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コーヒーで胃痛になる?原因と対処法

コーヒー   12,877 Views

コーヒーを飲まれる方がとても増えています。

しかし、コーヒーによって胃を痛めたという方の話も聞きます。

コーヒーには、カフェインの覚醒作用や利尿作用、ポリフェノールの抗酸化作用など健康面への波及効果の大きい働きがあり、それは医療用の薬として用いられているほどです。

しかし、薬であるということは、過剰摂取、すなわちコーヒーの飲みすぎには、その副作用もあるわけです。

過剰に飲まれる方には確かに強い医薬作用が効き過ぎて胃痛を引き起こすことはありますが、適正な範囲で飲んでいる限り、胃痛が発生するのは、別の要因があるからです。

また、胃痛と言っても胃の荒れと胃のもたれという違った症状があります。

たいていはカフェインの過剰摂取による胃の荒れが胃痛の原因になっています。

胃酸過多というものです。

また、胃腸が弱い方の場合は、コーヒーが消化を促進するという効果もあります。

コーヒーを飲んでいるうちに胃の消化が進み出し、胃腸の弱さを補ってくれるわけです。

今回の記事ではコーヒーと胃痛に関して徹底的に調べましたので是非、ご覧ください。

Contents

コーヒーとは

コーヒーは、エチオピアを発祥として、イスラーム世界を通じて広まり、現在では世界中で飲まれています。

コーヒーはイスラーム世界に広まった当時から、その独特の風味と香り以外でも、覚醒作用などにより医療的な使われ方をしていました。

ヨーロッパに広まった当時もワインの代わりに飲まれたり、覚醒作用、利尿作用を医療目的で使う例が多かったようです。

コーヒーがその風味と香りでヨーロッパの人々を虜(とりこ)にしたのは、18世紀に入ってからでした。

コーヒーの成分

生のコーヒー豆の成分には、糖類、脂質(脂肪)、たんぱく質、アミノ酸、脂肪族酸などのほか、コーヒーの特徴的な成分であるカフェイン、ポリフェノール、トリゴネリンなどが含まれています。

しかし、生のコーヒー豆を焙煎し、さらに沸騰した熱湯を通して抽出されたコーヒーにはかなりの成分は分解されて無くなってしまいます。

ドリップコーヒー100g当たりの成分は次のようになっています。

カフェイン      0.058g

ポリフェノール          0.20g

トリゴネリン     カフェインとほぼ同等ですが焙煎時(200度を超えると)に急激に減少します。

多糖類         0.70g

たんぱく質       0.20g

水分          98.6g

コーヒーの特徴的な成分であるカフェイン、ポリフェノールも100g当たり1gにも満たない量しか入っていないのです。

しかし、これでも口に入るコーヒーのカフェインとポリフェノールの量は、他の食物と比べてかなり多いと言えます。

例えば、100g当たりのポリフェノールの含まれる量を他の食品と比べてみると、次のようになります。

コーヒー  200mg

赤ワイン   101mg

緑茶       115mg

紅茶       102mg

もともと、ポリフェノールはフランスで1990年代前半に赤ワインの成分分析から発見され、血液系の病気に対して予防効果が見られると判ったものなのですが、その赤ワインよりもコーヒーのポリフェノールは多いと言えます。

また、医療効果が薬として遣われてきたカフェインについても、同じく100g当たりに含まれる量は、

コーヒー     58mg

煎茶       10mg

チョコレート      43mg

となっています。

チョコレートもカフェインが意外に多く、コーヒーと一緒に食べるとかなりのカフェイン量になり、胃酸が多く分泌され、胃痛を起こしやすくなります。

なお、コーヒーの成分とその効果に関しては「コーヒーの成分と効果を徹底解説!」にてお伝えしています。

胃痛とは

コーヒーを飲み過ぎると胃痛を起こすとよく言われます。

確かに、カフェインには胃酸の分泌を促進する働きがありますので、過剰に飲み過ぎると胃酸が出すぎる状態になる可能性があります。

また、ポリフェノールも同様の可能性があります。

しかし、あくまでもそれは過剰摂取した場合の話です。

そこで、胃と胃痛について詳しく見た上で、コーヒーがどのように胃に対して影響してくるのかを見てみたいと思います。

まず、胃の構造とその役割について見てみましょう。

食べたものはどのように体内で処理されるのか

まず食事をした時、食べた食物はどのように処理されるのかを見て見ましょう。

我々の胃というのは、我々が食事をして口に入れた食物が食道を通ってまず蓄えられる袋であり、普段空っぽの状態のときは細長い形をしていますが、食物で一杯になると1.5~2.5リットルの大きさになります。

