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コーヒーに害はあるのか?

コーヒー   7,567 Views

多くの方達に飲まれているコーヒーですが、コーヒーには害はあるのでしょうか。

健康効果がどんどん明らかになっているコーヒーは飲まれる方が日増しに増え続けています。

しかしコーヒーを飲み過ぎてしまう方も多くなり、本来は健康にとても良いコーヒーでも体に害が出てしまうケースがあります。

今回の記事ではコーヒーの害とはどのようなものかをお伝えしていきます。

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Contents

コーヒーとは

最近の健康ブームで飲まれる方が増えているコーヒーですが、その歴史は古く、エチオピアを原産地として、10世紀以前からオリエント社会、イスラーム世界で広く飲まれていました。

その当時はまだ焙煎と言う形ではなく、水で抽出したり、豆を煮て食べるなどの方法がとられていたようです。

また、当時からコーヒーを医療的に使用することもあったようです。

そして、13世紀頃に焙煎して飲むようになっていきました。

その後、オスマン帝国によりヨーロッパに広まり、現在のようにコーヒーの持つ豊かな風味と芳醇な香りを楽しむようになり、コーヒーショップも現れたのです。

一方、19世紀前半のドイツでは、コーヒーからカフェインという成分を分離抽出することに成功し、その覚醒作用や利尿効果を医療用の薬として利用することも始まりました。

ただ、コーヒーの成分分析はそこで止まってしまい、最近まで新たな成分分析の成果というものは現れませんでした。

しかし、1980年以降に現れた健康ブームの中で、コーヒーの成分分析や健康効果についての研究も進み出しました。

また、1992年に、フランスでポリフェノールが血管系の疾患の予防によいと言うことが発表されてから、コーヒーにもそのポリフェノールが含まれていることが判明し、コーヒーの健康効果の研究はさらに盛り上がっています。

現在では、カフェインの覚醒効果、利尿作用やポリフェノールの抗酸化作用、脂肪燃焼効果などから派生する健康効果である、美容効果、ダイエット効果、がん予防効果、糖尿病予防効果などさまざまな効果を求めて、コーヒーを飲まれる方が急増しています。

コーヒーの害についての検証

しかし、コーヒーを飲まれる方が増えた分、コーヒーを過剰摂取される方も増え、インターネットではコーヒーの副作用、害についての批判的な記事が多く掲載されるようになっています。

それらの副作用、害は、主にはコーヒーの適正限度を越えた飲み過ぎが原因のものがほとんどであり、さらには偏見によって書かれている記事も多くあります。

そこで、それらの批判的なコーヒーの害について、一つ一つを検証していくことにします。

 

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コーヒーによる消化性胃潰瘍とは?

消化性潰瘍という病気は、胃酸の出過ぎが要因になって生じる胃潰瘍のことです。

胃酸は非常に強い酸性であり、酸性度を示すペーハーはph1~2となっています。

普段は胃の表面を覆う粘膜層によって守られていますが、その粘膜層が傷つくことで潰瘍が起こります。

原因としては、飲酒、喫煙、塩分、ストレスとともにコーヒーも入っています。

しかし、これらの原因はストレスを除いて普通に飲んだり食べたりしている限り、ほとんど潰瘍や胃痛といった害は起こりません。

お酒も飲み過ぎない限りは、百薬の長と言われるように寧ろ健康を増進させてくれるのです。

コーヒーの場合、その原因はカフェインによるもので、胃酸の分泌を促進させてくれる成分です。

しかし、カフェインもお酒と同じで、適正な飲み方をすれば、胃の消化を促進させてくれる素晴らしい成分なのです。

何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」と言われますように、どんなによく効く薬であっても飲み過ぎると体に副作用を起こします。

コーヒーも同様で、適正な飲んでもよい基準があり、その範囲内であれば、胃痛も胃潰瘍と言った害も生じることはありません。

ですから、コーヒーを飲むと消化性胃潰瘍になるというのは、正しくありません。

コーヒーの適正な飲んでもよい基準は、飲まれる方の体重に比例して変わります。

基本的には、一日における限度量は、体重1kgに対してカフェインの量が5.7mgとなっています。

体重50kgの方であれば、285mgとなります。

コーヒー一杯にカフェインは目安として87mgが入っていますから、3杯程度が体重50kgの方がコーヒーを飲んでもよい限度量となります。

但し、カフェインはお茶や紅茶、チョコレートなどにも入っていますので、実際はもっと少なくなる可能性があります。

なお、詳しくは、「コーヒーの一日の適正量はどれくらい?」に詳細が記載されていますので、参考にしてください。

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コーヒーによる貧血とは?

コーヒーを飲んだら貧血になると心配する人がいます

そして、その原因とされているのが、コーヒーにタンニンが入っており、それが貧血を引き起こす可能性があることを指摘しています。

タンニンは、鉄分を吸収する働きがあるため、タンニンの取り過ぎは貧血を起こす可能性はあります。

しかし、コーヒーにタンニンが入っているかというと正しくありません。

確かに、コーヒー豆には僅かな微量のタンニンは入っていますが、熱に弱く、しかも溶け出し難いため、実際にドリップしたコーヒーにほぼ入っていません。

タンニンはポリフェノールと似た物質であり、ポリフェノールをタンニンと間違えていると考えられますが、コーヒーに入っているポリフェノールはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールであり、タンニンとは違って鉄分を吸収することはありません。

従って、コーヒーを飲むと貧血になると言うのは誤りで、害にはなりません。

別の見方をしますと、緑茶や紅茶にはかなりの量のタンニンが入っています。

しかし、お茶や紅茶を飲んで貧血になるということは、ほぼありません。

余程大量に緑茶や紅茶を飲まない限り、貧血にはならないはずです。

タンニンはタンニンで健康上、素晴らしい効果を発揮しますが、貧血を引き起こすほどの鉄分の吸収は考え難いと言えます。

 

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コーヒーの発がん性は?

かってコーヒーの成分分析も健康効果も研究が進んでいなかった時代には、コーヒーはがんの原因になる、害があると言われていた時がありました。

しかし、コーヒーの主成分であるカフェインやポリフェノールの健康効果に対する研究が進んできますと、コーヒーの適正な飲み方の場合、そのようなことほとんど言われなくなりました。

コーヒーのポリフェノールには、抗酸化作用という人間の体内で起こる過酸化酸素による酸化現象を抑える作用があることがわかってきました。

この抗酸化作用によって、がんの発生要因と言われるフリーラジカルという物質の生成を抑えることが動物実験で明らかになっており、実際の肝臓がんや子宮体がんの場合、コーヒーを飲まれている方のほうががんになる確率は確実に低くなることが、国立がん研究センターから発表がされています。

その他のがんについても、現在のようにコーヒーを飲まれる方が増えてくれば、事例の収集が多くなり、コーヒーによる新たながん予防効果が発見されてくることが予想されています。

肺がん、大腸がん、脳腫瘍などにもその可能性が既に予兆が出始めています。

従って、コーヒーの発がん性はなく、むしろがんの発生予防になると考えられます。

これもコーヒーを適正な飲み方をしている場合であり、限度を越えて飲み続けている場合には、がんの可能性は否定できません。

なお、詳しくは、「コーヒーはがん予防に効果があるのか」に詳細が記載されていますので、参考にしてください。

コーヒーのカフェインは体を冷やす?

