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おいしい水道水についてと、どこの水道水がおいしいのかを徹底調査しました!

水道水を「おいしい!」と感じるのは一体何が理由でしょう?

この記事では、おいしい水道水の要件や、おいしい水道水の紹介など、水道水の「おいしい!」について徹底的に調べた内容をお伝えしています。

Contents

美味しい水道水とはどういう水でしょう?

水道水はおいしくない、安全性に疑問がある、という意見も多い現代ですが、一方で水道水は美味しくなってきている、と感じている人も増えてきています。

それを顕著にあらわすのが東京の水道水で、東京は高度浄水処理を導入してから、水道水に特有だった臭いを完全除去し、美味しい水道水を作ることに成功しています。

では、「水道水のおいしい」というのは、何を基準に考えるものなのでしょう?

実際どういう水道水がおいしい、と言えるのでしょう?

それを調査して発表したのが、おいしい水研究会です。

おいしい水研究会

おいしい水研究会は、昭和59年6月11日に当時の厚生省(現在の厚生労働省)によって設立されました。

昭和40年代、高度経済成長によって、汚染された産業排水や生活排水が水源に流れ込んだ結果、水源の汚濁化が進み、それにともなって水道水がまずくなった、という背景があったからです。

水源汚染のためにかび臭く、また強い塩素消毒の影響でカルキ臭くなってしまった異臭味のする水道水をおいしくするため、おいしい水道水とはどういうものかを、問い直す必要があったのです。

また、国民の嗜好が高級化してきたのも発足の理由であるようです。

当時の国立公衆衛生院(現在の国立保健医療科学院)の院長だった鈴木武夫氏を座長として10人で構成され、大学教授や研究者、料理・水道関係者などの他にも、ドラえもんの声を務めていた大山のぶ代さんなどの著名人もメンバーとして参加していました。

大山のぶ代さんは、水を一口飲めばどこの水かを当てられるほど優れた味覚・嗅覚の持ち主であることから、水の研究家としても有名です。

おいしい水研究会は、日本の水道水のおいしさの現状とその背景などについて調査を行い、おいしい水の水質要件などを検討しました。

そして発表されたのが、「おいしい水の水質要件」です。

おいしい水道水の要件

おいしい水の水質要件には、7項目が挙げられています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

おいしい水道水は蒸発残留物は30~200mg/Lであることが望ましい

蒸発残留物とは、水が蒸発したあとに残る物質のことで、その主な成分はミネラルです。カルシウム、マグネシウム、シリカ、ナトリウム、カリウムなどが含まれます。

適度に含まれているとコクがでてまろやかな味になりますが、多すぎると苦味や渋味が増し、味が悪くなります。

純粋な水は全く味のしない水ですが、私達が普段飲料する様々な水にはこうしたミネラル分が多少なりとも含まれているために、おいしいと感じることができるのです。

おいしい水道水は硬度は10~100mg/Lであることが望ましい

硬度は、ミネラルの中のカルシウムとマグネシウムの合計含有量です。

カルシウムには主に甘み、マグネシウムには苦味があります。

これらの含有量が多くなるほど硬度の高い硬水になり、少ないと硬度の低い軟水になります。世界保健機関(WHO)の基準では、120 mg/Lを境に、それ以上で硬水、それ以下で軟水としています。

日本の地質はミネラル分が乏しい上に、地表は傾斜の激しいところが多く、水が岩石に接触する時間も短いため、ミネラルを含んでいない軟水が多いのです。

それに反して、欧州や北米ではミネラル豊富な地質がなだらかな地表をなしていて、水が岩石に触れる時間が長いため、ミネラルをたくさん含む硬水が多くなっています。

軟水はまろやかでさわやかなのに対し、硬水は苦味や重みを感じるほど味が濃い、クセのあるお水です。人の好みは様々で、硬度304 mg/Lのフランスの硬水「エビアン」もとても人気ではありますが、一般に日本人がおいしいと感じるのは慣れ親しんだ軟水で、クセのない飲みやすいお水です。

おいしい水道水は遊離炭酸は3~30mg/Lであることが望ましい

遊離炭酸とは、水に含まれている炭酸ガスのことです。水中に含まれると清涼感を与え、舌や胃を刺激することで消化液の分泌を促す効果があります。

多すぎるとソーダ水のように舌をピリピリと刺激し、まろやかさを失い飲みづらくなりますが、少なすぎると湯冷ましのような気の抜けた味になります。

おいしい水道水は過マンガン酸カリウム消費量は3mg/L 以下であることが望ましい

過マンガン酸カリウムは、浄水処理施設で、無機物、有機物を酸化分解させるために添加されるものです。対象物を酸化分解させ、自身は二酸化マンガンになって沈殿するという働きがあります。

そのため、水中の有機物や還元性物質(被酸化性物質)の量を、一定の条件下で酸化させるのにどれだけ過マンガン酸カリウムが必要だったかという表示を使ってあらわすことができます。

