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コーヒーの飲み方とマナーについて

コーヒー   7,159 Views

コーヒーの飲み方を正しく知りたい方はとても多くいます。

世界で最も多くの人に親しまれている飲み物がコーヒーです。

また、コーヒーは嗜好飲料として古くから世界中の国々に愛されてきた歴史ある飲み物でもあります。

そのため、その国々や地域によって独自の飲み方が存在しており、今では日本でも大手コーヒーチェーンなどで、多くの種類の飲み方を楽しむことができるようになりました。

ここではそんなコーヒーのさまざまな飲み方や、コーヒー好きならば知っておきたいマナーについてご紹介いたします。

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Contents

コーヒーの飲み方の種類

コーヒーは一般的に次の1〜4ような手順を得て、普段みなさんが口にするコーヒーになります。

  1. コーヒー豆を焙煎する
  2. コーヒー豆を挽いて粉末にする
  3. 湯、または水で抽出する
  4. トッピングやアレンジをする

1,2で、コーヒー豆の種類や、焙煎方法、挽き方など変えることによってもコーヒーの味は大きく変わってきます。

コーヒー豆の種類や焙煎方法、挽き方によって変わる味の変化については、当サイトの『コーヒー豆の種類』『コーヒーの挽きかたによって変わる味と成分』『コーヒーの焙煎方法の種類』の記事を参考にしてください。

しかし、最もコーヒーの味が変わるのは③の抽出、そして④のトッピングやアレンジと言ったコーヒーの飲み方です。

コーヒーの抽出方法は大きく分けて「ドリップ式抽出」「エスプレッソ抽出」「水出し(ダッチコーヒー)」「生豆抽出(グリーン・コーヒー)の4つが存在します。世の中のコーヒーは大体この4つの抽出方法のどれかに大別されます。

まずは、それぞれの抽出方法による代表的なコーヒーの飲み方についてご紹介いたします。

ドリップ式抽出のコーヒーの飲み方の種類

ドリップ式抽出は、焙煎し挽いて粉状にしたコーヒー豆に、熱湯をかけ、フィルターを使い濾してコーヒーを抽出する方法です。

その中にも紙のフィルターを使ったペーパードリップや、ペーパーの代わりにフランネルを使ったネイルドリップ、サイフォン式、エアロプレス、フレンチプレスなど様々なドリップ式抽出方法が存在します。

ドリップ式抽出方法を使ったコーヒーの飲み方としては次の5つが有名です。

ブレンドコーヒー

その名の通り、さまざまな種類をおりまぜた豆を使ったコーヒーです。

それぞれに豆の特徴を活かしたまろやかな味わいが楽しめます。

日本のカフェなどでごく一般的に提供されているのが、このブレンドコーヒーです。

アメリカンコーヒー

浅煎りの豆を使ったコーヒーです。

苦味が少なく、酸味が強いため、すっきりと飲めるのが最大の特徴です。

一般的な濃い味のコーヒーが苦手という方でも飲めるため、日本でも人気が高いコーヒーです。

カフェオレ

濃い味のコーヒーと、牛乳(蒸気で温めたスチームミルクや泡立てたホイップミルクなどを使うこともある)をそれぞれ1:1の割合で混ぜ合わせたものをカフェオレと呼びます。

主にフランスの朝食時に一般的に飲まれているコーヒーの飲み方で、1685年に医療用に開発されたと言われています。

朝から濃いコーヒーを飲むと胃に悪いため、それを牛乳で薄め飲みやすくしたのがこのカフェオレという飲み方です。

ウインナコーヒー

ドリップ式で淹れたコーヒーの上に生のホイップクリーム(※泡立てたもの、泡立てる前のものどちらでもOK)を浮かせたのがウインナコーヒーです。

オーストリアの首都ウィーン発祥のコーヒーの飲み方が日本に渡って来て広まったと言われています。そのウインナーという名称は「ウィーン風の」という意味です。

実際ウィーンの人々は、エスプレッソ式で淹れたコーヒーの上に生のホイップクリームを浮かせた「メランジェ」というものを飲むのが一般的なので、日本で独自の進化を遂げたコーヒーの飲み方と言えます。

フレーバーコーヒー

北欧を中心に親しまれてきたコーヒーの飲み方で、シナモンやアイリッシュリキュールなどで香り付けをしたコーヒーです。

今では北欧だけでなく、アメリカやカナダなどを中心に世界中の人々に親しまれて来ている比較的新しいコーヒーの飲み方です。

ナッツやチョコレート、フルーツなど心地よいフレーバーと共にコーヒーの味を楽しむことができるのが最大の特徴です。

またコーヒーが苦手な人でもフレーバーコーヒーなら飲めるという方も多く、今後さらにこの飲み方が広まっていくと言われています。

 

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エスプレッソ式コーヒーの飲み方

ドリップ式と違い、高圧蒸気を使って高圧力で素早く抽出する方法です。

主にエスプレッソマシンのように機械を使って抽出します。

極細挽きにした深煎りの豆を使っていることや、強力な圧力で濾していることから、ドリップ式よりも濃厚な味わいになるのが特徴です。

その濃厚な味わいから様々なアレンジやトッピングによって世界中でさまざまな飲み方が親しまれています。

日本でも大手コーヒーチェーンや喫茶店でも一般的なメニューとして定着しています。

エスプレッソ式抽出方法を使ったコーヒーの飲み方としては次の6つが有名です。

エスプレッソ

エスプレッソ式抽出方法を使ったコーヒーをそのまま飲む飲み方です。

ドリップ式のコーヒーに比べて半分程度のマグカップで提供されるのが一般的なので、デミタス(半分のグラスの意味)とも呼ばれます。

カフェラテ

カフェオレはエスプレッソ式のコーヒーに牛乳(蒸気で温めたスチームミルクや泡立てたホイップミルクなどを使うこともある)をそれぞれ1:1の割合で混ぜ合わせた飲み方です。

主にイタリアで親しまれている飲み方です。

日本では、ドリップ式のコーヒーを使っているのがカフェオレ、エスプレッソ式のコーヒーを使っているのがカフェラテと区別するようですが、イタリアやフランスはどちらをカフェオレ、カフェラテと言っても間違いでは無いようです。

カフェ・マキアート

エスプレッソ式のコーヒーにスプーン一杯程度の牛乳(蒸気で温めたスチームミルクや泡立てたホイップミルクなどを使うこともある)を混ぜ合わせた飲み方です。

マキアートには「染みついた」という意味があり、エスプレッソ式のコーヒーに混ぜ合わせた牛乳が染みのように見えることからこの名前が付いたと言われています。

また、近年日本では、マキアートにアート(芸術)をかけて、コーヒーの表面に牛乳で絵を描いたものが女性の間で人気となっています。

カフェモカ

エスプレッソ式のコーヒーにチョコレートシロップ(ココアを使うこともある)と牛乳(蒸気で温めたスチームミルクや泡立てたホイップミルクなどを使うこともある)を混ぜ合わせた飲み方です。

トッピングとして泡立てたホイップクリームなどを浮かばせることもあります。

アメリカ発祥のコーヒーの飲み方と言われており、日本の大手コーヒーチェーンでも一般的なメニューとして提供されています。

カプチーノ

エスプレッソ式のコーヒーに蒸気で温めたスチームミルクと蒸気で泡立てたフォームミルクを1:1:1の割合で混ぜ合わせた飲み方です。

チョコレートシロップやパウダーを使ったトッピングをすることもあります。

カフェ・アメリカーノ

エスプレッソ式の濃厚なコーヒーをお湯で薄める飲み方です。

ブラックのまま飲む方が多く、ドリップ式のコーヒーとは一風変わった味わいを楽しむことができるのが特徴です。

アメリカ発祥の飲み方であるため、単にアメリカーノと呼ばれることがありますが、オーストラリアやニュージーランドでもロング・ブラックコーヒーとして親しまれています。

 

