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シリカ(ケイ素)化粧品の成分や安全性は?配合目的と美容の効果までを解説!

近年、シリカ(ケイ素)は様々な業界で注目されている成分ですが、化粧品の分野でも力を発揮しています。

特に、シリカ(ケイ素)の成分が高く配合された化粧品は、下記のような美容の効果も期待できます。

 

  • シリカ(ケイ素)配合の化粧品はコラーゲンなどに働きかける
  • シリカ(ケイ素)配合の化粧品は小ジワやたるみを一時的に改善
  • シリカ(ケイ素)配合の化粧品は肌にしっくり馴染む
  • シリカ(ケイ素)配合の化粧品は紫外線にも対応
  • シリカ(ケイ素)配合の化粧品は顔だけでなく体や髪にも使用できる

 

また、シリカ(ケイ素)は一般の化粧品にも配合されており、様々な役割を持って活躍しています。

今回は、化粧品についての知識やシリカ(ケイ素)の安全性、化粧品に使用される成分や働き、シリカ(ケイ素)の美容効果や、シリカ(ケイ素)を使用した手作り化粧品などの内容をご紹介いたします。

シリカ(ケイ素)の化粧品を使用される方々は、この機会にぜひシリカ(ケイ素)と化粧品についての知識を深めてください。

 

Contents

シリカ(ケイ素)は多くの化粧品に含まれる物質

美容効果が高いことで知られるシリカ(ケイ素)は、実は普段使用している一般の化粧品にも含まれています。

ここでは、化粧品の基礎知識とシリカ(ケイ素)の役割についてお伝えします。

 

「シリカ」と「シリコン」との違い

「シリカ(silica)」は、一般に「ケイ素」と同等に使われていますが、正式には「二酸化ケイ素(SiO2)」を指します。

ケイ素は、もともと地球の表面に存在する元素の1つで、英語では「シリコン(silicon)」と呼びます。

ケイ素の化合物は、化粧品や美容のための商品だけでなく、工業や農業の分野でも幅広く使用されています。

近年では、健康や美容の分野においても「シリカ」という呼び名が広まっています。

 

国内における「化粧品」とは

日本国内では、厚生労働省が化粧品や医薬品などについて詳しい取り決めを行っています。

平成26年(2014年)にこれまでの「薬事法」が大幅に改正され、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法、薬機法)」と新しい名称で呼ばれるようになりました。

法律では、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3つに分類されており、化粧品とは下記のように説明されています。

 

第2条3項

“「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。”

引用:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

 

したがって、化粧品には化粧水やファンデーション、口紅などのいわゆる「化粧」に使うものだけでなく、シャンプーや制汗剤、日焼け止め、歯磨き粉なども含まれます。

後の項目で詳しく説明しますが、化粧品は全成分の表示が義務付けられています。

また、化粧品の中には、基本的な効果に加えてにきびや肌荒れ、美白などに効果がある「薬用化粧品」という区分もあります。

薬用化粧品には「有効成分」が含まれていますが、医薬品ほど作用が強くないことから「医薬部外品」に属します。

医薬部外品には、入浴剤や育毛剤なども含まれます。化粧品工業界の団体が自主基準で成分表示を行い、商品には「医薬部外品」と表記されています。

 

厚生労働省による「化粧品基準」とは

化粧品を製造する際には、厚生労働省が認めている成分しか使用することができません。

かつては「化粧品種別許可基準」に従い、使用可能な成分が一覧にされていました。

しかし、平成13年(2001年)の改正によって新たに「化粧品基準」が制定され、配合できない成分や、条件付きで使用して良い成分などをリストアップする方式に変更されました。

 

“化粧品の原料は、それに含有される不純物等も含め、感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物であってはならない。”

引用:厚生労働省 化粧品基準

 

シリカ(ケイ素)は、化粧品の原料として問題ない成分の1つなので、安心して使用することができます。

シリカ(ケイ素)が配合されている化粧品は、コスメやボディケア商品だけでも7,000種類以上が流通しています。

 

「機能性化粧品」とは

ビジネス用語辞典によると、「機能性化粧品」は下記のように説明されています。

 

“機能性化粧品とは、肌の特定の症状の改善を目的として利用される化粧品のこと。紫外線や乾燥による肌のシミやシワを改善する成分の入った化粧品を指すことが多いが、スキンケア、ベースメイク、ボディケア、ヘアケアなどの化粧品でも機能を訴求するものが販売されている。通常のスキンケアに治療の側面を持たせた化粧品で、基礎化粧品としての成分に加え、医薬品に使われる成分などが配合されている。”

