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水道水が白い原因とは?

水道水   17,405 Views

蛇口から出てくる水道水が白いという経験をしたことがある方は多くいます。

水道水は身近なものだけに、蛇口から出てくる水に異常があるととても心配になりますね。

この記事では、水道水に白いものが混じっている、白濁している、氷が白い、加湿器に白い塊ができるなどの疑問に対する回答や、その改善策を紹介していきます。

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Contents

水道水に白いカス、粉、浮遊物があるけどいったい何?

水道水をコップにとると、白いカスなどが浮いている、浮遊物があるという場合には、配管やチューブ、蛇口、給湯器などの水道設備を疑ってみるべきです。

白い物質は、柔らかいヨーグルトの固まりのようなものであったり、ある程度硬いゴムのような物質であったりするので、その形態もよく観察してみなくてはいけません。

物質の原因と考えられる物には、いくつかあります。

水道水が白い理由はシールテープや接着剤

水道水にフワフワとしたやわらかい白いカスがある時は、シールテープであることが多いようです。豆腐のかすやヨーグルトのようにも見えます。

新築後半年~1年後くらいにみられることが多いと言われています。

水道管同士や、水道管とバルブを接合する時、ネジ部分をかみ合わせて繋げるのですが、これだけでは接合部分から水漏れをしてしまう可能性があります。

そのため、ネジの部分にシールテープを巻き、すき間を埋めることによって水漏れを防ぐ役割をするのがシールテープです。

シールテープは、水道管同士の接合部分だけではなく、水栓や蛇口の接続部分にも、また空気管や油圧の配管にまで使われています。

この白いシールテープの巻き方が悪かったり、必要以上に使用されていたりすると、水道水に混じって出てくることがあります。

ただ、シールテープは未焼成のPTFE(4フッ化エチレン樹脂)からできており、化学反応や公害を起こさないだけではなく、人体に無害で中毒も起こさないため、食品や医薬品にも使用されているぐらいですから、たとえ水道水に混じっていて、知らずに飲んでしまっても、心配することはありません。

また、シールテープの上にヘルメシールなどの液体のシール材(接着剤)を使用することもあり、それらが水道水に交じることもありますが、そちらも人体には害のない安全なものです。

こちらの異物は、灰色に見えるようです。

これらは一時的なものなので、しばらく水を出しているとおさまりますが、気になる人は蛇口に取り付けるタイプの浄水器を付けてしまうと安心です。

水道水が白い理由はホースやチューブの劣化したもの

水道水をコップに入れた時に、シールテープと同様に、白色もしくは緑白色の異物が水に漂ってなかなか沈まない場合、ホースやチューブの劣化したものである場合があります。

洗面所などでよく使用されている湯水混合水栓(シングルレバー)のフレキホース、ブレードホースまたは、蛇口の先が伸びる引き出し式シャワーヘッドタイプのインナーチューブの劣化であることが多いようです。

それらのホースやチューブは、熱可塑性エラストマー(TPE)で内面塗装されており、それが劣化すると、ポロポロと剥がれ落ちてしまうのです。

熱可塑性エラストマーは、軟質塩化ビニールともよばれ、熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻るという性質を持っており、弾力性があることから重宝されています。

安全性が確認された物質でできているため、誤って口にしてしまっても体内に吸収されず排出されるので、体に影響はありません。

また、給湯設備から溶出したごく微量の銅が剥離物にくっつくと、緑白色になって出てきます。

銅は人間にとって必須元素の1つですし、微量なので健康に問題はないです。

これらは、はじめの水を出しっぱなしにしても収まるものでもなく、何かの拍子に出てくることもあるため、ネットやガーゼ等でこして応急措置をとってもいいですが、最終的にはホースやチューブを交換するべきです。

給水栓メーカーへ問い合わせるとよいでしょう。

水道水が白い理由は白色のゴムパッキンやゴム部材

水道関連の蛇口やパイプに使われるゴムパッキンはたいてい黒であることから、黒いとすぐにゴムパッキンであるとわかるのですが、たまに白いゴムパッキンが使用されていることもあります。