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水出し抽出のコーヒーの飲み方(ダッチコーヒー)

ドリップ式やエスプレッソ式の抽出方法では、お湯を使うのに対し、水を使ってコーヒーを抽出する飲み方です。

ダッチ・コーヒーと呼ばれ、飲み口の良さや、コクの深さなどが特徴です。旨味をしっかり水で出さなければ酸味ばかりの美味しくないコーヒーになってしまうため、深煎りの豆を使うのが一般的です。

また、味の他にも、一般的なお湯で淹れたコーヒーとは違い、酸化しにくく、保存が効くなどの利点もああります。

主に戦前のインドネシアなどで親しまれた飲み方です。

生豆抽出のコーヒーの飲み方(グリーン・コーヒー)

焙煎せずに生のコーヒー豆を使って抽出する飲み方です。

グリーンコーヒーと呼ばれ、焙煎した豆を使うドリップ式、エスプレッソ式、ダッチコーヒーよりも、多くのクロロゲン酸を含んでいるのが大きな特徴です。(※クロロゲン酸は焙煎によって加熱することで壊れてしまう)

クロロゲン酸には血糖値を下げる健康作用があるため、こうした健康効果が期待できるという意味で、グリーンコーヒーがアメリカでブームとなりました。

最近では特定保健用食品の缶コーヒーなどが話題となっていますが、このコーヒーにはグリーンコーヒーが使われており、クロロゲン酸が多く含まれることから、食後の血糖値を下げ、脂肪吸収を押さえる効果が期待できるとされています。

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世界各国のコーヒーの飲み方

これまでは、「ドリップ式」「エスプレッソ式」「水抽出式(ダッチ・コーヒー)」「生豆抽出式(グリーン・コーヒー)」という抽出方法による代表的なコーヒーの飲み方をご紹介してきました。

しかし、世界中に古くから親しまれるコーヒーには、その国独特の歴史によって変化し親しまれてきた様々な飲み方が存在します。

最近では大手コーヒーチェーンなどによって、その飲み方が徐々に普及していますが、ここではその国々に根付くコーヒーの飲み方について詳しくご紹介いたします。

簡単にご自宅で再現できますので、皆さんも「美味しそう」と感じたのであれば、ぜひお試しください。

フランスのコーヒーの飲み方

フランスはかつて、ロブスタ種のコーヒー豆の原産地であるベトナムやカンボジアを植民地支配していました。

多くのロブスタ種の豆をそれらの国々から輸入していたそうです。

また深く深く焙煎したコーヒー豆を「フレンチロースト」と呼ぶほど、フランスでは深煎りの豆が一般的です。

クロワッサンと深煎りのコーヒーと牛乳で作ったカフェオレがフランスの定番の朝食と言われています。

ロブスタ種の詳しい情報については、当サイトの『コーヒー豆の種類』の記事を参考にしてください。

家庭内であれば、ドリップ式のコーヒーが一般的ですが、街のカフェで「Coffee(カフェ)」と注文すると、小さいカップにエスプレッソ式のコーヒーが注がれて出てくるので注意しましょう。

エスプレッソ式のコーヒーを砂糖やミルクで甘くして飲むのがフランスの一般的なコーヒーの飲み方です。

フランス独特のコーヒーの飲み方と言えば圧倒的にカフェオレが有名ですが、日本のカフェラテの区別はあまりされていないようです。

また、その他にも次のような飲み方が親しまれています。

カフェ・ロワイヤル(フランス)

ナポレオンも楽しんだと言われている、演出を楽しむ飲み方です。

演出のやり方は、まず、エスプレッソ式のコーヒーの上に、ロワイヤルスプーンと呼ばれる専用器具を載せます。

次にロワイヤルスプーンの上に角砂糖を一つのせます。

そして、スプーンから溢れない程度のブランデーを注ぎ、角砂糖に火をつけます。

角砂糖が溶けかけた状態で、スプーンの中のブランデーと角砂糖を落とし、かき混ぜたら完成です。

ブランデーの香りと角砂糖についた炎の演出を楽しむことができる高貴な飲み方です。

ノルマンディコーヒー(フランス)

ノルマンディ地方で造られているカルヴァドスというりんごの蒸留酒を混ぜ合わせる飲み方です。

トッピングとしてホイップクリームを浮かべることもあります。

リンゴのフルーティな風味が楽しめる飲み方です。

カフェ・ノアール(フランス)

簡単に言えば、ブラックコーヒーをデミタスカップでじっくり味わうという飲み方です。

フランスのカフェなどではエスプレッソ式のコーヒーが一般的なため、エスプレッソをブラックで飲むという飲み方です。

 

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アメリカのコーヒーの飲み方

コーヒー豆の消費量世界一であるコーヒー大国アメリカでは、浅煎りの豆を使ったアメリカンコーヒーやエスプレッソをお湯で割ったカフェ・アメリカーノのように、濃厚な味というよりは、さっぱりとした味のコーヒーの飲み方が好まれています。(※最近では、エスプレッソやカプチーノが主流となりつつあります)他にも次のような飲み方がアメリカでは親しまれています。

エッグ・ノッグ(アメリカ)

エッグ・ノッグは牛乳と生クリーム、砂糖、卵を混ぜ合わせ、シナモンとナツメグなどで味を付けた甘い飲み物です。

アメリカでは、クリスマスシーズンによく親しまれており、これをコーヒーに混ぜ合わせたものがエッグ・ノッグコーヒーです。デザート感覚で楽しめるコーヒーと言えるでしょう。

アイスブリュードコーヒー(アメリカ)

ビールサーバーから、まるでビールのように注がれるコーヒーのことをアイスブリュードコーヒーといいます。

見た目は完全に黒ビールです。

また、ブリュードコーヒーは水抽出により淹れるのが一般的です。

2011年にアメリカで誕生したドラフトコーヒーは、まるで黒ビールのようなクリーミーな泡によってコーヒーの苦味をあまり感じなくなるため、アイスコーヒーが苦手という方も飲める新感覚のアイスコーヒーです。すでに日本でも多くのお店で飲むことが可能です。

イエメンのコーヒーの飲み方

イエメンと言うと、あまりコーヒーと馴染みが無い様に思えますが、実はコーヒー豆の生産国として有名な国なのです。

「モカコーヒー」のモカはイエメンにある小さな港町の名前に由来しています。

また、諸説はありますが、コーヒー発祥の地とも言われているほど、コーヒーと縁深い国なのです。

そんなイエメンでは、カルダモンドと言うスパイスだけを入れるのがコーヒーの一般的な飲み方です。

ミルクや砂糖などは入れません。

また、コーヒーを飲んだあとも水などを一切飲まずにコーヒーの香りを口の中で楽しみます。

ブラジルのコーヒーの飲み方

コーヒー豆の消費量がアメリカに次いで世界第二位の言わずとしれたコーヒー大国ブラジル。

一人あたりのコーヒー豆の消費量もコーヒー豆の輸出国の中では第一位となっているほど、国民全員がコーヒーを一日に何倍も飲むお国柄です。

医療機関の待合室にもコーヒーがあるほど、誰でもどこでもコーヒーが飲めるようになっています。

日本のようにブラックで飲む習慣は全くなく、デミタスカップに注がれたエスプレッソ式のコーヒーに砂糖をたっぷり入れて甘く甘く飲むのがブラジルのコーヒーの飲み方です。

家庭ではエスプレッソマシンがあまり普及していないこともあり、ドリップ式コーヒーが主流ですが、カフェなどでコーヒーといえばエスプレッソ式のコーヒーになります。

カフェジーニョ(ブラジル)

