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食後のコーヒーにはどんな効果があるの?

コーヒー   21,981 Views

食後のコーヒーにはどのような効果があるのでしょうか。

昔はコーヒーは喫茶店などお店で飲むのが主流でした。

しかし、世の中が豊かになっていく過程において、家でも食後にコーヒーを飲む習慣が出来るようになりました。

以前は自宅でコーヒーというとインスタントコーヒーがほとんどで、ドリップコーヒーは喫茶店で飲むものという感覚でした。

今はコーヒーによる多くの健康効果が研究でわかっているため、その健康効果を期待してコーヒーを飲まれる方が多くなっています。

しかし食後にコーヒーを飲むことのメリットついてはよく知らないまま、飲まれている方も多いようです。

そこで、今回は、食後に飲むコーヒーにはどのような効果があるのかについて調べましたので、ご覧ください。

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Contents

食後に良いコーヒーの効能

コーヒーは食後に飲むものという常識がありますが、何故食後に飲むのか、それによってどんな効果があるのかについては、ほとんど知られていません。

コーヒーにはカフェインの覚醒効果以外にも、利尿作用やポリフェノールの抗酸化作用、脂肪燃焼効果などが知られるようになりました。

そして最近ではさらにそこから派生するさまざまな健康効果として、胃の消化促進効果・ダイエット効果・美容効果なども知られています。

食後のコーヒーと消化促進効果

コーヒーのカフェインには、胃の消化液である胃酸やリパーゼなどの消化酵素の分泌を促進する働きがあります。

そのために昔からレストランなどではコーヒーが食後に用意されているのです。

胃酸はph1~2という非常に強い酸性で、消化の第一段階として食物を揉みほぐす役割をしています。

特に栄養素を分解したりする働きはあまりありませんが、胃で充分に食物の揉みほぐしが行なわれることで、その後の消化を担当する小腸での分解、吸収がスムーズに行なわれます。

逆に胃酸の分泌が悪いと、食物の揉みほぐしが進まず、消化不良の状態になり、長く胃に滞留して胃下垂や胃拡張になったり、小腸などでの分解、吸収がうまく進まないために、栄養素が体の各部分に行き渡らなくなったりしまいます。

そのために痩せている方もいます。

コーヒーのカフェインは、胃に胃酸の分泌を促して、胃腸全体での消化が促進されるようにする働きがあります。

また、カフェインによって分泌が促されるリパーゼと言う消化酵素は、脂肪の分解を担当する酵素であり、脂肪燃焼にもつながります。

脂肪は胃での消化で一番時間がかかるものですが、本格的に脂肪そのものの消化が始まるのは十二指腸にすい臓から大量のリパーゼが分泌されてからになります。

しかし、カフェインの働きにより胃でリパーゼの分泌が促されることで、脂肪の消化時間は短くなり、十二指腸の脂肪分解の負担を和らげ、消化全体にかかる時間も短縮できます。

このようにコーヒーのカフェインによる胃酸とリパーゼの分泌促進により、食事で食べた食物の消化は全体に促進されます。

その結果、

  • 小腸における栄養素の吸収が促進されて、体の各部に栄養素が行き渡ります。

→ その結果、体は丈夫になります。

  • 大腸などでは、消化の最終段階として排泄物に転換していく時間が短くなります。

   → 大腸の動きが軽快になり、宿便が溜まりにくくなるため、便秘になりにくい体質になります。

  • 脂肪の消化が早くなます。

   → 体内の細胞に脂肪が蓄積しにくくなり、筋肉質の体になります。

というような効果が生まれてきます。

これらは、体の余分な脂肪や滞留物を減らし、筋肉質の体質を作るため、ダイエットや美容の効果にもつながります。

従って、カフェインの消化促進効果を享受するためには食後にコーヒーを飲むことが一番効果的です

食後のコーヒーの最大の健康効果は消化の促進と言えます。

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食後のコーヒーと胃の関係

食後のコーヒーの健康効果は、カフェインによる胃の胃酸の分泌を促進させる効果であり、その結果、消化を助けます。

しかし、食後にコーヒーを何杯も飲み過ぎますと、今度はカフェインの副作用として胃酸が出過ぎて胃の壁面の粘膜層を傷つけてしまい、逆に胃痛、すなわち胃の荒れを引き起こしてしまいます。

コーヒーの飲み過ぎは胃にとって今度は逆効果になってしまいます。

従って、食後のコーヒーは基本的には飲み過ぎないようにする必要があります

胃に負担をかけないコーヒーの適正量

コーヒーには一日に飲める適正限度というものがあります。

それはカフェインの過剰摂取を防ぐためであり、飲まれる方の体重によって変わってきます。

体重1kgに対してカフェインは5.7mgが一日の限界量になります。

従って、女性など体重が比較的軽い方の場合、体重を50kgとしますと、一日のカフェインの限度量は285mg程度になります。

これは、コーヒー一杯が87mg程度のカフェインを含んでいますので、約3杯が限界量になります。

そして、我々日本人はお茶を飲みますが、このお茶にもカフェインがコーヒーの1/3程度含まれており、お茶を3杯も飲めば、コーヒー一杯を飲むのと同じカフェインを摂取していることになります。

従って、朝、昼、晩の食事の後にコーヒーを一杯づつ飲まれたとしても、それ以外にお茶を飲んでいれば、カフェインの過剰摂取になってしまいます。

胃を健康に保つためには、お茶を止めるか、食後のコーヒーを一杯減らすかする必要があります。

但し、体重の重い男性などでは、4,5杯程度まではコーヒーを飲むことが出来ます。

お茶を飲んでいたとしても、毎食後にコーヒーを飲んでも適正な範囲と言えます。

また、コーヒーでもアフリカ系の銘柄であるモカやキリマンジェロは、ポリフェノールの含有量が多く、飲み過ぎますと抗酸化作用が災いして、逆に胃の胃酸の分泌を抑えてしまいます。

