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水素水による活性酸素の除去効果とは?

現代の病気の200種以上が、活性酸素による影響で発症していることが最新の研究でわかっています。

生活習慣病や、ガン、そして炎症や免疫反応に関わる多くの症状、老化までもこの活性酸素による影響を大きく受けています。

活性酸素は今から250年前に知られていましたが、その正体は一体何か最近までよくわかっていませんでした。しかし現在では研究が進み活性酸素に関して様々なことが解明されています。

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Contents

活性酸素とは生体内のあらゆる物質を破壊する厄介な存在

活性酸素とは酸素が形を変えたもので、

¹O₂ 一重項酸素、H₂O₂ 過酸化水素、・O⁻₂スーパーオキサイドラジカル、・OH ヒドロキシラジカル といった状態で存在しており、代謝の過程において、様々な場所で様々な物質と結びついては、生体内のあらゆる物質を攻撃して破壊するまでに至ります。

活性酸素は酸化力が非常に高く、細胞をその酸化力で傷つけてしまうために体に害をもたすわけですが、実は、私たちの身体は生きる上で必要なエネルギーを創りだしているのと同時に、体に害のある活性酸素を自らつくっている事がはっきりしてきたのです。

極端な事を言うと、酸素を使うことになったことと引き換えに、同時に毒を体に浴びせるようにもなった事を意味しています。

もともと、私達は生体維持のために、酸素を燃やす形でエネルギーを得ているがゆえに、最も反応性の高い酸素が活性化された時の障害まで負うリスクを含んでいるのです。

活性酸素が発生する原因

活性酸素は、フリーラジカルとも呼ばれていますが、”自由奔放で過激”、その底なしの残虐さから由来があるようです。

酸素を使いながら、同時に活性酸素によって毒を体に発生させているなど、一見理解し難いようにも思えますが、それは、私たちの誰もが知っている「ミトコンドリア」に原因があります。

ミトコンドリアがエネルギーを利用してATP(アデノシン三リン酸:エネルギーの放出や合成に関わる)がつくり出されており、そのために、ミトコンドリアには非常に高い電圧がかかっています。ミトコンドリアの膜が1㎝に拡大されるとしたら、およそ20万ボルトの電圧がかかっている計算になるほどです。いつもコンスタントに同じ量だけのエネルギーが生産されていたらいいのですが、身体に負荷がかかった後に、エネルギーを急ピッチに生成しなければならないようなときには、ミトコンドリア内の電圧が急に高くなり、ミトコンドリアの上に乗っていた電子が漏れ出てしまうことになります。

溢れだした電子と酸素が結びついて、スーパーオキサイドラジカルが作られ、さらに電子を吸い取って過酸化水素になり、さらに電子を吸い取って最も強力なヒドロキシラジカルになります。つまり活性酸素の生成は、比較的緩和なスーパーオキシドラジカルと結びつき、やがて狂暴化していくという経過をたどっています。

活性酸素の特徴は何と言っても「酸化の力が強い」ということです。酸素による物質の変化は、鉄が錆びるとか、物が燃えるなど、非常に強力な反応です。

ミトコンドリアは、人間が生存するためにうまくエネルギーと酸素を活用していますが、

活性酸素の酸化力の前では力及ばず、細胞を壊される場合もあるのです。

活性酸素の発生を促す要因

活性酸素が発生する要因としては実に様々な事が考えられていますが、その一般的な例は以下の通りです。

【環境汚染】

・紫外線

・大気汚染

・排気ガス

【異物】

・喫煙 

・添加物 

・農薬

・医薬品(肝臓への負担)

・カビやウイルス

【その他】

・過剰な運動

・ストレス(精神面と、物理的刺激を含む)

おそらく、

「添加物の入った出来合いの食品は体に悪い」、「紫外線はシミをつくるからファンデーションなどで皮膚を保護したほうがいい」などといったように、身体への悪影響を個々に耳にしたことがあると思います。しかし、実は全てが活性酸素を促すものとして括れるものでもあるのです。

個々に体への悪い影響を言われてきた理由というのは、目に見えない活性酸素のわかりにくさや、一言では説明できない性質にあったのではないでしょうか。

このサイトでは、これまでよくわからないままだった活性酸素について明らかにし、老化や病気に負けない体創りのソリューションとして、水素水の活用の有効性を検証していきます。

途中、化学式や、説明で不可欠になる化学用語があり、難解なイメージを持つこともあると思いますが、それを理解することが重要ではありません。毒を避けるにはどうすればいいか、またはいかに病気に負けない体創りをするか、といった行動の指針となる軸を形成することの方がはるかに重要です。分からない点は飛ばして身を守るための知識を持ち帰っていただければ幸いです。

 

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活性酸素の種類

活性酸素には、「体にいい影響を及ぼすもの」、と、「体にとって一利もいい影響がないもの」があります。身体にとって必要不可欠でいい作用をもたらす善玉と、身体にとって様々な病気の元となるような悪影響をもたらす悪玉があります。

悪玉活性酸素は体にとって必要な役割が見当たらず、遺伝子やたんぱく質、脂質を酸化させて壊すのですが、活性酸素の全てが悪者という訳ではなく、生体を維持するうえで欠かせない一面も持っているのです。

善玉活性酸素

O⁻₂スーパーオキサイドラジカル(またはスーパーオキシドアニオンラジカル、スーパーオキシド)

酸素分子によって生成される最初の活性酸素であり、全ての活性酸素の前駆体。免疫においては、体内に入ってきた抗原を殺すための働きがある。体内で発生すると、SOD(後述抗酸化物質)と呼ばれる酵素を経て過酸化水素H₂O₂へと変化していく。

H₂O₂ 過酸化水素

スーパーオキシドがSODの抗酸化物質を経て生成される。細菌の侵入などにおいて、殺菌作用を起こす一方、生体内では脂肪酸、DNA、細胞膜などを対象に酸化による組織破壊をおこす。つまり、善玉と呼ばれるものの、有害な活性酸素へと変貌する危険がある。

悪玉活性酸素

OH ヒドロキシラジカル

過酸化水素がFe、Cuなどと反応することで発生する、最強の活性酸素。生体内では、脂肪酸、DNA、細胞膜などあらゆる物質にダメージを与え、組織を破壊、病気や老化を進行させていく。発がんを促す力が高い。

その他 ラジカルではないもの

¹O₂ 一重項酸素

活性酸素の一つとされることがあるが、厳密にいうとそうではない。紫外線によって、皮膚などに発生し、タンパク質と脂質を変性させていく。

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活性酸素の最大の発生要因「ストレス」

善玉の活性酸素を失ってしまうと、うまくエネルギーがつくりだせないだけでなく体に様々影響が出ます。

では、善玉・悪玉の活性酸素はいったいどんなときに出るものでしょうか?それぞれの好発条件があるとするならば、悪玉はできるだけ出さないように心がける事が出来きます。

これを、恋愛する女性を例に例えてみるととても分かりやすいと思います。

意中の異性がいる女性は、片思いであってもたいてい顔のつやが良い顔をしています。

「恋煩い」をしていても、周りから「悩んでいるように見えないよ、楽しそうだね」と冷やかされるパターンです。

一方、例えば急に親の介護をする事になって大変になってしまった、とか、仕事の上司と折り合いがつかず毎日胃がキリキリするほどストレス過多、仕事帰りは発散のために過食になりがち、しかも「恋愛に全く縁がない」などといった状態の女性は大変な事でゲッソリしてしまっていたり、ストレスに魂がのっとられてしまったように顔のつやも失われがちです。

ストレスがあるかないかは、人の印象をガラリと変え、いつのまにか瞬間瞬間の表情がその人の顏そのものになっていくものです。これは大げさな事ではありません。

口角が上がった人は幸せそうな顔に見えますし、いつも不平を言っている人の顔が、幸せそうに見えないのと同じです。

「急に変化がやってきたとき」

「心身共に余裕がない時」

こんなときに活性酸素は体の中で魔の手を広げています。恋愛のように「楽しいことしか浮かばない」時に、ストレスは感じませんし、大変な事や憂鬱でため息をつくようなストレスを感じているときは、悪玉の活性酸素が発生してしまっています。人の表情をみれば一目瞭然です。

ストレスを感じているときは、戦闘モードとなって、ストレスを何とか打破しようと、体が副腎皮質からコルチゾールという物質を出そうとします。この時は頭に血が上ったり、呼吸が浅くなるだけでなく、体内も酸欠状態です。

しかしストレスがあまりに強すぎる状態が長く続く時には、身体は長すぎて終わりの見えない戦闘に降参してしまうあまり、緊張をときほぐすために身体を休めようとします。それは、「働き過ぎて倒れる」といったような形で現れますが、「身体が一次強制終了」することで過度なストレスの状態を終わらせようとしているためです。

すると、酸素が足りない状態から、いっきに体が弛緩して豊富な酸素が送り込まれる為、活性酸素が発生しやすい状態がつくりだされてしまいます。

ストレスを感じることは、いってみたら 「自ら体内に毒薬をまき散らしているようなもの」。

薬にもならない毒と分かっているものに、延々と時間や労力をかけて思い悩み続けるのは、実はこうしたことで無意味と言えてしまうのです。程よい緊張は毎日にハリをあたえてくれますが、毒薬を体内に流すくらいなら、いっそ「何も考えずに眠って朝起きたら忘れる」ほうがよほどいいでしょう。

わかりやすいので恋愛の話を出しましたが、笑い(=ストレスのない状態)は長寿の秘訣と言われるのは誰もが知ることです。

現に、閉鎖空間に閉じ込めて長期間ストレスを与えて活性酸素まみれにしたマウスから活性酸素を除去したら、直前の記憶障害を改善したという例もあるほどです。

ストレスは人の顔を老け込ませ、そして肉体の健康まで奪って行きます。その背景に、活性酸素がひっそりと心身にダメージを与えていることをいることを忘れないでいたいものです。

 

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活性酸素のターゲットとなる生体内の物質

活性酸素による猛威が、老化だけでなく驚くほど多くの病気に関わっているということが以前よりは少しずつ浸透しつつあります。そんな中、多くの病気の原因となる真相を知り、正確な情報としてそれを自らのライフタイルの軸とすることが強く望まれています。

ここからは、病気の原因になる活性酸素の攻撃のターゲットとなる物質について、その成り立ちや性質を通して考察を重ねるものです。

活性酸素を知る上で、ミトコンドリアについては様々な視点で見る必要があるため、その説明の量・質ともに豊富になることを前置きしておきます。

ミトコンドリア

ミトコンドリアの功罪

ミトコンドリアについて、活性酸素を語るうえで欠かせない存在であることはあまり知られていないかもしれません。

ミトコンドリアの主な役割は、酸素を使ってエネルギーを生成することですが、重要なエネルギーの生成の傍ら、事実皮肉なことに「自ら活性酸素をつくりだすという大失敗を犯すこと」で、多くの病気や老化現象が生まれています。

活性酸素が発生する決定的瞬間

ミトコンドリアは、電子と食物から摂ったエネルギーを利用してATPをつくり、その際電子がミトコンドリアの膜の上を流れています。

ミトコンドリアの膜は極細で、電子がひしめき合うと転げ落ちてしまうほどです。

ミトコンドリアの膜の上にいる電子がドン!と押されると、ミトコンドリアの膜から落ちてしまい、近くにある酸素と結合してしまいます。

こうして結合したものが「活性酸素の正体」であり、活性酸素が生まれている瞬間です。

この決定的な瞬間は、酸欠状態の後に急に酸素がやってくる状態。例えばそれは、急いで食事をしたりしている時です。そんな時は急にエネルギーを作らなければならなくなり、体内は電子がひしめき合って活性酸素を多く発生させている事にもなるのです。

「うーん・・・といってもミトコンドリアが電圧を持っているとか、ミトコンドリアの膜の上を電子が転げ落ちるとか、あんまりピンとこない」というのが普通だと思います。

つまり、活性酸素を実感できる機会などそうそうあるものではないんですよね。

女性なら一度マイクロカレント(微弱電流)を活用した美容器具を目にしたことがあるかもしれません。10年近く前に発売されて、爆発的なヒット商品となっている人気者です。

太陽光にあたることで、プラチナから微弱電流(マイクロカレント)が発生し、アンチエイジングなど様々な美容効果が発揮されると言います。この美容器具の原理は、「活性酸素を除去する」ということに他なりません。

筆者は、始めこれをギフトとして頂いて、「得体の知れない美容器具」として数年間放置していました。

よくわからず始めて使ってみたときの実感は「皮膚に、静電気のようなピリっとした刺激を感じる」ということでした。これは、肌から発生している活性酸素と、微弱電流が反応した証拠なのかな?と思ったことがあります。

これまで、美容液に含まれる成分重視で考えていた美容の概念が、「肌から発せられる電子と微弱電流とを反応させてアンチエイジングを行う」という新しい概念に触れ、驚きの目でこの美容器具を眺めていたものです。

活性酸素を実感する機会は日常にそんなに多くありませんが、女性の方でしたらこんな機会にそれを実感することがあるかもしれません。

若さと健康の秘訣はミトコンドリア、という理由

「水素水のことが知りたかったのに、そんな顕微鏡の中の世界の話にいったい何のためになるんだろう?」と思ってしまいますよね。

ですが、水素水とミトコンドリアに関しては、切っても切れない関係にあります。

顕微鏡を覗かないと見れないような小さな物ですが、私たちはほぼ皆、ミトコンドリアが生きているのを実感した経験があります。

それが、運動です。

きつい運動量を、何日も続けて行うと、身体が慣れて、当初感じていたきつさはなくなります。これは正確に言うと、「ミトコンドリアがエネルギーの生産を増やしたこと」によって身体的なきつさが減った、という事です。

ミトコンドリアがエネルギーの増産体制に入ったことを意味しています。

運動を続けたことによって、同じ運動量でもきつさが無くなって行くのはなぜでしょうか。それはちょうど、100個しかエネルギーの生産をしなかったミトコンドリアが、翌日はもう少し頑張ってくれて、エネルギーを150個作るように働いてくれたので、その結果身体の負担が減った、というようなプロセスがつくられたことになるのです。

ミトコンドリアの第一の役割はエネルギーの生産ですが、無限に作れるわけではありませんし、必要な量しか作れません。

身体を動かさずにいると、「もうエネルギー必要ないんでしょう?」と言わんばかりにミトコンドリアの数は減ります。ミトコンドリアの数自体が少ないと、一つのミトコンドリアで生産するエネルギーが増えて負担が増えますし、ミトコンドリアの数が少ないと、酸素とエネルギーを抱えきれる量も少ないために、エネルギーの生産も限度を強いられます。

ミトコンドリアを、上の運動の例のように増やして行くと、多くのミトコンドリアで負荷が少なくエネルギーをつくれることになります。

逆に言って、運動が苦手などと言って動かないでいると、ミトコンドリアの量は減るばかりで、代謝が落ち、冷えの度合いの強い、「老いた体」になります。

ミトコンドリアの量とミトコンドリアの稼働の質を意識したライフスタイルを構築すれば、

身体を老化させることなく、身体機能を維持でき、若さと健康のバランスを保つことができるのです。

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エネルギー生産と活性酸素

「ヘルスケアのためにミトコンドリアの量と、ミトコンドリアの稼働の質を向上させる?」

これだけではまだ謎のままです。

ミトコンドリアはエネルギーの生産場ですが、例えて言われるのが、「花火の火薬の部分に点火することによってエネルギーを発することができるようなもの」です。

極小のミトコンドリアは、エネルギーの生産場であり、巨大な電気エネルギーが負荷されているために、常に電気エネルギーを発している電圧の高い物質となっています。

それはとりもなおさず、食物を電気エネルギーに変換するミトコンドリアは、「エネルギーをつくる一方、活性酸素もつくり出すという」性質を持つと言うことになるのです。

「代謝が落ちて太りやすくなった」という言葉の本当の意味

体の中では絶えず様々な物質が作られていますが、その中でも断トツに多いのがATPで、体重と同量が一日の間につくられます。

「じゃあ体重のほとんどはATPの重さだったの?」といったらそうでもありません。

ATPは絶えずつくられて、絶えず消費のためにエネルギーを生産しているので、体に蓄積されることはないのです。

実際、私たちが眠っていても、ぼーっとしていても消費される基礎代謝に対して、ATPが創りだすエネルギーの7割が消費されているといいます。24時間体制でエネルギー生成に関わり、エネルギーは刻々と消費されているのです。

また、よく、「歳を取ると基礎代謝が下がって、太りやすくなる」と嘆く人がいますが、加齢とともに体がエネルギーを消費できなくなるのではなく、「ミトコンドリアの劣化によってエネルギーをつくる能力が落ち、基礎代謝が落ちる」というのがより正確な言い方になるでしょう。

また、代謝は細胞が生まれ変わることを言いますが、生まれては死んでいく細胞の過程で、不完全な物や修復の必要がある物についても、

エネルギーが使われています。1個の細胞で、驚くことに1日10万回のダメージを受けているのですが、傷がついたらメンテナンスにエネルギーが必要になる訳です。

常に使われているエネルギーですので、ATPがつくりだすエネルギーは、体の中に溜められることなく使われ、24時間体勢の無休です。

休むことなくエネルギーを生産しているミトコンドリアですが、顕微鏡でやっと見れるミトコンドリアの動きはかなりダイナミック。ATPが花火の火薬の部分に例えられるなら、ミトコンドリアの動きはさながら、花火の炎が勢いよく飛んでいく様のようです。

 

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老化防止のコツは、”活性酸素を増やさないためのエネルギー増産体制”

老化防止の方法と言うと、世の中の女性はとりあえず耳を傾ける方が多いのですが、それを継続して実践するかどうかは、1割にも満たない乏しいところに落ち着いてしまうのが常です。

しかし、ここでお伝えする老化防止については、飽きが早い運動方法などというよりは、

意識の中に組み込む軸のようなものです。そのポイントが意識の中にあるかないかで、その後の言動はおろか人生が全く違ってくるのですから、できるだけそれを腑に落ちる形まで落とし込みたいところです。

老化を防止する究極の方法は「ミトコンドリアの上から電子が転げ落ちるのを防ぐ方法」です。

と言っても、「もうちょっと親切にわかりやすく説明して」と言われそうです。

お伝えしている通り、巨大な電圧がかかるミトコンドリアの上に存在する電子は、急に酸素がやってきてドン!と押されるとミトコンドリアの膜の上から転げ落ちてしまうのですが、電子の転倒を防ぐために、電子が乗れるミトコンドリアの量を増やすことにあります。

1万個のATPが必要な時に、100個のミトコンドリアしかない場合は、1個当たりのミトコンドリアがフル稼働で100個のATPをつくらなければなりませんが、1000個のミトコンドリアがあれば、一個当たりのATP生産量は10個で済み、一個当たりのミトコンドリアへの負荷は抑制されますます。

100個体制のATP生産の時はフル稼働しているので、急いでつくるあまり電子が転倒するリスクが高まります。ですので、活性酸素が多くできてしまうというのです。よって、ミトコンドリアの量を増やすことは、活性酸素を増やさないための環境を整える基盤となります。

運動は嫌い、けれど太りたくも老けたくもない、どうすればよいか?

基礎代謝の低下と聞くと、皆「太りやすくなる」とか「冷えが強くなってむくみやすくなる」などと想像するパターンが既に出来上がってしまっていて、後ろめたさを感じながら「でも、運動とか私好きじゃないし」とか、「忙しすぎて運動をする時間なんて取れない」という方は多いと思います。

けれど、”運動から遠ざかっている人”でも、エネルギー効率がよい、代謝のいい体が出来上がっている状態には興味をそそられるようです。

エネルギー効率のいい体という点では、動物と比較するといいかもしれません。

動物は大きさによって寿命が異なり、小さな動物は心臓の鼓動も早く、寿命も短いものです。ハムスターの寿命は三年、一方ハムスターと同じ大きさのハトの寿命は35年です。同じ体の大きさをしている動物同士で寿命に差が出るのは、ミトコンドリアの違い(エネルギー効率の質)にあります。

ミトコンドリアは細胞の10-20%を占めており、100~3000個という数が含まれています。その中で最も重要な働きが、エネルギーをつくり出すという役割です。ハトは空を飛ぶし、彼らは非常に多くのエネルギーをつくりだしているはずなのですが、その割にはエネルギーの生成の途中でできてしまう活性酸素の量が少ない、というのが長生きの秘密です。つまりエネルギー生産量の高さや質が、ハトの一生を決定し、「活性酸素の少なさ」が長生きを可能にしているようです。

人間でハトのエネルギー効率に似たヒトを探すならばマラソン選手。ミトコンドリアの量と質が明らかに違うので彼らは、42.195キロを二時間で走ってしまう超人レベルのことが可能になります。

運動はほとんどしない、という人でも、寝ていても消費されていく基礎代謝を上げる方法には興味がある場合が多いようですが、ハトの”よくできたミトコンドリア”を意識していると、毎日の身体の動きの一つ一つが少しずつ変わって行くかもしれません。

 

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運動のあとの酸欠で活性酸素を抑える方法

分かりやすく言うなら、「活性酸素は急いで食事をすると増える」とお話ししましたが、

それはもっと言い方を変えると、「酸素が欠乏した状態の後に、急激に酸素が増えた場合」の事を言います。

「それじゃあ、もしかしたら運動って老化からすると体に良くないんじゃないかな?」と思うかもしれません。激しい運動をすればするほどミトコンドリアはエネルギーをつくり出そうとするので、活性酸素の量は確かに増えます。

しかし活性酸素を出さないと言わんばかりに運動をしないでじっといると(というよりは単なる運動嫌いかもしれませんが)、確かに活性酸素が少ないことも確かです。

ですが、この場合は、運動によってできる活性酸素を除去するように体が順応するように身体を更新するそうで、それは後に触れる体がつくりだす抗酸化物質によるところが大きいようです。

運動をするときに活性酸素を出さないコツは、急激に心拍数がどくどくと上がるようなスタートをせず、身体を慣らし、準備運動を入念にし、まず運動の前の序章を意識的に設ける事。そして運動後については急に休まず、”フェードアウトするように”運動を止めるのがよいようです。

細胞の自爆装置

ミトコンドリアの主要な働きは、エネルギーをつくりだす事にあるとお話してきましたが、ここ最近になって多くの働きがあることが分かってきているそうです。

そのうちの一つが、自爆装置を装備しているという事。発熱すると、それを合図にウイルスに感染した細胞はそれ以上感染が広がらないように自滅するようになっていて、ウイルスが浸食した細胞も、道連れとなって死んでいくので、ウイルスの繁殖を防ぐことができます。生きた体の中に亡骸があると邪魔になるので、出来るだけ身体に蓄積を残さずに小さく縮んでいき、細分化してマクロファージに食べてもらう、というアポトーシスでの死に方は、「面倒をかけない死に方」の方。

アポトーシスが発動するタイミングとは、がん細胞を一刻も早くやっつけなければならないような場合で、緊急事態に備えて自爆装置を自らの中にしまって置いています。

一方、炎症などを起こして患部が腫れ上がったりすることで起きるネクローシスは、炎症によってできた死んだ細胞を排除するために攻撃したりし、残った死んだ細胞は「他の細胞の残務処理として任せる死に方」です。

自爆装置と聞いて、ちょっと怖い気もするかもしれませんが、オタマジャクシがカエルになるときにしっぽが無くなることも、蛹が蝶になる変化も、このアポトーシスが働いており、それは細胞の必要死なのです。

さて、細胞の中にミトコンドリアと核が入っていて、身体の主要な成分のたんぱく質を造っていますが、タンパク質合成の設計図は核の中のDNAの中に書き込まれていることは多くの方がご存知だと思います。

実はミトコンドリアの中にもDNAがあると言われています。ミトコンドリアと核のDNAを比較すると、ミトコンドリアは20万倍も短く、タンパク質の合成に至っても1700倍もの生産能力の差があり、見過ごされても仕方ないような機能なのかもしれません。そして有核細胞の中にさらにDNAを持ったミトコンドリアがあるということが「寄生」しているようにも見えます。

ミトコンドリアのこのあり方は、無駄を徹底して排除した結果と言われます。その節約ぶりは「凄まじい」と言ってよく、したたかです。

さて、この項目の最後にミトコンドリアの”寄生”という特徴が可能にした様々な実態を、「老化」という視点から見ていきたいと思います。

寄生するミトコンドリアのずば抜けたしたたかさ

はるか昔、ミトコンドリアの祖先は、今よりもずっと長いDNAを持っていたと言います。

それが長い時間を経て、細胞の核DNAに自らのDNAのほとんどを移動させたのです。現在ミトコンドリアに残っている塩基はほんの数種類のみ。また、細胞の中にある物質さえも、かつてのミトコンドリアの祖先が持っていた物質だと言うのです。

これは、想像の域に過ぎないと言われますが、ミトコンドリアがそのようなDNAの大移動を行う必要があったのは、やはり「自分を活性酸素から守る必要があったから」、と推測されています。なぜなら、ミトコンドリア自身がつくる活性酸素の毒から少しでも回避するために、必要最低限なものを除いては核DNAに引き渡した方が有利だからです。

身体中に存在するミトコンドリア

ミトコンドリアの主な役割はエネルギーを生産することにありますが、したがってエネルギーを沢山必要とする所に多く存在しています。

その一つが神経細胞です。神経伝達物質を神経細胞内に取り込むなど、人間の生命活動の司令が繰り広げられるうえで膨大なエネルギーを必要としているためです。神経細胞のシナプス模式図には、前シナプスにミトコンドリアが登場しているのはこのためです。

後述するパーキンソン病やアルツハイマー型認知症などの神経性難治症は、ミトコンドリアの劣化がその原因とされており、神経にミトコンドリアが多く存在していることから、脳が活性酸素の影響を受けやすいことを物語る症状でもあります。

以上、ミトコンドリアの成り立ちと性質について考察し、なぜミトコンドリアが活性酸素のターゲットとなっているかを解説してきました。

「エネルギーの生成という役割とともに、活性酸素を発生させる」というミトコンドリアの功罪が、私たちの生命を良くも悪くも左右している、と言う他ありません。

次は、ミトコンドリアが寄生する細胞の主である核のお話です。

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体の設計図DNA

ヒトの体の中には60兆個という細胞が生きており、その大部分がタンパク質の合成で構成されています。そのタンパク質も、髪の毛、爪、筋肉といったように様々に質や形を変えており、設計図がDNAに遺伝情報として書き込まれているゆえ、緻密なまでにそれらの複製が可能になっているのです。

DNAには10万個の遺伝情報が存在していますが、そのほとんどが「たんぱく質の設計図」か「遺伝子機能制御情報」です。

身体のつくりが複雑になればなるほど、それだけ細胞を調整するための情報が増え、多様なたんぱく質をつくるためには、それだけの情報が必要になります。

例えば、何か偶然な事故で設計図が壊されてしまったとします。それをリカバリするための情報もあったほうがいいですし、臓器の場所を決定するための情報や、細胞と細胞の連絡を調整する情報もあったほうがいいです。

膨大な遺伝情報ができるだけ早く処理されるシステムや、取り出しや保管に便利な場所があったほうがよくなってきます。

まるでパソコンのリカバリ(復旧)作業のように、メモリでパソコンの中の情報を予め保存しておけば、いざという時に壊れた情報や要素を付加して元に戻して行けるのと同様に。

これが、人の身体で言うと、核という場所になります。

h2 DNAは活性酸素を免れるために核という保管庫を利用している

その核においては、

「遺伝子情報の巨大化と保護の必要」、そして「エネルギーを利用する手前上、”酸素をうまく利用してエネルギーをつくるミトコンドリア”と共存する」

という二つの命題が実現される必要があったのです。

先に、ミトコンドリアは細胞の中に寄生しているかのようだと言いましたが、情報の保管庫である核と、エネルギー工場かつ活性酸素を発生するミトコンドリアとが、役割を分担した結果と言えます。

活性酸素によるDNAのダメージや変質を最小限に抑えるために、DN Aは保管庫である核でそれを実現しています。またミトコンドリアの方は、エネルギーをつくるために、どうしてもDNAが必要になる事もあるけれど、自分でそれを持っているとエネルギー生成の過程で出る活性酸素で自らのDNAを傷つけてしまうことにもなります。

ですので、ミトコンドリアが寄生しているという構図よりも、ミトコンドリアと核が共生しているといった方がいい気がします。DNAとミトコンドリアは、進化の過程で様々なパターンを繰り返して、お互いにとってベストな状態を今の形にしたのです。

 

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DNAの活性酸素による障害

さて、人体の設計図であるDNAが、活性酸素の餌食になってしまった時の事をお話しします。

DNAの遺伝情報は、アデニン、グアニン、シトシン、チミンという4つの塩基によって暗号化されています。この文字の順序は、塩基配列と呼ばれており、遺伝はこの配列によって決定されます。

DNAは、その遺伝情報を守るために核を利用していますが、活性酸素の猛威に勝てない場合があります。その例が、後に登場する現代の様々な病気です。

通常は、遺伝子にダメージが加わった時は、それを修復するための酵素が働いて、修正がかけられますし、致命的な異変が起きた場合は、細胞そのものがその世代で自滅するように仕組まれています。つまり、次の世代にとって異常なDNAが受け継がれることの無いように、様々な防波堤が何重にもかけられて、遺伝子情報が保護されているのです。