ブラジルで一般的な飲み方の一つです。

デミタスカップよりも一回り小さいカップにコーヒーを注ぎ、砂糖をたっぷり加えて飲みます。

日本で言うショートエスプレッソに近い味わいです。

イギリスのコーヒーの飲み方

アフタヌーンティーに代表される紅茶大国のイギリス。

そのため、コーヒーよりも紅茶が主流となっています。しかし17〜18世紀にはイギリスではコーヒーがよく飲まれていたそうです。

戦争によりインドを植民地化したことから、インドでよく飲まれていた紅茶が主流となったと言われています。

しかし、最近ではコーヒーを嗜む人口が増えてきています。また、飲み方は濃厚というよりは紅茶のようにさっぱりとした飲み口の浅煎り、つまりアメリカンコーヒーが一般的です。

 

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オーストリアのコーヒーの飲み方

オーストリアは日本でも広く親しまれているウインナーコーヒー発祥の地です。

1日中カフェで過ごす人がいるほど、コーヒーはオーストラリアの人にとっては無くてはならない存在です。

そんなオーストリアでは、コーヒーにホイップクリームを載せたウインナーコーヒーが一般的な飲み方です。

ウインナーコーヒーだけで40種類以上もあるということからも、それが伺い知れると思います。また、他にも次のような飲み方が有名です。

アインシュペンナー(オーストリア)

実はウインナーコーヒーは日本人が「ウィーン風のコーヒー」という意味で呼んでいるだけに過ぎず、実際の名称はアインシュペンナーと言います。

通常よりも多い量のエスプレッソ式のコーヒーに同量の生クリームを浮かべる飲み方です。

通常はコーヒーはカップで作りますが、アインシュペンナーは透明なグラスで提供されるのが一般的です。また、それにミルクをたっぷり加える場合もあります。

カイザー・メランジェ(オーストリア)

エスプレッソ式のコーヒーに卵と砂糖を入れる飲み方です。

少しアメリカのエッグ・ノッグと似た飲み方です。

カフェ・マリア・テレジア(オーストリア)

コーヒーのオレンジリキュールを混ぜ合わせる飲み方です。

トッピングとして生のホイップクリームとキャンディを載せることもあります。

ロシアのコーヒーの飲み方

ロシアにはあまりコーヒーというイメージはないと思います。

しかし、実はロシアはコーヒー豆の消費量が世界第五位のコーヒー大国なのです。

ロシアでは、ドリップ式のコーヒーにココアと牛乳を混ぜ合わせた飲み方が一般的です。

カフェモカのような味わいのコーヒーにさらに卵黄や、ウォッカなどを混ぜ合わせることもあります。また他にも次のような飲み方が有名です。

ロシアン・コーヒー(ロシア)

ドリップ式のコーヒーに牛乳と卵黄を加える飲み方です。

上に生のホイップクリームを浮かべることもあります。

トルコのコーヒーの飲み方

トルコで一般的な飲み物といえばチャイです。

そのため、トルコでコーヒーは大事なお客さんのおもてなしなど改まった場面で飲まれることが多いようです。

トルコでは、極細に挽いた深煎りの豆を小さなポットにお湯と砂糖と共に入れ、小さなデミタスカップで味わうのが一般的な飲み方です。

コーヒー豆の粉をそのまま入れて味わうため、粉っぽいことやなんとも言えない独特の味わいが特徴です。

ターキッシュコーヒー(トルコ)

トルコで一番飲まれているのがターキッシュコーヒーです。

世界の中でも特に独特な飲み方をします。まず、コーヒーの粉と共に水と砂糖を入れ、沸騰させた後に、デミタスカップに注ぎます。

コーヒーの粉が底に沈むのを待ち、その上澄みのコーヒーを味わうという独特の飲み方です。

スウェーデンのコーヒーの飲み方

一人あたりのコーヒー豆の年間消費量が日本の約2倍であるスウェーデン。

このように、北欧はコーヒーの消費量が多い地域として有名です。

浅煎りのコーヒーを通常よりも大きなカップでグビグビ飲むのが特徴的なスウェーデンのコーヒーの飲み方です。

また、スウェーデンにはFIKA(フィーカ)という習慣があります。

これは、職場や家などで親しい人と共にコーヒーやお菓子を嗜む時間です。

例えばスウェーデンの企業では毎週金曜日の午後にはお菓子や飲み物を持ち寄り、FIKAを行うのだそうです。

このように、そういった習慣が根付いているのも、コーヒー文化の浸透に一役買っていると言われています。

 

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コロンビアのコーヒーの飲み方

コロンビアは日本でも有名なコーヒー豆の生産国です。

しかし、そのほとんどは輸出されてしまうため、かつては生産国であるにもかかわらず、美味しいコーヒーは国内では飲めないと言われていました。

そのため、コロンビアでは、お湯の中に黒砂糖と輸出規格外となった中流品以下のコーヒーの粉末を入れ沸騰させた「ティント」という飲み方が一般的です。

しかし、今現在では、美味しいコーヒーを飲むことができるようになってきているのだそうです。

アイルランドのコーヒーの飲み方

アイルランドはイギリスの西側にある島国です。

島国であるが故かもしれませんが、アイルランドのコーヒーの飲み方は一風変わっています。

今では世界中で親しまれているアイリッシュ・コーヒーがその代表的な飲み方です。

アイリッシュ・コーヒー(アイルランド)

アイリッシュ・ウイスキーと砂糖、そしてその中にホットコーヒーを入れる飲み方です。

コーヒーというよりはコーヒーカクテルと言った方がいいかもしれません。

またトッピングとして生のホイップクリームなどが載せられていることがあります。

コーヒーはドリップ式、エスプレッソ式など、特に決まりはありません。

ベトナムのコーヒーの飲み方

ベトナムではカフェ・フィンという器具を使って入れたドロっとしたコーヒーにコンデンスミルク入れるのが一般的な飲み方です。

かつてベトナムはフランスによって植民地支配されており、濃厚なコーヒーにミルクを加えるというフランス流のコーヒーの飲み方をベトナム風にアレンジしたものが浸透しているのです。

ベトナムコーヒー(ベトナム)

抽出に時間を要するカフェ・フィンという器具を使い淹れたドロっとしたコーヒーにコンデンスミルクを淹れる飲み方です。

濃厚なコーヒーとコンデンスミルクの甘さが上手くマッチングしており、病みつきになるほどの美味しさとも言われています。

ベトナムエッグコーヒー(ベトナム)

ベトナムコーヒーのコンデンスミルクに卵と砂糖を混ぜ合わせ、泡立てたものをコーヒーに載せるという飲み方です。

濃厚なコーヒーの苦さや酸味が抑えられ、デザート感覚の甘さが楽しめると、最近ベトナムで人気を博している飲み方です。

ヨーグルトコーヒー(ベトナム)

コーヒーにヨーグルトとコンデンスミルクを混ぜ合わせるといった飲み方です。

濃厚なコーヒーの渋さとヨーグルトの酸味、コンデンスミルクの甘さが説妙にマッチしており、美味しいと言われています。

イタリアのコーヒーの飲み方

イタリアと言えばエスプレッソ式のコーヒーの発祥の地です。

エスプレッソが生まれたのはナポレオンによって出された「大陸封鎖令」によりコーヒー豆が手に入らなくなったことがきっかけでした。

より少ない豆で淹れられるエスプレッソ式が生み出されたのです。

深く深く焙煎したコーヒー豆(イタリアンローストを極細に挽き、高圧蒸気を使って抽出するのがイタリアで生まれたエスプレッソ式の抽出方法です。

イタリアではエスプレッソを通常の半分のサイズのデミタスカップに注ぎ、好みで砂糖を入れて飲むのが一般的です。

また、エスプレッソに牛乳を1:1の割合で淹れたカフェラテや、カプチーノなども一般的です。他にも次のような飲み方で、コーヒーが親しまれています。

マロッキーノ(イタリア)