従って消化不良から胃もたれの症状が出る場合があります。

そのような場合には、一日のコーヒーを適正な範囲に戻すとともに、アフリカ系以外の銘柄のコーヒーに切り替えるなどの飲む工夫が必要になります。

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食後のコーヒーと脂肪燃焼効果

コーヒーの脂肪燃焼効果には、カフェインによるものとポリフェノールによるものの二つの効果があります。

カフェインの脂肪燃焼効果

カフェインの脂肪燃焼効果は、即効性のある効果で、これも二つの効果があります。

カフェインの効果の一つは、脳の中枢神経を刺激してカテコールアミンと言う神経伝達や興奮作用を起こす物質を生成させ、脂肪燃焼の指示を体の各所に出して、血管を広げ、血流をよくして脂肪燃焼をし易い体内の体制を作ります。

30分ほどでその効果は現れ、運動の前などに飲みますと、運動を始めたらすぐに脂肪燃焼が始まり、汗が噴出すようになります。

もう一つのカフェインの脂肪燃焼効果は、同じカテコールアミンの神経伝達作用により、胃の脂肪分解酵素であるリパーゼの分泌が促進され、脂肪分解が早く進むことにあります。

胃における脂肪分解(燃焼)が早くなることで、腸での吸収において脂肪が体内に蓄積されることが少なくなるというものです。

従って、カフェインのリパーゼの分泌促進効果については、食後に飲むコーヒーにより、即時性の脂肪燃焼効果が期待できるものです。

食後にコーヒーを飲むことで、食事で食べる脂肪質をその場で消化分解してくれます。

ポリフェノールによる脂肪燃焼効果

一方、ポリフェノールの脂肪燃焼効果は、抗酸化作用によって体内の血管が拡張し、血液がサラサラになることで、脂肪が血管内に滞留しなくなるため、体内の細胞に脂肪が蓄積されにくくなることによるものです。

どちらかと言えば、脂肪燃焼そのものよりも、脂肪が付きにくく、脂肪燃焼しやすい体質にしてくれるのがポリフェノールなのです。

従って、ポリフェノールによる脂肪燃焼効果は、すぐに効果が出るものではなく、長期間食事の後などに飲み続けることによって生まれてくる遅効性の効果です。

従って、食事の後のコーヒーによる脂肪燃焼効果については、カフェインのリパーゼの分泌促進に伴う脂肪の消化分解効果とポリフェノールの脂肪がつきにくくなる効果となります。

毎日、毎食後にコーヒーを飲むことで、食べた脂肪の蓄積を阻止するとともに、脂肪が燃焼され易い体質を作ってくれます。

 

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食後のコーヒーとダイエット効果

コーヒーのダイエット効果も、脂肪燃焼による効果の波及効果としてカフェインとポリフェノールの両方に効果があります。

すなわち、脂肪燃焼をすると言うことは、体内の脂肪を減らしてくれますし、食べた食物から脂肪が体内に蓄積しないようにしてくれます。

カフェインの即効性のある脂肪燃焼効果を生かすためには、食後よりも運動の前30分~1時間前に飲むことが必要です。

このタイミングで飲めば、運動において汗が早くから出るようになり、ダイエット効果が直接的に大きく出ます。

是非試してください。

また、ポリフェノールの脂肪燃焼効果は毎日毎食後に飲まれることにより、脂肪が体に蓄積しない体質を作り上げることが出来ます。

それによって、ダイエットの目的である脂肪の無い引き締まった体になることができます。

一方、カフェインの消化促進効果からは、リパーゼによる脂肪の分解促進以外でもダイエット効果は生まれます。

食後にコーヒーを飲むことによる胃の消化促進は、大腸における消化物の排泄物への転換において効果が現れ、その転換がスムーズに行なわれることで便秘になりにくくなります。

さらに、便秘が改善され、早く体外に排泄されることにより、大腸内に宿便が付きにくくなります。

一般に大腸の宿便は便秘がちになると数キロにもなると言われ、体重を増やす原因にもなっています。

食後にコーヒーを飲むことで、カフェインの作用により胃の消化が促進されることで、このように消化全体が進み出し、便秘による排泄物の滞留がなくなり、宿便も減ることになって、体重も減ってくるのです。

このように、食事の後のコーヒーにより、カフェインの運動前摂取による脂肪燃焼効果以外でも、ポリフェノールの脂肪の付きにくくする効果やカフェインの消化促進による便秘解消、宿便軽減により、大きなダイエット効果が生まれることになります。

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食後のコーヒーと美容効果

コーヒーの美容効果にも、カフェインによる効果とポリフェノールによる効果があります。

インターネットなどでは、ポリフェノールの美容効果が良く記載されていますが、それだけでなく、カフェインにも美容効果があります。

カフェインの美容効果

食後のコーヒーのカフェインによる美容効果は、次のようなものがあります。

  • 胃の消化促進により、小腸の栄養素の吸収が促進されて、お肌に必要な栄養素も末端の毛細血管にも行き渡ることで皮膚の細胞の再生の活発化とターンオーバーのサイクルを短くしてくれる効果があります。

→ それによって皮膚の老化を防ぎます。

    ※ ターンオーバーは、新しい皮膚細胞が一定のサイクルで生まれ、古い皮膚細胞と入れ替わることを言います。

  • また、大腸においても胃の消化促進により、便秘が改善されることで、排泄物から生じる毒素が血管に乗って末端の皮膚細胞に行かなくなります。

→ 肌荒れを防いでくれます。

  • 脂肪燃焼効果により、肌細胞から脂肪が消費され、汗が出やすくなるため、皮脂と結び付いて皮脂膜が順調に出来るようになります。

→ お肌の水分を保存して、みずみずしいお肌を維持してくれます。

食後のコーヒーのカフェインは、このようにお肌の老化、肌荒れ、美肌の維持などに効果を表わし、ポリフェノールの美容効果をより効果的にしてくれます。

ポリフェノールの美容効果

食後のコーヒーのポリフェノールによる美容効果は、抗酸化作用による美容効果です。

ポリフェノールの抗酸化作用による美容効果の原理を見てみます。

まず、お肌の荒れ、しみや、弾力性・みずみずしさのなど美肌が失われる原因を見てみましょう。

  • 人類のフロンの排出などにより地球のオゾン層が薄くなり、紫外線が地上に降り注ぐことが増えたため、人間の皮膚は細菌、ウィルスが増加することで、しみ、くすみ、乾燥肌などが増える傾向にあります。
  • 我々の体では、紫外線により増える細菌、ウィルスから皮膚を守るため、活性酸素が発生していますが、紫外線の量が増えることにより、活性酸素が増加し過ぎる傾向にあり、その増え過ぎた活性酸素は体内やお肌の細胞まで攻撃するようになり、体は酸化の状態になります。