そして、まず食物の消化の第一段階の揉み解し(もみほぐし)が行なわれます。

その時には、大量の胃酸が分泌され、食物を分化し、アルコールなどは胃で吸収されます。

そして、小腸でその分解された食物の持つ栄養分を吸収します。

さらに残った食物のかすは大腸で細菌の働きでさらに分解され、水分も吸収されて排泄物となって肛門から出て行きます。

よくお腹の善玉菌とか悪玉菌というのは、この細菌のことを言っているのです。

胃の構造と働き

胃の入り口を噴門と言い、食道とつながっています。そして、出口を幽門と言って十二指腸とつながっています。

胃の内部の壁は、ひだのようになっており、ひだの上部から根元までの構造と役割は、

・上皮細胞・・・粘液を分泌する

・副細胞・・・・粘液を分泌

・壁細胞・・・・塩酸を分泌 → いわゆる胃酸です

・主細胞・・・・ペプシノーゲンという消化酵素を分泌します

となっています。これらの組織から出る粘液、塩酸、ペプシノーゲンを合わせて胃液と呼んでいます。また、塩酸のことを胃酸と言っています。

ペプシノーゲンはたんぱく質を消化します。

このペプシノーゲンは胃液の中でペプシンと言う酵素に変化し、たんぱく質を分解するのです。

粘液はムチンとも呼ばれ、胃酸など強い塩酸から細胞組織を守る役目をしています。

また、これらのひだの内部構造は、

・粘膜層

・筋層

・しょう膜

といわれる三層構造になっており、ひだ構造をしていることと合わせて、強い胃酸から体の内部を守っています。

ただ、塩酸が出過ぎることを胃酸過多と言い、最初はひだの先の上皮細胞や副細胞などの粘膜層を傷つけて、胃の荒れを引き起こします。

その状態が続くと、傷は粘膜層だけでなく、筋層、しょう膜まで達して胃炎や潰瘍などを引き起こします。

胃の病気と原因

胃の病気と言えば、胃がん、胃潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎などがあります。

急性胃炎 → 胃の粘膜が急に炎症を起こすもので、食べ過ぎ、飲み過ぎ、ストレスなどの刺激が原因となります。

感染症やアレルギーから起こる場合もあります。

慢性胃炎 → 胃の粘膜細胞が繰り返し炎症を起こすものです。胃の老化や過度の暴飲暴食を続けたり、タバコの吸い過ぎなどが原因と言われていますが、実際にはほとんどの場合、よく言われるピロリ菌の感染が原因となっています。

胃潰瘍 → 胃の粘膜細胞がただれ、崩れて無くなってしまう現象を言います。原因としては、ピロリ菌と鎮痛解熱剤によるものが多いと言われています。

胃がん → 胃潰瘍の部分にがん細胞が発生して、広がっていく現象です。当初はあまり症状としては出ず、がん細胞が広がってくると胃痛や胸焼けなどが現れます。

このように、胃の病気は胃の粘膜層の炎症から進んでいきます。

もともと、日本人は漬物など塩分の摂取が多く、そのために胃腸の病気にはなり易いと言われています。

ただ、胃の病気の主原因としては暴飲暴食や不規則な生活、タバコの吸い過ぎ、運動不足、ストレスなどであり、生活習慣を改善し、バランスのよい食事を心掛けることで予防は可能です。

また、コーヒーなどで話題になる胃痛と言われるものは、病気そのものではなく、胃の症状を言います。

胃痛でも、胃の荒れ(胸焼け)や胃もたれなどの症状に違いがあります。

胃痛の症状

胃痛と言ってもさまざまな症状があります。

胃がちくちくしたり、胃が重く感じたり、差し込むような痛みもあります。

それぞれがいろいろな原因で生じています。

一時的な急性胃炎や単なる食べ過ぎや胃下垂によるもたれから、胃から酸っぱいものがこみ上げてくる場合(胃酸過多)、潰瘍のように胃が痛くなるとともに背中にも痛みが走るものまで、さまざまあるのです。

胃酸が原因のものは、シクシク、ズキズキする痛みですし、食べ過ぎの場合は食後に痛み、もたれが出ます。

急性胃炎の場合はみぞおちが痛くなり、吐き気、嘔吐、発熱を伴うことが多いと言われています。

また、現代の社会的なプレッシャーの大きい時代には、ストレスが溜まりやすく、ストレスを原因とする胃痛も多くなっています。

具体性の無いコーヒーによる胃の痛みの記事

なお、インターネットなどの記事を見ていますと、コーヒーを飲み過ぎて(「飲み過ぎて」ということさえ書いていない記事もありますが)胃が痛くなった、胃が荒れた、胃がもたれたとさまざまな書き方をされていますが、原因はカフェインが原因で、胃酸が出過ぎたために起こっているとするものがほとんどです。

中には、ポリフェノールが胃酸を刺激して出過ぎたためとしているものも多少あります。

しかし、具体的に胃の痛みがどのようなものかは書いてありませんし、その原因としては胃酸が出過ぎたためとしかありません。

本当にそうなのでしょう?