よって、DNAが活性酸素によって破壊されるということは、次の世代に遺伝情報を引き継ぐことを不可能にし、異常な遺伝子が発生することを許すことになります。

また、細胞膜や核と言う物理的な防波堤をくぐってDNAに攻撃をしかけてくる場合は、

もはやミトコンドリアの自爆装置が発動するまえに核心部が包囲されたことになり、それはとりもなおさず、ミトコンドリアの劣化という事を意味しています。

 

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脂質

加齢臭は、実は活性酸素の弊害だった

脂質が酸化する例として、「加齢臭」が一番イメージしやすいでしょう。

加齢臭は、少し前までおじさんのニオイなどと言われていましたが、しかしなぜ男性に限ってそんな呼び名がついてしまうのか、興味深いところでもあります。

加齢臭の正体は、過酸化脂質が分解されてノネナールという物質に変わり、男性ホルモンと混ざることで異臭を出すと言います。活性酸素が体の脂質を劣化させたことによって起きることなのです。ここに、さらに活性酸素を助長するようなストレスや、喫煙、暴飲暴食などの生活が重なると、体調がさらに悪化、

その悪化した体調の影響が、加齢臭をさらに強烈にして行きます。

男性は脂質の分泌量が多いのも事実で、それが酸化すること、そして男性ホルモンの当然ながらの分泌という条件が重なるというのは、

ある意味男性の宿命とも言えそうです。ですが、ライフスタイル自体は如何様にでも調節できるのは確かですので、加齢臭の防止も無理な事ではありません。

近頃は化粧品会社が男性用の加齢臭撃退アイテムを出しているようですが、それらは応急処置に過ぎず、元々である”活性酸素を除去した体質”を目指す方が得策と言えます。

細胞膜中の脂質の役割

「脂質」が酸化する例をまた見てみましょう。

体の中に細胞膜の主な構成要素となっている物質で、「アラキドン酸」という、数種の脂質が組み合わさった脂質があります。

細胞と細胞とが、情報のやり取りをするうえで、このアラキドン酸から生まれる代謝物は、「シグナル」の役割を担っています。細胞と細胞が身体の状態を把握するうえで、いわばアラキドン酸から生まれる代謝物の司令を受け取っているのです。

このアラキドン酸から生まれる代謝物の”司令の例”は以下の通り

・血管の収縮と拡張

・血管の透過性

・呼吸器を動かす平滑筋の収縮と弛緩

・炎症による熱感や発赤など急性炎症の兆候を、細動脈へ知らせる

つまり、身体バランスを保つための基盤となる機能 【体の異常を知らせ、正常な状態に戻ろうとする】上で欠かせない司令を担っています。

このアラキドン酸は血液や肝臓など重要な器官を構成する脂肪中の10%を占め、細胞の形を保ったり、代謝に関わる機能を持ったりするなど、身体を維持するうえで欠かせない機能も持っています。

脂質の活性酸素の影響を受けるまで

このアラキドン酸という脂肪酸は、その化学式がかなり複雑・高度なために、「酸化しやすい」構造をしています。

また、強力・多彩な生理薬理作用を持つ 「局所ホルモン」と呼ばれ、【身体バランスを保つための基盤となる機能 =体の異常を知らせ、正常な状態に戻ろうとする司令】のいくつかの司令パターンが作られる上で欠かせない役割があります。

このアラキドン酸がシクロオキシナーゼで二つの酸素を受けるとPGG2が生成されます。

これは、アラキドン酸カスケードの中間体と呼ばれ、全てのPG(プロスタグランジン)とTX(トロンボキサン)の前駆体を担うPGH2の生成に関わります。

NSAIDと呼ばれる非ステロイド系抗炎症剤は、このシクロオキシナーゼ系を遮断することで「解熱、鎮痛、抗炎症作用」をもたらす「今あらゆる薬剤の中で一番処方されている」薬剤です。

PGH2は、やがて、PGE2<血管や気管支の拡張、T細胞増殖抑制>や、PGF2α<血管気管支収縮>や、PGI2<血管や気管支の拡張、血小板凝縮>、PGD2<気管支収縮、サプレッサーT細胞活性化>を生成していきます。

このPGG2が、ヒドロペルオキシターゼ系でPGH2を生成する過程で登場するのが、最強の活性酸素・OHです。ヒドロオキシターゼ系で発生する強力な悪玉活性酸素として働く・OHは、直ちにアラキドン酸がPGG2を生成する過程のシクロオキシナーゼ系を攻撃し、脂質を酸化をすることでPGの生成を抑制します。

つまり、アラキドン酸の代謝物に「司令」という仕事ができないように滅多打ちにするのです。

PGの生成が抑制されると、PGの生理活性が機能しなくなり、 「炎症・免疫反応や、炎症反応と気管支障害を伴った症状」が表れるようになります。

NSAIDと呼ばれる非ステロイド系抗炎症剤は、解熱、鎮痛、抗炎症作用をもたらす「あらゆる薬の中で今一番処方されている」薬剤ですと、申し上げましたが、それはとりもなおさず、その原因で困っている人が莫大な数がいるということを意味しています。よって現代人の多くの疾患は、この過酸化脂質によるPGの生理活性機能が攻撃されることで起こっているといっても過言でありません。

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活性酸素の挙動のつかみどころのなさが病気の特定を難しくさせている

厄介なことに、過酸化脂質を引き起こす悪玉活性酸素の特徴は、「どこで反応しているか」、「どんな状況か」で異なり、「こんなときにこう生理活性を起こす」と、一言で説明できないものがあります。

それは、アラキドン酸の代謝物が、「五角形」と「長い鎖の組み合わせ」とが化学構造を決め、その二つの組み合わせによっては、全く異なる生理活性を示すこともあることから言えるでしょう。アラキドン酸の代謝物がこのような多様な構造パターンを持つことから、「タイプと環境に応じて」様々な症状がひき起こされるのです。

活性酸素のうち、最も強力な・OHは、酸化する要素を多く持つ多価不飽和脂肪酸であるアラキドン酸が大好物。極性が高いアラキドン酸は、・OHの最もターゲットになりやすい物質なのです。これが、「現代の多くの病気=酸化によって侵された結果起こる様々な症状」にとって大きな問題になりますし、逆に言ってここを抑える事が出来たら、老化=酸化にまつわる次にあるような疾患の多くは抑制できるものと考えられています。

中鎖脂肪酸がミトコンドリアの理想な脂質である理由 ‐脂質は薬か毒か‐

働き盛り、女盛りの女性は、たいてい「ダイエットが年中無休」というスタンスを崩しません。そうした女性達にとって、脂質はかなり敵視される確率が高いのも事実です。

しかし、脂質は果たして体にとって毒かどうかは、彼女たちがイメージしている「高カロリー」という敵視と、別な視点で話をする必要があります。

特定保健食品に認証された日清オイリオの食用油ヘルシーリセッタは、体に脂肪が付きにくい中鎖脂肪酸を売りにした商品です。また、中鎖脂肪酸でごく最近爆発的な人気となっているのがココナツオイルやMCTオイルで,女性の間では「美容効果」を期待して購入する人が急増しました(ここでは脂質=カロリーが高いという性質よりも美容効果が勝っているのでしょうか?)。

サラダのドレッシングや、和え物に使う油を、「どれにするか?」という選択肢が増え、味覚以外にヘルスケアの情報の量と質ともに増えることは大変好ましい時代になったと思います。ですが逆に、適切に情報を摂る時代になったのは紛れもありません。

さて美容と健康のために脂質は一見敵視されがちですが、実はミトコンドリアのエネルギー源として欠かせない物です。

長鎖脂肪酸はエネルギーとしてミトコンドリアに消費されるためにLカルニチンを必要としていますが、中鎖脂肪酸はLカルニチンなしでもミトコンドリア内に入り込むことができる特徴を持っています。ミトコンドリアに入り込みやすいので、そのまま燃焼されやすく、体内に脂肪として蓄積されにくくなっています。

実際に、過去筆者は一日に200グラムのココナツオイルを3~4ヶ月に渡って摂取する実験を試みたことがありますが、カロリー数も相当ながら、体重は増加の微動だにしなかった目を疑うような経験をしています。脂肪として蓄積せずに、すぐにミトコンドリアのエネルギーになった証拠でしょうか。

 

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抗酸化酵素・抗酸化物質

生体に存在する抗酸化酵素

酸化の影響を受けやすいと言っても、人間には、自ら若さを保つ機能として抗酸化酵素を創り出すシステムがあります。つまり活性酸素を自ら除去する機能が体の中にあるのです。

スーパーオキシドディスムスターゼにあるような抗酸化酵素をつくる能力は、他の動物に比べて群を抜いて高く、ヒトの身体は活性酸素の除去が効率的にできる事を意味しています。

もし抗酸化酵素で除去しきれない活性酸素がある場合は、既に傷ついてしまった細胞を修復する、または使いモノにならなければ廃棄する能力も、他の動物に比べて高いと言われています。

生体内の抗酸化物質:活性酸素除去酵素の作用機序

その体内の抗酸化物質について、または、活性酸素を無毒化する様子を化学式にすると以下の通りです。

・SOD スーパーオキシドディスムスタ-ゼ 

 2H₂O +O₂ → ≪SODと反応≫ → H₂O ₂+ O₂

・カタラーゼ

 2H₂O → ≪カタラーゼと反応≫ → 2H₂O ₂+ O₂

・グルタチオンペルオキシターゼ(GPX) (GPX‐PXはミトコンドリア内に存在)

その他・ビタミンとミネラル

生体内に存在する抗酸化物質の他、私たちの身近にある抗酸化物質があります。ビタミンやミネラルは補酵素として働き、除去に有用で、毒性を消褪させます。

抗酸化作用が確認されているビタミン・ミネラル類一般については以下の通りです。

・ビタミンA 

・ビタミンC ・O₂⁻の除去として有効、

・ビタミンE 脂質酸化防止として、ビタミンA、Cの補強

・セレン

・亜鉛

・マンガン

・銅

その他・フィトケミカル

ビタミンなどの栄養素の他に、主に植物中に含まれる微量成分で、注目されているのがフィトケミカルです。ポリフェノールなどあまりに有名なものですが、こうした成分に注目が集まるのも、抗酸化のニーズの高まりと言えます。

抗酸化作用が高いフィトケミカル一例

・カロチノイド

・フラボノイド

・ポリフェノール

・カテキン

 

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水の飲用による活性酸素除去

水分を一日2L飲むと、活性酸素を除去することに有用だと言います。(水道水は除外し、有毒物質を除外しているものに限る)

水分の補給自体が活性酸素に有用であるため、後述する活性酸素除去効果が高い水素水での飲用は、よりその目的が達成されやすいものと思われます。

体内の抗酸化酵素もビタミンもミネラルも叶わない場合

抗酸化物質は、いってみたら、くぎの酸化や、物が燃焼するのを防ぐような役割です。燃えるものに水をかけても延焼した部分は元に戻りません。生体内でも強力に進む酸化を止められない場合があります。

もし強力な活性酸素・OHが大量に発生して、体内の活性酸素を抑制するシステムが崩れていたら、1時間でミトコンドリアは攻撃され、細胞自体が死んでしまう事も分かっています。

抗酸化サプリの是非

サプリは今いろいろと売られていて、何らかの抗酸化サプリを飲んでいる人もいらっしゃると思います。

実際は、これらのサプリの中に含まれているのは、ビタミンやリコピン、カルニチン等の「化学物質」で、実は人の細胞の構造上、中に入って行くことができないものもあります。

細胞を覆うように存在する細胞膜は脂質でできているために、水溶性のビタミンは透過できませんし、細胞質は水溶性のために、水に溶けないコエンザイムQ10は溶け込めません。

多くのサプリは、水溶性の場と脂溶性の場で透過できるか、出来ないか、が制限されて、

特定の場所でしか作用できないようになっています。つまり、どんな場所でも有効とは限らないのです。

そしてこうした溶質という性質上、構造上ほとんどの物質が「出入り禁止」となってしまう場所があります。それは脳の血液脳関門という場所で、ビタミンなども入る事が出来ません。

ガッカリしてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、溶質としての抗酸化物質は限度がある、ということになります。

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水素が抗酸化物質として有能である理由

一方、水素分子は細胞の中の何処でも入って行ける宇宙最少の分子水素は、身体に有害な活性酸素だけを選択的に還元できる賢さがあります。

溶質としての抗酸化物質は作用できる部位が限られていました。それは水や脂質に溶けて生体代謝の場に持ち込まれる物質です。

溶媒としての活性酸素である水素水は、それら溶質を生命代謝の場に持ち込むものそのものです。

溶質としてまたは溶媒として抗酸化物質を求めるのが有効なのか、いずれなのかは明らかです。

水素水の活性酸素除去効果

世界の水素水ストーリー

アクアミラビリス・奇跡の水と呼ばれる水があります。ルルドの泉(フランス)、トラコテの水(メキシコ)、ノルデナウの水(ドイツがその例です。これまでその地には、奇跡の水に救いを求め、世界中の様々な疾患を抱えた人が訪れていました。調べると、その水には豊富な水素が含まれていたことが分かったと言います。病気の治癒に用いられてきた奇跡の水の力は、水素が大きいことがわかったのです。

h2 水素水の活性酸素除去効果を世に知らしめた出来事

活性酸素による様々な疾患への影響が、いまから250年前に推測されていましたが、あるのかないのか、わからないものを、「病気の原因」とするのは誰しも納得できるものではありませんでした。増して、水素という見えない原子でもって対策する、といったことが、はじめは受け入れられない状況だったようです。

つまり、「インチキ」とかそういったイメージで危なっかしさを与えてしまう所があったのです。

また、水素水のイメージは、どちらかというと、水素水に限らず、今の水にまつわる巨大マーケットの全体イメージに近いのかもしれません。それには良質な部分もあれば、悪質な部分もある二面性を持った世界です。新しい技術やヘルスケアのための刷新的な方法がリリースされると、それに便乗して悪質な業者が生まれるリスクを必ず含んでいます。

さて、それまでの活性酸素や、水素の常識が覆された大きな出来事は、何と言っても、日本医科大学教授太田成男先生のネイチャーメディシンでの論文発表でしょう(2007年)。

太田教授は、水素を含む培養液の中では、培養細胞が活性酸素によるダメージを受けていない事を確認しています。

活性酸素の影響を受けると、細胞は縮んだり、小さくなったり、驚いたような突起を出したりします。これが、活性酸素が細胞に与えているダメージの様子です。この細胞は、障害性を持ち、いわゆる使いモノにならない細胞としての道を辿るしかありません。

一方、水素を含む培養液では、細胞はまるでご機嫌な様子だったと言います。

つまり、細胞障害性の高い悪玉活性酸素だけを消して、一方で生理学的役割を持つ善玉の活性酸素には反応しなかった、という事を意味しています。悪者だけを相手にするという、あまりに都合のいいことが実現されていました。

 

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水素水による活性酸素除去効果の適用が見込める症状

現在までで、活性酸素による疾患として考えられているものを見ていきましょう。

  1. 内分泌代謝 糖尿病、メタボリックシンドローム、肥満
  2. 循環器系 動脈硬化、脳梗塞・脳卒中、心筋梗塞(再灌流障害)
  3. 消化器系 肝炎、膵炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
  4. 呼吸器系 喘息、慢性閉塞肺疾患、肺気腫、呼吸窮迫
  5. 泌尿器系 糸球体腎炎、薬物性腎障害
  6. 脳神経系 パーキンソン病、認知症、脳浮腫、外傷性てんかん
  7. 皮膚科 アトピー性皮膚炎、やけど、しみ、しわ、紫外線照射による炎症
  8. 腫瘍 発生・移転・雅楽療法と放射線治療の副作用
  9. 他 自己免疫疾患(膠原病、リウマチ、痛風)、アレルギー
  10. 眼科 白内障、未熟児網膜症

これらは一例で、数えられるだけで200種の疾患が活性酸素と関係があると言われていますが、現在は、医療分野への水素の適用を見込んで多くの研究がおこなわれている所です。

水素水の特徴 透過性・宇宙最少の元素

細胞膜の構造をちょっと考えてみましょう。

細胞を覆う細胞膜、その中にミトコンドリアや、核が入っています。

細胞膜は脂質で出来ており、抗酸化物質として有名なビタミンは水溶性であるために通過できません。また、細胞質は水溶性であるために、脂溶性のビタミンEや、コエンザイムQ10 は機能しません。ゆえに、細胞膜の構成上、抗酸化物質は十分に効果を発揮できないようになっています。ある場所では効果を発揮して、ある場所では効果が発揮されない、つまり特定の部位でしか作用できない性質が、多くの抗酸化物質の側面を物語ります。

その中、水素は“気体”であるために、水溶性でも脂溶性でもなく、どこでも通過し、馴染むことができます。

宇宙最少の物体である水素が、体の中に入ると、あらゆる臓器、器官、細胞を駆け巡って悪玉活性酸素と結合して還元、水にしていきます。

化学式にすると わかりやすいです。

水素H₂+活性酸素2・OH=2H₂O

活性酸素と結びついた水素はこうして水になって体外へ排出されます。

活性酸素を除去できる抗酸化物質は、先に挙げました通り、いろいろなものがあります。ですが、活性酸素でも最強のヒドロキシラジカル・OHを消去できるのは、唯一水素だけです。

宇宙一最小の元素である水素は、自ずとどこへでも入って行ける透過性と万能性をもっていることになります。

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水素の特徴 選択性 副作用がない

水素は、副作用や有毒性が起こりえない性質と言えます。

もし体内に悪玉活性酸素があまりない場合は、いくら大量に水素が入ったとしても呼気で出てしまいます。体に蓄積したり、留まる事がなないからです。

水素H₂+活性酸素2・OH=2H₂O

という化学式からは、体内の悪玉活性酸素と結びついて還元して水に成る事を意味しますので、副作用が起こりえないのです。

水素は、悪玉活性酸素・ヒドロキシラジカルが最も発生して強く作用している部位に作用します。

ヒドロキシラジカルが強烈な活性酸素を発生させている場は、極性が高くなっているために、水素が吸い寄せられるというイメージです。

例えばビジネスマンが、ずっとパソコンに向かって疲労感だけでなく肩こりを感じ、おまけに腰痛まで感じていたとします。

この場合は、頭の中だけでなく、肩や腰にストレスを感じていますので、脳内、肩腰に活性酸素が多くなり出しています。水素が反応するのは、これら活性酸素が多く出ている場所です。水素に関しては、実に都合よく困った場所にだけ作用することになりますが、サプリメントに関しては、人や状態を選ぶことが出来ません。

水素の選択的な作用の性質は、人類にとって奇跡としか言いようがないのです。

水素水は具体的に何に効果があるのか?

悪玉活性酸素がもたらす体内のさびは、老化や多くの生活習慣病の要因となります。水素水を飲むことは、体内の病気の要因となる元を取り、身体を掃除し、健康の増進、ダイエット、アンチエイジングやメタボ対策、生活習慣病の予防と改善に有用です。

効果の発揮のされ方は、個人差と、どんな症状化によっても違いがありますが、便秘や肩こり、頭痛、蕁麻疹、アトピーなどの炎症にはすぐに効果が出ると言われています。二日酔いや、疲労回復、そして運転中の眠気覚ましにも効果的と言われていて、健常者でも効果を実感することができます。

 

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水素水の安全性

水素自体は、原子で無味無臭無害であることが証明されています。厚生労働省の食品衛生法で認められている食品添加物でもありました。お子さん、妊婦の方、ご年配の方まで活用できる安全性となります。

水素水の活性酸素無毒化の本質

さて、水素水の活性酸素除去効果について解説しました。その本質は、以下の通りです。

  1. 悪玉活性酸素の強力な局に吸い寄せられる性質に反応し、善玉はスルーする、という選択性
  2. 気体という特性から、生体内のいかなる場所へも通過する透過性
  3. 反応せず余った分は、呼気から排出される

それでは、これらの類稀な性質をもつ数疏水の活用の可能性を、疾患という側面からじっくり検証します。

活性酸素が引き起こす様々な炎症・免疫反応

生体内のあらゆる場所で活性酸素による影響は発生しますし、活性酸素を原因としていても、それが花粉症症状となって表れるのか、アトピー性皮膚炎となるのか、発症の仕方も様々です。また、後述高血圧、高脂血症、尿酸異常症などメタボリックシンドロームの危険因子となる症状や、動脈硬化症にしても、活性酸素と過酸化脂質という関係性で括れる現象だということを、一体どれくらいの人が気付いているものでしょうか?

近年活性酸素によるこうした影響について、様々な研究や検証が行われている理由は、

活性酸素を生み出す要因が驚くほど増えており、興味関心の的となっていることを示しています。

そして、本稿は、未だ不明な事が多い活性酸素を横断的に捉え、その解決策として有能な水素水の側面を探って行くものです。

その中で、今罹患者が急増中のアトピー性皮膚炎について初めに解説して行きます。

炎症・免疫反応

多くの疾患に共通する炎症免疫反応

このサイトが扱う主要なテーマとなっている「炎症と免疫反応」による症状は、現在一番多くの疾患に共通することとなっています。

それは現在あらゆる薬の中で”一番よく売れているNSAID系の薬剤”が、炎症・免疫反応に作用するものであることからも明らかです。

炎症と免疫反応による症状を助長させる因子として、「活性酸素」が関わっていることが指摘されており、それがこれらの症状をいっそう解決しがたいものとしている傾向があります。

1985年以来、活性酸素の挙動や生体内での影響について、多くの報告が寄せられていますが、どれも現象面からの解説が主で、その全貌や本質はいまだに未知な部分が多く残されており、分子レベルでの研究は困難を極めています。

ここからは、現在まで分かっている炎症と免疫反応における活性酸素との関係を明らかにし、後に述べる様々な症状の共通事項を始めに提示するものです。

驚くほど、多くの症状が、同じメカニズムで発症していることがお分かり頂けると思いますし、活性酸素の影響がそのメカニズムに如何に加担しているかが明確になります。

生理活性物質

生体内で強力な生理活性作用を持つ物質を生理活性物質と呼び、これが炎症と免疫反応に関与することで、様々な症状が発症することが分かっています。

ここでは、生理活性物質の説明になるために、やや難解になることもありますが、まずは興味の高いところからご覧ください。後述の項目で分からない語句が出てきた際の参照として御覧いただき、不可解な部分は読み飛ばして先に進んでいただきたいと思います。

エイコサノイド

エイコサノイドの特徴 その1:生理活性物質を生成する

炭素数20の高度不飽和脂肪酸から発生する生理活性物質。プロスタグランジン(PG)、トロンボキサン(TX)、ロイコトリエン(LX)がある。血管の拡張や、平滑筋の収縮、血管透過性亢進、痛みや発熱の増強など、多様な生理活性作用があり、炎症や免疫反応において大きな役割を果たす。

【プロスタグランジン】

細胞膜の主要構成要素アラキドン酸から、シクロオキシナーゼを介して生産される生理活性脂質。シクロオキシナーゼ系で生産される生理活性物質

PGE₂、PGG₂、PGF₂α、PGI₂、TX2に関しては、細胞膜表面にレセプターがあり、それを介して生理活性が発揮されることが分かっています。ヒトの細胞膜ではアラキドン酸が多く、アラキドン酸から生産されるPG2、TX2、LT2類は生理的あるいは病理生理的な状態において、細胞機能の調整に広く関与していると考えられています。

プロスタグランジンは発生すると、その発生場所ですみやかに生理活性を発揮し、蓄積しにくい性質を持っています。これは、高度不飽和脂肪酸という構造自体、非常に酸化しやすい特質を持っていることから、他の場所に移動する前に酸化し、不活性化されるためです。

全身の局所ごと、どんな生理活性を示すか?、は多様性を極め、その理由として発生から生理活性発揮が局部で完結してしまうこと、そして個々に科せられた生理活性が異なるようになったためと考えられています。

プロスタグランジンは、複数の5角形と短鎖で組み合わせのパターンが形成され、さらに8つのプロスタグランジンの受容体によって介されて生理活性が発現すると解されています。プロスタグランジンおよび受容体がどんな生理活性作用に関与し、どの情報伝達系に関わるのか、つまり機能の発揮され方が多様性を極めている点が、プロスタグランジンの生理活性を”現象論的”にさせている要因の一つでもあります。

なお、プロスタグランジン受容体は生体内の特異的な細胞に存在しています。

【ロイコトリエン】

細胞膜の主要構成要素アラキドン酸から、

リポキシナーゼを介して生産される生理活性脂質。

LTA₄~LTE₄は、slow reacting substance of anaphylaxis(SRS)と呼ばれ、気管支平滑筋収縮、血管透過性亢進、T細胞増殖抑制などの作用を示す。これまで3種のレセプターについて解明されている。

BLT 白血球が炎症部位へ向うのを促進、活性化させる。

Cys-LT1 気管支平滑筋に存在

Cys-LT2 肺、末梢、心筋などに存在。

【トロンボキサン】

TXA₂ 血小板凝集 血管収縮 気管支収縮

h6 エイコサノイドの特徴  その2:過酸化脂質に変わる

高度不飽和脂肪酸であるエイコサノイドは、

二重結合部を多く持った、非常に酸化しやすい性質を持っています。酸化した不飽和脂質は、黒色に変化、タール状に変質し、複雑な過程を経て過酸化脂質となって行きます。

過酸化脂質化がおきやすいのは、脂質に富むミトコンドリアなど膜レベルでの反応が主となっています。

過酸化脂質の形成過程1:活性酸素による過酸化反応によって促進されるもの。

活性酸素によって進んだ過酸化脂質化が、細胞組織に障害を与え、細胞膜の透過性にも影響をあたえることがわかっており(FujitaT2001)、

また、過酸化脂質化を促進する因子としてはO ₂⁻・、H₂O₂、Fe²⁺の三つの相乗作用によって・OHが産生されて過酸化脂質化が促進されるというものです。

過酸化脂質の形成過程2:脂肪酸の働きかけで過酸化脂質が促進されるもの

過酸化脂質の初期段階で活性化されるホスパリ―ぜA₂が活性化されて脂肪酸が遊離、これが開始剤となり活性酸素が発生、過酸化脂質がすすむ、というものです

エイコサノイドの生成途中、活性酸素が発生することで生理活性物質の合成を阻害

さて、生理活性物質について、やや機械的にお話してきましたが、この項目で一番重要な点は、次の通りです。

細胞膜中に存在しているアラキドン酸から発生する高度不飽和脂肪酸が、多様な生理活性機能を持ち、かつそれが性質上活性酸素の影響を受けやすい性質を持っているために、

生理活性作用が阻害される、という点です(FujitaT2001)。

ヒトの生体中に存在する細胞膜のおおよそにアラキドン酸が存在し、それが不飽和脂肪酸という性質を持っているということが活性酸素の影響を受けやすさになっています。

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アトピー

アトピー性皮膚炎のアレルギー反応

アトピー性皮膚炎を解説する前に、アレルギー反応について簡単に触れます。

身体に入ってくる異物(抗体)に対して反応する抗体の働きを、抗原抗体反応と呼び、その反応の表れ方であるアレルギー疾患に深く関わっているのがI型である即時型アレルギー反応です。

その中心的な役割を果たすのがタンパク質の一種である免疫グロブリンIgという抗体。免疫グロブリンは、血清中にある成分で、その中でアレルギー疾患の中心となるのが、IgE抗体です。それは、具体的にはほこりやダニ、食物、花粉、動物の毛やフンなどの異物に対してIgE抗体をつくって行きます。IgEが作られると、全身にひろがり、肥満細胞に付着、この状態の時に花粉などの抗原が結合すると複雑な反応を展開し、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質が生み出されます。

ヒスタミンの放出は、皮膚や呼吸器などに様々なアレルギー症状の発現を招く厄介な反応です。

アトピー性皮膚炎はI型アレルギー

アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患の一つで、現代医学でもまだ原因の特定も治療法も確立されていない病気です。猛烈なかゆみや炎症をともなうので、精神的負担も大きく強いられるようになります。

抗原が侵入してくるとIgEをつくり、このIgEの量が異常に作られるケースがアレルギー症状となって表れ、抗原に接すると早くて数分、通常は15-30分で症状が現れるので、即時型です。

アトピー性皮膚炎の原因となるのは、前述のアレルギー要因と、その他には皮膚のバリア機能の異常という点も指摘され、かゆみ、特徴的な皮疹と分布、慢性と反復性経過といった三つの決定的要因でアトピー性皮膚炎という診断が付けられます。

外の刺激から体を守り、体内の水分を保つ機能であるバリア機能が低下すると、外からの刺激に敏感になり、またかゆみとして表れやすくなります。

毎日の生活には、皮膚のバリア機能を低下させる要因がたくさんあります。衣類による刺激や、洗濯洗剤の洗い残し、そして入浴時のお湯の温度、どんな素材で身体を洗っているか、など様々な”皮膚のバリアを壊す要因”が考えられるのです。