   → 体の酸化は、鉄などでさびが出てもろくなるのと同じで体の抵抗力が弱ります。

  • 活性酸素により細胞が酸性化することで、お肌の弾力性を維持する構成物質であるコラーゲン、ヒアルロン酸などを製造する繊維芽細胞も弱体化し、弾力性を維持することが出来なくなります。
  • 活性酸素からお肌を守るためにメラニン色素が分泌されますが、紫外線が増え過ぎ、活性酸素も増加しますと、メラニン色素の分泌も増加して、普段はターンオーバーにより体外に排出されるメラニン色素は皮膚の中に残るようになり、しみになります。

このように、最近の地球の環境悪化もあり、我々の皮膚、特に女性のお肌は非常に危機的な状況にあります。

このような状況の中で、食後のコーヒーのポリフェノールは、その抗酸化作用により、活性酸素を除去して体の酸性化を防いでくれます。

すなわち、

  • 紫外線によって増えた活性酸素を除去して、メラニン色素が増え過ぎないようにします。
  • また、抗酸化作用によって血管がサラサラになり、血流が良くなることで、紫外線によって弱っていた繊維芽細胞を再生させ、コラーゲン、ヒアルロン酸などの皮膚の構成物質の生成を促進させて、お肌の弾力性を回復してくれます。
  • 抗酸化作用により、細胞の活力が蘇ることでターンオーバーのサイクルも短くなり、メラニン色素も体外に排出されて、しみもなくなります。

という形でポリフェノールはお肌の健康を取り戻し、美肌を再生してくれるのです。

 

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カフェインとポリフェノールの美容効果を生かす食後のコーヒー

このように、食後のコーヒーの成分であるカフェインとポリフェノールはそれぞれの働きによって我々の皮膚、特に女性の美肌を復活させる効果を持っています。

カフェインの美容効果は胃の消化促進の波及効果であり、食後にコーヒーを飲むことが一番効果があります。

また、ポリフェノールの美容効果も、一度に生まれるものではなく、毎日毎食後にコーヒーを飲むことにより、生まれてくる効果になります。

従って、適正な限度量を考えながら、食後のコーヒーを欠かさないようにすることで、コーヒーの美容効果を最大に引き出すことが出来ます

是非、お肌が心配な方は試してください。

なお、コーヒーの美容効果については、「コーヒーのお肌への影響」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

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食後のコーヒーで目が覚める効果

我々生物は、お腹が膨れると眠たくなる習性があります。

特に体を動かした後に食事をした場合などには疲れと気の緩みから眠たくなってしまいますね。

家に帰ってからの夕食の後は、テレビを見ながら寝てしまうことがよくあります。

しかし、昼食などの後、仕事中に眠たくなることは避けなければならないことです。

そのような場合には、昼食後のコーヒーは心強い味方です。

コーヒーのカフェインの覚醒作用によって、脳は興奮状態を作り出して、目を覚ましてくれます。

仕事に集中もきくようになります。

食後のコーヒーのカフェインは、脳の中枢神経を刺激して、アドレナリンやドーパミンと言う興奮作用のある物質を分泌させ、体を興奮状態にして目を覚まさせてくれます

同時に胃の消化促進をしてくれますので、仕事中に栄養素の補給も進み、仕事もはかどるようになります。

 

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食後のコーヒーと血糖値の関係

血糖値と言いますと、すぐに糖尿病が思い浮かびます。

食事の後などには、血糖値が上がると言われています。

我々の主食であるご飯などは炭水化物であり、消化されると糖類(ブドウ糖)になり、それが小腸から吸収され、血液に流れることにより食後には血糖値は上がるのです。

ブドウ糖などの糖類は我々人間のエネルギー源になるものですが、そのエネルギー源になる糖類がエネルギー消化が少ない食後にはあまり使われないために血糖値は上がることになります。

その状態が続いてしまいますと、糖尿病につながります。

しかし、通常はすい臓から分泌されているインスリンという酵素が、我々の体内で血糖値が上がり過ぎる現象を抑えてくれます。

そのインスリンの分泌が円滑に行なわれなくなり、血糖値が高いままになるのが糖尿病です。

糖尿病はさまざまな障害、病気をもたらす恐ろしい病気です。

肝臓がんなども糖尿病からなる場合が多いと言われています。

従って、血糖値が上がるということは、糖尿病への警告になっているのです。

食後に飲むコーヒーの特徴的な成分であるカフェインもポリフェノールもこの糖尿病の予防に効果があります。

ポリフェノールと血糖値の関係

コーヒーのポリフェノールは、抗酸化作用により血液をサラサラにして流れ易くしてくれる働きがありますので、ブドウ糖などの糖類が血管の中で滞留したり、血管の壁にへばりついたりしないようにしてくれます。

その結果、血糖値を下げる効果につながり、糖尿病になりにくくしているのです。

ポリフェノールの効果は即時性ではなく、じわじわと効果が出てきますので、定期的にコーヒーを飲む必要があります。

すなわち、毎日毎食後にコーヒーを飲むように習慣付けることにより、血糖値は上がりにくくなり、糖尿病にもかかりにくくなるのです。

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カフェインと血糖値の関係

また、コーヒーのカフェインには2型糖尿病の予防に効果があります。

2型糖尿病は、不規則な生活や、偏食などの食生活の乱れ、運動不足などによって血糖値が上がり、糖尿病を発生させるものです。

カフェインは、利尿作用により不規則な生活や運動不足などにより生じる体内の老廃物や毒素などを体外に排出しますが、一緒にエネルギーに使われなかったブドウ糖などの糖類を排出してくれるため、血糖値を下げて2型の糖尿病になりにくくしているのです。

従って、食後のコーヒーのカフェインは、食事での過剰エネルギーになる糖類を利尿作用によった体外排出してくれることにより、2型糖尿病の予防になります

このようにコーヒーのカフェインとポリフェノールは血糖値の上昇を抑え、糖尿病になりにくい体にしてくれます。

この場合は、血糖値の上昇は食事の後に上昇する傾向が強いため、食後にコーヒーを飲むことが一番効果的です。

 