もっと簡単に言うと、水に含まれる不純物や過去の汚染状態を指標化したものが、マンガン酸カリウム消費量だということができます。

過マンガン酸カリウム消費量は、土壌を由来とする腐植物質、し尿、下水、工場排水などが混入した場合に増加します。また、数値が高いほど、有機物の含有量が多いことを示し、味は渋みを増していきます。

おいしい水道水は臭気度は3以下であることが望ましい

水に臭いがつくと、不快な感じがするものです。

臭いをどのように数値化するのかというと、測定する水を無臭の水を使ってにおいがなくなるまで薄めたときの希釈倍数を使うのです。

臭気度には6段階あります。

・0-無臭

・1-やっと感知できる臭い

・2-何の臭いであるかわかる弱いにおい

・3-楽に感知できる臭い

・4-強い臭い

・5-強烈な臭い

水道水の水には河川や貯水池で発生する植物プランクトンが発するカビ臭や藻臭の他、消毒に使われる塩素臭、錆びた排水管の影響のサビ臭もあります。

おいしい水道水は残留塩素は0.4mg/L 以下であることが望ましい

残留塩素とは、浄水処理上で塩素消毒に使用される塩素のうち、給水栓(蛇口)地点でもまだ殺菌や酸化反応の効力を失わずに残っている塩素のことで、遊離残留塩素と結合残留塩素を合わせたものです。

水道法では、雑菌のない安全な水の供給のために、給水栓での塩素濃度が0.1mg/L以上であることを決めていますが、塩素は塩素臭の原因にもなり、水中の塩素とアンモニアなどが反応する時に生じるクロラミン臭は微量でも不快に感じるため、塩素濃度はできるだけ低いほうが水は美味しくなります。

水道水をまずいと感じる人の大きな理由がこのカルキ臭になっていますので、残留塩素の量は水道水の味を左右する大きな要因です。

おいしい水道水の水温は最高20℃以下であることが望ましい

水は水温が高いとおいしく感じられません。冷やすことで清涼感が得られたり、余計な臭いが気にならなくなったりするため、おいしく感じられます。

しかし、冷たすぎると口の感覚が麻痺してしまい味を感じられなくなりますし、体を冷やしてしまいます。

水道水がおいしい他の理由

水道水は地域によって味は千差万別ですが、おいしい水道水はたくさんあります。

中でもまだ人間の手によって汚されていない、きれいな水を原泉とした水道水は格別です。

そのことからもわかるように、おいしい水道水というのは、水道水の水源の水質と、消毒に使われる塩素の量が大きく関わってくることがわかります。

日本の水道水は4段階にレベル付けできる

おいしい水とは、雨水が土壌に染み込む過程でミネラル分を含み、汚れがろ過された地下水や、そこから湧き出した湧き水です。

水道水は、それらの水を含め、いろいろな場所から採取された水によって作られています。

このような水源の違いなどから、水道水は4種類にわけることができます。

このランク付けは、おいしい水研究会のメンバーの一人で、水博士として有名な故・小島貞夫氏が提唱したものです。

特級水…良質の湧き水や地下水を少量の塩素で消毒したもの

1級水…汚染のない上流の河川や湖沼、伏流水を原水とし、緩速ろ過したもの

2級水…汚染された下流の河川、富栄養化した湖沼を原水とし、それを緩速ろ過したもの

3級水…汚染された下流の河川、富栄養価した湖沼を原水とし、薬品などを使って急速ろ過したもの

緩速ろ過とは、砂の層に水をゆっくり通し、微生物の力で水を清浄にする方法で自然な方法であるのに対して、急速ろ過は、本質的に化学薬品処理が必要になります。そのため、出来上がった水道水の味にも影響が出てきます。

水源が地下水であるのか、河川水であるのか、ダム水であるのかによっても、水道水の味は大きく変わってきそうです。

美味しいとして、表賞された水道水

日本の水道水の中で、地下水を原水とする水道水は、国内の水道水の内の19.5%であることが、日本水道協会のデータからわかっています。

地下水にはおいしいお水が多いことは周知の事実ですが、そうでなくてもおいしい水道水はたくさんあります。日本には、実は世界的な食品品評会モンドセレクションで金賞を受賞するほどおいしい水道水がいくつかあるので、紹介します。

富山市の水道水「とやまの水」

富山市上下水道局が販売しているペットボトル入りの水道水です。

2012年に金賞を受賞し、2013年、2014年、2015年には最高金賞を連続受賞した、とても美味しい水道水です。

県土の67%が森林と言うほど自然に恵まれた富山の雪どけ水が水源なので、高度浄水処理などは必要ない、ということです。

大阪市の水道水「ほんまや」

2011年に日本で初めて公営水道水としてモンドセレクション金賞を受賞した水道水です。こちらは水源ではなく、高度浄水処理の賜物で、100万本以上の売上を記録しました。

福岡県久留米市の水道水『筑後(ちくご)川のめぐみ』

2014年にモンドセレクション金賞を受賞。

広大な筑後平野に豊かな恵みをもたらす九州最大の河川、筑後川を水源にして、放光寺浄水場にて一般浄水処理してできた、くるめ銘水放光寺「筑後川のめぐみ」は、まろやかな味わいが特徴のおいしい水道水です。