 

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水素水を使ったアトピー性皮膚炎の臨床現場例・川村宗典医師の場合

皮膚の炎症が、人の目に触れるという症状で、精神的負担が増し、周囲の目を気にし、また周囲から異質な目で見られることで奈落の底に突き落とされたような落ち込みを覚え社会的に損失を追う事もあります。

特に女性のアトピーについては、人生の様々なタイミングで、皮膚はおろかセルフイメージに自信を欠き、自己嫌悪や劣等感を招いてしまうことが多いようです。

アトピー性皮膚炎の治療の現場では主にステロイド剤が出され、炎症を抑え込むことで効き目を発揮するものですが、処置であって根本を解決するものではありません。

アトピー性皮膚炎だけでなく、全ての病気が治る過程には自然治癒力が前提で、薬剤は一時的に困った点を除去するだけの役割でしかないのです。

さて、アトピー性皮膚炎の治療においては、自然治癒力を発動させる水素還元水をひたすら飲んで根本治癒させた臨床例がいくつもあります。

多くのアトピー性皮膚炎の臨床例を持つ、特定医療法人誠仁会協和病院の元院長川村宗典医師によるアトピー性皮膚炎の原則は以下の通りです。

・ステロイド剤を完全中止

・飲用水を水素還元水に完全に切り替える

・病気の克服を強く希求する

ステロイド剤に関しては、やめると急性炎症が再び襲ってくる”リバウンド”が懸念されます。

かゆみや痛み、じくじくごわごわ、といった症状が、身体のあちこちで複雑に起き、全身がその対象になる生き地獄のような苦しみを味わう事もあるでしょう。

30年の臨床例から川村医師が得た経験値は、もはや医学を超えた域さえ感じさせられるところがあり、一部、その川村医師の還元水を用いたアトピー性皮膚炎根治治療のリバウンドに対する対処法を掲載致します。

”(ステロイド剤をやめてからの)リバウンドは程度の差はあれ、ほとんどの方に起こります。

(水素)還元水を飲みながら、頑張っているうちになんとか通り抜ける事ができますが、ここで喜んではいけないのです。

やっぱり水を替えてよかったと思って、手放しで喜んでいると、また症状が出てきます。

そうなりますと、アトピーの患者さんは、もともとこの病気を克服する希望も展望もない自信喪失の状態にある方が多いわけですから、やっぱり水も駄目かと思い、あの苦しかったリバウンドの有様を思い出し、パニックに陥ります。

こうなるともうだめです。やがて先刻通り過ぎたと同じひどいリバウンドがやって来ます。

このような患者さんには、最初のリバウンドが回復したときに、「また次のリバウンドが来ますよ。でも心配はいりません。きっとこの前のリバウンドよりも軽いはずです」と予告しておくのです。

そうしますと、患者さんは安心してリバウンドに対する心の準備が出来るのです。

すると二回目のリバウンドが過ぎた頃に、「今度のリバウンドは楽でした」と答えます。

暗示の力の凄さです。

こうなると、患者さんはリバウンドを克服するパターンに入った事になる訳です。”

(一部省略・転記終了)

「ステロイド剤を完全にやめろ」という医師は、今どきおそらくほとんどいないでしょう。

むしろ、患者さんから「やめたらぶりかえしますよ!!」と言われかねないものの、リバウンドを超えて患者さんの経過を見届け、多くの根治治療症例があるのは、ある意味奇跡です。

自然治癒力を発動させる水素水

川村医師が仰る「何かに頼って病気を治そうとする甘い方法や考えで病気が治るはずがない」という言葉には、「自己暗示」にヒントがあります。

自己暗示の力とは、身体の全ての細胞に「自然治癒」の強い信号を発動させるものであって、その力は、「何かに頼っている」という状態では、逆立ちしても生まれてこないものです。

これは、遺伝子にスイッチが入る状態に通じるところがあります。

「はあ?暗示の力とか、遺伝子にスイッチが入るとか、眉唾っぽいな…」というような誤解を招くかもしれません。

しかしどこか諦めたところがあって治療にあたっても、”あきらめた感覚”はどこまでも付きまとい、思考と行動を左右していくものですし、「何が何でも立ち直って自分の人生を精一杯生きるんだ」という意思のもとで治療に専念すると、思考と行動パターンが全て人生の目的に向かっていくものです。

これで自明の差が出る、というだけのことです。”だけのこと”、といっても、意志の力とは、想像をはるかに超えて心身に影響を及ぼすといって過言でありません。

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水素水は、アトピー性皮膚炎治療の活性酸素除去において、精度の高い案内役

さて川村医師のアトピー根治治療には、もちろん水素還元水が使用されていました。ですが自分が生まれた人生の目的に向かって生きて行こうとする強い希求の元では、水素水は主役ではないし、その目的に向かうためのパートナーでしかありません。人の人生の主役が、方法やモノによって変わられるはずがないというこうした見方からすると、水素水は自然治癒にスイッチを入れるために精度の高い道先案内をしてくれる役割、というような言い方が丁度いいのかもしれません。

今では川村医師が実践した水素還元水などによるアトピー治療が、日本国内の多くの医療機関で受けられる時代になりました。

ここでは全く、「自己判断でステロイド剤を完全に止める」、といったことを薦めている訳ではなく、川村医師のような実践者を探し、医師の適切なアドバイスを元に水素水の活用をする方法もある、ということを念を押してお伝えさせて頂きます。

水素水のアトピー性皮膚炎への作用機序

アトピー性皮膚炎のようなアレルギー疾患は、多数の要因が複雑に絡み合っており、従来の分子病態的医薬では全てを対処できるわけではないようです。

水素水が上の例のように活用されている背景としては、薬の使用が、「一時的対処法」でしかないという所にあり、多くの患者さんが長年アトピー性皮膚炎に悩まされているからです。しかし水素水は程度の差はあれ、上の例のようにその根本治療の可能性を示すものです。

アトピー性皮膚炎のアレルゲンとされる原因物質が体内に入った時に、体内ではそれを異物としてみなし、白血球が活性酸素を使って攻撃しようとしています。抗原に対する抗体が増えすぎた結果、活性酸素も多く発生する羽目になってしまうからです。活性酸素は、肥満細胞にIgE抗体が付着することによる刺激を促し、また、ミトコンドリアにおける・O²-やH₂O₂を躍起し、脱顆粒(ヒスタミンやロイコトリエンの放出)、サイトカインの産出を促進していることが明らかになっています。

多くの罹患が後を絶たないアトピー性皮膚炎に関しては、症状の元となっている活性酸素の除去という所がより注目されることになるでしょう。

ガン

ガンは活性酸素の影響による細胞のミスコピーで生まれる

今や日本人の二人に一人ががんにかかると言われる時代になりました。

実は、ガンになる理由は、老化する理由と全く同じ、「遺伝子のダメージ」です。私たちの中でも、同じ年齢なのに老けて見える人と若く見える人がいますが、その違いは、遺伝子が傷を負っているかどうか、という所にあるようです。もっと詳しく言うと、その人がどんな生活習慣を送って、活性酸素の餌食になっていないかどうか、ということに他ならず、ライフスタイル次第では活性酸素の攻撃を防ぐことができるとしたら、ガンだって予防できることを意味します。

ガンのような”遺伝子の損傷”は、かすり傷で済むような老化で終わるか、またはガンという重篤な病気に変性するか,めぐりあわせとしか言いようがない所があります。数えたら切りがない発がん性物質が氾濫する中で、そうとは知らずに発がん性物質に触れたり、

良かれと思って体内に入れる事もある時代だからです。どれが体に悪いか、良いのかを知る前に、発がん性物質の影響が体に及ぶリスクは言うに及ばないほど転がっています。ですので、がん遺伝子の勢力が勝つのか、またはがん抑制遺伝子が勝利するのかは、巡り合わせというしかないところがあります。

がん抑制遺伝子がその制御機能を失ってしまえば、がん遺伝子が無尽蔵に増え続け、あとは制御装置が壊れた細胞を放置するようなものです。

こうした見方からすると、確率論としての経年劣化の末に、「年も年だから体も老化してがんになった」という言い方ができます。

ここで決定的に言えるのは、遺伝子の損傷の諸悪の根源である活性酸素を防げば、ガンになる確率はやり方次第で減らすことができるという事です。ライフスタイルを変えることによって、ガンを抑制することができるということです。

そのために、身体を若く保つ方法として、精度のいい知識と行動が不可欠になります。

 

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転移しやすいがん細胞では、活性酸素の抑制で転移を抑制できる

ガンになりやすい遺伝子の実験例の話です。

筑波大学の林純一教授らのグループでは、一匹のマウスの「転移しやすいがん細胞」と「転移しにくいがん細胞」に着目し、お互いのミトコンドリアと入れ替えるという実験を試みました。

すると本来転移しにくかったはずの細胞で、活性酸素が多く作られるようになり、転移しやすい悪性ガン細胞に変わったというのです。

悪性にしたミトコンドリアのDNAを調べてみると、変性しており、通常とは明らかに異なるものだったことがわかりました。つまり遺伝子の変化が起こった事で、がん細胞の転移を促進したと言うのです。また、マウスに抗酸化剤を使用すると転移が抑制できたことも確認されます。

がん発生を防ぐ自爆装置

ガンという病気は、がん遺伝子とがん抑制遺伝子が変化したために起きる病気とも言えます。がん遺伝子が制御不能になるとがん細胞がどんどん増えていき、がん抑制遺伝子が変化を強いられるとがん細胞増殖にブレーキが効かなくなります。ヒトの遺伝子は時間が経過するほど、傷を修復する能力が衰えて傷が蓄積していくわけですが、がん遺伝子やがん抑制遺伝子も例外ではありません。

先に自爆装置アポトーシスについて解説しました。アポトーシスは遺伝子が傷ついてガンになりそうな細胞やがんになってしまった細胞を除去する役割がありますが、この機能が低下しては誰もがすぐにガンになってしまうことになります。ミトコンドリアのがんの発生を防ぐシステムは、いってみたら「自爆装置」です。ミトコンドリア自体も、独立して遺伝子を持っていますが、核の遺伝子まで傷つき、がん遺伝子が発動してしまったときは、自らの自爆装置を使ってがん細胞が腫瘍化することを抑制します。

アポトーシスで死んだ細胞は最後にマクロファージの食作用できれいに除去されて、体内から去って行きます。

健常者でも一日に5000個のがん細胞が生まれてきますが、身体のシステムは、このようなミトコンドリアの自爆装置機能を使ってがんを防いでいるのです。

ミトコンドリアの状態を、いかに傷から守って、正常な状態を保つか、が「ガンに負けない体」の鍵を握っています。

水素水ががん予防の主役ではない

がん細胞1個は直径1ミクロン・1/1000㎜で、現代医学の検査は、直径1センチ程度の細胞の大きさがようやく発見でき、それは数にして10億個のガン細胞の状態と言われます。

この状態になるために数年から10年はかかりますが、増殖を続けて10センチほどになるとほぼ助からない状態です。

現代医学のガンへのアプローチは、放射線、手術、化学療法の三つを組み合わせて行う集学的治療が取られていますが、未だもってしてがんに対する有効なアプローチはなく、「これをすれば絶対に治る」といった選択肢はありません。

「患者よ、がんと闘うな」という20年間ロングセラーとして売れ続ける本があります。慶應大学放射線科の近藤誠先生のこの著書は、独特な理論が展開されていて、その例として「がんもどき」という表現があります。この著書の中のがんもどきは、「がんみたいなもの」という意味合いですが、医学の教科書にはおろか論文にも学会発表にも「がんもどき」は登場すらしません。また、本物のがん細胞は手術してもムダ、がんもどきだったら治療しなくても治るとまで解説されています。この解説の視点で言うと、あるがんの五年内生存率が40%だったとすると、手術した100人のうち、60人は亡くなり、手術しなければ40人は命が助からないことになります。手術をしていなければ、この五年内生存率は格段に下がります。

世間一般にこうした本が読まれていることは、ガンへの意識の高まりでもありいいことはいいと言えると思いますが、極端すぎる点は、助かる命も助からないことを助長するだけです。

水素水やその他の代替療法に興味を持ち始めると、現代医学を否定する傾向が顕著になり、「病院は病にとって悪だ」ともなりがちです。

ですが、ここで述べているすべての事は、そうしたものとは全く考えを異にするものです。

身体にとって悪い影響を与えることが明白な異物=がん細胞を取り除く、または滅失させる、減少させる、ことの最優先方法はやはり医学であることに疑いの余地はありません。

何でも偏りすぎていると、他が疎かになり、「もし適切な状態のままだったら効果を発揮するものの、過ぎたるは及ばざるがごとし」となり、全てが台無しになりかねない危険性があります。

血がドボドボ出ている自分の子供が目の前にいるにもかかわらず、「病院なんて悪だから、おうちで水素水で治すわよ!」などという親がいたら、子供に将来にわたって恨まれてしまうでしょう。ガンの治療に関してもそれと全く同じです。つまり、がん細胞を切除したり殺す役割の現代医療がまず前提で、ガン細胞が二度と居すわることができないように、「がん細胞を攻撃できる免疫力の強化を生涯にわたって意識すること」が、この項目で要になります。

水素水はその免疫の強化という点で、先に挙げた抗酸化力、透過性、選択性、軽量最少という性質からガン予防の「サポート役」として救世主になる可能性を秘めています。

ですので、水素水のガンに対する効果や、症例をご紹介する前に、ガンを語るうえで欠かせない免疫について十分に解説することにします。

がんに負けない体をつくるために

人の身体の60億個の細胞で、毎日新陳代謝が行われています。胃腸細胞が5日、肌細胞が28日、骨でいうと三か月・・・という時間を要して身体の細胞のほぼすべてが生まれ変わっています。このときにすべての細胞が、健康優良児として育ち、立派に成人になり、パタッと命を全うして行ってくれたらいいのですが、「細胞の複製に誤作動」が起きたり、細胞の「機能が劣化する」こともあるのです。これが冒頭に述べた「細胞の老化=酸化であり」、遺伝子の損傷とガン細胞の発生の発端です。

体全身の細胞が生まれ変わるのと同時に、「がん細胞の発生の始まりを食い止めてくれる特攻部隊」にもいい状態で生まれてくる環境を整えれば、新陳代謝が繰り返される細胞の酸化やミスコピーも防ぐことができます。

老化による経年劣化を帳消しにしてしまうほどの条件を、毎日のライフスタイルの中で習慣化することが出来ればいいのです。

がん細胞を攻撃する部隊は、「免疫」と呼ばれ、ガンにならないように「自己」と「非自己」を見分けて非自己を排除していこうとする仕組みの事を言います。

ガンになりにくい身体をつくることは、免疫力を強化することにありますが、その肝は「非自己であるウイルスや細菌などの外敵を毎日攻撃して退治する、がん化した細胞を見つけると排除、『がんが大きく育つことがないように防ぐ環境を整えること』」に他なりません。

 

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ガンにおける免疫のチームプレー

免疫部隊は、がん細胞の侵入を許さない自然免疫と獲得免疫との連係プレーが構築されています。自然免疫は突撃部隊で、無差別に非自己を見つけて排除し、獲得免疫と呼ばれる歩兵隊は、外敵を食作用で殺しますが、ナイーブな面もあり強力な敵の前では平服します。

各免疫の役割は次の通りです。

【自然免疫】

将棋で言う歩:マクロファージ・・・外敵を食べて殺す

鉄砲隊の役割:NK細胞・・・外敵がマクロファージを超えて勢力が増した場合に、集中攻撃する。 有能だが 環境やストレスなどによって影響を受けて本来の力を発揮できなくなってしまう。

【獲得免疫】

自然免疫だけで外敵を排除できない場合に登場する、特定の外敵を定めて攻撃する部隊。 敵の情報を記憶して最も有効な武器で武装、その敵に狙いを定めて戦う頭脳プレーをする。

戦闘態勢になるまでに5-7日かかるが、抗原が出来上がれば効果的な攻撃ができるので、緻密な作戦を立てて最新鋭の武器で戦う事が出来る。

キラーT細胞 、B細胞、ヘルパーT細胞が獲得免疫として働き、この三つの連携(免疫のバランス)が悪いと攻撃にも失敗してしまうことになります。

このときに緻密で強力な連携の指令を行うのが司令役の「樹状細胞」です。

ガンに罹患するような窮地の時に、免疫部隊長の樹状細胞が「緊急事態!」と注意報を鳴らし、各部隊に司令を出しています。この注意報は、細胞が放出する善玉サイトカインで、細胞が細胞に、「ヤバいのが入ってきた!」と情報交換をする際の「細胞間情報伝達分子」と呼ばれます。そして「もう大丈夫」という状態の時には、悪玉サイトカインを使って攻撃中止命令が出されています。善玉サイトカインが攻撃のアクセルモード、悪玉サイトカインがブレーキモードの指令を下すという事になり、樹状細胞はいずれもできる司令塔の位置づけです。

アクセルが過剰な状態になってしまう場合には、サイトカインが全身に蔓延してしまうことで、高熱や体力が低下することで血液が固まる「サイトカインストーム」が襲います。

末期がんのがん細胞は、非常に悪質で、「樹状細胞が出す悪玉のサイトカインの指令とそっくりなニセの指令」を出します。

これで体は、既に「休戦モードになってしまっても大丈夫」と勘違いして、免疫の低下が起こり、がん細胞が増殖を許すことになってしまうのです。

がんの発症に様々な要因がありますが、長年にわたってがん細胞が体内で育ってきてしまった体内環境を、淡々とガンが住みにくいように、肉体と生活習慣をより良いものにしていくしか方法はありません。

ガンが住みにくい強い体は、免疫にあり

がんが住みにくい体、つまり免疫が活性化された生活を送るとは具体的にどんなことを言うのでしょうか?

実はそんなに特別な事でもありません。

1免疫が上がる食事を摂る(ガンを促進するような食事を摂らない)

2運動は適度に、汗をかく前にやめる

3ストレスから解放される

免疫を上げる食生活が柱となった、リラックスできる状態を十分に取ることができる状態です。

しかし、呼吸するだけで日々活性酸素が生まれますし、「ストレスを溜めないようにしたい」と思っても社会生活を送っていれば、誰しも大小は別としてストレスはつきものです。

ここで、より精度や効率を上げて、細胞の老化防ぐ方法として水素水という存在が有効になります。

免疫の最大の貯蔵庫は腸にあり

さて、水素水のガンに対する有効性を解説する前にもうすこし免疫の話をします。

食生活が柱となった免疫を上げるライフスタイルという点を有効視したいのは、「免疫細胞はいったいどこに存在しているか?」という問いによって明らかになります。

免疫細胞の大部分は身体中に存在しているリンパ節にあるのではなく、7割が腸内に存在しています。

腸は食物を受け入れて消化吸収代謝させるために、大量の抗原と常日頃接しています。腸管は体内に格納されているようで、実は外界に直接触れている臓器とも言えて、食事から摂った栄養と一緒に、身体中の何処よりも多くの細菌やウイルスと最前線で戦っているのです。

さらに、必要な栄養と病原菌を分別して害があると判断したものは精密かつ適切に分別する機能を持っています。この腸の賢さから、腸が第二の脳と言われるゆえんがあり、かつ消化器であり巨大な免疫機関とも言えるのです。

多種多様な栄養素をふんだんに摂る事、偏った栄養素だけではなく、多品目の食事によって、消化管を通して免疫を鍛えると、腸のトレーニングとして有効です。

50種類の食物しか摂らないよりも、500種類の食べ物を摂ったほうが、多くの刺激を腸内の細胞免疫に当たっていることになりますので、免疫力をそれだけ高める事が出来ます。免疫の最前線である腸に、見た目にも豊かな栄養価のある多品目の食事を摂っていくことで、ガンの予防ができるのです。そう考えると、また食事のとり方も変わった意識で変わっていく気がしませんか?

 

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免疫と体内の水分量の関係性 -腸に水素水を活用することのメリット-

さて、この消化管を正常に保つうえで、水分を補給したり、排泄したりといった「身体の中の水分のめぐり」という観点が、免疫をよりよく保つうえで大切です。

人の身体は6割が水で出来ていますが、十分な水分が不足すると、細胞の形をとどめておくことができません。全身が脱水状態だったらしたら、免疫細胞も正常な形を保つことすらできず、外敵を攻撃するという機能が果たせないからです。そして当然ながら免疫が低下してガンにも罹患しやすくなってしまうためでもあります。

「水分補給」をあまり心地よく思わない人は多いでしょう。冷たく、そして味気のない水を飲むことが精神的に肉体的にも苦痛で、極端に煩わしく思う人すらいます。コーヒーや紅茶、緑茶などではなく、水を飲むという事は、それほど多くはないはずです。

また、眠っている間中に夜にトイレで起きるのを避けたいがために、あえて飲まない人もいます。

ですが、免疫の状態をよりよく保つ上でも水の摂取は積極的に行いたいところです。水分の受け入れ先であり、かつ身体中に水分を分配する器官であるとともに毎日最前線で抗原と闘う器官である腸に、免疫を賦活し活性化する水素水を効果的に活用していくことは、”あまりに効率的”だからです。

便通はよければよいほど、免疫にもいい

また、体から失われがちな水分を補給する一方、排泄は、我慢をしてはなりませんよね。

尿だけでなく排便も生理現象で、便意を感じたら我慢せず排泄するのが自然な行為です。

尿意や便意を我慢することは、尿や便に含まれる毒素で自家中毒になるようなもの。

便秘は三日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態と言いますが、便通が悪いと、腹痛、吐き気、直腸に残便感を感じる、腹部膨満感、下腹部痛、食欲不振などいわゆる消化器系のトラブルのオンパレードになります。腸内環境が、排便できない事により悪化してしまうからです。

人の腸内には通常およそ100億個、100種類以上のもの腸内細菌が存在していて、その中には乳酸菌に代表されるような腸内環境を改善してくれる善玉菌もいれば、悪臭の元や発がんせいのある毒素となるウエルシュ菌など悪玉菌もあります。

健康な人は腸内環境のバランスが整って善玉菌優位になっていますが、便秘でバランスが崩れれいれば、悪玉優位の土壌を腸の中につくってしまうようなものなのです。

また、トイレを我慢する以外に食物繊維を摂らないなど腸内環境を乱す食事は悪玉優位な土壌をつくる要因になります。

免疫細胞のおよそ7割は腸内にいると言いましたが、免疫細胞たちにとって大活躍できるのは、善玉優位の状態です。逆に悪玉優位になってしまうと、免疫力は低下します。

ですので、生理現象は我慢することなく、身体が起こす自然な現象として自然のままにするのがベストです。

早寝早起きよりも、もっと精度のよいヘルスケアは?

自然免疫と獲得免疫を統括するのが樹状細胞と言いましたが、最近の研究ではこの樹状細胞のウイルスの対する攻撃力がNK細胞の1000倍もあると報告されています。

すべての免疫細胞にとっての司令官の役割を果たすだけでなく、「最強の戦闘員」として働くことがわかったのです。

ガンの項目で、”最も重要な点”はここです。つまり、最強の攻撃員である樹状細胞を育み活性させれば、がんを撃退する免疫システムが構築できることになります。

先に、免疫が上がるライフスタイルについて以下の事を上げていました。

1免疫が上がる食事を摂る(ガンを促進するような食事を摂らない)

2運動は適度に

3ストレスから解放される

「忙しくてつい自分の心身が疎かになりがち」などといった本当の意味で自分の身心に向き合わないケアでは、残念ながら免疫を上げることは不可能です。ライフスタイルの中で、妨げになっていることはどれかな?と一つ一つ上げて、どうやったら妨げになる要素を消せるか、その試行錯誤の繰り返しを行う他ありません。つまり、自らのライフステージに起こっている事実をありのままに整理し、無駄な部分を切り崩したり、くっつけなおしたり修正したりといった、生活習慣の意識の組み直しを行うだけでOKです。免疫の要になる樹状細胞にストレスが負荷されないように、本来身体が生まれながらに持っている防衛機能・免疫力を高めていくだけのこと。食生活、運動、休養というあまりに当たり前すぎる柱を目の前に、当然すぎる感も否めないかもしれません。しかし、その三つの柱の中の”質”がこれからますます重要になります。これまでの”ゴールや羅針盤のない健康法”で毎日を過ごしていたら、間違いなくがんの罹患率が下がって行くことはありません。

例えば、早寝早起き、などはその例です。これらの、個人の価値観や経験則が反映されたセオリーも極論、ガン予防にとって直接功を制しているかと言ったら、漠然としたものでしかありません。もうすこし「精度の高い健康に対する知識」が必要になったことを決して見逃してはならないのです。

自分の身体を健康に保つということは、他ならない「免疫を丈夫に保つこと」。この項目で最も重要なこととは、「免疫を精度のよい効果的な方法で保つ」ということです。

樹状細胞を含め細胞を構成しているのは、主にアミノ酸と水分と脂質。これらの細胞の材料がなければ樹状細胞は骨格を維持することができませんが、樹状細胞をはじめとした免疫を良好な状態に保つために水素を活用したライフスタイルを実践することは理にかなった方法です。また、良質なたんぱく質や発酵食品、適量のビタミンや食物繊維が含まれた野菜をバランスよく摂れる食生活をすることでよりよいものとなります。

さて、免疫の重要さを十分解説してきましたので、その免疫を上げるために精度の良い効果的な方法を、ガンという視点から見て行こうと思います。

水素水の効果を語るうえで、免疫についての下地があるかないか、は全く異なる事にもなる大事な要素なのです。

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【免疫に水素水が有用】=【がんに水素水が有用】

人が生きて行くうえで欠かせないエネルギーを生産しているミトコンドリアは、エネルギーの産生と共に活性酸素を生み出しています。

この活性酸素の破壊力が強すぎ、細胞を劣化させたり機能低下させたり、またそれらを通して細胞の形を変質させて細胞膜を壊すまでに至り、DNAまでもが活性酸素のダメージを受けやすい状態になります。

発がん性物質だけでなくがん遺伝子の目覚まし役イニシエイター自体が活性酸素をつくることが分かっており、正常な細胞をがん化させて、栄養がある限り無限に増殖を続け、正常な細胞を破壊していきます。

よって、活性酸素を吐き出しながら細胞をがん化させていくがん細胞が増殖を続ける前に、できるだけ活性酸素を除去し、初期の内に先の自然免疫部隊の連携プレー、最強の攻撃員・樹上細胞に頑張ってもらうほかないのです。

ガン予防の水素水の適用は、「免疫反応で発生する活性酸素の無毒化」

さて、先に登場したサイトカインには、いくつかの種類があり、それぞれの役割を持っています。

●サイトカインの種類●

・インターロイキン・・・ 細胞分化・増殖・活性に関わり、白血球が生体内の情報を交換するための媒介をする

・インターフェロン

・CSF・・・コロニー刺激因子、・単球コロニー刺激因、顆粒球コロニー刺激因子、SCF、エリスロポエチン

・TNF・・・腫瘍壊死因子 一番一般的な炎症系サイトカインはTNF-α

・成長因子・・・線維芽細胞成長因子、上皮成長因子、神経成長因子、インスリン様成長因子

これらのサイトカインは、中枢の他、末梢での免疫炎症反応によって各細胞が応答する形で分泌されています。

水素水のガンへの有効性の肝は、「ガン細胞が形成される過程で発生する活性酸素を無毒化し、かつサイトカインがかかわる免疫反応で発生している活性酸素を還元する」ということから、がん細胞の増殖を抑制に寄与するというところになります。

ですので、水素水自体が、サイトカインの分泌をコントロールしているということにはなりません。

いくつかの論文で示されている、「化学療法・抗がん剤治療での副作用の軽減」というところでは次のような過程を経て寄与できると言えるでしょう。

 

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抗がん剤副作用における水素水の活用

抗がん剤にある化学療法では、全身にその作用が及び、正常な細胞も攻撃の対象になります。

化学療法の副作用の表れ方は、一般的に投与した始めの頃は、障害からの回復が早く、何度か投与しているうちに、または時間の経過とともに、障害が増して副作用が目立つようになり、効果が発揮されなくなっていく、といったケースが一般的です。

このために、悪玉活性酸素を除去する水素水とは、ガンに仕事をさせないように活性酸素を除去するだけでなく、免疫を上げることにも繋がります。

水素水の特徴として、悪玉活性酸素のみに反応するという選択性で無毒化するために、善玉活性酸素が水素水の反応の対象となることはありません。

抗腫瘍作用に関する水素水の論文

水素水の抗腫瘍作用にかんする論文は以下の通りです。

電界還元水を用いたテロメアの短縮とがん細胞の抑制 (shirahata1999}

血管内皮成長因子の遺伝子発現と分泌の抑制と腫瘍性血管発生の抑制 (Ye2008)

電界還元水のがん細胞と微生物の抑制(hamasaki2001,komatsu2005)