チョコレートとココアパウダーとエスプレッソ式のコーヒーを混ぜ合わせ、最後に泡立てたミルクをトッピングする飲み方です。

砂糖をさらに加える方もいらっしゃるようです。

カフェモカのような味わいで、デザート感覚のコーヒーですが、これを味わうのではなくグビグビと一気飲みするのがイタリア流です。

カフェ・コレット(イタリア)

エスプレッソ式のコーヒーにブランデーやリキュールなど少量のお酒を混ぜ、最後に生のホイップクリームを載せる飲み方です。

お酒の種類は特に指定はなく、グラッパやサンブーカなどが使われることもあります。
カフェ・フレッド(イタリア)

エスプレッソ式のコーヒーに砂糖を加え、冷やした飲み方です。

イタリア版のアイスコーヒーです。

カフェ・シェケラート(イタリア)

砂糖と氷を入れたシェーカーに、エスプレッソ式のコーヒーを注ぎ、シェイクする飲み方です。

カフェフレッドと違い急冷されることと、シェイクされることによりカプチーノのような泡が立つのが特徴です。

 

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スイスのコーヒーの飲み方

インスタントコーヒーを初めて世に生み出した大手食品メーカーNestle(ネスレ)のあるスイスではドリップ式のコーヒーが一般的な飲み方でした。

しかし、今ではエスプレッソも広く飲まれるようになったそうです。

スイス・コーヒー or カフェ・ルッツ(スイス)

ドリップ式のコーヒーにさくらんぼの果実酒である「キルシュ」を混ぜ合わせ、その上に生のホイップクリームをトッピングする飲み方です。

中にはフルーツをトッピングするところもあります。日本でもスイス・コーヒーとして親しまれています。

ドイツのコーヒーの飲み方

ドイツはビール大国であると同時に、コーヒー豆の消費量世界三位を誇る、コーヒー大国でもあります。

ドイツはかつてコーヒーの産地である東アフリカを植民地支配していました。それがドイツにコーヒー文化が根付いた背景となっています。

ドイツはペーパードリップを発明した国であるため、ドリップ式のコーヒーに砂糖やミルクを入れて飲むのが一番一般的な飲み方です。

またアメリカンのように薄くなく、コクのあるマイルドなコーヒーを好む傾向にあります。

最近ではエスプレッソの人気も高くなりつつありますが、未だほとんどのドイツ人がドリップ式のコーヒーを支持しているようです。

ドイツのほとんどの会社では9時にコーヒーブレイクが設けられていたり、夕食の2時間前にお菓子とコーヒーを楽しむ習慣があったり、ビール同様にコーヒーが生活の一部となっているようです。

リューデス・ハイマー・カフェー(ドイツ)

ドリップ式のコーヒーとラム酒を混ぜ合わせ、上に生クリームをのせる飲み方です。

リューデスハイムという街発祥のコーヒーです。

まず最初に砂糖とラム酒を混ぜ合わせたカップを火にかけアルコールを飛ばします。

その後にコーヒーを加え、上から生クリームをのせるため、あまりアルコールっぽくはありません。

カフェ・シュナップス(ドイツ)

ドリップ式のコーヒーにドイツの果実酒である「シュナップス」を混ぜ合わせる飲み方です。

「シュナップス」はアルコール度数が40%前後と高いですが、寒いドイツでは体を温める意味でも人気の高い飲み方です。

ファリザール(ドイツ)

濃厚なドリップ式のコーヒーにラム酒を加え、生のホイップクリームをのせた飲み方です。

ドイツは寒いため体を温めるために、このようなアルコールを入れたレシピが豊富にあります。

ベルギーのコーヒーの飲み方

ベルギーも世界で1人あたりの豆の消費量が16位(おおよそ日本の1.4倍)を誇るコーヒー大国です。

カフェ・ド・ベルジク(ベルギー)

ベルギーで毎年開催されている「猫祭り」の際によく飲まれるコーヒーです。

卵白のメレンゲと生クリームそ混ぜ合わせ、バニラアイスと共にコーヒーカップの中に入れます。それに、熱々のコーヒーを注ぐという飲み方です。

コーヒーというよりは甘いデザートのような感覚で楽しめる一品で、コーヒーの味が苦手な人でも楽しめる味になっています。

メキシコのコーヒーの飲み方

メキシコはブラジル、コロンビアに次いで、コーヒ−豆の生産量世界第三位の国です。

メキシコ特有のコーヒーの飲み方が2つあります。1つ目はティーパックの要領で淹れる飲み方です。

まず、最初に焙煎したコーヒー豆を布袋に入れ、棒のようなもので叩き粉状にします。

この布袋をそのままお湯に入れ、まるでティーパックのようにコーヒーを淹れます。

これにミルクや砂糖を好みで加えて飲むのです。

もう1つはメキシコの上流階級に親しまれていた飲み方です。

コーヒー豆を内部が茶色に変わるまで焙煎し、バターと砂糖を小さじ1杯ずつと、ブランデーをそれに混ぜ合わせます。そして布にいれて一時間ほど冷却するのです。

その後この豆をしっかりと挽いた上で、沸騰させたお湯に2〜3時間入れて起きます。

これをネルの布で濾したものを温めて飲む飲み方です。

このようにメキシコでは、世界中でもあまり見かけないような珍しい飲み方をする習慣があるのです。

モカ・カリエンテ・ジャバネサ(メキシコ)

コーヒーとココアを混ぜ合わせ、その後マシュマロを入れる飲み方です。

主にメキシコではクリスマスシーズンに飲まれるのだそうです。

カフェ・デ・オジャ(メキシコ)

メキシコの伝統的なコーヒーの飲み方です。

コーヒーポットの中に粉末状にしたコーヒーとシナモン、黒糖を入れ、煮出す飲み方です。

主にメキシコの地方部で親しまれている飲み方で、伝統的な陶器で煮出すことにより、特有の風味がつき、独特の味わいになります。

ショコアテペック(メキシコ)

コーヒーカップにブランデーとコーヒーを入れて、上に生のホイップクリームとチョコレートを載せた飲み方です。

 

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スペインのコーヒーの飲み方

イタリアと同じコーヒー大国のスペインですが、日本とは一風変わったコーヒーの飲み方や楽しみ方をします。

まず、イタリアと同様にスペインでコーヒーは「カフェ」と呼び、主にエスプレッソ式のコーヒーを指します。

日本人とは違い、豆にあまりこだわりを持たず、ミルクの量にこだわるのがスペイン流です。

そのため、ミルクの量によってコーヒーの種類が分かれています。

また、温度やカップにも少し変わった慣習があります。

たとえば、スペイン人は猫舌が多く、熱々のエスプレッソに、常温のミルクを入れて、ぬるくなった状態で飲むことが多いと言われています。

そのため、街のカフェなどでは、ミルクを常温にするか、スチームで熱々にするかを選ぶのが一般的です。

今はコーヒーカップで飲むのが主流となっているようですが、一昔前まではソーサーの上にガラスのコップで出されるのが普通だったのだそうです。

カフェ・ソロ(スペイン)

いわゆるエスプレッソ式のブラックコーヒーです。

カフェ・コルタート(スペイン)

カフェ・ソロにミルクを少々足したものです。

カフェ・コン・レチェ(スペイン)

いわゆるカフェ・オレのことをスペインではこう呼びます。

コーヒーとミルクを半々ぐらいの割合で混ぜ合わせたものです。

中でもミルクが少なめの場合は「ラルゴ・デ・カフェ」と呼び、多めの場合は「コルト・デ・カフェ」と呼びます。

レチェ・カリエンテ(スペイン)