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食後のコーヒーと動悸の関係

食後に動悸がされる方がいるようです。

心臓がドキドキしてしまう現象です。

どうもそれはインスリンの影響のようです。

インスリンは、血糖値を抑えてくれますが、血液中の中性脂肪と合体してしまい、血液内で膨れる作用があります。

それが多くなり過ぎますと、血管を圧迫し、動悸が生じるのです。

これがひどくなり、そのまま経過しますと、動脈硬化につながり、さらに進むと心筋梗塞や脳梗塞に至ってしまうこともあります。

この食後の動悸にいいのが、コーヒーのポリフェノールとカフェインです。

コーヒーのポリフェノールは、抗酸化作用により、血管を広げ、血流をよくしてくれますので、食後にインスリンが増加して中性脂肪と合体してもそれを押し流してくれます。

そのため、食後に動悸はしにくくなります。

また、カフェインは、胃の脂肪分解酵素であるリパーゼの分泌を促進してくれますので、脂肪の分解が進み、血中に脂肪が流れ込む量を減らしてくれます。

従って、インスリンと結び付く中性脂肪の増加も少なくなり、動悸の発生を抑えてくれるのです。

従って、食後のコーヒーのカフェインとポリフェノールは、脂肪分解を促進することで血管に中性脂肪が増えることを抑え、また、インスリンが中性脂肪と合体してもそれを血流で洗い流してくれるため、動悸の発生を抑えてくれます

但し、食後に動悸が起こるということは、中性脂肪が多くなっていたり、生活が不規則になって2型糖尿病の前兆になっている可能性がありますので、まず病院に行き、検査をされた方がいいでしょう。

 

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食後のコーヒーとリラックス効果

現代社会は、かっての共同意識の強い社会の中で仲間同士のつながりが強いという社会形態が崩壊し、会社ではパワーハラスメント、セクシャルハラスメントが横行し、同僚との人間関係も仕事上の付き合いでしかない複雑な関係となって高いプレッシャー、ストレスを生む社会になっています。

地域社会の関係も希薄になり、家庭も共稼ぎが増えたことにより家庭団欒という心を癒す場もなくなってきています。

そのような精神的なストレスの多い現代人にとって、「ほっ」とする瞬間を持てることは必要不可欠なことです。

精神的なストレスや疲れを癒してくれるからです。

その点で、食後に飲むドリップしたブラックコーヒーは、その豊かな風味と芳醇な香りで我々の心をリラックスさせてくれ、精神的なストレスや疲れを癒してくれます

これは、コーヒーだけが持つ独特の作用であり、現代人にとっては不可欠な一瞬を味合わせてくれます。

健康効果だけでなく、その「ほっ」とする一瞬を求めてコーヒーを飲まれるようになった方も多いのではないでしょうか。

精神的に疲れたなと感じた場合には、夕食後ドリップのブラックコーヒーで心を癒してください。

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食後のコーヒーとがん予防効果

昔は「コーヒーはがんになる」などと根拠も無く言われたものですが、最近のコーヒーの成分分析や効果の研究によって、逆にコーヒーはがん予防に効果があることがわかってきました。

最新の国立がん研究センターの研究結果では、コーヒーの効果について、

  • 肝臓がんの予防効果は認められる。
  • 子宮体がんの予防効果も認められる。
  • 大腸がんについては、結果にばらつきがあり、女性の場合のみ予防効果が認められる。

   → 但し、今後コーヒーを飲まれる方が多くなっていることにより、サンプル数が増えてくれば、関連が明確になる可能性がある。

と発表されています。

また、それ以外にも、公式には認められてはいませんが、個別の研究によれば、肺がんや脳腫瘍に対する予防効果も発表されています。

また、動物実験などでは、コーヒーのポリフェノールの抗酸化作用によってがんを引き起こすと言われているフリーラジカルと言う物質の生成を抑える働きがあることが判明しており、今後さらにがん予防はその効果の範囲が広がっていく可能性があると言えます。

これらのがんに対する予防効果は、定期的に適正限度一杯にコーヒーを飲むことがよいとされており、基本的には効果は、毎日、毎食後にコーヒーを飲むことにより、一番得られます

がんの家系にあるような方でがんを心配されている方は飲まれるのがよいと思います。

なお、コーヒーのがん予防については、「コーヒーはがん予防に効果があるのか」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

 

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食後のコーヒーと鉄分との関係

インターネットなどの書き込みには、食後のコーヒーにはタンニンが含まれており、そのタンニンは体の鉄分の吸収を阻害してしまうので、鉄分が不足するようになると記載されている例があります。

それは本当でしょうか?

それは明らかに誤りです。

タンニンそのものには、体の鉄分を吸収を阻害する働きがありますが、そのタンニンはコーヒー、それも実際に飲む段階のコーヒーには含まれていません。

タンニンは、ポリフェノールが酸化した成分であり、お茶の葉に豊富に含まれているものです。

タンニンをポリフェノールと混同して、コーヒーにはタンニンが入っていて、鉄分の吸収を阻害するとどなたかが誤った書き込みされたのを見て、他の方が真似して書かれているように思われます。

タンニンは、お茶特有の成分であり、ポリフェノールそのものではありません。

コーヒーのポリフェノールはクロロゲン酸と呼ばれる成分です。

タンニンは、お茶の葉に含まれているため、緑茶、紅茶、ウーロン茶などにはどれも全て豊富に含まれています。

但し、タンニンの鉄分の吸収を阻害する作用はそれ程大きくないと言えます。

なぜなら、我が国では緑茶が昔からよく飲まれていますし、中国ではウーロン茶などがよく飲まれていますが、それであれば、日本人も中国人もほとんどの人が鉄分不足に陥っているはずです。

しかし、我が国でも中国でも鉄分欠乏症が広範に出ていると例はありません。

貧血症の方に鉄分不足の人が多いというだけです。

鉄分の不足の場合、一番多いのは貧血であり、それ以外にも、倦怠感や疲れやすさが現れ、さらには頭痛、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、肩こりなどの症状が出ます。