引用:WISDOM ビジネス用語辞典 

 

このように、治療の側面を持った機能性化粧品は医薬部外品に属します。近年では、アンチエイジングや美白などの効果が期待できる機能性化粧品の研究が盛んに行われています。

シリカ(ケイ素)の働きを利用した機能性化粧品も、各種販売されています。

 

「ナノマテリアル」としてのシリカ(ケイ素)

一部の化粧品には、「ナノマテリアル」と呼ばれる原料が配合されているものがあります。

ナノマテリアルは、「100万分の1mm」を表す「ナノメートル(nm)」と、材料や原料という意味の「マテリアル」が繋がった言葉です。

化粧品に使用されるナノマテリアルは、シリカだけでなく「酸化チタン」や「酸化亜鉛」などがあります。

化粧品の原料のナノマテリアルは、肌への吸着力や紫外線を散乱する効果が強く、白浮きしない特徴があることから、ファデーションや日焼け止めなどに使われています。

ナノマテリアルは微粒子であるため、人体への影響について各機関で研究が行われていますが、現段階では問題ないと報告されています。

 

“日本化粧品工業連合会と致しましては、これまでに調査・研究してまいりました結果から、ナノマテリアルを配合しましても化粧品の安全性上に問題はないものと考えております。”

引用:日本化粧品工業連合会 ナノマテリアルについて

 

化粧品に使用される「シリカビーズ(粒子)」の用途

ナノサイズまでは小さくありませんが、ミクロン(1μ=1000分の1mm)のレベルで開発された「シリカビーズ」が化粧品に使用されています。

球状の粒子であるシリカビーズは、サラサラ感や滑らかさ、しっとり感など、肌に付けた時の感触が良いことが特徴です。

さらに、英語で「マイカ(mica)」と呼ぶ鉱物の「雲母」の粉末にシリカビーズを付着させた商品は、クリーミーでクッション性のある使い心地があります。

商品によっては、艶が長持ちし、毛穴やシワを目立ちにくくする効果も期待できます。

 

化粧品に含まれるシリカ(ケイ素)の安全性と危険性

次に、化粧品に使用されているシリカ(ケイ素)の安全性について詳しく見ていきます。

 

シリカ(ケイ素)の化粧品に毒性や発がん性はない

WHO(世界保健機関)の一機関である「国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer, IARC)」が発表する発がん性リストによると、化粧品に使用される非結晶性(amorphous)の二酸化ケイ素(Silica)はグループ3に分類されており、現段階では発がん性はないと考えられます。

 

“Silica, amorphous Group3”

引用:IARC Agents Classified by the IARC Monographs , Volumes 1–118

 

厚生労働省では、グループ3について下記のように説明しています。

 

“グループ3:ヒトに対する発がん性について分類することができない

  • ヒトへの発がん性については不十分な証拠しかなく、実験動物についても不十分又は限られた証拠しかない場合
  • 他のグループに分類できない場合”

引用: 厚生労働省 IARC発がん性分類について

 

発がん性について心配されているのは、鉱物から作られた「結晶性シリカ」です。IARCのリストではグループ1に分類されています。

作業などで長期間にわたって結晶性シリカの粉塵を吸入した場合、がん発症の原因になると考えられています。

 

“Silica dust, crystalline, in the form of quartz or cristobalite  Group1”

(シリカの粉塵、結晶、石英またはクリストバル石)

 

シリカ(ケイ素)の化粧品によるアレルギー

シリカ(ケイ素)が含まれる化粧品には、シリカ(ケイ素)以外にも様々な成分が配合されています。

体質によっては合わない成分があるため、肌がかゆくなるなどのアレルギー反応が出ることがあります。

使用して違和感があれば中止し、症状がひどい時には医療機関を受診してください。使用した化粧品の成分を控えておくと、今後の参考になります。

妊娠中や更年期などで体調が大きく変化する時には、以前から使っている化粧品でもまれにアレルギー反応が出ることもあります。

 

シリカ(ケイ素)入りの化粧品を使う際の注意点

シリカ(ケイ素)に限らず、初めての化粧品を使用する時にはパッチテストを行うことをおすすめします。

また、自分でシリカ(ケイ素)入りの化粧品を作る際、効果を出すためにシリカ(ケイ素)を多めに配合すると、肌が乾燥するなどのトラブルが起きる場合があります。

特に水溶性のシリカ(ケイ素)は原液のまま使わず、必ず希釈するようにしてください。

シリカ(ケイ素)を自分で化粧品に配合する時には、商品に書かれた説明をよく読んで適量を使うようにしましょう。

 

