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お酒とコーヒーの意外な関係とは

コーヒー   14,980 Views

コーヒーのカフェインとお酒のアルコール。これは共に脳神経に作用がある強い成分です。

ではこのお酒とコーヒーを一緒にとるとどのような効果があるのでしょうか。

実は多くの人に知られていない素晴らしい効果があります。

しかしコーヒーとお酒を一緒に飲む場合には注意点もあります。

ここではお酒とコーヒーをとることの効果やデメリットをご紹介します。またコーヒーを使ったおすすめのお酒のレシピもご紹介したいと思います。

Contents

お酒とコーヒーの相性

お酒とコーヒーは相性がいいといえるでしょうか?実は意外なところでコーヒーとお酒には共通点があります。

そんな共通点も考えながらお酒とコーヒーの相性について考えてみましょう。

なお、この記事で使われるお酒とは日本酒だけではなくアルコールの入った飲み物すべてを指します。

コーヒーとお酒の共通点

お酒は大人になってからしか飲めません。コーヒーを飲むことに対して年齢制限はありませんが、やはり大人になってからコーヒーを飲む人が大半でしょう。

「自然界で苦いものを食べるのは人間だけ」だといわれています。動物は苦みを毒と認識しているからです。

その点で苦みの強いお酒やコーヒーを人間は本能的に避けてしまいます。経験から考えることのない子供がお酒とコーヒーを避けるのは当然でしょう。

しかしお酒とコーヒーは共に飲んだ後に気分が良くなるという共通点があります。

コーヒーが嫌いな人はお酒も嫌い?

コーヒーが嫌いな人はお酒も嫌いな人が多いという人がいますがこのことは関係しているのでしょうか。恐らく直接関係はしていないと思われます。

先ほど考えましたようにコーヒーもお酒も最初は嫌いで始まっています。しかし多くの人がお酒やコーヒーを飲んで、美味しいと感じていることを経験で知るようになります。

それで最初は無理してお酒やコーヒーを飲むようになります。お酒やコーヒーは飲み続けているうちにいつの日か「苦い、まずい」という記憶から「気分がいい、おいしい」という記憶に変わっていきます。

それで体質的に合わないというのでない限りコーヒーやお酒が本当に嫌いという人は比較的少数かもしれません。

このように考えるのはコーヒーやお酒が好きな人でしょう。それほどコーヒーとお酒には引き付ける魅力があり、コーヒーやお酒が嫌いという気持ちが信じられません。

これもお酒とコーヒーの共通点の一つといえるかもしれません。

コーヒーがたくさん飲めない人はお酒もたくさん飲めない?

「お酒は好きなんだけど量はあまり飲めない」という人がいます。するとたいていその人はコーヒーも同じように好きですが量が飲めません。

コーヒーはお酒のように酔ったり吐いたりすることはありませんが、量が飲めない人がコーヒーを飲み過ぎると胸やけがするようです。

一方お酒を飲める人はコーヒーが好きか嫌いか、飲むかどうかは別にしてコーヒーをいくらでも飲めるように感じます。

コーヒーのカフェインもお酒のアルコールも共に過剰摂取は危険です。それでお酒やコーヒーが弱いという人は体が危険信号を出しているのかもしれません。

コーヒーもお酒もいくらでも飲めるという人は体の中の酵素が関係しています。それで体質的にお酒をいくらでも飲める人はコーヒーもいくらでも飲めるようです。

これにははっきりとした科学的な根拠はありませんし、もちろん例外もありますがコーヒーとお酒はこんなところにも共通点があるように思えます。

お酒とコーヒーは相性が良い

人によって反対意見もあるかもしれませんが、やはりお酒とコーヒーは相性が良いといえるかもしれません。そのようにいうことができるいくつかの根拠があります。

お酒とコーヒーは味の相性がいい

日本はそれほどメジャーではありませんが、お酒の入ったコーヒーのレシピは世界にたくさんありそれぞれに人気があります。これはお酒とコーヒーの相性が良くないと存在しなかったといえるでしょう。