少しの誤解が大きく広まった例のようです。

安心して、食後のコーヒーを楽しんでください。

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食後のコーヒーと貧血の関係

食後のコーヒーで貧血になるという書き込みには、必ずタンニンによる鉄分の吸収阻止が原因と書かれています。

確かに、鉄分不足の一番の症状は貧血ですが、それはコーヒーによって引き起こされるものではありません。

もともと、コーヒーにはタンニンは含まれておらず、鉄分の吸収を阻止する働きもありませんから、貧血の原因にはなり得ないのです。

タンニンそのものにも、そこまで強い貧血を常に引き起こすような鉄分吸収を阻止する力は持っていないと言えます。

もし、そうであれば、日本全国貧血の方で溢れてしまいます。

緑茶にはコーヒーとは比べ物にならないくらいのタンニンが含まれているからです。

しかし、そのような例はありません。

従って、食後のコーヒーには貧血になる要素が無く、貧血が生じているとすれば、別の要因で症状が出ていると思われます。

病院などに行かれて検査を受けた方がよいでしょう。

 

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食後のコーヒーと便秘解消効果

便秘は、何かお腹の中にものが溜まっているようで、本当にいやなものです。

精神的にも沈んでしまいます。

何とかしたいと思っておられる方も多いのではないでしょうか。

コーヒーの便秘解消効果は、カフェインの消化促進効果によって生まれてきます。

食後のコーヒーにより、胃では胃酸やリパーゼの分泌が促され、食物の揉みほぐしが進み、脂肪の分解が進みます。

そのために、十二指腸の脂肪分解が進んで、小腸でも消化分解から吸収が素早く行なわれるようになります。

そして、脂肪が充分に分解され、食物の揉みほぐしが進んでいるため、大腸では腸内細菌(善玉菌と悪玉菌)による排泄物への転換がスムーズに行なわれ、肛門に向けての蠕動運動が快調に進むのです。

なお、善玉菌は腸にとってよい細菌であり、悪玉菌は悪い細菌のことを言い、蠕動運動というのは、大腸が排泄物を直腸肛門に向けて押し下げていく運動のことを言います。

そのために、大腸では排泄物が滞留しにくくなり、スムーズに蠕動運動が行われるため、大腸の壁に張り付く宿便も少なくなります。

その結果、便秘は解消されていくことになります。

従って、コーヒーは食後に飲むことで便秘解消効果が得られます

現在、便秘で困っていられる方は是非試してみてください。

食後のコーヒーの飲み方

食後のコーヒーには、適正な限度量を越えて飲まなければ、さまざまな健康的な効果があり、我々の生活に潤いをもたらしてくれます。

しかし、食後のコーヒーをどのような形で飲めばいいのかわからないという方も大勢いらっしゃるようです。

食後どれくらい時間が経ってから飲めばいいのか、砂糖やミルクは入れてもいいのか、カフェインは苦手なんだがなどと悩まれる方も多いのではないでしょうか。

それらの食後のコーヒーの疑問にお答えしていきたいと思います。

 

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コーヒーは何故食前はいけないのか?

コーヒーは食後に飲んでこそ効果が大きいと言えますが、何故食事の前ではいけないのでしょうか。

一つは、空腹の状態でコーヒーを飲む場合に胃痛につながる可能性があるからです。

食前ということは、お腹がすいている時間帯です。

コーヒーのカフェインは胃の胃酸の分泌を促進する働きがありますが、胃に何も入っておらず、休んでいる状態でも胃酸の分泌を促してしまいます。

そうすると、消化するものが無いにもかかわらず強い酸である胃酸が出ますので、油断している胃の壁である粘膜を傷つける可能性があります。

従って、胃は荒れ、胃痛になる可能性が出てきます。

また、食前に胃がそのような状態になってしまいますと、胃は消化どころではなくなり、消化もうまくいかなくなります。

そのために、食後であればさまざまな健康効果を享受できるものが、全く享受できなくなってしまいます。

従って、極力食事の前にはコーヒーは飲まないようにしてください。

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食後のコーヒーは何分後がいい?

食後に飲むコーヒーは、時間を空けずに飲むのが理想的です。

コーヒーのカフェインは30分以内でその効果を発揮してきます。

食事で胃に食物が入ってきますと、胃はすぐに胃酸などの胃液を分泌して消化に入ります。

しかし、胃の消化は4~6時間かかますので、その時間を少しでも短縮してやることが、後の小腸や大腸の消化吸収によいと言えます。

また、カフェインの効果が持続する時間も4時間であり、それを過ぎますと、効果が低下し、6時間後には消えてしまいます。

そのために、食後のコーヒーは、間を空けずにすぐに飲むのがよく、それによって胃の消化時間が短縮され、消化吸収が効率よく行なわれます。

それによって、脂肪燃焼、ダイエット、美容効果などが出易くなります。

食事が終わったら、すぐにコーヒーを飲みましょう。

食後のコーヒーはブラック?

これまで述べてきた食後のコーヒーの効果は基本的にドリップしたコーヒーをブラックで飲む場合に限られます。

コーヒーはブラックがいいのです。

その理由は、

  • 砂糖やミルクを入れることにより、コーヒーの豊かな風味や芳醇な香りが失われる。
  • 砂糖やミルクを入れることにより、コーヒーの10倍のカロリー摂取になり、食後のコーヒーのメリットを失わせる結果になる

と言う点です。

コーヒー一杯のカロリーは3kcalですが、砂糖スプーン一杯のカロリーは15kcal、ミルクやフレッシュのカロリーは12~18kcalと高く、本来ブラックで飲めば3kcalであるものが、30kcal~36kcalと10倍以上のカロリーをとることになってしまいます。

それによって、余ったカロリーは脂肪として体内の細胞に蓄えられることになります。

毎回30kcalを毎食後に加えますと、なんと

30kcal×3回×365日=32,850kcal

が体に蓄積されることになります。

胃でリパーゼの分泌がされてもそれを上回る脂質や糖質が豊富に入ってくれば、脂肪燃焼効果も泡と消えてしまいます。

ということは、いくら食後のコーヒーで脂肪燃焼だ、ダイエットだ、美容だと言っても「ぬかに釘」で全く効果が上がらなくなってしまいます。

また、フレッシュには牛乳は使われておらず、油脂を主原料に乳化剤という不明な添加物が入っているため、実際にどんな害があるかもわかりません。

乳化剤は一応は世界保健機構(WHO)で認可はされていますが、細かい材料の表示は省略し、乳化剤と一括で表示すればよいことになっていますので、具体的に人工的な成分が入っていても判りません。

従って、食後のコーヒーは是非ブラックで飲んでください。

 

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カフェインレスコーヒーは食後がいい?