胃のもたつきと胸焼け(胃の荒れ)の違い

胃痛といってもいろいろな症状があります。

よくインターネットではコーヒーを原因とする場合、胃の荒れや胃のもたれとしているものがほとんどです。

しかし、胃の荒れは医学的には胸焼けと言う症状であり、原因は胃酸の出すぎなどによって胃の粘膜を傷つけることを言います。

胃の粘膜と言うのは、胃の構造の中であった胃のひだの先の部分で細胞を守っている上皮細胞や副細胞の部分のことで、これらが胃酸の塩酸から中の細胞を守っています。

しかし、胃酸が出すぎますと、これらの細胞を傷つけて、慢性的になるとさらに中の壁細胞、種細胞のある筋層、しょう膜の部分にまで胃酸が達して痛みを感じさせるのです。

このような症状を胃のあれや胸焼けと言っています。

一方、胃もたれと言うのは胸焼けとは逆に胃酸が不足して消化不良を起こしている状能です。

食べ過ぎなどの場合に起こることが多いものです。

満腹感を通り越して痛いというよりも、胃が重く、気持ち悪くなるなどの症状が出ます。

従って、胃の荒れと胃のもたれは明らかに違う症状であり、原因も違っていますので、混同しないようにすべきでしょう。

インターネットなどのコーヒーの胃痛に関する情報は明らかにこれらが混同されて記載されています。

コーヒーによる胃荒れと胃もたれの違い

コーヒーのカフェインには確かに胃酸の分泌を促す働きがあり、その為に食後などによく飲まれます。

しかし、胃酸を減らす働きはありませんから、カフェインで胃もたれすると言うのは間違っています。

胃の荒れはカフェインの症状

カフェインの過剰な摂取による胃の痛みは、胃の荒れであるわけです。

カフェインを過剰に摂取しますと、胃の胃酸の分泌を過剰に促進させて胃酸過多の状態を作り出してしまいます。

胃酸過多になると胃がキリキリと痛くなったり、胃酸が食道を逆流したりして胸焼けの症状を見せるのです。

胃もたれはポリフェノールの症状

又、ポリフニノールには抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは酸化を防ぐ働きですので、飲み過ぎた場合には胃酸を中和してしまいますから胃もたれになる可能性があります。

ポリフェノールはもともと酸なので苦い味がしますが、体内に入るとアルカリに変化します。

そのために胃酸を中和します。

従って、ポリフェノールで胃酸過多による胃の荒れ、胸焼けが生じることはありません。

どちらかというと、胃もたれという症状が出るのです。

すなわち、カフェインとポリフェノールは胃に対しては全く逆方向の働きをしているのです。

ですから、普通の適量を飲んでいる限り、胃に対して負担や傷つけると言うことはありません。

ただ、カフェインは薬にもなるようにその作用が強いため、食後などに飲むと胃酘の分泌する働きがより効いて消化を助けてくれるのです。

又、ポリフェノールはその胃酸が過剰にならないように抑えてくれるのですが、胃酸はもともと塩酸ですから、その酸性度は高く、それにカフェインもコーヒーには豊富に入っていますから、多少コーヒーを飲み過ぎたからといって胃もたれになることはないはずです。

コーヒー豆の特長による胃もたれや胃痛の違い

又、コーヒー豆には、いろいろな種類があって、苦味の強いカフェインが多く入った銘柄、酸味の強いポリフェノールが多く入った銘柄などさまざまです。

ポリフェノールの豊富な品種としては、アフリカ系のコーヒー豆であるモカ、マタリ、キリマンジェロ、タンザニアなどに多く含まれています。

これらの銘柄のコーヒーを過剰に飲み過ぎた場合は胃もたれが考えられます。

また、カフェインの多いと思われる品種は、ブルーマウンテンなどがあります。

ただ、カフェインはどんな品種にも多い少ないはあるものの、一定の割合は含まれており、ポリフェノールが豊富でカフェインによる胃酸の増加を抑えてくれるアフリカ産以外はその影響がポリフェノールより強く出る可能性があると言えるでしょう。

ポリフェノールが多く入ったコーヒー豆を挽いて入れたコーヒーの場合、飲み過ぎると胃もたれになるでしょうし、カフェインが多く入ったコーヒーの飲み過ぎなら胸焼けになるのです。

ただ、ポリフェノールのアルカリ度はそれ程高くありませんが、胃酸の酸性度は高いため、コーヒーによる胃もたれと言っても、それ程強い症状にはなりません。

いずれにしても、単にコーヒーを飲み過ぎて胃痛と言っていますが、その症状には差があることを知っておくべきでしょう。

胃痛と下痢の関係

通常は、下痢は腹痛と関係している場合がほとんどです。

ただ、ストレスのように体や精神的に負荷やフラストレーションがかかる場合には、胃痛と下痢が同時に起こる場合があります。

カフェインなどによる胃酸過多の場合の胃痛では、消化酵素が出過ぎていることになりますので、どちらかと言うと下痢にはなり難いです。

ポリフェノールの影響が強く出て、胃酸の分泌が悪くなり、消化不良の状態で腸に食べたものが送られる場合に下痢になりがちです。

また、普段から腸内環境、すなわち善玉菌(腸の運動にいい影響を与える菌)と悪玉菌(腸の運動に悪い影響を与える菌)のバランスが崩れ、悪玉菌が増えすぎたような場合には、一方で便秘になる方もいれば、下痢体質になってしまう人もいます。

下痢体質の場合は、水分を吸収できなくなっており、ポリフェノールはそのような場合、抗酸化作用で血液をサラサラにして水分を吸収し易くしてくれますから、一時的に下痢が出たとしてもそれはいい傾向と捕らえた方がいいでしょう。

ただ、下痢の場合は、体力が大きく奪われていますので、白湯などで水分補給を充分に取り、体力回復を図る必要があります。

また、特殊な場合として、コーヒーアレルギーがある方がいるようです。

この場合には、胃痛や下痢のほかに湿疹なども出る可能性があり、本来、コーヒーそのものを飲むことは難しいと言えます。

コーヒーを飲むと1杯でもいつも下痢や胃痛になると言う方は、コーヒーアレルギーの可能性がありますので、飲むのを止める必要があります。

いずれにしも、基本的にはコーヒーによる下痢はそれ程多くなく、アレルギーの場合を除けば、それ程心配には及ばないと思って問題ありません。

なお、コーヒーと胃の関係については、「コーヒーは胃に悪くない!知られざるコーヒーの誤解とは」にて詳細が記載されていますので、ご覧ください。

コーヒーによる胃の荒れの症状と原因

コーヒーの飲み過ぎによる胃痛の原因のほとんどはカフェインによるものです。

但し、コーヒーの品種による違いもありますし、飲まれる方の健康状態によっても影響の出方は違ってきます。

例えば普段から胃腸が弱いとか、長時間食事をしていないため胃が空っぽになっていると言うような体の状態の時には、2~3杯でも胃のあれを感じる場合はあるかもしれません。