お酒とコーヒーは相乗効果がある

近年「コーヒーが健康に良い」ということに関するたくさんの論文が発表されています。そのようなコーヒーをお酒と一緒に飲むとより良い効果を発揮する類のものもあります。

お酒とコーヒーは共に補い合う

二日酔いになる、脳卒中や肝臓の病気になるなどお酒は多かれ少なかれデメリットがあります。しかしコーヒーはそのお酒のデメリットを補う効果があります。

お酒とコーヒーを飲むと気分が良くなる

お酒のアルコールとコーヒーのカフェインは共に気分が良くなる作用があります。高揚感を味わいたいとき、リラックスしたいときはお酒を飲んでもコーヒーを飲んでも気分が良くなります。

以上の理由でお酒とコーヒーは相性が良いと結論することができるでしょう。それでは具体的にお酒とコーヒーを共に飲むことでどのような良い効果があるのでしょうか。

お酒とコーヒーを飲むメリット

お酒とコーヒーを共に飲むことはいくつかのメリットがあります。その中には一方の効果を高めるものもあれば、一方にはない効果を補うものもあります。

創造力が高まるお酒、集中力があがるコーヒー

「飲むなら乗るな」と言われるお酒ですが、お酒を飲んで運転することは法律によって禁止されています。なぜならお酒を飲むと眠くなり集中力、運動機能、自制心が低下して事故に合う危険があるからです。

しかしお酒を飲むと低下するものだけではなく向上するものがあります。それは創造性です。

お酒を飲むと集中力が下がりますが、脳は自由になり普段張りつめている神経が和らぎます。すると脳はリラックスした状態になりα波がでるようになります。

このα波が出た状態というのは脳科学的にリラックスした状態と定義されています。つまりお酒を飲んでいい気分になった状態というのは創造思考がしやすい環境が整っているということができます。

外国語が上達する最適な方法はお酒を飲んでネイティブと話す、という人がいますがこれは非常に理にかなっています。

お酒を飲むことによって脳がリラックスし、その状態で文法を頭で組み立てることなく話すことができるからです。中級~上級レベルの人におすすめしたい学習法です。

一方コーヒーはお酒と逆の効果があります。眠気が覚め、集中力、記憶力が向上しますが創造性は変わらない、もしくは低下してしまいます。

目的によって飲み分けるお酒とコーヒー

それで何か集中して取り組みたい仕事や勉強があるならコーヒーを飲みましょう。それによって仕事や勉強の効果や生産性が上がります。

お酒は集中して取り組む仕事がある時にはおすすめできませんが、今までなかったようなクリエイティブな企画や提案を考えるなど創造性を必要とするときに効果的です。

このようにコーヒーとお酒の特徴を活かして飲むタイミングを使い分けることができます。

例えばこれまでになかったアイデアを探していたり、予定を立てたりするときには仕事が終わった後にお酒を飲みましょう。そして翌日やるべきことがはっきり決まりましたのでコーヒーを飲んでそれに集中的に取り組みましょう。

さらにお酒とコーヒーは別々ではなく一緒に飲むことによって創造性と集中力が同時に高まる可能性が指摘されています。

この場合どちらをどれくらい飲むかが重要になってきますが、残念ながらまだそれは実験されていません。

アルコールの耐性も違いますので人によって飲む量も変わってきますので是非ご自身で試してみてください。

お酒とコーヒーを2杯程度飲むことから試してみるとよいでしょう。後述しますが飲み過ぎは逆効果になりますので気を付けてください。もちろんコーヒーを飲んだからといってお酒を飲んだ後車の運転をするのは絶対にやめてください。

コーヒーはお酒によって高まる脳卒中のリスクの予防となる

お酒と脳卒中、つまり脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の関係性が指摘されています。

国立研究開発法人国立がん研究センターの報告によりますと「『1日平均3合以上』お酒を飲む人は、『時々(月に1〜3回)飲む』人に比べて、1.6倍脳卒中になりやすい」と報告しています。