しかし、カフェインは苦手だという方もいます。

そのような方には、食後にはカフェインレスコーヒーがあります。

カフェインレスコーヒーですから、カフェインはほとんど無くなっています。

豆そのものからカフェインを抜いています。

そのために、カフェインによる覚醒作用や利尿作用は期待できませんし、そこから派生する健康効果も期待は出来ません。

但し、コーヒーのポリフェノールはそのまま残っており、ポリフェノールによる脂肪燃焼効果、ダイエット効果、美容効果などはそのまま生きています。

血糖値も下げる効果はあります。

また、胃の消化促進効果も失われますので、食後に飲む必要はなくなります。

食後に時間を空けて飲んでも結構です。

また、カフェインの覚醒作用も消えていますから、寝る前に飲んでも睡眠の質の低下はありません。

どうしてもカフェインは無理だと言う方は試してみてください。

ただ、コーヒーそのものが好きな方にとっては、カフェインが抜かれることで、苦味が少なくなり、コーヒー独特の風味、香りは劣化していますのでお勧めはしません。

また、徹夜で仕事を仕上げないと間に合わないなどの場合には、カフェインの覚醒効果はありませんので、飲んでも意味はありません。

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授乳期間の食後のコーヒーは?

長い妊婦さんの生活から待望の赤ちゃんが生まれ、コーヒーが飲めると思っても、母乳による育児を選択して依然としてコーヒーが飲めない状況にある授乳期のお母さん。

つらいですね。

そのような場合は、カフェインレスコーヒーか、かなり多量の牛乳で割ったカフェオレコーヒーがお勧めです。

カフェインレスコーヒーは、コーヒーとしての味は落ちますが、カフェインをほとんど気にせずに飲めますので、食後にもいいです。

また、カフェオーレのコーヒーは、牛乳のウエートを20%以下にすることでカフェインを20mg以下に出来ますので、ぎりぎり赤ちゃんに負担をかけずに飲むことができます。

ただ、どちらもコーヒーには風味も香りも落ちていますので、赤ちゃんが離乳するまでは我慢してください。

離乳期になれば、赤ちゃんの体重も増えて、カフェオーレのコーヒーのウエートはもう少しあげてもよくなります。

もう少しです。頑張りましょう。

完全に離乳してしまえば、毎食後に美味しいコーヒーが飲めますよ。

 

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食後のコーヒーとデザートは?

甘いケーキや袋菓子はコーヒーを飲む場合、どうしても欲しくなるときがありますね。

でも、コーヒーの健康効果を期待するのであれば、我慢しましょう。

コーヒーに砂糖やミルクを入れるとカロリー蓄積になってしまいますが、ケーキや袋菓子も同じように、いやそれ以上にカロリーが蓄積されてしまいます。

あるケーキ屋さんのショートケーキのカロリーを調べますと、

・苺ショートケーキ      338kcal

・スペシャルチョコ苺ショート 374kcal

・栗のショートケーキ     397kcal

・白桃のショートケーキ    223kcal

と言う結果でした。

コーヒーに砂糖、ミルクを入れたものよりもさらにその100倍のカロリーがあることになります。

しかも、ショートケーキ100gには大人の一日の必要栄養素に対して、脂質32%、炭水化物18%と非常に高く、エネルギー消化の高い運動を余程しないとどんどんと体内の細胞に脂肪が蓄えられてしまうことになります。

また、袋入りのスナック菓子一袋のカロリーは、ポテトチップなどは500~650kcaもあります。

少ないものでも、300kcalくらいはあり、ショートケーキよりもカロリーが高いものが多くあります。

このようなものを毎日食べるということは、ダイエットや脂肪燃焼をどれだけしても無駄というものです。

食後のコーヒーは、ブラックでしかも何も一緒に食べずに飲むようにしてください

コーヒーの飲み過ぎと食後のコーヒー

コーヒーには、飲み過ぎないための適正な飲める限度があります。

カフェインの過剰摂取にならない範囲でのコーヒーの飲み方です。

食後のコーヒーも本来は一杯でよいはずですが、自宅での夕食後などには知らない間に何杯もコーヒーを飲んでしまう可能性があります。

では、コーヒーを飲み過ぎてカフェインの過剰摂取になるとどのようになるのでしょうか。

短期的なコーヒーの飲み過ぎによる症状としては、

  • 胃酸の分泌過剰による胃酸過多→ 胃の荒れ
  • 覚醒作用による睡眠不足→ 集中力の欠如、精神的な不安定
  • アフリカ系銘柄の場合は消化不良(ポリフェノールの過剰摂取)→ 胃もたれ

などの症状が現れます。

また、コーヒーの飲み過ぎを長期間続けた場合には、

  • 胃炎、胃潰瘍→ 胃がん
  • がん、糖尿病など
  • 不眠症 ←覚醒作用
  • ビタミン欠乏症、ミネラル欠乏症 ←利尿作用によるビタミン、ミネラルの排出

と死に至る可能性のある病気もなる可能性も出てきます。

アメリカの「米国食事ガイドライン」作成諮問委員会の報告によりますと、長期間のカフェインの過剰摂取を避けるための一日の摂取目安は、400mgです。

但し、体重によってこの目安は変わるため、日本人の体格に直しますと、

  • 体重50kg(女性) → 一日285mg → コーヒー3杯
  • 体重70kg(男性) → 一日400mg → コーヒー4.5杯

となります。

また、我々日本人はお茶を飲みますが、お茶にもコーヒーほどではないですが、カフェインが入っており、食事中にもお茶を飲むことがあります。

お茶を3杯飲めばコーヒー一杯分のカフェイン量になってしまいます。

従って、食後にコーヒーを2杯飲んでしまいますと、体重の軽い女性の場合にはそれだけで一日の限界を超えてしまいます

また、カフェインを過剰摂取しますと、カフェイン中毒になる可能性もあります。

慢性カフェイン中毒になりますと、吐き気、嘔吐に動悸や不整脈などが現れます。

また、急性カフェイン中毒の場合は、気持ちが悪くなり、吐き気、嘔吐の末に、ひどい時には急性アルコール中毒と同様に死に至るケースもあります。

急性カフェイン中毒になる場合のコーヒーの摂取基準としては、

  • 1時間にコーヒー4杯以上
  • 3時間でコーヒー10杯以上

となっており、あり得ない数字ではありません。

特に徹夜などでどうしても眠ってはいけないときなどには、知らない内にコーヒーを飲み過ぎていることがあります。

徹夜の際は注意してください。

何事も、「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

充分にカフェイン中毒を意識して、飲み過ぎにならないように注意してください。

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食後のコーヒーに薬は?