劣化すると指で押しつぶせるほどやわらかくなって水道水中に出てきます。

こちらも安全な物質でできており、間違って飲み込んだとしても排出されるため、心配は無用ですが、劣化したパッキンや部品を取り替える必要があります。

水道水が白い理由は水道工事の残留物

新築、リフォーム、修理等の水道工事の後に、管を接合するための接着剤やシール材、管の切り粉などが水道水と一緒に出てくることがあります。

細長いものや大きな塊、比較的硬い異物が出てくる場合が多いです。

一時的なものなので、蛇口を全開にしてしばらく放水するとすべて流れ出てしまい、おさまることがほとんどです。

前述のものと同様に、体内に入っても健康を害することはありません。

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水道水が白く濁っているけど、飲んでも大丈夫?

水は透明なもの、と考えるのが普通ですので、白く濁った水が蛇口から出てくるとびっくりします。

白濁した水は異常なのでしょうか?

それを見極めるには、コップに蛇口からの水道水を採取し、よく観察するとわかることがあります。

水道水が数秒経つと下から透明になる場合

コップに注いだ水が、はじめは白く濁っているのに、数秒経つと下から順に透明になっていく場合は、異常のない正常な水です。

空気が混じっているために、白く見えるだけなのです。

蛇口内部の水は、栓がしてある状態では圧力がかかった状態にあります。その状態で急に水が放たれると、今度は圧力が下がり、水中に溶けていた空気が気泡となって出てくるのです。

気泡が細かいと、ミルクや米のとぎ汁のように白く濁って見えるのですが、しばらくすると気泡は上に上がり、空気に戻ってしまうので、もとの透明な水に戻ります。

その他,水中の溶存ガス(酸素や炭酸ガス等空気の成分)も、圧力によって放出され,気泡をつくる原因となることもあります。

また水が白く濁りやすい状態には以下の2つが考えられます。

ひとつは、水道管内の水の温度と外の気温の差が大きい時です。このような状態では、もっと圧力がかかりやすいため、、白濁も起こりやすくなります。

ふたつ目に、蛇口の先に、飛び跳ね防止器具(空気を混ぜ込むもの)が付いている場合です。

圧力が下がった水道水は、水中にもともとあった空気以外に外から取り込んだ空気も気泡として出すので、それを助ける器具がついていると白く濁りやすいのです。

このように、白く濁ってもすぐに透明になる水は空気が影響しているだけなので、飲んでもまったく問題のない普通のお水です。

水道水を入れたコップを放置しても白さが消えない場合

コップに水道水をくんで、しばらくたっても白さが消えない場合は、金属(亜鉛・鉄)、水道管内の塗料が溶け込んでいる可能性があります。

給水管に亜鉛めっき鋼管を使っているなら、劣化に伴い亜鉛が溶け出して白色になることがあります。

このように白く濁った水道水を煮沸すると、水表面に白い油膜状の物が形成されたように見え、一層白濁が強くみられます。

水道管における水の滞留時間が長い程発生しやすく、開栓直後に多く見られます。

また、長年使用していない水道によくあるトラブルでもあります。

白濁の原因となる亜鉛は人体に必要な成分で、われわれは日常的に食物などにより自然摂取しているものです。

ただ、水道水中の溶出亜鉛濃度が1mg/リットルを超えると、白濁したり、お茶の味が悪くなったりするため、水質基準値では1mg/リットル以下となっていますが、健康上の理由というより着色や色・臭いが悪くなるとの理由で定められた値です。

多量に飲んだ場合などを除き問題はないということです。

鉄に関しても同様で、水道基準値では0.3mg/リットル以下となっていますが、人体の必須元素であるので大丈夫です。

鉄が大量に溶け出していると赤水になりますが、少量のサビなら白く濁ります。

ただ、人体に影響はないとは言っても、朝一番の白い水は、亜鉛濃度が濃くなっている可能性もあるため、飲まないで下さい。 

また、このように亜鉛の溶出した水道管内では腐食がかなり進んでおり、時間と共に赤水も発生すると思われますので、材質の違う水道管への交換を検討しなくてはいけません。

亜鉛メッキ鋼管による白濁の可能性が考えられず、近所に廃液を処理するような工場(メッキ、合成皮革製造、フッ化物、フロンガス原料、金属洗浄など)がある場合は、水道局や保健所に水質検査を依頼し、相談すると良いでしょう。

