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コーヒーの偏頭痛に対する効果や対処法

コーヒー   598 Views

コーヒーは頭がズキズキと激しく痛くなる偏頭痛の痛みを解消してくれる効果があると言われています。

とてもたまらない痛みの偏頭痛ですが、コーヒーはどのように偏頭痛をなおしてくれるのでしょうか。

一方で、コーヒーは偏頭痛にはよくないという意見もあります。

また、偏頭痛は何故起きるのでしょうか。

さらに普通の頭痛と偏頭痛とではどう違うのでしょう。

これらの偏頭痛に関する疑問に対してお答えします。

  • 偏頭痛は、脳の中枢神経周りの三叉神経を血管が拡張することにより刺激して痛みを感じる
  • 偏頭痛は、さまざまな誘因によって生じてくる。
  • 偏頭痛は薬によって痛みを緩和できるが、コーヒーによっても緩和が出来る。
  • コーヒーによる緩和効果は、含まれているカフェインに鎮痛作用があること、脳の中枢神経周りの血管を収縮させることで生じている。
  • 糖質制限ダイエットなどでは脳のエネルギーになる糖質が不足し、それを体が補おうとして血管を拡張させることにより偏頭痛が生じることがあるが、コーヒーによって鎮痛することが出来る。
  • 風邪による頭痛も偏頭痛が多くコーヒーによって痛みを緩和できる。
  • コーヒーによる傷みの緩和は対症療法であり、根本の誘因が解決できなければ、カフェインの効果が切れると痛みが再発する。
  • 生理サイクルによる偏頭痛は、女性ホルモンであるエストロゲンの増減が生じる時に痛みが出るが、豆乳とのカフェオレによって緩和できる。
  • 妊娠中の偏頭痛は基本的にはエストロゲンが安定するため生じなくなる。
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Contents

コーヒーと偏頭痛の関係

コーヒーは、頭痛の症状によって効果があったり、逆に頭痛を強めてしまうこともあります。

それは、すなわち、頭痛にもいろいろなタイプがあるためです。

頭痛には脳の中枢神経周辺の毛細血管が収縮して痛みを発するタイプ(筋緊張性頭痛)と、逆に毛細血管を拡張させて痛みを発するタイプがあります。

後者が偏頭痛になります。

コーヒーカフェインの覚醒作用は、先ず脳の中枢神経周辺の毛細血管を収縮させます。

脳の中枢神経周辺の毛細血管を収縮させるコーヒーを飲んだ場合、偏頭痛では拡張させている血管が緩和されますので、痛みは治まります。

しかし、逆に脳の中枢神経周辺の毛細血管を収縮させている頭痛の場合には、コーヒーを飲みますと余計に痛みが強くなってしまいます。

このように、コーヒーは頭痛に対しては、良く効く場合と悪化させる場合があり、症状によって飲むかどうかは決めないと痛い目に合うこともあります。

コーヒーの飲み過ぎによる頭痛

コーヒーを一度に大量に飲んだり、毎日適正限度を越えて飲み過ぎる状態が続いた場合には、頭痛が生じる場合があります。

一度に大量に飲んだ場合には、急性カフェイン中毒の症状の一つとして生じてきます。

また、毎日適正限度を越えて飲んでいた場合には、慢性カフェイン中毒になり、カフェイン離脱症状(禁断症状)として頭痛などが発生します。

これらのコーヒーによる頭痛への関係、飲み過ぎによる現象について、詳しくご説明していきます。

 