化粧品の成分としてのシリカ(ケイ素)と配合目的

次に、一般の化粧品に配合されているシリカ(ケイ素)の主な成分を紹介します。

お手元の化粧品にもシリカ(ケイ素)の成分が配合されているかどうか、照らし合わせながらご覧下さい。まずは、化粧品に使用される原料の説明から順に紹介します。

 

化粧品の原料としてのシリカ(ケイ素)

化粧品に使用される原料は、大別すると以下の4つになります。

 

・基剤の原料

化粧品の基を構成するための原料で、液状やクリームなどの形状を決めるものです。油性や水性基材、高分子基材などがあります。

シリカ(ケイ素)は高分子基材として、歯磨きなどの研磨剤に使われることもあります。

 

・薬剤の原料

穏やかな効き目が期待できる原料で、にきびや肌荒れ、フケ、育毛、腋臭などに効果があるものです。

シリカ(ケイ素)は制汗剤にも使用されており、水分を吸収する役割をします。

 

・品質保持の原料

化粧品の品質を保つための原料で、成分の酸化を防ぐ「酸化防止剤」や、金属イオンの働きを抑える「キレート剤」、商品に合ったph(水素イオン濃度)に調整する「ph調整剤」などがあります。

 

・色や香りなどの原料

口紅やアイシャドーなどのメイクアップ化粧品に使用される色剤(着色剤)には、自然の原料を使用した「天然色素」、化学的に作り出した「有機合成色素」などがあります。

「パール剤」といって、光を反射したり虹のような輝きを出したりする原料もあります。

また、香料には天然の原料と合成の原料があり、化粧品には独自の技術で両方を混合して使用します。

 

厚生労働省による化粧品の成分の表記

かつての化粧品は、当時の厚生省が指定した103種類の「表示指定成分」に記載されている成分のみを表記していました。

しかし、平成13年(2001年)に厚生労働省の指示により化粧品の成分をすべて表示するように改正されました。

化粧品の成分は、配合量が多い順に記載することが義務付けられています。

 

“成分名の記載順序は、製品における分量の多い順に記載する。ただし、1%以下の成分及び着色剤については互いに順不同に記載して差し支えない。”

引用:化粧品の成分名称に関する厚労省通知

 

化粧品に含まれる成分~シリカ

化粧品に記載されている「シリカ」とは、二酸化ケイ素のことです。ファンデーションや口紅、制汗剤、日焼け止めなど16,000点を超える商品に使われています。

シリカの目的は、濁った成分を吸収したり香りを長持ちさせたりする「吸着剤」、化粧品が固くなるのを防ぐ「抗ケーキング剤」、粉末原料の量を増やして使いやすくする「増量剤」などで使用されています。

 

化粧品に含まれる成分~含水シリカ

化粧品に記載されている「含水シリカ」とは、二酸化ケイ素が水の分子と結合している成分で、「含水ケイ酸」と同じものです。

ファンデーションやコンシーラー、アイシャドー、口紅など2,000点近くの商品に使用されています。

含水シリカも、吸着剤、抗ケーキング剤、増量剤などの目的で使用されています。

 

化粧品に含まれる成分~含水ケイ酸

化粧品に記載されている「含水ケイ酸」は、医薬部外品として扱われ、汚れを落とす「研磨剤」や化粧品の粘度を高める「増粘剤」として歯磨き粉に含まれています。

歯磨き粉の研磨剤は、「清掃剤」と表示されることもあります。研磨剤が含まれる歯磨き粉で歯を強く磨き過ぎると、まれに傷がつく場合があるので注意してください。

また、含水ケイ酸は、透明な水溶液などを不透明にしてクリーム状にする「不透明化剤」などの役割があるため、日焼け止め、化粧下地などにも使用されています。

 

化粧品に含まれる成分~無水ケイ酸

化粧品に記載されている「無水ケイ酸」も、医薬部外品に属します。汗を吸収し、化粧品のべたつきを抑えて使い心地を良くします。

光を乱反射する効果もあるため、ファンデーションや日焼け止め、制汗剤など500点近くの商品に使用されています。また、パール顔料として華やかさを増す役割もしています。

