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「牛乳を噛んで飲む」の意味は?メリットはあるの?

牛乳   310 Views

誰でも一度は、「牛乳は噛んで飲め」と聞いたことがあるのではないでしょうか。

理由は、「噛んで飲むと消化に良い」という説が強いですが、本当でしょうか?

実際、牛乳を噛んで飲むと次のようなメリットがあります。

●牛乳を噛む=ゆっくり飲むことにつながる

●乳糖不耐症の下痢対策になる

●「噛む」ことを意識でき健康効果につながる

これらのメリットは、噛むことを意識することで、牛乳をゆっくり消化管に送り込むことでの効果です。

これも広い意味では、「消化が良くなる」ことにもなりますね。

そこで今回は、昔から言われている「牛乳を噛んで飲む」について、もう少し深く切り込み、その意味、メリットなどについて解説していきます。

「牛乳を噛んで飲む」の意味はゆっくり飲むこと

まずは、牛乳を噛んで飲むことと、消化には関係があるのか見ていきましょう。

牛乳を噛むことが消化を助けるというより、噛みながらゆっくり飲むことに意味があります。

「唾液と牛乳が混ざり消化を助ける」説はウソ

「牛乳を噛んで飲むと消化が良くなる」と言われる理由として、よく聞くのが「唾液の消化酵素と牛乳が混ざって消化を助ける」という流説です。

しかし、唾液に含まれる唾液アミラーゼは、でんぷんの消化酵素で、牛乳の消化には関わりません。

牛乳は、胃や十二指腸の消化酵素により消化されるため、この流説は根拠のないものになります。

牛乳をゆっくり飲むことのメリット

それでは、牛乳をゆっくり飲むと、どのような変化が起こり、それがどのようなメリットにつながるのでしょうか?

胃で小さいかたまりになり消化しやすい

牛乳は胃に入ると、胃酸の働きで乳タンパク質がヨーグルトのようにドロドロになります。

タンパク質はある程度固まった方が消化酵素が働きやすくなり、消化が良くなります。

牛乳をゆっくり飲めば、胃に入るスピードも遅くなり、その分、小さいかたまりができます。

かたまりは小さい方が消化酵素が良く働き、小腸での滞留時間も長くなるため、消化が高まり栄養の吸収も良くなるのです。

牛乳の消化に関する詳しい内容は「牛乳は消化の良い食品!子供から高齢者まで栄養補給に最適!」をぜひご覧ください。

乳糖不耐症の下痢対策になる

乳糖不耐症をご存知でしょうか?

牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素「ラクターゼ」の不足で、乳糖が消化されないまま大腸に届き、腹痛や下痢を引き起こす症状です。

日本人など東洋人は、ラクターゼが不足している人が多く見られます。

ラクターゼは小腸で分泌される酵素です。

牛乳をゆっくり飲むと、牛乳が少しずつ小腸に移行するため、少ないラクターゼでも消化ができ、お腹のゴロゴロを予防できます。

また、胃でも温められ、そして固まってから小腸に移行してくるので、ラクターゼの働きを助けることにつながります

ラクターゼを増やすことはできません。

しかし、牛乳をゆっくり飲むことで、少しのラクターゼでも消化ができ、乳糖不耐症による腹痛や下痢を予防することができるのです。

牛乳と乳糖不耐症のについての詳しい内容は「牛乳で下痢をする原因は?大人に多い?治す方法・対策・アレルギーとの違いなどを詳しく解説します!」をぜひご覧ください。

満腹感が得られ食べ過ぎを予防できる

牛乳は飲み物ですが、タンパク質や乳脂肪を含むため消化する必要があり、胃腸での滞留時間が長くなります。

そのため、満腹感を感じやすい食品なのです。

さらに、牛乳をゆっくり飲めば、大脳の満腹中枢へ刺激が送られやすく、満腹感が高まり食べ過ぎを防げます。

牛乳は満腹感に加え、血糖の上昇を抑える作用もあり、ダイエットはもちろん、糖尿病の予防効果にも注目が集まっています。

牛乳のダイエット効果に関する詳しい内容は「牛乳のダイエットの効果は抜群!寝る前・食前・朝・夜・置き換えや方法など徹底解説!」をぜひご覧ください。

牛乳の糖尿病に対する効果についての詳しい内容は「牛乳で糖尿病を改善するために毎日飲む!血糖値を抑える牛乳の働きとは」をぜひご覧ください。

噛むことを意識させることにつながる

牛乳を噛んで飲む、そして食べ物をよく噛んで食べることを実践すると、意外な健康効果につながるのをご存知でしょうか?