病院などで薬をもらう場合、よく水と一緒に飲んでくださいと言われることがあります。

また、他の薬との併用も止めてくださいとも言われることがあります。

それは、コーヒーやお茶などには、薬と化学反応を起こして、薬の効き目をなくしたり、ひどい場合には副作用が現れたりするからです。

コーヒーのカフェインの覚醒作用や利尿作用は、医療用の薬にも利用されるほど強い作用があります。

従って、薬によっては副作用が出る可能性があるのです。

例えば、

  • 気管支ぜんそくの薬の場合、カフェインと結び付き易く、急性カフェイン中毒の症状である嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があります。
  • 胃潰瘍の薬もカフェインと結び付き易く、急性カフェイン中毒の症状が出る可能性があります。

などです。

薬は肝臓で濾されますが、カフェインも同様で、両者が肝臓でともに負担をかけることになるため、コーヒーとは一緒に飲んではいけないと言われています。

お茶でも緑茶などは同様の傾向にあります。

従って、薬はくれぐれも水か白湯で飲むようにしてください。

 

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食後のコーヒーの腹痛と下痢について

食後のコーヒーを飲んだ後に腹痛とともに下痢になることがあります。

ただ、それは元々胃腸が弱っていたり、ストレスやフラストレーションが強くかかって胃痛が生じていたり、大腸の腸内バランスが崩れて悪玉菌(腸の運度に悪い影響を与える菌)が増え過ぎた場合などに起こります。

これは体が下痢体質になっているのです。

通常は、コーヒーのカフェインによる胃酸過多の場合は、消化酵素は充分に出ており、腸に影響が出ることはありませんので、腹痛になったり、下痢になることはありません。

どちらかと言えば、食後のコーヒーに入っているポリフェノールの抗酸化作用の影響で胃酸の分泌が抑制されて、消化不良の状態で小腸、大腸に食物が送られる場合に起こる可能性があります。

元々下痢体質になっている場合、消化不良の状態で食物が送られてくると、腸や大腸は消化が滞ってしまい、腹痛を起こすのです。

また、消化不良と下痢体質の場合、水分を充分に吸収できず、水分を含んだ排泄物になってしまうため、下痢になってしまいます。

特に、アフリカ系の銘柄のコーヒーには、ポリフェノールが豊富に含まれているため、この系統のコーヒーを飲み過ぎた場合には腹痛や下痢の傾向が強くなります。

しかし、ポリフェノールは、抗酸化作用で血液をサラサラにする作用があり、それによって腸は水分を吸収し易くなりますので、一時的に下痢になったとしても、すぐに回復し、寧ろ、弱っていた胃腸を回復させ、下痢体質を改善してくれます。

すなわち、ポリフェノールの飲み過ぎではない腹痛や下痢の場合はいい傾向として捉えられます。

但し、下痢の場合は水分が排出されてしまいますので、水分不足になる可能性があり、体力をそがれることになりますので、下痢の後は白湯などで充分に水分補給して、体力を回復させる必要があります。

また、それ以外の腹痛や下痢にはコーヒーアレルギーが考えられます。

それ程多くは無いのですが、コーヒーアレルギーをもたれている方がおり、そのような方がコーヒーを飲みますと、胃痛、腹痛、下痢を起こす可能性があり、他にも湿疹なども出ることがあります。

