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コーヒーの成分

コーヒー   3,607 Views

現在でも、コーヒーについてはいい面、悪い面といろいろ論議されています。

では、コーヒーにはどのような成分が含まれていて、その成分によってどのような効能や害があるのでしょう。

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コーヒー豆の成分

生のコーヒー豆の成分は次のようになっています。

多糖類      50~55%   

少糖類        6~8%   

脂質       12~18%

  • たんぱく質      11~13%
  • ポリフェノール    5.5~8%
  • カフェイン    0.9~1.2%
  • 遊離アミノ酸        2.0%
  • トリゴネリン   1.0~1.2%
  • 脂肪族酸     1.5~2.0%
  • 無機成分     3.0~4.2%

となっており、糖質(多糖類+少糖類)が全体の56~63%と大部分を占めています。

難しい言葉が並んでいますが、よくコーヒーの成分で言われるのは、ポリフェノールとカフェインですね。

含有量に占める割合としてみれば、それ程高いわけではないようです。

少し、それぞれの成分について説明しますと、

多糖類・・・・・ 単独の糖類が脱水結合した糖類のこと

           ※ 糖は、一般的には炭水化物(糖質)と同意語とされ、糖類というのは、単糖類とニ糖類のこと

少糖類・・・・・ オリゴ糖のこと

ポリフェノール・・・ 植物成分でほとんどの植物に含まれており、5000種以上ある。光合成によりできる植物の色素や酸味の成分です。

コーヒーの酸味はこのポリフェノールによる酸味といわれています。

元々は苦味成分ですが、焙煎されることで化学反応を起こし、酸味を発生させます。

植物細胞の生成、活性化を助ける役目があります。

カフェイン・・・  アルカロイドの一種で、興奮作用があり、ある物質に関与して眠気を覚ます覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用などの影響を与えます。コーヒーの苦味成分です。

トリゴネリン・・・正式には1―メチルビリジンー1―イウムー3―カルボキシラートとわけのわからない長い名前ですが、N-メチルニコチン酸ともカフェアリンとも呼ばれ、熱により分解し、ニコチン酸に変化します。

神経等への薬理作用が研究されているそうです。アルツハイマー対策として有望なようです。

ただ、高い熱に弱く、焙煎後にはほとんどが失われます。

脂肪族酸・・・・ いくつかある脂肪酸の総称です。

脂肪酸は油脂や蝋、脂質などを構成する成分である有機酸のことです。

無機成分・・・・ カリウム、カルシウム、鉄分などミネラルのことで、焼くと灰になる成分のこと。(有機物は焼くと炭になります。)

少し難しい言葉ですので、判り易く簡略化しているところもあります。

 

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焙煎後のコーヒー豆の成分

また、焙煎後のコーヒー豆の成分は次のように変化しています。

・ 多糖類       24~39%   

・ 少糖類        0~3.5%   

・ 脂質       14.5~20%

  • たんぱく質       13~15%
  • ポリフェノール    1.2~1.3%
  • カフェイン        0~1.0%
  • トリゴネリン      0.5~1.0%
  • 脂肪族酸        1.0~1.5%
  • 無機成分        3.5~4.5%
  • 腐食酸          16~17%

糖質が大幅に減って、腐食酸と言われるものへと変化しています。

また、カフェインもポリフェノールも減少しています。

ただ、量的には少ないですが、カフェインはコーヒーの特徴である眠気を覚ますという性質につながっていますし、ポリフェノールはコーヒーの酸味を演出し、赤ワインと同じ程度の量でお茶の2倍の量になっています。

腐食酸は、微生物によって分解された腐食物質(ようは腐ったもの)の中で、酸性の無定形高分子有機物のことです。

無定形高分子有機物とは、アルカリに溶け、酸には沈殿する性質の黒褐色または赤褐色の物質で、腐葉土のように黒くなった物質を言います。

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コーヒー豆の成分別の効用と弊害

では、我々の飲む焙煎されたコーヒー豆の成分それぞれの効用と欠点になる弊害について調べてみましょう。まずは、網羅的にその効用などについて述べた後に、体にいい効用と悪い効用に分けてみたいと思います。

多糖類

糖類というのはでんぷん質のことで、動物はこれを消化してエネルギー源にしています。また、消化されない糖は食物繊維となり、便秘などお腹の調整作用があると言われています。特に害というものは特に認められていないようです。

少糖類(オリゴ糖)

オリゴ糖に含まれるものは、いくつかありますが、一般的には甘味がありながら虫歯の原因にならず、また腸まで消化されにくい性質があります。

腸まで消化されにくいことから乳酸菌であるビフィズス菌を腸まで届け易く、そのビフィズス菌の増殖に効果が高いと言われています。

オリゴ糖自身にも整腸作用があるようです。

また、最近はこのオリゴ糖がアトピーなどの改善に役立つことも判明しつつあります。

かなり、人間には有効な成分と言えるかも知れません。

脂質

あぶらみのことです。糖質、たんぱく質などと体内のエネルギー源となっているものです。

そのほか、細胞膜や脳神経組織の材料として使われています。

但し、健康診断などでも赤信号が出るように、中性脂肪、コレステロールなどの脂質が多過ぎると血液の流れを悪くし、動脈硬化などを引き起こします。

ただ、余程多量にミルクなどを大量に入れて日に何杯も飲むのは別にして、コーヒーそのものに入っている脂質の量では脂質過多になることはありません。

たんぱく質

皆さんがご存知のたんぱく質はギリシア語で「最も大切なもの」と言う意味でつけられたように、人間の体にとって不可欠なものです。

たんぱく質が不足すると疲労がたまりやすくなったりします。

また、動物性たんぱく質は筋肉の元になるものです。

植物性たんぱく質はコレステロール値を下げる働きもあり、三大栄養素の一つになっています。

ポリフェノール

ポリフェノールはよく健康サプリメントなどで耳にするものですが、体内で強い抗酸化作用を発揮して、老化の原因になる活性酸素を除去したり、シミ・しわ・たるみなど美容効果を発揮したりします。アトピー性皮膚炎にも効果が期待されています。また、動脈硬化及びそれに伴う脳梗塞・心筋梗塞、糖尿病などの予防に効果があると言われています。