 

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水道水を数分放置すると白いのが沈んでくる場合  

水道工事の後などは、水道管の内部に溜まっていた少量の砂や土が水道水に混じって出てくることがあります。

砂や土は少量の時は水が白く見え、多量に含まれると茶褐色に見えますが、コップに汲み置きし、数分放置すると濁質は沈んで、ある程度透明な水になります。

しばらくの間勢い良く放水すると汚れを除去することができるかもしれませんが、浄水器などのろ過装置を通す方が安心です。

しばらく様子を見て、それでもフィルターに砂や土がたまるようなら、水道管の洗浄を業者に頼みましょう。

水道水が白いのが防腐剤の影響である場合

マンションやビルなどでは、水道管の劣化に伴う赤水対策のため、配管取替工事までの一時的措置として、受水槽に防錆剤を入れることがあります。

水道水に含まれた防錆剤は配管内面に皮膜を形成する働きをすることで、赤水発生を防止し、配管自体の腐食を抑制することができます。

配管腐食防止の添加剤である防錆剤は、衛生的に問題がなく、健康にも影響がないリン酸塩と、ケイ酸塩、及び両者の混合物に限定され、その使用基準も詳しく定められています。

基準に従って使用されれば問題ないのですが、何らかの理由で多量に含まれてしまった場合には、水道水が白くなる事があります。

基準以上に防錆剤が含まれることは好ましくないので、この場合は水を飲まないようにし、保健所等の公共機関に連絡し、指示を仰ぎましょう。

水道水のお湯が白いのはなぜ?

普通の蛇口から出る水道水は透明なのに、お湯は白いと感じるのは誰もが経験済みなのではないでしょうか?どうしてなのでしょうか?

これは、先に述べた、水道水に細かな気泡が混じって白く見えるのと同じ現象です。

水が急激に熱せられたり、水圧が急に変化することにより、水中に溶けていた空気が気泡となって出てくるのです。これは給湯器でも同様に起こります。

特に、外の温度が低い冬などに出てくる熱いお湯は、その温度差によって圧力がかかりやすくなっているため、白く濁って出やすくなります。

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マンションの水道水が白い理由

マンションに住んでいて水道水が白い場合の理由は様々なです。

新築などの場合に建築時に利用した物質が微量に含まれているという場合もあります。

しかし水道管などの工事において基本的に安全ではないのものを使うことはないので、それほど心配する必要はありません。

気になる場合は管理会社に問い合わせをして確認・検査を行ってもらいましょう。

水道水を沸騰させた時に白い理由

水道水を沸騰させる前は特に異常のない普通の水のようだけれど、沸騰した後に白い粉がついたり、キラキラ光るガラスのような物質が混じっていたりすることがあります。知らずに飲んでしまい、心配する人も多いので、ここでその正体について述べていきます。

やかん等に白い粉がつく

沸騰させるのに使ったやかんや鍋が、アルミニウム製かそうでないかによって、白い粉の正体は変わってきます。  

やかん等がアルミニウム製でない場合

この場合、白い粉は、もともと水道水中に含まれるミネラル分(人体に必要な、カルシウム、マグネシウム、リン、ケイ酸等の鉱物性栄養素のこと)が結晶化したものだと思われます。

炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムの粉などです。

ミネラルウォーターにはミネラルがたくさん入っているからおいしいと言われ、ミネラルはお水の味を決定づける大切な成分です。

これらは体に必要な物質なので、摂取しても問題ありません。

アルミニウム製のやかん等の場合

アルミニウム製容器の内側に白い斑点が発生することがあります。

この正体は水酸化アルミニウムです。

どういうことかと言いますと、アルミニウムというのは、鉄と同様、すぐに酸化し腐食してしまう性質を持っています。

これを防ぐため、アルミニウム製容器の表面にはアルマイト処理がされ、表面が保護されています。

しかし、この被膜は非常に薄いため、たわしやスポンジ等での洗浄、空焚きや通常の使用によっても剥がれてしまう事があります。

このようにコーティングが剥がれてしまったアルミニウムに、空気や水道水中の酸素が結合し、白い水酸化アルミニウムが形成された状態がこの白い斑点なのです。

この現象はアルミサッシ等に白い斑点が見られるのと同じ原理です。

アルミニウム製容器についた水酸化アルミニウムは、水に溶ける性質がないので、そのアルミニウムのやかん等で沸かしたお湯を飲んでも水酸化アルミニウムを摂取したことにはならず、安全性に問題はありません。

とはいえ、アルマイト処理が剥がれてくるのを防ぐためにも、洗浄は柔らかいスポンジを使うよう心がけ、空焚きなどをしないように気をつけると良いでしょう。

水道水の白くキラキラ光る物質の正体

ガラス容器でお湯を沸騰させたり、沸騰させた熱いお湯を魔法びんや耐熱ガラスの容器に入れると、ガラスの破片のように白くキラキラ光る、針状または繊維状の物質を発見する事があります。

銀の粉やガラスの粉末のよう、または金色に輝いて見えることもあるこの物質は、ガラスの一部が破壊された破片であるように考えられることが多いのですが、一体何なのでしょう?

実はこれは「フレークス」と呼ばれ、ガラスの主成分であるケイ酸もしくは水中に溶け込んでいるケイ酸と、水中に含まれるマグネシウム分が化合してできる含水ケイ酸マグネシウムに、カルシウム、アルミ、鉄分などが吸着され、ガラス表面に生成した薄い膜が小さく崩れてできたものです。

つまり、すべてミネラル分からできたものですから、誤って飲んでしまっても人体に害はないのです。 

このフレークス現象が起こるためには、ケイ酸とマグネシウムが必須で、さらに水質がアルカリ性であること(水道水は酸性気味ですが、沸騰させるとアルカリ性となる)、そして温度が高いことが条件になります。

魔法瓶は保温力が高いので、ゆっくり化合、析出することできれいな結晶を作ることができますが、条件が満たされないと水中のカルシウム分が析出した水あかとして魔法びんの中を白く汚すだけになります。

一度フレークスができるとなかなか取れないことが多いので、酢を約10%入れたお湯を入れ酸性に傾け、1時間後にやわらかいスポンジ等で中をよく洗浄すると取り除くことができます。

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水道水の氷が白いのはなぜ?

水道水を凍らせて作った自宅の氷は白く濁っていませんか?

味もあまり良くないように感じます。

白い氷と透明な氷は何がどのように違うのでしょう?

白い氷と透明な氷

レストランや喫茶店、バーで出される氷や市販の氷は透明なのに、冷凍庫で凍らせた氷は白いですよね。

この違いは、氷に使用する水の質、そして作り方によってでてきます。

まず水質ですが、氷は不純物が多いほど白く、純水であるほど透明になります。

水道水には、マグネシウム・カルシウム・ナトリウム・カリウム・リン・ケイ酸等といったミネラルや、鉄・銅といった金属イオン、塩素や窒素等のガス系イオン、炭酸や空気なども含まれます。

こういった不純物は氷の中に閉じ込められた形で中心部分に集まります。

水道水で作った氷の真ん中が白く、外側が透明なのは、純水から順に凍っていく性質があるからです。

外から順に凍りはじめ、逃げ場を失った不純物は真ん中に閉じ込められて凍るのです。

 

また、同じ水道水からできた氷でも、作り方によっては透明にすることができます。 

まず第1に、高い温度でゆっくりと凍らせることです。

冷凍庫の温度は-18℃前後だそうですが、透明な氷を作るのに適した温度は-4℃~-10℃ぐらいです。

 

そして第2に、凍らせる水を動かす、ということです。

つららは実際には雪解け水で、大気中のいろんな不純物を含んでいるはずなのに、実にきれいな透明の氷を作ります。

それはゆっくり凍っていくことに加え、常に水が動いている状態だからです。

業務用の製氷機も下から水を噴射しながら凍らせる仕組みになっています。水が常に動いているため透明な氷ができるのです。

また、市販のロックアイスも、水を撹拌させながら時間をかけてゆっくり凍らせ、不純物の混じった水を捨てることで、透明な氷を作っています。

 

透明な氷の作り方 

では、自宅で透明な氷をつくるにはどうしたらいいんでしょう?