スチームで沸かした熱々のミルクを混ぜるコーヒーをこう呼びます。

レチェ・ナトゥラル(スペイン)

常温のミルクを混ぜて、温度を下げたコーヒーをこう呼びます。

スペインではこちらの方が主流です。

ハニー・カフェ・コン・レチェ(スペイン)

エスプレッソ式のコーヒーとはちみつ、ホットミルク、フォームドミルクを層状に重ねたコーヒーです。

まずはグラスにはちみつを大さじ1〜2杯入れ、その上からあわだてたホットミルクをゆっくりと注いで行きます。

その後深煎りのエスプレッソ式のコーヒーを静かに注ぎ、最後にフォームドミルクを載せて飲みます。

フィンランドのコーヒーの飲み方

フィンランドは国民一人あたりのコーヒー豆の消費量が世界第2位。

これはなんと、日本人のおおよそ3倍、コーヒーカップ1日3〜4杯分に相当します。

フィンランドのコーヒーと言えば、浅煎りの酸味のあるものが一般的でしたが、最近では深煎りのものも好んで飲まれるようになってきました。

また、スペインと同様に、猫舌の人が多いため、コーヒーを常温のミルクでぬるくして飲むのが一般的です。

また、砂糖は入れずにミルクだけを入れて飲むことが多いのも特徴です。

コーヒーは家、仕事場などさまざまな所で飲まれていますが、来客時におもてなしの飲み物として出されるのは決まってコーヒーです。

また、クリスマスにはカルダモンやシナモンを入れてスパイスの効いた味を楽しむのがフィンランド流。

なぜ、フィンランドでこれほどコーヒーが飲まれているのか、その理由は主にフィンランド人の国民性と、歴史的背景にあります。

フィンランドは緯度が高く、寒く暗い国です。そのため、シャイであまり社交的ではない国民が多く、コミュニケーションを円滑にする飲み物としてコーヒーが良く飲まれているのだそうです。

「とりあえずコーヒーを飲みながら話しましょう」そんなコミュニケーションドリンクとして使われているのです。

また、諸説ありますが、かつて施行されていた禁酒法により、お酒が飲めなくなった代わりに、嗜好飲料としてコーヒーを飲むことが多くなったと言われています。

カフェオスト(フィンランド)

主にフィンランド中東部のカイヌ地方でよくされる飲み方です。

コーヒーカップに角切りのレッドチーズを入れて飲みます。

コーヒーと一緒にチーズを食べたり、最後に底に残ったチーズを救って食べたり、ティラミスのような風味が楽しめる一品です。

ウクライナのコーヒーの飲み方

ウクライナもコーヒーは良く飲まれますが、日本よりも国民一人あたりのコーヒー豆の消費量は少ないです。

カフェ・スラブ(ウクライナ)

コーヒーにチョコレートシロップをかけ、その上からトッピングとしてバニラアイスを加えた一品です。

ロシアやハンガリ−、などでも良く飲まれる飲み方で、「カフェ・ウクライナ」「カフェ・ルシアン」と呼ばれたりしています。

インドのコーヒーの飲み方

インドで一番一般的な飲み物といえば、スパイスの効いたミルクティーのチャイや甘いラッシーです。多くのインド人はコーヒーよりもチャイやラッシーをよく飲みます。

しかし、南インド地方では、コーヒーの栽培も行っていることもあり、コーヒーがよく飲まれます。インドのコーヒー生産量が世界6位というのも驚きです。

とにかくミルクと砂糖をたくさん加えて、甘く、ぬるくして飲むのがインド流。カフェでコーヒーを頼むと大抵日本人の舌には甘すぎるコーヒーが出てきます。

また、ステンレスの受け皿の中にステンレスのコップを入れ、そのコップのコーヒーを受け皿に少しずつ移しながら、冷ましながら飲むのがインド流のコーヒーの飲み方です。

インディアンコーヒー(インド)

少量のコーヒーにミルクと砂糖をたっぷり入れる飲み方です。

ステンレスの受け皿とステンレスのコップでそのコーヒーを高い位置から何度も入れ替え、泡立てます。これによって味がよりまろやかになるのだそうです。

マサラ・コーヒー(インド)

コーヒーにシナモンやナツメグなどのスパイスを入れる飲み方です。

こちらもインディアン・コーヒーと共によくされる飲み方です。

 

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ポルトガルのコーヒーの飲み方

ポルトガルは、国民一人あたりのコーヒー豆の消費量が世界第22位のコーヒー大国の一つです。

日本に比べるとおよそ1.2倍の消費量です。

ポルトガルでコーヒーと言えば、エスプレッソ式のコーヒーを指します。

これに砂糖をたっぷり入れてうんと甘くして飲むのがポルトガルの定番の飲み方です。

また、コーヒーのお供として、これまた甘いお菓子を合わせるのがポルトガル流。

他のヨーロッパ諸国と同じように街のいたるところにカフェがあり、多くの人がコーヒーを飲みながらの会話を楽しんでいるのだそうです。

いわゆるコミュニケーションドリンクとしてコーヒーはポルトガル人に親しまれていいるのです。

また、これほど文化にコーヒーが定着しているのは、1杯100円以下といわれる「コーヒーの安さ」も関係していると言われています。

マザグラン(ポルトガル)

ブランデーにアイスコーヒーとガムシロップを加えたカクテルです。

アイスコーヒー風味のカクテルで食後やデザートと一緒に飲まれることが多いです。

中国のコーヒーの飲み方

中国の一般的な飲み物といえばお茶です。そのため昔はあまりコーヒーを飲む習慣はなく、もし飲もうとしたら、コーヒー1杯に1000円以上も支払わなければならないほど高級な飲み物として扱われていたのです。

しかし、近年コーヒーが多くの中国人に飲まれるようになってきました。

そのコーヒーの飲み方は、フィリピンやインドネシアなど東南アジアと同様に、砂糖やミルクをたっぷり加え、甘くするのが一般的です。

ユアンヤン(香港)

紅茶とコーヒーを半々で混ぜ合わせ、そこにコンデンスミルクを加えた飲み方です。

氷で冷やして飲むのが一般的で、香港では「鴛鴦(えんおう)茶」としても親しまれています。

モロッコのコーヒーの飲み方

モロッコ人もコーヒーを良く飲みます。

街の至るとこにカフェがあります。

しかし、イスラム教の風習で、女性があまり外に出ないため、カフェでコーヒーを飲むのは男性の文化となっています。

モロッコでコーヒーといえばエスプレッソ式のコーヒーが主流です。

アルゼンチンのコーヒーの飲み方

アルゼンチンで有名な飲み物と言えば、日本でも近年流行した「飲むサラダ」と呼ばれるマテ茶です。

しかし、コーヒーも同じくらいよく飲まれる飲み物の一つです。

通常は喫茶店などで他の国と同じようにコーヒーを楽しんでいますが、少し変わった飲み方をすることもあるようです。

カフェ・ラグリマ(アルゼンチン)

他の国ではコーヒーをベースにミルクや砂糖などを混ぜていきますが、アルゼンチンは少し変わっています。

コーヒーカップに注がれたミルクの中にコーヒーを数滴垂らして飲むのがこのカフェ・ラグリマです。

コーヒーをもはや砂糖やミルクのようにトッピングとして使っている点が変わっていると言えます。

オーストラリアのコーヒーの飲み方

オーストラリアは隠れたコーヒー大国と言われるほど、コーヒー好きな人が多いことで有名です。

「パリよりもカフェがある」と言われるほど、街にはカフェが乱立し、コーヒー嫌いな人もオーストラリアに行けばコーヒーが好きになると言われるほどどのカフェのコーヒーも美味しいと言われています。

