の茶葉を入れます。

・お湯200ccに対して茶葉10g(お湯100ccに対して茶葉5g)がおおよその目安になります。

「急須の底」が茶葉で見えなくなる程度の量を入れてください。

・初めに「茶葉を開かせる」ため、沸騰した熱湯(95度以上)を少量だけ急須に注ぎ、5秒ほど蒸らしてすぐ熱湯を捨てます。

・熱湯を注いだ瞬間に、烏龍茶特有の「金木犀・蘭(花)・柑橘系」などに例えられるすっきりした良い香りが立ち上りますので、香りも楽しみましょう。

・再び95度以上の熱湯を高い位置から、茶葉を叩くようなイメージで注いでいきます。

・約50秒~60秒ほど蒸らせば、一番茶(一煎目)ができあがります。

 長く茶葉をお湯に浸けすぎると味・色がすべて出てしまうので、約60秒で湯呑みに移しましょう。

・茶葉からは約3回、烏龍茶を抽出できます。

・茶葉からの抽出回数を重ねると「味・色・香り」が出にくくなるので、「2回目の抽出は8090秒・3回目の抽出は100120秒」を目安にしてください。

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「妊婦・授乳中の母親」と烏龍茶の飲み過ぎの副作用について

烏龍茶の飲み過ぎによって起こる可能性のある「副作用・症状」について説明してきました。

お腹の中にいる胎児(赤ちゃん)の健康・発育についても慎重に考えなければならない「妊婦」が、烏龍茶を飲む時にはどのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。

母乳を通して飲食物の栄養成分が、赤ちゃんの口に入ってしまう可能性がある「授乳中の母親」も、烏龍茶の飲み過ぎには一定の注意をしておく必要があります。

妊婦・授乳中の母親の烏龍茶の飲み過ぎは「カフェインの過剰摂取」のリスクがある

妊婦が烏龍茶を飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取によって、「流産早産・低体重児(旧未熟児)出産・奇形や胎児の発育上の問題」が起こるリスクが上がります。

カフェインには自律神経興奮による「血管収縮(胎盤への血流減少)・血圧上昇・心拍数増加の作用」があるので、過剰摂取すると妊娠初期には流産リスクが上がります。

大量のカフェインは血管収縮で血流量を減らすので、胎児に十分な栄養や酸素が行き渡らず、胎児の発育不全の一因になります。

妊娠中期・後期においても、血管収縮や血圧上昇、中枢神経の興奮(胎児の神経興奮)は「早産リスク・母胎の体調悪化・胎児の発育不良(低体重児出産)」につながります。

授乳中の母親が、烏龍茶を飲み過ぎるとカフェイン(摂取量の約0.5~1%)が母乳に移行してしまいます。

その結果、赤ちゃんの中枢神経(脳)が興奮して「睡眠障害(不眠)・情緒障害(泣きやまない不機嫌・イライラ)・消化不良・肝臓の負担増」につながるのです。

カフェインの利尿作用も、「鉄分・カルシウム・ビタミン」などの必須栄養素の母胎からの流出につながり胎児の発育が遅れる恐れがあります。

妊娠中・授乳中は時期に関わらず、カフェイン摂取は控えましょう。

世界保健機関(WHO)が定めた妊婦のカフェイン摂取量上限は“1日300mg”

妊婦は1日にどれくらいの量のカフェインを摂取しても良いのでしょうか。

妊婦に対する世界共通のカフェイン摂取基準はありませんが、「カフェイン摂取量は少ない方が母胎・胎児にとって安全である」という結論は共通しています。

世界保健機関(WHO)は妊婦のカフェイン摂取量上限を“1日約300mg”としており、コーヒーは1日「カップ2~3杯の量」に留めるように推奨しています。

ドリップコーヒーはカフェインを「100ccあたり60mg」含みますが、烏龍茶は「100ccあたり20mg」で3分の1になっています。

カップ1杯は200cc、ドリップコーヒーならカフェインを「約120mg」含みます。

しかし烏龍茶コップ1杯のカフェインは「約40mg」なので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

ドリップコーヒーよりインスタントコーヒーの方が、カフェイン含有量は「100ccあたり40~45mg」で少なくなります。

 

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妊婦の烏龍茶の飲み過ぎは「タンニンの過剰摂取・貧血」のリスクがある