噛むことの意味

「噛む」という動作は、食べ物の食感や味を楽しむほかに、次のような働きがあります。

食べ物を細かくし唾液を分泌させる

まずは、食べ物を細かくしながら、唾液の分泌を促します。

唾液中には、でんぷんの消化酵素である唾液アミラーゼが含まれ、でんぷんをブドウ糖に分解します。

唾液はほかにも、消化管粘膜の保護、口内の細菌繁殖を抑制する働きや、歯を強くする成分も含まれています。

このように、噛むことで唾液を分泌させると、さまざまな効果に発展していくのです。

胃液を分泌させ消化の準備をする

また、噛む動作を始めると、胃液の分泌が促され、胃粘膜を守る粘液も同時に分泌が始まります。

噛むことは消化の準備をするように、消化管へ指令を出すことなのです。

実際、噛む必要のない柔らかい食べ物をよく食べたり、早食いを長期間おこなっていると、胃潰瘍ができやすくなると言われています。

唾液の消化酵素は、牛乳の消化には直接関係ありません。

しかし、牛乳を噛んで飲むことは消化管で消化の準備を始めさせる、という意味では有効な動作であると言えます。

よく噛むことは病気の予防につながる

消化の面だけでなく、よく噛むことは、さまざまな病気の予防につながっています。

虫歯や歯周病の予防

よく耳にするのは、虫歯や歯周病が予防効果です。

よく噛むと唾液がたくさん分泌されますが、その唾液には次のような作用があります。

・虫歯菌の繁殖を抑える

・虫歯菌の生成する酸を薄める

・歯の表面をタンパク成分でコーティングし歯を保護する

唾液はこれらの作用で、虫歯や歯周病の発生を予防してくれます。

また、牛乳にも口内の酸の中和作用や、牛乳に含まれるカルシウムとリンによりエナメル質の修復を促したりと、虫歯を予防する効果があります。

牛乳のさまざまな健康効果については「牛乳の効果効能が凄い!飲み方・美肌・筋肉強化・認知症予防など徹底解説!」をぜひご覧ください。

がんの予防

噛むことで唾液が分泌されると、酵素であるペルオキシダーゼが出てきます。

この酵素は、発がん性物質が変異することを抑制し、がんの発生を予防してくれます。

老化の予防

噛むことで唾液腺が刺激されると、唾液腺ホルモンのパロチンが分泌されます。

この酵素は、唾液に混ざる前に、一定量は血液中に放出され、骨や筋肉を強くするなど、老化を予防する働きがあります。

肥満の予防

よく噛むと、歯や頬筋から中脳の咀嚼中枢に刺激が伝達され、さらにそこから大脳の満腹中枢に刺激が伝わり、満腹感を得やすくなります。

満腹中枢は、血糖値が上がることでも刺激されますが、噛むことでの刺激の方が速く伝わるため、よく噛んだ方が食べ過ぎを抑えられるのです。

まとめ

今回は、「牛乳を噛んで飲む」ことの意味やメリットについて解説しました。

ここでのポイントをまとめてみましょう。

・牛乳を噛んで飲むと、ゆっくり飲むことになり、胃腸での消化吸収を助ける

・ゆっくり飲むとラクターゼが働きやすくなり、乳糖不耐症による腹痛や下痢の予防になる

・よく噛むことは虫歯、がん、老化、肥満の予防につながる

牛乳は液体なので何度も噛むことは難しいですが、ゆっくり飲むことは消化吸収のためにぜひ実践したいですね。

また、牛乳に限らず、食べ物をよく噛むことはさまざまな病気の予防につながります。

健康のためにも、「ゆっくり飲む」「ゆっくり食べる」「よく噛むこと」を意識していきましょう。

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