逆に胃の丈夫な人や、ポリフェノールが特に豊富なアフリカ系の豆のコーヒーであれば、4杯以上飲んでも胃の荒れは出ず、さらに飲めば、胃のもたれという形の胃痛の症状になるでしょう。

コーヒーの飲み過ぎ、それもカフェインによる胃通の症状は、胃の荒れです。

一番多いパターンです。

いわゆる、胸焼けでひどい時には胃酸の逆流などがあり、食道まで痛みを感じる場合もあります。

コーヒーによるカフェインの過剰摂取には、胃の荒れだけでなく、他にも多くの病気を引き起こします。

カフェインの一番の特徴である覚醒作用の影響で寝不足になる可能性があります。

特に、寝る3~4時間前までに飲んだ場合は、それが1杯であっても寝付けないなどの症状が出る可能性があります。

胃にやさしいカフェイン

但し、胃腸の悪い人の場合、最初はコーヒーを飲めば胃の痛みを感じるかもしれません。しかし本来カフェインは胃酸の分泌を促す働きをし、胃の消化促進を進め、胃だけでなく、腸の負担も和らげてくれる成分です。

コーヒーのカフェインは、胃に悪いのではなく、過剰摂取による副作用なのです。

逆にきちんと限度内の適正な飲み方をすれば、胃の消化を促進してくれるやさしい成分です。

コーヒーの効用は胃にも及ぶ

コーヒーはカフェとも呼ばれるように、カフェインはほぼどの品種でも他の食材には及ばない量が含まれていますが、ポリフェノールとともにその健康効果は素晴らしいものがあります。

そのカフェインとポリフェノールは胃酸に対しては明らかに正反対の動きをしているため、胃に対してはカフェインの限度量を守って飲んでいる限り、特別な事情がない限り、胃痛は起こりません。

特別な事情というのは、コーヒーアレルギーであるとか、長時間空腹が続いている場合、普段から胃腸が悪い場合を除いてということです。

ポリフェノールの胃痛の影響

ポリフェノールは、抗酸化作用が強く、体内に入るとアルカリ性に変わり、体の酸化を中和してくれます。

その働きは胃でも同じように働き、胃酸が過剰に出ている場合はそれを中和してくれるのです。

しかし、コーヒーのポリフェノールは、アフリカ系のコーヒー豆の特徴であり、モカ、キリマンジェロなどの有名な銘柄に多く含まれており、それらの品種ではカフェインの影響を上回る可能性があり、過剰に飲めばカフェインの胃酸促進の働きを抑えて逆に胃酸不足の状態を作り出す可能性があります。

そのため、アフリカ系のコーヒー豆で挽いたコーヒーを飲み過ぎると胃のもたれるという症状が出る場合があるのです。

ポリフェノールは、その抗酸化作用が大きく、その健康効果として脂肪燃焼効果やそれに伴う美容効果やがんの予防効果などが期待されているため、それを狙いとしてコーヒーを飲まれる方も増えています。

しかも、そのような方はポリフェノールを多く含んだ銘柄のコーヒーを好まれるでしょう。

脂肪燃焼にしてもがん予防にしても多く飲んだ方が効果は大きいとなっているため、コーヒーを飲み過ぎる方も出るようになってきました。

そのため、これまではどちらかと言うとカフェインによる胃の荒れが多かったのですが、ポリフェノールによる胃のもたれも増えてくる傾向にあります。

ただ、ポリフェノールの胃のもたれは発生しても少し飲むのを控えれば、すぐによくなりますし、胃が胃酸を過剰に出さない限りはそれ程抗酸化作用も影響しないため、長期的な影響は少ないと言えます。

寧ろ、コーヒーのポリフェノールによる胃のもたれは胃の調子を整えていると考えることも出来ます。

従って、適正な量を毎日飲んでいる限り、体への健康効果を発揮して、健康な毎日を過ごせるようになるはずです。

体の健康効果を考えれば、長期間過剰にコーヒーを飲むのはカフェインの影響が出てくる可能性が高く、いずれにしても止めるべきです。

カフェインの胃の荒れへの影響

次にカフェインの胃への影響を見ていきましょう。

長期的なカフェインの過剰摂取の場合

また、長期間にわたってコーヒーを毎日7~8杯以上飲むような場合は明らかにカフェインの過剰摂取になり、

  • 覚醒作用の影響による不眠症
  • 慢性の胃炎、胃潰瘍
  • 利尿作用により体内の必要なビタミン、ミネラルなどを体外に排出することによるビタミン欠乏症、ミネラル欠乏症
  • 血管系の疾患(動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など)