コーヒーが体を冷やすという根拠として、コーヒーの原産地が暖かい国であり、その暖かい国で育ったものであるから体を冷やすためにコーヒーを飲んでいたというのがあります。

コーヒーの原産地のエチオピアは確かに暖かい国ではありますが、当初エチオピアの高原ではコーヒー豆を煮たりして食用に使っており、暑さ対策とコーヒーに関係はありませんでした。

もう一つの説が、カフェインには利尿作用があり、体外に水分を排出する際に体温が下がるので、カフェインは体を冷やすという説です。

水分を体外に排出して体温を下げる働きをするのは、汗であり、尿ではありません。

体の体温が上がり過ぎますと、人間の体は汗という水分を体の外に出して体を冷やそうとします。

脂肪燃焼も同じです。

体の体温が高いが故に、汗で水分を体外に出して下げようとするだけであって、平熱であるにも拘らず、汗が出ることはありません。

お風呂に長く入っていると、汗がダラダラと出る状況を思い浮かべてください。

汗にこだわりましたが、利尿作用というのは、体の老廃物や毒素を腎臓で濾して体外に出す働きです。

体を冷やすために尿を排出するわけではありません。

朝、我々の体は寝ている間に体温が1゜Cくらい下がります。

それは、寝ている間の新陳代謝によって体のエネルギーが使われるからで、排尿をするからではありません。

朝、排尿をする前に既に体温は下がっています。

従って、コーヒーのカフェインが体を冷やすというコーヒーの害は誤りです。

 

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カフェインは体を温める

カフェインには、脳の奥にある中枢神経を刺激してカテコールアミンと言う神経伝達物質を生成させます。

カテコールアミンは、よく耳にするドーパミンやアドレナリンなどの物質から出来ており、興奮作用をもたらすとともに、体の各所に脂肪燃焼の合図をしてくれます。

胃ではリパーゼと言う脂肪を分解する消化酵素の分泌を促し、抹消血管には脂肪燃焼のために血管を広げ、血流をよくするように指令を出してくれるのです。

体全体を脂肪燃焼に向けて進ませる効果がカフェインにはあります。

害ではありません。

脂肪燃焼をさせると言うことは、体のエネルギーを使うということであり、体温は上がります。

すなわち、カフェインは、体を冷やすのではなく、温める効果があるのです。

コーヒーによる自律神経の乱れとは?

コーヒーの自律神経の乱れはカフェインの害であるとしている説があります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は昼間起きている時に活動的な働きをしたり、緊張やストレスを感じる時に働く神経のことです。

副交感神経は眠っているときに働く神経です。

コーヒーのカフェインは、脳の中枢神経を刺激して興奮状態を起こさせる結果、この交感神経を刺激している状態にしてくれます。

早く言えば、覚醒作用のことです。

寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなる場合があるのは事実です。

しかし、カフェインの過剰摂取を行わない限り、テンションがアップダウンするということはありません。

なお、運動選手などは試合の直前にコーヒーを多量に飲み、カフェインの興奮作用を利用して、競技にのぞむ人が結構います。

一説にはカフェインを試合前に一気に200~400mgも摂取すると言われています。

コーヒー3~5杯分のカフェインです。

それだけ一気に飲めば、確かに興奮作用によって精神的に大きな高揚感が出ることがあります。

ただ、これは体格のいい運動選手だからこそ出来るのです。

カフェインには体格に応じて一日に飲める限度があります。

体重50kgの方は、3杯が一日の適正量です。

それを一気に飲むのは、もう一つのカフェインの副作用であるカフェイン中毒になる可能性が出てきます。

従って、もともと適正な飲み方でない方法でコーヒーを飲むことは間違いです。

コーヒーによって自律神経の乱れが生じるという害は正しくありません。

また、そのような状況を回避するための方策として、ノンカフェインのコーヒーに切り替えたり、カフェインが半分のインスタントコーヒーにすること、さらに深炒りのコーヒー豆が勧められていますが、あまり有効ではありません。

もともと、コーヒーを普通に飲んでいる限りは自律神経の乱れは起こりませんので、ノンカフェインのコーヒーに切り替える必要はありません。

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コーヒーは脳に害を及ぼすか?

昔は、コーヒーを脳に悪影響が出て、頭が悪くなるなどの害があると言われたこともありましたが、コーヒーの成分分析や健康効果が明らかになるにつれて、コーヒーにおける脳への悪影響は伝えられなくなりました。

コーヒーが脳に影響を与えるとしても、それはあくまでカフェインの過剰摂取、飲み過ぎによる場合であり、カフェインに対する耐性が出来て覚醒作用が効き難くなって大量に飲み過ぎる場合などが考えられます。

また、アメリカの研究機関によりますと、コーヒーを7杯以上毎日飲んでいると脳腫瘍にかかる確率が高くなるというものがありますが、毎日7杯のコーヒーは脳だけではなく体全体に悪影響を及ぼします。

コーヒーの適正限度は、体重100kgの人でも6杯です。

普通の人が毎日7杯以上飲んでいれば、胃酸過多で胃がやられますし、不眠症にもなります。

慢性カフェイン中毒の人も出てきます。

脳にとっても当然良くありません。

コーヒーを適正に飲んでいれば、脳に悪い影響を与えることは無く、健全な健康効果を得られます。

なお、コーヒーの脳に対する影響については、「コーヒーが脳にもたらす効果や影響」に詳しく記載があります。

 

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コーヒーを飲むと死亡率は上がる?