オーストラリアでコーヒーといえば、エスプレッソ式のコーヒーです。

これに蒸気を注ぎ込み、泡状のものを上にかけるカプチーノがオーストラリアでは定番の飲み方です。

元々はイギリス文化圏であったために、紅茶を飲む人が多かったそうですが、ヨーロッパからの多くの移民によって食文化は大きくかわり、その一つとしてイタリア発祥のエスプレッソ式のコーヒーが広まっていったのだと言われています。

カフェでは、ショートかロング、ホワイトかブラックを選ぶのが一般的です。

ショートは通常のエスプレッソ式のコーヒー、ロングはそれをお湯で割ったいわゆる日本で飲まれる一般的なコーヒーのことを指します。

ホワイトはミルク入り、ブラックはミルク無しを指します。

日本で飲まれるようなブラックコーヒーが飲みたい場合にはロングブラック、イタリアの濃厚なエスプレッソが飲みたい場合にはショートブラック、カフェ・ラテが飲みたい場合にはショートホワイト、カフェオレが飲みたい場合にはロングホワイトで注文すると良いでしょう。

フラット・ホワイト(オーストラリア)

オーストラリアやニュージーランドでよく飲まれるコーヒーです。

エスプレッソ式の濃厚なコーヒーに蒸気で泡立てたスチームミルクを混ぜ合わせているため、エスプレッソとミルクがよく混ざり、コーヒーが苦手な人にとっても飲みやすいコーヒーです。

カフェ・ラテやカプチーノよりも泡の量が少ないのが特徴です。

エスプレッソで作ったカフェ・オレとも言われています。

 

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ギリシャのコーヒーの飲み方

ギリシャでもよくコーヒーが飲まれますが、中でも一番有名なのがギリシャコーヒーです。

ギリシャの人々はこのギリシャコーヒーが大好きです。

食事の最後はこのコーヒー自体が泡立った世にも珍しいギリシャコーヒーで締めるのがギリシャ流。

カプチーノなどミルクなどの泡ではなく、コーヒー自体が泡立っているのがギリシャコーヒーの最大の特徴です。

また、近年このコーヒーが長寿に繋がるという研究結果もあるほど通常よりも栄養価が高いコーヒーであることも特徴です。

ギリシャコーヒー(ギリシャ)

ギリシャコーヒーは同性の小鍋に細かく砕いた浅煎りの豆を小さじ山盛り一杯程度(豆はエスプレッソよりも細かく砕きます)と、水、砂糖を入れます。

飲む時ではなく作る時に砂糖を入れるのもギリシャコーヒーの特徴です。

この小鍋を火にかけたら出来上がりです。煮立つ前に上げるのがポイントです。

火にかけた時にできる泡がおいしさの最大のポイントなので、出来る限り泡をのこすようにコーヒーカップに注ぐのもポイントです。

フラッペ(ギリシャ)

フラッペとは、泡立てたインスタントコーヒーのことです。

アイスでよく飲まれます。

キューバのコーヒーの飲み方

キューバはコーヒー豆の生産国でありながら、コーヒーを良く飲む消費国でもあります。家庭でも食事の締めくくりには必ずといっていいほどコーヒーが出てきます。

キューバの人々は無類の甘党であるため、エスプレッソに大量の砂糖を入れる飲み方が主流です。

また、フィルターではなく、プレスにより濃厚なコーヒーを抽出している点も特徴です。

キューバコーヒー(キューバ)

キューバで有名な銘柄といえばクリスタル・マウンテンです。

キューバのコーヒー豆の7割〜8割が日本とフランスに輸出されているため、日本人にとっては飲みやすい、馴染み深いコーヒーと言えます。

甘くそしてまろやかな味が特徴的です。

苦味が少ないため、コーヒーの苦さが苦手という方にもおすすめのコーヒーです。

エチオピアのコーヒーの飲み方

エチオピアはコーヒーの有名な産地であり、消費国でもあります。

一般家庭でもコーヒーがよく飲まれており、エチオピア人にとってコーヒーは、日本人にとってお茶のような感覚です。

飲み方は日本とは少し違います。

細かく砕いたコーヒー豆を水と鍋で煮立てて作るのが特徴です。

煮出して作るととろみが出て、濃厚な味わいになります。

また、コーヒーの産地であり、「冷めたコーヒーは飲まない」という強いこだわりを持っているのもエチオピア流です。

ブナ(エチオピア)

ブナとは、コーヒーのことを指しますが、ただ飲むだけではなく、豆を煎るところから飲むまで長い時間をかけて楽しむことをブナと呼びます。

エチオピアならではのコーヒーの飲み方です。

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世界から見たら独特な、日本のコーヒーの飲み方

日本人から見るとこれまでご紹介してきた、世界のコーヒーの飲み方が「独特だ」と思うかもしれません。

しかし、外国の方から見ると日本のコーヒーの飲み方は独特なのです。

たとえば、海外ではコーヒーをブラックで飲むことはほとんどありません。(※中にはブラックで飲む方もいらっしゃいますが)これほどブラックコーヒーを好むのは日本人だけです。

一説では、日本人の舌は苦味を美味しいと感じるようになっているため、ブラックコーヒーの苦さも美味しいと感じるのだそうです。

また、海外の人は冷めたコーヒーをあまり好みません。

そのためアイスコーヒーをこれほど好んで飲むのは世界の中でも珍しいと言われています。

さらに意外に思われるかもしれませんが、世界でも缶コーヒーを好んで飲んでいるのは珍しいと言われています。

なぜなら、コーヒーは時間が経つにつれてどんどん酸化されて味が落ちていってしまいます。

それを考えると何日も自販機の中で時間が経過したコーヒーを「まずいのでは?」と感じてしまうのは仕方の無いことです。

そのため、開けた瞬間に淹れたての美味しさを感じられる日本の缶コーヒーを飲んだ外国の方はそのあまりの美味しさにびっくりされることが多いのだそうです。

このように、自分の国にいたらわからないかもしれませんが、日本のコーヒーの飲み方も世界からみれば独特なのです。

意外と知らないコーヒーの飲み方のマナーと作法

コーヒーは、本来は、来客をもてなしたり、お祝いをしたりする時にだされる特別な飲み物でした。

今でも一部の国ではそういった慣習が根強く残っているところもあります。

また高級フレンチやイタリアンの最後の〆の一杯としても出されるコーヒー。

実はきちんとしたテーブルマナーが存在します。

海外などで、もし自分がコーヒーでのおもてなしを受けた時のために、テーブルマナーをしっかりと知っておきましょう。

 

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コーヒーの飲み方のマナーと作法

コーヒーは、通常コーヒーカップ、そしてその下に敷いてあるお皿(ソーサー)、の上にティースプーンがコーヒーカップの手前に置かれた状態で出てきます。

また、コーヒーカップの取っ手が左側にある状態で出てくるのが普通です。

このとき、砂糖(粉砂糖か角砂糖のどちらか)、ミルクはコーヒーカップとは別に置かれています。

ここから次のような手順1〜4でコーヒーを飲んでいきましょう。

手順1

まず最初にソーサーの上に置かれたティースプーンをコーヒーカップの向こう側に置き直し、まずは出された状態のまま、一口飲みましょう。

なぜなら、この状態からミルクや砂糖を入れてしまっては、相手にとって失礼になってしまうからです。

さらに、マナーが必要な場では、熱く出てくることはまずありませんが、たとえ熱かったとしてもすすりながら飲まないように気をつけましょう。

また、もう一点ここで注意したいのが、コーヒーのカップの持ち方です。

熱くて両手で持ってしまう方もいらっしゃると思いますが、両手で持ってしまうと「これ、冷めてますよ」と相手に伝わってしまい、失礼にあたってしまいます。

最初の一杯は片手で飲む事を心がけましょう。

また、コーヒーカップは通常取っ手が左側にある状態で出されます。

飲む時はこの取っ手を一度右側に回してから飲むのが正しいマナーです。

手順2

一口飲み終わったら、音を立てないようにソーサーの上に置きます。

そして砂糖を入れてティースプーンでかき混ぜましょう。この時ティースプーンがコーヒーカップの縁に当たって音がなるのはマナー上よろしくありません。慎重にかき混ぜましょう。