千葉県習志野市の水道水『ナラシドウォーター♪』

2016年モンドセレクション金賞を受賞した水道水で、北千葉広域水道企業団の水と、市内19カ所の井戸からくみ上げた地下水をブレンドしたものです。

福島市の水道水『ふくしまの水』

2015年、2016年で2年連続のモンドセレクション金賞を受賞。

水道水と同じ摺上川ダムの水をボトリングしています。

水源となる摺上川ダムは、市の条例により水源保護地域に指定されていることから、水源を汚染する施設が無く、水質環境の面で非常に恵まれているそうです。

島根県松井市の水道水『松江 縁(えにし)の水』

2015年、2016年で2年連続のモンドセレクション金賞を受賞。松江市の忌部浄水場で緩速ろ過した自然に近いおいしい水です。

松江に降る雨を「縁雫(えにしずく)」を言うことから名付けられました。

富山県高岡市の水道水『高岡の水』

2015年、2016年と2年連続のモンドセレクション金賞を受賞。佐野水源地で取水した地下水に紫外線処理・塩素消毒を行い、加熱処理した水をボトリングしたものです。

コクとまろやかさが特徴のおいしい水です。

富山県射水市の水道水『いいみず 射水』

2016年にモンドセレクション金賞を受賞。射水市の自己水源である広上取水場で採水した浄水を加熱処理し、ペットボトルに詰めたものです。

“ふるさとを感じる 一滴のめぐみ” をコンセプトとしたパッケージで、ミネラル分を適度に含み、飲みやすいのが特徴です。

和歌山県串本町の水道水『なんたん水』

2012年、2015年にモンドセレクション金賞を受賞。「日本清流百選」「平成の水百選」に登録されている古座川の浄水した水道水を使用しており、三重県桑名市の飲料製造会社で熱処理後ボトル詰めしています。

甘みが特徴のおいしい水道水です。

水道水とミネラルウォーターはどちらがおいしいのか

水道水とミネラルウォーターの違い

ミネラルウォーターは安全で、水道水には薬品や有害物質などが含まれてそうだからそのままでは飲めない、と思っている人がとても多いのですが、それは誤解です。

水道水は厳しい水質基準があり水道水も安全です。

ただし、マンションやビルなど貯水槽がある場合には、供給された水道水と同じ水質の水道水が蛇口から出るとは限らないので何ともいえません。

では、おいしさは、というと、本当においしい水道水もありますが、全体的に見るとどうしてもミネラルウォーターの方に軍配が上がるでしょう。

やはり、水道水にはちょっとした臭いがあるために、臭いが風味を損ねているのです。

水道水とミネラルウォーターの違いに関しては「水道水とミネラルウォーターの違いや比較を徹底調査しました!」にて詳しくお伝えしています。

水道水からおいしい氷をつくる方法

市販のロックアイスは無臭、透明でおいしいのに、水道水を氷にすると、白く濁った氷になって、おいしくないと言われることがあります。

水道水の氷が白くなるのは、塩素などの不純物と空気のせいです。空気が気泡になった状態で固まると白く濁って見えるのです。

また、ミネラルウォーターの場合も、中に含まれるミネラル分が邪魔をして、透明にはなりません。

おいしい氷をつくるには、急に温度を冷やすのではなく、ゆっくり時間をかけて凍らせるのがよいです。

水道水の中に含まれていた不純物や気泡が凍りきる前に抜けていくので、透明で美味しい氷になります。

冷凍室は大体-18℃~-20℃ぐらいですので、温度設定が可能であれば、-5℃~-10℃くらいにするとよいです。

おいしい氷を作るもう一つの方法は、水道水を一度沸騰して、塩素やミネラルなどの不純物、空気を抜いておくことです。

そうすれば普通に凍らせても透明でおいしい氷になります。

水は外側から順番に凍っていきます。すると、不純物や空気は真ん中に閉じ込められることになります。

ですから、大きな氷を作って、3分の2ほど凍った時点で取り出し、割って、真ん中の水を捨ててしまうことでも、透明でおいしい氷が作れることになります。

このようにすることで、水道水からでも十分美味しい氷が作れますので、一度試してみてください。

水道水のおいしい飲み方

場所によってはあんまり美味しく感じられない人もいる水道水ですが、実はおいしい飲み方というのがあります。

水道水のおいしい飲み方に関しては水道水をおいしく飲むコツを大公開!にて詳しくお伝えしています。

どこの水道水がおいしいのか

日本は、豊かな森林が多く、きれいな水に恵まれた国です。

日本の陸地の約4分の3が山地と丘陵地で、およそ3分の2が森林で占められているといいますから、どれほど自然に恵まれているのか、想像がつきますね。

山があればそれだけ川も多いということですから、水にも恵まれています。

水道水がおいしい都道府県ランキング

水道水は、大きな都市を除いて、たいてい県ごとに管理されてはいますが、市や区域で管理しているところもありますし、同じ県でも浄水場によって水源が違うのが普通です

つまり厳密に言うと、どの県の水道水はこんな味と一括りには考えられません。

しかし、イメージで水道水がおいしそうな都道府県についてのアンケート結果、そして地元県民がおいしいと思う水のランキング結果がありますので紹介します。

水道水がおいしそうな都道府県

2015年8月に社会人260人を対象にインターネットで行なったアンケートの結果、水道水がおいしそうだ、と思う都道府県の第1位は北海道で、52人(20%)もいました。