では、つぎに日本人が最も罹患しやすいと言われるがんを、その発生、原因、そして水素水にまつわる論文や臨床データを見ていくことにしましょう。

乳がん

あかちゃんに母乳をあげるために成長するのが乳房で、乳房の9割が脂肪組織で、そして1割が、乳腺である小葉と乳管からなっており、乳腺にできる悪性腫瘍を乳がんといいます。原因は女性ホルモンであるエストロゲンによる乳腺の刺激によるものとされていますが、乳がんの症状として9割以上がしこりが出来ることから、「女性が自分自身で触れるガン」でもあり、普段から乳房の状態を意識していれば早期に発見できるガンでもあります。

日本人女性の乳がん罹患率は年々急増しており、2016年現在の罹患率は12人に1人の割合で罹患していると言われ、近いうちに欧米並みなレベルにまで達するとも言われています。

初潮から閉経まで、エストロゲンによって乳腺組織が刺激を受ける状態が、女性の乳房自体に大変な負担をかけているわけですが、乳がんの原因とされるエストロゲンの刺激が、「どんな生活環境だと起こりやすいか?」ということになると、現代の女性のライフスタイル全てにそのリスクが潜伏しているといっても過言でありません。

極端な例だと、携帯電話を下着の中にしまっていた女性の片側だけの乳房に腫瘍ができたケースもあるそうです。

携帯電話の電磁波だけでなく、成長ホルモンなど抗生物質を大量に投与されたアメリカ産肉の生成物(牛の生産物すべてがガンのリスクがある訳ではなく、それらがどう育成されて食肉となっているか、が問題)や、そしてあまりに増えすぎた活性酸素発生要因がそれらのがんのリスクを上げる要因に加担している、といった構図が考えられます。

例えば、職業的に乳がんに罹患しやすいケースもあり、その顕著な例が一日にたくさんのヘアカラー剤等に触れる美容師さん達です。

髪の色を変える薬剤であるヘアカラー剤は、一瞬で女性を華やかにしてくれる魔法のような液体ですが、髪の色を変えることが、頭皮や頭皮に存在する血液までも影響を及ぼさない、という都合のいいものではありません。

美容師である女性達は、そうしたリスクを日々指先から摂取して、腕に一番近い生殖器である乳房にその影響が及ぶ危険性を多分に含んでいます。通常グローブやゴム手袋を付けてカラーリングを行う人が多いと思いますが、手荒れを起こしたり、指先にカラー剤が付いたままの美容師は多く、やはり常日頃薬剤の影響を受けているという事は自明のことと言えそうです。これは、憶測に留まらずアメリカの研究論文で、美容師の乳がん罹患率が、一般女性よりも顕著に高いという報告もあることからも言えます。

さて、乳がんは、乳房にしこりが形成されるがんですが、このしこりが、乳腺組織をガン化させているがん細胞です。乳がんの原因となっているエストロゲンの刺激とは、エストロゲンそのものの分泌による刺激という事に留まらず、発がん性物質、そして活性酸素が乳腺細胞のガン化に加担していることが濃厚に考えられるのです。

乳がんの好発部位は、7割方乳房の上部に偏っていますが、ここには、乳房にいくつものリンパが張り巡らされていて、リンパを伝ってがん細胞が移転しやすい性質を持っています。こうした性質から、乳房と、その付近の鎖骨、そして膝窩リンパ節を水素バスの中でマッサージすることは予防として有用です。化粧用として出ている水素クリームを使用したり、または水素水含有の水素バスの中で、乳房とその付近のリンパのつまりを一緒に流すと、活性酸素除去作用と一緒に相乗効果が望めるでしょう。もちろん、水素水を飲用することもなお有効です。

卵巣がん

卵巣にできるあらゆる悪性腫瘍を卵巣がんと言います。発生率が高いのは卵巣上皮にできる表層上皮性間質性腫瘍で全体の6割です。患部が腹腔と接しているために転移しやすい性質を持っています。

卵巣は、腹部の深いところで女性の生殖機能を守っているために、気が付いた時にはかなり進行している場合が多い「閉鎖空間で取り残された存在」となりやすいのが特徴です。

卵巣がんが進行するケースとしては、

  1. 腹部から直接腹腔内に広がる
  2. リンパ管から血液を通して様々な臓器に広がる
  3. 卵管から子宮に転移する

などのケースがあり、症状が進むと下腹の違和感がはっきりとして下腹部に強い痛みをかんじるようになります。

自覚症状としては頻尿、便秘、激しい生理痛、腹水などが上げられます。初期の段階での発見が困難とされているのは、卵巣自体が、酸化の影響を受けないように奥に格納されていることもあります。

水素水がこの卵巣がんを救える点は、何と言っても、奥の奥に仕舞われた卵巣までに到達できる透過性に富んだ抗酸化作用という点に他なりません。

卵巣がん予防の水素水のアプローチとしては、水素バスがよいでしょう。卵巣に水素を送り届けるだけでなく、身体を十分に温めて、免疫バランスやホルモンバランスもよりよくすることが望まれます。

また、水素バスの運用が難しい場合は、卵巣から近い大腸で水素を分配してもらう「飲用」でも効果的です。

無理のない方法でできることころからが良いと思います。

大腸がん

2011年のガンの部位別死亡率の統計だと、男性の3位が、そして女性の場合大腸がんが1位になっています。

腸には大きく分けて、盲腸からS字結腸までを結腸とよび、その下を直腸と呼びます。その大腸壁は層があり、内壁粘膜にまずガンが発生して、大きくなると大腸の壁や近くの臓器に食い込んでいく浸潤が起こります。

現在では直腸と、直腸に近いS字結腸部でガンが発生することが多く、これは便が停滞する時間が長いことが考えられ、便中の発がん性物質並びに発がん性物質が発する活性酸素ががん形成に加担していると考えられるでしょう。

また、食生活の欧米化や、加工された食品の摂食頻度の多さなどが腸に負担をかけていることは言うに及びません。

さて、大腸がんの転移には三つの形式があります。

・リンパ節にがん細胞が入るリンパ行性転移、

・血液にがん細胞が乗って遠隔臓器に転移する血行性転移、

・がん細胞が大腸の壁を破ってそとに出てしまって、お腹にがん細胞をまきちらす腹膜播腫

大腸がん予防に関しては、水素水を「飲用」することで直接腸に水素水の効果を効かせていくのが最適です。

「ガン細胞が形成される過程で発生する活性酸素を無毒化し、かつサイトカインがかかわる免疫反応で発生している活性酸素を還元する」ことが期待されます。

また、便が腸内で長時間停滞することが便中の発がん性物質に悪さを許すことになるので、水素水で水分を十分に補給し、便を柔らかくして便通を改善することが先決です。

肝臓がん

肝臓は胃、小腸、大腸などから血液が流れ込む門脈があり、多くの有毒物質を解毒する役割を果たしているので、多臓器からの転移が起こりやすい臓器で、肝臓がんのおよそ9割が、他の臓器からの転移によるものとされています。

原因別ではC型肝炎が7-8割を超えていますが、C型肝炎患者がアルコールを摂取すると肝がんになる確率が顕著に上がります。

たばこにはじまる発がん性物質や、それが発生させる活性酸素も追い打ちをかけ、肝細胞を破壊してがんを進行させていきます。

ラットモデルを使った水素水の実験では、肝臓がんでの、抗がん剤による副作用を抑制した例もあるようです。

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水素水のガンに関する論文や症例一覧

さて、ここで多くの 水素水のガンに関する論文や症例を紹介します。

①抗がん剤の副作用を抑制 慶應大学放射線科

②悪性ガンを良性化、増殖抑制。 形態変化、 がん遺伝子発現抑制、テロメラーゼ発現抑制、テロメア短縮、血管新生抑制(VEGF抑制)、分化誘導(shirahata)

③悪性のがん細胞が血管内皮細胞増殖因子VEGFを分泌すすることにより活発に血管を新生してして増殖。

④電界還元水は細胞内活性酸素を除去して血管内皮成長因子の遺伝子発現と分泌を抑制することによって主要性ヶ完新世を抑制(ye2008)

⑤電界還元水はがん細胞と微生物の増殖を抑制(hamasaki2005 、komatsu2011)

⑥グルタチオン共存化で、ヒト白血病HL60細胞のアポトーシスを誘発(Tsai chen ho LU 2009)

⑦電界還元水はK562白血病細胞の巨核細胞への分化を誘導することにより抗腫瘍効果を示した (komatsu2003)

⑧白金ナノ粒子を添加した電界還元水は発がん物質3メチルギラントレントホルボールエステルにより、NIT3T3細胞の形質転化(ガン化)を抑制したことから発がん予防に効果が期待された (nishikawa2005)

多くのガンに対する水素水の適用についての論文が世に出ている中、ガンに水素が有効なら、とここに全ての望みを託したくなってしまうものです。

しかし、ガンの種類によって効果があるかどうか、があります。主治医に相談することなく独断でガンの治療をやめて水素水だけを選択することは、絶対にやめてください。水素水を使ったがん治療を行っている医師がいる病院で、がん治療のかたわら水素水を使うことはいいでしょう。ここでは、「がん治療の最優先が医療であること」を再度念押しします。

水素水のガン治療への適用は様々な研究テーマになって様々な事が明らかになってきていますが、まだ不確定な部分も十分残された未開領域でしかありません。

研究結果では、抗がん剤の副作用を減らし、またがんの予防効果というところでは明らかになっていますので、がん治療中においての水素水の適用は 「医療第一、副作用抑制」と考え、もっぱら「予防に水素水」というところでとどめるのが今の所よいでしょう。

 

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ガンの予防領域としての水素水の活用

がん治療の中心は医療という点は、変わることがないのですが、決して医療が病気を治すわけではありません。

三大療法では、がん細胞を取ったり、小さくしたりすることに留まり、究極は持って生まれた免疫の力を活用するのみです。

この世に生を受けた身体に備わる自然治癒力が発揮できるように、身体を整えていくしかありません。

冒頭からお話している通り、今無防備にガンから逃れる手はないに等しいので、精度の高いがん予防として活性酸素の除去効果のある水素水が有効です。

体力が落ちたり、経年劣化でヤル気が落ちかけていた身体の機能が、「自然治癒力オン状態」になることの意味合いです。

がん治療においては、これをすれば絶対に治るといった選択肢はありませんし、決定打の無い中から選ぶとすれば、自らの直感を信じる事でもあります。身体の声は意外と正直なものです。まずはガンを予防するために、必要な事、要らない事を整理してみませんか?

生活習慣からみる水素の活性酸素除去

ダイエット・肥満

ダイエットについては、時代が変わっても、そしていくつになっても話題が尽きないテーマです。

ローカーボン食または別名ケトン食(高タンパク質、低炭水化物食)が最近のもっぱらのダイエットの流れになりつつありますが、

「炭水化物を”一切”摂らない」と言った誤解を招く情報として伝わっている部分もあり、極端な糖質制限を長期に行うことで招くリスクまでを伝えていない点なども散見されます。

多くの人が、ダイエット後のリバウンドで痛い思いをしている通り、ダイエットは、一筋縄では行かない難しさがあります。

それは、「カロリーなどの数値だけを追って成功する」といった所に決して納まることのない、人の肉体が機械ではないことを明らかに物語る事実でもあります。

ここでは一般的なダイエットの方法は語らず、

抗酸化体質にする事や活性酸素の除去を行うことで、ダイエットにどんな恩恵があるか、だけに絞ってお伝えしていくことにします。

 

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活性酸素除去がダイエットにいい理由

「摂取カロリー から、 消費カロリーを 差し引いて、マイナスを蓄積していくと痩せられる」 といった従来までのダイエット方法に、新しい視点が加わりました。それ点は、活性酸素除去に注目している点です。

日本医科大学による”中性脂肪が高く、血糖値も高いモデルマウス対する水素水の実験”によると、水素水を飲ませたマウス、飲ませないマウスを比較して、水素水を与えたマウスにだけは次のような影響が出たと言います。

・体脂肪や血液中の中性脂肪が減り、血糖値も下がる

・エネルギー代謝が上がり同じ、運動量でも酸素の消費効率が上がる

・エネルギー代謝を活発にするホルモン分泌が促進されて、脂肪代謝する遺伝子に影響をもたらした

水素水を飲んだだけでそんな効果が出るだなんてなんてうらやましい…と思うかもしれません。ですが、このモデルマウスの実験は、

メタボでズタボロ(血管内壁が破壊されていたり、内臓脂肪で腸内が埋め尽くされるような状態)であるはずのモデルマウス中の活性酸素に、「水素が反応している証拠」であるのです。それだけ「ダイエットが必要な状態の身体は、活性酸素が発生していることを証明している」実験でもあるのです。

つまり、肥満気味の身体は、驚くほど多くの活性酸素が出ているということです。

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活性酸素が発生している肥満気味の身体の状態って?

水素水に対しては、ダイエットのニーズが非常に高いのですが、(十分痩せているのにまだ痩せなければいけないと思っている”ダイエット強迫観念傾向”の女性達を除外して)

ダイエットの必要がある人は、ほぼまちがいなく「代謝機能が失われがちな人」です。

「ダイエットなんて脂肪を減らすだけ」という単純なものではなく、身体の代謝機能を立て直す作業に他ならないんですよね。

言ってみたら、ダイエットが必要な状態は、メタボリックシンドローム同様、代謝の機能が崩れている状態です。ですので、血糖値や高脂血症、尿酸値、メタボなどの項目でお伝えする通り、代謝の機能を改善するために、

血糖値、コレステロール・中性脂肪、は自分の場合どうなっているのかな?とよくよく向き合う事でもあります。

活性酸素を除去するというこうした新しい概念からダイエットを見てみると、カロリーを制限するという方法が、少し大雑把だったことがわかります。

痩せていくことで、結果血糖値やコレステロール・中性脂肪血の改善がみられることは確かですが、それらの見た目上に表れる数字の裏には、必ず活性酸素による障害が発生しています。

「結果良ければ(痩せられたら)過程は関係ないよ」という声が聞こえてきそうですが、

ダイエットの必要がある人は、わりと、痩せて太って、また痩せて…を繰り返す人が多いものですし、それはダイエットの本質を知らない事で起こるルーティンでもあるんですよね。

リバウンド(エネルギー不足後の急なエネルギー豊富状態)の度に、活性酸素が大量に発生しているなんて、ちょっとゾッとしませんか?

痩せた反動で体が活性酸素という毒を体にまき散らしていると、痩せてかっこよくなったり美しくなるのは一瞬。実は老化が早まっている証拠でもあります。

これからの大人の賢いダイエットとは、老化も疾患も予防できる賢いダイエットになりそうです。

水素水で活性酸素除去すると代謝が上げる

さて、ラットに水素水を与えるとなぜダイエットが上手く行ったのか、の理由の一つに、

「代謝を上げる」という点がありました。

それには「グレリン」というホルモン物質が関わっています。

水素水を飲用することでグレリンが分泌されるのですが、それは胃から分泌されるホルモンの一種で、次のような効果があります。

【成長ホルモンを刺激するように働き、体脂肪を燃焼させやすくする】

成長ホルモンは、タンパク質や脂肪、炭水化物を使って筋肉を新しく変えるように作用します。

身体を創りかえるとは、代謝の事を意味します。これはエネルギーを必要とする作業ですので、ミトコンドリアがその活動の中心となります。

また、肝臓にあるグリコーゲンをぶどう糖に変えて分泌させ、体脂肪も燃焼させてエネルギーとして使います。

水素水を活用することで、グレリンが分泌され、グレリンの作用のおかげで エネルギー代謝、脂肪の燃焼が促進される、という事になります。

また、男性の方なら成長ホルモンに詳しい方がいらっしゃると思います。成長ホルモンには他に、筋肉量を上げるという作用もあります。身体の代謝を上げるために筋肉量を増やすことは必須ですが、これも水素水の活用で生まれる嬉しい効果です。

 

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水素水で活性酸素除去すると血流が良くなる

水素水を活用することのよさに、副交感神経

を優位にするという点があります。ストレスが強く、常に緊張を強いられている状態だと、交感神経が優位になりますが、交感神経の優位な状態は、「血管の収縮、血流の滞留」というダイエットにとっての好ましくない状態をつくります。

ダイエットにとって、「身体のめぐりをよくする」リラックスモードでいることはとても重要な事なんですよね。なぜなら、代謝が上手く行っていない状態は、めぐりが悪いことを意味するからです。

これに対し、よく「ダイエットは脂肪燃焼のために交感神経を優位にすることが大切だ!」と言われることがあります。確かにそれは脂肪を燃焼させるために効果的な方法ではあるのですが、「”ずっと”交感神経が優位になった状態がダイエットにいい」と言っているわけではありません。優位にした後には、燃焼し、代謝が進んだ過程で発生する代謝物(老廃物)を運び去ってくれる十分な血流が必要です。そのために、副交感神経が優位な状態を十分確保する必要があるという事です。

副交感神経が優位になると、リラックスモードになり、血管が拡張し、血流がよくなります。血圧の項目でお伝えする通り、血管に負荷がかからない状態は、血流が良好な状態です。

緊張と弛緩を繰り返すメリハリのある状態が、心身を健康に保つ秘訣でもありますが、適度な運動(交感神経をONにした状態で脂肪を燃焼する)をした後に、リラックスモード(副交感神経をONにした状態)で血流をよくする、ということを心がけたいものです。

水素水でエネルギー代謝と脂肪細胞の分解が進む

水素水を飲用すると、肝臓からFGF-21というホルモンが促されることが分かっています。

それは、「脂肪細胞を分解」する生理活性機能を持ちます。肝臓から出る脂肪分解生理活性物ですので、ダイエットと共に脂肪肝が気になる人にとって、水素水を活用することは効率の良い方法なのかもしれません。

もともと、FGF-21は、肝臓が飢餓状態に備えて発動するホルモンです。飢餓状態の時に、「緊急事態! 身体の脂肪を分解してエネルギーを出そう。」という場合に出されるホルモンなのですが、肥満気味の方で、「いや、決して飢餓とは言えない・・・」という状態でも、水素水はホルモン分泌を促してくれます。

FGF-21は、脂肪の分解の他、中性脂肪、血糖値の調整をする役割もあるために、ダイエットの望みを叶えるサポートにいいでしょう。

先に挙げたモデルマウスの水素水の実験は、

水素水を活用することで、血糖値、中性脂肪、体脂肪が調整されて、結果ダイエットできたという事を証明するものです。

水素水のダイエット効果を意味しているのですが、それだけではありません。カロリー制限をした訳でなく、ダイエットが実現しているということは、「活性酸素がいかにダイエットの障害になっているか」を証明していることに他ならないのです。

次は、ダイエット障害要素や、肥満が進んだ先に懸念される、メタボ関連の話題です。

 

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脂質異常

脂質異常症とは、

・LDLコレステロールが基準値(140mg/dl)より高い状態

・HLDコレステロールが基準値(40mg/dl)より低い状態、

・中性脂肪が基準値(150mg/dl)より高い状態

と言われます。

コレステロールに限らず最近の健康診断では、検査機関によって診断基準が変わることもあったり、数値とにらめっこして一喜一憂してしまうケースも多いのではないでしょうか。

本当の話ですが、経営難になった病院が、健康診断の検査基準をきつめにしたことで、経営難を逃れることができた、というような事例もあるほどです。検査する側は、「より注意して脂質コントロールできるようになる」という言い分かもしれませんが、受ける側は、ダメ人間の刻印を押されて気になって落ち込みます。数値だけを追っかけると、やがて疲れて 脂質コントロールをほったらかしにすることにもなりかねません。

ここでは、脂質異常や、よりよい選択肢を知って、焦ることなく改善に繋げられるようにするのがゴールです。

コレステロールは必要な物

悪者扱いされがちなコレステロールですが、

それがどんな役割を果たしているのか、ということを正確に知る人はあまり多くありません。

さてコレステロールは次のように体内のあらゆるところに存在していています。

成人一人当たりのコレステロールの所在

脂肪組織31g

脳25-30g

筋肉25-30g

皮膚16g

血清中10-11g

悪者扱いされることの多いコレステロールですが、上からわかるのは、生命が生命体の構造を維持をする上で欠かせない重要な物質であることです。

生命を維持するうえで欠かせないことの例を挙げていきましょう。

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コレステロールの役割

①細胞膜の構成成分

外敵から身を守るための丈夫な細胞膜を維持する

②ホルモンの材料

副腎皮質ホルモンや性ホルモンなどステロイドホルモンの材料。副腎皮質は副腎でつくられ、蛋白質や糖質の代謝に関わったり、炎症やナトリウムのコントロールするなど重要な役割を果たします。

また、性ホルモン生成にかかわるため、男性らしさや女性らしさを維持するために欠かせないホルモンでもあります。

③胆汁酸の材料

消化液の材料である胆汁酸の主成分として、肝臓で合成されます。胆汁として十二指腸に分泌された胆汁酸は、食事でとった脂肪の消化吸収を助けます。この後の胆汁酸は小腸で吸収されて再び肝臓に戻り、胆汁として再利用されるしくみになっています。このような再利用の対象にならなかった一部の胆汁酸は便と共に身体の外に排出されるので、排出された胆汁酸を補充するために血液中のコレステロールが新たに使われることになります。

胆汁酸が順調に排出されないと、そのまま肝臓に戻って再利用されるために体内のコレステロールが増えることになる訳です。

よって、健常者量は一日あたり1000-2000mgのコレステロールを補充する必要があると言われています。

コレステロールを合成している臓器は、肝臓が全体の6~7割、その他に小腸や腎臓、皮膚などでも作られています。

肥満している人の方にコレステロールが多いと言いますが、それは脂肪細胞組織に多くのコレステロールが含まれているためです。

中性脂肪

人の活動エネルギーは、主に糖質に依存しています。糖質を十分に取れないときや運動して急激にエネルギーを消費したときなどは、

脂質をエネルギー源として使うことになります。そのエネルギーの貯蔵庫が中性脂肪です。

通常は貯蔵用のエネルギー源なので、皮下脂肪や内臓脂肪といった脂肪組織に蓄えられています。

中性脂肪も悪者扱いされることが多いと思いますが、体温が奪われないために断熱材の役割をしていたり、臓器が一定の位置におさまるように固定剤の役割も果たしています。

これらの役割を果たす中性脂肪が増えすぎると、動脈硬化の発症のリスクを上げることになるんですね。

肝臓が中性脂肪を合成する際の材料は、糖質と脂肪が分解された脂肪酸で、中性脂肪がつくられると、皮下や内臓の周辺組織へ送り込まれます。いわゆる、皮下脂肪や内臓脂肪といった、肥満の象徴となりやすい状態です。

カロリー過多や運動不足だと血液中の中性脂肪が増えすぎて脂質異常を引き起こし、中性脂肪が必要以上に脂肪組織に蓄えられると肥満を招きます。また、肝臓に中性脂肪がたまりすぎると脂肪肝になって行きます。

脂質異常の問題点は、動脈硬化の危険因子と重なって起こる血管障害疾患

動脈硬化の項目で触れていますが、「脂質」に焦点を絞って見ていきましょう。

血液を運ぶ動脈は、心臓から送り出された血液を末端まで運んでいます。そして血管は筋肉を収縮させて血液の運搬を助ける役割を果たしています。

動脈は、内側から内膜、中膜、外膜の三層に、そして内膜と中膜には内弾性板で隔てられており、血管の収縮と拡張を行っており、脂質異常が進むと懸念される動脈硬化が起こる場所は、内膜と内弾性板が接するところ。

LDLが内膜に入り込み、酸化LDLへと変化、マクロファージから放出される各種サイトカインが血管局所での慢性炎症反応を引き起こし、実質 「脂質が血管内膜を圧迫する」という状態になります。

つまり、粥状になった酸化LDLが動脈内腔に蓄積して、脂質異常症だけでなく、糖尿病、高血圧、などの危険因子と重なって、最終的には動脈の血流が制限され、心血管疾患や脳血管疾患などを引き起こします。

脂質異常を進行させる活性酸素

LDLコレステロールが酸化する過程には、活性酸素の影響が明らかになっており,悪玉LDLを形成して血管内壁に炎症を起こして行きます。

脂質異常の問題だけに限らず、血糖異常症状と相まって、糖質が代謝の過程で活性酸素を発生させるために、血管内壁のダメージに拍車をかける要因になっています。

これらの血管内膜における炎症は、慢性の性質により、急性炎症のようなじんじんとした赤みをともなった痛みや腫れがなく、知らぬ間に進行しているのが恐いところです。活性酸素による影響を受けたLDLコレステロールは、静かにかつ残虐に血管内壁を壊しては動脈硬化を促進しているのです。

脂質異常の抑制は、数値のコントロールだけにこだわらず、「身体の酸化反応を抑制すること」が重要です。

悪玉LDLによる活性酸素障害を抑制する水素水

先に触れました通り、水素水は脂質の炎症反応の火消しを得意領域としているため、過酸化脂質となる酸化LDLによる血管障害を抑制します。

その作用機序は、悪玉LDLによる活性酸素障害を、「炎症部で発生する活性度の高い・OHを無毒化する」という点で寄与していることに他なりません。

詳細は動脈硬化の項目と重複することもあり、またメタボリックシンドロームや動脈硬化と合わせて脂質異常を考えるのがより良いために、後に譲るとします。

 

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血糖値

生体内での糖質の使われ方

食事から摂取した糖質は、胃腸で消化された後、ぶどう糖に分解されて小腸の粘膜から吸収されて血液中に溶け込みます。通常糖の尿中の濃度が高くなると、インスリンが出て余分になった糖をグリコーゲンと脂肪に変えて体内に蓄えます。

筋肉に存在するミトコンドリアでも、糖をエネルギーに変えようとして血糖の調整するように働いており、血液中にぶどう糖が増えて血糖値が上昇すると、これを感知した膵臓のランゲルハンス等にあるβ細胞がインスリンを分泌、インスリンの司令によりぶどう糖は筋肉に取り込まれてエネルギーとして利用され、余った分は肝臓や脂肪組織に蓄えられます。

ミトコンドリアの異常が血糖異常という真相

糖尿病では糖が骨格筋細胞や脂肪細胞に取り込まれず、血液中の糖濃度が高いままの状態です。何らかの原因でインスリンが作られなかったり、分泌量が不足していたりすると、インスリンが分泌していても筋肉や肝臓、脂肪組織のインスリンに問題があって、インスリンが十分に効かなくなります(インスリン抵抗)。

よって、食事によって血液中に増えたぶどう糖をエネルギー源として有効利用することが出来なくなるので、結果、ぶどう糖が血液中に溢れて慢性的な高血糖となり、糖尿病を発症することに繋がります。

その原因の一つとして、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解してできる遊離脂肪酸が上げられます。遊離脂肪酸は通常血液中を流れ、骨格筋細胞のミトコンドリアに取り込まれエネルギーをつくりだしますが、肥満などによって脂肪が固まりすぎると血中にいつも遊離脂肪酸がある状態になります。すると骨格筋細胞や脂肪細胞は「わざわざ糖を取り込んで代謝をする必要がない」と認識し、糖は使われることなく血中に高濃度の糖が濃い状態になります。

このことから、筋肉中のミトコンドリアに問題が起きる症状が、血糖異常だという事が分かります。

ですので、血糖の異常とは、血液に糖があったとしても、エネルギーとして使われない事から起こり、尿中に糖が混ざる症状で、尿糖が出るとは、血液中にぶどう糖が増えすぎているサインです。

また、ミトコンドリアのATPの生産の情報は、インスリンを分泌するランゲルハンス細胞へと伝達されているので、両者は連動し合う仲、協調関係にあります。

糖が多ければミトコンドリアが創りだすATPの量が増えますし、ATPをシグナルとして血糖値が高くなった事を認識することになります。

もっと事細かに言うと、膵臓のランゲルハンス島から分泌されるβ細胞が血液中のグルコース濃度をキャッチするセンサーを持っており、β細胞はグルコースだけを細胞内の取り込む専用のゲートを持っています。グルコースの量が増えるほどβ細胞の中に取り込まれる量も増えます。このとき、β細胞は酸素を利用してグルコースを二酸化炭素へ分解しており、ATPへと変えています。つまり、β細胞のミトコンドリアが正常に働いていないとグルコースが感知しにくくなり、インスリンも調整できなくなってしまうのです。

ミトコンドリアの血糖調整に関する機能も、やはり見逃せませんし、やはりここでも活性酸素の除去が重要なのです。

血管を傷つける要因をつくる高血糖

高血糖により、血液中にぶどう糖が増え、ぶどう糖がアポタンパクに染みこんで糖化LDLや酸化LDLをつくり、血管にくっつきやすくなります。そして血管内壁では、活性酸素がLDLを酸化させて、動脈硬化のリスクが上がっています。高血糖状態は血液の凝固を招き、血栓が形成されやすく、またインスリンの効きが悪くなっているために、頑張ってインスリンを出すようにするので、血液中にインスリンが増えることで血管の障害になるのです。

 