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頭痛とは

頭痛と言われる症状には本来さまざまなタイプがあります。

病気によって生じてくる頭痛もあり、クモ膜下出血や脳梗塞のように致命的とも言えるような病気になっている場合もあります。

症状においても、ズキズキとしたり、引っ張られるような感覚、ジーンとくる痛みなどさまざまあります。

医学的には、血液中の物質に起因した炎症反応だと言われていますが、実際の原因、症状はさまざまです。

耳や鼻、歯から来る頭痛の場合は非常につらい痛みです。

鼓動のたびに、頭がズキンズキンとして耐えられない痛みですね。

さらに、脳の中枢神経周りの血管が拡張することによって生じる偏頭痛、極度の緊張状態が続いた場合の肩こりから生じてくる筋緊張性頭痛などが最近では多く生じています。

頭痛の種類と症状

頭痛の症状はさまざまあります。

脳の血管の拡張による偏頭痛、緊張状態が続いた場合におこる肩こりなどから派生する筋緊張性頭痛などがまずあげられます。

さらに、脳腫瘍などの脳の病気により起こる牽引性頭痛、クモ膜下出血などによる頭痛、神経痛による頭痛や、耳や鼻、歯からくる痛みなどさまざまな頭痛の種類があります。

仕事などで肩が凝った場合や歯が痛い場合、眼精疲労などの際に頭痛を経験することがよくあります。

頭痛は、最近では、ストレスからくる緊張状態を原因とした頭痛(筋緊張性頭痛)も多くなっています。

会社の中では、競争が激しくなり、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、同僚との人間関係などストレスを溜める材料が目白押しです。

これらのストレスを溜め込みますと、頭痛を生じてしまいます。

このように頭痛の原因については、さまざまあり、よく調べて対処しませんと、脳の障害などによって生じている場合には、命にかかわるケースもあります。

頭痛の原因

頭痛の症状がたくさんあるように、原因もたくさんあります。

ただ、大きくは、一次性頭痛と二次性頭痛にわけられます。

一次性頭痛には、筋緊張性頭痛と偏頭痛、それに群発頭痛があり、二次性頭痛は病気を原因として起きる頭痛を言います。

群発頭痛は、目がえぐられるほどの非常に激しい痛みが生じます。

しかし、原因はまだ特定されておらず、体内時計が関係しているという説もあります。

二次性頭痛は、他に原因となる病気、体内の現象があり、それに伴って生じる頭痛です。

二次性の頭痛には、命にかかわるくも膜下出血などがある一方、二日酔いなどのアルコールなどが原因の頭痛もあります。

 

