1. TOP
  2. 紅茶
  3. 紅茶の効能はこんなにある!その全てをご紹介します!
Sponsored Link

紅茶の効能はこんなにある!その全てをご紹介します!

紅茶   968 Views

紅茶と言えば、午後のひと時に優雅に飲むというイメージから、最近ではペットボトル飲料としても、手軽で身近になり、日常生活に浸透している飲み物です。

その紅茶ですが、香りを楽しむだけでなく、実は驚くべき健康効果、美容効果があるのをご存知でしょうか。

紅茶の代表的な成分は、ポリフェノール、カフェイン、テアニン、フッ素などです。

ポリフェノールには、カテキン、テアフラビン、テアルビジン、などがあります。

これらの紅茶の有効成分は、多方面から実にさまざま効能が確認されており、具体的には次のような効果、効能があります。

・抗酸化作用による動脈硬化の予防

・生活習慣病の予防

・ダイエット効果

・利尿作用によるむくみ予防

・腸内細菌を整える作用

・抗菌・抗ウイルス作用

・虫歯予防

・アレルギーを抑える作用

・アンチエイジング効果

・日焼けを抑える作用

・デオドラント効果

・リラックス効果

それでは、紅茶の有効成分による優れた効能について、1日の適量や飲み過ぎによるデメリットなどを含め解説していきます。

Sponsored Link



Contents

紅茶の効能には活性酸素を抑える抗酸化作用がある

紅茶に含まれるポリフェノールには、強い抗酸化力があります。

体内で起こる脂質などを酸化させる反応は、活性酸素によるものです。

活性酸素とは、体内に取り込まれた酸素の一部が変化したものです。

活性酸素は酸化力が強く、細菌やウイルスから体を守る重要な役割がありますが、増え過ぎると正常な細胞や遺伝子も酸化させ傷つけ、体の老化を早めてしまいます。

また、正常な細胞を攻撃し、遺伝子を突然変異させ、がん細胞を生成する危険があります。

血管内においては、活性酸素は悪玉コレステロール(LDL)と結合し、酸化LDLを生成します。

酸化LDLは血管壁に入り込み、血管を硬くし、血管の老化を促進させます。これが動脈硬化です。

血管の老化は、中高年世代の症状でしたが、最近では2030代でも見受けられます。それは、活性酸素が原因です。

活性酸素は自然発生の他にも、紫外線、大気汚染、電磁波、たばこ、アルコール、ストレス、脂肪の多い食事、食品添加物などが発生原因になります。

思い当たることが多いのではないでしょうか。このように現代生活は、活性酸素が発生しやすい要因が増えているのです。

紅茶のポリフェノールは、その活性酸素を抑える作用があります。

ポリフェノールの強い抗酸化作用は、活性酸素の発生を抑えるのはもちろん、活性酸素の酸化力を弱め、脂質などの酸化を抑制する働きをします。

そして、体を活性酸素から守り、動脈硬化、がんなどの発生を抑制してくれるのです。

Sponsored Link



紅茶の効能には生活習慣病の予防効果がある

生活習慣病には、高血圧、糖尿病、脂質異常症などがありますが、紅茶には生活習慣病を予防、改善する効果があります。

紅茶は血中の悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を予防する

脂質異常症のうち、高コレステロール血症は、動脈硬化の主な原因になります。

動脈硬化により、脳血管疾患や虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)などが発生するため、コレステロールの数値管理はとても重要です。