北海道の大自然にはきれいな湧水や雪解け水が多そうで、おいしそうという意見が多かったです。

第2位は長野県で、 49人(18.8%)の人が日本アルプスのきれいな天然水をイメージしたようです。また、名産のわさびは水が美味しくなければつくれないから、長野の水はおいしそうだという意見もありました。

第3位は山梨県で、35人(13.5%)いました。富士山の湧き水のイメージと、実際に山梨からはミネラルウォーターがたくさん出荷されている事実から人気が集まったようです。

第4位は静岡県で、29人(11.2%)の人が富士山の伏流水があることや、お茶のおいしさから水も美味しいと想像していました。

第5位は新潟県で、14人( 5.4%)いました。新潟は名物のお米と日本酒のイメージが強く、きれいな水によっておいしい名物ができると考える人が多かったようです。

地元県民がおいしいと思う水ランキング

おいしさというのは、それぞれの人の好みによって変わってくるもので、相対的においしさをランキングするというのはかなり難しいことだと思います。

そこで、地元の人に自分の県の水道水はおいしいと思うかと問いて、おいしいと答えた人の数によって、おいしい水道水をランキングづけするという方法が取られました。

このリサーチは、水を考えるプロジェクトが主体となり、各都道府県100人づつを対象に、インターネットにて行われました。

1位 熊本県(100名中94名)

1位 鳥取県(100名中94名)

1位 富山県(100名中94名)

4位 青森県(100名中91名)

4位 石川県(100名中91名)

6位 高知県(100名中90名)

6位 静岡県(100名中90名)

8位 山形県(100名中89名)

9位 新潟県(100名中88名)

9位 福井県(100名中88名)

9位 島根県(100名中88名)

12位 長野県(100名中87名)

13位 北海道(100名中85名)

14位 岐阜県(100名中83名)

15位 徳島県(100名中82名)

16位 山梨県(100名中81名)

16位 秋田県(100名中81名)

18位 岩手県(100名中80名)

19位 群馬県(100名中77名)

20位 宮崎県(100名中76名)

20位 宮城県(100名中76名)

20位 三重県(100名中76名)

23位 愛媛県(100名中75名)

24位 滋賀県(100名中73名)

25位 和歌山県(100名中72名)

26位 福島県(100名中72名)

26位 山口県(100名中72名)

26位 大分県(100名中72名)

26位 佐賀県(100名中72名)

30位 岡山県(100名中69名)

30位 栃木県(100名中69名)

32位 愛媛県(100名中68名)

33位 広島県(100名中67名)

34位 鹿児島県(100名中66名)

35位 長崎県(100名中64名)

36位 香川県(100名中61名)

37位 京都府(100名中60名)

38位 東京都(100名中57名)

39位 奈良県(100名中56名)

40位 兵庫県(100名中55名)

41位 神奈川県(100名中54名)

41位 茨城県(100名中54名)

43位 大阪府(100名中49名)

44位 埼玉県(100名中45名)

45位 千葉県(100名中44名)

46位 沖縄県(100名中40名)

46位 福岡県(100名中40名)

また、同時に行った地元の水への満足度調査で、満足している人が多い県は、おいしいと思う水ランキングで上位にあった県とほぼ同じで、おいしさと満足度には強いつながりがあることがわかったということです。

それから、水がおいしそうだと思う県で上位にいた県も、実際おいしい水ランキングの比較的上位にきていたのもおもしろいですね。

首都圏の水道水はあんまり人気がないこともわかりました。

水道水の美味しい都市32選

厚生省(現在の厚生労働省)の「おいしい水研究会」は、昭和60年4月「水道水のおいしい都市」として全国10万人以上の都市198市の中から32市を発表しました。

以下がその32都市です。

北海道  帯広市、 苫小牧市

青森県  青森市 、弘前市

秋田県  秋田市

栃木県  宇都宮、 小山市

群馬県  前橋市

埼玉県  熊谷市

富山県  富山市、 高岡市

石川県  金沢市

福井県  福井市

山梨県  甲府市

長野県  松本市

岐阜県  岐阜市、 大垣市

静岡県  静岡市、 沼津市、 富士宮市

愛知県  名古屋市、 豊橋市

三重県  津市、 松阪市

鳥取県  鳥取市、 米子市

岡山県  岡山市

広島県  広島市

山口県  山口市

高知県  高知市

熊本県  熊本市

宮崎県  都城市

水道水がおいしい市町村ランキング

水ジャーナリストで、水を考えるプロジェクトの参画メンバーでもある橋本淳司氏は、全国の水道水の味をご存知ですが、その中でもおいしい水道水はどこかと聞かれ、ベスト5として次の市町村を選んでいます。