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風邪による頭痛

風邪になりますと、風邪のウィルスや細菌が体内に入り、それに対して免疫細胞が戦いを行うため、発熱を生じます。

この免疫細胞とウィルス、細菌との戦いの場が脳の中枢神経周りの血管である場合には、発熱とともに頭痛も生じてきます。

基本的には、免疫細胞とウィルス、細菌が集まりますので血管は拡張しますので、偏頭痛になります。

コーヒーによる頭痛への影響について

コーヒーには、もともと鎮痛作用があり、それは1千年以上前のイスラム諸国の医師らにはよく知られており、利用されていました。

当然頭痛への効果もありました。

そして、19世紀前半にコーヒーからカフェインが抽出され、そのカフェインの効能が西洋医学上でも使われるようになり、さまざまな医薬品に使われています。

鎮痛剤、風邪薬などにもカフェインが入っています。

従って、コーヒーは鎮痛作用による頭痛の軽減と、偏頭痛に対する脳の中枢神経周辺での血管を収縮させて痛みを軽減する効果の両面で偏頭痛の痛みを緩和してくれます。

但し、コーヒーのどちらの効果も根本的に原因を治療する効果ではありません。

対症療法的に痛みを緩和する効果ですので、原因そのものがなくなりませんと、効果が切れると痛みは再発します。

痛みを軽減している間に原因を取り去るようにしてください。

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偏頭痛とは

偏頭痛は、血管の脈拍に合わせてズキンズキンとした痛みが生じるもので、頭の片側や両側、さらに後頭部でも発作的に起こることがある頭痛の一種です。

偏頭痛がひどくなった場合には、痛みが頭全体に広がっていき、吐き気や嘔吐まで伴う場合もあります。

しかも、痛み出した場合には、基本的には原因になるものが解消されるまで続き、4時間から長い場合には3日ほど続く場合もあります。

偏頭痛の場合、特徴として頭痛が起こってくる予兆や前兆がある可能性があることです。

偏頭痛は日本人でも約840万人の方が悩んでいると言われており、この偏頭痛による経済損失は、なんと2880億円にもなるとも言われています。

偏頭痛の予兆・前兆

予兆と言われる現象としては、痛みが始まる数時間から2日前に、食欲が増進したり、精神的に落ち込んだり、イライラする、疲労感、集中力がなくなるなどの現象が出ます。

偏頭痛になる人の20~30%の人に予兆が生じています。

ただ、予兆段階では他にもいろいろと原因が考えられるため、偏頭痛の予兆ととらえるのは普段からよく偏頭痛を発症される方に限られますね。

偏頭痛の前兆としては、視野が一部欠ける感じがしたり、ギザギザしたフラッシュをたいたような光が見える症状です。

通常はそのような症状がし始めてから15~30分後に本格的に偏頭痛が始まります。

従って、予兆や前兆が出た場合には、すぐに安静にしている必要があります。

偏頭痛の症状

前兆が終わってからいよいよ偏頭痛が始まります。頭の片側や両側がズキンズキンという感じで激しい痛みが生じてきます。

その痛みが後頭部まで広がることもあります。

また予兆や前兆無しに、いきなりこの痛みが生じる場合もあります。

この偏頭痛の症状が出ているときに、体を動かしたりして頭の位置を変えた場合には、痛みがさらに悪化してしまいます。

 

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偏頭痛の生じる仕組み

偏頭痛が生じる場合、脳の中枢神経の三叉神経周りにある毛細血管の拡張が第一段階です。

その三叉神経から痛みの元となる信号(神経ペプチド)が出され、血管周りに炎症が生じます。

神経ペプチドは大脳に伝わり、痛みとして感じることになります。

血管が拡張する原因の一つとしては、過度のストレスを受けた時にセロトニンと呼ばれる物質が過剰に分泌され、血管を拡張させてしまうことがあります。

なお、セロトニンは、ドーパミンなどと同じように脳内にある神経伝達物質であり、人の感情をコントロールする物質です。

但し、偏頭痛をもたらすものは、その他にもさまざま考えられており、症状が始まった時には早めに病院などで原因を特定する必要があります。

偏頭痛の誘因

偏頭痛が生じてくる誘因としては、次のような場合があります

  • 大きな仕事が完成し精神的ストレスから開放されることによって、それまで緊張で収縮していた脳の血管が一気に広がる場合に生じる
  • 月経サイクルによって女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が大きく変化する時期に生じる
  • アルコール(赤ワイン)や、チョコレート、チーズ、かんきつ類などの特定の食べ物によって起こることがある。
  • 遺伝的な要因があり、家族や親族に偏頭痛の人がいる場合、特に母親が偏頭痛の場合には、その子供は50%以上の確率で偏頭痛になり易い。
  • ダイエット中などの空腹時に、血糖値が下がることによって偏頭痛は起き易い。
  • デパート、スーパーなどの人の集まる場所や、LEDなどのまぶしい光、音や、香水なども偏頭痛を引き起こし易い。
  • 台風や梅雨前線で、気圧が急に低下したような場合にその影響によって生じると言われている。
  • 寝過ぎ、寝不足両方ともに偏頭痛を生じる場合がある。

このように多くの誘因があり、環境を変えることで解決できる誘因もあれば、自然現象のため、過ぎ去るのを待つしかない誘因もあります。

ただ、これらの誘因によって生じている偏頭痛は、その誘因がなくならなければ、一時的に対症療法的に痛みを抑えられても、再発してくる可能性が高いと言えます。

 