それで脳卒中のリスクを避けるためにはお酒を飲む量を制限しなければなりません。

しかし、そうはいってもお酒を飲まなければやっていられないこともあるでしょう。仕事の付き合いで飲まなければいけないこともあるかもしれません。

それでもしお酒の飲み過ぎ、あるいは他の理由で脳卒中が心配な方がいらっしゃるならコーヒーを毎日飲むことをおすすめします。

同じく国立研究開発法人国立がん研究センターが発表している報告によりますとコーヒーを毎日飲む人はそうでない人に比べて脳卒中のリスクが20パーセント下がるようです。

この報告はさらに1日にコーヒー1杯に加えて緑茶を2杯飲むと脳卒中のリスクはさらに下がるということが報告されています。

コーヒーが脳にもたらす効果や影響また緑茶などの飲み合わせの効果について詳しくは「コーヒーが脳にもたらす効果や影響」でより詳しく説明されていますので参考にして下さい。

コーヒーはお酒を飲むことでなる痛風のリスクを下げる

ビールのプリン体は体内の尿酸が増えすぎることによってなる痛風の原因になることはすでにご存知かもしれません。

しかしプリン体があまり入っていないとしてもすべてのお酒は尿酸値が上がることがわかっています。それでとりわけビールは危険ですが、お酒は全て痛風になるリスクを高めてしまいます。

コーヒーを毎日飲む人はその量に応じて尿酸値が低下していることがわかっています。コーヒーを1日5杯以上飲む人の尿酸値は最も低い数値になっていたようです。

それでお酒、とりわけビールを毎日飲んでいる方はその量に応じてコーヒーを飲むようにしましょう。

お酒によって生じる痛風のリスクをコーヒーが下げることができます。

コーヒーはお酒を飲んで弱る肝機能を強める

お酒の飲み過ぎは肝臓に良くないということはよく知られた事実です。お酒の飲み過ぎはなぜ、またどのように肝臓にとって悪いのでしょうか。

まず、お酒を飲み過ぎると最初になるのが脂肪肝です。この場合肝臓が傷むなど目立った症状があることはほとんどなく、精密検査によってはじめて発見されます。この段階ではお酒を控えれば比較的短期間で治ります。

しかし脂肪肝は発見されないケースも少なくありません。脂肪肝の状態でお酒をたくさん飲むと脂肪肝がさらに進みアルコール性肝炎になります。アルコール性肝炎になると腹痛、発熱が起こり、最悪の場合は死亡するケースもあります。

アルコール性肝炎が回復した後にさらにお酒を飲み続けると肝硬変になります。これはアルコール性肝炎の最終段階であり、回復することは可能ですがとても困難です。

このようにお酒の飲み過ぎは確実に肝機能を弱めますが、コーヒーは肝機能を強める効果があることがわかっていますのでお酒によって弱った肝機能を守ることができると期待されています。

お酒を飲む前にコーヒーを飲むと肝機能が守られる

コーヒーを毎日飲んでいる人はそうでない人に比べて肝機能検査の数値がいいという傾向があるようです。

2006年に出した米国の研究者アーサー・クラツキーの報告によりますと「毎日4杯以上コーヒーを飲む人は全く飲まない人と比べてアルコール性肝炎の発症率が5分の1になる」ようです。

お酒7合を毎日15年以上飲み続けると50%という高い確率でアルコール性肝炎の最終段階である肝硬変になるといわれています。しかしコーヒーによってそのリスクがかなり下がります。

毎日コーヒーを4杯飲むというのはそれなりの量ですが、コーヒーを飲むだけでアルコール性肝炎、そして脳卒中から守られます。お酒を毎日飲んでいる人はコーヒーも意識的に飲むようにしてください。