紅茶のポリフェノールは、悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用があります。

私たちの体内では、食事などで入ってきた脂肪を消化しやすくするため、肝臓で胆汁という液体が生成されています。

胆汁の構成要素にコレステロールがあります。胆汁は腸内で消化吸収に使われた後、再吸収され肝臓に運ばれます。

紅茶は胆汁が再吸収されるのを抑制し、体外に排出させることで悪玉コレステロールを下げる働きをし、動脈硬化を予防します。

紅茶は血液サラサラ作用があり、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧などを予防する

動脈硬化が進み血管腔が狭くなったり、脂質の多い食事などの影響で血液がドロドロになると、血管内で血液が固まりやすくなり、血栓を形成していきます。

血栓により血管が詰まると、その詰まった場所により脳梗塞や心筋梗塞を発生させます。

紅茶のポリフェノールには、血液が固まるのを防ぐ抗凝固作用があり、血栓の形成を抑制し、血液をサラサラな状態にする働きがあります。

血液がサラサラな状態は、血液循環がスムーズになるため、高血圧の予防にもつながります。

紅茶は血糖値の上昇を抑制し、糖尿病を予防する

紅茶のポリフェノールは、体内に入ってきた糖分を分解する酵素であるアミラーゼの活性を弱める作用があります。その結果、腸管内で吸収される糖分の量が減り、血糖値の上昇が抑制されます。

糖尿病は、血糖値が高い状態が続くため、膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン、インスリンを過剰に必要とします。

高血糖状態が続くと、インスリンが足りなくなったり、効かなくなったりします。そして糖尿病になってしまうのです。

紅茶の血糖値上昇を抑える働きは、糖尿病の予防にとても有効と言えます。

Sponsored Link



紅茶の効能にはダイエット効果がある

紅茶の健康効果は、ダイエットにもとても有効で、注目を集めています。

紅茶は脂肪の吸収を抑制する

紅茶に含まれるポリフェノールは、脂肪の吸収を抑える作用があります。

体内に脂肪分が入ってくると、その脂肪分を分解し吸収するため、膵臓から脂肪分解酵素のリパーゼが分泌されます。

ポリフェノールは、このリパーゼの活性を弱め、腸管での脂肪の消化、吸収を抑える効果があります。

紅茶は脂肪を燃焼させる

紅茶の成分カフェインは、脂肪代謝を促進し、燃焼を促す作用があります。

脂肪細胞には、エネルギー源として脂肪を貯蔵する白色脂肪細胞と、熱を産生し体温の維持や、余分な体脂肪を調節するため、エネルギーを放出する褐色脂肪細胞があります。

カフェインは、褐色脂肪細胞を活性化し、脂肪を燃焼させ熱として放出させる作用があり、体内での脂肪蓄積を減らす効果が期待できます。

3-3紅茶は食事中~食後の血糖値の上昇を抑制する

紅茶のポリフェノールは、糖分を分解する酵素アミラーゼの活性を抑制することで、腸管内で消化、吸収される糖分の量を減らし、血糖値の上昇を抑えます。

私たちの体内では、食事などにより血糖値が上昇すると、それを下げようと膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは、血糖値を下げるため、余分な糖分を中性脂肪に合成し、脂肪細胞に貯蔵する作用があります。