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偏頭痛の対処法

偏頭痛の症状が始まった時には、バファリンなどの市販の鎮痛剤をなるべく早く服用するのが一番効果的です。

予兆や前兆が見られたときには、本格的に始まる前に飲むようにしてください。

また、その他の対処法としては、

  • 偏頭痛を引き起こしている誘因を避ける
  • 安静にしている
  • カフェインを摂取する

などがあります。

偏頭痛を引き起こしている誘因はたくさんあり、天候、ホルモンバランスなどは避けることは難しいですが、空腹、まぶしい光などは簡単に解消できます。

これらの誘因がなくなっていませんと、鎮静剤で痛みがなくなったとしても薬の効果が切れた時には再び生じる可能性があります。

偏頭痛が発生しますと、体や特に頭を動かしますと悪化する可能性が高いですので、冷たいタオルや冷却シートなどで冷やしながら、静かに安静にしている必要があります。

それに加えて、コーヒーなどに含まれているカフェインを飲みますと、拡張した血管を収縮させてくれますので痛みがなくなります。

カフェインも鎮痛剤と同様に偏頭痛を引き起こしている誘因が解消していない場合には、4~6時間しますと、カフェインの効果がなくなり、再び偏頭痛が起こります。

但し、偏頭痛ではなく、普通の頭痛であったり、コーヒーを飲み過ぎた場合には、逆に頭痛がひどくなる場合がありますので、注意が必要です。

偏頭痛の薬

偏頭痛の薬には、市販のバッファリンなどの鎮静剤がありますが、病院などではトリプタン製剤やエルゴタミン製剤が処方されます。

トリプタン製剤は、偏頭痛を和らげてくれる薬で、

1拡張している脳の血管を元に戻してくれる

2痛みを伝える物質である神経ペプチドを放出する三叉神経の働きを抑えてくれる

3痛みという三叉神経から大脳に伝えられる物質をブロックして、吐き気、嘔吐、光や音に対する過剰反応を抑えてくれる

という働きがあります。

但し、痛みが始まってから飲む薬であり、予兆、前兆の段階で飲んでも効き目はありません。

エルゴタミン製剤は、昔からある処方薬で、トリプタン製剤と同様の効果がありますが、即効性がないため、早めに飲む必要があります。

なお、トリプタン製剤とエルゴタミン製剤の併用は血管収縮力が強くなり過ぎるため、24時間は間隔をおいて飲む必要があります。

いずれにしても、処方薬であり、副作用もありますので、病院の指示に従って飲むようにしてください。

 

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偏頭痛の治し方(ツボの指圧など)

偏頭痛の時に痛みを軽減してくれるツボがあります。

二つほどご紹介しましょう。

偏頭痛で安静にしている時でも出来るツボです。

一つは合谷(ごうこく)というツボで、痛みなどに対する万能なツボと言われています。

手の甲の、親指と人さし指の骨が分かれる付け根の間にあるツボです。

指で押すと痛みを感じる場所です。

ここを反対の手の人差し指と親指でつまむように揉んでください。

少し痛いくらいでちょうど良いです。

数秒押しては力を抜き、また押すという形で何度も繰り返していますと、偏頭痛の痛みが軽減されます。

もう一つは、左右の目頭から少し鼻寄りのくぼみのところにある晴明(せいめい)というツボです。

ここも合谷(ごうこく)と同じように、数秒押しては離してという動作を繰り返すことで痛みが和らぎます。

他にも頭のてっぺんや足などにもありますが、偏頭痛の場合は頭を動かすだけでも痛みが強まるため、なるべく動かなくても出来るツボが良い効果をもたらしてくれます。

タバコと偏頭痛の関係について

タバコは偏頭痛を引き起こす誘因になる場合があります。

また、逆にタバコを吸うことで偏頭痛の症状が軽減されるという方もいらっしゃいます。

もともと、タバコには血管を収縮させる働きがありますが、タバコを吸い終わった時には逆に収縮していた血管が拡張に転じます。

拡張した血管が中枢神経を刺激することで偏頭痛が生じます。

従って、タバコを吸ってその後で偏頭痛をする場合には、タバコは止めた方が良いでしょう。

一方、逆にタバコを吸うと偏頭痛が和らぐという方の場合には、タバコそのものに血管を収縮させる働きがあることから生じています。

コーヒーと同じように偏頭痛で拡張していた血管がタバコによって収縮するため、痛みが軽減されます。

しかし、タバコの本数が多い場合は、一日に何度も血管の収縮と拡張を繰り返すことになり、血管そのものに大きなダメージが蓄積することになります。

どちらにしても、タバコは体にとって害はあっても良い点はありませんので、止めた方がよいでしょう。

 