など寿命を縮める病気に発展する可能性があります。

特に、不眠症は精神的なフラストレーションが高まり、ストレスも溜まるために、それがまた胃に対して負荷をかけてしまいます。

そのために、慢性胃炎をこじらせて胃潰瘍に至ったり、ひどい場合には胃がんにもつながることなります。

短期的なカフェインの過剰摂取の場合

ただ、一時的なコーヒーの飲み過ぎ、例えば、何かの試験のために徹夜で勉強する必要がある場合や徹夜で仕上げないといけない仕事がある場合などに目を覚ますために何杯もコーヒーを飲んだ場合には、胃酸過多による胃の荒れが起こる場合がありますが、薬を飲み、2日ほどコーヒーを止めて安静にすれば、元に戻ります。

ただ、ポリフェノールの胃もたれのように、基本的には消化不良で胃に傷がついていない症状ではなく、カフェインの場合は、胃の粘膜が実際に傷ついていますので、コーヒーを過剰に飲む状態を続けることは慢性胃炎や胃潰瘍につながる危険性があります。

コーヒーを何杯も飲んで胃が荒れかけた場合は、必ずコーヒーを2~3日止めて胃を休ませてあげて下さい。

空腹時や普段から胃腸の調子が悪い場合の影響

また、長い時間空腹が続いた時や、普段から胃腸の調子が悪いという場合は、1~2杯でも胃のあれが生じる場合があります。

空腹時にはほとんど胃酸が出ていませんが、そこにコーヒーが胃に入ってきますと、胃は久し振りでものが胃に入ったと感じて胃酸を一斉に分泌するとともに、カフェインの影響でその分泌の勢いがさらに強まるからです。

実際には固形物は入っていないため、胃酸の分泌はほとんど必要ないにも拘らず、多く胃酸が分泌されてしまうために、胃酸は自身の胃の粘膜層を攻撃して胃の荒れになってしまうのです。

胃腸の弱い方の場合は、もともと胃酸過多である場合は少なく、胃酸の分泌が悪いために胃腸が弱っているのです。

胃酸の分泌の悪い方の場合は、カフェインの影響はそれ程ないはずです。

ただ、ポリフェノールの多い品種を飲んだ場合には、さらに胃酸の分泌が悪くなるため、胃のもたれと言う症状が多少出る可能性もあります。

しかし、それはあくまでも胃酸の分泌の調整作用であり、胃酸が少ないにもかかわらず、抗酸化作用が働くことはほとんどありません。

ポリフェノールが胃をなだめ、カフェインが胃酸の分泌を促して、消化を促進してくれるため、飲み続ければ、腸にもいい影響が出て、胃腸の不調を回復させてくれる可能性が高いと言えます。

従って、最初は胃の不快症状が出るかもしれませんが、それを我慢して飲み続ければ、消化が促進され、胃腸が回復するようになるのです。

コーヒーをどの程度飲み過ぎると胃酸過多が起こるのか

これまで、コーヒーの飲み過ぎによって胃の荒れやもたれは起こりますが、ではその飲み過ぎ、過剰摂取とはどのくらいの量をいうのでしょう。

コーヒーの飲み過ぎ、過剰摂取の影響の大きいのは、カフェインです。

カフェインの過剰摂取は、胃の荒れだけでなく、寝不足、不眠症さらには、長期化すると血液系の疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)、がんなど死に至る病になることもあります。

従って、カフェインの過剰摂取にならないようにコーヒーを飲むべきなのです。

カフェインの過剰摂取の基準は、飲まれる方の体格、体重に比例します。

体重1kg当たりのカフェインの限度は5.7mgと言われています。

一方、コーヒー一杯当たりのカフェインの含有量は87mg程度です。(カップの大きさによっても変わってくるため、標準サイズと考えください。)

従って、一日のコーヒー一杯のカフェイン許容体重は15kgになります。(87mg÷5.7mg)

ですから、体重50kgの人の場合は、約3杯が限界になります。

また、我が国では、お茶(緑茶など)や紅茶を飲まれる方も多く、それらにもカフェインが含まれています。

お茶や紅茶のカフェイン量はコーヒーの1/3程度ですから、お茶を食事時に3杯飲めば、コーヒー1杯分に相当したカフェインを摂取していることになります。

従って、毎食お茶を飲まれるのでしたら、コーヒーの一日の限度量は1杯少なくなるのです。

ですから、これを越えて飲んだからといって、必ず胃の荒れを起こすわけではありませんが、胃の荒れが起こらなくても他の不眠症や寝不足による精神的な不安定が生じてくる可能性が高いと言えます。

なお、コーヒーの一日の限度量については、「コーヒーの一日の適正量はどれくらい?」に詳しく記載されていますので、是非ご覧ください。

酸化したコーヒーの胃痛への影響

コーヒーの胃痛への影響にもう一つ可能性があるのは、コーヒーが酸化している場合です。

酸化したコーヒーはもちろん風味、香りとも劣化して、コーヒーを楽しみにしている方にとっては飲める代物(しろもの)ではありませんが、それ以上に健康への悪影響もあります。

