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河川の汚染など環境の悪化

水道水   2,281 Views

1970年代、日本は高度成長期により急速な工業化や土地の開発が行われ、有毒な物質を含む工業廃水によって川や海が汚染され、人々の健康を脅かしていきました。

公害問題が起きたのもこの時期です。経済の発達と共に環境汚染も始まったのです。

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戦後の水道水と環境汚染

戦後、検疫がされないまま外国人が入国したため.消化器系伝 染病が開港都市を拠点にして、国内で大流行したのが1800年代の後半でした。コレラ・赤痢・腸チフスによる死者は、37万人以上だったようです。

1950年は、まだまだ井戸水や農業用水が清潔で豊かで あったこともあり、全 国の3割 ~4割 程度 しか水道水を 飲んでいませんでした。 公害病の原点といえる「水俣病」が発生したのもこの年でした。

1960年代 には、水資源開発や様々な大規模開発を含む、建設 ブームが全国的に行われました。これらが、自然 環境に余りにも大きな変化を与えました。

同時に、大都市や工業地帯へと人口が集中し 、深刻 な水不足によりダ ム建設 を中心に河川・湖・沼開発などが活発に行われ、ダムブームの時代になりました。

石油コンビナートの稼働による近接地域で「四日市喘息」が発生したのがこの年でした。

 

テレビ東京

戦後一番の悩みは水質汚染問題、川で野菜や食器を洗うのが当たり前の時代、よくお腹を壊していました。そこで、爆発的に売れたのが正露丸。外出時にも重宝され大ヒット商品となり、いち早く家庭の常備薬に・・・

 

 

1970年代の水道水と環境汚染

70年代に入り、高度成長期 の大規模開発 による環境への影響が出始めました。経済成長によって、さらなる工業化や都市化が進み、大気汚染だけでなく水質汚濁や自然破壊などが深刻化した時代でもあります。

光化学スモッグ発生が発生するようになり、多摩川などの河川は、経済の発展と共に1960年代後半~1970年代にかけて汚れ、悪臭を放つ川となりました。

1970年代には、水道が原因となった赤痢の発生は、ほとんどゼロになりましたが、水道水が「かび臭い」という苦情が、全国的にいわれるようになってきました。

人口の過密により、家庭から出る生活排水、農薬が混じった農業排水が湖や川に流れ込み、プランクトンや微生物の異常発生が原因です。そのため、塩素の使用量が増えカルキ臭が強くなりました。

1980年代までは、環境問題=公害問題であったといえます。

スリーマイル島で原子力発電所事故が起きたのがこの年でした。

 

1980年代の水道水と環境汚染

1980年代は、衛生上の観点から、塩素は多いほど良いと考えられていたようです。

コレラ・赤痢・腸チフス等の大流行を経験した我が国は、水道水のリスクは、主に細菌による感染症にあるという考え方が根付いていたからだと思われます。

発がん性物質のトリハロメタンが問題となり始めたのがこの頃からです。

オゾン層の問題や薬害エイズ事件・チェルノブイリ原子力発電所事故があったのがこの年です。

 

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1990年代の水道水と環境汚染

1990年代には、マンションの貯水タンクの汚れなどの管理が問題なりました。このことから、集合住宅に住む人々の、家庭用ミネラルウォーターの消費量が大幅に拡大し、水のブームの後押しをしました。

1990年代に入ってからは、地球温暖化、 オゾン層の破壊など、 地球規模の環境問題が増えてきています。

 

2000年代の水道水と環境汚染

2000年からは、健康志向が高まります。

環境基準値の8,100倍という国内最悪のダイオキシン排出した「引地川ダイオキシン汚染事故」起こりました。

2011年は、東日本大震災で、福島第一原子力発電所の損壊による、放射性物質の拡散事故が起こりました。

水質の面では,川河や地下水汚染が進んでいて、有害物質などの新たな水質汚染問題が次々と生じています。

 

川の汚染といえば・・・

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国交省の40年間の統計で、ワーストワンの回数が最も多いのは、東京都と埼玉県を流れる綾瀬川の27回。

実は、「日本一汚いといわれる川」が流れる 東京は、下水道普及率が99.4%で全国トップなのですが、それにも関わらず汚染問題が解決しないのは、過密する人口による生活排水が原因といわれています。

一方、大阪府と奈良県を流れる大和川は、ワーストワンの回数が11回。近年の大和川の水質は、かなり改善されてきているようですが、相変わらず下から1~4番目に悪い水質を維持しています。

現在、大和川の汚れの原因の約8割が生活排水で、下水道の不整備により、浄化されない排水が川に流れ込んでいるのが原因のようです。

都会の水が不味いといわれるのは、人口密度が高い分だけ汚染源となる、生活排水などの絶対量が多くなり、結果として塩素の量も増えるからなのです。

 

美味しい水を飲めるようになるには,水源となる川や池を汚さないことだということを忘れてはいけません。

【参 考】東京や大阪に限らず、水源となる川の汚れの原因は,家庭から出る生活排水が大部分を占めていて,台所50%,トイレ30%,洗濯・風呂20%の割合となっています。

 

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