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低気圧と偏頭痛の関係について

偏頭痛は、天候によっても生じてくることがあります。

特に、台風や低気圧、梅雨前線などが通過する際には、気圧が急激に下がる時があります。

よく、急に風が強くなってしばらくしてから雨がざっーと降ってくるのを経験されている方も多いと思います。

あれは、低気圧などが通過する際に気圧が下がることによって風が強く吹いているのです。

そのような気圧が急激に下がる時に、偏頭痛が生じてしまいます。

低気圧が通る際には一時的に気圧が下がりますので、体に対する圧力が低下するために血管は拡張し、偏頭痛を生じさせます。

飛行機などに乗りますと、離陸時や着陸時に耳の鼓膜がツンと張った状態になるのは、気圧が急激に変化するために生じています。

脳の中枢神経周りの血管でも同じようなことが生じているわけです。

従って、拡張した血管が三叉神経を刺激して偏頭痛を引き起こすのです。

でも、この場合はそれほど長くは続きません。

コーヒーを飲めば、すぐに痛みは軽減し、再発もありません。

偏頭痛に吐き気は伴うのか

脳の中枢神経にある三叉神経が刺激を受けますと、大脳にその刺激を痛みとして伝えられます。

さらにその過程で、視覚、聴覚、嗅覚などをつかさどる中枢神経や吐き気をコントロールする嘔吐中枢というところにもその痛みの刺激が伝えられます。

それらの刺激によって、光や音や臭いに敏感になり、さらには吐き気といった症状も現れてくることがあります。

胃に食べ物が残っている場合には、嘔吐も生じる場合があります。

 

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コーヒーカフェインによる偏頭痛への効果

コーヒーカフェインには、偏頭痛の痛みを沈静化させる働きがあります。

もともとカフェインには、鎮痛作用があり、頭痛などの痛みを緩和する働きがあります。

風邪薬などには、カフェインが含まれているものが多く、風邪熱による頭痛をカフェインによって緩和しています。

さらに、カフェインは、脳の中枢神経周辺の血管を収縮させますので、偏頭痛で拡張した中枢神経周辺の血管を収縮させることで偏頭痛の痛みを解消してくれます。

このようにコーヒーのカフェインには二つの面で偏頭痛の痛みを沈静化させてくれます。

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コーヒーによる偏頭痛の効果

コーヒーには、カフェインによる偏頭痛の素晴らしい緩和効果があります。

それももともとのカフェインによる鎮痛作用と、覚醒作用に伴う脳の中枢神経に対する血管収縮作用の両面から効果が生まれています。

このコーヒーカフェインによる偏頭痛の緩和効果について詳しくご説明します。

コーヒーによる偏頭痛鎮静効果の仕組み

コーヒーカフェインによる覚醒効果については、次のような効果が生まれる仕組みがあります。

偏頭痛は、脳内の中枢神経周りの抹消血管が拡張することで三叉神経を刺激して炎症が起こり、大脳に痛みの信号がいくことにより偏頭痛が生じています。

この現象に対して、コーヒーカフェインには覚醒作用を引き起こす時に、脳内の中枢神経周りの血管を収縮させる働きがあります。

すなわち、偏頭痛を引き起こしている抹消血管の拡張をカフェインの収縮作用によって元に戻すため、偏頭痛は解消できます。

なお、覚醒作用は、もともと中枢神経を刺激して自律神経の交感神経を高めて、興奮状態を作り出します。

そして、中枢神経にアドレナリン、ドーパミンなどの興奮作用のある物質を含むカテコールアミンという神経伝達物質を生成させます。

この神経伝達物質によって、体全体に興奮状態を生み、それぞれの器官の血管を拡張させて活発に活動できるようにしてくれます。

自律神経には活発に活動している時に支配的になる交感神経と、寝ていたり、リラックスしている時に支配的になる副交感神経があります。

このようにコーヒーカフェインの覚醒作用で体を活発に活動できる状態にする中で、偏頭痛の痛みも緩和できる働きが生じています。

 