まずは、できるだけ不純物の少ない水を用意することです。

純水を手に入れるのは難しいですが、蒸留水なら薬局等で売っていますし、手間がかかりますが自分で作ることもできます。

蒸留水より純度は落ちますが、水道水を沸騰させてもいいですし、浄水器を通してもいいですね。

次にその水をできるだけ大きなプラスチック製の容器に入れ、周りと蓋を断熱材で包み込みます。

冷凍庫は温度が低すぎるので、ゆっくり凍らせるために冷気が直接触れないようにするのです。

冷凍庫の温度設定ができれば、できるだけ高い温度に設定します。

そして、いよいよ冷凍庫に容器を入れるのですが、容器の底から冷えていくように、割り箸などで底上げをした上に置くようにします。

こうすると底から凍りはじめ不純物を上部から追い出す事ができるからです。

可能ならば、時々上部をかき混ぜ、上部に氷がはらないようにし、不純物の逃げ道を確保してあげるとよいですが、難しい場合はそのまま氷が3分の2ほど凍るまで放置した後取り出します。

そして、まだ凍っていない不純物の多い水を捨て、使いやすい大きさに割れば完成です。

これでいつもよりは透明な氷ができるはずですが、やはり水の動きがないため、製氷機でつくるような完璧に透明な氷にはならない可能性があります。

 

氷を溶かした時の白い物質

水道水で氷を作り、その氷が溶けてしまった後に白い線状のものが浮かんだり、白い沈殿物が残ることがあります。

氷を溶かしながらウィスキーを飲んでいるとザラザラした感触が口に残るのも、この沈殿物のせいです。

これは、水道水に含まれていたカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が結晶化したものです。

まったく害はないので飲んでも問題ないですが、嫌なら浄水器を通した水や沸騰させた水を凍らせると良いでしょう。

 

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水道水が乾くと白い跡がつくのだけど?

水道水を使った後、そのままにしておくと、水は乾くのに白い跡だけ残る、浴室の鏡が白くくもりやすく、うろこ状の水あかが取れないという悩みは地域によってはたくさん聞かれます。

硬水であることが原因

水道水が乾いた後に白くなるのは、前に述べた、沸騰後に白いものがつく、氷が溶けた後白い物質が出るといった状況と全く同じで、水道水に含まれるミネラル成分が原因です。

水道水中に溶けているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分は、水が蒸発しても残ってしまうからです。

水まわりで残る白い跡は、主にカルシウム・シリカによる汚れです。

水道水と一概に言っても、地域によってそのミネラル成分の量は違うため、その悩みの深さも地域によって違います。

一般に日本の水はミネラル成分の少ない軟水なので、水道水が乾いた後白い跡がつくという地域の水道水は硬水であるか、かなり硬度の高い水であると言えます。

硬度の高い水と低い水

硬度とは、マグネシウムとカルシウムが水道水1リットル当たり何ml含まれているかを表す指標で、WHO(世界保健機関)が定める基準では、軟水は0~60mg/ L未満、60~120mg/Lが中程度の硬水(中硬水)、硬水は120~180mg/Lとされています。

ただし、厚生労働省の定める水道水の硬度目標値は「10mg/L以上~100mg/L以下」となっていることから、日本の水道水の硬度はその範囲に収まっていることが多いです。