妊婦が烏龍茶を飲み過ぎると、鉄分と結合するタンニンの働きによって、鉄分不足になるリスクが出てきます。

カフェインも利尿作用によって「鉄分・カルシウム・ビタミン」を体外に多く排出してしまいます。

そのため、烏龍茶を飲み過ぎると、胎児の発育のために大量の血液(栄養成分の鉄・カルシウムなど)を必要とする妊婦は、「鉄欠乏性貧血・骨粗鬆症」になりやすくなる問題もあります。

妊婦・授乳中の母親は「烏龍茶・他のカフェイン飲料」とのバランスを考えましょう

烏龍茶を飲む量を少なくしても、カフェインを含む「他の飲み物・食べ物」を多く摂ると、カフェイン過剰摂取の副作用が出やすくなります。

私たちが日常的に摂取している見慣れた飲食物には、カフェインを多く含むものが多いのです。

以下の飲食物のカフェイン量を「烏龍茶(100mlあたり20mg)」と合算して、「1日最大300mg」を超えないようにしましょう。

・コーヒー(100ml)……4060mg

・紅茶(100ml)……30mg

・緑茶・煎茶(100ml)……20mg

・玉露のお茶(100ml)……120mg

・ほうじ茶・玄米茶(100ml)……15mg

・麦茶(100ml)……0mg

・コーラ1缶(350ml)……34mg

・ココア(100ml)……30mg

・レッドブル(250ml)……80mg

・チョコレート(100g)……43mg

 

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妊婦も「適量の烏龍茶」なら飲んでも大丈夫:妊婦さんはストレスを溜め込まないことが何より大切

妊婦の健康と胎児の健康な発育のためにもっとも重要なのは、「精神的ストレスを緩和・軽減すること」です。

妊婦がストレスを溜め込み、感情的に興奮してイライラしたり、暗い気分になって落ち込んだりすると、適量のカフェイン摂取より悪影響が多くなります。

精神的ストレスの蓄積や情緒不安定は、妊婦の健康維持にも胎児の発育にも悪影響が多いのです。

烏龍茶が含むカフェインやテアニンとアロマ(香り)には、精神的な緊張・不安を和らげるリラックス効果もあります。

カフェインの過剰摂取に気をつければ、妊婦でも烏龍茶を美味しく飲むことはできます。

神経質に飲食物のカフェインを気にしてストレスを溜め込むより、烏龍茶(お茶)やコーヒーで適量のカフェインを摂取してリラックスするようにしましょう。

烏龍茶はコップ1杯200ccに約40mgのカフェインを含みますが、1日3~4杯の量なら、カフェイン量も副作用リスクも心配しなくて大丈夫です。

なお、妊婦に対するカフェインの影響について、本サイトの「ノンカフェインの紅茶は妊婦さんに大人気!」でも詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

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烏龍茶の飲み過ぎによる症状・副作用についてのまとめ

烏龍茶は「健康・美容・ダイエット」に効果のある美味しいお茶ですが、飲み過ぎると以下のような副作用が出る恐れがあります。

ウーロン茶を飲み過ぎると、ウーロン茶ポリフェノールやカフェイン、タンニンの働きが強くなりすぎるからです。

・胃痛・腹痛

・下痢・便秘

・口渇・喉のイガイガや乾燥感

・頭痛・吐き気・気持ち悪さ

・利尿作用の効きすぎ(頻尿多尿・脱水)

・睡眠障害(就眠困難・途中覚醒)

・肥満リスク・太るリスク

・冷え性・基礎代謝低下

・手足や顔のむくみ

・貧血・糖尿病のリスク上昇の可能性

 烏龍茶の飲み過ぎによって起こる症状・副作用を予防するためには、1日の適量である「約600~800ml(コップ3~4杯)」を超えないように飲んでください。

黒烏龍茶であれば「食事中・食後」に、ペットボトル(350ml)を1本飲むようにしましょう。

黒烏龍茶の1日の適量は、1日1~2回の飲用で「約350~700ml」になります。

妊婦や授乳中の母親は、「胎児・乳児に対するカフェインの悪影響」に配慮して、烏龍茶を飲みたい場合でも「1日2~4杯(1杯200ml)」までにしておきましょう。

烏龍茶の効果効能を最大限に引き出して美味しく飲むためには、「ホット烏龍茶で飲む・空腹時や寝る前に飲まない」といった「正しい飲み方」を守って飲む必要があります。

烏龍茶の「正しい飲み方・1日の適量の飲用」を実践して、ぜひ「脂肪吸収抑制・脂肪排出促進・アンチエイジング・美容増進」などの素晴らしい烏龍茶の効果を実感してください。

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