お酒を飲んだ後にコーヒーを飲むと疲れた肝臓を元気づける

国立研究開発法人国立がん研究センターによると毎日コーヒーを飲むと発症するがんのリスクが4分の1になるという研究結果があります。

コーヒーと肝臓がんの因果関係はまだはっきりしたことはわかっていませんがコーヒーが肝臓に良いというのは確かでありはっきりとした事実といえるでしょう。

お酒を飲むと肝機能を弱めるということがわかっていますので、お酒を飲んだしめにコーヒーを飲むなら弱った肝臓を元気づけることができます。

さらにお酒のつまみとして食べるものは脂っこいものが多く胃腸の調子も弱めてしまいます。コーヒーに含まれているカフェインは胃の消化機能を高めます。

それでお酒のしめにコーヒーを飲むなら肝臓と胃腸の両方の機能を守ることができるといえるかもしれません。

お酒を飲んだしめにはカフェインレスコーヒーを

ただコーヒーには覚醒効果があり夜遅く飲んだお酒のしめにコーヒーを飲むと眠れなくなってしまうという人もいるでしょう。

その場合は肝機能の保護だけに限りますが、カフェインレスのコーヒーを飲むことをおすすめします。

なぜなら肝機能を強める働きをするのはコーヒーのカフェインではなく、コーヒーポリフェノールであるクロロゲン酸であると考えられているからです。

それでお酒をのんだしめにカフェインレスコーヒーを飲めば肝機能が強められ、夜もぐっすりと眠ることができます。

コーヒーはお酒を飲んだ次の日の頭痛に効果的

お酒を飲むと次の日頭痛に悩まされる人がいます。それはお酒のアルコールを肝臓が分解しようとして体内にアセトアルデヒドという有害物質が発生されます。

このアセトアルデヒドを身体から取り除こうとするときに頭の血管が膨張し頭痛がするようになります。

さてコーヒーのカフェインには血管収縮作用があります。それで頭痛の原因となる膨張された頭の血管を元に戻し、頭痛を和らげる効果があります。

お酒を飲んだ後コーヒーを飲むと酔い覚ましになる?