血糖値の上昇は、中性脂肪の上昇にもつながるのです。

紅茶のポリフェノールは、血糖値の上昇を抑え、中性脂肪合成を抑制し、体内に余分な脂肪が増えないようする効果があるのです。

Sponsored Link



紅茶の効能には腸内細菌を整える作用がある

紅茶のポリフェノールの1つ、テアフラビンは、腸内の悪玉菌を抑え善玉菌を優位にする作用があります。

善玉菌は、腸の蠕動運動や免疫機能を向上、ビタミンやホルモンの産生、消化吸収、脂質代謝など体内の生理機能を維持するための大切な役割をします。

乳酸菌やビフィズス菌が代表的な善玉菌です。

悪玉菌は、腸内で有害物質を産生し、腸管を傷つけていきます。そして、有害物質は徐々に体全体に回り、生活習慣病や老化を促進していきます。

また、腸内での分布が善玉菌より悪玉菌が優位になると、免疫機能を下げたり、腸の蠕動運動を鈍らせ便秘を引き起こします。

体の健康には、善玉菌が優位になるように腸内細菌のバランスを整えることがとても重要になります。

テアフラビンは、悪玉菌の生育を抑える作用があります。その際、善玉菌の生育は阻害しないことから、善玉菌優位の腸内環境を作り出してくれるのです。

Sponsored Link



紅茶の効能には利尿作用がある

紅茶の成分カフェインは、循環系に作用し、腎臓の血管を拡張させ腎血流を増やすことで、尿の生成をふやし、利尿を促す作用があります。

紅茶は体内の老廃物を排出する

老廃物とは、体内の代謝産物で不要になったものの総称です。アンモニア、尿素、尿酸などがあり、尿や汗によって排出されます。これらは、血液やリンパの循環が悪いと排出されず、体に蓄積されていきます。

紅茶は、カフェインの利尿作用により水分代謝を向上させるため、体内に蓄積された老廃物を尿から排出する効果が期待できます。

紅茶はむくみを解消する

むくみとは、体内の余剰水分が、細胞と細胞の間に残り、蓄積された状態のことを言います。

むくみの原因には血流の悪化や、細胞と血管間での水分処理がスムーズにいかないこと、などがあります。

紅茶に含まれるカフェインは、循環系に作用し、血流を改善します。その作用で利尿が促され、体内の余剰水分を排出し、むくみを解消する効果があります。

Sponsored Link



紅茶の効能には抗菌・抗ウイルス作用がある

紅茶には、抗菌・抗ウイルス作用があり、さまざまな菌から体を守る働きをします。

紅茶は食中毒を予防する

紅茶のポリフェノールは、食中毒を引き起こす細菌である、ボツリヌス菌、セレウス菌、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌などに対し、抗菌活性が確認されています。

その作用機序は、ポリフェノールによる細菌の細胞膜構造の破壊によるものと考えられています。

紅茶を飲むことは、食中毒の予防にもつながるのです。

紅茶は喉の炎症、インフルエンザを予防する

インフルエンザウイルスは毎年、抗原構造を変化させて来るため、予め体内に抗体作ることができません。

紅茶のポリフェノールは、ウイルスが呼吸器の粘膜細胞に侵入できないよう、吸着能力を阻害し、感染力を失わせる働きをするため、どのインフルエンザウイルスに対しても効果を発揮してくれます。

紅茶を飲むだけでなく、うがいに使うことでも喉の炎症やインフルエンザウイルスの撃退に効果が認められています。

紅茶をうがいに使用する場合は、通常飲用する時の45倍の薄さでも効果があります。

注意事項として、インフエルエンザ対策に紅茶を使用する場合、ミルクを入れると、有効成分であるテアフラビンが乳タンパク質と結合し、効果が下がってしまうので、ストレートティーで飲みましょう。

紅茶は歯周病原因菌を抑制する

紅茶のポリフェノールは、歯周病原菌の抑制効果があります。

歯周病原菌は歯周病を引き起こすのみならず、インフルエンザウイルスの感染力を促進させる酵素を産生します。

紅茶は、歯周病原菌の生育を抑制することで、歯周病はもちろん、インフルエンザの予防にも優れた効果を発揮します。

 

Sponsored Link



紅茶は口臭を予防する

口臭の原因は、主に揮発性硫黄化合物(硫化水素、メチルメルカプタン)です。

歯周病原菌は、悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に発生させます。歯周病になると、ひどい口臭に悩まされるのは、メチルメルカプタンのためです。