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コーヒーによる偏頭痛鎮静にはどれくらい飲めばいいのか

基本的には、1杯のコーヒーで充分に偏頭痛の痛みは沈静化できます。

但し、偏頭痛を引き起こしている誘因がなくなっていない場合には、カフェインの効果がなくなってきますと、再び痛みが出てきます。

コーヒーカフェインの作用する時間は4~6時間と言われており、4時間を過ぎますと、その効果はどんどん低下していきます。

従って、6時間以内で誘因がなくなっていない場合には、再びコーヒーを飲む必要があります。

また、コーヒーには一日に飲む適正な限度量があります。

この限度量を越えて飲みますと、カフェインの過剰摂取になりますので、誘因が長引きそうな場合には病院に行った方がよいです。

なお、コーヒーの一日の適正量については、「コーヒーの一日の適正量はどれくらい?」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

コーヒーに砂糖を入れた時の偏頭痛鎮静効果

ダイエットなどで糖分摂取を制限している場合には、低血糖状態になる場合があります。

特に空腹時には低血糖状態が生まれてしまい、それによって偏頭痛が起こり易くなります。

これは、低血糖になりますと、我々の体は脳の血液量を増やそうとして脳の血管が拡張したり、脳の神経が過敏になります。

その結果、偏頭痛は生じてきます。

糖質制限ダイエットなどをしていますと起こり易い症状です。

そのような時には中鎖脂肪酸を摂取しますと、ブドウ糖に代わるケトン体という脳のエネルギーになる物質を生成してくれますので、そのような脳の障害を予防できます。

中鎖脂肪酸は、ココナッツオイルやMTCオイルに豊富に含まれており、ココナッツオイルコーヒーやバターコーヒーを飲むと予防になります。

実際に生じてきたときには、コーヒーをブラックで飲むよりも少し砂糖を入れて飲むと良いです。

砂糖は糖分でブドウ糖に変わりますので、脳の低血糖状態を改善してくれます。

また、普段から低血糖の方は、食後のコーヒーに少し砂糖を入れて飲むことで予防になります。

但し、砂糖を入れ過ぎたり、コーヒーを飲み過ぎたりしますと、血糖値を上げ過ぎたり、コーヒーの副作用が出ますので、気をつけてください。

 

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風邪による偏頭痛に対するコーヒーの効果

風邪における頭痛の原因は、体内の免疫細胞が風邪のウィルスや細菌と戦って発熱しますが、その戦いが脳の中枢神経周囲の血管で起こっていることに起因しています。

血管の中では、免疫細胞と風邪のウィルスや細菌が戦い、そのせいで血管そのものが拡張してしまいます。

その結果、血管の拡張が中枢神経を刺激して頭痛が生じています。

すなわち、原理としては偏頭痛と同じです。

市販の風邪薬やコーヒーを飲みますと、カフェインによって脳の中枢神経周辺の血管を収縮させます。

風邪の菌と免疫細胞によって拡大した血管が引き締まって痛みが緩和されます。

このように、風邪の発熱に伴う頭痛は解消されます。

市販の風邪薬や鎮痛剤にはカフェインが含まれている薬が多いです。

但し、頭痛は解消されても、風邪のウィルスや細菌の退治が済んでいない場合は、カフェインの効果が切れますと、再び頭痛は再発します。

カフェインの効果はもともと4~6時間ですので、食後に飲めば、風邪による頭痛はかなり緩和されますが、効き目は次第に消えていきます。

もともと風邪の菌を殺す特効薬はありませんので、完全に治すためには、自分自身の免疫力によって自然治癒させるしかありません。

自然治癒を早くさせるためは、安静にして薬を飲むようにして、回復を待つしかありません。

 