本来、コーヒーを飲むことには向いていない方ですので、飲まないようにしてください。

ただ、いずれにしてもコーヒーアレルギーとコーヒーの飲み過ぎ以外の場合には、食後のコーヒーで腹痛、下痢が起こることはそれ程ありません。

もし、食後のコーヒーで腹痛や下痢が起こったとしても、それは弱っていた体が改善に向かっている証拠でもありますので、心配することはありません

なお、コーヒーと胃の関係については、「コーヒーは胃に悪くない!知られざるコーヒーの誤解とは」にて詳細が記載されていますので、ご覧ください。

食後のコーヒーとの比較

我々日本人は、昔から食事時やその後にはもともとお茶を飲む習慣がありました。

また、最近では紅茶を飲むと言われる方も増えています。

食後にはコーヒーとこれらのお茶、紅茶を比べた場合、どちらがいいのか、また、それぞれの特徴はどのようなものがあるのかを見てみましょう。

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食後のコーヒーとお茶の比較

お茶は、日本では大名、武士、公家などでは鎌倉時代以来飲まれており、一般の庶民、特に町人は江戸時代中期から、さらに一般庶民には明治以降から飲まれてきました。

伝統的な文化でもあります。

お茶は食後に限らず、食事の最中から飲まれ、人をもてなす際にも飲まれています。

ところで、お茶の成分とコーヒーの成分の違いは、どこにあるのでしょう。

お茶はお茶の葉、学名「カメリアシネンシス」というツバキ科の木の葉を乾燥させて抽出するものですが、紅茶やウーロン茶なども同じお茶の葉から作られます。

発酵の度合いによって違っており、発酵させていないのが緑茶であり、完全に発酵させたのが紅茶、その中間に位置するのがウーロン茶です。

お茶、特に緑茶にはコーヒーと同様にカフェインとポリフェノールは含まれており、お茶の葉もコーヒー豆もその含まれる量に差はほとんどありません。

しかし、実際に飲む段階におけるカフェインとポリフェノールの含まれる量は、コーヒーの方が圧倒的に多くなっています。

すなわち、最後の抽出の仕方でその差が出ているのです。

実際に飲む段階での含有量を比較してみますと、

       100cc当たりカフェイン   100cc当たりポリフェノール

コーヒー     58mg                         200mg

緑茶              20mg                         110mg

紅茶              20mg                         100mg

となっています。

カフェインはコーヒーの約1/3、ポリフェノールは約1/2です。

従って、カフェインやポリフェノールの健康効果を期待するのであれば、食後にはコーヒーを飲む方が効果は大きいと言えます。

但し、お茶にはコーヒーに無い成分が含まれています。

タンニンという成分であり、ポリフェノールなどが酸化して出来たものです。

ほぼカテキンと同じものです。

従って、ポリフェノールと似た健康効果を持ち、抗酸化作用や抗菌作用もあります。

但し、タンニンは我々の体が鉄分を吸収することを阻害する機能があり、貧血などの症状を元々持っている人にはよくないと言われています。

このタンニンは、ポリフェノールと似た成分なだけにコーヒーにも入っていると誤解されて、コーヒーは貧血を引き起こすと誤った認識を持たれることがあります。

もともと、タンニンそのものも貧血気味の人が飲むと貧血症状を悪化させますが、正常な人にはほとんど影響しませんし、コーヒーには全く入っていません。

ただ、お茶のタンニンの含有量は100cc当たりでは280mgほどが含まれており、コーヒーのポリフェノールよりも多いくらいであり、お茶自身にもポリフェノールが含まれているため、抗酸化作用の健康効果と言う点では、コーヒーにひけをとりません。

また、タンニンはカフェインと結び付いてカフェインの作用を弱める働きがあり、カフェインの量も少ないですが、その効果は余り期待できないと言えます。

従って、カフェインとポリフェノールの相乗効果を期待されたり、コーヒーの持つ豊かな風味と芳醇な香りを楽しみたいと言われる方は食後にはコーヒーをお勧めします

 

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食後のコーヒーと紅茶の比較

紅茶も、お茶の葉と同じ原料から作られますが、その発酵度が高いものが紅茶になります。

紅茶もお茶と同じ原料から作られますので、基本的な成分はお茶と変わりませんが、発酵によって生成される特徴的な成分があります。

それは、紅茶フラボノイドと呼ばれる成分です。

この紅茶フラボノイドも抗酸化作用があり、インフルエンザや風邪の予防にも効果があります。

従って、抗酸化作用と言う点で紅茶は、ポリフェノール、タンニン、紅茶フラボノイドという三つの成分が入っており、非常に強力であると言えます。

従って、抗酸化作用による健康効果だけを期待されるのであれば、紅茶を飲まれる方がいいと言えます

ただ、紅茶のタンニンもカフェインの働きを弱めるため、食前や寝る前にも飲むことは出来ます。

また、カフェイン量も少なく、コーヒーよりもその飲める適正量は多くなります。

従って、食後にはコーヒーを飲み、その他の時間帯には紅茶という選択肢もあります。

しかし、コーヒーも紅茶もカロリーは少なく、健康面での効果が高いだけに、よく喫茶店などで見かけるケーキセットと言う形で非常に大きなカロリーを持つデザートと一緒に飲むのでは、健康効果は期待が薄いと言わざるを得ません。

その点はご注意してください。

なお、カフェインとポリフェノールの相乗的な健康効果を期待されるのであれば、やはり、食後にはコーヒーが良いと言えます。

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食後のインスタントコーヒーの効果

インスタントコーヒーは、ドリップコーヒーを乾燥させ、粉砕して粉にしたものです。

成分的にはインスタントコーヒーとほぼ同じです。

従って、コーヒーとしてのカフェインやポリフェノールの覚醒作用、利尿作用、抗酸化作用についてもインスタントコーヒーには作用があり、そこから派生する健康効果も全てあります。

コスト的にも安く、作る手間もドリップコーヒーに比べると少ないために、普段からインスタントコーヒーを食後のコーヒーとして飲まれる方も多いようです。

ただ、インスタントコーヒーは乾燥させる段階で、風味も香りも劣化しており、ドリップコーヒーのように豊かな風味と芳醇な香りを楽しむということは出来ません。

そのために、食後のドリップコーヒーのリラックス効果については、その効能はかなり劣化すると言えます。

また、インスタントコーヒーは風味、香りが劣化していることで、ブラックで飲むことに抵抗を感じる方も多く、砂糖やミルクをたっぷり入れる傾向が高いようです。

従って、ブラックで飲む場合に比べるとカロリーは10倍ほどに高くなっており、さらにケーキなどを一緒に食べるとすれば、かなりカロリーオーバーになってしまいます。

その点、ドリップのブラックコーヒーであれば、風味と香りを楽しむことが出来、砂糖もミルクも入れず、ケーキもなくても楽しむことが出来、リラックス効果も得られます。

ただ、仕事で徹夜などをしないといけない時には、このインスタントコーヒーは重宝します。

眠くなってからドリップコーヒーを入れようとしても、豆を挽き、湯を沸かしてコーヒーの抽出に時間をかけることには無理があります。

その点、インスタントコーヒーであれば、ポットにお湯を用意しておけば、すぐに飲むことが出来ますので、徹夜などの作業には最適でしょう。

ただ、食後のコーヒーはやはりドリップコーヒーをブラックで飲むことが最善です。

 

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食後のコーヒーの効果に関するまとめ

コーヒーがもたらす様々な健康効果もあって、食後にコーヒーを飲まれる方も増えてきました。

しかし、何故健康効果を得るためには食後にコーヒーを飲むことがいいのかは判らないまま、飲まれていることが多いようです。

コーヒーの健康効果は、

  • カフェインの胃の消化促進をベースとして生まれるものが多く、その消化促進効果は食後に飲んでこそ最大の効果を得られる。
  • ポリフェノールの抗酸化作用による健康効果は、適正限度量を飲み続けることで生まれるため、毎日毎食後に飲む習慣をつけることが効果を引き出す最大の飲み方になる。
  • カフェインには、覚醒効果があるため、寝る前に飲むと睡眠の質が低下するため、少なくとも寝る4時間前には飲む必要があり、適正な限度量を考えれば、毎食後に飲むことが最善の飲み方である。

などの理由により、食後にコーヒーを飲むことが健康効果を一番引き出せると言えます。

また、コーヒーによる豊かな風味と芳醇な香りは食後のリラックスタイムにおいてこそ一番大きな効果も得られます。

是非、食後にコーヒーを飲む習慣を身につけて、健康的な豊かな一日を送ってください。

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