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高血糖や糖尿病の電解水素水を使った臨床例と論文

アトピー性皮膚炎の臨床例として挙げた協和病院では、他に糖尿病に関しての水素水を使った好事例がたくさんあります。

協和病院では、還元水素水の症例が数千に及びますが、中でも川村院長が水素水の威力を実感しているのが、糖尿病性壊死の治療だそうです。

症例①50歳男性

来院時 右足人差し指が壊死状態、HbAlcは10.9%

治療内容:還元水素水2~3l/1日、インスリンと経口薬による血糖コントロール、右足は強酸性電解水足浴を一日二回、壊死部分を切断

経過:二か月後にインスリン投与を中止、経口薬のみ服用、三か月後の退院時にはHbAlcはが5.3%に消褪

症例②57歳男性

元々糖尿病を患い入退院を繰り返しながら治療を行っていた途中、右足の薬指の腫れが顕著になり膿がでるようになったのを、右下腿を切除と診断されて転院

来院時:来院時 右足人差し指が壊死状態、HbAlcは10.9%は11%

治療内容:水素還元水を一日数リットル飲用、薬剤で血糖コントロールを行う、右足は足浴

経過 四か月後にHbAlcは7%、右足薬指は変形短縮しつつも靴が履けるまで回復

以後、川村医師が院内で活用していた電解水素水は1996年に手指や消化器用内視鏡の消毒医療用具として認可されています。

症例③医学博士梶山静夫氏による境界型糖尿病6名の被験者への試み

実験内容:300ml/1日の水素水を一日3回飲用(1日合計900ml)

結果:6名が血糖値低下、4名は正常化。インスリンがよく効くようになる。

他、動脈硬化、メタボリック症候群、心筋梗塞脳梗塞が症状改善

論文①電解還元水がラットの筋管細胞において活性酸素を除去し糖取り込みを増強(li 2002,2006,2010,2011)

論文②電解還元水がインスリン受容体のリン酸化を促進し、トランスロケーションを促進することによって糖取り込みを促進 (shirahata2001,2007)

論文③水素水であるノルデナウ水を411人の被験者に6日間服用してもらい45%が血糖とHbAlcレベルが優位に低下(shirahata&gadek,li2006)

論文④中国吉林省第一中央病院にて日田天然水を飲んだ65人の被験者89%の血糖値が優位に低下(osada2010)

他にも血糖値や糖尿病が水素水で改善した多くの症例や論文がありますが、これだけの実績があると、もう言うに及ばないほどかもしれません。

これらのいずれも、体内で発生する活性酸素と水素を結合させて、活性酸素を無毒化することに治療の肝があります。

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血圧

高血圧のメカニズム

血圧の話は、心臓をポンプ、動脈がホース、血液がホースの中を流れる水、そして流れる水の強さが血圧と例えられます。

高血圧の状態は、ホースをつまんで細くなり、水の流れは強まりまる状態。また、血管が硬く細くなった場合も、血液の流れは妨げられていて、血液の流れをスムーズにしようと心臓に圧力が高まります。

流す水の量が増えたときに、その水の流れの勢いは強くなります。同様に血液の量が増えたら全身に送るため、血圧は上がります。このように血圧が高い状態は、ホースが劣化したり固くなったり細くなったりして使いモノにならないような状態です。

血管を細くしてしまう要因・脂質異常

後述、動脈硬化の項目のとおり、高血圧には、脂質異常が常にリスク要因として挙がります。

脂質が血管内壁に蓄積して、血管を細くさせるリスクとしては、「脂質による血管内膜の圧迫」でした。

動脈内壁で活性酸素がLDLに結びつくと、マクロファージが酸化したLDLを異物と見なして食作用を起こし、血管を刺激、血管内壁に溜まります。

動脈内壁に酸化LDLが蓄積されることで血流が邪魔され、血液の流れをスムーズにするために心臓が余計に頑張って血液を流そうとする結果が、脂質異常による高血圧です。

血液の流れが悪くなる要因・高中性脂肪結晶

また、高中性脂肪結晶であることも血流を妨げるリスク要因です。血中の中性脂肪が多くなると、善玉のHDLが減り、血液を凝固させる物質が増え、悪玉のLDLが小型化することで酸化しやすい状態になります。血液が、どろどろとした流れにくい状態と、酸化LDLといった炎症の危険要素をもつことで、血管をさらに流れにくくします。

血管内は、どろどろとした血液で血管が通りにくくなるために、心臓はスムーズに血液を流そうとして圧力を高めるということになります。

血管を固くさせる要因 血管の活性酸素によるダメージ

上に挙げた脂質異常の状態の問題は、悪玉のLDLだけでなく、LDLが活性酸素によって酸化されることで、血管自体がもろくなり、使いモノにならない血管の硬化を起こすことです。活性酸素は脂質と結びつきやすく、不飽和脂肪酸が豊富に含まれる細胞膜は活性酸素によって酸化され、細胞膜の脂質が過酸化脂質になるという、最悪な有毒物質になってしまいます。先に申し上げたように、細胞膜自体に、高度不飽和脂肪酸が多く存在しているため、酸化しやすい性質を持っているのは確かです。そして有毒物質のおかげで細胞膜は破れやすく、細胞自体の機能を低下させることになります。

破れやすくなった細胞膜は、炎症によって硬化し、血管の弾性を失うどころか破壊された状態になり、血液の流動性を妨げ、心臓のポンプ機能に負荷をかけて血圧を上昇させます。

内臓脂肪細胞が増えることで血圧が上昇するメカニズム

内臓脂肪細胞が増えることで血圧が上昇するメカニズムは以下の通りです。

1脂肪を蓄える脂肪細胞からインスリンの働きを邪魔する物質が分泌されて、高血糖状態になり、血液中の中性脂肪も増えて脂質異常症傾向に

2血糖値を低下させるためにインスリンがさらに分泌されて高インスリン血症傾向に

3高インスリン傾向が腎臓でナトリウムの再吸収を促進し、心拍出量が増えて血圧が上昇

このメカニズムから、内臓脂肪肥満型のメタボを改善することは、高血圧の予防や改善となることがわかります。症状は一つだけで事が済むわけでないことを物語ります。

 

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高血圧に対する水素水の効果

高血圧に対する水素水適用の症例

詳細は後述の動脈硬化に譲るとして、ここでは高血圧に対する水素水の適用について論文や症例を紹介していきます。

症例 広島大学で行われた100人に対しての臨床試験(higashikawa,kuriya,noda,sugiyama2009)

試験内容:日田天然水(水素含有水)を一日あたり2ℓ飲用

結果 高血圧に優位な効果。その他、メタボリックシンドロームに関しての改善効果

それでは、これらの症例から、水素水がなぜ高血圧に効果的だったのかを、検証します。

高血圧に対する水素水の作用機序

高血圧の危険因子として挙げた脂質異常は、悪玉のLDLだけでなく、LDLが活性酸素によって酸化されることで、血管がもろくなることから起こるものでした。

活性酸素の攻撃によって細胞膜は破れやすくなるところを、まず活性酸素と水素が結合することによって血管内壁の損傷を防ぎます。

ここでは、水素で高血圧が降下するという言い方は説明が足りません。血管内で行われる活性酸素の攻撃(炎症反応)を鎮めることによって、血管の障害を取り除くのが、水素水の高血圧に対するそもそものアプローチです。

降圧剤のような対処療法と大局にあるのが、自然治癒力をベースとした水素水の改善効果になります。

 

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メタボ

本当のメタボの意味は、肥満ではなく代謝の異常

メタボという言葉が一般的になっていますが、その本質を知る人は意外に多くないようです。

「ベルトをどこで固定してるつもりなのか分からないくらいひどいお腹の出っ張りとか、ただの肥満の事でしょ?」と勘違いしている人が多いのが実情です。

メタボリックとは代謝を表す言葉であって、もう少し正確に言うと代謝に異常があって起きる様々な症状の事を言います。

生活習慣病である、高血圧症、糖尿病、高脂血症などの罹患者は極めて多く、それらは全て脳血管障害や虚血性心疾患などの動脈硬化症疾患のリスクとなります。

こうした生活習慣病は、重複するように起きると言われていて、メタボリックシンドローム(代謝症候群、内臓脂肪症候群)と呼ばれます。

生活習慣病の発生順序とその合併症の進展過程を含めた全体像は、初期症状が起きるとまるでドミノが倒れるように徐々に進展していくことから、メタボリックドミノとも言われるのです。

代謝異常の症状が次々現れる メタボドミノ

肥満が関与することは言えますが、肥満を軸に、糖尿病、脂質異常、高コレステロール、高血圧などが繰り広げられる、「代謝に関わる症状が次々に起こるのがメタボドミノ現象」です。

「ただの肥満でしょ?ダイエットしなよ。」と一括されかねないメタボですが、皮下脂肪が問題の中心なのではなくて、代謝異常にまつわる、上の症状が深刻化することで心筋梗塞や脳梗塞のリスクを格段に上げてしまうということにあります。

代謝異常の実態は、ミトコンドリアの機能低下にあった

代謝はエネルギーを創り出すことを意味するので、ここでもミトコンドリアの機能劣化が関わっています。消化管の中で、三大栄養素のたんぱく質はアミノ酸に、糖はグルコースに、脂質は脂肪酸に分解されますが、これらの分子はさらに細胞内で小さな分子になり、その時にミトコンドリアがエネルギーを生産します。

エネルギー生成には、細胞質内の解糖系とミトコンドリア内のクエン酸回路、電子伝達系で行われ、最終的には水と二酸化炭素に分解されて排出されますが、タンパク質の代謝で生じた窒素が、尿中に尿素の形で排出されます。

代謝異常を“ちょっと”贅沢な日常に落として考えてみましょう。

一年間に毎日ショートケーキを1個ずつ食べ続けたとします。毎日一個のショートケーキから10個のエネルギーが作られていたのに、半年後にはミトコンドリアの調子が悪くなり、5個のエネルギーしか作られなくなってしまいました。5個のエネルギーは余分になってしまって、どんどん脂肪として体に残るようになり、ついに肥満になってしまい、一年後には半年分×5個のエネルギーが体に蓄積したことになります。

なんだかあまり想像したくないメタボストーリーですが、代謝が機能しなくなった状態とはこのようなことを言い、決して肥満の事だけを言っているわけではありません。

365日ショートケーキを食べ続けるという、“ちょっと”贅沢は、エネルギーの余分を生みかねない、のかもしれません。

メタボ改善は、”ミトコンドリアの特徴”を抑える事

メタボになると、人は「ダイエットしなきゃなあ・・・」と思い立ち、ウオーキングなどの有酸素運動や、食生活の見直しをするものですが、闇雲に食事制限と過度な運動を行っても、逆に活性酸素を発生させてしまうことになりますし、何でも行き過ぎはリバウンドを招きます。

ダイエットは一時的に痩せればいいという考え方で行うと、多くの人がそうであるように、飢餓状態後のリバウンドを招きます。大人のダイエットは、もう少し情報を整理したり、ポイントを抑えたり、計画を立てて行う方が、その後にも日常生活にも支障をきたさないことになります。

その要は「ミトコンドリアを増やして一個あたりのエネルギー生産を抑制し、負荷をかけない」ということです。

ミトコンドリアを増産すると、メタボ改善の質が、はるかに上がる

メタボにミトコンドリアが深く関与している理由は、先の通りミトコンドリアが、「エネルギーの生産工場」であることに他なりません。

ミトコンドリアは食事によって得られた栄養分をATPにしてエネルギーに変換しているだけでなく、脂肪の代謝の役割を担ったり、脂肪をエネルギーに変えたりする働きもします。

ミトコンドリアのエネルギー生産は24時間体制、そして都度消費、都度生産で、エネルギーを余分に余す事が出来ません。

カロリー過多などで脂肪を多く採りすぎたり、ミトコンドリアの機能が低下したりすると、エネルギーが使われず、脂肪が溜まることになります。

特に男性の場合の脂肪の行先は、女性のように皮下ではなく、内臓と相場が決まっています。内臓にぎっしり詰まった状態の脂肪では、高血圧や高血糖、などのリスクを上げる活性酸素が大量に発生する危険を招いてしまうことになります。

ミトコンドリアの第一の役割はエネルギーの生産ですが、運動不足になっていると、ミトコンドリアはエネルギーの生産を行わないように順応してしまうので、ミトコンドリアの数も減って行ってしまいます。先の、365日ショートケーキを食べ続けて、エネルギーにならずに脂肪として蓄積するような例は、ミトコンドリアのそのような性質を物語っているのです。

その背景にあるのは、運動不足や、活性酸素のダメージによって、ミトコンドリアの機能も質もどんどん低下していくことです。ミトコンドリアの数自体が少なくなって、一つのミトコンドリアで生産するエネルギーが過剰になることで負担が増し、酸素とエネルギーを抱えきれず、エネルギーの生産も減って行く、ということに他なりません。

1個当たりのミトコンドリアへの負荷が増えることは、「エネルギーを急いでつくるあまり、電子が窮屈にひしめき合って活性酸素を発生させるリスク」が高まることを言います。

ですので、ミトコンドリアの量を増やして1個あたりの負荷を抑制することは、活性酸素を増やさないための環境を整えることになります。また、エネルギーの生産が高まって代謝が向上するだけでなく、次に上げていく生活習慣病の予防や改善のためにかなりいい効果を実感できることになります。

ミトコンドリアの量と、ミトコンドリアの稼働の質を意識したライフスタイルがメタボ改善のポイントになります。

水素水のメタボ改善効果

水素水のメタボ改善効果は、抗酸化作用(活性酸素除去作用)の他に、簡単に言って体質改善効果があります。

それは水素が細胞に合図を送り、健康になるようにスイッチをいれるようなものです。その好例が”脂肪を燃えやすくする”こと。

休止モードでやる気のなかった脂肪細胞が、重い腰を上げて元気になる、そんな変化がみられるそうです。

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水素水のメタボ改善症例や論文

ヤル気のなかった脂肪にヤル気スイッチが入る?とはなんとも魅力的ですが、その実証を論文で見てみましょう。

  1. アテローム性動脈硬化症のモデルマウスにおいての水素水の実験(osawa2011)

水素水がアテローム形成を抑制、  4‐NHEの蓄積も抑制、酸化ストレスの抑制効果が示された。

②境界型糖尿病6名の被験者への試み(kajiwara2008)

実験内容:300ml/1日の水素水を一日3回飲んだ(1日合計900ml)

結果:6名が血糖値低下、4名は正常化、インスリンがよく効くようになり、メタボリック症候が改善。

その他、メタボに関しては多くの症例や論文がありますが、その作用のベースとなっているのは、「水素による活性酸素除去と、ミトコンドリアの機能改善による代謝改善」

によるものです。

メタボの改善のために闇雲にダイエットを行っても、仕事に集中を欠いたり、その後のリバウンドなどがあったりしては、時間も労力も無駄にしたことになり、意味がありません。

増産されるミトコンドリアを頭に思い浮かべながら、着実にメタボの改善を行っていきましょう。

さて、次は、メタボリックシンドロームと大きな相関関係が指摘されるようになった尿酸値についてです。

尿酸値・痛風

高尿酸血症とは

アレクサンダー大王、ゲーテ、ダーウインも罹患したと言われる痛風。かつてヒポクラテスは、痛風を”悪い体液のしずくが溜まって行くことで発症する病気”と考えています。

痛風も代謝の異常がもたらす病気で、食べたものが尿酸になるという代謝の過程に異常が起こり、尿酸値が高い状態で尿酸が体に溜まったままになる病気を言います。

尿酸値は血液中に含まれる尿酸の物質濃度の事で、基準値より高いと痛風のリスクが高まります。

高尿酸血症が痛風と発展していくデッドポイント

高尿酸症の段階だと、無症候性と言われるだけあり、自覚症状はあまりないようです。ですがこの状態が長い間続くと、体の中の関節のいたるところに余分な尿酸が付着することになり、結晶化して痛風発作を起こします。

高尿酸血症と診断された後、数か月で痛風を起こす人もいれば、10年以上何も兆候が表れない人もいます。

アメリカの研究調査によると、この個人差の理由として、「血清中の尿酸値が9.0ml/dlを超えたところで発症率が格段に上がる」といった点が上げられるそうです。

肥満・内臓脂肪と高尿酸血症の関係

尿酸値だけ異常に高く、他は何にも問題がないというケースは珍しく、高尿酸血症の4割が肥満と診断されています。

その原因は、インスリン抵抗性が弱まると高インスリン血症を起こし、尿酸の排泄量が減ってしまうために、尿酸値が上がるメカニズムが背景にあるためです。

働き盛りの男性によく見られる高尿酸血症と内臓脂肪の関わりについては併発するケースも多く、その裏付けとして「内臓脂肪が増えるごとに尿酸値が高くなる」ということが明らかになっています。

この理由としては、「脂肪酸から分泌される生理活性物質のバランスが崩れ、プリン体の代謝が影響を受ける。そして尿酸の産出が増えると同時に、尿酸の排泄が低下するので尿酸値が上昇する」、という所にあり、肥満やメタボリックシンドロームと高尿酸血症の関係性も指摘されています。

もっとも、尿酸値の上昇がメタボよりも先行して進むので、メタボの危険性を示すサインとして尿酸値は有効であると考えられています。

腎機能まで及ぶ痛風の症状

高尿酸血症が進む症状の痛風の痛み表れ方は、その名にあるように、”風が吹いても痛い”というもので、靴下や靴を履くことはおろか、毛布を掛ける事も痛みを感じるほどだと言います。

赤い腫れが変色して赤黒くまたは紫がかったり、熱感、全身倦怠、発熱や悪寒などをともない、おおよそ7-10日程で症状が完全に収まると言います。しかしあまり痛みが強くないと、気付かないケースもあり、慢性的に症状が進行して、関節の周りの皮下組織に尿酸結晶が固まり、痛風結節と腎機能低下を招くこともあります。

食生活改善が必須の高尿酸血症、プリン体を100%カットできる食事は不可能に近い

高尿酸血症や通風を発症している人が、プリン体カットの食事をするように改善するように言われますが、実はプリン体はどんな食品にも含まれているので100%カットすることはおそらく実質不可能です。実際、食べ物を通して体に入るプリン体は、全体の20-25%に過ぎず、残りが体内でつくられているので、食べ物による影響はわずか。厳格なプリン体カットの食事を行ったとしても、尿酸値の大きな変動はありません。

おすすめできる方法としては、プリン体の多い食事には気をつけ、「茹でる」調理法を行う事です。熱に弱く水溶性の性質を持つプリン体は、焼く・炒めるなどしても総量変わりありませんが、茹でた湯を摂取しなければプリン体の摂取を抑制できます。調理法次第で、茹でると栄養に、焼くと毒にもなる、ということです。食事でも、マヨネーズをヨーグルトに変えてみる、など似たもので代用する意識転換するのがよいでしょう。

痛風のきっかけは、食生活と、以外にも運動にある

アルコールや、魚卵や鶏卵、レバーなどプリン体を多く含む食品を多く食べると高尿酸血症になりやすく、また意外な事に運動も痛風と関わる場合もあります。

汗をかくことで水分が減り体内の尿酸濃度が高まり、エネルギーをつくるミトコンドリアが急激に稼働させられると、その時に尿酸の材料となるプリン体がたくさんつくられることになるからです。つまり、運動が痛風発作を誘発することになります。

「運動して汗を流すと、身体の毒素を抜ける」ようにも思えますが、プリン体を生成してしまいやすい体質の場合は、激しい運動も痛風を上げるリスクとなりえます。

痛風発作が消えたら安心ではない

発作が治まれば安心と言えるわけでないのが高尿酸血症です。

高尿酸血症を放置すれば、最初の発作から一年後に再発、次の発作は半年後、そして次の発作は3月後といったように、だんだんと発作のインターバルが短くなっていくことが特徴です。発作が起こる関節も、1か所から数か所と増えてやがて複数の関節が痛む状態が続くこともあります。

 

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活性酸素と尿酸の関係性

おさらいの意味になりますが、尿酸が作られるルートは次の二つです。

1新陳代謝によるルート

身体の細胞は毎日生まれ、毎日破壊が繰り返されて新陳代謝が営まれています。プリン体はDNAやRNAを形つくる成分の一つで、全ての細胞に含まれているため、新陳代謝が行われて。古い細胞が壊れる度に次々とプリン体は生まれていきます。つまり、プリン体は生体維持に不可欠という事です。ビールを大量に飲む人の特別な代謝物と思われがちな尿酸ですが、実は人間が生命を維持するうえで生まれるべき代謝物であることが分かります。

2エネルギー代謝のルート

ミトコンドリアがATPを使ってエネルギーを生成する過程では、通常、問題がなければADPに変化して、またATPに戻るといった事を繰り返します。ATPの再利用が追い付かないと、分解されてプリン体に変化して尿酸に変わって行きます。

この「再利用に追いつかない状態」として考えられる一つの原因が、活性酸素です。

ミトコンドリアがエネルギーを生成する過程で、電子がミトコンドリアからずれ落ちると大量の活性酸素が発生し、再利用のサイクルまでもが活性酸素の猛威の対象となるためです。

痛風の痛みは、水素水の適用領域である免疫反応によるもの

高尿酸血症が進むと発症するリスクが高まる痛風は、生活習慣病の一つとされており、30-40代の働き盛りの男性のつま先などによく見られます。

尿酸は血流によって関節組織へ入り込み沈着して滑膜の中で結晶化が進んでいきます。滑膜は酸性で出来ており、尿酸は酸性の中で結晶化しやすい性質をもっていますし、つま先など身体の中心から離れたところによく発症する理由として、体温が低いと結晶化しやすいという性質もあります。

尿酸結晶は針状の結晶をしており、運動や暴飲暴食をきっかけに滑膜から剥がれ落ちることで痛みが起こります。滑膜中に静かに存在していれば、体は異物扱いしませんが、結晶がはがれることによって異物と認識するようになり、からだの免疫反応を使って攻撃をするようになるのです。好中球が結晶に集まって結晶を排除することで炎症が起き、好中球が創りだすサイトカインによってリンパ球などが呼ばれ、痛みや炎症を起こし、サイトカインが活性酸素を発生させます。

そもそも、身体が尿酸の結晶を異物とみなして排除しようとすることで起こる反応だったわけですが、痛風は後述リウマチのメカニズムとよく似ており、痛風がリウマチ並びに膠原病の中にカテゴリーされている理由です。

尿酸値に関する水素水の症例

では、高尿酸血症や通風の改善となる水素水の事例をご紹介します。

2008年11月から2009年9月の間、広島大学で行われた100人の被験者に対する日田天然水(水素含有水)を一日2リットル飲用してもらった実験では、尿酸値、他数値が優位に低下、メタボと便秘改善効果が確認されました。(higashikawa,kuriya,noda,shigiyama2009)

もともと、高尿酸血症に関しては、水分の摂取が不可欠とされますが、尿量が増えることで尿酸の排出が促されるからです。

水素水で、ミトコンドリアのエネルギー生産時に発生する活性酸素を除去すれば、活性酸素による障害を抑制できることになりますし、

さらに水分量を摂取することで尿酸の排出を促すことができるということは、非常に効率的と言う他ありません。

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腎臓病

腎臓病は、腎機能の低下による「抗酸化力の低下」

尿酸異常が進むと、よりリスクが高まるのが、腎臓病で、これはメタボリックシンドローム、動脈硬化の危険因子となると指摘されています。

腎臓の代表的な機能は,ろ過機能です。血液中の要らなくなったものを取り除いて、老廃物を尿として排出します。腎臓の機能が衰えると、ろ過機能が作動しなくなり、尿毒症が起こったり、高血圧、造血の力の衰えたりするなど様々な症状を招きます。腎臓に流れる血液をろ過しているのが、ぐるぐると糸を巻きつけて玉のようにした糸球体。それは一つの腎臓に約100万個、二つの腎臓で約200万個が存在しているといいます。

糸球体でろ過される原尿は、長い尿細管を辿り最終的に尿となって排出されます。ある一定の糸球体が壊れても、他の糸球体がサポートして腎臓のろ過機能は正常に働きますが、

壊れた部分から徐々にケロイド状になって硬化し、毒素が腎臓に蓄積すると、倦怠感や高血圧、食欲不振などと言った自覚症状が顕著になり、透析を受けることになります。初期の段階では自覚症状が乏しく気づかないうちに悪化を招いているのが腎臓病の怖さです。

腎臓病の初期の症状としては、尿たんぱくで、尿たんぱくの場合の死亡率は健常者の二倍高くなります。

腎機能の低下と、尿にたんぱくが出ているかどうかで、死亡率は倍増する性質を持っています。最近では、慢性腎臓病が、脳卒中や心筋梗塞などの疾患との併発を招くリスクを上げることが分かってきました。この背景にあるのも、腎機能が低下することによって毒素が溜まり、「抗酸化力が低下、血管の老化が進むこと」にあるとされています。

腎臓を抗酸化する目的

糸球体のろ過機能の要は、身体の中に入った毒素をいくつもの糸球体で精密にろ過することにあります。

浄水器のフィルターでも、交換時期がありますが、フィルターに汚れが蓄積していてはきれいな水を得ることができなくなくなるからです。人の腎臓は容易に交換できませんが、身体の中に毒素を蔓延させないために、できるだけそのフィルターをいい状態に保つ必要があります。腎臓というフィルターをいい状態に保つことは、腎臓に毒素を蓄積させないことであり、血管を老化から防ぐことにあります。

腎機能が低下することによって溜まる毒素には、活性酸素を発生するものが多く含まれているために、その除去を行うことが効果的なのです。

腎臓病とメタボの関係から”血管の抗酸化”を読み解く

腎臓病で透析をする人の数は400人に1人と言われているので、どうしても2人に1人の割合で罹患するガンなどと比べると、範疇から遠くなる疾患ではあります。ですが前述のとおり、ごく最近ではメタボとの関係が示唆されるようになりました。

肥満などの生活習慣症状で、血管が老化し、その後に尿たんぱくが顕著になるというパターンです。メタボによって糸球体が壊れ、血管のフィルターが機能しなくなることは、つまり、血圧の高さ、脂質の高さ、血糖の高さのいずれかが該当するとその腎機能の低下も高まるということです。

LDLコレステロールが血管内膜に蓄積して活性酸素により細胞破壊されること、そして糖質の代謝の過程で活性酸素を発生させていることが動脈硬化の悪化に拍車をかけていることを先に挙げました。いずれも「活性酸素の弊害」と「血管の劣化酸化硬化」とが、腎機能の低下を加速することを意味しています。

 

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腎臓に関する水素水の論文や症例

では、腎臓に関する水素水の論文や症例を見てみましょう。

論文①腎機能が低下したラットモデルを使った実験では、水素水飲用で、たんぱく尿の増加とクレアチニンクリアランスの低下の進行、炎症と酸化を抑制し腎機能が改善され、生存率が上昇(Kitamura,kobayashi,matsushima2010)。

論文②抗がん剤シズソラチンの副作用として腎毒性が上げられるが、水素水の活用で抗ガン作用を減弱させないばかりか、腎機能の低下による生存率の低下を防止したことから、抗がん剤の副作用による腎機能低下を抑制(Cardinal JS,Zhun J,Wang Y)。

症例①福島県立医科大 腎不全による腹膜透析において水素を溶解させた透析液を用い全身の酸化ストレスを減少させる結果を得た。

腎臓病は、最近になってメタボとの関係性がよく問題にされています。これまでメタボと、メタボ危険因子症状で見てきたように、身体に表れた症状は、どれも一つで単独完結することなく、あらゆることに派生しています。

とくに「メタボと腎臓の関係」でいうと、血管をいかに酸化から防ぐか、ということにかかっている問題でもありますので、いよいよ抗酸化や活性酸素の除去という事が重要になるのです。

動脈硬化

これまで、メタボリックシンドロームや、その危険因子、そして強い相関関係が示唆さされる症状の活性酸素による影響を見てきました。それらを心疾患や脳疾患までに加速させる動脈硬化について、総括の意味で詳細に渡って解説していきます。

これが動脈硬化の原因 血管内膜が破壊されるまで

血管を運ぶ血管には動脈と静脈があり、心臓から送り出された血液を末端まで運ぶのが動脈の役割です。血管は血液の通り道としてだけ存在するわけではなく、自ら収縮して血液の運搬を助けています。このため、血液は単純な管ではなく独立した臓器と言われ、その壁は厚く強靭で弾力性と柔軟性を兼ね備えています。

動脈は、内側から内膜、中膜、外膜の三層構造をしており、内膜と中膜には内弾性板で、中膜と外膜は外弾性板で隔てられており、その強靭な弾力性を支えています。中膜には血管平滑筋細胞があり、収縮と弛緩という血管の役割を担います。動脈硬化が進むのは、内膜と内弾性板が接するところです。

LDLが内膜に入り込み、酸化すると酸化LDLになり、それを処理するために白血球の一種である単球も内膜へと入り込み、マクロファージに変わります。

するとマクロファージは酸化LDLを取り込み、泡沫細胞(foam cell)に変化し、各種サイトカインを放出して血管局所での慢性炎症反応を惹起し、やがて血圧血流を調整する要となる血管中膜の平滑筋細胞が炎症を起こします。