紅茶のポリフェノールは、歯周病原菌を抑制してくれるため、口臭を予防する効果があります。

紅茶は虫歯を予防する

紅茶のポリフェノールの歯周病菌抑制効果は、細菌繁殖による虫歯の予防に有効です。

紅茶は水虫の改善効果がある

紅茶のポリフェノールは、真菌(カビ類)に対しても抗菌作用があり、水虫の原因の白癬菌にも有効です。

紅茶の出がらしで足を洗うと、水虫の予防や改善になります。

紅茶はピロリ菌殺菌効果がある

紅茶のポリフェノールは、ピロリ菌の殺菌効果があります。

ある実験では、紅茶を1ヶ月毎日10杯以上摂取させたところ、ほとんどの人でピロリ菌の減少が確認されています。

Sponsored Link



紅茶の効能にはアレルギー疾患改善効果がある

紅茶には、花粉症、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の症状を抑える作用があります。

アレルギーとは、体内に入った異物を撃退するため産生される抗体が、必要以上に産生され過剰反応を起こす免疫反応です。

この免疫反応で、ヒスタミンなどの炎症物質を産生し、かゆみ、くしゃみ、鼻汁などのアレルギー症状を起こします。

アレルギーの原因になる物質(アレルゲン)には、花粉、たんぱく質、ダニ、ハウスダストなどがあり、これらのアレルゲンに体が過剰反応すると、花粉症、鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、じんましんなどを引き起こすのです。

紅茶は、炎症物質ヒスタミンに対する抑制作用が認められており、花粉症やアトピー性皮膚炎の改善効果が期待できます。

紅茶の効能には肌のアンチエイジング効果がある

肌を老化させる原因に、糖化があります。糖化とは、コラーゲンなどのタンパク質が糖と結合し、変性する反応のことです。

肌のコラーゲンは、3重のらせん構造になっていて、肌の弾力やハリを保っています。このコラーゲンが糖化されてしまうと、らせん構造が破壊され、肌の弾力やハリが失われてしまうのです。

その糖化を予防するには、血糖値に注意する必要があります。急激な血糖値の上昇や、血糖値が160mg/㎗以上になると、糖化が進んでしまいます。

糖化は肌のみでなく、動脈硬化や白内障などにも関わり、体内の老化を進行させていきます。

紅茶のポリフェノールは、血糖値の急激な上昇を抑制する効果があります。食事中から食後30分に紅茶を飲むと、食事による高血糖を予防することができ、肌そして体の組織全体を糖化から守ることができます。                                              

Sponsored Link



紅茶の効能には日焼けを抑制する作用がある

日焼けは、紫外線の刺激により引き起こされるさまざまな肌の変化です。

日焼けは肌の老化の原因の1つであり、また肌の細胞にダメージを与え炎症を起こし、ひどくなると熱傷と同様、痛みや水疱を伴う場合もあります。

さらに細胞のDNAを傷つけるため、しみや皮膚がんの原因にもなります。

美容のためだけでなく、がんなど疾病予防のためにも日焼け対策はとても重要です。

紅茶の成分は、このような日焼けのダメージ対策に有効なことがわかっています。

紅茶は光老化を抑制する

一時的な日焼けは、元に戻ることもありますが、長期にわたり紫外線にさらされると、肌は光老化を起こします。

光老化とは、慢性的な紫外線刺激により色素沈着が進み、しみになったり、皮膚の浅い層にある弾性線維のエラスチンが硬くなり、深いしわやたるみが生じるなど、光による肌の老化現象のことです。