同じ自治体でも浄水場によって味が違うし、体調によっても味が変わるため選定はとても難しく、あくまで主観ということですが、結果は以下のようになっています。

1位 福井県大野市

2位 熊本県熊本市

3位 鳥取県米子市

4位 静岡県富士宮市

5位 栃木県塩谷町

1位に輝いた福井県大野市は、山に囲まれた盆地で、湧き水や地下水が多いです。

水道水の原水に使われている地下水は、遊離炭酸が少し含まれることで爽やかで、ミネラル分も程よく含まれていることからコクのあるまろやかな味だそうです。

地下水がとてもきれいなので、減菌処理だけで供給できるため、これだけおいしい水道水になったのだと思われます。

2位の熊本県熊本市は、大都市であるのにもかかわらず、原水に100%地下水を使用しています。阿蘇山の火山灰土にしみ込んだ雨水が地下水になっており、ミネラルをよく含むことから水道からミネラルウォーターがでるとも言われています。

水の安全性に対する意識調査でも、熊本県は一位になっており、熊本市民は地元の水に関して高い意識と自信をもっているように感じられました。

3位は鳥取県米子市には、大山に豊かなブナ林があります。その栄養ある土壌にろ過されて、地中に蓄えられた地下水が原水となっているので、おいしいのです。

水道水のpH値がややアルカリ性でそれは人の体液に近いので、身体にやさしいお水と言えます。

4位の静岡県富士宮市は、富士山の名水を原水にしています。周辺には名水スポットがいくつもあり、どこもおいしいのですが、富士宮市の水道水には天然バナジウムが含まれ、舌の上に乗せると爽やかに、スッと身体に入っていくような清涼感があるそうです。

5位の栃木県塩谷町は樹齢数百年に及ぶ原生林に囲まれた町で、湧き水が出ます。この地下水が原水で、どこよりも甘みを感じる味わいが特徴なのだそうです。

こんなにきれいな原水を使用した水道水なら、きっとおいしいに違いありませんね。また、水道水と一口に言ってもいろんな味があることがわかりました。

日本一おいしい水道水

日本一と言うのは、やはり個人の好みもありますから、なかなか難しく決められないものです。

上記のランキングやベスト5などを参考にしつつ、いろんな地域の水道水を飲み歩いて、自分にとっての日本一を探してみると面白いと思います。

やはり飲み親しんだ実家の水道水が一番おいしい、ということもあるかもしれません。

水道水の美味しい地域 

水道水の美味しい地域というのはあるのでしょうか?

実は、先に見た地元県民がおいしいと思う水ランキングで上位9位に入っている11都道府県のうち、日本海に接している都道府県は8つもありました。

もしかしたら、日本海側の水道水は美味しいといえるのかもしれません。

また、おいしくない地域は、関東、中部、近畿の大都市という結果が出ていましたが、大都市では高度浄水処理がどんどん取り入れられていますので、これからおいしくなるチャンスは大いにあります。期待したいですね。

ここの水道水はおいしいの?

その土地の水道水がおいしいかどうか、どんな味なのか、興味のある人が多い県、都市の水道水データを集めてみました。 

札幌の水道水はおいしい?

北海道札幌の水源は支笏洞爺国立公園や国有林野内にあって、豊平川上流定山渓渓流の水を利用しています。取水地点は上流で、人の暮らしがないためきれいで、消毒の塩素はあまり必要でないようです。

また、冬の間に山や森に降り積もった雪は、春からゆっくり溶けて地面にしみ込み、程よくミネラルを含んだ地下水になります。

札幌は天然のダムにも蓄えられるなどの自然に恵まれた環境にあり、5,6月の水道水は特においしいそうです。

水道水「さっぽろの水」がボトル化されて売り出されていた時期もありました。平成13年には札幌消費者協会が、札幌の水道水と市販のミネラルウォーターを飲み比べておいしさを調べました。

調査したミネラルウォーターは34銘柄もあったにも関わらず、札幌市の水道水より美味しいとされたのは4銘柄しかなく、札幌の水道水が市販のものに引けをとらないほどおいしいことがわかりました。

また、札幌の水道水は、夏でも結構冷たいので、それもおいしく感じる一つの要因になっています。

口コミを調べても、札幌の水は全国的に見て美味しいという声が多かったです。

新潟の水道水はおいしい?

新潟の水道水の水源は、信濃川、阿賀野川などに代表される河川の上流域で、それら近辺の森林も含みます。

新潟市水道局が製造、公益財団法人新潟水道サービスが販売している「新潟のおいしい水道水 柳都物語」は信濃川浄水場で高度浄水処理された水道水をボトリングしたものです。

新潟の水道水のおいしさについての口コミを調べてみると、「信濃川からひいている水道水は味がいまいちだけど、粟ヶ岳からひいているところは美味しい」、「東京、群馬と比べて実家の新潟の水はおいしい」、「新潟市江南区だと普通に飲めるけど中央区だと少しまずい」、「新潟はおいしいお酒があるだけあっておいしい」、「新潟県南魚沼市もお米の名産地なのでおいしい」、「新潟市北区もおいしい」、「新潟県の水道水は浄水器なしでもおいしく飲める」、といった口コミがありました。

また、新潟の水道水が薬臭くておいしくなく、アトピーがひどくなったという口コミも見られました。

おいしいところと、そうでもないところがあるような印象を受けました。

宇都宮の水道水はおいしい?