ただ、アントシアニン、カテキンなどのポリフェノール類の過剰摂取は、胃の荒れにつながることがあるので、注意しましょう。特に飲みなれていない人が大量に飲むとなりやすいようです。

よく言われるコーヒーを飲んで胃の調子が悪くなったと言われるのは、このポルフェノールが原因となっているようです。

コーヒーには成分としては微量ですが、赤ワインと同じ位に含まれています。

元々は苦味成分であるわけですが、コーヒーを焙煎すると化学反応を起こして酸を発生させて、コーヒーの酸味の基になります。

 

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カフェイン

カフェインはコーヒーの代名詞のように言われていますが、実際に含まれている量としては僅かです。そのカフェインは、眠気醒ましとしての覚醒作用や尿の排出に効果的が発揮されます。当初、コーヒーはそのカフェインの効果を薬効として重宝がられていましたが、最近また健康ブームでその効果が見直されているようです。集中力のアップ、運動能力の向上、体脂肪の燃焼などに期待が集まっているようですが、コーヒーに含まれる量が微量なので、普通に飲むだけで効果が出るかどうかはわかりません。

カフェインの過剰摂取についても見ておきましょう。

まずは肌荒れの可能性です。

利尿作用で体内のビタミンやミネラルを排出してしまうため、肌荒れの原因になりやすい点です。

次は胃もたれです。

胃酸の分泌を促進するため、空腹時には胃もたれしやすくなります。

そのほか、血圧の上昇、貧血、睡眠障害などが疑われています。

胃もたれなどはポリフェノールと同じ弊害ですが、コーヒーそのものに含まれる量を考えると余程大量摂取しなければ、それ程気にすることもないと言えます。

効用とのバランスになりますね。

トリゴネリン

これも微量ですが、含まれています。

脳の老化やアルツハイマー型認知症の予防に効果が期待されています。

また、神経などに作用する薬としての効果も期待されていますが、コーヒー自体にそれほどの量が含まれていないため、コーヒーの効果として考えられるかどうかは不明です。

脂肪族酸

脂肪酸の総称ですが、その中の飽和脂肪酸は、エネルギー代謝には重要な物質ですが、脂質と同じく過剰摂取はコレステロール値を上昇させる可能性があります。

コレステロールを上昇させるのは脂質と同じですので、その相乗効果はあるかもしれません。

そのため、心筋梗塞や脳梗塞の一因となります。

ただ、コーヒーに含まれる量はカフェインも脂肪酸族も微量ですので、余程ミルクなどを大量に入れて何回も飲まない限りは健康面で弊害が出ることはないと思われます。

 

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無機成分

無機成分はミネラルのことで、カリウム、カルシウム、鉄分などで、体の健康維持にとっては必要なものになります。

ミネラルが不足すると病気になりやすい体になります。

水道水などにも含まれており、その濃度を硬度といい、ヨーロッパの水道水などは硬度の高い硬水になっています。

ですから、ヨーロッパの人たちは健康に良いと飲んでいるようです。

日本人のように普段水道水の軟水に慣れた人は、硬度の高い水は、刺激が強く、いきなり飲むと下痢をする人もいます。

初めてコーヒーを飲むと下痢をする要因に加わっているのかもしれません。

腐食酸

元々、生のコーヒー豆には含まれていなかった成分ですが、焙煎すると現れてくるものです。

微生物の代わりに焙煎の熱で生成されると思われ、焙煎後のコーヒー豆の16~17%が含まれています。

腐葉土と同様の成分であり、腐植酸とも言われます。

肥料としての効果が高いもので、人間に対する効能については特に報告されていません。

ただ、硬水を用いてコーヒーを作ると冷めた時に濁る現象を引き起こしていると言われています。

ただ、日本の場合は軟水であり、そのようなことは無いようです。

香りの成分

なお、焙煎されたコーヒー豆を挽くと、何とも言えないリッチな心温まる強い香りが漂ってきます。

コーヒーを作って飲む中で一番の至福の時と言えるかもしれません。

では、この香りはどの成分から発せられているのでしょうか。

この香りは、ビラジンという揮発性物質が主成分になって漂ってきます。

このビラジンは成分のうち、20種類くらいのアミノ酸(たんぱく質)と糖分から焙煎されることにより、化学反応を起こして生まれるものです。

この20種類は焙煎されたコーヒー豆に閉じ込められていますが、豆を挽くことにより、一気に香りを発散させるのです。

従って、コーヒー特有のあの香りはたんぱく質と糖類が大切な役目をしているわけです。

この香りはリラックス作用があることが最近判明しており、コーヒーの好き嫌い関係なく、この香りを嗅ぐとアルファ波が強められるようです。

このアルファ波はリラックスしないとなかなか出てこない脳波です。

創造性を発揮したりする際には強いアルファ波が認められると言われており、コーヒーのいい面を演出していると言えるでしょう。

ただ、コーヒーを入れてしまうとたんぱく質や糖類は薄められるため、ほのかな香りになってしまうのですね。

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