日焼けをすると紫外線の刺激で、エラスチン分解酵素であるエラスターゼが活性化します。

エラスターゼによりエラスチンが分解され、硬く変性し肌の弾力が失われ、しわやたるみが生じるのです。

紅茶のポリフェノールは、エラスチン分解酵素のエラスターゼの働きを阻害し、エラスチンの変性を予防し、光老化を抑制する働きがあります。

紅茶は紫外線による炎症誘発性物質を抑制する

日焼けをすると、紫外線の刺激でTNF-aなどの炎症誘発物質(炎症性サイトカイン)が生成されます。

TNF-aは、感染防御能力を高めますが、免疫に関与する白血球の1つ、好中球を過剰に活性化することで、組織障害を引き起こし、炎症を増進させる作用があります。

紅茶のポリフェノールは、TNF-aなどの炎症性サイトカインの生成を抑制する働きがあり、炎症を鎮める効果があります。

Sponsored Link



紅茶の効能にはデオドラント効果がある

紅茶には、人の体から発生する体臭や、日常生活で気になる悪臭、生活臭を消臭する効果があります。

紅茶は体臭を予防する

体臭は、汗や皮脂、垢などに含まれる成分が肌の常在菌により分解され、揮発性成分が発生することで生じます。

年齢や性別、においの発生する部位により、においの成分は変わり、数百種類以上あることが分かっています。

3-メチル-2-ヘキセン酸(脇のにおい)、アルデヒド類(頭皮のにおい)、ノネナール(加齢臭)などが代表的で、主に皮脂に含まれる脂肪酸が酸化分解されて発生します。

紅茶のポリフェノールは、肌の常在菌に対して抗菌作用を発揮し、これら脂肪酸の酸化分解を抑え、においの成分の生成を抑制する働きがあります。

ティーバックをお風呂に入れて入浴したり、シャンプー後に頭皮を紅茶のお湯でゆすぐことで、体臭予防が期待できます。

紅茶は悪臭を消臭する効果がある

紅茶は消臭剤としても効果があります。

生ごみ臭、排泄臭、下駄箱臭など、日常にはさまざまな悪臭が存在します。これらはアミノ酸が分解され、アンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メルカブタンなどの揮発性成分となったものが原因です。

紅茶のポリフェノールは、におい成分と結合したり、中和させることで消臭機能を発揮します。

また、ポリフェノールは活性炭のような構造をしているため、におい成分を吸着させ消臭します。

さらに紅茶には、抗菌、抗酸化作用があり、雑菌の繁殖を抑え、におい成分の生成自体を抑制する効果もあります。

紅茶は、さまざまな効能を発揮し、悪臭を撃退してくれる消臭剤なのです。

Sponsored Link



紅茶の効能にはリラックス、疲労回復効果がある

紅茶を飲むと、知らず知らずリラックスした気分になります。それは紅茶に含まれる成分テアニンと、香りによる作用です。

紅茶の成分テアニンによるリラックス効果

紅茶の成分テアニンは、アミノ酸の1種で、うま味や風味を醸し出す成分です。

テアニンは、副交感神経に作用することで、脳の興奮を抑え、神経を鎮静する働きがあります。筋肉の緊張も和らげるため、心身両面でのリラクゼーション効果を発揮します。

テアニンが体に入ると、脳内でα波が出現します。α波は、リラックスしたときに発生する脳波です。

テアニンの濃度が高いほどα波が強く出現することから、リラックス効果はテアニンの摂取量に比例すると考えられています。

 

Sponsored Link



紅茶の香りによるリラックス効果

紅茶の香りは、嗅いだ時点でリラックス効果が現れます。

紅茶の香気成分には、青葉のような香りのリーフアルデヒド、リーフアルコール、フローラルな香りのリナロール、リナロールオキシドなどが確認されています。

人は良い香りを嗅ぐと、それだけで気分が落ち着いたり、癒されたり、幸福感を感じたりします。

それは、嗅覚刺激は快、不快など本能を司る大脳辺縁系にダイレクトに伝わるためです。

大脳辺縁系は、視床下部、下垂体とつながっています。

視床下部は、生命活動の維持や心身のストレスやリラックスに関わる自律神経を司り、下垂体はホルモン分泌を司る器官です。

心地良い香りは、嗅覚神経から大脳辺縁系、視床下部、下垂体へと伝わり、視床下部で自律神経に働きかけリラックスを促し、下垂体でもリラックスに関わるホルモンの分泌量を調節していきます。