宇都宮は水道水の美味しい都市32選に入っており、恵まれた水源をもつ都市です。鬼怒川、大谷川と、いくつか地点の地下水を水源にしています。

口コミには、「里帰りして飲んだ宇都宮の水道水はお金を払ってでも飲みたいレベルだと思った」、「普通においしい」、「松田新田浄水場(急速ろ過)よりも今里浄水場(緩速ろ過)の方の水がずっとおいしい」、と言った声がありました。

2012年に宇都宮の水道水のおいしさを問う調査がありましたが、「おいしい」と「どちらかといえばおいしい」と答えた人を合計すると、80%を超える結果が出ました。

しかしその後、2015年に市民4800人を対象に宇都宮市総合政策部が行った調査では、「おいしい」(22.5%)と「ややおいしい」(19.9%)を合わせても 50%に達しないという結果があります。

ただ、「ややおいしくない」(6.3%)と「おいしくない」(4.9%)を合わせても 1 割ちょっとしかいなかったのは、不満足に感じている人は少ないということで、やはり宇都宮の水道水は良質であることがわかります。

宇都宮のボトル水道水「うつのみや泉水」は、塩素減菌した地下水で、その名前は、湧き水の多い宇都宮に、つねに泉のように湧き出ている水をイメージして名付けられました。

東京の水道水はおいしい?

昭和40年台から50年代にかけて、東京の水道水はかびの臭いがする、カルキ臭がするといったたくさんの苦情が寄せられました。

1984年には、おいしい水研究会に「日本一まずい水」とまで評されました。

そのため、1992年にはじめて高度浄水処理施設を取り入れ、その後順に増やしていき、2015年には利根川水系の全浄水場で高度浄水処理100%を達成しました。

高度浄水処理すれば、今までどうしても取り除けなかったカビの臭いがほぼ100%取り除けるので、水道水のおいしさを向上させる事ができるのです。

東京の水道水もペットボトル化され「東京水」となって販売されています。この水は全く臭いがなく、まろやかでおいしいと評判です。

ただ、実際の水道水と東京水は同じか、というと、この東京水は100%高度浄水処理された水で、実際の水道水は高度浄水処理水と通常処理水とのブレンドなので、実は少し違います。

しかし、東京都水道局は10年後にはすべての水道水を高度浄水処理する予定なので、この東京水と全く同じ水を蛇口で飲める日も近いです。楽しみですね。

東京の水道水がおいしいかどうかの口コミでは、「東京23区は荒川水系なので水質が悪くまずく」、「多摩川水系と地下水を含む多摩川区は少しまし」、「100%地下水を使用している昭島市は一番おいしい」、「武蔵野市もおいしい」というのがありました。

また、東京都水道局では、水道水と水道水以外の飲み物の飲み比べ投票を実施しています。2014年の飲み比べ投票では、50.4%の人が他の飲み物よりも冷やした水道水がおいしい、と答えているのに対して、2015年にはその割合が56.8%、2016年には57.3%と、どんどん水道水のファンは増えています。

東京の水はどんどん美味しくなっているようです。

小金井市の水道水はおいしい?

東京小金井市の水源は野川、玉川上水や国分寺崖線(はけ)沿いの湧水、深層地下水です。

小金井市はずっと、地下水が7割を占めているのでおいしいとされていたようです。

ところが、今でも実際に地下水を含んではいますが、2013年にはすでに井戸水の割合は27.75%になっていたそうです。

その理由は、「上水南浄水所の更新工事、揚水ポンプの経年劣化、井戸の水量不足」だそうで、工事が終わればまた割合は一定程度回復するらしいですが、これが水質に影響していないか、気になります。

小金井市の水道水がおいしいか、という問いには、普通に飲める、かなりうまくて飲みやすいと言った答えが聞かれました。

神奈川の水道水はおいしい?  

神奈川県の水源は相模川水系の寒川及び谷ヶ原地点からの自己水源と酒匂川水系及び相模川水系を水源とする神奈川県内広域水道企業団からの受水でまかなっています。

首都圏が渇水でも、神奈川には独自のダムがあるため渇水を免れているようです。

2015年に神奈川県の水道水と市販のミネラルウォーターのどちらがおいしいか飲み比べを実施した結果、水道水のほうがおいしいと答えたのは81人で、ミネラルウォーターと答えた人は101人でした。

神奈川の水道水はおいしいかどうかについての口コミでは、「神奈川の水道水はちっともまずくない」、「神奈川の水道水は日本一おいしい」、「神奈川の水道水はおいしくもまずくもない」、「神奈川の水道水はまずいが西部はおいしいらしい」、「神奈川の水道水は秦野市はなかなかおいしい」、「神奈川の水道水は座間は85%くらいが地下水で水が綺麗だから、美人が多く水も美味しい」、「神奈川の水道水はどうしても飲めないので浄水器を取り付けた」、「神奈川県厚木市の水道水はまずくて飲めなかった」、などの意見がありました。

川崎市の水道水はおいしい? 