無水ケイ酸も研磨剤や増粘剤として歯磨き粉に含まれることもあります。

 

化粧品に含まれる成分~シリル化シリカ

化粧品に記載されている「シリル化シリカ」とは、水や脂にも馴染まないよう処理をされた無水ケイ酸を指します。

シリル化シリカは、吸油性が高いことを利用して、油の粘度を調整する役割をします。

また、化粧品の泡立ちを抑える「消泡剤」、抗ケーキング剤や増量剤、香りを保持する役目としても使われます。

主にファンデーションやアイシャドー、口紅やグロスなど900点を超える化粧品に配合されています。

 

化粧品に含まれる成分~ケイ酸Na

化粧品に記載されている「ケイ酸Na」とは「ケイ酸ナトリウム」のことで、工業の分野では「ケイ酸ソーダ」「水ガラス」とも呼ばれます。

ケイ酸Naは、ph調整剤や、キレート剤として配合されるケースもあり、主にシャンプーやリンス、洗顔フォームや石けんなど、50点近くの化粧品に配合されています。

 

化粧品に含まれる成分~ケイ酸Ca

化粧品に記載されている「ケイ酸Ca」とは「ケイ酸カルシウム」のことです。ケイ酸Caは、吸着剤や増量剤、不透明化剤などの役割があります。

化粧品の分野では、特殊な構造をしたケイ酸Caの持つ吸水性や吸油性に着目し、様々な研究が進められています。

ケイ酸Caは、ファンデーションや口紅、入浴剤など、70点ほどの商品に使用されています。

 

化粧品に含まれる成分~ケイ酸Mg

化粧品に記載されている「ケイ酸Mg」とは、「ケイ酸マグネシウム」のことです。

「タルク」と呼ばれるパウダーの原料の主成分ですが、ケイ酸Mg自体には毒性や危険性はありません。

ケイ酸Mgは、油分と水分の混ざり具合を均一にする「安定剤」、吸着剤、抗ケーキング剤、増量剤などとして使用されています。

主にアイシャドーや口紅などのメイクアップ化粧品をはじめとして、50点ほどの商品に配合されています。

 

化粧品に含まれる成分~ケイ酸(Al/Mg)

化粧品に記載されている「ケイ酸(Al/Mg)」は、「ケイ酸アルミニウムマグネシウム」と読みます。

ケイ酸(Al/Mg)は「サポナイト」と呼ばれる鉱物から作られ、水分を加えると膨張してゲル状になる性質があります。

増粘剤や吸着剤、抗ケーキング剤などとしてファンデーションやアイシャドー、クリームなどおよそ370点の化粧品に配合されていますが、一部の人にはアレルギー反応が出ることがあります。

 

美容効果を期待!シリカ(ケイ素)高配合の化粧品とは

ここまで、一般的な化粧品に配合されているシリカ(ケイ素)の役割についてお話してきました。

次に、美容の効果が期待できるシリカ(ケイ素)配合の化粧品について説明します。

 

注目の成分「シラノール」

「シラノール(silanol)」という名前を聞いたことがあるでしょうか。シラノールはシリカ(ケイ素)の仲間で、「ケイ素誘導体」として化粧品業界で注目されている成分です。

海外の有名ブランドの化粧品にはすでにシラノールが配合されており、使い心地などが高く評価されています。

シラノール配合の化粧品には、「ヒアルロン酸ジメチルシラノール」「メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)」などと表記されています。

国内の化粧品メーカーもシリカ(ケイ素)の研究に力を入れているため、今後の新商品に期待ができます。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧水(ローション)

シリカ(ケイ素)のブームを受け、高級ブランド以外でもシリカ(ケイ素)が配合された化粧水(ローション)が各種販売されています。

話題の水素を含有しているものやオールインワンタイプなど、種類や価格は様々に流通しています。

シリカ(ケイ素)配合の化粧水は、肌への浸透が良いという声が多く聞かれます。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧品~スプレータイプ

シリカ(ケイ素)が配合された化粧水は、スプレータイプが多く販売されています。お風呂上りに全身のケアができ、使いやすさや手軽さに人気があります。

髪にスプレーすれば、健康的で生き生きとした艶が期待できます。お化粧が終了した後に、顔にスプレーしている人もいます。

容量が小さいものは、携帯していつでも使用することができます。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧品~クリーム