お酒の酔い覚ましにコーヒーを飲むという人がいますが、厳密にいうとコーヒーによってお酒の酔い覚ましにはなりません。

コーヒーを飲むことによってお酒の酔い覚ましになっているように錯覚しているに過ぎません。

つまりコーヒーを飲むことによって自分がお酒に酔っているという自覚ができなくなっているというほうが適切でしょう。

しかしコーヒーはお酒によって弱くなった意識力をはっきりさせる効果があります。

お酒が弱くてお酒を飲むとすぐに眠くなるので飲み会の時に恥ずかしい思いをするという人もいらっしゃるかもしれません。

そのような人はお酒を飲んだ後にコーヒーを飲めばある程度お酒に強くなったと思ってもらえるかもしれません。

お酒を飲むときにコーヒーを飲むとアルコールが排出されやすくなる

お酒には利尿作用があります。それはアルコールを尿によって早く体外に排出しようという働きがあるからです。

アルコールを体内にとどめるのは体にとって有害なのでお酒を飲むとできるだけ早く体外に排出しようとします。

一方コーヒーもよく知られているように利尿作用があります。それでお酒を飲んだ後アルコールを素早く体外に排出しようとする働きをコーヒーがさらに助けてくれます。

ただしコーヒーとお酒のダブル効果でそれだけ水分も排出されてしまいますので注意が必要です。

コーヒーやお酒を飲むときは水分もしっかりと取るようにしておきましょう。

お酒とコーヒーのデメリットとその注意点

今まで考えてきましたようにお酒を飲むときにコーヒーを飲むと、お酒を飲むときの発症するリスクを抑えられ、相乗効果を期待することもできます。

しかしお酒とコーヒーを一緒に飲むことによるデメリットもあります。その中にはかなり危険なものもあります。

しかしこれらは正しい知識があれば避けることができるものばかりです。

ではここではお酒とコーヒーを一緒に飲むことのデメリットとその対処策を考えていきましょう。

コーヒーを飲むと限界以上にお酒を飲んでしまう

すでに触れましたがコーヒーを飲むことによってお酒の酔い覚ましになることはありません。お酒に酔っているという自覚がなくなるだけです。

ある程度お酒を飲んだ経験がある人であれば自分にとってのお酒の量、つまり限界というものはわかっているはずです。

しかしコーヒーを飲むとそのお酒の限界がわからなくなり、自分の限界以上にお酒を飲み過ぎてしまう危険性があります。

これは非常に危険で最悪の場合急性アルコール中毒になってしまう可能性さえあります。

また酔っていないから運転しても大丈夫と思ってしまうかもしれませんがそれ自体がアルコールによって判断力が鈍っている証拠です。絶対にやめてください。

これらのデメリットは「コーヒーによってお酒に酔っているという自覚がなくなる」ということをあらかじめ意識しているだけで避けることができます。

お酒を飲むときにコーヒーを飲むなら、「今日はいつもよりいけるかも」と思ったとしてもいつもと同じような量やペースで飲んでください。

コーヒーとお酒は共に利尿作用がある

コーヒーの利尿作用はデトックス効果もあり本来は健康にとって好ましいものです。しかし、コーヒーを同じく利尿作用のあるお酒を飲むとかなりの尿意を感じるはずです。

しかもコーヒーとお酒は共に水分ですので水分をとった気になってしまうかもしれません。しかしこれらは水分不足にはなっても水分補給にはならない、ということを覚えておきましょう。

お酒を飲み、コーヒーを飲み、さらに水まで飲みたくない、と思うかもしれません。しかし意識的に水をたくさん飲むようにしましょう。

水をたくさん飲めば水分補給になるだけでなく、それだけ尿も多くなり、コーヒーの効果も手伝って体のアルコールを早く体外に排出できるようになります。

お酒、コーヒー、薬の組み合わせは危険!

薬にはたいてい「水、またはぬるま湯で飲んでください」というような指示書きがあります。

これは飲む薬の種類によって違うようですがある物質は薬の効果を低下したり、無効化したりすることがあるからです。またある物質は薬との飲み合わせが非常に危険になることもあります。

この点でお酒のアルコールとコーヒーのカフェインは強い成分ですので多くの種類の薬に悪い影響を及ぼす可能性が高いといえます。

例えば花粉症の薬をお酒と一緒に飲むと薬の作用を増強させ身体に非常に危険です。またコーヒーと薬との飲み合わせはカフェイン過剰摂取になることがあります。

それでどの薬を服用するときもコーヒーとお酒を一緒に飲むことはやめましょう。薬を服用するときは指示通り水、またはぬるま湯で飲んでください。

妊娠初期からお酒とコーヒーはだめ!

お酒とコーヒーを控える時期として妊娠中をあげることができます。これは母子共に危険がありますが、特に生まれてくる赤ちゃんに危険です。

妊娠の初期段階、それもできれば妊娠がわかった時点でお酒とコーヒーを飲むことを制限するようにしましょう。

胎児にとってお酒は非常に危険です。もし妊娠中にお酒を飲み続けるなら、奇形児、PTSD、その他障害を持って生まれる危険性があります。

最近はそんな妊婦のためにアルコールフリーのお酒が増えてきました。しかし注意しないとアルコールフリーのお酒の中にも微量にアルコールが含まれている場合があります。

それらをたくさん飲むとお酒を一杯飲んだのと変わらない量になってしまうかもしれません。

アルコールフリーのお酒を買うときは「アルコール0%」とははっきり表示されているものを買いましょう。特に海外のアルコールフリーのお酒に0%はほとんどありませんので気をつけましょう。

カフェインは少量なら問題がありませんが過剰摂取は胎児にとって危険です。なぜなら胎児はカフェインを分解することができないのでカフェインがそのまま脳に蓄積されてしまうからです。