最近では、コーヒーを飲むことにより死亡率は下がるとする情報が多くなっていますが、一部でその逆に週に28杯以上、すなわち一日4杯以上コーヒーを飲んでいる人は、55歳未満の人では少量しか飲まない人よりも死亡率が高く出るとというものも出ています。

調査人数は45000人としていますが、通常の調査では10万人以上のデータでも細かく分析(体重、年齢、コーヒーの飲むパターン、病歴など)するには少ないと言われており、まだ調査や研究が必要な段階です。

なお、アメリカの正式な機関である「米国食事ガイドライン」作成諮問委員会が2015年に発表した報告では、一日のカフェイン量が400mg相当のコーヒー摂取までは、心臓疾患やがんなどによって寿命を縮める可能性はないとしています。

カフェイン量が400mgということは、一日4.5杯くらいまでは過剰摂取にならず、死亡率も上がらないということです。

従って、コーヒーを適正に飲んでいる限り、死亡率は上がらないと言えます。

ただ、一日の限度量は体重によって変わってきます。

体重1kg当たり5.7mgが限度になります。

日本人の男性の平均体重は67~68kgであり、ほぼ4.5杯ということになります。

また、日本人はお茶をよく飲みます。

お茶にもコーヒーほどではありませんが、カフェインを含んでいます。

コーヒーの1/3ほどであり、お茶を3杯飲めばコーヒー1杯分に当たるカフェインを飲んでいることになります。

従って、お茶なども考慮に入れて、ご自分のコーヒーの限度量を計算されて、適正な範囲で飲むようにしてください。

コーヒーで流産?

コーヒーで流産というのはあまり聞かない話ですが、妊婦さんにとってコーヒーが良くない話で、本当なら害になるでしょう。

妊婦さんがコーヒーを飲むということは、お腹にいる赤ちゃんにも胎盤を通じてカフェインがいきます。

大人の女性の場合は、体重が50kgあれば、3杯程度までのコーヒーは適正量なのですが、体重が1~3kgの赤ちゃんにとってはカフェインの許容量は大きく下がります。

お腹の赤ちゃんにとってはコーヒー1杯でもカフェインの過剰摂取になってしまいます。

お腹の赤ちゃんの内臓器官は当然まだ未発達の状態ですから、カフェインのこれだけの過剰摂取は消化できませんから、お腹の赤ちゃんにとってコーヒーは避けた方が良いと言えます。

特に流産し易い5ヶ月までの赤ちゃんは体重も1kg未満でコーヒーのカフェインの負担に耐え切れず、流産に至る可能性を秘めています。

妊娠されてからはコーヒーを避けるようにするのが望ましいです。

 

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コーヒーは子供に害がある?

コーヒーの適正限度は体重によって違っています。

すなわち、子供さんや体重の少ない女性の場合は、コーヒーの適正限度量が下がります。

体重30kgの場合、カフェインの限度量は171mgであり、2杯が限度です。

しかも、お茶も飲んでいるというのであれば、コーヒーの限度量は1杯になってしまいます。

子供の場合は、体の各器官が未発達であり、カフェインの強力な薬事作用に対する調整機能が小さくなっています。

薬などでも、大人3錠に対して子供1錠などと記載されているものがほとんどです。

それは子供の薬事作用に対する抵抗力、調整機能が低いからなのです。

それでは何歳からコーヒーを飲ませても良いのでしょう。

子供の成長には人によって大きな差があり、早く成長して体重も重くなる子もいれば、いつまでも体重も背も伸びない子もいます。

従って、何歳と言うよりも体重で判断した方がよいでしょう。

体重1kg当たりのカフェイン許容限度が5.7mgです。

コーヒー1杯当たりのカフェインは平均的には87mgぐらいになります。

従って、87mg÷5.7mg≒15kgとなり、体重が15kgになります。

但し、15kgであれば、まだ内臓器官の成長は充分とは言えませんから、やはり20kgは越えてからにしてあげた方がよいでしょう。

子供のカフェインの安全性について臨床試験で一応安全と報告がされていると安易に書かれている例もありますが、まだ研究・調査段階です。

また、子供は大人よりもカフェインを早く排泄できるという情報もありますが、それは消化器官の成長が未熟であることにより排泄されていると考えられます。

20kg未満の子供さんにはコーヒーは有害となる可能性があるので飲ませないほうが良いと考えられます

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コーヒーの持つ作用の害

コーヒーの成分であるカフェインやポリフェノールには覚醒作用、利尿作用、抗酸化作用や脂肪燃焼効果などがありますが、それらコーヒーの成分が害をもたらすとする情報があります。

そこでコーヒーの有効成分からくる害の検証をします。

コーヒーはたんぱく質を阻害する?

コーヒーがたんぱく質を吸収するという害に関する情報はほとんどありません。

一つ考えられることは、体の鉄分の吸収にはたんぱく質が重要な働きをしていますが、貧血の場合、それをタンニンのせいにしている点です。

すなわち、貧血は鉄分不足と結び付けた上で、通常たんぱく質は鉄分を吸収する働きがあるが、働けないようにしているのが、鉄分吸収をじゃまをするタンニンだとする説です。

そして、コーヒーにタンニンが入っているので、たんぱく質の吸収をじゃましているとしているのではないでしょうか。

これも大きな矛盾があります。

一つは、たんぱく質は鉄分の体内への吸収を助けますが、鉄分が不足しているからと言ってたんぱく質が他の物質に吸収されていることにはならないことです。

たんぱく質が他に吸収されてしまうと、体にはたんぱく質は無くてはならない栄養素であり、筋肉が形成されなくなったりしますので、貧血よりも重要な症状が現れます。

また、コーヒーはタンニンをほとんど含んでいません。

タンニンは、お茶や紅茶には豊富に含まれていますが、コーヒーにはほとんど含まれていないのです。

大きな誤解です。

また、コーヒーにはたんぱく質が含まれています。

ドリップしたコーヒー100g当たり0.2gのたんぱく質が含まれています。

また、コーヒー豆で言えば、100g当たり12~15%がたんぱく質なのです。

従って、コーヒーがたんぱく質を吸収すると言うことはありません。

 

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コーヒーによる睡眠への害

コーヒーは睡眠の質を低下させると書かれている例はかなり多く有ります。

その原因としては、ほぼ全てがカフェインの覚醒作用にあるとしています。

確かにカフェインには覚醒作用があるのは事実であり、それがカフェインのカフェインたる所以なのです。

カフェインは脳の中枢神経に作用して脳を興奮状態にする働きがあります。

コーヒーを寝る前に飲むと眠れなくなること、すなわち睡眠の質の低下はよくあります。

睡眠には「レム睡眠」と言う浅い眠りと「ノンレム睡眠」と言う深い眠りの二種類がありますが、質のよい睡眠と言うのは「ノンレム睡眠」のことを言います。

コーヒーを飲んで寝ると最初の4時間くらいは「レム睡眠」でなかなか寝付けない状態になる可能性があるのです。

コーヒーのカフェインによる効果時間は、約4時間と言われます。

コーヒー1杯の場合、4時間を過ぎますと効果は低下していき、6時間でほぼなくなります。

従って、寝る4時間より前に飲んでいれば、睡眠にはそれ程影響はしません

コーヒーは寝る前に飲むものではなく、コーヒーは食事の後か、運動の前に飲むのが基本です。

この原則を守り、適正な範囲でコーヒーを飲んでいる限り、睡眠の質の低下を回避でき、コーヒーの健康効果も充分に享受できます。

 

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コーヒーの害で肌荒れになる?