紅茶の心地良い香りは、このような伝達メカニズムで心身をリラックスさせてくれるのです。

紅茶のテアニンによる疲労回復効果

紅茶の成分テアニンは、脳の興奮を抑え、神経を鎮静してくれるため、脳疲労の回復が図れます。

また、寝つきが良くなり、熟睡できることから、寝起きもスムーズになり、体の疲労回復にも効果があります。

紅茶のカフェインは、覚醒作用があるため、疲労回復や睡眠効率アップを目的とする場合には、デカフェの紅茶を利用するのが良いでしょう。

Sponsored Link



紅茶は虫歯を予防する効果がある

紅茶には、歯のエナメル質を強化するフッ素が含まれており、虫歯予防に有効です。

紅茶の栄養成分

次に紅茶に含まれている成分について見ていきましょう。

ポリフェノール

紅茶に含まれるポリフェノールには、渋味を形成するカテキン、紅茶の製造過程でカテキンが変化したテアフラビン、テアルビジンなどがあります。

ポリフェノールの作用には次のようなものがあります。

・抗酸化作用

・食事中~食後の血糖値の上昇抑制作用

・脂肪の吸収抑制作用

・悪玉コレステロールを減らす作用

・腸内細菌を整える作用

・抗菌、抗ウイルス作用

・抗アレルギー作用

・肌および体全体の老化抑制作用

・日焼け予防、抗炎症作用

・消臭作用

・虫歯予防

これだけでも紅茶が美容と健康にとても役立つことが分かります。

次に紅茶に含まれるポリフェノールの種類について説明します。

カテキン:含有量約5

カテキンは紅茶の渋味成分です。

カテキンは、茶葉を紅茶にする発酵過程で、その多くがテアフラビンやテアルビジンに変化します。

テアフラビン:含有量約1-2

テアフラビンは、紅茶特有のポリフェノールで、 紅茶の橙赤色を表す呈色成分です。

テアフラビンは、紅茶の製造過程で茶葉に含まれるカテキンが発酵、酸化することで生成され、時間とともにその量は減少します。

紅茶の品質や水色に関与し、テアフラビンの比率が高いものが水色も滋味も優れ、品質が良いとされています。

抗酸化作用や血流改善作用、抗菌、抗ウイルス作用などは、カテキンより強力だとの研究結果もあります。

テアルビジン:含有量約15

テアルビジンも、紅茶製造中の発酵過程で酸化により生成されます。

テアルビジンは、紅茶のやや黒みを帯びた赤色を表す呈色成分で、時間の経過に比例し増加し続けます。

発酵過度の紅茶が、黒っぽくなり味も落ちるのは、テアルビジンの増量によるものと考えられています。

テアフラビン同様、抗酸化作用などに優れていますが、詳しい構造についてはまだ解明中です。

カフェイン

カフェインは苦味があり、紅茶の独特な風味を作り出します。

健康のためにカフェインを気にする人もいると思いますが、紅茶のカフェイン含有量は、100ml当たり30㎎で、コーヒーの100ml当たり60㎎の半量です。

日本では1日量が定められていませんが、海外では健康な成人で1日最大400mgまで、と定めている国もあります。妊娠中や授乳中の人は、200300mgとなっています。

カフェインの安全な量も定められていますが、14-5杯は飲んでも大丈夫でしょう。

カフェインの作用には次のようなものがあります。

・中枢神経を刺激し、脳を覚醒させる作用

・意欲を高め気持ちをリフレッシュさせる作用

・集中力の持続作用

・利尿を促し、むくみを解消する作用

・脂肪を燃焼させる作用

・胃酸分泌作用

カフェインは、摂取後30-40分で効果が出現し、3-4時間持続します。

覚醒作用があるため、質の良い睡眠のためには18時以降は控えたほうがよいでしょう。

紅茶のカフェインについては、「紅茶カフェインの効果や含有量の比較と注意点」をご覧ください。

 

Sponsored Link



ビタミン・ミネラル・アミノ酸

紅茶にはビタミン、ミネラルなども含まれています。

ビタミン類

水溶性ビタミンのビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、ビオチン、葉酸、脂溶性ビタミンのビタミンKなどが含まれています。

ミネラル類

カリウム、リンの他、微量元素であるマンガン、銅も含まれています。

歯のエナメル質を強化するフッ素も含まれています。

アミノ酸類

茶葉には10数種類のアミノ酸が含まれており、紅茶のうま味や甘味を醸し出します。グルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、セリンなどがあります。