実際「妊娠初~中期(8~28週)にカフェインを多量に摂取しつづけている人は、そうでない人に比べて流死産のリスクが高い」という報告があるようです。(「コーヒーの科学「おいしさ」はどこで生まれるか」丹部幸博著)

丹部氏はコーヒーであるなら1日に2杯から3杯程度なら問題はないと述べていますが、カフェインの含まれているものはコーヒー以外にも緑茶、紅茶、コーラ、チョコレートなどたくさんありますので注意が必要です。

それで妊娠がわかったならその妊娠初期段階からお酒やコーヒーをできるだけ控え、代わりにカフェインレスコーヒーやアルコールフリーのお酒を飲むようにしておきましょう。

お酒とコーヒーの飲み過ぎはむくみの原因に

水を飲み過ぎがむくみの原因となる、と考えている人がいますが実際は逆です。

人間は体の水分がわずかに減っただけで危険です。

それで体内に水分が減ったと認識すると脳がこれ以上水分を出さないように命令を出し水分をためこんでしまいます。

すると体内に老廃物が溜まり血液循環が悪くなってしまいます。これがむくみの原因です。

それで共に利尿作用のあるお酒やコーヒーを飲むと体内に残った水分をこれ以上出さないように体内に貯め込むようになってしまいます。

このような状況を避けるためにお酒やコーヒーを飲んだ場合はこまめに水を飲むようにしてください。

お酒やコーヒーを飲んでも「むくみの原因になるから水をあまり飲まない」という人がいますが、結局のところそれがむくみの原因になってしまいますので気を付ましょう。

お酒とコーヒーによって失われるビタミン

お酒とコーヒーによって失われる栄養成分がいくつかあります。その中でも少し気をつけておきたいのがパントテン酸という成分です。

パントテン酸というのはビタミンB群のひとつでビタミンB5のことです。このパントテン酸は体の維持のために必要なビタミンで、代謝に役立つ酵素を作るのに必要です。

パントテン酸はまた美肌効果がありとりわけ女性にとって欠かすことができないビタミンです。さらにストレス緩和や疲労回復効果もあります。

パントテン酸は多くの食品に含まれているため、通常意識して摂取する必要はありません。

しかしコーヒーのカフェインやお酒のアルコールはこのパントテン酸を消費してしまうようです。

パントテン酸不足は疲れやすくなり、ひどくなると手足の知覚異常が起こる可能性があります。

それでお酒やコーヒーを良く飲む人はその分パントテン酸を含む食材をたくさん食べるように意識しておきましょう。

パントテン酸が多く含まれている食品は納豆、卵、レバー、鶏肉、アボカド、モロヘイヤなどがあります。

お酒とコーヒーでお腹がゆるくなってしまう

お酒やコーヒーを飲むとお腹がゆるくなってしまうという人がいます。

確かにコーヒーのカフェインは胃腸を刺激したり、胃腸の活動を停滞させる交感神経が活発になったりする作用があります。

またお酒を飲み過ぎると小腸の働きが活発になり、胃腸の粘膜を傷つける作用がありますのでそれらの原因でお腹がゆるくなっているのかもしれません。

しかしほとんどの人がお酒やコーヒーを飲んでも問題ないのでお腹がゆるくなるのは体質が原因と考えられます。

体質的にコーヒーやお酒が合わないという人は摂取を控えるしか方法はないかもしれません。

しかしお酒やコーヒーそのものではなく別の原因が関係している可能性があります。

コーヒーの鮮度の問題

コーヒーは鮮度が命です。本来なら新鮮なコーヒー豆を焙煎してすぐに飲むのが理想的です。

しかしコーヒーのほとんどは国内で生産されておらず輸入品です。加えて安いコーヒー豆は焙煎されてから時間がたっています。

家で飲む場合も喫茶店などで飲む場合もコーヒー豆を大量買いしている場合が少なくありません。

コーヒー豆は一度空気に触れると賞味期限がだいぶ先でもコーヒーの鮮度はかなり落ちています。

このような状況を考えるとお腹がもともと弱い人はコーヒー豆そのものやコーヒーのカフェインが原因なのではないかもしれません。むしろ鮮度の問題からコーヒーを飲むと下痢をしてしまう、という可能性が考えられます。