酸化というのは、鉄が空気、特に酸素に触れているとさびが出ますが、そのさびることを酸化といいます。

酸化すると、全てのものが劣化していきます。

そしてよく腐ると言われる状態も酸化です。

コーヒーの成分がその成分の効果を発揮できなくなるわけです。

そのようなコーヒーは、もちろんカフェインによる胃酸の分泌促進の働きもポリフェノールの抗酸化作用も無くなっていきます。

酸化したコーヒーを飲むと胸焼けがしたり、吐き気、下痢などを引き起こします。

また、酸化したコーヒーはその毒素によって肝臓に負担をかけてしまいますので、肝臓にもよくありません。

コーヒーの酸化の原因

コーヒーの酸化には二つの可能性があります。

一つは、焙煎したコーヒー豆を買ってきてから長い期間飲み切れなかった場合です。

もう一つは、入れたコーヒーを残しておいて、翌日やもっと時間を経過してから飲むことです。

焙煎したコーヒー豆は、美味しく飲めるのは2週間くらいであり、3週間も経つと酸化が進み出します。

従って、安売りをしているからとコーヒー豆を大量に買ってしまって1ヶ月も2ヶ月も飲み続けていると、酸化したコーヒーになっているため、注意が必要です。

もちろん、風味、香りも無くなってしまいます。

次に、酸化を注意すべきは、入れたコーヒーを長期間飲まずに置いておくことです。

コーヒーは空気に触れた瞬間から酸化が始まっています。

長期間冷蔵庫などに置きっ放しにしておくと酸っぱくなります。

腐っているのです。

コーヒーの持つ酸っぱさとは違う酸っぱさ、腐った酸っぱさです。

従って、本来のコーヒーではありませんが、酸化したコーヒーは胃痛を引き起こす可能性が高くなりますので、飲まないようにしてください。

なお、コーヒーの酸化については、「コーヒーの酸化が体に及ぼす影響とは」詳しく記載されていますので、是非ご覧ください。

コーヒーと一緒だと胃に悪い影響を与えるもの

コーヒーは、基本的にドリップしたものをブラックで飲むのが基本です。

全てのコーヒーの健康効果はここから始まります。

しかし、コーヒーに入れたり、一緒に食べるものによって胃痛が発生すると言うことはないのでしょうか。

コーヒーの砂糖とミルクは胃に悪影響

コーヒーに入れる砂糖は糖分の塊(かたまり)ですし、ミルクそれもフレッシュと呼ばれるものは脂肪と添加物の塊です。

しかも、両方共にカロリーが高いのです。

コーヒー一杯のカロリーは4kcalですが、砂糖スプーン一杯は15kcal、フレッシュ1カップは12kcalのカロリーがあります。

しかも、砂糖、フレッシュの好きな方は、ケーキも大好きですね。

コーヒー一杯飲むのに、その10数倍ものカロリーを余分に取っているわけです。

糖分と脂肪は胃に負担をかけます。

これを続けると胃への負担は大きくなり、また、体内には脂肪が蓄積していきます。

すぐに胃痛が始まるというものではありませんが、胃に負担を与え、脂肪が体に増えるということは体が酸化していると言うことです。

長期的にメタボリックになるのは目に見えています。

胃もその負担に耐え切れなくなって胃潰瘍になることもあり得ます。

過剰なカロリーの取り過ぎは胃に対して負担となり、健康の大敵です。

コーヒーとタバコは胃に悪影響

最近はタバコの喫煙に対する規制が強まり、会社内や飲食店でも吸えないようになったため、タバコを吸う人は減ってきているようです。

しかし、タバコを吸える場所が限られてきているだけに、吸える時には一気に数本吸うような現象も増えています。

タバコは、ニコチン、タールといった成分が含まれており、ニコチン中毒の可能性のほか、肺がんや脳卒中、心筋梗塞などの死に至る病気の原因となります。

胃に対しても、胃潰瘍や胃がんの原因となることがわかっています。

タバコはカフェインと同じで胃酸の分泌を促す働きがあります。

従って、会社などから帰宅して、空腹でタバコを吸えなくてイライラした状態の中でコーヒーとともにタバコに火をつけるということが多いはずです。

コーヒーもタバコも胃酸の分泌を促進する働きがあり、さらに空腹で胃には食べ物が入っていない状態の中で胃酸だけが大量に分泌されてしまいます。

しかも、タバコを吸えなかったために一気にタバコを数本も吸ってしまいますと、いくらコーヒー1杯といっても胃の粘膜層は大きな傷を負ってしまいます。

昔、タバコを吸っていた頃、人との待ち合わせで相手が遅れてきた時に、待っている間数本のタバコを一気に吸って気持ちが悪くなったのを思い出します。

まさに、この状態に陥ってしまうのです。

従って、一番いいのはタバコを止めることですが、それが出来ないのであれば、いくらイライラしてもコーヒー一杯とタバコ1本に決めておいてください。

タバコ一本であれば、コーヒー一杯のポリフェノールが胃酸の分泌を抑えてくれる働きから胃に負担は少なくなり、さらにコーヒーのリラックス効果によってイライラも和らぎます。

コーヒーとチョコレートは胃に悪影響

チョコレートには、コーヒーと同様カフェインが含まれています。

100g当たりのカフェインの含有量は、コーヒー58mgに対してチョコレートは43mgとお茶や紅茶よりも多くのカフェインが入っています。

コーヒーの約2/3のカフェイン含有量であり、コーヒー2杯にチョコレート2枚を食べれば、200mgのカフェインに相当し、それだけで体重の軽い女性の場合はカフェインの許容限度に近くなってしまいます。

コーヒー2杯にチョコレート2枚を一度に食べると胃の胃酸の分泌はかなり多くなります。

しかも、コーヒーだけであれば、ポリフェノールの胃酸を抑える機能が効くためそれ程の胃酸過多にはなりませんが、チョコレートを一緒に食べるとポリフェノールの作用が追い付かなくなる可能性もあります。