コーヒーを飲むと肌荒れやにきびの原因になると考える人もいます。

コーヒーはポリフェノールの抗酸化作用により、お肌の酸化現象である肌荒れやシミ、ニキビなどには効果的で美容効果も大きいです。

コーヒーが肌に悪いと考えられる原因とされているのはカフェインの利尿作用です。

お肌の皮脂の代謝や表皮のターンオーバーに寄与するビタミンBが利尿作用によって体の中に吸収される以前に尿として排出されてしまうためとしています。

しかし、それは本当でしょうか。

カフェインには確かに利尿作用はありますが、ビタミンBなどの栄養素やミネラルを尿と一緒に体外に排出してしまうのでしょうか。

カフェインの利尿作用は、交感神経が刺激を受けることで、血管が拡張し、血流が良くなるとともに腎臓の血管も拡張されて血液を濾過する機能が高まることによって、排尿を促すのです。

しかし、コーヒーを適正に飲んでいる限り、カフェインは、ビタミンなどの栄養素まで体外に排出してしまうものではなく、寧ろ、血液の流れをよくしてビタミンなどの栄養素が体の隅々まで行き渡る助けをしてくれます。

また、コーヒーのカフェインには、胃の消化を促進し、胃腸における消化時間も短くして栄養素やミネラルなどの吸収を良くする働きがあります。

従って、ビタミンBに限らず、それらの吸収が良くなり、体の各所に送りますので、お肌にとってはよい影響が出ます。

ビタミンBなどの栄養素が体外に排出されるほどカフェインの利尿作用が強く働くのは、それこそ一度に10杯以上など、コーヒーを飲み過ぎ、過剰摂取している場合に限られます。

従って、一日3~4杯のコーヒーを飲んでも、ビタミンBなどの栄養素が利尿作用によって体外に排出されることはありません。

適正な範囲でコーヒーを飲んで、その美容効果の恩恵を享受してください。

なお、お肌や肌荒れについては、「コーヒーのお肌への影響について」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

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コーヒーの害で胃痛なる?

コーヒーによる害について多く人が興味を持たれているのがコーヒーによる胃痛です。

コーヒーのカフェインには、胃の胃酸やリパーゼと言う脂肪を分解する消化酵素の分泌を促進させる働きがあります。

胃の胃酸は、胃の中に入ってきた食物をほぐして、小腸などでの消化や吸収がし易くするために分泌されています。

胃酸のペーハーはph1~2となっており、非常に強い酸性になっています。

そのために、胃では粘液が分泌されて、内部の壁を守るためにひだ状になっており、粘膜層が守っています。

従って、通常の胃の消化においては、胃酸による胃痛は生じないのです。

しかし、何らかの事情で胃酸が必要以上に分泌されることがあり、その場合、胃酸過多と言って胃の粘膜層に傷を与えて、胃痛が生じる場合があります。

その何らかの事情の中に、コーヒーの飲み過ぎが含まれます。

コーヒーを一日の適正量以上に飲んだり、胃が空っぽの状態で何杯も飲んだ場合、胃酸が出過ぎることがあるのです。

一方、コーヒーにはポリフェノールと言う抗酸化作用のある成分が含まれています。

ポリフェノールは抗酸化作用によって、胃酸が出過ぎた場合、胃酸をその抗酸化力で中和してくれます。

ですから、胃ではカフェインの消化促進のための胃酸の分泌促進機能とポリフェノールの胃酸抑制効果がバランスよく働いて、体に都合のよい形で消化促進をさせてくれるのです。

しかし、アフリカ系のコーヒー豆などでポリフェノールが豊富に入っている銘柄があり、それらのコーヒーを飲み過ぎますと、今度は胃酸を抑え過ぎて、胃の消化が停滞する消化不良が起こる可能性があります。

いわゆる胃もたれの症状です。

これも胃痛の一つです。

しかしながら、コーヒーを適正な範囲で飲んでいる限り、コーヒーは胃の消化を促進し、胃腸全体の消化・吸収を助けてくれるため、体には非常よい効果を与えてくれるのです。

なお、もともと胃腸の弱いと言う方は最初少し胃痛がするかもしれません。

しかし、コーヒーを継続的に飲むと胃がコーヒーに慣れて、今度は胃腸の消化を促進させ、胃腸の弱い状態を改善してくれる可能性が高くなります。

従って、適正な範囲でコーヒーを飲んでいる限り、胃痛がするという害はありません

なお、コーヒーと胃痛の関係については、「コーヒーで胃痛になる?原因と対処法」に詳細に記載されていますので、ご覧ください。

 

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コーヒーの飲み過ぎは害があるか?

コーヒーの飲み方において支障が出るケースで一番多いのは飲み過ぎ、すなわち、カフェインの過剰摂取です。

これまで、見てきたコーヒーの害のほとんどはカフェインの過剰摂取によるものであり、適正なコーヒーの限度量内で生じる可能性があるのは、寝る前に飲むコーヒーによる睡眠の質の低下くらいです。

それ以外のコーヒーの害については、ほとんどコーヒーの飲み過ぎ、カフェインの過剰摂取か、いわれのないものが原因と言えます。

それだけ、コーヒーのカフェインの薬としての効き目は強いとも言えるのです。

従って、コーヒーの飲み過ぎは害があるのです

ここまで出てきたカフェインの過剰摂取による薬害をまとめてみますと、

・消化性胃潰瘍

・発がん性

・自律神経の乱れ

・脳腫瘍の可能性

・流産の可能性

・子供への害

・睡眠の質の低下

・肌荒れ

・胃痛

などがあります。

それ以外にも、適正な範囲を越えて飲み続けた場合、がんや血管系の疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)によって寿命を縮める可能性もあります。

また、カフェインには過剰摂取によるカフェイン中毒の害もあり、特に急性カフェイン中毒の場合は、お酒の急性アルコール中毒と同様死に至る可能性もあります。

但し、適正な範囲でコーヒーを飲んでいる限り、これらの害とは無縁であり、むしろ健康的な効果を引き出すことが出来るのです。

すなわち、「過ぎたるは及ばざるが如し」なのです。

どんなに素晴らしい薬でも、飲み過ぎますと必ず副作用が出ます。

ですから、薬には一日何錠、一回何錠という表示が必ずされているのです。

健康効果が期待できるからと、何杯も続けて飲むことは適正な飲み方から外れています。

必ず、適正な限度量の範囲でコーヒーは飲むようにしてください。

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コーヒーは毎日飲むと害があるか?