アミノ酸全体の60%はグルタミン酸のエチルアミドであるテアニンで占められています。

テアニンの作用は次のようなものがあります。

・興奮の鎮静によるリラックス作用

・集中力の向上と持続作用

・筋肉の緊張をほぐし血管を拡張させ血行を改善させる作用

・冷え性改善作用

・月経前症候群、更年期障害の改善作用

・高血圧を予防する作用

・疲労回復作用

テアニンはリラックス効果に優れていますが、紅茶にはカフェインも含まれており、興奮作用があります。

カフェインとテアニン、相反する作用になりますが、テアニンはカフェインによる興奮作用を鎮静させ、気持ちが昂る作用より、すっきりとした適度な覚醒作用につなげていると考えられています。

そのため 紅茶を飲むと、ホッと安らいだ気持ちになれるのです。

Sponsored Link



紅茶の効能がより発揮できる飲むタイミング

実に多様な効果、効能のある紅茶ですが、飲むタイミングを工夫すると、より効果が得られます。

紅茶は食事と一緒に飲むと血糖値の上昇を抑制できる

紅茶には、糖の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑える作用があります。

食事と一緒に紅茶を飲むと、食事によって発生する糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を低く抑えられます。

紅茶は食事中~食後30分以内に飲むと糖や脂肪の吸収を抑制できる

食事中だけでなく、食後30分以内に飲むことでも糖や脂肪の吸収を抑える作用があります。

食事中に飲めなくても、食後のひと時に紅茶を飲むことは、ダイエットや生活習慣病予防につながります。

紅茶は運動前に飲むと脂肪燃焼効果を促進できる

紅茶の成分カフェインには、脂肪代謝を促進させる効果があります。

運動する30-40分前に飲むと、カフェインの脂肪燃焼作用が発現、そこに運動によるエネルギー代謝作用が相乗し、ダイエット効果が増強されます。

紅茶はお風呂に入る前に飲むと血行促進、脂肪燃焼効果を促進できる

入浴するだけでも体が温まり、血行が良くなりますが、入浴前に紅茶を飲んでおくと、さらに血行促進し冷え性の改善、脂肪燃焼作用が高まります。

Sponsored Link



紅茶の効能がより発揮できる飲み方

より効果的な飲み方について見ていきましょう。

ダイエット目的の場合、無糖、ストレートティーがベスト

紅茶でダイエットをしたい場合は、砂糖入りは厳禁です。

紅茶のポリフェノールによる糖や脂肪の吸収抑制効果や、カフェインによる脂肪燃焼効果が発現する前に、砂糖が先に体に吸収されるため、効果が激減してしまいます。

何も入れないストレートティーがベストです。

水出し紅茶はカフェイン量が少なくリラックス効果がアップ

紅茶のカフェインが気になる人も多いと思います。

カフェインはお湯によく溶け、水には溶けにくい成分です。そのため、水出し紅茶にすると、カフェイン量が1/3程度に抑えられます。

紅茶のうまみを引き出すテアニンも低い温度の方がよく溶けだします。

水出し紅茶は、カフェインの作用を抑え、よりうま味を感じたい時、リラックス効果を高めたい時などに適しています。

紅茶に生姜をプラスし健康効果アップ

生姜にも健康や美容に優れた効能がたくさんあります。

紅茶に生姜を入れることで、両方の効能の相乗効果で健康効果はもちろん、ダイエット効果もアップします。

生姜紅茶については、「生姜紅茶の効果はダイエットをはじめとして多数あります!」と生姜紅茶のダイエット効果が凄い!そのやり方や方法とは?」をぜひ、ご覧ください。

紅茶の1日の適正量

紅茶の成分で摂りすぎに注意したいのは、カフェインの量です。

紅茶には100ml当たり30㎎のカフェインが含まれています。

海外では1日最大摂取量400㎎としている国もありますが、欧州食品安全機構(EFSA)による安全と認められている量は、次のようになっています。

・成人:15.7/㎏(50㎏の人で285㎎)