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コーヒーの偏頭痛に対する注意点

コーヒーによって偏頭痛の痛みを軽減する場合、いくつかの注意すべき点があります。

その点についてご説明します。

コーヒーの偏頭痛鎮静効果は対症療法である

コーヒーによる偏頭痛の鎮静効果はあくまでも対症療法であることをよく認識しておく必要があることです。

偏頭痛を引き起こした誘因がなくなっていなければ、一時的に偏頭痛を沈静できたとしても、効果が切れれば再び痛みが生じてきます。

痛みを引き起こしている誘因が、仕事の完成などにより緊張が途切れたとか、まぶしい光、音、ダイエットなどの場合には、一時的な要因ですから、再発はないでしょう。

しかし、遺伝的な要因から生じていたり、気圧の変化などの場合には、自力で誘因を取り除くことは難しいと言えるでしょう。

特に、女性ホルモンのバランスや遺伝的要素などの場合には体質的な問題であり、すぐに取り除くことは難しいと言えます。

ただ、誘因の中でも寝不足、寝過ぎ、食品などについては普段の生活で気をつけることによって予防が可能です。

偏頭痛は根本原因から取り除く必要がある

偏頭痛の誘因の中で、普段から気をつければ、避けられることも多くあります。

日常生活において少し気をつけるだけでもかなり発生を抑えることができます。

寝不足、食品などもその一つになります。

デパート、スーパーなどの人の集まる場所やまぶしい光、大きな音のする場所には近づかないようにするのも一つの方法です。

また、女性ホルモンの問題であれば、豆乳などを飲みますと、エストロゲン擬似作用がありますので、予防になります。

豆乳によるカフェオレなどを飲んでいれば、予防が可能になります。

 

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コーヒーの飲み過ぎによる副作用

コーヒーには一日の適正限度量があるとともに、一度に大量に飲み過ぎますと、さまざまなカフェインの副作用が出る場合があります。

偏頭痛が激しいからと、コーヒーを大量に飲み過ぎますと、急性カフェイン中毒や利尿作用が効き過ぎて体に大事なビタミンやミネラルを体外に排出してしまいます。

また、覚醒作用により夜眠れなくなりますので、寝不足による偏頭痛も生じる可能性があります。

偏頭痛の予防のためと、毎日大量に飲んでいますと、慢性カフェイン中毒になる恐れがありますし、さらに生活習慣病やがんなどの発生可能性が高まります。

慢性カフェイン中毒になりますと、偏頭痛ではなく、カフェインの離脱症状(禁断症状)として別の頭痛が発生してしまいます。

なお、コーヒーの飲み過ぎによる副作用については、「コーヒーの飲み過ぎによる様々な症状や病気、悪影響について」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

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生理サイクルにおける偏頭痛とコーヒーの効果

偏頭痛の誘因の中に女性ホルモンのバランスが崩れることがありました。

偏頭痛の誘因として、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量の変動と関係が指摘されており、生理の始まる1~2日前や生理中、排卵時などに偏頭痛が生じることがあります。

これは、エストロゲンの分泌量が変動する時期に当たっています。

生理の始まる1~2日前はエストロゲンが急減する時期であり、排卵時にはエストロゲンが急増する時期に当たります。

生理中の頭痛については、偏頭痛というよりも血行が悪くなることによる筋緊張性頭痛が多いと言われています。

従って、多い少ないよりもエストロゲンの量が変化する時期に偏頭痛が生じていることが判ります。

生理サイクルの偏頭痛に対する対処法

基本的な対処法としては、トリプタン製剤やコーヒーなどで症状を抑えることになります。

但し、生理中の筋緊張性頭痛の場合は逆効果になりますので、注意が必要です。

また、エストロゲンの急減する月経前1~2日については、豆乳のエストロゲン擬似作用を利用することが出来ます。

豆乳のポリフェノール成分であるイソフラボンは、その形がエストロゲンと似ており、体内に入りますと、体がエストロゲンと間違って認知してしまいます。

これをエストロゲン擬似作用と言いますが、この作用を利用してエストロゲンの急減による偏頭痛への影響を避けることが出来ます。

従って、豆乳を飲んだり、豆乳を用いたカフェオレを飲むことで症状を緩和することが出来ます。

しかし、エストロゲンの急増期に当たる排卵時期については、豆乳を飲みますと逆効果になります。

カフェオレでなく、ブラックのコーヒーによって症状を緩和させるようにしてください。

なお、閉経後には偏頭痛がしなくなります。

これは、閉経したことにより、エストロゲンの分泌量の変動がなくなることによります。

 

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経口避妊薬(ピル)服用による偏頭痛

経口避妊薬(ピル)を服用している場合にも偏頭痛が起こり易くなります。

経口避妊薬には、成分としてエストロゲンが含まれています。

この経口避妊薬は飲み方として、21日間服用し、7日間飲まない時期を作ります。

そのため、飲まなくなる時期にエストロゲン量の変化が生じるため、その7日間の間に偏頭痛が生じる可能性が高くなります。

この場合もトリプタン製剤などの鎮痛薬で対処するか、豆乳入りのカフェオレで対処することができます。

ただ、基本的には偏頭痛がある場合には、経口避妊薬は飲まない方が良く、医師などとよく相談して使用するようにしてください。

 