川崎の水道水は津久井湖や丹沢の天然水が原水になっています。

おいしいかどうかの口コミには、「川崎市の水道水は極めておいしい」、「川崎市の直管の水道水にまずさを感じたことはない」、「川崎市多摩区の水道水でお腹を壊した」、「川崎は工業地帯なので水道水はまずいだろうと思ったがそうでもなかった」、という意見がありました。

川崎市もボトルウォーターを販売しており、その名前は「生田の天然水 恵水(めぐみ)」と言います。

水源の1つである多摩区の井戸から取れた天然水をボトリングしたもので、ミネラル分を適度に含んでおり、まろやかで飲みやすいと評判です。また、この商品はモンドセレクションで金賞を受賞しています。

横浜市の水道水はおいしい?

横浜の水源は、道志川・相模湖・馬入川・企業団酒匂川・企業団相模川の5系統ですが、どれも短い河川で取水されていますから汚れが少なく、水質が良いという特徴があります。

横浜市の水道水のおいしさに関する口コミには、「横浜市の水道水は比較的おいしい」、「横浜市青葉区の水道水はおいしい」、「都内の水道水に比べたら横浜市の水道水は格段においしい」、「特に横浜市の水道水でおいしいのは道志川水系の水」、「地理的には横浜の西北部にあたる、馬入川水域の水はあまりよいとはいえない」、「横浜(鶴見区・中区)は都会の割りには水道水をおいしく飲める」、などがありました。

水道局が販売しているものには「横浜水缶」と「はまっ子どうし The Water」があり、120年以上前から水源の1つに使われている道志川の表流水を詰めています。

「横浜水缶」は備蓄用のため、7年も保存が可能なアルミ缶に入れられています。10年前の水道水はニオイや味が変だったけれど、塩素量も押さえられ、随分臭いが軽減されています。

静岡の水道水はおいしい?

静岡の水道水は、「地下水」を水源とするものが53.7%で、全国平均値の23.4%を大きく上回っています。

また、静岡は2012年度のミネラルウォーターの生産量が日本で2位の21.1%もあります。これは、きれいな水源に恵まれていることを示しています。

この水源は富士山に降った雨や雪がじっくりと火山堆積物にしみ込み、地下水となって流れ、麓に湧き水として湧き出ているものです。

他に、安倍川、興津川、向田川、堰沢川、由比川及び桜ノ沢川の表流水や伏流水を原水として、静岡の水道水は作られます。

静岡の水道水のおいしさについては、静岡はどこでもおいしいという声が圧倒的に多く、はじめミネラルウォーターだと思った、ウォーターサーバーより水道水のほうがおいしい、雪解け水が物凄くおいしい、静岡にいる時は水なんて買ったことがないという声が聞かれました。

また、富士山の一部とも言える富士宮市の湧き水には美容・健康に良いと評判の天然バナジウムが含まれており、舌触りがとてもなめらかで美味しいと言われ、水道水がおいしい都市32選に選ばれています。

静岡市上下水道局は、「平成の名水百選」に選ばれている安倍川水系の井戸水を詰めた水のペットボトル「静岡の水」を製作しています。まろやかで口当たりのよいおいしい水です。

また、浄水場で通常の浄水をしてボトリング時に加熱処理した「柿田川の水」「天竜川の水」

「はいなんの水」も、PR用に作られています。

沼津の水道水はおいしい?

静岡県沼津の水道水も、富士山の湧き水からできており、清水町柿田川を水源としてとても美味しいと評判です。

沼津の水道水のおいしさについては、これ以上おいしい水を知らない、美味、などの肯定意見が多いです。

水道水がおいしい都市32選にも選ばれています。

水源の柿田川は年間を通して水温15℃を保ち、環境庁が指定した「名水百選」に名を連ねるなど、地域の保全活動とともに高く評価され、2011年国の天然記念物に指定されました。

その柿田川の地下水をボトリングした「柿田川の湧水」はPR活動に使われています。

富士市の水道水はおいしい?

富士市の水道水の水源の多くは、富士山麓や愛鷹山麓に降った雨や雪解け水が、森林の水源涵養機能によりゆっくりと土の中にしみ込んで、豊富な地下水として貯えられたものです。

美味しい成分をたくさん含み、地下80メートルほどの深いところから取水しているためにほとんど汚染されておらず、消毒塩素も微量で済むので富士市の水道水はおいしいと言われます。

その地下水をボトリングした「富士市の水」はPR活動に使われています。

富士市の水道水のおいしさは皆が認めるところです。

名古屋の水道水はおいしい?