・妊娠中や授乳中の人:1200

・子供:13/㎏(20㎏の子供で60㎎)

成人ででは、カップ1150mlとして、14-5杯になります。

食事時に3杯、3時のティータイムに1杯、早めの入浴前に1杯位が安全な適正量と言えるでしょう。

Sponsored Link



紅茶の飲み過ぎによる副作用

健康効果の高い紅茶ですが、飲み過ぎによる副作用にも注意が必要です。

カフェインの覚醒作用による睡眠の質の低下

紅茶の成分カフェインは自律神経のうち、交感神経を刺激し脳を覚醒、興奮させる作用があります。

日中はその覚醒作用で、仕事の効率を上げてくれるカフェインですが、就寝前に飲むと寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなり、睡眠の質の低下、睡眠障害につながる可能性があります。

カフェインの作用持続時間は3-4時間です。

日中に紅茶を飲んでカフェインの恩恵を受け、夕食後は控える方が良いでしょう。

カフェインの胃酸分泌促進作用による胃痛

紅茶の成分カフェインには胃酸分泌作用があります。

胃酸は消化を助け、微生物の殺菌という大切な働きがありますが、過度な胃酸分泌は胃や十二指腸の粘膜を傷つけ、胃部不快感、胃痛、嘔気、嘔吐などの症状が現れます。

さらに進行すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍につながります。

紅茶のカフェインは、アミノ酸やポリフェノールと結合するため、穏やかに作用しますが、胃腸を守るためには適正量を守った方が良いでしょう。

カフェインの中毒症状による頭痛、吐き気

カフェインによる軽度な中毒症状には、頭痛、吐き気の他、焦燥感、神経過敏、不眠、頻尿、動悸などがあります。

1日量で500㎎以上常用していると、中毒症状が現れることがあります。

うれしいことに、紅茶に含まれるカフェインは、ポリフェノールと結合するため、カフェイン中毒にはなりにくいことが分かっています。

適正量に注意をして飲んでいれば、中毒の心配はないでしょう。

 

なお、ノンカフェイン紅茶に関しては「ノンカフェインの紅茶は妊婦さんに大人気!高級茶葉はギフトにもおすすめ」にて詳しくお伝えいたします。

 

Sponsored Link



紅茶の効能に関するまとめ

紅茶には、健康や美容にうれしい効能が数多くあります。

普段の飲み物を紅茶に変えるだけで、紅茶の成分による生活習慣病予防効果、ダイエット効果、アンチエイジング効果、抗ウイルス効果、リラックス効果などさまざまな恩恵にあずかれます。

紅茶を香りや味を楽しむ嗜好品としてだけでなく、健康飲料として毎日の生活に取り入れて見てはいかがでしょうか。

Sponsored Link



\ SNSでシェアしよう! /

Feliful (フェリフル)の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Feliful (フェリフル)の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

Media Editor

その他の記事  記事一覧

  • 炭酸水を妊婦(妊娠中)が飲むと良い理由とは?

  • 炭酸水は体にいいの?悪いの?

  • 水素水の飲み方や飲むタイミングのベストとは?

  • ケイ素(シリカ)に副作用がない?その理由とは?

関連記事

  • 水出し紅茶のおいしい作り方・安全な飲み方とおすすめの茶葉

  • ノンカフェインの紅茶は妊婦さんに大人気!高級茶葉はギフトにもおすすめ

  • 紅茶ダイエットの効果が凄い!種類や方法全てお伝えします!!

  • 紅茶の効果が凄い!ダイエット・リラックス・美容に飲み方まですべてお伝えいたします!

  • 紅茶の飲み過ぎに注意!健康に影響のない1日の摂取量とは

  • 風邪は紅茶で予防と症状の改善ができる!生姜紅茶・はちみつ紅茶は風邪に効く!