また、粉砂糖ではなく、角砂糖の場合には、トングで角砂糖を取り、ティースプーンの上に乗せ、それをコーヒーに沈める形で溶かしていくとなお丁寧です。

もう一点注意したいのが、かき混ぜる際にもう片方の手の位置です。

マナー上は添えずに、スプーンを持った手でのみかき混ぜるのが正解です。

手順3

砂糖を入れたら、次にミルクを入れます。砂糖を混ぜる事でコーヒーには水流が発生していますので、この流れを利用してミルクを混ぜると、ティースプーンを汚す心配がなく、丁寧です。

手順4

混ぜ終えたら、ティースプーンをコーヒーカップの向こう側に戻します。そして、水流が無くなったら、それを片手で飲みましょう。

その後のマナーとして以下の注意点を守れば、後はそれを飲み干すだけです。

また、これはマナーで決まった事ではありませんが、飲んだ後に相手に「おいしかった」と一言感想を添えるのも忘れないようにしたいところです。

  • コーヒーカップをソーサーの上に置くときに音を立てない。
  • コーヒーカップ、ティースプーン、ソーサーをできる限り汚さない
  • ティースプーンを置くときは必ず、ソーサーの上、コーヒーカップの向こう側に置く
  • コーヒーカップやティースプーンは必ずソーサーの上に置く。テーブルに直置きはしない。

コーヒースプーンを舐めるのはマナー違反?

コーヒーを混ぜたら、コーヒーの雫や泡などがコーヒースプーンについてしまいます。

この時周りに雫がポタポタとたれないように、コーヒースプーンを舐める人がいらっしゃいますが、これはマナー違反です。

見る人が見れば、それは食べ終えた皿を舐めるのと同じように見えてしまう可能性があります。

コーヒーをかきまぜ終わったら、しっかりとコーヒーの上で雫や泡を落としてから、なめずにソーサーの上に置くようにするのが正解です。

なぜ、コーヒーの飲み方のマナーが存在するのか?

マナーだけを見ると、「なぜこんな面倒な事をしておもてなしをされなければならないんだ。逆に迷惑だ」と思ってしまいがちな程コーヒーのマナーは細かく決められています。

しかし、そのマナーの裏には相手に「自分が用意した最高のコーヒーを100%楽しんでもらいたい」という気持ちが込められているのです。

例えば、このようなマナーが必要なレストランなどで出されるコーヒーは、出てくる頃には飲み頃の温度になっていることがほとんどです。

そのため、ズルズルとすすらなければ飲めない程熱いということはまずありません。

相手のこういった気遣いに対して飲む側も100%それに応えるという意味で、「両手でコーヒーカップを持たない」というマナーが存在するのです。

このように、一見意味のないように見えるマナーですが、おもてなしをする側とされる側、双方が「熱かったのかな…」など勘違いをしないために存在すると思えば納得できるのではないでしょうか。

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おいしいコーヒーの飲み方の7つのポイント

コーヒーは実にデリケートな飲み物です。水の成分や温度など一つですぐに味が変わってしまいます。

ここではおいしいコーヒーを飲むために知っておきたい、飲み方の6つのポイントをご紹介いたします。

主に次の6つのポイントをしっかりと抑えておくことでより、おいしいコーヒーを飲むことが可能になります。

  1. 水の選び方
  2. お湯の温度
  3. 冷めにくくする工夫
  4. コーヒー豆の保存方法
  5. 砂糖の選び方
  6. コーヒーカップの選び方

水の選び方

コーヒーは使用する水によって、大きく味が変わってきます。

一般的に水はミネラルを多く含んだ「硬水」と、ミネラル成分をあまり含まない「軟水」に分かれています。

一般的には、次のような水の選び方をすると水の成分がコーヒーの風味や味わいを壊してしまわずに、おいしいコーヒーを淹れることができます。

  • 浅煎り・中煎りのコーヒー:味わいを壊してしまわない「軟水」が最適
  • 深煎りのコーヒー:苦味がしっかりとするため「硬水」が最適

※深煎りのコーヒーに「軟水」を利用すると苦味が和らぐので、そこはお好みで選択すると良いでしょう。

また、日本の水道水はすべて「軟水」となっており、もし水道水を使う場合には、次のことに注意して使うようにしましょう。

  • カルキ(塩素)臭を軽減させる:一度沸騰させたり、浄水器を浸けるなどして除去する
  • 鉄分の多い水は使わない:朝一の蛇口の水や、瞬間湯沸かし器の水、古くなった水道管の水は鉄分を多くふくんでおり、コーヒーの苦味成分であるタンニンと結びついて風味や味わいを壊してしまいます。

お湯の温度

コーヒーは抽出するお湯の温度によっても風味や味わいに大きな影響を及ぼします。

酸味や甘味をもたらす成分は粒子が小さく、低温でもしっかり抽出することができますが、苦味成分は粒子が大きいため高温のお湯を使わないとなかなか抽出することができません。

このことから、味の好みに合わせて次のようにお湯の温度を選んでみると良いでしょう。

  • マイルドでさっぱりとした味わい:低温のお湯を使う
  • 濃厚でコクのある味わい:高温のお湯を使う

冷めにくくする工夫

一般的に温かい飲み物は60℃〜70℃程度がおいしいと言われています。

同様にコーヒーは、ホットであれば68〜70℃、アイスであれば、4〜6℃が美味しいと言われています。

また、おいしいと思う温度は60℃までとされており、これを超えると逆においしくなくなってしまいます。

一般的にこの60℃までは5〜6分足らずで到達してしまうため、これがより冷めにくくなるために次のような工夫をしてあげると良いでしょう。

  • カップを電子レンジなどで少し温めておく
  • 冷めにくいカップ(底の厚いカップなど)を使用する
  • すぐに飲む

 

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コーヒー豆の保存方法

コーヒーと同様に、コーヒー豆も非常にデリケートな食材です。

そのため保存方法を間違えるだけで、ずいぶんと風味や味が変わってきてしまうのです。

美味しく飲むためには、コーヒー豆の保存方法も次のように工夫してみましょう。

  • 酸化を防ぐ:密閉できる容器(ファスナー付きのフリーザーパックなど)に保存する
  • 移り香を防ぐ:容器に他の食品の臭いがついていたら、これをしっかりと取る
  • 直射日光の当たらない風通しの良い場所に保存する
  • 保存をできるかぎりしない工夫:最小限の単位で購入する

コーヒー豆の酸化によって、体に及ぼす影響も変わってきます。詳しくは当サイトの『コーヒーの酸化が体に及ぼす影響とは』の記事を参考にしてください。

砂糖の選び方

コーヒーをブラックで飲む人も入れば、砂糖を入れて甘くして飲むのが好きな人もいらっしゃると思います。砂糖にはグラニュー糖、コーヒーシュガーなどがあります。

実はこの砂糖の選び方一つでもコーヒーの味は大きく変わってきてしまうのです。

味の好みによって、つぎのように砂糖を使い分けてみると良いでしょう。

  • コーヒーそのものの味を楽しみたい場合:グラニュー糖がおすすめ
  • 味の変化を楽しみたい場合:コーヒーシュガーのような固形糖がおすすめ

コーヒーカップの選び方

カップを選ぶ際には、その厚みと形状が大きなポイントとなります。

実はコーヒーカップの選び方でも、コーヒーの味は変わってきてしまうのです。

次のように好みに分けてコーヒーカップを使い分けてみる良いでしょう。

  • 飲み口の薄いカップ:澄んだ味わいのものがクリアに感じやすい
  • 飲み口の厚いカップ:多めの量をゆっくり飲みたい時に最適
  • 口が広いカップ:香りが広がりやすいため、風味を楽しみたい時に最適
  • 口が狭いカップ:香りが持続するため、徐々に飲み進める時に最適

例えば浅煎りのコーヒーであれば、飲み口が薄く浅めのカップ、深煎りのコーヒーであれば飲み口が厚いカップで、じっくり味わうと言った具合に、味やコーヒーを飲むスタイルに合わせてコーヒーカップを選んで見ると良いでしょう。

<参考文献>

・丸山健太郎:「珈琲完全バイブル」(ナツメ社)

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コーヒーの健康的な飲み方と注意点

ここ数年、コーヒーにはさまざまな健康効果が期待できるということが多くの研究者達の手によって明らかになってきました。

どうせ飲むのであれば、一番健康に良い影響のある飲み方をしたいとおもいませんか?