コーヒーを毎日、楽しんで飲んでおられる方はたくさんおられます。

コーヒーは一日の適正な限度量を守って飲んでいる限り、害が出ることはありません。

適正な範囲では生涯飲み続けたとしても,害が出ることはありません。

コーヒーには、微量ですが、トリゴネリンと言う物質が入っています。

このトリゴネリンは脳細胞の活性化、再生に効果があり、脳の老化やアルツハイマー型の認知症の予防に期待が高まっています。

熱に弱くて、なかなかドリップしたコーヒーには残らないのがたまに傷なのですが、浅炒りのアメリカンコーヒーや水出しのコーヒーであれば、残ってくるようです。

これらを飲み続ければ、生涯老化による認知症も経験せずに、健康に過ごすことが出来るのです。

従って、コーヒーは毎日適正な限度内で飲む限り、害はありません。

健康効果を期待して飲まれる方、コーヒーの豊かな風味と芳醇な香りを楽しみたい方も、毎日適正に飲むことで、その効果やリラックス効果をお楽しみください。

 

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酸化したコーヒーは体に害があるか?

基本的に、コーヒーの酸化には、二つのパターンがあります。

一つは買ってきたコーヒー豆を飲み切れずに長期間置いておくことによる酸化であり、もう一つはドリップで入れたコーヒーをすぐに飲まずに、長時間そのままにしておくことによる酸化です。

どちらの場合も、コーヒーは酸化して、コーヒーの成分とその健康効果が無くなってしまいます。

酸化という現象は、鉄が放置されていると空気、酸素によってさびが出てくる状態と同じです。

人間の体も過酸化酸素によって酸化して、体に異常をきたします。

ようするに、酸素によってものが劣化することを酸化といい、ものが腐るということと同じです。

食品も腐ると酸っぱい匂いがしますね。

コーヒーの酸化も同じで、長時間空気に触れていることで腐っていくのです。

そうなると、カフェインもポルフェノールも劣化してしまい、その覚醒作用、利尿作用、抗酸化作用も発揮できなくなります。

コーヒー豆は、焙煎してから約2週間は新鮮な状態を保ちますが、3週目くらいから酸化が始まります。

1ヶ月以上も経てば、完全に酸化しています。

安売りをしているからと言って、2週間くらいで飲めない大量のコーヒー豆を買われる方もいますが、酸化に気をつけてください。

また、入れたコーヒーをその時は飲まずに、放置しておいて、翌日などに飲むということも、酸化している原因になります。

コーヒーは入れたその瞬間から酸化は始まっています。

コーヒーの持っている酸味と腐った酸っぱさは全く別物です。

酸化したコーヒーは、腐った食品と同じです。

腐った食品を食べますと、胃が痛くなったり、下痢をしたりしますね。

それと同じことが起こる可能性があるのです。

また、腐ると言うことは毒素を発生させていますので、肝臓にもよくありません。

従って、コーヒーの酸化には害はあり、酸化したコーヒーは飲まないようにしてください。

なお、コーヒーの酸化については、「コーヒーの酸化が体に及ぼす影響とは」に詳しく記載されていますので、ご覧ください。

犬や猫にコーヒーを飲ませると害があるか?

犬や猫の場合、カフェイン中毒になる可能性が高く、症状としては、興奮して落ち着きがなくなったり、よだれが増えて嘔吐、下痢なども出ます。

カフェインの量が多いと、けいれん、筋肉の硬直、呼吸不全などが現れ、最悪は死に至ることになります。

犬のカフェインによる致死量は、体重1kg当たり100~200mgです。

しかし、これはあくまでも致死量ですから、カフェイン中毒はもっと少ない段階から現れるはずです。

人間でも、カフェインの限度量は体重に比例しますので、当然犬や猫でもそれはありそうです。

特に小型犬や猫などは体重が5kg以下のものがたくさんいます。

人間の場合、体重1kg当たり5.7mgがカフェインの限度と言われていますから、5kgですと28mgくらいが限度になるでしょう。

コーヒー1/3杯です。

でも、犬、猫の消化能力は人間より高く、すぐに吸収してしまいますから、もっと少なくても危険性は高いと言えます。

犬や猫が間違って、コーヒーを飲んでしまった場合は、すぐに獣医さんにみせた方がいいでしょう。

また、コーヒーに限らず、カフェインはお茶、紅茶やチョコレートなどにも含まれています。

間違って、猫や犬がインスタントコーヒーの粉やお茶の葉を食べた場合には危険です。

ドリップしたコーヒーの場合には豆から溶け出しただけですが、コーヒー豆自体にはもっと多くのカフェインが含まれています。

焙煎したコーヒー豆には、1%程度のカフェインが含まれています。

ドリップしたコーヒーでは0.06%ですから、その15倍ほどのカフェインが含まれているのです。

犬や猫の場合、少しでも食べてしまうとカフェイン中毒になる可能性が高いと言えます。

また、お茶はお湯から抽出したものはコーヒーの1/3程度のカフェインですが、お茶の葉にはコーヒー豆に劣らないくらいのカフェインが含まれています。

従って、コーヒー豆やお茶の葉は、ペットの犬や猫が間違って食べてしまわないように厳重に密封してしまっておいてください。

机の上に少しかけらが残った状態でも小型の犬、猫にとっては一大事です。

従って、コーヒーは犬や猫にとっては人間よりも少量でカフェイン中毒になる可能性が高く、害のあるものであると言えます。

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コーヒーに砂糖を入れた場合の害

コーヒーはブラックで飲むことを勧めるのは、コーヒーの豊かな風味と芳醇な香りを楽しむための最大の妙味であることとともに、砂糖の持つ害やカロリーにあります。

砂糖というものは、甘い味覚を刺激して、一見疲れを取ってくれるように見えますが、その実態は糖質にあります。

糖質はエネルギー源となり、確かに疲労を回復させてくれるものですが、一日の活動が少ない場合、すなわち一日家にいたりしますと、エネルギー消費は少なくなり、活動を上回る量のエネルギー源、すなわち砂糖は糖質から脂肪質に形を変えて、体内の細胞に蓄えられることになります。

すなわち、甘いお菓子ばかりを食べているお子さんは、虫歯になるとともにたいていが肥満になっているはずです。

砂糖には肥満という害が出てくるのです。

砂糖と言う糖質は、カロリーが高く、しかも体に脂肪として蓄えられやすいのです。

コーヒー一杯のカロリーは3kcalですが、コーヒーに入れるスプーン一杯のグラニュー糖は15kcalとコーヒーの5倍のカロリーがあるのです。

これでは、エネルギー過剰になります。

これを毎日コーヒー3杯に入れると言うことは、スプーン一杯のグラニュー糖が3gとしますと、一年では

3g×3杯×365日=3,285g

15kcal×3杯×365日=16,425kcal

という体に害のあるエネルギー摂取になっているのです。

この状態は体の細胞にはかなりの脂肪が蓄えられることになります。

ダイエット目的や健康維持を目的としてコーヒーを飲もうとしても、毎回砂糖をスプーン一杯いれるだけで、これだけのエネルギー消費が必要になるのです。

コーヒーには脂肪燃焼効果がありますがコーヒーに砂糖を入れてしまっていては、脂肪燃焼効果もダイエット効果ありません。

細胞に脂肪が蓄積していくと言うことは、肥満であり、メタボリックシンドロームになり、糖尿病はもちろん血管系の疾患である脳梗塞、心筋梗塞などの可能性が出てしまいます。