シリカ(ケイ素)を配合したクリームも販売されており、シリカ(ケイ素)の注目度の高さが伺えます。

シリカ(ケイ素)のクリームは、顔だけでなく全身のケアにも使用している人が多いです。

国産だけでなく海外製の商品も各種流通していますが、トラブルを避けるためにも正規の代理店やドラッグストアで選ぶことをおすすめします。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧品~美容液

シリカ(ケイ素)が入った美容液も各種販売されており、ヒアルロン酸などの成分が一緒に配合された商品もあります。

美容液は成分が濃縮された化粧品なので、たっぷり使うのではなく最低限の量を丁寧に使用するのが正しい使用方法です。

基本的には、洗顔後に化粧水で肌を整えてから美容液を使用し、その後に乳液などを塗りますが、商品によっては順番が異なる場合があるので説明書きに沿って使ってください。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧品~パウダー

シリカ(ケイ素)のしなやかな仕上がりや肌を滑る感覚などを生かして、シリカ(ケイ素)が配合されたフェイスパウダーも販売されています。

シリカ(ケイ素)だけでなく、マイカなどの天然のミネラルを中心に配合したフェイスパウダーもあります。

また、手作り化粧品用のシリカ(ケイ素)パウダーも販売されているので、興味のある方は検索してみてください。

 

シリカ(ケイ素)配合の化粧品に期待できる効果とは

それでは、シリカ(ケイ素)が配合された化粧品にはどのような効果が期待できるのか見ていきます。

効果的なスキンケアをするためにも、まず私たちの肌の仕組みから簡単に説明します。

 

肌の仕組みをおさらい

肌の仕組みは、一番外側に「表皮」と呼ばれる部分、その下に「真皮」と呼ばれる部分があり、2つを合わせて「皮膚」と呼んでいます。

真皮には、肌を支える「コラーゲン」が網の目のように張り巡らされており、「エラスチン」という物質が所々でコラーゲンを束ねています。

その隙間を「ヒアルロン酸」が埋めており、この3つが肌の張りや弾力、潤いなどに関係しています。

 

シリカ(ケイ素)の化粧品はコラーゲンなどに働きかける

シリカ(ケイ素)は、真皮を構成するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の働きを強め、張りと弾力のある肌に導きます。

疲れやストレスが溜まって肌の状態が良くない時にも、シリカ(ケイ素)の作用で瑞々しい肌が復活するよう働きかけます。

シリカ(ケイ素)の入ったサプリメントやミネラルウォーターなどを摂取すれば、体内からも働きかけて更なる効果が期待できます。

 

シリカ(ケイ素)の化粧品は小ジワやたるみを改善

シリカ(ケイ素)の化粧品は、乾燥による小ジワやたるみ、毛穴の広がりなどを目立たなくしてくれます。

特にケイ酸Naが配合された化粧品は、表面的なトラブルを一時的に改善する効果があります。

海外では、妊娠線を消したりたるみを改善したりするシリカ(ケイ素)配合のクリームが販売されており、効果が高く評価されています。

 

シリカ(ケイ素)の化粧品は肌にしっくり馴染む

シリカ(ケイ素)が含まれる化粧品は浸透性が良く、肌をサラリと滑る使用感やしっとりとした使い心地があります。

また、あるシリカビーズの研究では、ファンデーションに応用するとべたつきを抑えて伸びが良く、艶が長持ちする効果が得られると考えられています。

シリカ(ケイ素)の化粧品は、肌への感触が良くしっくり馴染むと評判なので、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

シリカ(ケイ素)の化粧品は紫外線にも対応

国内の化粧品メーカーの研究で、シリカ(ケイ素)は紫外線をカットする効果があることもわかってきました。

紫外線に対するシリカ(ケイ素)の効果を利用し、現在は日焼け止めの商品を販売しています。

シリカ(ケイ素)を使用した技術はファンデーションへの応用も進められているため、今後のUV関連の商品開発が期待されます。

 

シリカ(ケイ素)を髪にスプレーすれば艶やかに

シリカ(ケイ素)配合の化粧水は、顔や体だけでなく髪にも使用できます。スプレータイプのものを使用すれば、簡単に艶やかな髪を仕上げられます。

最近では、プロの美容師がシリカ(ケイ素)の入ったシャンプーやスタイリング剤を使用するお店が増えています。

また、白髪や薄毛などの髪のトラブルには、地肌にシリカ(ケイ素)の化粧水をスプレーしてマッサージをすると効果が期待できます。

水溶性シリカ(ケイ素)を希釈したものは、手軽に使うことができます。次の項目では、手作り化粧品について説明します。

 