以上のケースが思い当たるのなら焙煎したての新鮮なコーヒーを飲んでみてください。新鮮なコーヒーはお湯を注ぐとふんわりと膨らむはずです。

またコーヒーに牛乳やコーヒーフレッシュを入れている人はもしかしたらその鮮度にも原因がある可能性があります。

コーヒーで起こる腹痛の原因はこれらの方法で簡単に解決するかもしれません。

コーヒーやお酒を飲む時に食べるおつまみの問題

コーヒーやお酒はたいていおつまみと共に食べます。特にお酒の場合、刺身や油ものなど下痢になりやすいものが多いといえます。

原因はコーヒーやお酒ではなく、その時に食べるおつまみである可能性があります。そうであるならコーヒーとお酒のおつまみを少し見直してみてください。

お酒とコーヒーのおすすめレシピ

この記事ではお酒の前にコーヒーを飲むこと、お酒の後にコーヒーを飲むことなどをすすめてきました。しかしもちろんお酒と一緒にコーヒーを飲むことも全く問題はありません。

ここではお酒をコーヒーで割るいくつかのレシピをご紹介します。飲み過ぎには気をつけていろいろなコーヒーカクテルを楽しんでみてください。

お酒をコーヒーで割るということ

お酒とコーヒーを一緒にとると創造性と集中力が共にアップすることについてはすでに説明しました。

またお酒の飲み過ぎによって生じる様々な病気がコーヒーによってある程度予防できることも学びました。

しかしコーヒーとお酒はそれをぬきにしても味の面でもとても相性のいいパートナーといえます。コーヒーの苦みがお酒の味を引き立てるからです。

コーヒーとお酒のカクテルに抵抗を感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞ先入観に惑わされることなく試してみてください。

コーヒーのお酒と牛乳でつくるカルーア・ミルク

甘いお酒の代表格としてあげられるのがカルーア・ミルクです。これはコーヒーリキュールである「カルーア」を牛乳で割るカクテルです。

もともとはカルーア・ミルクの上に生クリームを注いで提供するのが一般的なレシピだったようですが、いまではカルーア+牛乳だけで飲むのが普通です。

カルーア・ミルクで使う牛乳は何でも使用することができます。しかしカルーアにはすでにコーヒー入っていますのでおいしいカルーア・ミルクを作りたいなら牛乳にこだわりましょう。

牛乳は成分無調整で低温殺菌されたものをおすすめします。また濃い牛乳を入れるならコクのあるカルーア・ミルクを楽しめます。できればビンに入った牛乳を使ってください。

カルーアと牛乳の割合は1:3が基本です。あとはアルコールの度数などお好みの濃さを調節してみてください。

カルーア・ミルクのレシピ
1. グラスに大きめの氷を入れます。
2. カルーアを注ぎます。
3. 牛乳を注ぎます

アルコール度数が高いお酒がいいなら生クリームで

さて牛乳を使ったカルーア・ミルクはお酒の種類の中ではアルコール度数が低く、5%前後とビールと同じくらいになります。

それでアルコール度数の高いお酒を飲みたい場合、牛乳の代わりに生クリームを入れてみましょう。

カルーアと生クリームの比率は2:1です。牛乳と逆でカルーアの比率が高くなりますのでアルコール度数はワインかそれ以上の度数になります。

生クリームが濃すぎると感じる場合は牛乳を入れて調整してください。

生クリームで入れたカルーア・ミルクのレシピ
1. グラスに大きめの氷を入れます。
2. カルーアを注ぎます。
3. 生クリームを注ぎます

カルーア・ミルクのアレンジレシピ

カルーアというコーヒーのお酒を使ったレシピはカルーア+牛乳が一番有名ですがこれをアレンジしたいろいろなカクテルがありますのでご紹介しましょう。

・カルーア+ウォッカ=プラックシアン
・カルーア+テキーラ=ブレイブ・ブル
・カルーア+ブランデー=ダーティーマザー
・カルーア+ミルク+ブランデー=ホワイトルシアン
名前も刺激的な名前が付けられています。