従って、胃が荒れると言う症状が出る可能性があるのです。

基本的には、コーヒーとチョコレートはカフェインの過剰摂取を招く一因になりますので、一緒に食べることはしないようにしてください。

コーヒーは本当に胃に悪いのか

これまで、コーヒーの過剰摂取による胃への影響を述べてきましたが、コーヒーアレルギーの場合を除いて、あくまでもそれはカフェインの摂取限度を越えて飲んだ場合に起こる現象です。

コーヒーをカフェインの摂取限度内で飲んでいる限り、胃への悪い影響はなく、寧ろ、コーヒーのカフェインやポリフェノールが持つ健康効果、ダイエット効果、美容効果、がん・血管系疾患・糖尿病などの予防効果などを存分に発揮させることが出来るのです。

コーヒーが胃に悪いと言われるのは、限度を越えてコーヒーを飲み過ぎた場合です。

適切な範囲内でコーヒーを摂取すれば消化を促進し、胃に良い影響を与えます。

なお、コーヒーの胃に対する影響に関しては「コーヒーは胃に悪くない!知られざるコーヒーの誤解とは」にて詳しくお伝えしています。

ブラックコーヒーで胃を守る

コーヒーは適正な範囲で飲む限りは、胃に対して非常に優しい飲み物です。

ただ、基本はブラックコーヒーです。

ブラックコーヒーは苦くて飲めないと言われる方も多くいらっしゃいます。

そのために、たっぷりのミルク、砂糖を入れてしまうと、せっかくの風味も香りも逃げてしまいますし、せっかく脂肪燃焼で体の手入れをしようとしてもかえってミルク、砂糖の糖分、脂肪分が体内の細胞に脂肪を溜め込んでしまいます。

長期的には胃への負担を増し、血液をドロドロにして成人病の予備軍となってしまうことになります。

最初は、苦味の少ないポリフェノールの酸味の強いアフリカ系のコーヒー豆であるモカやキリマンジェロのブラックコーヒーから入るのがいいのかもしれません。

カフェインによる胃酸の分泌を抑えて、胃の荒れを防いでくれます。

コーヒーによる胃痛の対処法

コーヒーによる胃痛には、

  • コーヒーの過剰摂取によるポリフェノールが原因の胃もたれ
  • コーヒーの過剰摂取によるカフェインが原因の胃酸過多と胃荒れ
  • 酸化したコーヒーによる胃痛

の3つのケースがあります。

ポリフェノールによる胃もたれは、一時的なアフリカ系銘柄のコーヒーを飲み過ぎた場合が多く、基本的には胃酸が不足している状態なので胃酸を増やしてくれる薬を飲めばすぐに落ち着きます。

早く言えば、食べ過ぎと同じ理屈です。

逆に時間があれば、家でゆっくりとしているだけでも治ります。

次にカフェインによる胃酸過多や胃の荒れは、基本的には胃酸が出過ぎており、この場合は胃酸を抑えてくれる薬を飲みます。

胃酸が抑えられれば、胃の粘膜層は自己復元してくれますので、痛みを和らげることが出来ます。

或いは、家で2日ほど横になって休むと言う手もあります。

いずれにしても、まずはコーヒーを飲み過ぎないことです。

また、一つの手としては、カフェインレスのコーヒーを飲むことです。

酸化したコーヒーを飲んで胃が痛んだ場合ですが、基本的には腐ったものを食べたのと同じで、下痢を伴いますので、お医者さんに行って薬をもらうとともに点滴などで体力の回復を図る必要があります。

いずれにしても、コーヒーの飲み過ぎと酸化したコーヒーは止めておきましょう。

インスタントコーヒーの胃痛への影響

インスタントコーヒーは、基本的な成分はドリップコーヒーと変わりません。

インスタントコーヒーというのは、コーヒー豆を焙煎してコーヒーを抽出し、それを乾燥させて粉にしたものですから、成分的には差はないのです。

ただ、乾燥させ、粉にする間に風味、香りは大幅に劣化してしまっています。

従って、インスタントコーヒーもブラックで飲んでいる限りは、ドリップコーヒーと同様一日の限度内で適量を飲んでいれば、胃痛は起きません。

ただ、風味、香りが劣るだけに、砂糖やミルクを多めに入れがちになり易く、それらが続けば、適量の範囲でも体内に脂肪などが蓄積され、肥満を招いたり、胃などへの負担も大きくなるため、慢性的な胃炎になる可能性があります。

どうしても仕事などで徹夜しないといけない場合などには、簡単に入れられ、価格も安いインスタントコーヒーのお世話になることもあると思います。

その場合も一日の限度を越えないようにぎりぎりまで飲めば、覚醒作用も効いていいお仕事が出来ると思います。

なお、インスタントコーヒーに関する詳しい情報は「インスタントコーヒーは体に悪いのか」にて詳しくお伝えしています。

缶コーヒーの胃痛への影響

缶コーヒーは、基本的には同じコーヒー豆から作られているため、カフェインやポリフェノールも含まれていますが、長持ちをさせるために防腐剤などの食品添加物が入っているものがほとんどです。

従って、缶コーヒーの場合は、ドリップコーヒーやインスタントコーヒーとは違った健康への配慮が必要になります。

缶コーヒーに含まれる添加物は、

・乳製品・・・ 基本的には太る原因になります。

・甘味料・・・ スクラロースやアセスルファムKと呼ばれる合成甘味料という添加物が入っている場合が多く、体内で消化されず、体内に取り込まれますので、肝臓や腎臓のダメージが疑われています。