シリカ(ケイ素)のサプリを使って手作り化粧品

高価な化粧品は手が出ないという場合、シリカ(ケイ素)のサプリメントを使って手作りをすることができます。

最近では、様々な種類のシリカ(ケイ素)のサプリメントが販売されています。ここでは、シリカ(ケイ素)のサプリメントを使用した手作り化粧品についてご紹介します。

 

水溶性シリカ(ケイ素)のサプリメント

シリカ(ケイ素)が濃縮された「水溶性シリカ(ケイ素)」のサプリメントが人気で、各メーカーからたくさんの種類が市販されています。

水溶性のシリカ(ケイ素)は、飲み物や料理に手軽に加えられ、使いやすいと評判のサプリメントです。

水溶性のシリカ(ケイ素)を使用すれば、毎日使用する化粧品を手軽に手作りし、効果を期待することができます。

 

シリカ(ケイ素)入り化粧品の作り方

一番簡単なのは、普段使用している化粧品に水溶性シリカ(ケイ素)を1~2滴加えて使用する方法です。化粧品を使う分だけ手の平に出し、その都度シリカ(ケイ素)を加えます。

化粧水や乳液、クリーム、美容液、ヘアケア製品などに使えます。

ただし、ご説明したように効果を期待して大量にシリカ(ケイ素)を加えてしまうと、思わぬトラブルが起きることがあります。

水溶性シリカ(ケイ素)を使用する際には説明書をよく読み、適量を加えるようにしてください。

また、自然派や無添加の化粧品を自分で配合する場合も、水溶性シリカ(ケイ素)を使用できます。

肌が弱い人は、アレルギー反応が出るかどうかパッチテストを行ってから使用することをおすすめします。

また、手作り化粧品は長期の保存が利かないので、数日で使い切るようにしてください。

 

シリカ(ケイ素)入り化粧品でスキンケア

美しい肌を保つためのスキンケアは、毎日の洗顔がポイントと言えます。

お化粧はクレンジングを使用して落としますが、肌に負担がかかるので強くこすらないようにしましょう。メイクを落としたら、洗顔料を泡立てて優しく洗います。

最後のすすぎも丁寧に行ってください。ゴシゴシこすったり、熱い湯で洗ったりすると肌の負担になります。

洗顔後は、シリカ(ケイ素)が配合された化粧品を使います。プロが行うように、洗顔後に蒸しタオルを当てて毛穴を開かせてからケアするとより効果があります。

まずは化粧水を肌にたっぷり浸透させます。美容液は、一般的に化粧水の後に使用しますが、商品によって順番が異なるので説明に従うようにしてください。

乳液やクリームも丁寧に塗れば、潤いのある肌が保てます。基本的に、毎日の洗顔と保湿のお手入れができればスキンケアとして充分と考えられます。

 

シリカ(ケイ素)のサプリメントに副作用は

水溶性のシリカ(ケイ素)以外にも錠剤やゼリータイプなど、様々な形状のサプリメントが販売されています。

シリカ(ケイ素)自体には副作用と呼ばれるものはありませんが、大量に使用すると利尿作用が出ることがあります。

また、シリカ(ケイ素)のサプリメントの中には体に合わない成分が配合されていることもあるので、商品によってはアレルギー症状が出る場合もあります。

 

手作り化粧品の保存にはシリカゲル

お菓子などの保存に使用されているシリカゲル(silica gel)は、シリカ(ケイ素)の吸着力を利用した製品です。

二酸化ケイ素の微粒子は、多孔質で水分を良く吸収する性質を持つため、乾燥剤として使用されています。

手作りの化粧品はシリカゲルで保存をし、数日で使い切ることをおすすめします。化粧品の保存を目的としたシリカゲルも販売されています。

 

シリカ(ケイ素)と化粧品についてのまとめ

今回は、シリカ(ケイ素)と化粧品についてご紹介いたしました。シリカ(ケイ素)は化粧品の分野でも欠かせない存在で、様々な役割をしていることがわかりました。

化粧品に含まれるシリカ(ケイ素)の安全性についても、現段階では問題ないと考えられます。

また、シリカ(ケイ素)高配合の化粧品は各メーカーで続々と研究されているので、今後は女性に嬉しい効果が益々期待できます。

シリカ(ケイ素)が配合された化粧品の効果を最大限に利用し、輝きのある美しい女性を目指しませんか?

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水に関する書籍を複数発刊している大学教授です。

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