すなわち、毎回コーヒーに砂糖を入れるということは、メタボリックシンドロームを始めとする様々な害を受けることになるということです。

 

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コーヒーに入れるフレッシュの害

コーヒーに入れるものとして、もう一つあるのがフレッシュです。

あのカップ状をした入れ物に入ったフレッシュを利用される方も多いと思います。

このコーヒーに入れるフレッシュには害はないのでしょうか。

また、フレッシュは入れなくてもミルクを入れる方もいます。

そこで、フレッシュやミルクによる害はないかどうかを見てみましょう。

コーヒーのフレッシュの乳化剤の害とは?

コーヒーに入れるフレッシュには、乳化剤と言う添加物が入っています。

フレッシュにはミルク自体は入っておらず、その主原料は植物性の油脂、すなわちサラダ油などと同じ油なのです。

その上に、乳化剤と書かれている不明な添加物が入っています。

すなわち、フレッシュそのものが脂質を原材料としており、さらに内容不明な乳化剤と呼ばれる添加物も入っているのです。

乳化剤は、本来溶け合わない物質同士を融合させる作用を持っており、さまざまな物質が混ざり合っています。

一応世界保健機構(WHO)の安全基準を満たしてはいるものの、細かい原材料は書く必要が無く、一括で乳化剤として表示することが許されているため、内容は表示されていないのです。

本質は防腐剤で、防腐剤と書くと敬遠されるため、乳化剤と言う名称が使われているのです。

従って、乳化剤は怪しい添加物であり、それが脂質である油脂を融合させたのがフレッシュであるわけです。

ミルクは一切入っていません。

従って、脂質であるだけに体内に入ってから脂肪として細胞に取り込まれやすく、しかも乳化剤と言う内容不明の添加物が入っており、長くそれを入れて飲み続けるということは、将来的に何らかの体の異変が生じる可能性があります。

害が発生する可能性が高いのです。

しかも、フレッシュ一個のカロリーは、12kcalあり、砂糖よりは若干少ないですが、コーヒー一杯の4倍のカロリーがあることになります。

従って、毎日、コーヒーを3杯フレッシュを入れて飲み続けますと、砂糖と同様メタボリックになる可能性があり、さらに長期的には添加物による健康上の支障が出てくる可能性があります。

コーヒーはブラックがお勧めです。

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コーヒーのミルクが体に及ぼす害とは?

ミルクの場合は、牛乳を原料にしている液体もしくは粉です。

これらは、フレッシュほどの危険性はありません。

ただ、コーヒー用のミルクも砂糖とほぼ同じくらいのカロリーがあります。

粉末でも液体でもだいたい12~17kcalであり、コーヒー一杯分の4~6倍のカロリーがあることになります。

ミルクも乳脂肪ですから、体内に脂肪として蓄積されます。

従って、害とまでは言いませんが、毎回コーヒーにミルクを入れるということは、メタボリックになる可能性があると言えます。

タバコとコーヒーを同時に摂取した場合の害

タバコはそれ自体が肺がんの発がん物質であり、ニコチン、タールなどによる中毒もある危険なものです。

当然害があります。

従って、最近では喫茶店なども禁煙になっており、自宅外でコーヒーと一緒にタバコを吸う機会は極めて限られてきています。

会社などでも禁煙にしているところが増えており、タバコを止めた方も多いのではないでしょうか。

しかし、逆にタバコを吸える場所が少なくなった分、吸えるところではまとめて一気に数本も吸うという極めて健康に悪い習慣になってしまっている方もいるようです。

特に、自宅などに帰ってから、コーヒーと一緒に一気に数本吸うという方も多いようです。

この場合、タバコの肺への悪影響は別にしても、胃などに対する負担は相当に大きくなります。

タバコにもカフェインと同じように胃の胃酸の分泌を促す働きがあるからです。

自宅に帰ってということは、胃の中は空っぽの状態であり、そこに数本のタバコの煙とコーヒーが入ってきますと、一気に大量の胃酸が分泌されてしまいます。

胃に実際に食物が入っていない状態で胃酸が大量に分泌されてしまいますと、他の胃液は出ておらず、酸性の強い胃酸だけになりますので、すぐに胃の壁になっている粘膜層を傷つけてしまいます。

胃痛という害です。

このようなことが毎日続きますと、当然胃炎から胃潰瘍に発展してしまうのは目に見えています。

さらには胃がんにまで発展する可能性があります。

従って、コーヒーとタバコを一緒にと言うのは、胃にとって非常に危険性が高い害になりますので、是非禁煙をお勧めします。

 

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コーヒー豆の残留農薬における害は?

コーヒーは、世界でも二番目に農薬使用量が多い作物であることはあまり知られていません。

世界中からの需要がありながら、コーヒー豆を生産できるのは赤道付近の発展途上国の地域に限られており、先進国からの需要に対応して安定的に大量生産するためには農薬を使用せざるを得ないのです。

ちなみに農薬の使用の第一位は綿花の生産です。

コーヒー豆と綿花を無農薬で生産すると農薬の使用量は世界中で2/3にまで減ると言う説まであります。

コーヒーの残留農薬問題については、コーヒー批判の人々が大喜びで、残留農薬である「ジクルボス」という殺虫剤がブラジル産のコーヒー豆から検出されたということを声高らかに喧伝しています。

2003年に、ブラジル産のコーヒー豆では過去2度ほど検出されたために厚生労働省は検査命令を出して、全量検査が義務付けられました。

また、コロンビア産では2015年に「クロルビリホス」という殺虫剤が検出され、残留農薬に対するモニタリング検査の頻度を30%に引上げられています。

その他にも、エチオピア産、インドネシア産などでも基準を上回る残留農薬が検出されているのが現実です。

農薬は、人間が生み出した猛毒の化学薬品で、薄めて使われていますが、そのために、絶滅したりして生存環境を失った昆虫などの生物が跡を絶ちません。

人間に対しても体内の腎臓、肝臓などに蓄積されて、薬害をもたらしてきました。

極めて強い害が農薬自身にはあるのです。

有名な環境学者であるレイチェル・カーソンの著書で、環境学のバイブルにもなっている「沈黙の春」と言う本でもその農薬による被害の実態が描かれています。

しかし、現代では、それらの強い毒性を持つ農薬の使用は国際的にも禁止されています。

基本的には我が国で輸入されるコーヒーの豆は、一定の頻度でモニタリング検査と言って国際基準よりもさらに厳しい基準で残留度合いを検査されており、検出された場合はそのコーヒー豆は全て破棄されています。