ここでは、そんなコーヒーと健康的に付き合って行くために、その飲み方と飲む際の注意点についてご紹介いたします。

コーヒーの健康的な飲み方やその効果、その注意点について、詳しくは当サイトの『コーヒーの成分と効果を徹底解説!』『コーヒーの香気成分と効果について』の記事を参考にしてください。

コーヒーの健康効果が期待できる量とは?

さまざまな健康効果が期待されているコーヒーですが、飲み過ぎてしまっては逆に体に害を与えてしまいかねません。

特にコーヒーに豊富に含まれるカフェインについては致死量があり、コーヒーを飲みすぎてしまうと、カフェインの取り過ぎで死に至ってしまう可能性があります。

実際にアメリカの男性が18時間以内に710ml缶の某エナジードリンクを24本飲んでしまったために亡くなったという事件が日本でも話題になりました。

カフェインの致死量は米国の保健福祉省(DHHS)、農務省(USDA)が2015年に発表した「栄養ガイドラインに関する科学レポート」によれば、健康な大人の1日の適正カフェイン摂取量は、1日400[mg]以下と定められており、その量を守ればカフェインによる悪影響のリスクは少ないとしています。

コーヒーカップ1杯分(150[ml])に含まれるカフェインの量は約90[mg]なので、このカフェイン400[mg]というのは、約4杯分に相当します。

そのため、1日に飲むコーヒーの量は4杯以下にするのが適量ということがわかります。

また、2015年5月に国立研究開発法人「国立がん研究センター」が発表した「コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について」の論文によれば、コーヒーを1日3〜4杯飲む人の方が、全くコーヒーを飲まない人に比べて死亡リスクが24%下がるのだそうです。

一方で、1日5杯以上飲むと答えた人は、3〜4杯飲むと答えた人に比べて逆に、死亡リスクが9%増加する結果になりました。

この研究は平成2年から平成5年にがんや循環器疾患になっていなかった40〜69歳の男女約9万人について追跡調査を行い得られた結果であり、統計学上、非常に信頼性の高い結果となっています。

カフェインの致死量から逆算した、コーヒーの適量と、本研究結果により、コーヒーの健康効果をもっとも得られる適量は1日3〜4杯だということが分かります。

コーヒーの健康的な飲み方やその効果、その注意点について、詳しくは当サイトの『コーヒーの体にいい飲み方とその効用』『コーヒーが脳にもたらす効果や影響』の記事を参考にしてください。

<参考文献>

・「1日3杯の飲み方ガイド コーヒーの秘密」主婦の友社

・Scientific Report of the 2015 Dietary Guidelines Advisory Committee

・米国FDAによるカフェインに関する消費者向け情報提供

・American Journal of Clinical Nutrition 2015年 101巻1029—1037ページ

・日本食品標準成分表2010

コーヒーの致死量とは?

カフェインを取りすぎると、健康に害を及ぼすリスクが高まる他、あまり過剰に飲みすぎてしまうと死に至る可能性もあります。

カフェインの致死量は一般的に200[mg]/kgと言われており、その人の体重によって致死量が次の表の様に異なります。

つまり60[kg]の男性であればカフェインの致死量は12000[mg]。つまり、コーヒーカップ約133配分に相当します。

体重[kg] カフェインのち資料[mg]
10 2000
20 4000
30 6000
40 8000
50 10000
60 12000
70 14000
80 16000
90 18000
100 20000

このように大量のコーヒーを飲むはずがないと思っている方であっても、この致死量はあくまで一般的な数字であり、カフェインに強い人、弱い人など体質によっても変わって来ます。

中には、1日100[mg]の摂取(コーヒーカップ約1杯分)でも軽い中毒症状が出てしまう方もいるようです。コーヒーを飲んで頭が痛くなったり、だるくなった経験のある方は、くれぐれも、コーヒーの飲み過ぎには注意するようにしましょう。

 

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コーヒーを飲むベストなタイミングとは?

コーヒーを飲む時間を意識している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

恐らく考えていたとしても「寝れなくなってしまうので、夜寝る前に飲むのはやめよう」という程度だと思います。

実は、コーヒーには1日の中で健康的に飲んだ方が良いタイミングが存在するのです。

それは次のようなタイミングです。

食前

コーヒーにはカフェイン以外に約1000種類以上の化学物質が含まれています。

その中でポリフェノールの一種であるクロロゲン酸にはさまざまな作用があり、その中でも血糖値の上昇を押さえるインスリンの働きを良くする効果が期待できると言われています。

そのため、食前にコーヒーを飲むことで、食後のインスリンの働きを良くし、血糖値の上昇を押さえる効果が期待できるのです。

コーヒーに含まれる成分の健康効果については、当サイトの『コーヒーの成分と効果を徹底解説!』の記事を参考にしてください。

また、中には「コーヒーを飲んだら胃を痛めてしまうのでは?」と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、実はそれは大きな誤解です。

1日適量のコーヒーであれば、胃を痛める心配はありません。

コーヒーが胃に悪くない理由や詳細については、当サイトの『コーヒーは胃に悪くない!知られざるコーヒーの誤解とは』の記事を参考にしてください。

運動前

運動前にコーヒーを飲むと、運動中の脂肪燃焼を促す効果が期待できるため、ダイエットのサポートに役立ちます。

がっつりと運動するのではなく、ウォーキングや軽いジョギングでも効果的に脂肪燃焼を促してくれるため、効率的なダイエット効果が期待できます。

仮眠前

仮眠は15〜20分程度行うことで、眠気を取る効果が期待できると言われています。

また、カフェインは摂取から約30分後に効き始めるため、仮眠前にコーヒーを飲んで寝れば、スッキリ起きる効果が期待できます。

一方で、みなさんもご存知の通りコーヒーに含まれるカフェインには覚醒効果があり、寝る前に飲むと良質な睡眠を阻害してしまう要因になってしまうので、絶対にやめましょう。

<参考文献>

・「1日3杯の飲み方ガイド コーヒーの秘密」主婦の友社

 

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まとめ

コーヒーはお茶と同様、世界中で愛飲されている飲み物です。

その歴史は大変古く、今では各国それぞれに独自のコーヒーの飲み方やレシピ世界共通のテーブルマナーが存在します。

今回ご紹介させていただいた中には「えっ!?こんな飲み方アリ?」と思ってしまう飲み方やレシピ、マナーもあるかもしれません。

私たち日本人にとっては意外な飲み方であっても、海外の方から見れば日本のアイスコーヒーや缶コーヒー、ブラックコーヒーも意外な飲み方なのです。

世界各国で愛飲されている飲み物であり、飲み方が違うからこその面白みがコーヒーにはあります。

海外旅行などで各国を訪れた際にはぜひ、この記事のコーヒーの飲み方を体験し、日本とのコーヒーの飲み方の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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