つまり、動脈硬化とは動脈内腔にコレステロールや中性脂肪などが蓄積・硬化した状態であり、これによって引き起こされる様々な症状をいうのです。

脂質異常症、糖尿病、高血圧、などの危険因子によっても起こり、最終的には動脈の血流が制限あるいは遮断されて、心血管疾患や脳血管疾患などを引き起こします。

動脈硬化進行のプロセス

それでは動脈硬化が進行していくプロセスを詳しく解説します。

1血管内膜に酸化したコレステロールが溜まると、”脂肪のシミ”のような脂肪斑が形成され、アテロームと呼ばれる粥状の脂肪が形成される。

これはコレステロールが酸化し、超悪玉のオキシステロールに変化したパターン。

オキシステロールは毒性が高く、炎症反応を起こし、内膜の血管平滑筋細胞をじわじわと懐死させていきます。

2炎症部にはマクロファージが集まり、変性LDLを異物と誤認、食作用を起こし、豊富な脂肪分に変化したマクロファージが血管内壁に蓄積。内膜内の炎症が進み慢性化すると、アテロームを被う被膜が破れ、破れたところに血小板が集まって血栓が形成される

3この血栓が大きくなることで心筋梗塞、脳梗塞大動脈瘤や大動脈解離などを発症します。

そして動脈硬化が進行化した段階に血管が破綻し、心筋梗塞脳梗塞大動脈瘤や大動脈解離などを発症します。

酸化LDLが生成されるまでの過程は、活性酸素が発生する過程でもあり、さらに輪をかけて活性酸素を招く生活習慣が動脈硬化を進行させる要因となります。

 

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動脈効果を進行させる活性酸素

LDLコレステロールが酸化する過程には、活性酸素が関わっており、血管に絶えず刺激を与えて炎症を起こす悪玉のオキシステロールを形成していきます。動脈硬化では、血糖コントロールが崩れることで症状が促進されますが、糖質が、代謝の過程で活性酸素を発生させるために動脈硬化の悪化に拍車をかける要因になっています。

また、活性酸素を促す”悪”とされる「ストレス」について、ごく最近の詳細な説では、

「ストレスによって交感神経が優位になり、血管平滑筋細胞が収縮、その結果動脈硬化巣に生える新生血管の血流が遮断され、動脈硬化組織が懐死、そしてその部分が崩れて血管が破れる」という事が明らかになっています。ストレスにまつわるいずれの考え方にしても、百害あって一利なしのようです。

動脈硬化の要因として上げられる、エネルギー過多の食生活が招く肥満とストレスとは、

往々にして鏡のような関係にあり、ストレスが過食を招いて、活性酸素が動脈硬化に影響を与えていくものです。

血液中のコレステロールの値だけを注視するだけでなく、悪化を招いている目には見えていない要素「ストレス」も見逃してはならないのです。

酸化LDLが厄介なのは、自覚症状のなさ

それでは、動脈硬化で起こっている活性酸素反応についての大阪大学による論文を見てみます。

“動脈硬化における炎症部では、マクロファージが集まることで、組織が酸欠の状態になっており、一方炎症が起きている最中には、反応性の低いO⁻₂・によりFe³⁺が還元されて、Fe²¹が遊離され、H₂O₂と反応して・OHを生じ、これがDNAやタンパク質などを破壊していく、という過程が起きている。

また、・OHは脂質と反応することで脂質ラジカルを形成し、脂質ヒドロペルオキシドを生成する(Fujita2001)。“

この論文では、活性酸素の血管内における破壊の過程が記され、また活性酸素と動脈硬化の関係が示唆されているものでした。動脈硬化とは慢性の炎症です。一方急性の反応は腫れや赤みをますなどの症状があらわれて自覚症状として気づきやすい点があります。

日に焼けすぎると赤くはれてひりひりとしますが、それは紫外線の影響で肌に炎症が起きているためです。かぜを引いて喉を腫らしてしまうのも炎症反応です。肌や粘膜など局所に炎症反応が加わると、その部分の血流が増し、白血球が集まってきます。こうした炎症が起きる部分が赤くはれて熱を持つのは、白血球が戦っている証拠でもあり、有害な刺激から体を守る防御反応でもあるのです。

これらの炎症には急性と慢性があり、急性炎症は白血球の戦いが勝利に終われば治まります。ですが、慢性炎症は急性炎症のような腫れや痛みや赤みといった症状がほとんどなく、「一旦火が付くとなかなか消えない」厄介な特徴を持っています。つまり、急性反応のような腫れや痛みや赤みが実感としてあまりに乏しい慢性反応・動脈硬化においての炎症反応は、初期段階では自覚することがなく、これが動脈硬化の進行を許す要因となります。前述オキシステロールは起炎物質と呼ばれ、血管の細胞を刺激して炎症を起こさせ、獰猛なわりに静かに細胞を壊しては動脈硬化を促進しているのです。

ですので、動脈硬化の予防や進行の抑制は、血中のLDLを増やさないことと、「身体の酸化反応を抑制すること」が重要です。

この慢性炎症は肥満やメタボ、生活習慣病だけでなく、動脈硬化疾患、アルツハイマーとも関わっているということが報告されています。

悪玉LDLによる活性酸素障害抑制を抑制する水素水

もうすでに何度もお伝えしていますが、「脂質の炎症反応の火消しを得意とする水素水」は、過酸化脂質となる酸化LDLコレステロールを抑制します。それは、LDLコレステロールが酸化する過程で発生する活性酸素を除去することにありますが、ここは臨床例や論文から、さらに詳細を見ていくことにしましょう。

 

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臨床例や論文による急性脳梗塞への水素治療効果

脂質異常症、糖尿病、高血圧、などの危険因子が複合し、動脈硬化が進行した終局が脳梗塞です。ここでは臨床例や論文から、「脳梗塞」に対して有効となった水素水の治療効果を紹介します。

1岡県西島病院による臨床実験

急性脳梗塞の患者に対し、脳梗塞治療と共に水素を溶解させた点滴をしたところ、治療薬単独投与に比べて水素を添加したほうが優れた効果を確認できた。

同様に、発熱を伴う急性皮膚発赤に対し水素水や水素ガスを用いるなどで治療に水素を活用している。

2慶應大学医学部-患者の社会復帰の可能性を向上させる治療法

ラットモデルにおいて虚血再潅流障害(血流再開の結果、組織障害が起こる現象)を抑制することを確認。心肺停止から蘇生時の脳や心臓の機能低下を抑制し、生命予後の改善に効果がある可能性が示唆された。

3LDLコレステロールのCu²⁺イオン触媒による酸化抑制

高脂肪食品を与えたマウスでは血球中性脂肪濃度を抑制(血中中性脂肪の抑制)し、抗高脂血症効果が確認される(abe2010)。

4動脈硬化がリスクを上げる脳梗塞においては、脳梗塞モデルラットを用いて水素ガス吸入での梗塞巣の拡大を抑制。ヒドロキシラジカルを選択的に除去したという点が評価される(osawa)。

悪玉LDLによる活性酸素障害への水素水によるアプローチは、「炎症部で発生する活性度の高い・OHを無毒化する」という点にあり、DNA,たんぱく質の変質を抑制することから血管内壁の保護へと導くものと理解できます。

脳梗塞手術での活性酸素の弊害は、外科医を悩ます

脳梗塞の手術において、外科医は、脳血管で血流が止まり酸素が不足している状態よりも、

血流が復活して酸素が入り込んだ状態に注意を払い、苦戦すると言います。

潅流時には、活性酸素が大量に発生し、血管が破裂する可能性が高いからです。

動脈硬化が進行した脳梗塞については、これまでお伝えしたLDLコレステロールの影響の他、肥満からくるところが大きく、この二点を解説して動脈硬化の項目を終えます。

【動脈硬化のLDLコレステロールからの影響】

血中にLDLコレステロールが増えると、血管の壁にコレステロールが蓄積、LDLコレステロールが活性酸素によって酸化、変性LDLとなる。

【動脈硬化の肥満からくる影響】

健康な脂肪細胞は、余ったエネルギーを中性脂肪として貯めて置き、必要な時に脂肪酸として放出できるように準備しているが、エネルギー過多などによる肥満で、脂肪細胞が肥大化すると・・・

・血圧を上げる物質

・インスリンの効きを悪くする物質

・血栓をつくりやすくるす物質

・炎症を起こして動脈硬化を促進する物質

など体に悪さをする物質が生成される。

これらによって、高血圧、高血糖、脂質異常症状が慢性化し、動脈硬化が進みます。

以上、メタボリックシンドロームの諸症状と、そして強い相関関係が示唆されている疾患を通して、総括として動脈硬化症を解説しました。

次は、脂質からなる脳の疾患についての話題です。

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パーキンソン病・認知症

パーキンソン病や認知症の原因は、脂質酸化やミトコンドリアの劣化

パーキンソン病は、脳内の黒質線条体と呼ばれる部分にあるドーパミン神経細胞が脱落することが原因で、顏や手脚、全身の筋肉が硬直、個縮・震戦・無動・姿勢反射障害などを主な兆候としている疾患です。

先に、非常に参加しやすい脂質である「アラキドン酸」について触れましたが(脂質酸化)、それが最も多く含まれているのは、脂肪で出来ている 「脳」です。よって脳内は、一般に想像する以上に酸化・劣化のターゲットになりやすく、神経性疾患である認知症やパーキンソン病が難治性と言われるのは脂質の変性が原因と疑われていました。

またごく最近の研究結果では、古くなったミトコンドリアが機能しなくなってエネルギーが作る事が出来なくなり、活性酸素が発生しやすい環境となり、神経細胞が障害を受けた結果である、との報告があります。

難治性神経疾患であるパーキンソン病に対する、活性酸素除去効果が実証された実験があります。それは水素が、パーキンソン病の改善につながった好事例です。

水素水によるパーキンソン病の改善症例や論文

水素がこの疾患の改善につながった事例は「黒質線条体における脂質過酸化に、水素含有水が抑制効果を示した例」でした。

症例①水素水の飲用によるパーキンソン病の症状改善効果 (順天堂大学附属病院神経内科)

パーキンソン病は、酸化的ストレスによる影響、ミトコンドリアの異常やフリーラジカルの影響が疑われていていたが、これを長らく検証していた順天堂大学附属病院神経内科では、大々的な水素水を使ったパーキンソン病の試験を実施。

試験内容;18名のパーキンソン病被験者に対して、9名に一日1ℓの水素水を、残りの9名には普通の水を4年間飲み続けてもらった。

結果:水素水の飲用患者は優位にパーキンソン病の症状改善効果が確認できた。

論文①水素含有水が・OHによる酸化ストレスを減少させ、神経保護を確認(名古屋大学、ピッツバーグ大学)

※両大学では、この水素のあまりの効果に実験結果を信じられず、何度も繰り返し実験を行ったほどだと言います。

論文②水素含有水が・OHによる酸化ストレスを減少させ、神経保護を確認、パーキンソン病の行動障害について解明(九州大学薬学附属病院生理学分野藤田慶大)。

試験内容:ラットモデルに合成麻薬MPTPを用い、パーキンソン病を再現することができるとされていて、ミトコンドリアの機能異常と、それに伴う酸化ストレス、そして神経伝達物質ドーパミンが自動酸化することによてドーパミンが減少、神経細胞死が確認できる。

結果;MPTPを使って、60%の神経細胞死が起こったが、水素水がこの30%の細胞死を抑制。

電気分解で発生された水素を使った水素含有水の濃度が0.08ppmと、飽和濃度のわずか5%の低濃度であっても神経細胞死が抑制されただけでなく、容易に作成できるマグネシウムを用いた水素含有水であっても同様の結果が得られた。

これは上のMTPT急性投与ラットモデル以外に、慢性投与ラットモデルを用いることで、パーキンソン病特有の「行動障害」についても解明された。

慢性投与のモデルマウスの神経細胞死も、水素含有水で20%抑制できることが報告され、水素含有水が・OHによる酸化ストレスを減少させ、神経保護を行ったと考えられている。

かつて、元ヘビー級チャンピオンモハメドアリは、アトランタオリンピックの点火ランナーとして聖火を聖火台へと捧げようとしたときに、なかなか付けられないという事態に陥ってしまったと言います。彼は、パーキンソン病と闘病中で、手を自由に動かすことができず、やっとの思いで点火することができたのを、目にした人はいまだに記憶に残っているかもしれません。

ミトコンドリアを酸化から防ぐことができれば、パーキンソン病は予防できると考えられています。

 

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認知症を予防する活性酸素除去方法

認知症の人の脳内は、ミトコンドリアの数が少なく、エネルギーをつくる機能が低下していることが分かっています。同時に、脳の血流と、ミトコンドリアが作るエネルギーを高く保っておくことが認知症の予防に有効だというのです。

しかし、この事実では、「ミトコンドリアが減る=認知症になる」とまでは言えない所がありました。

アルツハイマー認知症状が起きるときに、脳内に”老人斑”と呼ばれるシミのようなものが形成されると言います。老人斑の正体はアミロイドβペプチドといい、これがミトコンドリア内に取り込まれてエネルギー代謝の働きを妨げるというのです。

よってミトコンドリアの働きが低下するために神経細胞が死んでいくといった言い方ができるので、脳内に血流がある状態を保ち、ミトコンドリアの酸化を防ぐことができれば認知症を予防・進行抑制できると考えられています。

それには、具体的には運動と言う取り組みやすい方法が効果的です。運動によって脳と全身を貫く新生細胞のミトコンドリアを増産するという、誰にでも取り組める方法です。

また、水素水の飲用で、認知症の改善が見られた例もあり、パーキンソン病と同様難治性であるアルツハイマー型認知症の改善に期待が持たれています。

膠原病・リウマチ

三つの側面を持つ膠原病という名の難治性疾患

膠原病という病気は一言で説明できない事が多く、あえて言えば血管と結合組織に炎症が起こる病気と言われます。身体の中のあちこちに炎症が起きるので、まるで同時多発テロとも言われるようです。

膠原病は、三つの異なる側面を持っています。

①リウマチ性疾患

関節が痛くなる病気の総称

②自己免疫疾患

身体は外敵から身を守るために異物を非自己として認識しますが、自分の身体の成分に関しては身内(=自己)として認識します。

自己免疫疾患では、この反応がうまくいかず、身内も異物と見なし、身内を攻撃する抗体や身内を攻撃するリンパ球ができてしまい、

身体の中のあちこちで炎症が起きることになります。

③結合組織疾患

膠原病は血管と結合組織に炎症が起こる病気ですが、血管も広義には結合組織です。

膠原病の症状は「味方撃ち」で生まれる

膠原病の原因はまだ解明されていませんが、免疫の異常ということが明らかになっています。自分の身体の成分に対して抗体をつくり、自分の身体の成分に対して攻撃を加え、自己抗原を発現している臓器を攻撃するようになってしまうのです。

または、自己抗原と反応するTリンパ球が増殖して、自己抗原を発現している臓器を攻撃していきます。

膠原病では、健常者の身体の中ではありえない「味方撃ち」が起こっており、本来は敵を攻撃するための免疫部隊が、自分の身体を攻撃してしまっている事になります。

関節リウマチ

ヒポクラテスの時代には、リウマチはロイマという”流れ”を意味する言葉から派生しています。痛みが、水が流れるようにあちこちと移り、このように呼ばれるようになったようです。

関節リウマチも、広義では膠原病です。リウマチの発症部位は骨と骨のつなぎ目の関節部で、それがちょうど軟骨が骨と骨のクッションのような役割をしながら、関節の中に滑液と呼ばれる関節液が入る構造をしています。

この関節液を創る役割をするのが滑膜で、関節組織を内側から包むように存在します。

リウマチは、関節に炎症が起こっている訳ではない

リウマチの本態は滑膜の炎症であり、軟骨や骨自体に炎症が起こっているわけではありません。ではリウマチでは、滑膜に炎症が起きることで、どのように関節が壊れていくのでしょうか?リウマチの炎症が進むと、滑膜から炎症性サイトカインや中性プロテアーゼ、活性酸素、一酸化窒素などの炎症を悪化させる物質が次々と生成されます。このうち、滑膜を破壊する決定打となっているのが、中性プロテアーゼという酵素の働きです。骨の場合はまた滑膜の場合とは違い、骨を形成する細胞と、骨を破壊する細胞のバランスが崩れて骨の破壊が進行するためで、破骨細胞を活性化させる要因は、炎症性サイトカインと言われます。

リウマチの薬物療法から、その病態を探る

関節リウマチでの薬物療法は主に以下の3つの薬剤が処方されます。

1非ステロイド系抗炎症薬

シクロオキシナーゼの働きを抑制して炎症の起因物質プロスタグランジンの合成を阻害

2抗リウマチ薬

抗リウマチ薬は免疫異常の改善を行うもので、抗炎症作用はありませんし、効き目が発揮されるまで1月は要します。このため、効果が出るまでの時間は他の薬剤が併用されます。

3ステロイド

炎症緩和と免疫抑制作用をあわせもつ唯一の薬で、免疫の異常で炎症が起きる膠原病に使用されることは理にかなっています。

ですが、重症な副作用を起こしたり、ステロイドだけでは効果がない事があり、もろ刃の剣の特性を持っている薬剤です。

つまり、炎症反応が起きるルートを阻害する薬と、免疫以上の調整に入る薬と二種に分けられるようになっています。

それはとりもなおさず、関節リウマチに関しても、水素水による炎症/免疫反応への適用が期待される理由になっています。

 

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関節リウマチに対する水素水の臨床例

関節リウマチの臨床例を紹介します。

福岡県原土井病院で関節リウマチの臨床例

20人の関節リウマチ患者に対して毎日530ml(5ppm)の水素水を4週間に渡り引用してもらう。

のち4週間の休止期間を経てまた4週間の飲用期間を経たところ、それぞれのタイミングでリウマチ症状が改善。

関節リウマチや膠原病が世間一般に知られてきたのは、実はごく最近のことで、従来まで”病気は臓器に起こるもの”とされてきたこともあり、体のあちこちで炎症反応が起こるそれらの疾患についての理解はおろか、それを治す医学的見地も治療法も確立されていませんでした。

よって、関節リウマチに始まる膠原病に関しては、現代になって分かってきたことが多く、多くの医学者や学者が血眼になって解明を行っている途上です。

水素水によるそれらの疾患に関してのアプローチは、「得意領域の炎症/免疫反応」への適用というところが功を制する所が多いようです。

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腸・腸内細菌

ガンの項目で、免疫を上げるために腸内環境に注目することをお伝えしていました。それは、身体の免疫の6-7割が腸で生まれているという事実に基づくものです。ここでは、一般的に議論されてきた腸の健康に関することは他に譲るとし、ごく最近解明されている腸の最前線の話題を追っていきます。

生命は、はじめに腸ありき

命の発生の段階で言うと、胞胚には外胚葉、中胚葉、内胚葉とあり、そこから形が作られていきます。これでようやく細かい細胞分裂が始まる訳ですが、ここで始めに出来上がっているのが腸です。

脳を持たず神経節だけもつものもありますが、

どんな動物でも消化管の無い動物はありません。消化管を使って栄養を吸収し、代謝を行うという生命維持に欠かせない役割、植物で言うと、腸は全ての栄養素を吸収する根のようなもの、生物は腸から始まっています。

消化吸収しつつ免疫機能を持つと言う効率の良さ

消化器官としての認識があまりに強い腸ですが、ごく最近の研究では、腸がセカンドブレインと呼ばれています。

腸は食物から栄養を吸収するために、常時大量の抗原と最前線で戦っているとお話ししました。考えてみれば栄養と病原菌を区別して、悪いモノについては適切に排除する機能を持つ腸は、驚くほど高度な機能を持っているといえます。

 

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腸から、実は水素が発生している

実は、人の腸からは常に一定の水素が創りだされています。

「炭水化物が腸内に入ると、

分解代謝・酸化還元酵素であるヒドロオキシナーゼによって腸内細菌がH₂を発生させているため」です。

H₂の一部は血流によって呼気によって排出されています(Perman JA)。また、細胞には水素をシグナル伝達物質としてこれまで知られてこなかった情報伝達経路が存在する可能性も示唆されています。水素原子と水素分子の間の変換反応を触媒とするヒドロゲナーゼを持っている水素細菌は人体の腸と口腔で他校の水素をつくり出す事が明らかになっている(Neale1988,Urita2008)ために、生物が進化の過程で水素分子を情報伝達シグナルとして使っている可能性が検証されています。

消化管によって唯一水素が作られているというのは、なんとも興味深い話です。

そして、腸内からH₂が出されているという事は、水素を摂取することの安全性を裏付けるものでもあります。

また、糖尿病の薬であるαグルコシタ―ゼ阻害薬を服用すると、呼気内の水素濃度が増加することが分かっており、糖尿病の薬と水素の関係の仮説が提唱されているのも興味深いところです。

腸から生まれるエネルギー

脳には神経細胞が100億個、小脳には1000億個、脊髄には1億個、して腸には1億個の神経細胞が存在しています。腸が持つ神経細胞に並ぶ数を持つ臓器は他にないでしょう。

神経細胞を持つという事は、多くのエネルギーを要する事を意味するとお伝えしていましたが、多くの神経細胞を持つ腸についても例外ではありません。

1億個の神経細胞もの、腸の何処に存在しているのでしょうか?食物が入ってくる腸内の空間を管腔といい、管腔を覆う粘膜、粘膜の周りの蠕動運動をする筋肉が存在しています。

筋肉には内側の輪走筋、外側の縦走筋があり、動き方はそれぞれ異なります。この粘膜下の神経系、筋層間の神経系が、腸の神経系の実態です。

食物が入ってきたのを知らせ、ゆっくりと消化できるように信号を送り、括約筋という関所のような部分に、開けたり縮めたりするよう信号を送ったり、能率よく消化できるようにしています。

 

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腸内環境と活性酸素

ガンの項目中、大腸がんの部分で詳細を触れていますが、腸内環境が悪い状態は、悪玉菌が発生しており、そこに便秘が重なって腸内に便塊がとどまったままだと、腸に悪玉菌が影響して大腸がんが発生しやすくなるといったものでした。

大腸がんの好発部位が、便塊が蓄積しやすい直腸に多く発生していることからも、悪玉菌が発生する活性酸素の悪影響がわかります。

腸内環境が悪化する=悪玉菌の多い環境だと、

悪玉菌が発生する活性酸素で腸内環境が更に乱れるといったことが起こります。

つまり、ただでさえ悪い悪玉菌の繁殖した腸内に、追い打ちをかけるように悪玉菌が発生させた活性酸素で腸内がより悪化する、ということです。

さて、「双子のヒト腸内細菌を用いたモデルラットの実験」があります。

一方のラットには肥満気味のヒト腸内細菌を腸内に移植、一方のラットには痩せ形のヒト腸内細菌を移植した、と言う内容です。

肥満気味のヒト腸内細菌を移植されたラットは体重が増加し、また腸内細菌の乱れも顕著だったと言います。肥満気味の場合は、腸内環境が悪化(disbiosys)しており(TurnbaughPJ  Nature444)、

肥満の結果、腸内環境が悪化した訳ではなく、

腸内環境の悪化が肥満を引き起こしていることが示唆されているのが興味深いところです(Ridaura VK  Sience341)。

腸に関する研究はここ数十年で大変進んでおり、腸内環境を改善するためのサプリメントなどのヘルスケア商品がたくさん出ています。

かつてない腸ブームの中で、腸内の健康が、様々な疾病を予防すると言う良質なアナウンスも豊富になっており、大変好ましい傾向だと思います。

はじめに腸ありきといいましたが、それは、身体を創る栄養素の吸収を行い、かつ免疫をささえる巨大器官であるという腸の重要さを意味しています。

生命の基礎である腸についてより重要性が高まっている中、腸の健やかさを支えるものとして、活性酸素から守るという事がいっそう望まれます。

水素水の腸に対する効果

まず、日常的に最も活性酸素が出やすいケースとしては、腸に関する場合、便秘です。

ですので、腸に対する水素水のアプローチとしては、大腸がんにも繋がる便秘の解消と言う点がその大きな役割になりそうです。

大腸がんの発症は、便が蓄積しやすい直腸部分に発生しやすいことから、腸内に滞留しがちな便塊から発生している活性酸素の無毒化を、水素水によって行うことが最も有効かと思われます(ガンの項目中大腸がんを参照)。

また、便秘気味になりやすい場合の便塊を、水分でもって軟便化するためにも水素水が効果的でしょう。

便の活性酸素の状態が無毒化されたならば、

腸内細菌の状態も、改善されることが大いに見込まれます。取り組みやすい水素水の飲用でまず腸へのアプローチを行うのが良いでしょう。

 

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老化

現代の様々な病気について、活性酸素から受ける老化現象という側面からお話してきましたが、ここからは美容の側面においての老化現象についてです。

老化現象と活性酸素 美容編

生命進化の過程で、エネルギーを生み出す方法として酸素を使う事を選んだことと引き換えに、老化するハメになったといっても過言でありません。

生きることに不可欠なエネルギーを創り出すために、酸素が必要なのは当然ですが、体内に取り込まれた酸素の一部は、エネルギーをつくる過程でどうしても体にメリットの無い物質をつくってしまうことになりました。

それが活性酸素です。

それは酸化力が強く細胞の中を「強力な酸化力で傷つける」というところにあります。

その中で最も深刻なダメージが、遺伝子のダメージでした。

それは錆びた車輪がうまく車を動かせなくなるように、美容面でもうまく回らなくなるという事を意味します。

人の細胞は一日に0.5%が、死んでは生まれる、を繰り返しています。錆びた車輪をメンテナンスしたり、悪くなった部品を交換すればうまく動くように、人間の身体も日々細胞を入れ替えることで機能しているのです。

一般的に言われる肌の生まれ変わりのサイクル28日の周期が、身体の老化現象によって35日…40日と伸びていき、外から受けた肌ダメージを修復するための機能の落ちているために、「傷の修復が間に合わずに蓄積した結果として老化現象が現れる」ことになります。

それに一番かかわるのが、活性酸素です。

活性酸素に着目した 様変わりしつつある美容の有り方

かつて、美容と言えば、コスメによる成分機能重視のスキンケアが主流でした。

新しい成分や機能をリリースして、コスメ会社は毎年新しい商品を出していますし、新しい商品で、これまでにない機能性が謳われたものを見れば、女性はその気になってついそれらを購入してしまうのも事実です。

しかし、成分重視のコスメに限界が見えたのが、活性酸素による様々な弊害が明らかになったことでした。

「どうやら肌にとって活性酸素がとても悪いらしい」ということにようやく気付き始めた人が増えてきた結果、活性酸素を除去するためのアイテムなどが出始めたのです。活性酸素の除去を目的としたアイテムの汎用性が高まったのは、ごく最近の事です。

例えば活性酸素による障害を保護するものとして、ブルーライト対応ファンデーションというものも、大手コスメ会社から販売されています。パソコンから出る強い光線は、紫外線よりも身体に影響が及ぶとされており、日光からの紫外線と、ブルーライトのいずれからも肌を守るといった目的の、未来型ファンデーションです。これも活性酸素からの影響を保護するアイテムに他なりません。(機能はプロテクトに限定され、還元するものではない)

もちろん、成分重視のコスメの中にも、酸化を防止できる成分は含まれています。それがビタミンCやEなどです。これは肌の生まれ変わりをサポートする成分でもありました。

ですが、今は活性酸素除去に特化したものが多くなりつつあるようです。

ファンデーションはほんの一例ではありますが、美容面で、活性酸素を意識した商品やサービスが増えていることは、何とも嬉しい傾向ですよね。

女性の長寿の理由 エストロゲンの活性酸素調整作用

女性の平均寿命は男性よりも高く、その理由として、(三倍近くある男性の自殺率の高さが考えられることがありますが)生物学的にみると、女性は活性酸素を女性ホルモンによって免れている、ということが言えるそうです。

エストロゲンは、女性に月経をもたらし、成熟すると子供を生める体質に導く、「女性の一生を左右する」重要なホルモンです更年期を迎えると、エストロゲンが顕著に少なくなり、発汗異常や骨粗しょう症を招くなどの影響をうけるなど、女性の健康どころか人生の質までも変えてしまう大きな影響力を持つ物質です。

このエストロゲンは、活性酸素を除去すると言われていて、しかも、活性酸素の調節機能まであるというのです。

活性酸素は、ウイルスや細菌を滅失させるいい面もあり、増えすぎては細胞のダメージを招きかねないと言いましたが、丁度良いところを調節してくれるのが、女性の場合エストロゲンだというのです。

これが、女性と男性の平均寿命の7歳の差を生むものかと考えると、いかにエストロゲンが女性の本質を支えているかがわかります。

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美容面での活性酸素除去

若いうちは、機能障害の数がそれほど蓄積しておらず、身体の修復機能がカバーしてくれることで劣化の速度は早まりません。ですがそれが40年、50年、60年・・・と経過すると、だんだん機能障害の数の方が修復機能による修理数よりも多くなってしまって老化現象や病気となって表れる訳です。

長く生きていることで目立ってきた機能障害が、蓄積した結果が老化という現象で現れます。

ここでは、疾患対策の他に、女性の一生を支える美について、活性酸素を除去することで老化を防ぐことを探っています。

アンチエイジング

なぜ女性はいつまでも若いままでいたいと思うのか?