そのために、我が国でコーヒー豆の残留農薬によって汚染されたコーヒーが出回っていることはまず無いと言えます。

実際に、コーヒーの残留農薬による被害が出た例も報告されていないのです。

従って、残留農薬に汚染されたコーヒー豆が流通して、害が発生したと言うことはありません。

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インスタントコーヒーの害

これまでは、主にドリップコーヒーの害について検証してきましたが、インスタントコーヒーの害が本当なのかを検証してみたいと思います。

もともと、インスタントコーヒーはコーヒー豆を焙煎し、コーヒーを抽出した上でそれを乾燥させて粉に粉砕したものです。

従って、成分的にはドリップコーヒーと変わりません。

ただ、乾燥させ、粉にしていることにより、風味や香りはかなり劣化していると言えるでしょう。

基本的には同じ成分であるわけですから、ドリップコーヒーに実際の害がないのであれば、インスタントコーヒーにも害は無いはずなのですが、検証してみましょう。

インスタントコーヒーの害はあるのか?

インスタントコーヒーそのものに特有の害というものはありません。

ドリップコーヒーにあったように、カフェインの影響によって寝る前に飲むと、4時間くらいは眠れなくなり、睡眠の質が低下する点や、小さな子供さん、妊婦さんにはカフェインの影響があるので飲んではいけないなどの注意点も同じです。

酸化して鮮度が悪いと言う方がいらっしゃいましたが、インスタントコーヒーの粉は瞬間冷凍で乾燥させてから粉砕され、すぐに空気に触れないように密閉されるため、酸化で鮮度が落ちていると言うことはありません。

但し、コーヒー豆の酸化は、空気が触れる面が大きいほど酸化のスピードは早まります。

従って、いったん封を開けた後の酸化のスピードは、焙煎した豆とインスタントコーヒーで比べてみると、明らかに粉になって空気に触れる面が大きくなったインスタントコーヒーの方が酸化スピードは早いと言えます。

従って、焙煎したコーヒー豆は2週間くらいは酸化の影響は出ませんが、インスタントコーヒーの場合は、封を開けた段階から既に酸化が始まっており、1週間も経てば鮮度は落ち出して、酸化していきます。

従って、害というわけではありませんが、焙煎した豆から入れるドリップコーヒーに比べるとインスタントコーヒーは酸化した状態に早くなるため、早めに飲む必要があります。

もう一つインスタントコーヒー自身の害ではありませんが、その風味、香りが劣化しているために、それを補おうとして砂糖やフレッシュを多く入れる傾向があることです。

インスタントコーヒーに入れる砂糖やフレッシュは、コーヒーをブラックで飲むのに対して、9倍ほどカロリーが高いため、長期間続けますと、体内の細胞に脂肪が蓄積し、肥満やメタボリックになる可能性が高いと言えます。

成分的にはインスタントコーヒーとドリップコーヒーは違いが無いため、酸化する前の状態では健康効果も差がありません。

 

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ノンカフェインコーヒー(カフェインレスコーヒー)に害があるか?

ノンカフェインコーヒーは100%カフェインが抜かれたコーヒーのことであり、カフェインレスコーヒーはカフェインを抜いていますが、僅かにカフェインは残っているコーヒーです。

ただ、ノンカフェインコーヒーは余り日本では普及しておらず、カフェインレスのコーヒーが一般的なようです。

このカフェインレスやノンカフェインのコーヒーに害があるかを調べてみますと、日本国内で製造されているものに関しては問題は無いと言えます。

カフェインレスのコーヒー豆を製造する方法の一つにジクロロメタンと言う物質を使用するものがあり、そのジクロロメタンには、人に対して皮膚や目に触れますと炎症を引き起こす害の可能性が指摘されています。

しかし、我が国においては、薬品を使ってカフェインを取り出すことは禁止されており、このジクロロメタンを使ったカフェインレスコーヒー豆はないはずです。

ただ、海外でカフェインレスコーヒーを飲む場合は注意してください。

カフェインレスやノンカフェインコーヒーは、カフェインの成分だけが抜かれているため、ドリップコーヒーのように寝る前に飲んでも睡眠の質が悪くなることはありません。

但し、カフェインが持っている健康効果は無くなってしまいますので、胃酸の分泌は促進されませんから、食後に飲んでも消化促進とはいきません。

それでは、何のためにカフェインレスコーヒーを飲むのかになります。

ノンカフェインコーヒーにもポリフェノールなど、カフェイン以外の成分は入っていますので、抗酸化作用やポリフェノールによる脂肪燃焼効果などの健康効果は生きています。

しかし、コーヒー本来の風味、香りはカフェインに依存している部分が多く、味は明らかに落ちており、個人的な見解ではリラックス効果も味わえないのではないかと思っています。

従って、ポリフェノールの健康効果をどうしても享受したいが、カフェインは苦手だと言う方にとってはよい飲み物になるでしょう。

ただ、それ以外にはあまりメリットはないように思います。

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缶コーヒーの害

ご存知のように、どこに行っても通りの自動販売機には缶コーヒーが溢れています。

この缶コーヒーに害は無いのでしょうか。

缶コーヒーもコーヒー豆から製造されているため、基本的な成分はドリップやインスタントと変わりません。

しかし、缶コーヒーで特徴的なものは、人工的な添加物が多く入っていることです。

缶コーヒーのラベルに材料などの表示があると思いますが、いろいろ書かれています。

コーヒーの成分だけではない訳です。

そこで、それらの添加物に害が無いのかを調べてみました。

缶コーヒーの香料は害があるか?

缶コーヒーの香料は、乳化剤と同様に複数の香料が入っていても一括表示が認められているため、どのような香料が入っているのかはわかりません。

ドリップコーヒーに比べると明らかに風味、香りが劣るため、それをカバーするために入れられているものなのです。

香料の種類も多く、特定は難しいと言えます。

ただし、多くの香料は天然の素材から抽出されており、また、入っていても微量なため、毒性はそれ程気にする必要はないと思われます。

従って、缶コーヒーは、香料の中身が一括表示のため不明であり、不安点はあるものの、もともと天然のものが多く、害はそれ程考えられないと言えます。

ただ、不安な方は飲まれないのが一番ですね。

シリコーンが含まれるコーヒーは害があるか?