これらはアルコール度数がかなり高いカクテルになります。

繰り返しになりますがコーヒーの効果でお酒に酔っているという自覚がなくなりますので飲み過ぎにはくれぐれも気を付けてください。

カルーアはそれほど高くないお酒です。コーヒーとお酒の効果を実感してみるためにもぜひ飲んでもらいたいおすすめのカクテルです。

エスプレッソコーヒーとブランデーでつくるカフェ・ロワイヤル

濃厚なエスプレッソときりっとしたブランデーとの組み合わせが楽しめるのがフランス発生のカフェ・ロワイヤルです。

バトル・ロワイヤルでも有名な「ロワイヤル」はフランス語で王を意味する形容詞です。

それでカフェ・ロワイヤルは「王のコーヒー」を意味しています。このコーヒーのお酒はナポレオンが愛飲したことでも有名です。

カフェ・ロワイヤルはエスプレッソにお好みの量のブランデーと砂糖を入れるだけですが、本当の作り方は少し演出がかかったものです。

友人を招いて自宅でパーティーをするときに少し盛り上がるかもしれませんのでその方法をご紹介しましょう。

カフェ・ロワイヤルのレシピ
1. エスプレッソを淹れます
2. 砂糖を入れたブランデーをスプーンに乗せます
3. スプーンに乗ったブランデーに火をつけます
4. 青い炎が出たプランデーをエスプレッソに入れます

泡盛とコーヒーで作る泡盛コーヒー

沖縄で有名なお酒に米で作られた日本最古の蒸留酒といわれる泡盛があります。そんな泡盛にコーヒーを入れて飲む泡盛コーヒーが今ひそかなブームとなっています。

コーヒーの味がしっかりと生きていて、かつコーヒーの香りによって泡盛独特の香りが薄まります。

しかし、一口飲むと泡盛のお酒の味がふわっと香る、意外と飲みやすいお酒になっています。この泡盛コーヒーというお酒、正直かなりおいしいです。

泡盛コーヒーのレシピ
1. グラスに大きめの氷を入れる
2. コーヒーと泡盛1:1の割合で入れる

このレシピに牛乳やガムシロップを入れるとカルーア・ミルク風泡盛コーヒーにもなります。甘いお酒を飲みたい人はぜひ試してみてください。

ホットコーヒーのお酒カフェ・アレクサンダー

今まで紹介したコーヒーカクテルは主にアイスコーヒーで作ったものですが、カフェ・アレクサンダーというお酒はホットでもアイスでもつくることができます。

温かいお酒は意外と少ないのでホットコーヒーで作るカフェ・アレクサンダーは寒い時にとりわけ飲みたくなるお酒です。

カカオリキュールを使ったお酒にブランデーを使用するカフェ・アレクサンダーはカカオとブランデーとコーヒーのハーモニーが楽しめるとても飲みやすいお酒となっています。

カフェ・アレクサンダーのレシピ
1. ホットコーヒー120mlを淹れる
2. カカオリキュール10mlを加える
3. ブランデー10mlを加える
4. 最後に生クリームをゆっくり入れてかき混ぜない。

コーヒーとお酒まとめ

お酒にとってコーヒーは良いところを補強し、悪いところを補う良い友のような存在です。そして味の面でもお酒とコーヒーは決してケンカすることはありません。

しかしコーヒーとお酒はともに過剰摂取は危険です。ちょうど良い友人関係にも適度な距離感が必要なのと同じように…。

お酒もコーヒーも適量を飲んでその益を十分に享受するようにしましょう。

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