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妊娠中の偏頭痛とコーヒーについて

妊娠しますと、生理はなくなりますので、エストロゲンの分泌量も安定します。

そのため、エストロゲンの分泌量の変化による偏頭痛はこの時期には治まります。

但し、出産してしまいますと、再び生理が始まり、エストロゲン分泌量も変動しますので、再び偏頭痛が生じる可能性があります。

なお、妊娠中の別の要因によって生じる偏頭痛については、コーヒーや市販の鎮痛剤によって症状を緩和することは出来ません。

両方共にカフェインが入っているため、お腹の赤ちゃんが急性カフェイン中毒になり、障害を負う可能性や流産の可能性があります。

通常、一日のカフェインの限度量は体重1kgあたり5.7mgですが、コーヒー1杯には87mg程度のカフェインが含まれています。

従って、とても赤ちゃんにはコーヒーや薬のカフェイン量は耐えられません。

妊娠中に偏頭痛になった場合は、病院でカフェインの入っていない薬をもらうか、じっと安静にして耐えるかになります。

 

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その他の飲み物による偏頭痛への効果

偏頭痛には、カフェインが鎮静効果を持っていますが、コーヒー以外にこのカフェインの鎮静効果を持っている飲み物があります。

それについて、ご紹介します。

緑茶による効果

緑茶は紅茶やウーロン茶と同じ茶葉から作られています。

紅茶やウーロン茶は茶葉を発酵させますが、緑茶は発酵をさせていません。

この緑茶はタンニンやカテキンなどのポリフェノール成分が有名ですが、カフェインも含まれています。

カフェインの含有量としては、コーヒーの約1/3程度になります。

コーヒーに比べますと、カフェインの覚醒効果は小さくなり、しかもタンニンにカフェインの働きを抑える効果がありますので、偏頭痛に対しての効き目は小さくなります。

ただ、弱いだけでまったく効果がないわけではありません。

緑茶を3杯飲めば、基本的にはコーヒーと同じカフェイン量になります。

緑茶はコーヒーと同様カフェインの限度量がありますが、もともと含まれる量が1/3ですので、飲む量は逆に3倍まで飲めるということです。

従って、緑茶によっても偏頭痛の痛みを緩和することはできます。

 

紅茶による効果

紅茶も緑茶と同じように茶葉から作られますが、その茶葉を100%発酵させたものが紅茶になります。

半分程度に発酵を抑えたのがウーロン茶になります。

紅茶も緑茶と同じく茶葉から作られますので、カフェインは含まれています。

緑茶とほぼ同じコーヒーの1/3の1杯あたり30mg程度になります。(コーヒーは87mg)

従って、紅茶も緑茶と同じくコーヒーよりも偏頭痛への緩和効果は小さくなります。

紅茶にもタンニンは含まれていますので、カフェインの効果そのものも少し弱くなります。

それでも、緑茶と同じくコーヒーよりもカフェインの限度量による制約が低くなりますので、何度も飲むことが出来ます。

そのため、紅茶によって偏頭痛を軽減することは出来ます。

 

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まとめ

頭が急にズキンズキンと脈打つような痛みが走ることがある偏頭痛には、コーヒーの痛み軽減効果が良く効きます。

コーヒーのカフェインには、鎮痛効果と覚醒効果による脳の中枢神経周りの血管を収縮させる働きがあり、脳の血管の拡張によって生じている偏頭痛には効果が出ます。

但し、カフェインの効果時間は4~6時間であり、その間に偏頭痛を引き起こした誘因がなくなっていなければ、再び痛みが襲ってきます。

カフェインはあくまで痛みを軽減する対症療法であり、根本的に偏頭痛の誘因を解決するわけでありません。

従って、痛みが治まっている間に偏頭痛の誘因を出来る限り取り除くようにしてください。

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