美容の目的は、「いつまでも若々しく美しい肌を保ち続ける事」にあります。シミ、シワ、たるみ、クスミというような加齢に伴って顕著になる肌の変化は、一般の女性の感覚ですと、「そうなってしまったものは仕方ない」と片付けられてしまうもので、「気になるけれど、解決できない領域」として位置付けてしまう人が多いものです。

多くの女性に対して肌のカウンセリングを行うと、カウンセリングシートには、それらの項目がチェックされず、「これだったら今だって解決できると思っている」というポイントがチェックされるにすぎません。

実際じっくりお話してみると「年齢だから仕方ないですよね」という箇所が深掘りできるのが、大半の事です。

皮膚のアンチエイジングに関して、「年齢を重ねた時には既に手の届かない別世界のおとぎ話」というような感覚ではもったいない…

なぜなら、これまでお伝えしたような抗酸化や活性酸素の除去を美容面でも実践することで、人から指摘される程若返ることができるのですから。そもそも、女性がいつまでも若いままでいたいという理由は、それがDNAに刻み込まれているからです。つまり、女性の本質を活性酸素のダメージに譲り渡してはなりませんよね。

さて、この項目では、特に美容面において、老化防止としての活性酸素除去と言う視点でお伝えしていきます。

肌の老化が進行する理由を知らない女性達

今やコスメや美容健康関連のモノと情報が世に溢れすぎて、「美容効果」に耳が麻痺することが多くなっています。

一方、全ての肌悩みの根源をつくっている原因は何なのか?を知らず知らずのままに、女性達は日頃の肌の手入れを「何気なく通り過ぎてゆく」事が驚くほど多いのです。つまり、「アンチエイジングのためにこれを必ず行っている」という決定的な指針が全くない状態。

このように「いつまでも若々しくいたい」という願望は持ちながらも、具体的なアンチエイジングのアクションを取る事が出来ない理由は、「老化がなぜ進行しているのか知らない」から、に他なりません。

アンチエイジングのため具体的な指針を持たずに、何気なく手に取ってみたコスメを日々肌の上にのせても、ほぼ老化を食い止めることは無理です。

それは敵を知らないで無防備にお顏をさらけ出しているようなものでもあります。敵の事を知っているか知っていないか、で肌の老化は見違えるほど差が出て来るものでもありますので、肌の老化について、じっくり見ていきましょう。

 

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肌の老化は活性酸素によるもの

シミ、シワ、たるみ、クスミといった肌の老化現象の他に、加えて毛穴の広がり、肌荒れ、乾燥といったところが、一般的な肌悩みとして挙げられるポイントになりますが、実は全ては活性酸素による影響がベースとなっています。

先に、活性酸素が発生する要因として、紫外線が登場しましたが、紫外線そのものがシミをつくる訳ではありません。紫外線が肌の組織に当たることで活性酸素が大量に発生し、「活性酸素がメラノサイトを刺激、色素沈着する」ことでできるようになっています。

まるで”紫外線が黒い色素斑を肌の中に落として行った”かのような感覚でいるのと、”透明だった色をなんとか元に戻す”というような感覚にしかならないものです。ですが、「紫外線に当たった後の肌のダメージ(紫外線によるメラノサイトの刺激)を除去する」という感覚でいるのとでは、あとあと肌に対するケアはもちろん、シミの沈着度合まで違ってきてしまいます。

シミの影響はほんの一例でしかありません。

どうでしょうか?ずっとお伝えしてきた活性酸素を除去するためのお話は、少し意識を変えるだけでまるで世界がかわってくるものばかり。意識の変化が全ての肌悩みを解決することに繋がって行くとしたら、これからのスキンケアも張り合いが出てくる気がしてきませんか?

肌への活性酸素ダメージ要因となるものは、先に挙げたように、以下の通りです。

【環境汚染】

・紫外線

・大気汚染

・排気ガス

【異物】

・喫煙

・添加物

・農薬

・医薬品(肝臓への負担から派生するもの)

・カビやウイルス

【その他】

・過剰な運動

・ストレス(精神面と、冷暖房など物理的刺激を含む)

紫外線による活性酸素の影響

さて、肌悩みの多くの原因をつくる紫外線による活性酸素の影響についてです。

太陽から照射される紫外線は、生物学的作用から大きくUVA、UVB、UVCの三つに分けられます。

そのうち地上に届くのはUVA (波長320~400nm)、UVB (波長290~320nm)です。

UVCは大気中のオゾン層がフィルターの役割をして地表にはほとんど届きません。

●紫外線の皮膚障害

UVA (波長320~400nm)

皮膚への浸透性・・・真皮深部まで浸透

皮膚への急性障害・・・一過的にUVAを浴びる事での障害は確認されていない。照射直後、色素沈着が認められるがすぐに消える。

皮膚への慢性障害・・・シワ、たるみ、シミの原因となり、皮膚がんを発症する。

UVB (波長290~320nm)

皮膚への浸透性・・・表皮全層及び真皮上皮層付近まで浸透

皮膚への急性障害・・・照射6時間から24時間後、日焼けが認められる。日焼けが消えた後に色素沈着が起こる。

皮膚への慢性障害・・・シワ、たるみ、シミの原因となり、皮膚がんを発症する。

紫外線から身を守るための手段として、多くの女性は日焼け止め、ファンデーション、そして帽子や日傘などを使うのが一般的ですが、

それらのプロテクターで、紫外線からのダメージを防ぎ切れなかった分に関しては、やはり日々活性酸素を除去することでケアしていくしかありません。

また、紫外線が、シミだけでなく、シワやたるみの原因になることを知っている人はそれほど多くありませんが、それは紫外線と活性酸素の関係をよく知らない事を如実に語るものです。

わかりやすく、「紫外線が肌に当たることで大量の活性酸素が発生し、メラノサイトが刺激されて色素沈着ができる例」を挙げましたが、他の影響の詳細については以下の通りです。

 

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シワに対する活性酸素の影響

シワについては、肌の乾燥状態から起きるものといったイメージが大きいかもしれません。

もちろん全ての肌悩みは乾燥からと言われる程、乾燥は肌にとって諸悪の根源となりますが、手で触ってみたりして実感として「乾燥してる」という分かりやすさの他に、気を付けたいのが、肌の活性酸素除去です。

具体的に肌への活性酸素によるダメージとして考えらえる要因は、先に挙げた通りですが、

活性酸素が肌に悪さをすることでシワができやすくなるプロセスは以下の通りです。

  1. 真皮のコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどのマトリクス(網目状になることで弾力のある肌を維持している)が活性酸素の要因(前述)によってダメージを受ける。
  2. 真皮のマトリクス成分が活性酸素によって攻撃され、変性したり減少したりする。
  3. 活性酸素の要因でキメやハリの決め手となる肌の土台「真皮」の構造そのものが崩れる。網を形成するコラーゲンと、それつなぎ止めていたエラスチンの結合が崩壊。
  4. 真皮のマトリクス成分を消化・分解してしまう酵素の働きが高まる
  5. 繊維芽細胞を攻撃し、真皮のマトリクス成分を生産する能力を低下させる

この過程は、紫外線だけでなく、私たちが毎日エネルギーを生成している傍らで発生している活性酸素によって実際起きている事なのです。

肌にとっての活性酸素の影響だけを聞くと、あまり活性酸素の残酷ぶりが腑に落ちない事が多いのですが、「血管内壁を破壊して動脈硬化の原因をつくっている」といった前述の項目などと併せてみると、さすがに「血管で起きる事なら皮膚でも起きるわよね・・・」と納得できるものです。

シワといっても、小じわ(目・口の周りによく見られる比較的浅いシワ)、表情しわ(おでこに横に走る数本のシワなど日常の表情によって形成されるもの)、大じわ(表皮に近いしわが年齢と共に深く皮溝したもの)、ちり緬じわ(ちり緬のように細かく広がるしわ)などと言ったように、どの部分の皮膚なのか、でシワの性質も違ってきます。

目の周りのように他よりも薄い皮膚は、やはり活性酸素の影響を受けてしわになりやすいですし、よく使われる筋肉に関しては、それほど常に負荷がかかっているので、エネルギーの消費も多く、劣化も早く進むと考えられるのです。

日頃から「真皮ケアできる化粧品」について確かな情報を元に求め、そして活性酸素を除去するスキンケアが実践できれば、シワをつくる原因のおおよそはカバーできると考えられます。

ほうれい線

ほうれい線に関しては、肌のお悩みで大きくはシワに分類されることが一般的です。鼻の横から口元にかけて大きく目立つように深い線が走る状態を、特に老化の象徴として考えらえられる事が多いようです。

写真に写ってくっきりとほうれい線が目立って見えるのを目の当たりにした女性は、大きなショックと共に、「肌の年齢」を突き付けられ、落ち込むものです。

基本的に、ほうれい線に関してもシワと同じ考え方をしますが、とくに言えるのは、ほうれい線ができるラインは、毒素が溜まりやすい部分ということが言えます。

お顔にもたくさんのリンパが張り巡らされて、日々の代謝や老廃物のサポートを行ってくれていますが、特にほうれい線のラインに関して言えば、かなり特殊な流れをしているために、老廃物が溜まりやすくなっているからです。

ほうれい線に蓄積した毒素は、本来ならば体から排出されるべきものですが、肌の活性が落ちたり、肩や首のコリが強く血行が悪いと、たちまちほうれい線付近のリンパが詰まりやすくなってしまいます。

毒素の停滞は、活性酸素のターゲットになりやすいために、余計にほうれい線に”深い溝”をつくることになります。

ですので、できるだけほうれい線付近の老廃物を普段から意識的に流すことが効果的ですし、さらに活性酸素を除去する意味で、後述する水素水のパックを実践するなどすると

より防止効果が発揮されるでしょう。

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たるみに対する活性酸素の影響

女性なら、憧れの肌として「うまれたての赤ちゃんのような肌」を浮かべるかもしれません。モチモチとして水分が豊か、そして押してもすぐに戻る肌は、美容の世界でお手本の肌として崇められます。

それは、真皮のコラーゲンやエラスチンなどマトリクス組織が、弾力のあるクッションのような働きをしているからです。

真皮は、肌の内側に向かって締め付けるように形を保っていますが、加齢とともにこの内側に向かう力が弱まって、重力の方向に皮膚がたるみを生じてきます。

といっても、これといった対策がなく、ほおのたるみを摘まんでみても、重力の方向にたるんだ皮膚は何も変わることはありません。

そのたるみの種類をまずはチェックしてみましょう。

脂肪のたるみに潜む活性酸素の影響

たるんだ部分の皮膚は、「体重が増えた」と言う場合に同時に発生しやすいものです。

顏にはセルライトができてしまうほどの皮下脂肪はできませんが、過食や、代謝が落ちることで脂肪が溜まりやすくなります。皮下脂肪が増加すると重みに筋肉が耐え切れず、たるみが発生します。

過食や代謝の低下という、何度もお伝えしているキーワードが出ましたが、単純に痩せれば解決できるものでもなく、活性酸素の影響がこの場合にも明らかに考えられますので、

同時に活性酸素除去のスキンケアが有効になります。

皮膚のたるみに潜む活性酸素の影響

加齢だけでなく、紫外線やストレスなどで発生する活性酸素の影響により、肌にハリや艶を持たせているコラーゲンやエラスチンが減少、変質することが原因になります。

先に挙げた紫外線照射による活性酸素でのダメージで、真皮のマトリクス組織が崩壊するケースもここに該当します。

このたるみのケースは、長年のマトリクス組織へのダメージが蓄積してできたもので、知らないうちに悪化しているといったことがほとんどです。

今もし、それほど大きなたるみがなく、気になっていないと言う場合でも、加齢によってこのリスクは高まりますので、できることから対策するしかありません。

 

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毛穴の広がりに対する活性酸素の影響

毛穴の広がりに関して、単純に角栓が詰ったから目立って見える、とか、単純に広がっているだけそれが嫌、と考える女性は多く、なかなかこの肌悩みに関しても解決策を見つけられない場合が多いようです。

実は、毛穴の広がりも、大きく言ってたるみに分類されるのですが、その理由は次の通りです。

・前述肌のマトリクス組織が活性酸素で崩壊し、肌全体にたるみが生じ、毛穴が歪んだり大きくなったり広がって見える

・皮脂が活性酸素による影響で酸化し、それが角栓となって毛穴に蓄積していく。

この角栓は過酸化脂質であるために、蓄積させておけばおくほど毛穴まわりの細胞組織に影響を与え、余計に肌ダメージを促していく。よって毛穴をつくる細胞が、劣化した結果ゆがんだり大きくなったり広がって見える。

さていかがでしょうか?これが毛穴の広がりの実態です。毛穴が大きく口を開けた間抜けなイメージを想像してしまいがちですが、毛穴の広がりにこんな理由があっただなんて、と思ってしまいます。ですがこれも歴然とした老化現象なのです。

ここでは、角質も一緒に形成されていることがほとんどですので、毛穴の広がりに拍車をかけている黒ずみ=過酸化脂質を丁寧に除去していく必要があります。

黒ずみの対策として、強力なスクラブ剤などを使用した経験のある方も多いと思いますが、ここに来たからにはそれはやめましょう。角質まで根こそぎとってしまいかねないスクラブ剤をつかってみたとしても、肌のバリア機能を低下させて余計に肌のコンディションを悪くしてしまいます。

一度で角栓を除去することを考えず、時間をかけて黒ずみを取って行くことを心がけてみてください。

たるみ対策として真皮ケアできる化粧品を厳選すること、そして洗顔剤としては石鹸で事足りますが、「皮脂や皮膚自体の活性酸素の影響を減らすため」に、活性酸素除去のスキンケアを同時に行うのがベストです。

クスミに対する活性酸素の影響

クスミに関して、「肌色が悪い、健康的に見えない」というイメージを持ち、透明感を取り戻すことが年齢的に無理だと思ってしまうケースが多いようです。

クスミと言う現象は、実は皮膚科学として認められておらず、海外においてもそうした概念はありません。

もっぱら日本女性に限ってこの肌悩みを挙げる人が多いのは、何か特別な理由でもあるのでしょうか?

化粧品工業連合会によるクスミの定義は

「ある特定の視覚的現象であり、顔全体または目の周りや頬などの部位に生じ、肌の赤みが減少して黄味が増し、肌のつやや透明感が減少したり、皮膚表面の凹凸などによる陰によって明度が暗く見える状態で、境界は不明」とされています。

これに対して具体的な対策をするために、くすみがなぜできるのか、クスミとは何かということを、くすみの分類でみていきましょう。

・一過性のクスミ・・・一時的疲労や睡眠不足やストレスによるもの。血液の滞留から蒼黒く見えるものもある。

特に目の周りが実感しやすい。

・周期的なクスミ・・・月経時の卵胞期に皮膚表面温度が低くなるために血流減少ということが考えられる

・慢性的なクスミ・・・色素沈着や肌自体の老化から感じられる慢性的なクスミは、老化をともなった肌自体のトラブルと考えられる。

一番厄介なケースは最後の慢性的なクスミですが、これは活性酸素除去のスキンケアの適用領域です。この場合は、活性酸素だけでなく、血流の低下、首や肩の凝りなどによる慢性的な詰まりが顔の代謝に影響を与えるなど

の肌活性に対して悪い影響を与えている要因などにも配慮するとよいでしょう。

日本女性は肌の色が白く、きめが細かいという特徴を持っている為に、海外の女性よりはクスミを感じやすい国民なのかもしれません。

アジア人などからすると、日本女性の肌は、憧れの対象らしいのです。せっかく持っているものを、磨きをかけて大切にしたいものです。

具体的な活性酸素の除去方法としては、水素水をシートマスクに含ませたパックでお顔全体に水素水の効果を効かせていくのがよいでしょう。最低でも15分以上は放置し、水分が肌に浸透して行ったら、シートマスクの上から水素水を付け足して効果を最大限に上げて行ってください。

 

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肌荒れに対する活性酸素の影響

にきびや吹き出物は皮脂が過剰に分泌されたり、毛穴の周りの角層が厚くなるなど、皮脂の出口である毛穴をふさいでしまう事から起こります。

毛穴が詰まり、アクネ菌が繁殖して炎症細胞を刺激して炎症を起こすこともあります。成人になってからのものは、ストレスや身体の不調、睡眠不足、ホルモンバランスの異常などが主な原因です。

角化異常やアクネ菌の増殖による炎症に活性酸素が与える影響

いずれの症状に関しても、「炎症性のサイトカイン」が関与しています。角化が起こっている部分や、アクネ菌が発生している部分を排除しようとしてこの現象が起きている為、

まずは炎症が終わるまで、肌を清潔に保ち、十分な保湿をして見届けます。過剰な脂質を酸化にさらして活性酸素のダメージを受けないためにも、やはり活性酸素除去のスキンケアが有効です。

その他には、ストレスや身体の不調、睡眠不足、ホルモンバランスの異常を改善すべく

ライフスタイルを整える事を重視します。

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ストレスによる活性酸素の肌への影響 -顏は心を映し出す鏡-

活性酸素の項目で、既にストレスの弊害について述べていますので、この美容面での活性酸素の弊害については、もっぱら肌に与えるストレスの影響についてお伝えします。

恋愛する女性を例にして、「恋煩いどころか楽しそうにしか見えない血色」について先にお話していました。そこでは、ストレスの有無が、人の印象を如実に決定付け、瞬間瞬間の表情がいつのまにかその人の顏そのものになっていく、といったものでした。

これをもう少し美容面から明らかにしていきましょう。

ストレスは、顔の見た目となって表れる、と言う考え方は、顔の表情をつくる表情筋の成り立ちに即したものです。どんなに外側を取り繕ってみても、思考パターンや心の在り方は表情筋と直結して表れてしまいます。感情や意識と、表情筋の密接なつながりです。ネガティブな思考パターンだと、眉間にシワがよったり、口角が下がって行ったりします。愚痴が多いと、他人を威嚇するような顏になって表れます。また、あごのあたりは悲しみと繋がる部分です。

何も、表情で占いをしているわけではなく、

これらは肥満気味であれば食生活の見直しが必要なことと同じくらい明白な事実なのです。

怒りや不満不平、悲しみ、我慢、その他のあらゆるネガティブな感情は、顔の表情をつくり、そしてその人そのものの印象となって顔をつくって行くのです。

感情や思考パターンと表情筋が直結していることで起こる顔のつくりの変化に拍車をかけるのが、活性酸素。

美容領域では、「血管の収縮」、「免疫機能低下」、「女性ホルモンの障害」などのストレスによる弊害と活性酸素との関係性を挙げられます。

ストレスによる活性酸素の影響-血管収縮

ストレスを感じると、交感神経が優位になり、血管を収縮させるように働きます。ほんの一時的なストレスの場合は、あまり支障はありませんが、慢性ストレスの場合は、常に血管が収縮する傾向にあり、皮膚に栄養を運ぶ血流が阻害されている状態です。基本的に、血管が収縮する際には、後の血管拡張がつきものです。

活性酸素やミトコンドリアの項目でお伝えしてきたとおり、血流が少ない後に豊富な血流がやってくるタイミングは、活性酸素が大量に発生してしまう要因となっています。

ストレスによる活性酸素の影響-免疫機能低下

ストレスによって交感神経が優位になり、顆粒球が増加します。顆粒球の増加は、血管の収縮を促すだけでなく、細胞や組織破壊することに繋がります。ここに、ストレスホルモンである副腎皮質からのホルモンが出ることで大量に活性酸素が出ると、細胞のダメージに拍車をかける、といったことになります。

ストレスによる活性酸素の影響-女性ホルモンの障害  -女性ホルモンの活性酸素除去に対する効果-

女性ホルモンは、肌に艶やハリを与えて、若々しい肌を保つために欠かせない物です。コラーゲンなど肌の弾力の決め手となる要素を生成するためのサポート役として知られています。

さて、ストレス情報を感じる系統のうち、女性ホルモンの分泌場である下垂体を通るルートがあります。ストレスを感じるときは、生命にとって一大事であり、女性ホルモンという生殖機能よりもはるかに優先課題になっています。ストレスがある場合は、女性ホルモンの分泌よりも、ストレスへの対応をするのが先決であるため、慢性ストレスになると女性ホルモンバランスを崩しやすい、ということが起きます。

前述しましたが、女性ホルモン・エストロゲンは、活性酸素を除去したり、調節する役割があり、そもそも、ストレスによって女性ホルモンの生成場である下垂体を乗っ取られてしまったら、女性ホルモンの活性酸素除去作用も調整機能も効かなくなるという訳です。

 

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水素水を利用した美容

さて、水素水が美容でもエイジングのお悩みを改善してくれるサポート役であることをお分かりいただけましたか?

最後に、水素水を活用することで得られるアンチエイジング効果のまとめと、水素水を活用した美容法について、どなたでも取り組めるものをご紹介して参ります。

水素水の美容効果適用領域

・くすみ

・毛穴の広がり

・シワ

・にきび

・アトピー

・肌荒れ

・赤み、炎症

・そばかす

・むくみ

・くま

・フェイスライン

水素を利用した美容方法

1水素バス

今は、入浴のアイテムとして、水素バスを実現するためのアイテム(入浴剤)が売られています。

粉末タイプのものから、水素発生機器まであり、水素の効果を全身で取り込めるのが最大のメリットでしょうか。美容に不可欠な、こりほぐしや血流の改善になり、頭の先からつま先まで、水素のアンチエイジング効果を得られる方法です。

さて15分以上、ゆったり水素バスにつかり、かつ美容に水素水を活用する方法は、バスタブの水素水をスキンケアにも使うという事です。この水素水で、お風呂の中でのシートマスク(後述)を実践してしまう方法もあります。

入浴による効果と、スキンケアでの効果を併せて水素水を活用するというのがポイントです。

2水素水によるパック(水素水シートマスク)

水素水を、市販のシートマスクや、コットンに含ませて、パックを行っていきます。

小さな容器に水素水を入れ、折りたたんだシートマスクを入れて水を含ませ、肌に乗せて放置するというとても実践しやすい方法です。

水素水の十分な効果を発揮させるためには、15分ほどパックを放置することが望ましいのですが、一度パックに含ませた水分は、すぐに肌へと浸透していきますので、ボトルやパウチの水素水を都度パックの上から付け足すようにして静かに待ちましょう。

水素水は、特にボトルやパウチタイプのものは、封を開けると水素が揮発してしまうために、早めに使い切る必要があります。シートマスクによるパックで使い切れない場合は、

水素水を飲みきるなどして、有効活用しましょう。

3水素クリーム

今は市販のコスメで、水素が添加された水素クリームが売られており、多くの女性がアンチエイジング効果を実感しているようです。

美容の、汚れを落とす、保湿する、油分で蓋をするという三つの工程のうち、始めの二つについては、飲用の水素水で活用しますが、油分に関しては、やはり水素クリームとして市販されているものを使うのがベストです。

お顏だけでなく全身で気になるかさついた場所に使うのもよいです。

4ハンドケア

ハリウッド女優でも手の年齢はごまかせない、と言います。女性にとって手は、家事などで常日頃水に触れる手前上、長い間蓄積した荒れが、中年以降に手の劣化として表れていきます。

ネイルなどで爪の部分はいつもこまめに美しく保っていたとしても、手がかさついていては、せっかくのネイルも台無し!ですよね。

水素をハンドケアに利用する効果的な方法としては、水素バスで充分アンチエイジング効果を手から吸収させてから、入浴直後に、水素クリームで手をすぐにコーティングしてしまうというやり方です。

ハンドケアとして真冬にクリームだけを塗布する人が多いと思うのですが、乾燥している手にまず保湿してからクリームを塗布すると、効果は3倍増です。また、就寝時には手袋をして眠るのもよいでしょう。

ポイントは、入浴直後にクリームを塗布することです。

効果を実感するために、

水素を利用した美容を行う前に、写真などを撮っておくのもよいでしょう。

ビフォアアフターが画像によって明確になると、水素美容の継続にも繋がります。

美容でも、ヘルスケアでもそうですが、自分の今の状態をよく観察して向き合う事が、よりよくしていく際に欠かせません。

まずは楽しみながら水素美容を実践してみて下さい。

 

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頭皮・髪の毛

男女ともに薄毛が増えてきている今どきの事情

中年男性に限られたものだという時代から、

今ではだいぶ様変わりして、中年世代の女性に薄毛が多くなったようです。

かつて、「キラキラした誰もが憧れて止まない女性像」が女性誌を飾っていたと思いきや、

ごく最近の売れ筋女性誌では、「一般女性の等身大」という視点が色濃く反映されるようになり、「てっぺんケア」などといった”薄毛を解消するためのノウハウ”が書かれているものもあるほどです。

また、女性専用のウイッグ(かつら)の売れ行きも非常に伸びており、男女ともに頭皮や毛髪の悩みが増しているようです。

男性の薄毛対策の市場は、既に莫大なマーケットに成長するようになりました。

しかし、何でもそうですが、お金をかけたからと言って、薄毛だった人がみんなふさふさになっているかと言ったら、それは完全にないでしょう。

皆、最新のノウハウや商品やサービスは追いたがるのですですが、あれこれ試して結局変わらなかったら、ただのノウハウコレクターでしかありません。誰もがその原因となっている事に確証がないまま、ノウハウや商品頼りなところが、どうも否めないようです。

男女ともに薄毛が増えてきている その理由が活性酸素

結局、男女ともに薄毛が増えている理由というのは、「9割の疾患が活性酸素を発端に発症している」というところに完全に一致するものです。活性酸素による影響が生活習慣病に影響を与えていることを、血糖値、高血圧、高脂血症、メタボ、動脈硬化などの項目で事細かに解説してきましたが、活性酸素によって起こった老化現象=生活習慣病が増えている一方、「頭皮や髪の毛だけは難(老化)を逃れている」だなんてことはあるはずがないからです。男女ともに薄毛が増えている理由としては、活性酸素による影響によるものと言って間違いない、といったところが今のところ優勢です。

頭皮の活性酸素によるダメージ=髪の毛の育成を左右

活性酸素による頭皮のダメージや、それによって育毛が邪魔されることになるのかを見る前に、髪の毛が生える仕組みを簡単に解説します。

真皮を通る血管から栄養をもらって、毛母が細胞分裂を繰り返します。これが髪の毛が伸びるという現象です。古い毛根細胞が死んで、成長を止めると古い毛が抜けおち、毛母で新しい毛が作られます。この過程で、新しい毛が作られなくなると、次第に薄毛傾向になります。

ポイントは、

・頭皮の血管の流動性

・頭皮自体が老化していない事

です。

なぜなら、髪の毛の栄養源は、血管から送られてくる栄養素であるので、当然頭皮を被う血液の流れがよくないと、当然毛母にも栄養が行き届きませんし、そして、血液の流れの良さは、髪が生えている土壌である頭皮の状態の善し悪しも決定します。頭皮も、血液から栄養をもらっていますし、髪が生える土壌の状態は当然髪に影響を与えるからです。

 

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薄毛とストレスと活性酸素

薄毛と共に、急性の性質を持つ円形脱毛症も非常に増えていると言いますが、いずれの症状もストレスの影響を指摘されています。

ストレス、血流、頭皮の質、どれも一つの理由だけで毛髪に影響を与えているという訳ではなく、どれも相関関係があります。

ストレスを感じると、交感神経が優位になって血管が収縮しますが、慢性的なストレスになると、当然頭皮の血流も悪化します。ストレス状態は、副腎皮質からストレスホルモンが分泌されるのと同時に、大量の活性酸素が発生します。

かっとなると「頭に血が上る」と言いますが、

ストレスを感じているときは、血管が細くなっていますので、頭の中は想像以上に酸欠状態です。そのあとにストレスがなんとか収拾がつくと、副交感神経優位の状態で血管の拡張がやってきます(虚血-再灌流)。これはもう言うまでもなく、「活性酸素が好む条件」をつくり出してしまっていることになるんですよね。

ですので、薄毛が増えているということは、

ストレス社会を反映している証拠でもあり、活性酸素の毒が蔓延している表れと言えるのです。

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頭皮の血流改善で活性酸素除去を心がける 【男女共通編】

まず、円形脱毛症のような場合は、皮膚科をまず受診します。その他、「歳かなあ・・・」と思われる薄毛に関しては、やり様によっては改善できます(深刻化する前に対策、放っておかない)。

髪の毛が生える好ましい頭皮環境は、頭皮の血管の流動性、頭皮の若々しさ、ストレスフリーでしたが、洗髪するときに、頭皮をマッサージするように心がけましょう。指の腹で、かなりダイナミックに頭皮を動かしてみてください。頭皮が動くことで、血流は増えます。

そして、ストレスを出来るだけ感じないようにするのがいいのですが、当然ストレスをゼロにすることも無理ですので、どうしてもダメージを負ってしまった分に関しては、水素水を使った頭皮の刺激で活性酸素を除去するのがよいでしょう。方法については後述しています。