・乳化剤・・・ 簡単に言えば防腐剤のことで、一応は世界保健機構(WHO)の安全基準は満たしていますが、詳細のない一括表示が許されており、いろいろ入っていても一括で乳化剤と表示されていますので、実際に何が入っているかは判りません。

・香料・・・・ 香り、風味が劣るのをカバーするために使用されるものですが、これも乳化剤と同様に一括表示が認められているため、実際に何が入っているか不明です。

このように、通常のコーヒー以外に多くの添加物が入っており、体に対する影響には注意が必要な飲み物です。

飲み過ぎなくても、長期間缶コーヒーを飲み続けますと、胃に対しても何らかの障害が発生してくる可能性はあります。

カフェインやポリフェノールの健康効果ということで飲むことは逆効果になる可能性がありますので、お勧めしません。

健康を維持するためにも、疑わしきには近寄らずです。

なお、缶コーヒーの成分に関する詳しい情報は「缶コーヒーの成分」にてお伝えしています。

健康を得るためのコーヒーの飲み方

最後に、胃痛を起こさずに健康を得るためのコーヒーの飲み方をまとめてみましょう。

まず、ポリフェノールは熱に弱いため、コーヒー豆は浅炒りのものを使用しましょう。

コーヒー豆は、焙煎してから2週間以内のものでいれましょう。(それ以上になると酸化が始まります。)

そして、ポリフェノール、カフェインの抽出量を多くするためには、細かく挽きます。

この時になんとも言えない芳醇なコーヒーの香りが漂います。

そして、熱湯でコーヒーを抽出します。

やかんに水道水を入れ、レモン汁を一滴垂らします。(カルキ臭さを除去します。)

熱湯はやかんで沸騰してから1~2分待ちましょう。

沸騰しているように見えてもまだ100゜Cになっていない場合が多いのです。

そして、沸騰は長時間続けないようにしてください。

長時間沸騰させると水の分子構造が壊れて、美味しくなくなります。

そして、ドリップのフィルターにコーヒー豆の粉入れて沸騰したお湯でコーヒーを抽出します。

抽出したコーヒーはそのままブラックで飲んでください。

素晴らしい風味と香りを満喫でき、体がリラックスしてストレスが吹っ飛びます。

ただ、美味しいからと言って何杯も飲むことはやめましょう。

この一杯が素晴らしいのです。

インスタントコーヒーや缶コーヒー、カフェインレスコーヒーでは味わえない風味と香りです。

胃にも何の負担も生じません。

特に食後の一杯、コーヒーの究極の味わいを楽しみましょう。

結果として美味しいコーヒーが飲めるとともに、コーヒーの素晴らしい健康効果を得ることもできます。

コーヒーと胃痛に関するまとめ

コーヒーは、最近の健康ブームの中で、カフェインやポリフェノールの覚醒作用、利尿作用、抗酸化作用、脂肪燃焼効果などの健康効果に注目が集まり、飲む人が増えています。

しかし、その一方で、健康効果を得ようとコーヒーを飲み過ぎる傾向が出て、胃に痛みを感じる人も出てきました。

カフェインには胃酸の分泌する働きがあり、限度を越えてコーヒーを飲み過ぎた場合には胃酸過多による胃の荒れが起こることがあるのです。

カフェインは胃を刺激して胃酸を分泌させて、適度に飲んでいれば、消化を促進させてくれます。

しかし、コーヒーを飲み過ぎると胃酸の分泌が増え過ぎて、胃酸過多の状態になり、胃の細胞を守る粘膜層を傷つけることで胃が荒れ、胃が痛くなるのです。

一方、コーヒーには、ポリフェノールが含まれており、こちらは抗酸化作用によってカフェインなどによる胃酸の出過ぎを中和させてくれます。

コーヒーを適度に飲んでいれば、カフェインの胃酸の分泌を促進する働きとポリフェノールの胃酸の分泌を中和させる働きのバランスがとれて、胃には消化促進という効果につながっているのです。

しかし、ポリフェノールの多いコーヒーの場合には、飲み過ぎると今度は逆に胃酸の分泌を少なくしてしまい、胃もたれという症状を起こす場合が出てきます。

このように、コーヒーによって胃痛がするといっても、胃酸過多と胃酸不足と言う両面の胃の障害があるのです。

また、胃を悪くする要因として、コーヒー豆を長期間置いておいたり、コーヒーを入れてから長時間飲まずにいた場合に酸化が起こり、その酸化によって胃が痛くなる場合もあります。

腐ったコーヒーを飲んだという症状です。

いずれにしても、コーヒーで胃痛が起こる場合は、コーヒーアレルギーなどを除けば、コーヒーの過剰摂取や酸化と言う、本来のコーヒーとしては飲んではいけない行為によってもたらされるケースなのです。

従って、適正な限度内でコーヒーをブラックで飲んでいる限り、コーヒーは素晴らしい健康効果をもたらしてくれますし、その奥深い風味と芳醇な香りで安らかなリラックス効果をもたらしてくれます。

豊かな社会になった代償に、我々の社会は高いストレスを抱えることになり、食品添加物などによる健康不安も抱えた中で、コーヒーはそれらのストレスや健康不安から我々を守ってくれるものです。

是非、適度にコーヒーを飲んで、豊かで心静かな毎日を過ごしてください。

 
 

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