シリコーンが含まれている缶コーヒーがあるようです。

シリコーンとシリコンは同じかというと違います。

シリコンは金属のケイ素であり、シリコーンというのはケイ素にいろいろなものを組み合わせた人工的な化合物を言います。

シャンプーなどに入っているものです。

一般にはシリコンと言うとシリコーンも含んで呼んでいるようです。

そのシリコンですが、シャンプーなどにも使われているものが、何故缶コーヒーに入っているかと言いますと、製造の工程で出る泡を消すために使われているようです。

消泡剤と言って、油質のもので正確にはシリコーンになります。

そのシリコーンに害が無いのかですが、もともと化学反応を起こし難い性質があり、体内にも吸収されないとされていました。

しかし、

  • 女性の豊胸手術などにも使われますが、シリコンを埋め込んだ方の中で、何例かにおいて皮膚や関節に痛みが出ており、がんや免疫異常を引き起こす可能性が指摘されています。
  • アメリカでは1992年から臨床実験以外では使用禁止になり、製造が中止されています。

本来、シリコーンは、化学反応が起き難いものですが、最近はその毒性について意見が分かれており、一概に安全とは言えなくなっているようです。

なお、ケイ素については、「ケイ素水について」において詳しく記載されていますので、ご覧ください。

缶コーヒーの乳化剤による害はあるのか?

缶コーヒーの乳化剤は、コーヒーのフレッシュと同様のもので、たいていは防腐剤と記載する代わりに乳化剤としています。

乳化剤の中身については記載する必要が無く、いくつもの成分が入っていても乳化剤と一括で表示すればよいことになっています。

従って、実際には何が入っているのかわかりません。

香料の場合は天然のものが多いのですが、乳化剤の場合はほとんどが人工的な化合物と言われています。

世界保健機構(WHO)の認可は下りていますので、すぐに毒性が出ると言うものではありませんが、複数のものが入っているだけに、その化学変化によって何が生じるかもわかりませんので、害が無いとは言い切れないものです。

不安な方は飲まれないほうがいいと思います。

その他の缶コーヒーの添加物による害はあるのか?

缶コーヒーには、それ以外の添加物として、合成甘味料、乳製品が入っています。

乳製品はさすがに毒性は無いと言えますが、基本的には太る原因にはなります。

但し、ブラックの缶コーヒーにはさすがに入っていないようです。

不安のあるものとしては合成甘味料です。

よく使われるものは、スクラロースとアセスルファムKと呼ばれる合成甘味料です。

スクラロースは1999年、アセスルファムKは2000年に認可されていますが、一部の非公式な動物実験ではリンパ系の障害が報告されており、絶対に害が無く、安全と言い切れないものです。

しかも、砂糖のように細胞に脂肪として取り込まれるのではなく、腸で吸収されても血液の中で全身を巡る形になり、最終的には尿や汗と一緒に排出はされます。

不安としては血液を濾す肝臓や腎臓にダメージを与えることですが、現在のところは被害は報告されていません。

いずれにしても、入っているとしても微量であり、長く飲み続けた場合の安全性について不安な面があるだけです。

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p class=”p3″>子供などには飲ませないようにした方がいいでしょう。

コーヒーの健康効果

コーヒーに害があるとすれば、

・寝る前のコーヒーで睡眠の質が低下すること

・小さな子供さんにはカフェインは強すぎる

・妊婦さんはお腹の赤ちゃんのために飲まないほうがよい

・犬や猫には急性カフェイン中毒になる可能性がある

というくらいです。

コーヒーの害が及ぶのは、適正な限度量を超えて飲み続ける場合であり、それは薬と同じ理屈です。

コーヒーの害が見られる部分についても、飲まれる方が注意すれば回避できるものであり、コーヒー自体に害があるわけではありません。

従って、コーヒーは、適正な限度量の範囲で飲んでいる限り、コーヒーの持つ健康効果の成果を得ることが出来ます。(但し、個人的な差はあります。)

そこで、害が無く享受できる健康効果をまとめてみました。

カフェイン

<基本作用>

  • 覚醒効果
  • 利尿効果

<健康波及効果>

  • 脂肪燃焼効果→ ダイエット効果、健康維持効果
  • 集中力、筋力の一時的なアップ
  • 胃の胃酸の分泌促進による消化促進
  • 糖尿病の予防効果

ポリフェノール

<基本作用>

・抗酸化作用

<健康波及効果>

  • 脂肪燃焼効果
  • 美容効果
  • ダイエット効果
  • 胃酸過多の治癒
  • がんの予防効果
  • 糖尿病の予防効果

トリゴネリン

<基本作用>

・脳細胞の再生、成長効果

<健康波及効果>

  • 脳の老化の予防
  • アルツハイマー型認知症の予防

などがあげられます。

従って、コーヒーは、適正な限度量を超えて飲むとさまざまな害が発生してきますが、限度内で、ブラックで飲んでいる限りは、以上のような健康効果が得られるのです。

また、そのような直接的な健康効果だけでなく、コーヒーの豊かな風味と芳醇な香りは、我々に「ほっ」とする時間を与えてくれ、ストレスや疲れを癒してくれる働きも持っています。

是非、適正にコーヒーを飲んで、人生を楽しんでください。

 

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コーヒーの害に関するまとめ

最近になって、健康ブームの中で、コーヒーの健康効果が見直され、その健康効果を享受しようとコーヒーを飲まれる方が増えてきました。

それは喜ばしいことなのですが、一方で効果を大きくしたいということで、適正限度を越えて過剰の飲まれる方も増えており、その結果、コーヒーの飲み過ぎによる悪い面、害もインターネットなどを賑わすようになりました。

そこで、コーヒーに対する批判である害についてさまざまに調べてみましたが、実際に注意しないといけない点は次のようなものだけでした。

・寝る前のコーヒーで睡眠の質が低下すること

・小さな子供さんにはカフェインは強すぎる

・妊婦さんはお腹の赤ちゃんのために飲まないほうがよい

・犬や猫には急性カフェイン中毒になる可能性がある

これらについては、コーヒーを飲む上において必ず注意すれば、防げるものでした。

実際に、コーヒー自体が持っている害と言えるのは、寝る前のコーヒーだけであり、この点についても寝る間にコーヒーを飲まないように注意すれば害は防げます。

適正な限度量の範囲で飲むコーヒー自体に害があるわけではありません。

コーヒーの飲み方において過剰な飲み方をされた結果生じているものであり、適正な限度内や適正な時間において飲んでいる限りは害は無いと言えるのです。

コーヒーの健康効果については今後も注目が集まり、飲まれる方は今後も増え続けるでしょう。

是非、適正な限度内でコーヒーの豊かな風味と芳醇な香りを楽しみ、その健康効果を充分に享受してください。

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