名古屋の水道水の水源は従来、木曽川自流だけでまかなわれていましたが、これでは不充分なため、岩屋ダムや木曽川大堰などからなる木曽川総合用水や、味噌川ダムによって水を確保しています。

名古屋の水道水のおいしさについては、都会の割に昔から美味しいと有名、自然に恵まれているところには負ける、木曽川の水だから十分美味しい、飲めないことはない、ふつうに美味しい、比較的おいしい、お腹が痛くなる、沸かしてお茶にしても臭くて飲めないなどという声が聞かれますが、市政世論調査では、名古屋市の魅力として「水道水がおいしい」をあげた人が47.9%もいました。

また名古屋は、2011年から2015年まで「日本一おいしい水プロジェクト」 を実施して水道水のおいしさと安全性を広く知ってもらう運動に力を入れました。

名古屋の水道水をボトルリングした「名水」は名古屋の水と名水をかけたシャレた名前で、災害などの備蓄用水道水として、アルミ缶に詰められています。

京都の水道水はおいしい?

京都の水道水は97%が琵琶湖疏水を通じて琵琶湖から取水しており、残りの3%は宇治川ですが、宇治川も琵琶湖から流れ出ている河川なので、原水すべてが琵琶湖の水ということができます。

京都の水道水の味については、臭いが気になって飲めない、夏は特にカルキ臭がひどい、冷やせばおいしい、西宮よりはおいしいと言った声がきかれました。

2014年に約1万人を対象に、銘柄がわからない状態で飲み比べを実施したところ、京都の水道水「京の水道「疏水物語」」が一番美味しかったと答えたのは3706人(40.6%)で1位、国産ミネラルウォーターが一番美味しかったと答えたのは3414人(37.4%)で2位、外国産ミネラルウォーターが一番美味しかったと答えたのは2012人(22%)で3位になりました。

京都の水道水は「クセがなくて、まろやか」「さっぱりして、飲みやすい!」と好評でした。「京の水道「疏水物語」」は急速ろ過した水道水をアルミボトルに詰めたもので、備蓄用として5年間保存が可能です。

大阪の水道水はおいしい?

大阪の水道水の水源は、琵琶湖を水源とする淀川で、宇治川、木津川、桂川というそれぞれ特性をもつ3つの川が合流した流況の安定した河川です。

大阪の水道水の味については、昔は飲めなかったが最近良くなった、販売してるだけあっておいしい、まずくて驚いた、臭くてびっくりした、大阪市で水道水飲んでいる、などの意見が見られました。

大阪の水道水をボトル化した「ほんまや」は、今でこそ販売中止になっていますが、一時期モンドセレクション金賞を受賞して注目を集め、累計132万本以上を販売しました。ミネラル分は少ないものの、まろやかで飲みやすいと評判でした。

広島の水道水はおいしい?

広島市の水源はほとんどが太田川の水で、花崗岩の岩肌に磨かれた太田川の水は、都市化の進んだ中流域においてもその水質が良好であることから、「美しい水環境を保っている」として環境庁(現:環境省)の「名水百選」に選定されています。また、広島市は、水道水の美味しい都市32選に選ばれています。

浄水した水道水をボトル化した「飲んでみんさい!広島の水」も販売されています。

広島の水道水のおいしさについては、地下水だと美味しいが、市水は藻臭くて美味しくない、市内でも美味しい、西条はお酒も美味しいし、水も美味しいという意見が出ています。

宮崎市の水道水はおいしい? 

宮崎市の水源は大淀川で、この水を浄化して使っています。それほど水質に恵まれた河川ではないため、塩素もたくさん必要なようです。

宮崎の水道水の味については、自然いっぱいの宮崎県の水はおいしい、都城市の水が良い、

宮崎市の水はまずいと言った声がきかれました。

沖縄の水道水はおいしい ?

沖縄の水道水の水源はダム水・河川水・地下水・海水の4種類からなっていますが、他の都道府県と違って大きな河川や湖などの水源に恵まれないため、水源開発に力を入れてきました。

沖縄の水道水の特徴は他の都道府県と比べて硬度が高いことです。水源となる川や井戸が石灰岩質の影響を受けているため、カルシウムなどのミネラル分も比較的多く含まれます。

そのため、飲みやすい軟水とは違ったクセのある味の水道水が出るところが多いのです。ただし、場所によっては私達が普段飲むような軟水のところもあります。

水がちょっと飲みにくいため、水道水を直接飲む人が一番少ない都道府県は沖縄県で、34%になっています。ちなみに全国平均は54.4%で、一番多いのは山形県の78.4%でした。

しかし、水の硬度は、硬度低減化施設を導入することによって、より硬度の低い水道水を供給することができるようになりました。

おいしい水道水のまとめ

水道水の「おいしい!」についてまとめてきましたが、いかがでしたか?

「水道水」と今まで簡単に言ってきましたが、実は場所によってこんなに様々な違いがあり、私達を楽しませてくれる、それが水道水の正体でした。これからどれだけのおいしい水道水と出会えるか、想像するとワクワクします。

ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、おいしい水道水に出会っていただきたいと思います。

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