この目標値は、水道水のおいしさの観点、また硬度100ml以上の水は水道管の腐食を促進する可能性があることから設定されています。

日本の水道水は平均60 mg/Lの軟水です。

硬水が出る地域

日本の中で硬度の都道府県平均硬度が高い地域は、第1に琉球石灰岩地層からなる沖縄で、次いで千葉・埼玉・茨城と関東ローム層が関わる土地の水道水は硬度が高いようです。

熊本の水も、阿蘇カルデラがあるため比較的高めです。

ただ、水道水の硬度は浄水場や採水地の場所によってまったく違ってくるため、これらの土地でも軟水が出たり、軟水の多い地域で硬度の高い水が出たりすることもあります。

例えば、沖縄の伊豆味第一浄水場の水は214 mg/Lの超硬水なのに対して、同じ沖縄やんばるにあるダムの水は硬度35 mg/Lの軟水です。

世界では、ヨーロッパの国々やアメリカの内陸部で硬水がよく出ます。

白い跡を除去する方法

シンクや洗面所など水道水を使った後にそのまま放っておくと水分だけが蒸発し、塩類が析出し、白い跡をつくるため、こまめに拭き取ることが大事です。

軽い汚れならメラニンスポンジでこすれば取れますが、長期間放置しておくと取りにくくなります。

酸性のもので掃除するのが効果的

取れにくい白い汚れはカルシウムの汚れなので、アルカリ性です。

アルカリ性のものを掃除する時は、酸性のもので掃除すると効果的なので、酸性のお酢やレモン汁、クエン酸を使うと取りやすくなります。

クエン酸を使う

クエン酸を使う時は、市販のクエン酸小さじ1杯を250mlの水に溶かしスプレー容器に入れると使いやすいです。

気になる汚れにスプレーして拭き掃除をしたり、しつこい汚れならばクエン酸スプレーを染み込ませたキッチンペーパーなどで湿布をし、数時間放置し、その後こすり洗いをすると取れやすくなります。

コップなどの白い跡を除去したいのなら、クエン酸液に一晩浸しておいた後にこすり洗いをするといいでしょう。

お酢やレモン汁を使う

お酢やレモン汁なら、水の分量に対して5分の1は入れないと効果がないです。

1対1ぐらいでも良いようです。

クエン酸の場合もお酢やレモン汁でも、水で薄めるのではなく、お湯で薄めるともっと効果があります。  

また、1度で落としきれなくても何度か繰り返すうちにだんだんきれいになりますが、どうしても取れない場合はプロ用の掃除用品を試してみるか、清掃業者に頼みましょう。

シリカの汚れなら酸で中和できない

白い跡の原因がカルシウムならば、上記の方法で対処できますが、シリカ(ケイ素)汚れならば酸性のもので中和するということはできません。

家庭用洗剤では落としきれないので、クレンザー等で磨いて落とすか、プロが使うような本格的な薬品を使用するしか方法はありません。

軟水器を使う

硬水や硬度の高い水道水を日常的に使う場所ではいろんなトラブルが絶えません。

白い跡や石鹸カス、水垢、それらが原因で浴室や洗面所、シンクはいつもくすんだ状態になりますし、お掃除も大変です。

飲料のお水も軟水のほうがおいしいと言われています。

こういった理由から、家中の水道水を軟水に変える軟水器や、お風呂の水だけ軟水にする軟水器を導入している人もいます。

軟水器とは、水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンをナトリウムイオンに置き換える事によって硬度を下げ軟水にする器械です。

 

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水道水が原因の白い結晶、塊の除去方法は?

加湿器ややかん、ポットの中など、水道水が蒸発することが原因で、白い塊を作ることがあります。

カルシウムの結晶やスケールとも呼ばれる石灰の塊です。

前述した白い跡と同じものなので、軽い汚れならすでに述べた方法で取り除けますが、取り切れない頑固な白い塊は削り取るしか方法はありません。

また浄水器を活用することで水道水が白くなる原因を改善することができます。

浄水器に関する詳しい情報は「水道水に浄水器が必要かどうかを徹底的に調べました!」にてお伝えしています。

水道水が白いことに関するまとめ

この記事では水道水の中にはミネラル分が含まれ、それが原因で白い粉となって現れたり、水回りを汚すことがわかりました。

軟水が出る地域に住んでいるのはありがたいことなのですね。

また、白いものや白濁した水が蛇口から出る場合は、よく観察してどれに当てはまるか参考にしてくださるとうれしいです。

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