女性の薄毛編

女性ホルモンと髪の毛の関係

女性の薄毛に関しては、活性酸素のダメージだけでなく、女性ホルモンの影響が大いに関わっています。

毛髪の育成に関わるコラーゲンには、女性ホルモンが関わっており、更年期以降の女性にエストロゲンが減少し、薄毛が目立つようになるようです。

また、前述しました通り、エストロゲンは活性酸素の調整を行う役割も持っているので、

更年期以降のエストロゲンが減少している際に、当然活性酸素の抑制力も弱まることになります。このように、女性にとってのエストロゲンとは、毛髪の育成に関しても大いに関わっています。よって上に挙げた活性酸素の除去で頭皮ケアを行うだけでなく、女性の場合はエストロゲンの調整に関しても、意識的になる必要があるでしょう。

従来までは、婦人科にてHRT(ホルモン補充療法)などで、更年期治療を行うことがありましたが、更年期や、薄毛を、”病院に通って対策する”という傾向がどうしても薄いために、

なかなか受診で解決するものとして考えられているわけではなかったようです。また、長期に渡るHRTは、発がん性のリスクも常に付いて回るようで、女性達の大半はそれを知っています。

ですが、今では、HRTに並び、かつ安全に行える、良質な女性ホルモン調整サプリメントなども出ているようです。更年期の対策として販売されていることが多いようですが、

薄毛の対策としても効果が見込めるようです。

血流の悪さと髪の毛

女性には冷え症の方が多く、その場合、当然頭皮の血流が落ちます。また、最近ではオフィスワークで一日PCに向かう女性も多いと思いますが、決まって肩や首のコリが強く、身体の不調を訴える人が多いものです。オフィスワークの女性だけでなく、こりの強い方は女性に多く見受けられ、現代女性の身体のお悩みの第一位と言っても過言でないかもしれません。脇や、肩甲骨のあたりに触れるだけで飛び跳ねるほど痛がる女性もいるのです。

肩や首のコリが、頭へ向うはずの血流を邪魔していることで、当然頭皮の血流が悪くなります。

女性の場合は、男性よりも筋肉が少ないために、冷えはどうしても起こりやすいので、

ここは意識的に凝りをほぐすことが必要です。

凝りが治まると、ようやく血流がよくなりますが、ここでも、活性酸素が好む”血流不足の後の血流再開”という条件が成立しています。凝りが慢性的にひどい方は、酷くなる前に、毎日防止策を取る必要がありそうですね。

ヘアカラー剤やパーマ液と頭皮のダメージ

ヘアカラーやパーマ液に関しては、一瞬で女性の外見を変えてくれる魔法ではありますが、

ここでは魔法の後の副作用に注目します。

ガンの項目の乳がんに関する解説でも登場していますが、髪の色を変えたり、一瞬でつやを出すような薬剤を使うことは、当然頭皮や頭皮に存在する血液にも影響を与えます。

逆に、頭皮や血液に影響が及ばないカラー剤やパーマ液など、ある訳がないと言っていいでしょう。

今どきは、カラーにしても、パーマに関しても、一般女性の間でもそれをするのが当たり前すぎるくらいになりましたが、実際に多くの薬剤にはガンを誘発する成分が多く含まれていることが分かっていますし、医師の間では、それらを「自殺兵器」とまで断言する方もいるほどです。

少々過激な言い方かもしれませんが、それほど頭皮に負担をかける物質であることにほぼ間違いがないのです。ヘアカラーやパーマ液の影響は、炎症を起こすなどして頭皮組織にダメージを与えます。炎症を起こす患部は、赤みを増したり、じくじくとしたり、腫れぼったい状態になることが多いですが、決まって熱を持ち、多くのエネルギーが消費されている状態です。多くのエネルギーが消費される場は、活性酸素が生まれる場所です。

薬剤による物理的な刺激の他に、炎症によって起こる活性酸素の発生は、頭皮に想像以上の負荷をかけています。

それでもやっぱり、つやつやで、明るい髪の色でいたい!という場合は、それで構わないと思います。少し先に頭皮の状態が確実に悪化しているリスクを取れるなら、の話です。

男性の薄毛編

男性ホルモン髪の毛の関係

まず、男性の薄毛の原因として、男性ホルモンアンドロゲンが指摘されることが多いようです。それはこのアンドロゲンが過剰に分泌されることによって、ヘアサイクルの異常が起こり、脱毛が発生するメカニズムです。

実は、多くの男性用抜け毛防止アイテムは、

抗アンドロゲン作用を意識した商品が多いのですが、使っている多くの男性の話しを聞くと、抜群な効果は実感していないのも事実。

「何も対策しないよりしたほうがいい」などといった「藁をもすがる」状態で、育毛剤に頼る所が多いようです。

抗アンドロゲン作用のある育毛剤で抜け毛防止をするのはいい選択ではあるのですが、まだ何か足りない、という場合は、活性酸素の影響を疑いましょう。

果たして皮脂は髪の毛を薄くさせるのか? -活性酸素による過酸化脂質化-

男性の場合、皮脂分泌の多さが、薄毛を助長しているんじゃないか?と考える人は多いようです。

脂質の項目の冒頭でもお話している通り、

加齢臭の正体は、脂質が分解された(過酸化脂質)ノネナールという物質が、男性ホルモンと混ざることで、異臭を放つようになる、

という耳の痛い話でした。酸化した皮脂と、男性ホルモンは、頭皮にとっても影響を及ぼしています。皮脂が酸化することで活性酸素が発生しやすくなりますので、活性酸素が頭皮にダメージを与えやすくなってしまうからです。この意味でも、先にお伝えしている水素水を頭皮に揉みこむようにマッサージする

という方法が有効になります。

 

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水素水による頭皮ケアの方法

頭皮ケアに対してできる頭皮ケアのまとめです。ここでは水素水の効果を最大限に引き上げるための方法をお伝えしていきます。

水素バス

全身で水素の効果を吸収できる水素バスで、

同時に洗髪していくという方法です。頭皮までバスタブにつかると、まさに全身水素ケアができます。水素が全身に浸透するように15分以上は浸かりましょう。

水素水タオルヘアパック

タオルに水素水を含ませて、ゆるめに絞り、頭全体を覆います。15分以上は放置したいのですが、「途中タオルに再度水素水に含ませて」を繰り返し行って最大限に効果が発揮されるようにします。入浴中にバスタブにゆっくりつかりながら、頭はタオルヘアパックする、というのも体が冷える事がなくおすすめです。

水素水による頭皮マッサージ

できるならば、水素バスや、ヘアパックなどを行った後に頭皮の刺激の意味でマッサージをするのがおすすめです。頭皮の老化を防ぐために、マッサージすることは大変有効で、髪を洗う際にそれを実践してしまうという一石二鳥の頭皮ケアに、さらに水素水を活用するというものです。水素は、7-8分経過して漸くくまなく体を巡るようになるので、一瞬水素水を頭皮に揉みこむよりは、その時間を意識しながら行うことが重要です。つまり、7-8分はマッサージを継続したほうがいいことになります。

水素バスを実践することと、水素含有水をボトルなどで手に入れることが、どれだけ実現しやすさに差が出るかわかりませんが、飲用水に関して言えば、ヘアケアにも、スキンケアにも転用できる気安さがありますので、このマッサージ方法を解説しました。

水素による頭皮ケア

ヘアケアに関して水素水を活用して、いったいどのくらいで効果が得られるのか?は個人差があると思います。頭皮の生まれ変わりのサイクルは28日~40日前後、毛周期は2-6年、と言われますので、まずは育毛できる頭皮環境を整える期間として、最低3月は見込みます。頭皮環境が整ったら、ようやく育毛できる環境ができたことになりますので、実際に発毛が望めるのは、その後です。

時間はある程度かかりますが、頭皮のマッサージなどを継続して続けることで、薄毛を解消できた人は、男女ともにたくさんいます。

するかしないかは自分次第、いつものヘアケアを別な効果的な方法に変えてみる、という意識の持ち方だけで頭皮の悩みが改善できるなら、それほど重い腰を上げる必要もなさそうですよ。

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不妊

不妊も、活性酸素による影響が大

日本の不妊治療

NHKで「生みたいのに産めない 卵子老化の衝撃」というスペシャル番組が放送されていました。

「日本女性は、卵子が老化することを知らなさすぎ、キャリアや他の事を優先して妊娠適齢期を逃している」といった内容です。

今や日本国内で、不妊治療をする人の数は驚くほど多く、ゴールのないマラソンを走り続けるような不妊治療に、憂鬱な気持ちでいる女性ばかり散見されます。

事実、不妊治療を実施している医療機関にしても、「卵子の老化によって妊娠しずらくなることを患者が理解しているか?」という問いには、「卵子の老化を認識している人が少ない」と答えているようです。

不妊治療の現場で見られる卵子の実態

不妊治療においての、卵子の培養や、採卵の現場では、“ため息が漏れる事が日常“と言います。通常なら丸い形をしているはずの卵子が、真っ赤になったり、ゆがんでいたり、つぶれていたり、変形しているケースがあまりに多く、健全な卵子として採卵できるものが少ないというのです。これは、卵子が倍々で細胞の数が増えていく性質から、培養中、細胞分裂を繰り返す過程で分裂が上手く行っていないことを意味します。

分裂が上手く行かないとは、結局卵子そのものが持っている生命力の問題の事を言い、老化していることにより細胞の力に欠け、離れるか離れないかの分裂しようとするときに破裂してしまうことが多いそうです。細胞分裂で離れる力すらない、という細胞は、言ってみたら”生まれてきたばかりのはずなのにすでに劣化している“ことを表しています。

まさに、卵子の老化とは、酸化の魔の手が女性の卵巣に及んでいることに他なりません。

卵巣は、女性の体の中でも、「様々なダメージを免れるように奥の奥にしまれている臓器」です。冷えが強くめぐりが悪い現代女性は、奥の卵巣までに血流も酸素も送ることが十分に出来なくなっています。また、現代の様々な活性酸素を生み出す要因も重なって、卵子が劣化する、というのが今の日本の不妊治療実態と考えられます。

 

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卵子の活性酸素による影響

ミトコンドリアの主要な役割は、エネルギー生産であることは十分に解説してきましたが、

近年では、生殖細胞に関わっていることが明らかになっています。生殖細胞の生成にミトコンドリアが重要だと言うのです。

筋肉や皮膚や臓器などに存在している体細胞は、次世代に遺伝子を残すことはできませんが、遺伝子のバトンを受け渡す役割が生殖細胞ですので、その意味で体細胞とは違い特別な機能を持っています。この生殖細胞の生成にミトコンドリアが差し出されているので、

ミトコンドリアの状態が出来るだけいい状態であることが望まれますし、それが生殖細胞の質だけでなく、生殖能力を高めるポイントにもなります。

卵子の老化について日本女性が知らなさすぎる理由は、性教育のタブー

NHKの取材班は、究極のプライバシーというハードルを乗り越えて、多くの不妊治療者たちに聴き取りを行っていました。

日本女性の不妊治療が急増した背景に、「卵子の老化について知識がない」と言ったことが挙げられています。しかし、そうした知識は、そもそもいったいどこから仕入れてくるのが普通なのでしょうか?

欧米諸国では、性教育の中に不妊治療や卵子老化についてのプログラムが組まれていると言いますが、確かに、日本の性教育では、”女性に初潮が起こるしくみ”くらいしかありません。

日本では妊娠とか不妊治療を議論する前に、性教育自体が稚拙で、どことなく”性教育自体に触れることがタブー”とされていることが多いと感じられます。

両親から生まれてきているというそもそもの事実が子供にはあるのに、誤魔化したり、ないがしろにしていいことはおそらくほとんどありません。オブラートに包んだ言い方をすれば、欧米に比べて日本では性教育に関して

“シャイ”なのでしょうね。

プライドが男性の不妊を邪魔している

第一、不妊治療に行くのはほぼほぼ女性です。

男性に原因があるとされる不妊はおよそ47%もあるという現実がありながら、女性だけが悲壮感を抱えて治療に専念する光景はあまりに残酷です。これが、日本の性教育の結果と言って他に何があるでしょうか?

男性側に不妊の原因があると知った場合、男性は、「自分のプライドや尊厳を否定されている気がして、始めに聞いた時は馬鹿にしてると思った。耐えられない。」といった感想を抱くことがほとんどです。

男性側に原因がありながら、女性が、男性の検査検体を提出しに行ったり、男のプライドを建前に、おかしなことが多すぎるのも事実です。

厳しい言い方をすれば、女性からすると、そうしたことは、「プライドと称した男性の弱さ」でしかなく、女性の強さをまざまざと実感させられます。

女性が多いクリニックに行くと、いたたまれずその場から逃げ出したくなるのもわからなくもないですし、こう言ったら口ではハイと言いながら、怒りや、やり切れなさを隠し切れず、無言になってしまう事も多くの例から自明です。

二人の間でできるお子さんが生まれにくい原因が、女性だけに偏っているなど、そもそもありえない話なので、できることから始めて欲しい、という女性の本音をもっと聞いて頂きたいと思います。

不妊治療が欧米並みにカップルで受診する人達が増えたら、日本の不妊治療も現状も変わっているのではないかと思います。

不妊治療をするだけで本当にいいか?

冒頭のNHKの特集番組では、盛んに「卵子が老化していることを日本女性は知らない、もっとはやく不妊治療すべきだ」と言い立てていたものの、明確に違和感が残るものでした。

不妊治療とは、飽くまで人工的な妊娠です。

なんらかの理由で妊娠する力が落ちている男女に、後から手を加えて医療がおせっかいを焼くといったものでしかありません。つまり、土台のできていない場所に、他人が加わって種を撒こうとしている行為です。それは決して自然な形ではないのです。

「そんなこと言ってる場合じゃなくて、私は今子供が欲しいの!!今今今!」・・・と言ったとしても、土のないところに種から芽は出ません。

無い土台に無理な種まきをした結果、実は奇形児出産率が上がっていることがあまり表にされていません。

不妊治療を早くから受けるのは、それは意識が高く、評価できるものだと思いますが、その一方で、何もしなくてもいい訳がありません。あまりに僭越かもしれませんが、NHKの特集の視点に欠けているのは、「だったら二人は自然な形で奇形の無い健康な子供を産むために何をすればいいのか?」と言う視点です。「卵子の老化」を語るくらいだったら、同じくらい「老化を防止する方法」も語り尽くされるべきです。どうやったら卵子の老化を防いで、受胎能力を高める体を創れるか、がほとんど語られていないということ自体が、今の日本の不妊治療の現実なのではないかと思います。

 

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受胎能力を高める体創りとは? 女性編

卵子の老化対策については後に譲るとして、受胎能力を高めるためにどうすればいいか、は、「骨盤内、特に子宮および卵巣の血流を良くすること」です。

種がすくすく育つような環境ってなんだろう?と考えたときに、女性の場合は、卵子が安心して着床できるふかふかのベットを用意してあげることが大切です。それが、子宮や卵巣の血流のよさにかかっています。

また、冷えが骨盤内の血流を低下させています。自覚症状がなくても、内臓から子宮にかけて常に冷えない身体を心がけます。腹巻などで腹部の冷えを防止することもいいとは思いますが、ここは自分の身体自体が温かく血流が良好なこと田重要ですので、骨盤を意識したピラティスや、ヨガ(ハタヨガ系など)などのエクササイズが最適でしょう。骨盤底筋群を鍛えるこれらのエクササイズは、子宮内の血流を増やすためにもとても有利に働きます。

骨盤内で良好な血流を維持するとともに、クリニックで指導されているように食生活でバランスの取れた食生活を心がけます。

あまりに切羽詰りすぎて心の余裕のない状態では、新しい命も遠慮してしまいますし、心から安らぐことはできません。また、焦るあまりストレスに支配されては、生殖機能が追いやられてしまいます(美容の項目ストレスを参照)。女性の身体は、生殖よりも自分自身の生命維持の方が優先されていますが、

心身共にリラックスしてはじめて「受胎能力が発動する」と言っても過言でないのです。

活性酸素の除去方法は後述します。

受胎能力を高める体創りとは? 男性編

男性の不妊対策は、あまりに軽視されすぎているようです。

男性の場合は、とにかく精子の状態を良好にするように、日頃のライフスタイルをリラックスして送ります。精子にできるだけ負荷をかけないために気を付けたいことは以下のとおりです。

・ストレス

・喫煙

・アルコールの摂り過ぎ

・不規則な生活 (十分な睡眠や休養)

・偏った栄養

これらは全て活性酸素が発生する要因でもありました。

一つ目のストレスについては、最大の敵です。

男性の場合、「仕事を頑張ってはやく奥さんを幸せにしてあげたい!」と思うあまり、

仕事が激化してかえってストレスが多くなるのも事実です。わからなくもないですが、8割くらいでとどめて、十分な休養の時間に充てることは、不妊対策には得策です。

食生活については精子の元となる良質なたんぱく質やそれを支えるミネラル(カルシウムや亜鉛)やビタミン(緑黄色野菜)をバランスよく摂ります。

特に男性の場合は、たくさんの元気な精子が、卵子にたどり着けるように、腎機能を良好にすることが望ましいと言われます。それは、精子の通過や、精子が通過する通路に関わる重要な要素で、通路のコンディションが悪く、炎症など起こっていると、精子が出ていくことを妨げてしまうからです。男性の不妊改善については、あまり細々としたものよりはシンプルなほうがおそらく実践しやすいでしょう。

不妊治療においては、お二人の体の現状を良く知ることから始まります。先にお伝えした通り、不妊の原因が男性側にある場合は47%で、ほぼ女性と同じ割合です。

ここで「不妊が自分に原因があるだなんて尊厳を頭から否定されている気がする」と言っている場合ではないはずです。自分に原因があるはずがない、と言い張ることは、奥さんに原因があることを望んでいるのと一緒です。

本当はそんなことを望んでいるわけではないと思いますし、奥さん同様誰よりお子さんの誕生を切望しているはずです。

不妊という原因が男性側に半分割り当てられているだけのことで、半分の分担が男性側にあるのは、あまりに自然なことのはずなんですよね。男性に不妊の原因があったとしても、この世の誰一人として責める人なんていません。

「でも結局男性側ができることなんて限られているし、どうすればいいか分からない」と考えるかもしれません。ですが女性にとっては、男性の”妊娠についての無関心”が一番精神的にショックな出来事です。出産するのはもちろん女性ですが、お二人があって初めて妊娠が成立するのですから、よくお二人で話し合ってみるのがいいと思います。相手が何を考え望んでいるのかを良く知ったら、男性がしなければいけないことなんてすぐ分かるはずなんです。

最後に、熱いお湯での入浴はさけましょう。

精子は熱い環境があまり好きではないようです。

 

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不妊治療においての活性酸素除去効果  -水素水の活用-

冒頭で、不妊治療の現場「培養室」の光景についてお話しました。採卵後の卵子の状態の悪さについてです。

つまり、卵子自体に力がなく、赤く炎症しているかのような状態や、分裂するための力すらなく、分裂に失敗しているような状態の卵子があまりに多いと言います。「卵巣の老化=酸化」が起きているなら抗酸化サプリメントがよさそうだというグッドアイデアに至った方もいると思いますが、前述していますとおり、卵巣というのは、命を守るために女性の身体の奥に仕舞われている「閉鎖空間の中の臓器」ですので、様々な抗酸化物質であってもそこにたどり着くことができないという結果に終わっていました。

卵巣という奥に仕舞われた臓器に辿りつける抗酸化物は、今の所、宇宙一最小最軽量の物質水素だけとされています。

水素の不妊治療において特筆すべきところは、

困ったところに選択的に結合するというあまりに都合がよすぎる点でしょう。

先に挙げました通り、水素が作用する場所は、

活性酸素が多く発生している場所(細胞)です。

「活性酸素が強い極性を放っている為に、水素が逆にものすごい力で吸い寄せられる」と言ってもいいくらいです。これが、”あまりに都合よく困った部分に選択的に結合する”という本質です。

この確証となることに、水素治療の最前線を行く、辻クリニック院長辻直樹先生は、

「健康でない人=活性酸素がたくさん発生している人ほど水素が入って行く」と言います。

辻クリニックでは点滴のなかに水素を添加(生理食塩水に水素を注入したもの)して様々な疾患の治療に活用されていますが、「点滴してしばらくは、身体の中の活性酸素と水素が反応するために、呼気から水素は出てこない。体内の活性酸素を全部消し去った(水素が反応した)ときに、水素が呼気にたくさん含まれて出てくる」と言います。

水素は体の中に長い時間滞留できないので呼気から吐き出されるわけです。ですので、重篤ながん患者さんなどは呼気に水素が出てくるまで時間がかかると言いますし、健常者ほど時間がかからないそうです。

これが、まさに「水素の選択性」という性質を物語っており、困ったところ=活性酸素が大量に発生している部分だけに反応する、あまりに都合の良すぎることが実現していることの背景になります。不妊治療で水素を活用することの良さは、究極ここにあります。

男性にとって水素水を活用することのメリットは、女性同様、宇宙一最少の物質が精子の劣化を防止して良好な状態にするということ、そして劣化した精子だけを酸化から救い、健常なものに関しては反応しない、と言う点です。

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水素水の活用方法

日常で水素水を飲む

水素水の健康法 循環器系

十分な量の水を飲むことは、体に有益なことです。水分不足に気付くのが遅れたとしても、それを気付かせてくれる体内システムがあります。それが、腎臓です。

腎臓は、血液中の老廃物を排除し、血液の流れを良くする器官です。よく、尿の色やにおいで腎臓のコンディションが分かると言いますが、それは、腎臓は尿を通じて毒素を排泄しているためです。色が濃かったり、いつもと違った匂いがしたりする尿は要注意です。

ちょっと過労気味だったり、水分も摂れずおまけにトイレを我慢したりするビジネスマンは結構いらっしゃるはずです。もし、尿で「ちょっとまずかったかなあ…」というような健康状態に気付けたら、すぐにたくさんの水素水を飲みましょう。腎臓の浄化機能が高まり、身体の老廃物を排出するために有用です。活性酸素による毒が体内に蓄積すると、イライラしたと思ったら倦怠感を感じたり、不眠がちになったり、頭痛を感じやすくなったりします。意識的に水分を摂取すると、情緒の安定も得る事が出来るでしょう。水素水での活性酸素の除去は、精神を穏やかにする効果もあります。

水素水の健康法 消化器系

消化器系を健やかに保つためには、食物繊維を積極的に取ることで腸壁を刺激することです。すると、腸の蠕動運動が活発になり、有害物質や活性酸素が長くとどまることを防いてくれます。大腸は、食物の水分を吸収したうえで老廃物を排泄しようとするために、腸の下部(結腸付近)に行けばいくほど老廃物が水分を失った状態になります。すると老廃物が憩室内部に蓄積し、排泄しにくくなります。だからこそ、水分の意識的な摂取が必要ですし、水素水を活用することは、腸内部の活性酸素による毒を無毒化することに好都合です。

水素水の健康法 免疫系

体の新陳代謝には、実は優先順位があります。病気になると、侵入してきた外敵の攻撃と、ダメージの回復に集中することになります。ですが、たいていは、こうしたことがほんの一時的な出来事で過ぎ、病気から復帰すると、いつもの身体のリズムに戻って新陳代謝のサイクルに戻って行くのです。しかし、水分不足だと、活性酸素による毒が溜まり、病気と同レベルの状態にまでなります。「たかが水分不足で病気と同レベル?」と信じらないかもしれませんよね。

しかし活性酸素による毒が溜まると、身体はその毒素を抜くために優先順位を割くようになるので、いつもの新陳代謝のサイクルは後回し。体内の水分が潤沢な状態でないと、さらにリンパの流れが滞り、免疫力も弱り気味になります。この意味で、水素水が有効です。

つまり、新陳代謝のサイクルを止めてしまう活性酸素を除去し、免疫力の維持や向上に貢献するという機能を持つ水素水の活用です。

免疫の機能をよりよく保つために、一日1000ml~位の水素水が理想的でしょう。

水素水の健康法 絶食

世界最古の健康法と呼ばれるものでは、「水しか飲まない一日」を時々つくることが推奨されているそうです。時代を今に辿ってみても、断食などと言った形でこの思想は受け継がれていますよね。

これは、水分しか摂らない日をつくることで、

体の中の老廃物を流すだけでなく、今まで酷使し続けてきた臓器や、体内システムを休めるという意味があるそうです。体内システムが通常休まるタイミングは、眠っているときですが、朝目覚めるとたいてい一日の疲れが消えているというのは、体のシステムが良好に働いている証拠でもあります。

絶食とか断食は、まさにそのような状態をつくり出すようなもの。ヨーロッパのクリニックでは、肥満解消のプログラムとして、絶食が行われることがあるそうです。それは、体内の解毒が進むのと、同時に、免疫システムを強化するものとして考えられています。免疫力を強化する水素水でこれを行うと、より効果が期待できるでしょう。水素水による絶食を実行する場合は、2~3ℓを必ず準備してください。水分の摂取だけだと、心許ない、という場合は、フルーツをジューサーにかけたスムージーなどと併用するといいかもしれません。

この時には、電話やメールなどを一切見ない、などのデジタルデトックスもおすすめです。

すると、心静かに心身共に自分に向き合う時間を持つと、肉体だけでなく精神までも雑念が消えていくのを感じられます。

ですが、気分がすぐれないな、と思った時にはすぐに止めて温かく柔らかい消化の良いものを摂ってゆっくり休みましょう。無理は禁物です。

 

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水素水の活用法 水素バス

美容の項目で、水素バスについては既に触れていますので、ヘルスケアについての水素バスの活用をお話しします。

水素バスは、その名の通り、バスタブのお湯中の水素を、全身で取り入れられるというものです。今では、水素の入浴剤や、水素を発生させる発生器なども出ていますので、ライフスタイルに合うものを選ぶとよいでしょう。

前述各項目に挙げてきた水素の効果が期待できるほか、発汗が進むなどの効果も表れると言います。

美意識の高い女性の中には、「バスタブを上がってきた気体の水素も逃したくない!」という一心で、バスタブの中で傘をさすほどです。傘に立ち上った水素がお顏付近を漂うと、スキンケアとして抜群な効果を期待できると言うのです。

「そこまでするんだ…それは凄いわね…」と思うかもしれませんが、これもほんの一例です。要は、人それぞれのスタイルで、水素水の活用レパートリーをどんどん増やしたほうが、断然いいはずです。自分のヘルスケアをできるのは、究極自分だけ。水素水は、その強力なパートナーになってくれる強い味方です。

アンチエイジングに、そして病気に負けない体創りをするために、自分の身体に応じてカスタマイズできたら、それが最高の方法になります。

 

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水素水と活性酸素のまとめ

私たちの体内で、水分の7割が細胞内にあり、残りの3割が、血液や細胞と細胞の間の空間に存在しています。循環系を巡る水分は互いに連動して循環し、絶えず入れ替わりを繰り返しています。

そして水は運搬の役割としてだけでなく、異なるパーツの中で、多数の分子が水分子と相互に作用する極めて複雑な化学反応の場(溶媒)としての役割を果たしています。

生命システムを動かす化学的な力の大半は、膜によって隔てられた二つの区画内に含まれているいくつかの物質の濃度差から生まれており、生体膜という驚くべき物質を形成している分子と、水の特殊な相互作用によって機能しているのです。

生物の体内における水と化学物質の交換をコントロールする機能に、浸透性があります。私たちが自分たちの生きる環境に順応できるのは、浸透の原理があるからにほかなりません。つまり、細胞内に存在する体液は、細胞の機能を助け、細胞外に存在する体液は細胞に必要な物質を供給しようとします。そして、要らなくなった代謝物を排出するのです。

水素水の活用とは、こうした水の特徴を基に、“活性酸素の無毒化”という類まれな特質を活用した、まさに現代人のためのヘルスケアパートナーです。

時代が進むにつれて活性酸素がもたらす影響が顕著になりましたが、水素水は、体液ができるかぎり一定の成分を保つという、生命維持するための機能(恒常性)を、根本から支える性質を持っていると言えるでしょう。

10年前の私たちが、歩きながらスマホでラインによるメッセージの交換をしているだなんて、誰も予測できませんでした。時代は変わりますが、私たちの心身がそれに伴って進化しているような錯覚すら起こります。

けれど、身体はどちらかというと、時代の進化と対極にある、つまり、活性酸素とは無縁な平和な世界を求めています。それが、「免疫力」が促されるライフスタイルです。

度々、免疫力とか、恒常性という言葉が登場しました。それぞれの言葉の概念は、もうご説明するまでもないと思います。通常はこの二つの概念を分けて考えるのが一般的ですが、実はこの二つの言葉の概念には、境目も継ぎ目もないということが分かったと言います。

バイタルフォースは、生命の源であり、病気を寄せ付けない免疫力に富む力です。それは、身体の機能を一定に保つホメオスタシスが機能して初めて成り立つものです。これらの重要なシステムの維持に、人の身体には水分が不可欠であり、今後病気に負けない体創りをするうえで、水素水による活性酸素除去という取り組みが、より注目されるでしょう。

このサイトをご覧いただいた方には、活性酸素に負けない健やかで美しい人生を歩んでいただくヒントにしていただけたら幸いです。必要な時に何度でも読み返していただければと思います。

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